二次創作小説(新・総合)

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.176 )
日時: 2017/11/24 11:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: gKP4noKB)

ある日、たくっちスノーはこんな事を言い出した。

たくっちスノー
「王さま...いや、デーリッチ、決着を付けよう」

デーリッチ
「えっ」

たくっちスノー
「わりとガチの死ぬかもしれない系の全力の...」

デーリッチ
「ちょ、ちょっと待つでち、なんでいきなりデーリッチとたくっちスノーが戦わなくちゃならないんでちか」

たくっちスノー
「事情は後で話す、良いから来いっての」

デーリッチ
「ええっ、ちょっ....」

たくっちスノーはデーリッチの手を握り、渦で遠くへと飛んでいく

ローズマリー
「...あれ?デーリッチ?」

......

『lost WORLD』

デーリッチが連れていかれた先は、家も草花も空も何も無い、強いて言えば酸素だけしかない真っ白な世界だった

デーリッチ
「こ、ここは....?」

たくっちスノー
「ロストワールド、何も無いから何をしても問題の無い場所だ。」

デーリッチ
「何をしても...って」

たくっちスノー
「そうそう、この世界の管理人は前に話たロストメイドウィンだが、あいつには話を付けてある、だからいくらでも...」

デーリッチ
「そろそろ話して欲しいでち、なんで戦う必要が?」

たくっちスノー
「なんでって...そうだな。」

たくっちスノー
「自分は元々悪役だ、黒影が正義、自分が悪、メイドウィン小説はそういう図式の予定だった」

デーリッチ
「....?」

たくっちスノー
「だが、黒影は死んだ、悪に成り果てた。」

たくっちスノー
「そして、好き嫌いを学んでいく自分はだんだんいい奴に成りかけてきた」

デーリッチ
「何処が?」

たくっちスノー
「最初に会った頃よりは変わっただろ!....それで、自分とお前の戦いにもケジメ付けておこうと思って」

たくっちスノー
「運動祭の時も、help-ENDの時も、集団でボッコボコにされたから一対一でやってみたかった」

デーリッチ
「だからデーリッチを連れ出したんでちか?」

たくっちスノー
「まぁ、そうなるね...後で謝罪文はたらふく書くから、ちょっとだけ相手して欲しい」

デーリッチ
「まぁ、ちょっとだけなら....あ、そうそう」

たくっちスノー
「何?」

デーリッチ
「あの手足を別のものに変える技は禁止でちよ、決着を付けたいなら自分の実力でかかってきてほしいでち」

たくっちスノー
「う、うん...そうだな」

...一方その頃

ローズマリー
「デーリッチ見なかった!?」

エステル
「え、どうしたのマリーそんな慌てて」

ローズマリー
「デーリッチが何処にも居ないんだ!!」

エステル
「何ィ!?」

Sonic.exe
「参謀、Tから置き手紙だ」

【ちょっとそちらの王さまを借ります、まぁ悪いようにはしないから】

ローズマリー
「あいつ...」

Sonic.exe
「追うか?」

ローズマリー
「行き先が分かるのか?」

Sonic.exe
「一応、あいつの部下だからな...」

ローズマリー
「すぐに向かってくれ!」

Sonic.exe
「ああ!」

.......


いつだっただろう

ざくざくアクターズを初めて遊んだのは

いつからだろう

自分がゲームやアニメを楽しめなくなったのは

いつからだろうか

自分がこんなキャラクターになったのは、マガイモノなんて単語が生まれたのは

いつからかな

たくっちスノー
「いくぞ、ハグレの王!!」

デーリッチ
『こい!マガイモノの王!!』


僕の憧れる存在が、黒影からデーリッチになったのは。

メイドウィンが、僕とは大きくかけ離れるようになったのは



たくっちスノー
「自分は...今度こそお前に勝つ!!」

たくっちスノー
「これが...『悪』としての自分の最後の戦いだ!!」


...そう、最後、これが最後だ。

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.177 )
日時: 2017/11/24 12:33
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: OZDnPV/M)


