二次創作小説(新・総合)

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.52 )
日時: 2019/10/22 20:36
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

予定より遅れて更新...

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・1

<前説・実況席から>

ガチャ

こういう状況ですが、実況と牢獄への差し入れなどは受け付けております...

No@h「ワンダークロックの件はシェイド達から聞いてますけど、何かしらお手伝い可能ならやりますよ。」

今回は甘味の作者、No@hからの宇治抹茶パフェの差し入れ。

リオナ「...パフェは人数分用意してます。ええ、もちろん一海さんの分も込み。」
チカ「うちの作者お手製だからね?」

しかしながら...手伝いの件はそうですねえ...リオナとチカには帰って貰うことを推奨します。

ルナ狐「手伝いで可能ならNo@hさんだけだ。アラディアに関する案件は0%で確定、こちらの異端者案件の可能性の方がほぼ確定までいっている。」
ユマ「普段は情報統制をお願いします...異端者案件で今回の件が確定したら...緊急時は動けるようにして貰えますか?あと他にも...黒猫さんのサイドの白猫さんがこのゲーム開始前に未遂とはいえイタズラをしたので今回こういう対応です...(黒笑)」
リオナ&チカ((((;゚Д゚)))))))
No@h「わ、分かった、分かったわ!その黒い笑みをやめて下さいッ!!」

なお、白猫さんについてはこことは違うユマ以外が干渉出来ない領域に閉じ込めています。というわけで改めて3人の作者の大体のうちわけはこうだ。

ユマ>メイン司令。基本的に作戦指揮を執る。ミッションと通達の配信も他スタッフと共に行う。

ルナ狐>潜入班との通信担当。男子作者2人と真司との連絡を共有する。後述のNo@hさんの件で負荷は軽くなったとお思い下さい。

No@h>ルナ狐さんに任せる予定だった情報統制を依頼。ワンダークロックの件をユマの契約者以外の逃走者へギリギリまで隠蔽と契約者達からの細かい連絡も担当。

No@h「今回参加してる正規の契約者のリストは...ゆかり、竜司君、ノッブか。コレに加えて真司と...いろんな意味で期待は不可能なさくら姉さんね...」

実はNo@hサイドにも件のデッドコピーの時計が1つ横流しされていたので不安しかなさそうな顔だな...なお彼女の裏側は伊那谷さんの前...ラスト近くになる。

ルナ狐「少し聞くが。こういうややこしい案件、チートキャラなアンタは動かないのか?」
ユマ「...冗談でも無茶な事を言わないで下さい。あの船に乗船するだけで多数の規律違反になって100%私が異端者認定されます。」

権利者と言うても...実は数え切れないくらい多数の厳しい規律を守らないと本人の知らないうちに異端者認定されてしまう。契約者の真司に依頼かけたのもそのせいです。仮に動くなら...

ユマ「異端者側からリクエストされるか世界が破滅する寸前の状態か、作者絡みの生命危険級の緊急事態とか、ep2みたいな魔月でぶっ壊れにならないとユマは動けません。...マジですぜ。」

万能チート故に受けてる強烈なデメリットみたいなモノなのである。飲食は余裕で認可、会話と制限付きの情報収集と情報共有ならギリギリ認可されてるので大丈夫ですけどね...

次から本題、かずみん確保の反応を

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.53 )
日時: 2019/10/22 20:38
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・2

最初の1人確保と...!

PPPPP...

確保の情報は即座にメールで伝えられる...もちろん...

祐介「"確保情報..."」

月詠「"猿渡一海、確保..."え、かずみん!?」

エリザベート「残り32人...え、嘘でしょ!」

鬼藤「まだゲーム始まってすぐなのに!?」

永夢「...猿渡さんが...!」

万丈「何やってんだかずみん...」

戦兎「いきなりライダーから確保って何なの...超最悪」

ただし。

幻徳(`・ω・´)じゃがいもに勝ったぞ
<ドヤ顔してる

仮面ライダーローグにとっては朗報だったらしいです。

幻徳(`・ω・´)WINNER、俺
<ダルシムな勝利ダンス

えー、げんとくん。調子に乗って捕まらない様にな。

129:21 中1階、西側の客室群

そんなこんなで勝利の美酒に酔いながら即座に冷静になった仮面ライダーローグの疑問。

幻徳(・ω・)目玉、質問がある
シェイド(^ω^#)つ"何?後ロリコンとか目玉って呼ぶな"

幻徳に限らず、逃走者達全員には撮影スタッフを担当するバックベアード型の浮遊してる生物、シェイドが付いて来るのと...

