二次創作小説(新・総合)

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.153 )
日時: 2017/11/19 10:28
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: GTJkb1BT)

前回のあらすじ....

デーリッチとマジンガーZEROの決戦の最中...ハグレ王国の乱入もあり戦いは大きくヒートアップする

その時、メイドウィンが軽い理由で戦いを制する、戦いなどどうでも良さそうな感じで止めるメイドウィンに痺れを切らしZERO達が世界を守る理由を問いただすと....


「つるぎちゃんだいすき」

シャドー・メイドウィン・黒影は、時空を守る最強の戦士などではなかった

彼は...正に現在の魔導界を表すような、エリート達よりもずっと酷いエゴイストの持ち主であり、歪んだ愛を抱いている者だった。

メイドウィンはデーリッチ達を魔導界に閉じ込め殺そうとするが、ZEROがここで因果律兵器を起動、どうには難は逃れるが...?


....

ハグレ世界...ざくざくアクターズの世界へとどうにか帰ってこれたデーリッチ達。

デーリッチ
「.はぁ、はぁ、帰れたんだ....」

ローズマリー
「....ああ、そのようだ。」

ルミナ
「......」

たくっちスノー
「......」

ヘレン
「.....っ」

ミルラ
「一体、何をしたんです?」

ZERO
【因果律兵器、アラユル時空カラ私ノ望ムヲ見ツケ出シテ ソノ通リトナルノダ】

Sonic.exe
「分かりやすく言えば、1%でも攻撃を当てる確率があるのならZEROはそれを100%に変えることが可能、というわけだ。」

ZERO
【時空ガ乱レワープスル確率15.4% 望ム世界へ到達出来ル可能性1.7%】

シノブ
「なるほど...助かりましたZEROさん、貴方がいなければどうなっていたか」

ZERO
【私モ トテモ信ジラレナイノダ】

ZERO
【薄情者トハ思ッテイタガ】

ZERO
【アイツガ....】

松山
「俺だって信じたくねーんだよ、これでもあいつの事は実はちょっと尊敬してたんだよ」

デーリッチ
「...デーリッチ達も、色んな事で助けてもらっていた」

ヅッチー(マフィ)
「help世界でも、あいつがいなかったらとかな...」

たくっちスノー
「自分...ついこの間まであいつと焼肉やったりとかしてたのになぁ...」

かなちゃん
「こんなの時空監理局になんて報告すれば良いんですか...」

ニワカマッスル
「でも、一番信じられないのは...あの人だろうさ」

ルミナ
「......」

ベル
「ルミナちゃん....」

野獣先輩
「お前ら、落ち込んでる暇はないゾ...局長の事だからすぐこの世界にやってくるゾ」

ヅッチー
「つまり魔導界と戦うわけだな」

プリシラ
「それもただの戦いじゃない...戦争になります。」

デーリッチ
「.....」



メニャーニャ
「先に失礼します」

ジュリア
「どちらへ?」

メニャーニャ
「帝都の者達に避難警告を...あと、兵を何名か集めて来ます」

たくっちスノー
「どうぞお好きに...」

ローズマリー
「....我々も準備はしておこう。」

ZERO
【.....】

ルミナ
「....ひとりに させて」

ヘレン
「あっ...ルミナ!」

ハグレ王国のムードはダダ下がりだった

ウズシオーネ
「皆...とても辛そうです」

Sonic.exe
「当たり前だ、メイには...本当に世話になったからな」


Sonic.exe
「だがその善意は、己のエゴを隠した偽りの優しさだった」

たくっちスノー
「主人公補正って...怖くね...?」

デーリッチ
「.....」

デーリッチはメイドウィンの強さを分かっている

デーリッチは赤髪達と戦わなくてはならないと気づいている

デーリッチは苦しんでいる



デーリッチ
「戦いたくないでち....」


.....

