二次創作小説(新・総合)
- Re: ポケモングランドコンテスト ( No.34 )
- 日時: 2019/08/13 11:30
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
今回はタイトル通り、ポケモンネタとなります。息抜き目的&オマージュが多いですので気軽に見てください。
緑谷「う〜ん、やっぱり必殺技が足技だけじゃ不安かな……」
轟「緑谷の超パワーはシンプルにやれる事が多いから深く考えなくてもいいんじゃないか?」
緑谷「でもそれじゃあパワー一辺倒になっちゃうんだよ……だから少しでも技術を磨いてね。……あ!麗日さんがこっちに向かってるって!かっちゃんも」
轟「なら四人で話し合うのも悪かねえな。時間もあるしテレビでも見るか」
WGのリビングにいたのは緑谷と轟の二人。普段多くの人が出入りするギルドに二人だけなのは珍しい。ふと轟がテレビを点けるとそこには華やかな人達が映し出され溢れんばかり熱気が伝わってくる。
司会『さあやってまいりましたポケモンコンテストエキシビションマッチ!!』
轟「お、ポケモンコンテストか。そういやでかいイベントが近づいてるんだったな」
緑谷「WGでもその話を聞いてるよ。プリンさんやルカリオさんが張り切ってたね」
ポケモンコンテストとは、ポケモンの世界で行われる祭典の一つで、ポケモンの魅力魅せ合い競うもの。二人はコンテストに興味あるのかテレビに注目する。
今回のコンテストは2週間後に開催されるグランドコンテストに向けての宣伝と告知を兼ねてるようだ。映像にはハルカとルチアがエキシビションマッチとは思えない華やかな演出をしていた。
緑谷「わあ!二人共凄く可愛いね!!演出もプロだから魅せられるものがあるよ!!」
轟「かなりハイレベルだな。お、メガシンカしたぞ」
溢れんばかりの熱気がテレビの画面から伝わってくるのが分かるほど盛り上がりを見せる。しかしその熱気が続くことは無かった。
ハルカ『バシャーモ!!ブレイズキック………え!?』
ルチア『チルル!!ハイパーボイス………え!?』
きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!
突然の出来事だった。何が起こったのかと言うと、コンテストのステージに吊るされてたセットの一部が突然二人に目掛けて転落してきたのだ!!いきなりの出来事だった為か二人は逃げる事も出来ずセットの下敷きになってしまう。画面にはパニックになる観客やスタッフ達の救出作業が流れる。華やかな光景から一転、ショッキングな光景になりその後画面が可愛いポケモン達の映像に切り替わる。
緑谷「嘘…!?これ生放送だよね!?」
轟「何が…起きた…!?」
状況が上手く飲み込めてない二人。するとリビングに備え付けられた電話が急に鳴り、緑谷がとる。
緑谷「はい、WGの緑谷です。……え!?本当ですか!?分かりました!!直ぐに連絡します!!」
轟「誰からの電話だ……?」
緑谷「ゲッコウガさん……。何でもスマブラ屋敷から連絡が来て」
緑谷「プリンさんとルカリオさんが何者かの襲撃を受けたみたい!!」
『ミクリからの依頼:コンテスト襲撃犯を捕まえてくれ!』
はじめまして。早速だが君達に頼みがある。先日のエキシビションで何者かの襲撃が起きたのは知ってるかい?あの襲撃のせいでハルカとルチアの二人が大怪我を負ってしまった……!!私はその日、ジムにいた為危機は免れたがとてもショックな事件だった。実はそれ以前にコンテスト関係者が何者かの襲撃に合う事件が多発している。このままではグランドコンテストに何かしらの影響が起きてしまう……!!
そこでWGにの皆には2週間後のグランドコンテストに参加者として紛れ込んでいる襲撃犯を捕まえてほしい!!多くの夢や希望が詰まったポケモンコンテストがこんな事になるのは絶対に嫌だ。必ず犯人を捕まえてくれ……!!
報酬:500万円&ポケモンアイテム等
挑戦者:緑谷出久、爆豪勝己、麗日お茶子、轟焦凍、???
補足①:犯人は主にコンテスト関連のトレーナーやそのポケモンを狙い襲撃をする。襲撃方法は直接トレーナーに怪我を負わせたり、ポケモンの重要な部位を負傷させたりとする強敵である。
補足②:グランドコンテストには全世界のトレーナーや多くのスポンサー等がやって来る。くれぐれも被害拡大には注意。
補足③:今回の話で多くの擬人化ポケモンが出たり、実はポケモンを所持しているというメンバーが大暴れ!