同刻 2階、エステルーム前

土方「そう言えばだが...この支給された黒い箱は何だ?」
シェイド(>人<;)つ"詳しくは待ってね"

今回のゲームは他にも謎の小さな黒い箱が逃走者全員に支給されていた。

同刻 2階船外、西プロムナードデッキ

で。現在のところハム子が大ピンチだった。近くにハンターが。

湊「ハンター怖いからーーーッ!」

ハンターB「...」
<湊の隠れてる場所の間近に...!

なお、コイツは一海が捕まったハンターだったりします...忘れてはいけない。

ハンターA「...」
ハンターC「...」

エリア内では3体のハンターが巡回しており、逃走者を見つけ次第陸上選手のスピードとスタミナで見失うまで追いかけ続けるのです...

128:29 1階、ショッピングモール内部

及び前々からずっと水翼の作者と炎獄の作者の妹はとある話題を気にしていた。

Ga.「エヴォルさんもそうだったか...客室群はともかく、ここやバーやプールやスパにもお客が見当たらないって。」
エヴォル「...何処よ。何処にアタシら以外のお客が...?」

そう。昼間の時間帯なのにショッピングモールにもバーやプールやスパにもお客が見当たらない。

乗客は何処にいる?

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.54 )
日時: 2019/10/22 20:40
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・3

最初の通達

128:08 実況席

牢屋のかずみんの疑問に思ってた話題の件、もうそろそろみんなに伝えておきますか。

ユマ「さて、コレは今後重要になってくる話題です。」

なお、この時点で実況席の全員には詳しく話しています。

美鶴「コレが全員の"アレ"のリストか。」
ジョーカー「及びもう1つのこのリストは...?」
マシュ「では...これより通達を全員に配信します。」

マシュが端末を操作してとある通達を配信。

No@h「まあ、確保されたかずみんの気にしてた話題の詳しいアンサーになるけどさ」
ルナ狐「コレを今回は全員冷静に考えて行動するように、って事だ」

さて、その内容とは。

PPPPP...

メールだ。確保情報だけでなく、支給された携帯電話にはあらゆる情報が配信される。

蓮「...通達か。」

豆狸「"通達1"...」

巧「"君達に事前に配布したケースにはお宝がある。"...すぐに伝えてねえ時点でただの代物じゃないの丸分かりだろうが。」

沖田「"開け方は親指を認証して開閉ができる圧縮ケース方式だ。"開け方と閉め方が分かりやすいから助かりますね、こういうの。」

カルナ「"また、配布した携帯にはお宝に関するデータをまとめたオークションリストを確認出来るアプリが内蔵されている。コレらをどのように扱うかは君達次第だ"...了承した」

で、一部の逃走者達はケースの中身を確認した。

通達1
お宝とオークションリストアプリ
逃走者全員にはオークションリストの確認アプリとそれぞれに用途不明な謎のお宝1個が支給されている。どう使うかは逃走者次第だ。

なお、お宝は腰にある圧縮機能つきのサイドボックスの中に封入されており、指紋認証で開閉ができる。

128:00頃、実況席

その最中をモニターで閲覧している実況。

*モニターの映像からの音声です

真「...にぎゃああああ!...え、コレって希少な鳥の首の剥製なの!?」
万丈「は?こんなにちっせえのにガチで何億も...閉じ方はどーすんだ?」
信長「ほうほう。ワシのコレもとんでもないお宝じゃったか。なら早うケースにしまっとくのが善であるな」
真田「...美鶴を含めてスタッフがすぐにコレを明かさない時点で後から嫌な予感しかしないな。最悪の場合岳羽にも...」
黒猫「僕はこの原石か...取りあえずケースに戻しておきましょう。壊したら後が怖いので」
月詠「な、何故こんなにでっかい絵が私のケースの中に...」
ネロ「運営がこの事をすぐに余達へ伝えなかった事が気がかりだな...」
スバル「...私のお宝はコレね...?え。これだけで何千万もする奴かよっ!?」

まだ一部はケースを開けてないので全員チェック完了とまではいかないが...実はこの通達に関する話題はボウケンジャー側にも確認とって了解を得ていた。

ユマ「時計の事も含めてさくらに確認とって助かったよ。あちら側も"この時期"の事は予習済みで2人程"持ってたか"。」
ルナ狐「この後ですね、伊那谷さん達の活躍」

次、ドラマパートです

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.55 )
日時: 2019/10/22 20:44
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・4

ドラマパート1

豪華客船、"st.ドートゥリシュ号"。普段の昼間はショッピングモールやあらゆる娯楽施設では賑わいを見せるのだが、とある数日間の時期は何処も静か。

2日目昼、4階、A大会場

カコーン!

