二次創作小説(新・総合)
- Re: 依頼その壱、儀式を邪魔する者を突き止めよ!! ( No.12 )
- 日時: 2019/08/12 06:30
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
ある日、WGのギルドにて
クラス「マリオー、そっちの書類の整理終わった?」
マリオ「大体終わってるぞ」
作者とマリオが書類の整頓をしていた。するとルイージが部屋に入ってきた。手には手紙がある。
ルイージ「二人共、依頼の手紙が来てたよ」
マリオ「お、マジか!もう依頼が来たのか」
ルイージ「差出人は……桜木さんのヤーコプ・グリムさんだって」
クラス「どれどれ…」
手紙を開けるとそこにはこう記されていた。
依頼:調律の歌の儀式を邪魔しようとする者達を突き止め、儀式を始めるのを手伝ってくれ!
依頼人:ヤーコプ・グリム(グリムノーツ)
内容:私達の世界では定期的に最も歌が上手い者が『調律の歌の儀式』という儀式を行い、『調律の歌』という、歌えば世界を安定させる歌を歌う事で、世界を安定させる儀式を行う。私の世界で最も歌が上手いのは・・・彼女自身は自覚していない所か、自分より歌が上手い人なんていくらでもいると言っているが、霊歌が『調律の歌の儀式』で『調律の歌』を歌う事が決まっている。つまり、彼女が一番歌が上手いのだが、我々では対処できないトラブルが発生したんだ。
どんなトラブルかと言うと、霊歌が儀式で歌う時に着る修道服が切り裂かれていたり、登場人物ヒーロー達が『調律の歌』を聞く為の礼拝堂の物や席が壊されたり、練習用の『調律の歌』の楽譜が、歌えば世界を混乱させる『混沌の歌』の楽譜にすり替えられたりしているんだ。
それだけならまだ何とかできたが、あなた達の世界の『エデンの林檎』の紋章があったから、そちらを頼らせてもらおうと考えたんだ。
この『調律の歌の儀式』は世界を安定させる為の大切な儀式で、定期的にやらないといけないし、重度のギャグカオス組でもこの儀式を邪魔するようないたずらや、関係なくとも、何に繋がるか分からないようないたずらはしたりしない・・・!もしも儀式を延期したり中止にしたら、私達の世界が混乱してしまう・・・!
グリムノーツの大切な仲間の為にも、私達の世界の為にも、どうか力を貸してくれ・・・!
クラス「はあ!?エデンの林檎の紋章がそっちの世界にも!?」
いきなりの情報に驚く作者。マリオとルイージも同じ反応をしていた。
マリオ「おいおい……これは洒落になんねえぞ……」
ルイージ「一緒に写真も添付されてるね。うわっ、これは酷い……」
クラス「この紋章…間違い無いよ。くそっ!大元をこの前取り逃がしたってのに!!」
マリオ「どうするんだ?」
マリオの質問に作者は
クラス「決まってる!桜木さんの世界に行く!!その為にしっかりと準備しないとね」
マリオ「だったら俺も着いていくぜ!!」
ルイージ「僕も!こっちの世界のテロリストがこれ以上他世界で悪事を働かないようにしないと!」
こうして桜木さんの世界に行き、事件解決といく!!感想まだ
- Re: 依頼その壱、儀式を邪魔する者を突き止めよ!! ( No.13 )
- 日時: 2019/08/12 07:24
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
数日後、桜木さんの世界にやった来た作者とマリオ、ルイージの3人。事前に知らせてもらった待ち合わせ場所に行くとそこには、今回の依頼主のヤーコプと桜木さん、ソニック、優衣の四人が待っていた。
クラス「貴方が依頼主のヤーコプさんですね?はじめまして、クラスラックです」
ヤーコプ「こちらこそはじめまして。今回の依頼をしたヤーコプ・グリムだ。わざわざ赴いていただき感謝する」
それぞれ挨拶し握手をする。そして場所を移し前置きも無く本題に入る。