補足④:???はギャグ要因ですwww
感想オッケーです
- Re: ポケモングランドコンテスト ( No.35 )
- 日時: 2019/08/13 14:10
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
次の日、WGのギルドに訪ねて来たミクリと今回のメンバーで依頼の事について話をする。リビングにいるのは生放送を見てた緑谷と轟、そして後から事情を知った麗日と爆豪、そして被害に合わなかったゲッコウガと護衛としてリザードンが側にいる。
ミクリ「そうか……WGにも被害が及んでいたのか」
ゲッコウガ「拙者はその時鍛錬をしていた為、被害には合わなかった。しかしプリン殿とルカリオ殿は敵の罠によって怪我を負ってしまった」
緑谷「でもゲッコウガさんが無事で良かったよ……。それにプリンさん達もそこまで酷い重症じゃないみたいだし」
麗日「せやね……。それとミクリさん!今回のグランドコンテストについてどのようなコンテストなのか教えてくれませんか?」
ミクリ「グランドコンテストとは年に2回開催される特別なコンテストでね、通常のコンテストよりも5倍以上の規模で行われるコンテストなんだ。勿論優勝すればその分注目されて、メディア進出をしたりトップコーディネーターに名を刻む事もある」
爆豪「そういや聞いた事あんな、その大会で優勝した新米トレーナーが僅か数カ月でトップトレーナーとなった話がある程だ」
今回被害にあったのはプリンとルカリオ。スマブラ屋敷に届けられた贈り物が原因だ。念の為確認したが中身は普通のきのみジュースにミックスオレ、各きのみやポケモンフーズであった為、ファンの差し入れと思い誰も怪しまずに受け取ってしまった。しかしそれは全て罠であり、ルカリオはジュースを開けた瞬間缶が爆発し顔や腕に傷を、プリンはポケモンフーズに含まれた刺激物で喉をやられてしまった。幸い治療が間に合ったおかげか大事には至らなかったものの……
リザードン「あの時はかなり焦ったぞ……。2人が怪我をした事で屋敷は大パニック。レッドやピカチュウも慌ててたな。2人は後遺症も無く一週間もすれば完治するが、その分落ちた腕を取り戻すにはそれ以上の時間が必要だ…!二人は残念だが今回のコンテスト出場は厳しいものになる」
顔や喉を潰してしまう事はコンテストするには致命的だ。完治してもコンディションは完璧じゃない。それに傷を負った場所によってはポケモンの技や能力にも影響を及ぼしてしまう。特にプリンは歌声が特徴のポケモンで、その彼女が喉を潰された事で綺麗な歌声が出せなくなってしまった。
クラス「今回の依頼は君たちが囮となって犯人を捕まえるよ。警察やレンジャー、大会スタッフの協力も得られたし、犯人はこの大会を無視する事は無いしね」
ミクリ「私も運営側としてできる限りの協力をする。どうかよろしく頼む!」
緑谷「勿論です!あんな酷い光景を無視するわけにはいきません!でなければ立候補なんてしません。それに………」
全員「大切なコンテストをこんな卑怯な方法で滅茶苦茶にした罪は大きい!!」
感想まだ
- Re: ポケモングランドコンテスト ( No.36 )
- 日時: 2019/08/13 15:36
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
轟「コンテストのルールをコピーしてきたぞ」
クラス「オッケー!どれどれ……」
「グランドコンテストのルール」
・予選ラウンドでは規定の合格点を超える事で次の予選ラウンドに進出できる。
・予選ラウンドは全3回。全て合格する事で本選のマスターランクに出場できる。
・部門はかっこよさ、うつくしさ、かわいさ、かしこさ、たくましさの5つで、トレーナーは1部門につき1体のポケモンがエントリー可能。
・技や小道具の変更は可能だが同じラウンドでの変更は不可能。
・衣装、小道具、アクセサリーの持ち込みは可能。
一通りルールに目を通すと覚える事が多く、一筋縄ではいかない事が分かる。コンディションや技構成。衣装や道具の準備にパフォーマンス練習等がある。コンテストに参加するポケモンは多ければ良いが、その分準備が必要だ。特に犯人の目を引く為に念入りにしなければならない。