それもその筈。

競売人:アイク(ファイヤーエムブレムシリーズ)

今の時期はとある有名なオークショニアが主催している秘密のお宝オークションが4階の大広間の1つで開催されていたのだ。観客席も競売の様子を見に来たギャラリーも人でいっぱい。

競売人(アイク)「610番、瑠璃色の宝石眼を1千万で落札ーーーッ!」

610番=右目に眼帯をした黒いゴスロリドレスの女性の買い手が商品=瑠璃色の眼球と同じサイズの宝石製の小さな球体を回収している。ちなみに今日は2日目、希少な宝石や鉱物を売買する日なのだ。

眼帯の女:ルフレ(ファイヤーエムブレムシリーズ)

眼帯の女(ルフレ)「...」
<宝石を見て恍惚の笑みを浮かべている

競売人(アイク)「さあ、ドンドンいきますよぉ〜!次も垂涎モノ、滅多に市場へ出回る事のない幻の水晶、妖(あやかし)水晶!」

絵の具をぐちゃぐちゃに混ぜたような多数の色で生きているかの様に不気味に輝く水晶の原石にどよめくギャラリーと観客席の中...

観客席とギャラリー
「え、先の瑠璃色の宝石眼以上の...!」
「いい意味でヤベエだろ。」
「1日目の大目玉は事前に明かされてた雨露の布と最後から1つ前の風姫の巫女装束だし...」
「明日の3日目...ユニーク品もどうなるかわからんな。」
「あら?わたくしは5日目の楽器と...」
「今年は4日目の魔導関連、6日目の絵画...」
「はい、魔宝石については4日目の魔導具関連ではありますが...希少鉱石扱いのモノもあるので全て2日目でしか扱っていないのです、くれぐれもご了承の上4日目はご参加下さい。」
競売人(アイク)「はいはいご静粛に。コレの最低額は100万からです!100万円からお願いしまーす!」

オークショニアの若い男と秘書らしい女性が会場の隅から見つめていた。

ケイオス(アルジュナ)「セピアさん。オークションは」
セピア(伊那谷ユウナ、以下"伊那谷")「今の所つつがなく進んでおります。1日目の衣服関連とほぼ同じですわ。本当なのでしょうか...?」

ミスター・ケイオス:アルジュナ(Fate/GrandOrderシリーズ)

ミス・セピア:伊那谷ユウナ(募集参加者)

オークショニアの男はミスター・ケイオス、秘書の女性はミス・セピア。

観客席
「く、580万!」
「600万円」
「...610万だ!」

実は今回のオークションにはとんでもないモノが数日前に届いていた。

セピア(伊那谷)「"海の上に浮かびし屋敷より、時を惑わす時計をもらっちゃいます...怪盗パステルより♪"何故世間を騒がせる怪盗が最終日の一番の目玉商品に...?」

怪盗パステル。その怪盗が盗みに入った人物は瞬く間に破滅する、警察でも捕まえられないという。この男、ケイオスも例外なく盗みに入られる相応の理由もあった。

ケイオス(アルジュナ)「怪盗...私のオークションの邪魔をするなら...」

だって、怪盗パステルが盗みに入るのは全て悪党限定だから...なのだ。

競売人(アイク)「755万...すいません、もう誰もいませんね、いません...。」

スッ

競売人(アイク)「え」
白い礼服の女(ブリュンヒルデ)「...」
<手を挙げて競売人を鋭く見つめている
メイドA(スルーズ)「220番の代理人です。760万!」

余談。先の妖水晶に関しては興味を持っていた輩がいた。後ろにメイド3人が控えていた白い礼服の女性のモノだった。

白い礼服の女:ブリュンヒルデ(Fate/Prototypeシリーズ)
メイドA:スルーズ(Fate/GrandOrderシリーズ)
メイドB:ヒルド(Fate/GrandOrderシリーズ)
メイドC:オルトリンデ(Fate/GrandOrderシリーズ)

この発言でざわつく観客席と様子を見ているギャラリーは...

観客席とギャラリー
「え、あの美人...!」
「美人なお女中3人を連れている事からフランム伯爵夫人だな」
「旦那のフランム伯爵と共に"この時期"の常連だが...」
「今回は夫人とメイド達だけか...」
「もう755万円で充分だと思うけどよお...更に5万追加でって...」
「あの不気味な宝石、どうしても欲しいのか?」

競売人(アイク)「もう誰もいませんね、いいですねー!」

カコーン!