デーリッチは、ZEROとたくっちスノー....そしていつの間にかこの世界へ来ていたMに呼び出されていた


デーリッチ
「話ってなんでち?」

ZERO
【今更言ッテモ 無駄ダト分カッテイルガ...スマナカッタ】

たくっちスノー
「ZERO?」

ZERO
【元ハ 私ガ警告トシテ ロケットパンチ ヲ発射シタノガ 事ノ発端】

ZERO
【マサカ コンナコトニナルナンテ】

たくっちスノー
「高次予測でもそこまで見れなかったか...」

たくっちスノー
「いや、自分も悪いかもしれない...異世界ガイドなんて引き受けたからあいつら兄妹をお前の世界のところに」

M
「デーリッチよ心配するな、私が付いている、私にかかれば数秒であいつらを...」

デーリッチ
「皆!」

ZERO
【!】

たくっちスノー
「!」

M
「!」

デーリッチ
「皆何も悪くないでち...誰もこうなるなんて予想出来なかったんだから...誰も...」

M
「デーリッチ...」

デーリッチ
「Mちゃん、約束してほしいことがあるでち」

M
「何だ?」

デーリッチ
「....デーリッチは、あの中にいい人も居たって知っている、だから殺したくない」

たくっちスノー
「んなこと言っても、いい人悪い人関係なく道具のように消費される、それが戦争だ...そんな事言ってる場合じゃ」

M
「分かった、君が望むなら無駄な殺生は避ける、死なないようにやってあげよう」

ZERO
【私ニモ責任ガアル コノ世界ヲ守ル事ニ全力ヲ出ソウ】

ZERO
【ソレガ マジンガーZ ノ使命ダカラナ】

たくっちスノー
「無駄な殺生...そうだ、あいつらもだ!あいつらを死なせるわけにはいかない!!」

たくっちスノーは何かに気付いたように外へと駆け出す

デーリッチ
「たくっちスノー...?一体何を..」

ZERO
【私ガ追イカケヨウ】

M
「お前、その体型で入れるのか?」

ZERO
【伸縮自在ダ】

ZEROは魔神パワーで背丈を成人男性ほどに変え、デーリッチ達とたくっちスノーを追う

...

ヅッチー(マフィ)
「おい!!ふざけてんのかお前!!」

たくっちスノー
「本気に決まってるだろ!?」

ヅッチー(マフィ)
「うるせぇ!!俺はテコでも動かねぇぞ!!ヅッチーを残して行けるか!!」

たくっちスノー
「マグナムをぶちこまれようが自分の意思は変わらないぞ!!」

ミルラ
「落ち着いてくださいよ...」

ZERO
【一体何事ダ】

ルルミー
「ZEROさんなんで小さくなってるんですか...まぁそれは置いといて、たくっちスノーさんが私たちに元の世界に帰れと」

ZERO
【たくっちスノー、ドウイウ事ダ】

たくっちスノー
「...いや、自分の知ってる黒影なら、真っ先に避難させるだろ?」

ルイージ
「だけど...」

たくっちスノー
「忘れるなよ、お前達は元々観光客だ、国民じゃない...自分の命を優先しろ」

ミルラ
「たくっちスノーさん...」

たくっちスノー
「...黒影なら、そう言うって思っただけだよ」

ZERO
【言ワレナイト 何モ出来ナカッタ貴様ガナ...】

たくっちスノー
「...そういうわけだ、頼むから帰ってくれよ、始末書はいくらでも書く、時空監理局に辞表だって書いてやる、お前達は死んでもらっちゃ困るんだよ!!」

かなちゃん
「たくっちスノーさん...」

たくっちスノー
「...かなちゃん様。」

かなちゃん
「貴方が他人のためにここまでやれるとは...」

ヅッチー(マフィ)
「大明神よ...俺達にも、何かやらせてくれよ、何も出来ずに帰るなんて、逃げるみたいで嫌なんだよ」

ルルミー
「私たちもハグレ王国が好きですから」

かなちゃん
「ほら、たくっちスノーさん、やらせてあげましょうよ。」

たくっちスノー
「しかし...」

かなちゃん
「責任は副組長である私が取りますよ、一緒に辞表書いてやっても良いです」

ルイージ
「...すまない、大明神。」

かなちゃん
「貴方達も急いで戦いの準備をしておいてください」

ミルラ
「はいっ!」

ミルラ達はローズマリーの所へと向かっていく....