爆豪「思ってた以上に面倒だな。俺らのような初心者が上手くやれるものなのか?」
クラス「覚えてしまえば後は問題ないよ。特に勝己は直ぐに出来ると思うし。それと提案だけど、ゲッコウガとリザードンはコンテストには参加しないで警備と騒動の鎮圧にとして参加してくれ」
ゲッコウガ「それだと出久殿らの負担が多くなると思うが………」
緑谷「心配しないで!!これでも僕たちはポケモンを持ってるし、中にはメガシンカ可能なポケモンもいるよ!!」
リザードン「なら安心だな。こっちも念の為メガストーンを用意しよう。不足の自体に備えXY両方用意したほうがいいな」
麗日「じゃあそろそろ行動に移そっか。パフォーマンス練習も必要になるし一先ず解散で」
こうして各々行動に入る。コンテストに必要な道具や衣装を揃えたり、パフォーマンスを磨く為だ。ちなみに何故ポケモンを持っているのかと言うと、メンバーが旅行で出会ったポケモンと仲間にしたり、育て屋から卵をもらいそれを育てたりするからだ。それに依頼内容によってはポケモン達の力を借りる事もある。その為メガストーンやキーストーンも所持している。
緑谷「すいません!WGの緑谷です!急用がありましてポケモン達の力を借りたいんですけど……」
作業員「了解しました!データを表示します!」
緑谷「確かあの子はメガシンカ可能だった筈!!」
自分のポケモンを転送しモンスターボールから出す。出てきたポケモン達は緑谷の姿を見ると嬉しそうに飛びつく。
緑谷「あはは!くすぐったいよ!早速だけど君達の力を貸してほしいんだ。協力して貰えるかな?」
麗日「……と言う事があったんや」
轟「依頼を遂行出来るよう、力を貸してくれないか?」
蛙吹「勿論よ。出来ることは協力するわ」
切島「おう!トレーニングは任せろ!コンテストには体力が必要だからな!!」
飯田「スケジュール管理なら俺に任せてくれ!!体を壊したら元も子もないからな!!」
砂藤「コンディションを上げるにはポフィンやポロックが必要だろ?それらは俺が作るよ!!」
青山「小道具ならいいものがあるよ☆それにパフォーマンスの演出なら僕が考えておくね!」
八百万「衣装なら私が用意しますわ!!家に何着かあります!!それに必要ならアクセサリーも私が創りますわ!!」
芦戸「ダンスならまっかせて!!手取り足取り教えてあげるよ!!」
耳郎「ならウチは音楽だね。コンテストの音楽をできる限り集めてくるよ」
2人がA組に今回の依頼について話した結果、多数の協力者を得ることが出来た。
ミクリ「君、ちょっといいかな?」
爆豪「あぁ?」
ミクリ「君は中々良いセンスを持つようだね。見て分かるよ。どうだい?私がコンテストについて指導してあげようかい?君なら直ぐにトップに食いつけれるよ」
爆豪「ケッ!上等だ!!」
何と爆豪はミクリ直々に指導してもらう事に!!
麗日「うわ〜、覚える事が多くて大変だよ〜;;」
ゲッコウガ「けど筋はいいでござる。これなら本番には間に合うかもしれんぞ」
リザードン「コンテストの資料をかき集めて来た。一先ず目を通した方がいい」
轟「なる程、部門によって技を考えるのか。それにスペシャルアピールもか」
ヒーローの卵達は来るコンテストに向けてそれぞれ特訓をする。覚える事が多く中々上手くいかないが依頼解決する為に弱音を吐かない。
全員「絶対に依頼を解決して見せる!!!」
全員が依頼達成に燃える中、人知れず動く者がいた……。
???「帰ったぞ〜。裸族を騙る偽物犯罪集団に裁きの鉄槌を食らわせて来たぜ!!……ん?人が少ないな……。依頼?コンテスト?生放送のあれか!!うちからも何人か参加するんだな?よし分かった!俺も参加するぜ!!」
感想まだ
- Re: ポケモングランドコンテスト ( No.37 )
- 日時: 2019/08/13 16:51
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
そして本番当日、
リザードン「お前ら、準備はいいか?」
緑谷「勿論!この日の為に精一杯努力してきたんだ!自身はあるよ!」
今回のグランドコンテスト開催地でWGの参加メンバーと作者達が勢揃いしていた。ちなみに緑谷達は今回参加する際犯人にWGの存在を知らされないようそれぞれ変装し偽名で登録をしている。