競売人(アイク)「220番!妖水晶を760万円で落札ーーーッ!!」

熱を帯びているオークションだが

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.56 )
日時: 2019/10/22 20:47
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・5

再度、別の人サイド。戦隊ファンにはお待たせしました

<間奏2・水面下の冒険者達>

3日目朝、A209号室内部

さくらサイド>

さくら「ーーーッ...私が話せる範囲はここまでです。これ以上はユマからの検閲で最初から喋る事が出来なくされています。」
明石「語れる範囲内とはいえ...ここまで全員に話してくれれば充分だ。ピンクはそのまま部屋に戻って6日目の絵画競売当日に関するプランの準備に。及び彼女に限らず時計の件は念頭に。」

あの際、私はワンダークロックについて彼女側から聞かされていた。我々があの時計に興味を持つのは勝手だが後の責任は負わないという事か...!

さくら「(別に構わない...こちらも任務を遂行する為に来ていますから。)」

そうだ。実際に時計とは完全に別任務で乗船している。チーフからは騒ぎを避ける為に逃走中の参加者達とはトラブルを起こさぬ様にとも。

蒼太「えーと、この船に乗船してる参加者達のリストと...念のためスタッフやドラマの出演してる人達も...うん、OK。スタッフとかも検閲はかかってないか。」

蒼太君の見解...場合によってはスタッフとドラマの出演者に機密がかかってる事も考えていたが...今回は無い。"無い"のだが...

PPPPP...

そんな中で会場へ視察に行った菜月と真墨からの連絡が。やはりセキュリティは最新式のせいで厳重、手荷物パスさえも厳しいらしい。

明石「俺だな...何だ?...魔術セキュリティと手荷物検査の厳しさで代表で1人しか会場へもギャラリーへも入場出来ない、盗聴と撮影も禁止か。わかった。アクセルラーと手荷物を預けた上でブラックのみ会場の内部へ。イエローはブラックの荷物を預かって入口が見える場所で待機だ。」

やはり6日目当日になるまでがタイムリミットか。まだ彼本人からの3日目のオークション会場の供述を聞くまで不確定だが正面からは100%回収が難しいルートを辿る事になるのか...

ガチャ

映士「...戻ったぜ。後...」

戻って来たのは...高丘さん?目の前の相手は複雑な顔を。

映士「俺サマ達、今回注意すんのは逃走者だけじゃねえ。名前があまり思い出せねーが男子作者が2人、この船に乗ってる。更に...」
蒼太「え」
さくら「(やはりかーーー!!)」
明石「シルバー、作者2人がどうした?」

男子作者2人が乗船してる、まだそれは良かった。だが次の発言で我々は固まった。

映士「...あの2人の客室、俺サマ達の近く。嗚呼もちろんプレシャスの件隠してるし様子から疑われてはなさそうだから問題ねーけどな。それと本人らに客室番号は確認済みで...記憶が正しければA214だ。」

コレで私と蒼太君は頭を抱えた。A214なら更に...私と菜月の客室=A206が最も近い筈。油断出来ないという訳か。ただ

明石「なかなか面白い事態になってきたな。ユマ達の狙っているモノも気になる...分かった。疑われてないなら可能な限りシルバーはその2人の作者から情報を集めてくれ。後で...そうだな。イエローにも伝えておくが場合によっては俺達の探している"アレ"の事も話して構わない。(`・ω・´)」
蒼太&さくら「!?」

チーフの事なのだろう。好奇心もあるが...というか待って下さいッ。秘密裏にプレシャスを回収する予定だったのにその情報伝えるんですかぁああああ!?

チーフさん、場を掻き回す!?

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.57 )
日時: 2019/10/22 20:51
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・6

男子作者、登場

<間奏3・男子作者2人、困惑す>

3日目正午前、1階、

ジェネサイド>

genesic(以下、"ジェネ")「...」
トクマ「どうします、ジェネさん」

まずかった。俺もトクマさんもガチで今回の件を舐めてかかってた。ボウケンシルバーと鉢合わせしたし...もしもの時とはいえ部屋の番号も教えてしまった。

トクマ「すいません、ルナ狐さん。場の雰囲気から俺とジェネさんの部屋の番号教えてしまいました。」
ルナ狐「ユマさんから伝言。部屋番号の件は怒ってないらしい。が...さくら以外のメンバーへの教え過ぎには気をつけろ、との事だ。特に真司の事と時計の事はこれ以上話すならアウトだと思う。」

そして一度ルナ狐さんとの通信を切る俺達。更に先程俺らと出会った本人が再度エンカウントして来た。

ジェネ「映士...!」
映士「すまん。うちのリーダーの気が変わってな。教えられる範囲内でなら答えるぞ。」

そういや明石については気まぐれな所あるから今の状況を面白がって...気が変わったから教えてやる、ってなるよな。

トクマサイド>

で、映ちゃんが俺とジェネさんに教えてくれるという話とは...?