たくっちスノー
「かなちゃん様、これで正しいのでしょうか?」

かなちゃん
「何が正しいとか、悪いとかありませんよ」

たくっちスノー
「....分からない」

たくっちスノー
「デーリッチは、優しい人達の為に殺したくないと願っている、黒影は、自分の想像してたような奴じゃなかった」


たくっちスノー
「かなちゃん様...僕は何を信じれば良いんですか?」

かなちゃん
(まずいですね...全員が疑心暗鬼になりつつあります)

かなちゃん
(ですが、ひとまずはルミナ様をどうにかしませんとね...)

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.154 )
日時: 2017/11/19 13:30
名前: ルルミー (ID: AKTQy3ZK)

こんにちは。
前髪が伸び過ぎて視界が狭くなってきたルルミーです。

ムニャウ「いっその事バッサリ切れにゃむ。銀色の綺麗な目が見えないにゃむ」

ルルミー「切りますけど目は隠します。昔から隠さないと親に文句言われるので。

あの人達にとって私の目は化け物なので」

ムニャウ「こんな所までトラウマを引きずる必要ないにゃむ・・・・・

銀色の目の人なんてそこら中にいるにゃむ」


余計な話をしてすみません。
魔導界との戦争ですか・・・・・
愛に狂った黒影さんは恐ろしいですね・・・・・・

デーリッチさん達は、勝てるのでしょうか・・・・
続きに期待します。

更新、頑張って下さい。

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.155 )
日時: 2017/11/19 13:42
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: GTJkb1BT)

ルミナ
「......」

ルミナは塞ぎ混んでいた。


ルミナは何も信じられなかった


ヘレン
「ルミナ...」

ルミナ
「にいさん...ひとりにさせて」

ヘレン
「だけど...」

ルミナ
「おねがい」

ヘレン
「.....分かった、俺は戦いにいくから、おとなしくしてろよ」

ルミナ
「にいさん」

ヘレン
「なんだい?」

ルミナ
「....ボクを ずっとひとりにしないでね」

ルミナ
「ちゃんと かえってきてね」

ヘレン
「...当たり前だろ!俺はルミナのお兄ちゃんなんだからな!」

ヘレン
「じゃ、行ってくるよ。」

ルミナ
「うん....」


ヘレンはルミナの元から離れていく...




....そして、今、戦争が始まろうとしていた。

時空を越えた、大きな戦争が...


ハグレ王国でメニャーニャは陣営を組んでいた

メニャーニャ
「相手は時空を越えてやってきます、いわば世界規模のハグレがやってくるわけです。」

メニャーニャ
「ですがハグレ戦争ならもう散々やっています、上手く立ち回り、必ず勝利します」

ヘレン
「戦術は?」

メニャーニャ
「相手は魔導界、すなわち相手は皆魔法使いです、そこで魔法に耐性のあるシノブ先輩や私を前線としてジュリアさんやマッスルさん、大明神さん等の壁役で攻撃を凌ぎます」

メニャーニャ
「その後ろでは、エステル先輩やマリーさん、ヤエさんといったこちらの魔法使い等が後ろから追撃を」

メニャーニャ
「更に後ろではティーティー様や福の神様、デーリッチさん達が回復で支援します】

ヘレン
「守りは完璧というわけか...では攻撃の方は?」

メニャーニャ
「突撃隊長としてたくっちスノーさんとZEROさん、そしてMさんが、そこからマーロウさんやフッチーさん、柚葉さんと続いていきます」

メニャーニャ
「空中部隊にもハピコさん、クラマさん、exeさん等が...」

ヘレン
「....よし、俺も前線にたつ、魔導界の事を良く知ってるのは革命家である俺だ。」

メニャーニャ
「ええ、では任せますね」

ヘレンはワープで遠くへと飛んでいく


帝都兵
「メニャーニャ様!大量の魔法使いが召喚されていきます!」

メニャーニャ
「来ましたか...すぐ向かいます。」


....