ゲッコウガ「そう言えばお主達はどのようなポケモンを持っているのか教えてくれぬか?」
緑谷「分かった!先ずは僕からだね!僕のポケモンはこの3体!ゴロンダ♂のダレス、フーディン♀のディーナ、デデンネ♂のマイトだよ!」
緑谷がボールを起動しポケモンを出す。そこに現れたのは、黒のスカジャンに白のシャツ、黒のズボン、そして口には葉っぱを咥えたヤンキー風の男と、黄色を主としたドレスに両手にスプーンを持ったツインテールの女性、濃い黄色のコートを着てヘッドフォンを着けた少年だった。葉っぱを咥えたのがゴロンダで、スプーンを持った女性がフーディン、ヘッドフォンの少年がデデンネだろう。
ダレス「ダレスだ、宜しくな!イズクから話は聞いてるぜ。犯人を絶対に捕まえような!!」
ディーナ「私はディーナ。特技はサイコキネシスよ。ふふっ、見てみたい?」
マイト「ディーナさんのサイコキネシスは洒落になりませんよ……;;僕はマイトです!!未熟者かもですが精一杯頑張ります!!」
緑谷「皆強いよ!特にディーナはメガシンカできるからね。次はかっちゃん、お願い!」
爆豪「あ?俺か?しゃあねえな。俺は2体、バクフーン♂のグレンとアブソル♂のゼレスだ」
爆豪のモンスターボールから出てきたのは赤い髪で指ぬきグローブの男性と、銀色の髪で黒のメッシュが入った青年を出した。
グレン「俺様はグレンだ!!敵はどこだ!!」
ゼレス「俺はゼレス……。グレン……騒々しいぞ……」
グレン「あんだと!?この無口が!!!」
緑谷「うわあ;;かっちゃんそっくりだ;;」
麗日「ポケモンは飼い主に似るって噂本当なんだ」
爆豪「なんか言ったか丸顔!!!」
麗日「ゲッ、それより私の子を紹介するね!タブンネ♀のモコとユキメノコ♀のあやめだよ!」
モコ「私はモコだよ〜♪回復だったら任せてね〜♪」
あやめ「私はあやめと申します。本日はよろしくお願いしますね」
麗日のボールからは白と桃色を基調としたワンピースを着た活発な少女と白い着物に髪飾りをしたお淑やかな女性が現れた。
轟「ほお、2体とも強そうだな。最後は俺だな。俺のポケモンはこの2体。ミロカロス♀のシャロットとバシャーモ♂のフレッドだ」
シャロット「シャロットです。主と共にコンテストで頑張りますわ!」
フレッド「俺はフレッド、まあ……頑張るぞ」
ドレスを着た長身の女性と、赤を基調とした服を着た男性が出てくる。これで全員の顔合わせが終わり、次に誰がどの部門にエントリーするか決める為に話し合いをする。
感想まだ
- Re: ポケモングランドコンテスト ( No.38 )
- 日時: 2019/08/13 17:29
- 名前: クラスラック (ID: 0EXdTy9p)
[出場者]
緑谷出久︰ダレス、ディーナ、マイト
爆豪勝己:グレン、ゼレス
轟焦凍︰シャロット、フレッド
麗日お茶子︰モコ、あやめ
[参加出場部門]
かっこよさ:グレン、フレッド
うつくしさ:シャロット、あやめ
かわいさ:マイト、モコ
かしこさ:ディーナ、ゼレス
たくましさ:ダレス
と、ここで問題発生。たくましさにはダレスしか出場者がいない。もし彼が敗退してしまったら犯人をおびき寄せる事が難しくなってしまう。しかしその問題はある人物が解決する。
クラス「仕方無い……僕の手持ちのポケモンを「そんな方法で間に合う訳ないだろ!!」わ、ワリオ!?」
リザードン「お前どっから湧いた!?」
ワリオ「依頼の事は聞いた!!人数が足りないんだろ?そう思って俺がたくましさにエントリーしといたぜ!!」
ゲッコウガ「それは助かるが……お主ポケモンは?」
ワリオ「紹介するぞ!俺の相棒のウホたろう(カイリキー♂)だ!!」
ウホたろう「グランドコンテストで裸族の魅力を伝えるぜ!!」
全員「」
ワリオの相棒はまさかの裸族カイリキーだった。いやワリオが出てきた時点で嫌な予感がしてたよ畜生。
ワリオ「こいつの特性はノーガードだ!!何だ?ウホまる(ハリテヤマ♂)かウホざえもん(ダゲキ♂)が良かったか?」
緑谷「ワリオさん……狙ってますか?」
ウホたろう「俺は違うコンテストでかっこよさとたくましさのマスターランクを優勝したことあるぜ!!」
ゼレス「いや、聞いてない」
こうしてワリオが助っ人としてたくましさにエントリーしたことにより10体がコンテストに参加する事となった!!
感想オッケーです