映士「まず、俺サマが持ってるこの写真の絵だ。噂でもいい。何か知ってるか?」

探している絵の画像データらしい写真を手渡す映ちゃん。多少荒いが...普通のピンク色のドレスを着た美しい金髪青眼の姫君らしい女性の絵画。

ジェネ「...一見すると普通の女性の絵画だが?」
トクマ「...プレシャスか、それに関する何かだったらタダの絵画じゃねー、って事でいい?」
映士「嗚呼、簡単に言えばこの絵は"そういうモノ"と考えろ。後は...」

最後にボウケンシルバーが答えたのはこの絵の危険性に関する警告。

映士「"仮に実物見つけた際はこの絵と目線を合わせるな"...俺サマ達もコレと似た絵を1回回収してて...あの時マジで大変だったんだぜ?」

え?目線合わせたらまずい事になる絵画??何処までユマサイドにはまずい代物がてんこ盛りなの!

ジェネサイド>

映士「詳しくはノーコメント。これでも俺サマはお前らに譲歩してんだ。」
ジェネ「...分かった。情報提供に感謝する。及びこちらも...」
トクマ「じ、ジェネ、さん?いいんすか?」

危険な絵画に関与するならこれ以上は覚悟しとけよ、って事か?ノーコメントの時点でもう話せない事を理解した俺と納得いかなさそうなトクマさん。

ジェネ「これだけは言っておく。あの時計は起動するとヤバい時計だ。今日、3日目に出なかったら最終日の大本命商品として開催側が内密にしてる可能性がある。」

"そうか"と頷きそのまま映士が立ち去ると...つか彼の譲歩出来るギリギリラインは"時計の出品は今日でないなら最終日"だけ...

ジェネ「俺らの...目的。」
トクマ「あ、嗚呼そうですよ、分かってる。ワンダークロックの事でしょ。多分出品は低確率で今日の3日目か...99%、ほぼ確実なのは最終日、7日目の大本命の可能性が高いって奴。」

と、ここでルナ狐さんからの連絡。

ルナ狐「あー、運営からの伝言だけど。これから少し後にミッション1を配信する。手筈通りに知らんふりを決めてくれ、との事だ。詳しくは...」

動画を流す通信の相手。この船の近海の映像データには...

トクマ「ハンターの乗った、ホバー...!」
ジェネ「定番のアレか」
ルナ狐「それと真司が今日の正午までの3日目オークション終わった後、お前らにどうしても会っときたい、って。お昼時近いけど...良いか。」

ミッション1のフラグ...

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.58 )
日時: 2019/10/22 20:56
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・7

ドラマパート2

3日目正午、4階、A会場前。

ガチャン!
<会場の出入り口、開く。

それは3日目のその他とユニーク品のオークションが終了した後だった。

ざわざわ、ざわざわ...

1日目、2日目以上に沢山のお客が会場から出て行く。その中には...スーツ姿のこの場に似合わない雰囲気の男が2人。

ルージュ警部:鳴上悠(ペルソナ4)

ブラン警部補:カムイ(ファイヤーエムブレムシリーズ)

ルージュ警部と彼の部下、ブラン警部補。この2人は怪盗パステルを宿敵として追いかけている正義感の強い刑事達。しかし捕まえようとしても毎度毎度の事で逃げられるのだが...

ブラン(カムイ)「怪盗、今回の挑戦状の件はやけに静か過ぎますよね。...これでオークションは3日目で」
ルージュ(鳴上)「嗚呼そうさ、そうだよ。3日目だから問題なんだ。時計の事だしユニークな品物やその他の価値ありモノと同じで3日目に出品されると思ってたんだ、俺は!結果どうだ?」

そう。カタログにも、実際出品され落札されたモノにも全部時計のとの字もなかった。

ブラン(カムイ)「うーむ、そうですねえ。怪盗の挑戦状に関して時計と考えるより時計を連想するモノと僕は...?」

だが。部下が一瞬目を離した瞬間にルージュ警部の姿が見えなくなっていた。"またか。"とブランはぼやく。ルージュ警部は何か怪しいモノを感じると即座に反応、行動する悪癖があるからだ。

ブラン(カムイ)「...まあ、いいか」

そして一方のルージュはなんと...偶然近くを通りがかったケイオスに直談判だと!?