~前線~

ZERO
【ミサイルパンチィィィィ!!!】

たくっち鎧武カチドキ
「火縄大DJ銃!!いざ出陣!!エイエイォォォォォ!!!」

M
「滅べ!!砕けろ!!星屑となれ!!」

前線では三人の戦士が魔導人を粉々に消し飛ばしていた

魔導人(黒)
「うげええええ!!」


帝都兵
「あいつらヤバくね?」

帝都兵
「俺ら必要ある?」

マーロウ
「彼らはあくまで突撃部隊...溢れてきた魔導人を蹴散らすのが


魔導人
「ホロベエエエエエエ!!!」


斬ッ

柚葉は瞬く間に魔導人を斬っていく

柚葉
「我々の仕事だ」

帝都兵
「お、おお...やはりハグレ王国はスゴい」

帝都隊長
「何をやっている馬鹿者!奴等に手柄を全部取られるぞ!」

帝都兵
「「「うおおおおおおお!!!」」」

魔導人
「........カカカカ」

~後方~

シノブ
「サモンアグニ!!」

ニワカマッスル
「おるるぁ!ハグレ王国には近付かせないぜ!」

ヤエ
「サイキックバインド!」

エステル
「フレイムⅢ!!」

ローズマリー
「ブリザードⅤ!!」

デーリッチ
「デーリッチ覇王拳!」

帝都兵
「おおおおおお!!」

前線で倒しきれなかった魔導人達をシノブやローズマリー達が倒していく

ローズマリー
「...まだ来る!」

ベル
「皆さん、回復薬を持ってきました!」

ニワカマッスル
「おう、もっと持ってきてくれ!」

メニャーニャ
「ここもいつまで持つか...」

帝都兵
「...メニャーニャ様!現れました!白髪の男です!」

メニャーニャ
「遂に来ましたね、メイドウィン...」

デーリッチ
「メイドウィンさんが...来る!」

ニワカマッスル
「ベル!傷薬、今度はもっと沢山だ!」

ベル
「は、はいっ!」


.....


メイドウィン
「....やぁ」

たくっちスノー
「黒影」

ZERO
【待ッテイタゾ】

メイドウィン
「見つけたよたくっちスノー...」


たくっちスノー
「黒影聞かせろ、いつからだ」

たくっちスノー
「いつから...騙していた?」

たくっちスノー
「なぁ、2016年は一緒にコメント返ししてただろ?2015年まではメイドウィンワールドとか作ってさ...」

メイドウィン
「....」

たくっちスノー
「黒影家だとかつってルミナ様の家でオリキャラ集合してただろ?他作者と競いあったりしただろ?」

たくっちスノー
「逃走中だって沢山やってきたろ?色んな作者と友達になってさ...」

メイドウィン
「....」

たくっちスノー
「答えろよメイドウィン!!皆ウソだったというのか!?本当は楽しくなかったのか!?皆どうでもよかったのか!?」

メイドウィン
「...つるぎちゃん以外はどうでもいいよ、皆がつるぎちゃんになってくれるのなら別だけど」

たくっちスノー
「考えを変える気は無いのか...自分は...僕は貴方を尊敬していたっていうのに!!」

メイドウィン
「別に他人に尊敬されてもしったこっちゃないし」


たくっちスノー
「お前....ッ!!」


メイドウィン
「さぁ、望み通り俺を殺しに来てよ、全力で。」

メイドウィン
「俺もメイドウィンだからキャラは殺せない、殺せるのは名のないモブだけだよ」

メイドウィン
「泥仕合の始まりだね!」

たくっちスノー
「黒影ェェェェェ!!!!」

ああ、いつから、いつからだろう。

黒影が正義で、たくっちスノーは悪。


たくっちスノーが何か悪いことして、メイドウィンが登場人物と共にそれを止める

それが....メイドウィン小説のお決まりだったはずだ。


でも、今は違う

たくっちスノー
「なんで自分がお前を悪として倒さなくちゃならないんだよ、黒影....!!」

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.156 )
日時: 2017/11/19 13:45
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: GTJkb1BT)