たくっちスノー
「うああああ!」

たくっちスノーは刀を振り回すが、まるで当たらない

たくっちスノー
「...くっ!」

デーリッチ
「ん、どうしたでち?まだ一回も当たってないでちよ?その体は最強無敵じゃなかったんでちか?」

たくっちスノー
「...ああ!わかったよ次は当ててやる!」

...そう、自分の体は最強無敵。

自分から見て最強だった『たくっちチャンネル』と

自分から見て無敵に見えた『black-snow』

この二つの実況者が合わさって生まれたのが、たくっちスノー。

実際強かった、この二人は。

だから自分は常にこの姿であり続けた。

たくっちスノー
「ううりゃっ!!」

デーリッチ
「刀から衝撃波!?そんなのアリでちか!?」

たくっちスノー
「忘れてもらっちゃ困るが自分は設定の支配者だ!これくらい余裕なんだよ!」


デーリッチ
「そ、そうだったでち...長期戦は不利だから一気に仕留める!タイガーモード!」

たくっちスノー
「タイガーモード....ねぇ、タイガーモードってさ、自力で取得したんだよな?」

デーリッチ
「そうでちね、ジュリアさんにトレーニングしてもらって編み出した物でち。」

デーリッチ
「覇王拳もこどらちゃんに教えてもらったんでち」

たくっちスノー
「そうか...」

デーリッチの技は、誰の助けがあるとはいえ自力で覚えたもの

回復魔法も、恐らく何処かで覚えたのだろう。

自分にはそういった物はない。

この名前も、キャラクターチェンジも、それらの多数の技も自分の物ではない、

「取得した」のではなく「奪った」もの

自分はこの最強無敵たくっちスノーでは不充分だった、もっと設定が、もっと技が、もっとキャラクターが欲しかった

そうしていくうちに、自分はゲームやアニメに対する関心が無くなっていった

たくっちスノー
「こうなればこちらも...二刀流!」

デーリッチ
「!」

たくっちスノー
「たった今木刀ぐらいの切れ味にしたから死にはしない、骨は折れるかもしれんけどな」

デーリッチ
「デーリッチヘッドバッド!」

ああ、何処で間違えたか


たくっちスノー
「ダブルスラッシュだ!」

デーリッチ
「なんのぉ!」


どうしてこんな事になってるんだか


たくっちスノー
「せいはぁ!」

自分、何かだんだんワケわかんなくなってきたわ


たくっちスノー、お前は悪役として生まれたんだろう?なんで楽しく戦ってるの?なんで楽しく生きようとするの?

デーリッチ
「ガイア!」

たくっちスノー
「土魔法!?」

シャドー・メイドウィン・黒影、お前なんで悪役になってるの?君は全てから愛された正義のヒーローでなんでも出来る英雄だろ?


たくっちスノー
「ふぅ...やっぱ強いなぁ、主人公さんはよぉ!!」

お前、ちゃんと原作見たのか?ゲームとかやってる?え?アニメは全話見るのめんどい?そうか、そうだったわ、それが敗因だったな

デーリッチ
「満を持しての....デーリッチ覇王拳!!」

たくっちスノー
「うおおおお!!」

お前、結局ざくアク好きなの?え?よく分からんけど小説に出してるなら好きって事じゃないのって?そういうことにしておくよ

お前、この小説メイドウィンの入門用だぞ?何余計な事まで書いて謎増やしてるの?入門させる気あるの?え?今まで何も考えずに書いてきたから自分にもよく分からないだって?

たくっちスノー
(...おい、地の文、さっきからうるせぇ!)

たくっちスノー
(ったく小説ってのはこういうの付けろっていうからめんどくさくてたまらねぇ...)