クラス「それで手紙にもあったよう、そちらの世界でエデンの林檎の被害があったと聞いたのだけと……」
ヤーコプ「ああ、本当に酷いものだ。このままでは儀式を行えず世界が混乱してしまう…!」
ソニック「その前にエデンの林檎について詳しく教えてくれないか?元々そっちの世界のテロリストだから情報が揃ってるかもしんねえから」
クラス「もちろん!これがその情報が載った書類だよ!重要な部分は付箋で記されてるよ」
エデンの林檎
・3年前、最高指導者「アダム」を筆頭として創設された組織。
・元は一介の宗教団体であったが過激すぎる思想故にテロリストとして認定された。
・構成員は凡そ300〜400人ほど。
・組織の内情としてトップにアダム。No.2にイヴという女性、そして3人の幹部、カイン、セト、アベルがいる。
・2年前のテロリスト掃討作戦の結果全ての構成員とアダムとカインを捕らえることに成功している。
優衣「?全員捕まえたのではないんですか?」
クラス「実はね、その二人以外の幹部は全員捕まえる前に死んでしまったんだ」
全員「!?」
クラス「イヴは自殺、セトとアベルはカインの手によって殺害された」
ソニック「だから二人だけだったのか……」
マリオ「なら今回の元凶はその二人のどっちかの可能性があるな」
クラス「どうだか……奴らはテロを行った所には必ず自分達の組織の紋章を残すから…」
犯人を特定するも中々見当がつかない。するとクラスはある提案をする
クラス「このままじゃ犯人を捕まえることは出来ない!だから暫くの間ここに滞在させてくれないか?」
この世界に滞在して犯人を探す事にした!
ヤーコプ「私は構わない。むしろそうしてくれればすごく助かる!」
ソニック「俺も賛成だぜ!必要なら捜査に協力するぞ!」
優衣「私もです!霊歌さんはどうですか?」
霊歌「……お願い。犯人を、捕まえて……」
マリオ「勿論だ!必ず捕まえるぞ!」
ルイージ「僕も作者と一緒に色んな情報を集めるよ!」
クラス「決まりだね!ギルドリーダーの名にかけて必ず犯人を捕まえる!」
捜査開始となった!感想まだ
- Re: 依頼その壱、儀式を邪魔する者を突き止めよ!! ( No.14 )
- 日時: 2019/08/12 09:15
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
滞在して3日後、クラスは桜木さん達を呼ぶ。
クラス「犯人の特定ができたよ!」
ソニック「早っ!?まだ3日だぞ!?」
ルイージ「作者は元々特殊犯罪捜索チームにいたからね。僅かな時間でも犯人を特定できるんだ。情報収集力なら随一だよ」
優衣「凄いです……。それで犯人は誰だったんですか?」
質問に作者は一枚の写真を取り出す。写真には黒い服に赤髪の男性が写っていた。
ヤーコプ「こいつが犯人か……。誰なんだ?」
クラス「幹部カイン!こいつが犯人だ!」
霊歌「捕らえられていたんじゃあ……」
マリオ「どうやらアダム同様脱獄してたらしくてな、誰かが手引きしたのかそれとも自力で脱獄したのか……」
クラス「可能性としては自力で脱獄したと思う。理由だけどこいつはアダム以外の人間の指示を聞かないんだ。こいつ以外の幹部の殺害もアダムの指示で行ったものだから……」
犯人が分かるが此処で一つの問題がでる。どうやってこいつを捕らえるかだ。
クラス「カインは魔法の使い手でね、特にジャミング魔法のプロフェッショナルなんだ。汎ゆる相手のどんな能力も完璧に封じる事ができるんだ。ある意味アダムより厄介な存在だ」
優衣「此処にいる殆どの人、クラスさん以外は能力持ちです。私達では相性最悪です……」
クラス「そう、だからこいつの確保は僕に全面的に任せてほしい。僕はこいつと相性が良い。勿論秘策もあります」
霊歌「その秘策って?」
クラス「それは秘密です。兎に角こいつの確保作戦は明日の夜にします。おびき寄せる場所は被害に合った礼拝堂です」