ルルミーさん

たくっちスノー
「自分も髪、伸びてきたなぁ」

松山
「切ってやろうか?」

たくっちスノー
「ハゲにされるだろうから断る」

松山
「....メイドウィン。」

たくっちスノー
「自分は...あいつを止めなくちゃならない、あいつと同じ【メイドウィン】として!」


コメント感謝です

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.157 )
日時: 2017/11/19 16:01
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【change!仮面ライダーマッハ!!】

たくっちマッハ
「追跡...撲滅!いずれもマッハ!!」

『シグナルコウカン!トマーレ!』

たくっちマッハ
「悪いがお前はおとなしくしてもらう!」

【STOP】

たくっちマッハの銃に当たったメイドウィンはstopの標識に挟まれ動けなくなる

メイドウィン
「ありゃ」

【Re:set!】

たくっちスノー
「ヘレン!魔導界の人口は!?」

ヘレン
「およそ12万人!」

たくっちスノー
「何人くらい斬った!?」

柚葉
「まだ一万も越えていないだろう」

たくっちスノー
「黒影は自分が抑えるからお前らは他の奴を頼む」

ヘレン
「そういうわけにはいかない!俺だって...ムシャクシャしてるんだ!」

『サファイアブリザード!』

ヘレン
「俺達と俺のご先祖様は....お前の着せ替え人形でもオンラインゲームのアバターじゃねぇんだぞ!!』

ヘレンは氷の斬撃をメイドウィンに叩き込むが、メイドウィンは平然としている


メイドウィン
「俺はつるぎちゃんのたった一人の友達だ、そして俺もそうだった、つるぎちゃんと俺は...とても繋がった...」

たくっちスノー
「もう聞きたかねぇ!!」

たくっちスノーは首根っこを掴む


ZERO
【ルストハリケーン!!!】

柚葉
「乱れ桜」


たくっちスノー
「さっきからたった一人の友達、友達って!!やっぱ頭おかしいよ!」

メイドウィン
「君には言われたくないんだけどね...」

たくっちスノー
「黙れ!!お前も友達なら、剣ちゃんの友達を増やしてやろうと思わないのか!?」

メイドウィン
「それは君の考え?」

たくっちスノー
「...自分の知る!!不老不死でこの小説のヒーローであるシャドー・メイドウィン・黒影はそう言うだろ!?」

マーロウ
「Tさん....」

メイドウィン
「ヒーロー?普段頭を空っぽにしてお人形遊びしている君にしては」

その時...たくっちスノーは....

メイドウィン
「面白い答えだったよ」


黒い液体だけになった


マーロウ
「Tさん!」

松山
「おいたくっちスノー!!なにグチャグチャになってるんだテメェ!!」

メイドウィン
「次はZEROだよ」

ZERO
【!!!!】

メイドウィンは指からビーム光線を放つがZEROはそれを軽々とかわす

メイドウィン
「そっか、そういえば君には因果律兵器があったね」

ZERO
【ソンナモノ当タルカ...】

松山
「メイドウィン、お前何しやがった...なんでメイドウィンがメイドウィンを攻撃できる?」

メイドウィン
「俺は神、粉々にするくらいなら容易だよ」


メイドウィン
「邪魔するなら君でも殺すよ、一番作ってて楽しかったお人形、松山那雄宏。」

松山
「....っ!」

ZERO
【......】

ヘレン
「....お前!」


メイドウィン
「それじゃ、お先に!」

マーロウ
「...しまった!」

松山
「あの野郎、主人公デーリッチを殺す気だな...いつまで液体になってんだオイ!追いかけんぞ!」

松山は翼を生やし液体となったたくっちスノーを手掴みしてメイドウィンを追いかける


M
「デーリッチが危ない!」

ZERO
【光子力ビーム!!..オノレ、キリガナイ!!】

前線は今もなお増え続ける魔導人達を潰し続けている...