たくっちスノー
「ふふふ...」

デーリッチ
「最後の戦いで笑うって...一体何考えてるのさ」

たくっちスノー
「いや?何も考えてないよ、自分が考えられないの忘れた?」

デーリッチ
「あ、そうでちたね」


マガイモノの王とか、全設定は自分の物とか、この世界で一番強いものとか、メイドウィンとかもう知るか。

そもそも真面目に考えてなかった設定だ

まぁ、結論から言うと気分や好みでキャラ設定は変わるんだから、設定集も入門作もいらない。



たくっちスノー
「悪役とか、味方とかもう知るか!プロットなんざ面倒なだけだ!」


たくっちスノー
「結局何も考えてないんだから!!」

たくっちスノー
「そうだ、これでいいんだ!これで!!」

Sonic.exe
「いいわけねぇだろこのカスがァ!!」

たくっちスノー
「べらっ!!」

丁度ロストワールドへと到着したexeが、たくっちスノーを叩き潰した

ローズマリー
「デーリッチ!無事だった?」

デーリッチ
「え、まぁ....無事でちね。」

デーリッチ
(最後の戦いとは何だったのか)

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.178 )
日時: 2017/11/24 12:59
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: OZDnPV/M)

Sonic.exe
「お前の魂胆は分かっているんだぞ....もうネタが浮かばないし次回作が書きたくて書きたくてたまらないから自分をラスボスっぽくして無理矢理完結しようとしたんだろ!?」

たくっちスノー
「だってもう分かんないんだもん何すればいいか~!!全30話とかマジ無理っしょ!!」

Sonic.exe
「終わらせないぞ!!まだMだとか三章でチラついてる謎の人物とか伏線が残ってるんだ、それを回収するまでは次回作を書かせはしない....!!!」

たくっちスノー
「もう勘弁してください...」

Sonic.exe
「大体お前は!その日の気分で小説を書く上にバトル描写がヘタクソだからこんな事に...妄想通りに小説書けた事あったか!?」クドクド

たくっちスノー
「お願いだから次回作書かせてくださいよぉ!!」

.....

デーリッチ
「え、ええー?せっかくカッコよく持ち出した決着がこれでいいんでちか?」

Sonic.exe
「Tにシリアスなど必要ない」

たくっちスノー
「ええ...」

Sonic.exe
「大体お前、メイドウィンは作品に深く関わってはいけないのではないのか?」

たくっちスノー
「完全にその設定忘れてました...」

Sonic.exe
「やれやれ...」

ローズマリー
「つまりどういうこと」

デーリッチ
「かくかくしかじか」

ローズマリー
「なるほど...どうやら無駄っぽかったみたいだけど」

Sonic.exe
「T、現在大名神も黒影もいないから俺が罰を決める」

たくっちスノー
「え、おい、勝手に決めんな

Sonic.exe
「次回作まで出番ゼロだ」

たくっちスノー
「ちょ、おい、ふざけんな!自分一応主人公その2でぁぁぁぁぁ....」

たくっちスノーは姿が透明になった

Sonic.exe
「映 す 価 値 無 し」

デーリッチ
「ええ...いいんでちかそんな事して」

Sonic.exe
「ああ」(元はお前達が原作の作品なのに、俺達やオリキャラがでしゃばり過ぎたからな....)

たくっちスノー(透明)
(オリキャラ作らないと話作れないんだからしょうがないじゃない....)

....そしてハグレ王国に帰ってくる

野獣先輩
「おい、たくっちスノーは?」

Sonic.exe
「奴は死んだ」

野獣先輩
「そう...(無関心)」

たくっちスノー
「今まで溜め込んだ設定を全て捨てて、たくっちスノー復活!」

野獣先輩
「ほら、こいつは自分が決めたことすら守れないから無駄なんすよ」

たくっちスノー
「守らないっつーか覚えてないだけどね、はは」

エステル
「ちょ、あんた怪我してるじゃない!大丈夫なの!?」

デーリッチ
「心配ないでち、たくっちスノーの攻撃で受けたものじゃないし」

たくっちスノー
「心折れそう」


かくして、二人の戦いは、たくっちスノーらしい真面目じゃない唐突な結末で終わった、


今日も、ハグレ王国は平和である...明日は知らん。


『ざくざくアクターズZ 終わり』

















Sonic.exe
「だからこんな投げっぱなしで終わるなと言っているだろ!!」

たくっちスノー
「分かった、分かったよ!!ちゃんと次もあるよ!!」

そんなわけで、まだまだ続く