ヤーコプ「決まりだな。他のメンバーも礼拝堂の周辺で待機させよう。だが、これだけは言わせてくれ。頼む!霊歌の為に犯人を必ず捕まえてくれ!」
ソニック「霊歌がいるからこそ、俺はこの世界に生きていられる!だからこそ、霊歌に恩返ししたいんだよ!」
優衣「彼女は悩みがあっても、誰かに打ち明ける事ができず、苦しんでしまいがちなんです………どうか、至らない私達に力を貸して、霊歌さんを助けてください!」
霊歌「無理しないでね………本当にお願い!!」
頭を下げる四人にクラス達は
クラス「勿論!任せてくれ!」
マリオ「ああ!何があっても捕まえてみせる!」
ルイージ「元々こっちの世界の人間が他世界に行ったのが問題だからね……必ず果たしてみせるよ!」
こうしてカイン確保作戦が決行された!!感想まだ
- Re: 依頼その壱、儀式を邪魔する者を突き止めよ!! ( No.15 )
- 日時: 2019/08/12 12:11
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
ヴィルヘルム「とうとう決行の時間だね……」
ルートヴィッヒ「これ以上被害を出す訳には行かない!!」
ウィリアム「うまく犯人をおびき寄せる事ができればいいが……」
作戦決行日、礼拝堂の周囲には今回の依頼同行メンバー達がそれぞれ配置をしていた。
ルイス「世界の少女の為にも必ず成功させよう!!」
シャルル「だが相手は凶悪なテロリスト。未知の相手に我々は下手するとクラスさん達の足で纏いになるかもしれん……」
ハンス「そうだね……でも必ず役に立てるよう頑張ろう!!」
暫くすると一人の男が現れる。よく見ると写真で見たカインと同じ姿をしていた!そして礼拝堂に入っていった!
ヤーコプ「あいつがカインか!」
ソニック「躊躇なく礼拝堂に入っていったぞ!」
優衣「あの馴れた動き……間違い無く手練ですね……」
霊歌「怖い……心配になってきた……」
ドロテア「大丈夫、霊歌?クラスさん達は大丈夫かな……?」
マザー・グース「こればっかりは任せるしかないさ……」
カインが入って行った事を確認すると桜木さんが礼拝堂に結界を張り逃げられないようにする。後は中にいるクラス達がカインを捕まえるだけとなった……
礼拝堂に入って行ったカイン、直された物や席を見て舌打ちをする。
カイン「あんなにぶち壊したのにもう直されてる……チッ!面倒だな」
そう足を踏み入れた瞬間、足元から魔法陣が出現しそこから現れた光がカインの体を拘束する。
カイン「罠魔法!?いつの間に…だが…」
直ぐ様解除し拘束を抜ける。このトラップは桜木さんがクラスの提案で仕掛けた物。しかしそれをあっさり解除する技量を持つカイン。足止めにもならなかった。
カイン「前に俺が来たときは無かったが……」
クラス「そりゃそうさ。何しろ僕が来たからね」
カイン「貴様は!!」
クラスがカインの前に現れる。
クラス「2年振り、かな。よくあそこから脱獄できたよね」
カイン「その気になればいつでも出れた。ただ直ぐに出るには色々と準備があったからな」
クラス「そうか。それとお前に一つ聞くが、この世界で『調律の歌の儀式』の邪魔をしてたのはお前か?」
クラスの問に、カインは
カイン「ああそうだ。全部俺がやった事だ」
あっさりと認める。それにクラスは怒りの感情がでる
クラス「何故そんな事をした!」
カイン「何故か?単純だ。この世界はその儀式で調律が取れてると聞く。ならそれができなくなったらどんな世界になるか気になっただけだ」
クラス「つまり只の好奇心でこんな事をした訳か?」
カイン「好奇心と言ったら好奇心だな」
クラス「ふざけるな!!お前のせいでどれだけの人が迷惑したと思う!!」
カイン「知るかそんな事」
あっさりと切り捨てるカイン。これ以上は無駄だと思い直ぐに光剣を取り出し臨戦態勢をとる。
クラス「もう一度監獄に入ってもらうぞ!」
カイン「それは断る。面倒なのは嫌なんでな」
戦闘が開始された!!