....


帝都兵
「来ました!奴です!」

メニャーニャ
「遂に突破されましたか...」

ローズマリー
「デーリッチ...」

デーリッチ
「覚悟は決めたでち」

帝都兵の大軍を切り払い、メイドウィンがデーリッチへと迫る

大きく飛び、壁と魔法追撃班を飛び越え...鯨用包丁を向ける

メイドウィン
「君を消せばこの世界は消滅する!!覚悟してよね!!!」


デーリッチ
「デーリッチ覇王拳!」

覇王拳で鯨用包丁を消し飛ばす


メイドウィン
「...おお、津波丸を!」

デーリッチ
「...メイドウィンさん。」

メイドウィン
「嫌だねぇそういうの!!」

デーリッチ
「デーリッチは...貴方を倒します!」

メイドウィン
「...なんで?どうして皆俺が悪いみたいな言い方をするの?俺はつるぎちゃんと約束しただけなのに!!」

ローズマリー
「約束?貴方は人の人生を弄んだ、人形のように自分の良いように動かしただけじゃないか」

ローズマリー
「今の貴方は善人のフリをした邪神だ、魔導界で一番自己中心的なのは、他でもない貴方だ!!!」

メイドウィン
「なんで!?なんでそんな事を言うの!?」


メイドウィン
「俺はただ、一人の女の子が好きになっただけなのに!!」



『テメェが「好き」を語るな』

メイドウィン
「!」

デーリッチ
「この声は....!」

松山
「ほれ、忘れ物」

「それ」は形を変えていく


『初恋だ?唯一の友達だ?んなこた別にいいんだよ』


やがて、それは狐のような頭部となり

『誰が女の人生を好き勝手弄くっていいつったよ』


少年のような体を形成していく


『誰が....』


ローズマリー たくっちスノー
「「支配と恋愛は同じと言った!!」」


偉大なるマガイモノの王は、不死身なり。


ローズマリーとたくっちスノーの攻撃が、メイドウィンを吹きとばす。


メイドウィン
「...あ、あれ?ドロドロの液体にしたはずなのに」

たくっちスノー
「バカいえ!液体に戻されたぐらいで死ぬか!どうせやるなら蒸発させれば良かったな!」

メイドウィン
「ありゃりゃ...まあいいか、もう一度やればいい。」


デーリッチ
「デーリッチ覇王拳!」

メイドウィン
「また同じ手を...!」


覇王拳は先程より大きく、強くなっていた、メイドウィンを再び前線へと引き戻す


デーリッチ
「ローズマリー...行っていいでち?」

ローズマリー
「ああ、私としても彼に少し腹が立ってきたよ」

たくっちスノー
「自分は言いたいこと言えてスッキリしたからここに残るよ、かなちゃん様いるし」

たくっちスノー
(オリキャラが目立ちまくっちゃ悪いし)

松山
「じゃあ俺も...めんどくせぇしここでいいや」

かなちゃん
「さぁお二人とも行ってきなさい!あの男に...天誅浴びせてやりなさい!」

デーリッチ
「分かったでち!」


....