セピア(伊那谷)「ちょっと!貴方何ですの!?こちらの方は...」
ルージュ(鳴上)「失敬。多元警察本部より派遣された警部、ルージュという者です。怪盗パステルの挑戦状について話したい事があります!」

怪盗の挑戦状に関して色々詳しい、にケイオスが反応。セピアはまだ訝しむが...

ケイオス(アルジュナ)「セピアさん。私が呼ぶまで席を外しなさい。多分すぐに捕らえたりする訳ではなさそうだ。怪盗の事を...」
ルージュ(鳴上)「...」
セピア(伊那谷)「...」

そしてセピアは眼鏡を直すと一時的にその場から離れる。

ケイオス(アルジュナ)「(本来なら警察側が何か私のお眼鏡に叶うモノを渡すなら件の時計を見せる所ですが...)では聞きましょう。怪盗パステルの挑戦状の件を。一応こちらでその原本は保管しています。」

ケイオスの見せた挑戦状を眺めているルージュ。

ルージュ(鳴上)「...毎回届く挑戦状なのは確かだ。共通して遠回しにターゲットを述べています。レタリングと細かな部分も同じ...」
ケイオス(アルジュナ)「それと...今回乗船した乗客は全員正式な手続きでイレギュラーな所は特にありませんよ?それと...貴方の部下も存じ上げていると思いますが...会場の雰囲気はどうでした?」

ルージュは質問に回答。

ルージュ(鳴上)「...セキュリティは厳しい。魔導関連も、手荷物検査を潜るにも厳重過ぎます。ですがっ...」

ほら。とケイオスは笑い、秘書のセピアを呼び寄せる。

ケイオス(アルジュナ)「時計については安全です。実際会場に部下の若い子と一緒に入って...その身でセキュリティの厳しさを理解してるでしょう?...ワンダークロックは今回のオークションの大本命で最終日に皆様にお披露目します。ご興味あるなら最終日、ブラン警部補と一緒に是非今回のA会場の向かいのB会場へ"お客様として"見に来て下さいねえ...(黒笑)」
セピア(伊那谷)「...ほら、話は終わりよ。お邪魔な蟲はお外に出なさい!ケイオス様は忙しいの。しっしっ。」

かける言葉が見つからないルージュはその場から立ち去るしかなかった。そして会場の出入り口。慣れた事とはいえ心配なのか部下のブランが待っていた。

ブラン(カムイ)「...やけに早かったですね」
ルージュ(鳴上)「...」

ルージュはブランの顔を見てうつむき、考え始める。

ルージュ(鳴上)「...なあ、ミスター・ケイオスは何故俺とお前が会場のセキュリティを潜ったのをピンポイントで知ってたんだ?つか何故俺はともかくお前の事を最初から知っていた...」
ブラン(カムイ)「...え?警察で怪盗パステルに詳しい専門家だからでしょう?」

部下の発言に違う、とルージュ。

ルージュ(鳴上)「...なんとなく臭うんだ。怪盗に詳しい専門家だからじゃねえ。何か別の意味や理由で知ったとしか思えない...とにかく!最終日に再度客として乗り込むぞ!!準備しておけ。」

驚きながらも"はい"、と頷くブラン。後程その直感が最悪の形で的中するのを彼らはまだ知らない。一方では...

4階、VIPルーム、倉庫内部

ケイオス(アルジュナ)「...」

先程のオークショニアの男はとあるモノの目の前に立ち、パーツの一部に触れて愉悦に浸る。

ケイオス(アルジュナ)「出品者の証言は真偽に疑問が残りますが...時計の事が本当ならば、どうなるのでしょうね。ただ...」

それは所々に黄金細工が施された美しい木製アンティークの古時計。内部の時計部分に至っては全て豪華な金細工。しかし...

ケイオス(アルジュナ)「出品した方はまだ不完全、起動出来ないといっていました。」

その時計部分には4つ、何かをはめる部分があり、全て空っぽだった事。ケイオスは誰かの受け売りでワンダークロックに関してこの船の誰よりも知っている事。そして...

仮面の男:荒垣真次郎(ペルソナ3)

仮面の男(荒垣)「...」

黒いコートと顔の上半分を覆う黒い仮面の男が後ろからいつの間にか現れ、それを無関心な様子で見てから...

