二次創作小説(新・総合)

Re: 仮面ライダージオウ 世界を超えた戦い ( No.15 )
日時: 2020/09/25 11:47
名前: シュンP (ID: jD0xijff)

第15話 新たなstoryの幕開け

ジオウ
「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」
ジオウは、まどかから託されたエグゼイドウォッチを使用し、エグゼイドアーマーの変身に成功した。
ウォズ
「祝え!全ライダーの力を取り返し、世界を超え、真実を取り戻す正義のヒーロー。その名も仮面ライダージオウエグゼイドアーマー。患者の命を救う仮面ライダーの力を取り戻した瞬間である」
ジオウ
「ハァ!オリャァ!」
ジオウは、両腕に装備されたハンマー『ガシャコンブレイカーブレイカー』で何度もアナザーエグゼイドを叩く。
Aエグゼイド
「ウッ…ガァ!」
ブレイブ
「ねえ、アンタ、名前なんだっけ?」
ジオウ
「俺か?俺は新成桜夜だ」
ブレイブ
「じゃあ、桜夜、仁美を元に戻そう」
【キメワザ!】
ジオウ
「お前に偉そうに言われるのはなんか気に食わないが」
【フィニッシュタイム!エグゼイド!】
ジオウ
「フィニッシュは、必殺技で決まりだ!」
【タドルクリティカルストライク!】
【クリティカルタイムブレーク!】
ジオウとブレイブは高く跳んだ。エグゼイドは右脚を突き出し、ブレイブは腕を組みながら左脚を突き出す。
Aエグゼイド
「ッ!」
自分に目がけて近づいてくる二人を見て、とっさに腕をクロスし、アナザーエグゼイドはガードの姿勢に入る。
ブレイブ
「ハァァァ!」
まずはブレイブのキックがやってくる。ガードもあって直接的なダメージにはならなかったが、アナザーエグゼイドのガードを解き、姿勢を崩すことができた。
Aエグゼイド
「くっ!」
そして、そこにジオウ攻撃が来る。
ジオウ
「トリャァァァ!」
右脚がヒットすると、そのまま回転しながら何度も蹴りを繰り出した。
【ヒット!ヒット!ヒット!ヒット!】
ジオウ
「ハァ!」
そして最後の一撃、アナザーエグゼイドは大きく飛ばされ、爆発が起きる。
【会心の一発!】
【パーフェクト!】
爆炎の中、二つのエフェクトが表示され、やがて炎は消えていった。

まどか
「仁美ちゃん!」
さやか
「仁美!」
二人が倒れていた仁美に駆け寄る。
仁美
「まどかさん、さやかさん…申し訳ありません…」
仁美は立ち上がる。
仁美
「桜夜さん、私を助けていただき、ありがとうございます」
桜夜
「別になんにもしてないさ」
仁美はその後家に帰っていった。今日は学校を休むようだ。
桜夜
「これにて一件落着か」
ウォズ
「しかしいいのかい?すでに授業は始まっているようだが」
まどか
「あ…」
さやか
「完全に忘れてた」
ほむら
「それに関しては問題ないわ」
ほむらが自分の携帯を見せる。
ほむら
「すでに学校に連絡してあるわ。休むとね」
まどか
「ほむらちゃん、ありがとう」
ほむら
「別に…」
ほむらは後ろを向く。おそらく、他人には見せられない顔をしているのだろう。いい意味で。
しかし、そんな幸福もすぐに終わってしまった。
キュゥべぇ
「大変だ!魔女の反応だ!」
キュゥべぇが突然走って来た。
さやか
「行こう!」
桜夜たちは、魔女の結界へと入って行った。
さやかとほむらは、魔法少女に変身をする。しかし、そこで異変が起こった。
さやか
「あれ?」
ほむら
「これは…」
まどか
「変身が解けてる?」
二人はすぐに制服の姿へ戻ってしまった。
ウォズ
「まさか…魔法少女としての力を失ったのか?」
桜夜
「おい、キュゥべぇ。魔法少女が変身できなくなる前例は?」
キュゥべぇ
「全くないね。それに、二人は力を失ったわけじゃないみたいだ」
ほむら
「どういうこと?」
白い動物の首を掴み、少女は問う。
キュゥべぇ
「そもそも君たちがボクと契約したという事実そのものがなくなったんだ」
さやか
「事実が…なくなった?」
まどか
「どういうことなの?」
キュゥべぇ
「詳しくは分からないけど、君たちと契約してないことになったみたいだね。だから今、変身を保つことができなかったんだろうね」
桜夜
「事実をなくす、か…」

見滝原にある巨大ショッピングモールの裏に、銀色の幕が現れていた。従業員や搬入の業者すら来ないような場所なので、騒ぎになることはない。銀色の幕、名づけるならオーロラカーテンは、少しずつ後退していく。やがて、そこを通り抜けるようにして、スーツを着た男性が出てきた。首からは名札と、トイカメラを下げていた。
???
「ここが鹿目まどかの世界か」
彼は非常口のマークを被写体に、トイカメラのシャッターを切った。
???
「行くか」
スーツの男性はどこかへ向かって歩き出した。

ウォズ
「事実が無くなり、記憶はなくさない…こんなケースは初めてだ」
ほむら
「前に言っていたように、ライダーの力の影響で歴史が変わったということはないの?」
桜夜
「分かっているとは思うが、歴史が無くなれば記憶も無くなる。ほむらはまだしも、まどかやさやかが覚えているのはおかしい」
さやか
「どういうこと?転校生が覚えてるって」
キュゥべぇ
「それはボクも気になるね」
桜夜
「詳しいことは後だ!とりあえず今は原因を調べないと…」

???
「その必要はない」
不意に声がした。その方向を向くと、スーツを着た男性がいた。
まどか
「誰?」
ウォズ
「君は!」
その人物と、ウォズは面識があった。そして、桜夜もその顔は良く知っていた。


「門矢士、通りすがりの仮面ライダーだ」

桜夜
「ディケイド…」
ほむら
「通りすがりの、仮面ライダー?」

「俺の事はどうでもいい。付いてこい」
門矢士は桜夜達に背を向け、歩き出した。
さやか
「どういうこと?」

「お前らが魔法少女の力を失った理由を話してやる」
ほむら
「信用していいの?」
桜夜
「ああ、アイツは色々あれだけど、悪い奴じゃないさ」
桜夜達6人と一匹は門矢士に付いて行った。
通りすがりの仮面ライダー、門矢士。彼の存在が、物語を大きく動かすことを、この時はまだ誰も知らなかった…

次回予告

さやか
「ディケイド?10年間ってこと?あとすごいピンクだけど」
謎の男
「俺はファントム。近い未来に、世界中の教科書に名前が載るすごーい人だ」

「俺じゃアナザードライブを倒せない」
【ATTACK RIDE CLOCK UP!】

次回 どうして歴史は変わったのか
全てを破壊し、全てを繋げ!