メイドウィン
「あらーっ!!」

ZERO
【戻ッテキタカ】

ヘレン
「ていうかたくっちスノーは!?」

デーリッチ
「デーリッチ達の代わりに守ってくれてるでち」

M
「デーリッチ!無事だったか」

ローズマリー
「ええ...どうにか」

マーロウ
「こちらは...キリがありません、12万も本当にいるのかと思うくらいです」

ローズマリー
「傷薬がありますので使ってください」


ZERO
【フンッ!!】

メイドウィン
「うおふふ...」

ZEROは倒れているメイドウィンの首を握る


ZERO
【己ノ欲ト自己満足ダケノタメニ自分勝手ナ世界ヲ作ッタ罪ハ....重イ!!】

メイドウィン
「君に言われたくないよZERO、かつてのマジンガーZの世界を覚えている?」

メイドウィン
「世界はマジンガーを崇め、称え、上位の存在を消し飛ばす、それが君だった」


メイドウィン
「マジンガーより上のものを認めたくない君と同じで、自分もつるぎちゃん以外のものを認めたくない、だから消す」


メイドウィン
「そんなものだからね...途絶えちゃって、家系。」

デーリッチ
「....へ?」

ヘレン
「おい待て、それってどういう....」

メイドウィン
「ごめんごめん、またウソ付いちゃった、実は今の魔導人達はつるぎちゃんの血が繋がっていない」


メイドウィン
「つるぎちゃんが死んで200年くらいたった頃、余分そうな人類ウザかったから消したら...ちょっとやりすぎちゃって全滅したの」

ローズマリー
(多分、ほぼ全員消したな)

メイドウィン
「で、これじゃつるぎちゃんに怒られちゃうと思って、そっくりに作り直したの」


メイドウィン
「でも同じ素材で作ったらまた殺しちゃうだろうからちょっと工夫して作ったのが」

メイドウィン
「つるぎちゃんの魔力を永久的に産み出す鉱石『永遠魔導マテリア』と」




メイドウィン
「それをベースにした魔力人間マテリアヒューマン、そこにいるヘレン達!」

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.158 )
日時: 2017/11/19 19:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ヘレン
「マテリア....ヒューマン....?」

ローズマリー
「それは....つまり...」

デーリッチ
「マテリアは元々メイドウィンさんが作ったもので...ルミナちゃん達は、それを元にした...」

ヅッチー(マフィ)
「人造人間とかいう奴か....」

メイドウィン
「ヘレン達が誕生する40年ほど前に鉱石の方のマテリアに気付かれちゃってね、マテリアから人間を作ってるという事実だけ隠して上手く使わせてあげたよ」

メイドウィン
「もしかしたら、つるぎちゃんの魔力で何か出来るかとも思ってさ」

メイドウィン
「シャドー・ヘレン・黒影、君と君の妹...いや、今まで倒してきた魔導人含めて皆」


メイドウィン
「全部マテリアで出来ていたんだ」


デーリッチ
「....っ」

ヘレン
「.....」

メイドウィン
「あ、もちろんフルメイクだとかで肉質は変えてるから触り心地は人そっくりだよ」

メイドウィン
「あと依存性みたいになってるのは、しょうがないよ本体みたいな物だし」

ヘレン
「.......!!!」

デーリッチ
「じゃあ、皆お人形..?あの優しい人達も、皆、みんな...メイドウィンさんの作り物?」

メイドウィン
「そういうことになっちゃうね」

ZERO
【クダラナイ 所詮ハ タダノ箱庭トイウワケカ】

ヘレン
「つまり...つまり....全部テメェの仕業かあああああああああああ!!!」

メイドウィン
「仕業って...なんて悪い言い方を、マテリアを作ったのは俺だけど、それを面倒な事に使ったのは君達じゃないか」

メイドウィン
「俺は『可能性』という物に懸けてみた、だけどこのザマだよ、面倒な事に巻き込まれてしまった」

ローズマリー
「こいつ....