フッ...
<仮面の男、姿を消す

そのまま姿を消した事。

ケイオス(アルジュナ)「...!...あの人の言い分は信じて良さそうですね。」

男が姿を消す前に相手の姿を一瞬見たケイオスだが...何か思い当たる事があるのか動じてない。仮面の男の事も知っているのだろうか...?

ブロロロロ...

それと同じ頃、何かが近づく音が船の近海から響く。その正体とは...

ハンターD「...」
ハンターE「...」
ハンターF「...」

なんと、ハンターを3体乗せた大型のホバークラフト!

そして...

Re: 自作逃走中ep3 豪華客船と怪盗と四季時計狂想曲 ( No.59 )
日時: 2019/10/22 22:59
名前: YUMA (ID: 8V6Va8n/)

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・8

実況席に戻ったが...

そして全貌を眺めていた実況席...実はリアルでランチタイムでの話になる。

ユマ「そうか。もうジェネさんとトクマさんとのコンタクトは完了したか。...それよりも3人共何お昼に食べてんの?...嗚呼失礼。それじゃあ後で特上ハイラルバスのフィッシュ&チップスと茹でたエルフ豆のパックに、何か適当なサラダのパックに...うん、お惣菜とジャンクフードと引き換えになるけどNo@hさんのお手製ロールケーキのホール用意するから。後は2人の通信用シェイドに渡しといて。ここまで転送してくれるから。」
<唐揚げ弁当のパックが
No@h「もぐもぐ...言ってたロールケーキの手配は昼ごはん食べてからすぐにやりますけど...」
<マーボービスナの中華弁当が
ルナ狐「真司達、何て言っていた」
<串焼き肉キノコ添えのトレーとかじったコンビニのおにぎりが&口元にお米が少し

ユマ達はこの映像の前に仮面ライダー龍騎と作者2人の連絡を受けていた。

ユマ「...実はまだ噂なんですけどあの時計が不完全品なのが判明しました。大事なパーツが紛失した為に起動出来ない状態になっているらしいとの事です。」

まだ可能性の話なのであまり安心は出来ない...なので

ユマ「一度、この形で逃走者達に頼んで確認を取りましょう。誰かがあの倉庫の時計の近くまで行けば何か分かるかもしれません。もちろん伊那谷さんとアルジュナにも連絡とって了解もらってます。」

実はドラマのキーパーソンの本人2人もあそこには介入したくても出来ないらしい。ユマは端末を操作してミッションを配信。すると...

バシュン!

あの倉庫内部、時計の隣に謎の装置が配置され、

バシュン!×4

他にも何かが1つずつ、とある4人の乗客に送られる。

マシュ「先輩、あの4つは何を」
ジョーカー「一応...カンペもセットで送っておいたが」
ユマ「あの4つは実害無しのガラスの模倣品ですよ。心配無しです。」
美鶴「...後はコレで相手側はどう動くか、だ。」
ルナ狐「待て。あの2人の脇役と男子作者2人に渡したのはいいが...」
No@h「チーフさんに何か1つ送ってましたよ...?」

困惑してる傍観、甘味の作者はおいといて...

126:30

PPPPP...

また一同へのメールだ。

茶々「うるさいしー!って待って」

順平「お宝の次、何なんだ今度は...え?」

剣崎「"ミッション1"...ついにか」

鬼藤「..."現在、ハンターが3体乗船したホバーがこの船に向かっている。"...ハンター放出系ね」

ネロ「"対処するにはハート、ダイヤ、スペード、クラブの4つの宝玉を探して"」

土方「"全てを1Fの商品倉庫にある"」

クマ「"ワンダークロックにはめないといけない。"...簡単に言ってくれるクマ(-.-;)」

ミッション1
ハンターホバーを止めるのだよ!

現在、ハンターが3体乗船したホバーがこの船に向かっている。対処するにはハート、ダイヤ、スペード、クラブの4つの宝玉を探して全て1Fの商品倉庫にあるワンダークロックにはめないといけない。

なお、宝玉はココで視聴者側にネタバレすると乗客の誰かが1つずつ所持しているが...簡単にいかないと思います。詳しくは...