クラス「はあ!!」
カイン「甘い!!」
戦闘が開始され一時間たった。それでもまだ決着がつかない。尚二人が戦闘しているのに礼拝堂の物に傷一つ付かないのは桜木さんが保護結果を時前に張っているからだ。
カイン「凍てし翼を持ちし氷の鳥よ!!」
そう叫ぶとカインの目の前に3mの氷の鳥が現れクラスに突進して来る!
クラス「加速……二倍!!」
突如クラスの動きが早くなり鳥を一瞬で切り刻む。そしてカイン目掛けて斬りつけるが、光の盾がカインの前に展開され攻撃を防ぐ。
クラス「魔法の腕は落ちていないか……強いな……」
カイン「それはこっちのセリフだ。さっきっからなんだその動きは、服の下に隠してる物と関係あるのか?」
クラス「(もう見抜かれたか……)」
クラスの高速移動の秘密は服の下に着衣したボディスーツに関係している。そのスーツは特定のコマンドワードを言語入力すると発動する。例えばスピードを早めるワードで加速、パワーを上げるワードで力などがある。そしてどの位強化するのか、同じく言語入力する事でその分増幅させる事ができる。これがクラスの用意した秘策。
クラス「お前は肉弾戦が苦手だからな。近接戦闘で仕留める!!」
カイン「よく知っているな……いや、俺を捕まえたのはお前か」
そして再び攻防が行われる。カインからは水、雷、氷、泥、風、鋼といった様々な多属性の魔法を放ち、クラスは持ち前の身体能力に加えボディスーツや光剣、さらに銃などの発明品をフルに使いカインを追い詰める。暫くしカインが氷の剣を作りクラスと鍔迫り合いする。
カイン「貴様対策に近接も心得た!」
クラス「こりゃ以外だ。まさか対策されてた上に克服されてたとは」
このまま膠着状態が続く、誰もがそう思ったがクラスがある事を言う
クラス「だけどさっきの戦いで分かったけど苦手は克服できても弱点は克服出来てなかったみたいだね」
カイン「それはどう言う……」
マリオ・ルイージ「ファイヤー!!!」
カイン「な!?………ガァ!!!」
突然マリオとルイージが現れ同時にファイヤーを当てる!ファイヤーを当てられたカインは激しくのたうち回る。
クラス「お前は炎をトラウマとしてるからな。先の戦いで炎熱系の魔法を一切使わなかったのがその証拠。火を見ただけで体がこわばるんだろ?」
カイン「ぐっ、ガァァァァァァァ!!!!!」
マリオ「もういっt………[カッ!!]……!?ファイヤーが出ない!?」
ルイージ「これがジャミング魔法!?」
カイン「ま、ダ、だぁァァァァァ!!!!」
力を振り絞り魔法を繰り出すカイン、だがそれより早くクラスは動く!!
クラス「これで終わりだ!!加速……三倍!!!」
カイン「がぁ!!!……ア……ダ……ム……様……」ドサッ!
斬りつけられ、力無く倒れるカイン。全ての決着がついた。感想まだ
- Re: 依頼その壱、儀式を邪魔する者を突き止めよ!! ( No.16 )
- 日時: 2019/08/12 12:29
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
カインを倒したクラス達。その後事後処理をして、カインを拘束し先に拘置所に転送。そして下手すれば世界を崩壊させた可能性もあった為、タルタロスの投獄が決定した連絡が来た。これで二度と外に出ることは不可能となった。支度をしいざ帰りの時、見送りに桜木さん達が来てくれた。
ヤーコプ「ありがとう!これで安心して儀式が始められる!」
ソニック「あんたらのおかげだよ!本当にありがとう!」
優衣「感謝しかありません!!来てくれて本当にありがとうございます!」
霊歌「ありがとう……本当にありがとう……!!」
それぞれ感謝の気持ちを表していた。
クラス「いえいえ、そちらも色々と協力してくれてありがとうございます!」
マリオ「確かに!依頼主であるヤーコプが依頼をしてこなかったら俺達は何もできなかったからな!」
ルイージ「兎に角平和になって良かったよ」
そして別れの挨拶をして、クラス達は元の世界に帰っていった……
THE END
感想オッケーです
桜木さんありがとうございました!!色々と口調が変になってしまいすいません。