メイドウィン
「でもまぁ王さまとやってることは変わらないよ、何か凄いことして、凄いことが起きて凄い人が部下になる、ほら同じだよ」

ローズマリー
「デーリッチと一緒にするな!!お前だけは絶対に許さない...お前だけは!!」

メイドウィン
「君達は強い、それは分かっている」

メイドウィン
「でも限界がある 終わりがある でもこちらは違う」

メイドウィン
「【宝石の国】って作品知ってる?あの世界の住民は体が宝石で出来ているから砕けても再生が出来る」

メイドウィン
「そしてマテリア・ヒューマンは俺が作り出したもの、魔力がある限り永遠に生き続ける」

マーロウ
「大軍が尽きないとは思っていましたが...」

ヅッチー(マフィ)
「最初っから全部作ってたって事かよ...」

メイドウィン
「exeは永遠なんて無いと言っていたが...あるんだよね、二つだけ。」

メイドウィン
「俺と、マテリア。」

メイドウィン
「デーリッチ達が強いのは分かっているけど、そちらの魔力が尽きれば...俺の勝ち」

メイドウィン
「だから...俺はもう寝るね。」

メイドウィンは敵の真ん前で横になる。

M
「こいつ...どこまでふざけた奴だ...」

ローズマリー
「だがあいつの言っていることも事実、このままでは、いずれこちらはジリ貧になり、敗北する...」

デーリッチ
「...負けない、それでもデーリッチは負けない!何か策があるのなら、1%でもあるのならデーリッチはそれに懸ける!何がなんでも...魔導界からこの世界を守らないといけないんでち!」

デーリッチ
『私はハグレ王国国王!全ての時空の架け橋となり、全ての生き物を受け入れる皆の王さまでち!』

デーリッチ
『ルミナちゃんもヘレンさんも、例え体は鉱石でも心はある、貴方と違って!』

メイドウィン
「....受け入れてくれよ!マテリア・ヒューマンを!せっかく作った作品を!」

デーリッチ
「...そう、『作品』貴方は今かつてのたくっちスノーと同じ事を言っている」


デーリッチ達とは違う場所で、魔導人達が戦っている


ニワカマッスル
「んのやろぉぉぉぉ!!」

ジュリア
「くっ...数が多すぎる...!!」

たくっちスノー
「それでも諦めきれるかよ!!デーリッチだってやってんだ!!自分達だって!!」

松山
「マジだりぃんですけど...」

....


デーリッチ
「心の無い作品は...生き物なんかじゃない!!」

デーリッチ
「メイドウィン...私はお前を許さない!」

....

メニャーニャ
「帝都兵は?」

帝都兵
「80%が戦闘不能です!」

メニャーニャ
「魔導兵器を用意しなさい!」

帝都兵
「了解です!」

メニャーニャ
「...はぁ、デーリッチさん、我々はもうあまり持ちません、ですが...諦めませんよ」

メニャーニャ
「だから貴方も諦めないように」

....

ルイージ
「召喚!!」

ルルミー
「...闇が当たらない、これは生き物ではない?」

ミルラ
「青き稲妻よ、我の元に!」

ルイージ
「...頼むぞデーリッチ!」

ルルミー
「我々は貴方を」

ミルラ
「信じていますから!」

....

ハグレ王国が、デーリッチの勝利を信じている!

デーリッチ
「王さまとして、人として....ルミナちゃんの友達の一人として!!」

デーリッチ
「お前を、絶対に倒す!!」

メイドウィン
「......!!」

ZERO
【面白イ ソレデコソ『可能性』ノ始マリトナル者】

ローズマリー
「...マジンガーZERO?」

ZERO
【黒影ヨ モウ貴様のオ楽シミタイムハ終了ダ】

ZERO
【ソウダ デーリッチ ヨ ソレデイイ】

ZERO
【貴様ガ可能性ヲ捨テナイ限リ】



ZERO
【私達ハ絶対二負ケハシナイノダ!!】


....一方、協会。

帝都兵
「大変ですメニャーニャ様!上空から巨大な召喚反応が多数!!」

メニャーニャ
「くっ...こんな時に限って...!!」



ZERO
【サア、『ファイナルラウンド』ダ】


ZERO
【ガイザード・メイドウィン・魔神皇曰ク....】


ZERO
【魔導界勝利確率 0%!!!】


突然現れた召喚反応とは?

そして、ZEROの思惑と意味深な発言は?


次回....魔導戦争、終戦。


[To be continued....]