・ハートの宝玉を眺めている怪しいシスター服のベヨネッタ

・ダイヤの宝玉を持って悩んでる派手な服装のアシュヴァッターマン。

・足元に落ちたクラブの宝玉を拾っている作業員服の明石。一緒についてたメモを読んでいる。

・スペードの宝玉に関してルナ狐とNo@hから説明を受けているジェネとトクマ。お互い顔を見合わせて了解したみたいだ。

以上。これだけでご勘弁下さい。

次回予告
4.ミッション1・宝玉はどこにある?
<宝玉探しオンリーになる予定です

以下おまけ

3.ドラマパート1・黒いケースの眠れるお宝・9

おまけとレポート

ーで。寒くなってきましたねー。

ユマ「ようやく秋になって...もっと寒くなるんだよなあ」

ーここからボウケンジャー側も介入してきます。6人の目的も少しだけ明らかになりますが全貌はまだまだ先での公表。

ユマ「例外なく危険物の絵画...つか"怪画"と呼んだ方が正しいと思います」

ーあの6人も以前その危険な"怪画"と関わった経歴があり、今回すごい慎重になっています...

ユマ「そしてゼロワンですが。ジンがヒューマギアってだけでなく、ライダー化。ただし迅雷側に完全アクセスされた影響なのか後々接続をなんらかの形で切られて正気に戻りそうなフラグ」

ー及び或人もファルコンキーを奪われ飛行手段を失った。刃さんのホーネットキーの件でバルキリー限定だが飛行手段はあるけれども。

ユマ「そしていよいよ近日中に迅雷側のアジト所在判明、ホロビのライダーへの変身、大幅に話が動くのね。そして」

ー...ホロビとジンがヒューマギアで元から人間ではなかった、どういう経緯で作られているのか気になるのと...不破さんがぁあああッ!?

ユマ「暗殺ちゃん敵だけどなんかジワっとくるよな。見た目大人で中身は子供そのものだが設定もボディ壊されても中身のバックアップをどうにかしない限り学習し続けてパワーアップするマギアって。」

ーレッツ、あんさーつ。ってか?及びリュウソウジャーについてはここでは書けない話題なので怖い。ガイソーグの現在の寄生先の正体と秘密が。及びコウ君すぐに動けないレベルの大ケガ。理由...アンタの本音、ユマもいくらか同意見なので分からない訳じゃ無いけど。ガイソーグの割合より本人の心持ちの問題を取り上げるべきかと。

ユマ「あの大戦の件は全員軽傷だけど...今回の件は本人が色々こじらせた上に寄生が深刻なので重症、ギリギリまでコウは助けようとするルートとは思うが。」

ーつかピーたんの封印解くためとはいえ今までの反省を応用して燃やしたり殴ったりするのは多分アカンと思う。

ユマ「...最近では...ガオレンジャーが配信された事ともうすぐキバとオーズの配信が終わる事やね。ガオレンジャーは記憶曖昧ですが初見では何か、初代マスオさんの優しいナレーションでちょいとファンシーなイメージなのね。」

ーで、実はこれの投稿は日曜日の夜を予定してました。pixivのメッセージの確認とか内容のあとがきに関する最終チェックで遅れてしまいましてね。

ユマ「正確にぶっちゃけるとエラートラブルまたまた再発。誰も悪くないのでご了承ください。」

ーそしてミッション1...

ユマ「お宝通達が完全なカギ。なお、これ以上明かすなら宝石系のお宝持ちが有利かもしれない。」

ーそうですね、参加者全員のお宝に関しては次回以降になります。捕まったかずみんのお宝は次回公表予定ですけど...

*ではここからfgo

<fgo、復刻鬼ランドレポート>

今回はイシュタルPUと同時期にやってきた復刻でした。この時点で乳上のドスケベと極寒中華コンビと釣り兄貴礼装は限凸済み、兄貴礼装については去年のドロップで余分に2枚所持してました。

そして今回は去年いなかったちみっこ(?)達に該当するキャラが増えてました。一部ツッコミ所満載ですが。

*間違えてないなら追加枠は...

剣>女将さん
弓>パリス君
槍>ガレスちゃん
騎>ライネス、ロリンチちゃん
術>美遊ちゃん
殺>カーマ
狂>無し
Ex>プロテアちゃん

結果は今回...年明けからずっと鯖運がいい人にとっては稼ぎ時です。以上。コレで分かるかな?

及びと言えば次回予告が字幕付きでのモードになってたのと今回のレイド戦の終了ペースがかなりのスピードだった事。最終話1話目の後から数えて翌日の夜中前に最終話2話目突入でした。

そして今回のハロウィン...台風による情報遅延、特別再臨に関するご注意文の話とかアニメ3話目のメモリアルクエストなどとありましたが...誰が何をやる気なんだ?

では感想OK