二次創作小説(新・総合)
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.184 )
- 日時: 2017/11/25 18:42
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「....え、メイドウィンって.....えええ!?」
目の前にいる青髪の美女は、メイドウィン。
たくっちスノーは度々見るが、ローズマリーからすれば女性のメイドウィンは初めてだったのだ
※ルイージとミルラとルルミーをメイドウィンだと知っているのはマガイモノ屋のみ
デーリナ
「あれ、知っていらしたのですか?」
ローズマリー
「ええ、実はこの方もメイドウィンなんですよ」
ローズマリー
(同時に犯罪者でもあるけど)
デーリナ
「そうなんですか!メイドウィンって私以外にも存在してたんですね!」
たくっちスノー
「え、ええまぁ、メイドウィンは自分以外にも居るんですけど」
たくっちスノー
(永遠の二番手のそっくりさんとか原初の魔神とかその他色々)
ローズマリー
「...あの、聞いてもいいですか?」
デーリナ
「何?」
ローズマリー
「その鍵...『キーオブパンドラ』ですよね?」
たくっちスノー
(王様が持っているアレか...)
デーリナ
「えー、確かそんな名前でしたね」
ローズマリー
「それは1つしか無いもの...何故貴方が?」
デーリナ
「それは...私が創った武器だからですよ!一時期はパンドラって名乗ってたんですけどその時の名残です!」
ローズマリー
「パンドラですって!?」
Sonic.exe
「なんだそれは?」
ローズマリー
「ずっと昔、杖を使い異世界から物を召喚した一番最初の召喚士、『パンドラ』....」
ローズマリー
「何百年も前の人物なのにこんな若い...確かに、シャドー・メイドウィン・黒影が若者のまま何千年も生きていたと考えると不思議ではないが....」
たくっちスノー
「そういやメイドウィンって基本的に長生きだからな、黒影は特別だが」
デーリナ
「パンドラも偽名なんですけど、最近は名乗れなくなったんで、Eって名乗ってたんですよ」
Sonic.exe
「何故名乗れなかった?」
たくっちスノー
「思い出してみろexe、こいつの広めた召喚が、後々ハグレだとか戦争だとかで面倒なことになったろ、この人悪くないけど」
ローズマリー
「なるほど...全ての責任をパンドラに押し付ける奴が居てもおかしくないという事だ、でもどうしてEなんです?」
デーリナ
「ほら、イスタールのE!」
Sonic.exe
「....Eはローマ字だと『え』だぞ」
デーリナ
「えっ」
たくっちスノー
「えっ」
たくっちスノー
「..ンン!で、うちの王さまのプライベートを知りたいって手紙を送ったのはあんたで間違いないんだよね?」
デーリナ
「はい、忘れないように軽い束縛魔法を掛けましたけど」
ローズマリー
「束縛魔法!?」
デーリナ
「私は召喚で送ったり逆に呼び寄せたりする他に、物体や人物を固定させることも可能ですよ」
たくっちスノー
「ヤンデレ系じゃなくて良かったとつくずく思うぜ」
Sonic.exe
「もしこの魔法が黒影が持っていたらと考えると恐ろしくて仕方ないな」
たくっちスノー
「なんでそこまでして王様...デーリッチの事を知りたいんすか」
デーリナ
「え?この格好を見て気付きませんか?」
Sonic.exe
「は?」
デーリナ
「デーリッチは...私の子供です!」
ローズマリー
「うっそーん!?」
たくっちスノー
「ゴクゴクゴク」
たくっちスノー
「セルフジュース吹き出しっ!!」
Sonic.exe
「わざわざオレンジ飲むな」
たくっちスノー
「き、緊急会議!!緊急会議を行うんだ!!」
ローズマリー
「わ、分かった!!」
デーリナ
「ん~?」
....そんなわけで、ローズマリーは早急にハグレ王国民を全員呼び出し、二度目の緊急会議が開かれた。
Sonic.exe
「そんなわけでこちらにおられますは、世界最初の召喚士であり自称デーリッチの母親と名乗るデーリナ・イスタール様であります」
ハグレ王国
「「「「ええええええええ!?」」」」
デーリナ
(どうして『メイドウィン』を含めないんですかぁ?)
たくっちスノー
(デーリッチ、あまりメイドウィンは好きじゃないんだ...)
デーリナ
(そうなの...(´・ω・`))
ニワカマッスル
「は、母親って...マジか。」
メニャーニャ
「し、しかも世界最初の召喚士って...それってつまり『パンドラ』と同一人物ですか!?」
ブリギット
(あいつ何処かで見たことあると思ったら...)
シノブ
「デーリッチさんのフルネームは『デーリッチ・イスタール』という事になるんですね」
デーリッチ
「そうでちね...名簿を変えておく必要があるかもしれないでち」
ミアラージュ
「ちょ、ちょっと待ちなさい!まだこの人が母親って決まったわけじゃないでしょ!?」
イリス
「オウイエース、それにこいつが最初の召喚士だという証拠もありませーん」
たくっちスノー
「一番最初の召喚士さんよ、なんか召喚してみてくれや」
デーリナ
「ちょっと待ってください最近風邪気味で...」ズビー
たくっちスノー
「いつのまにティッシュの箱持ってきたー!?」
気がつくとデーリナの席には大量のティッシュ箱が置かれていた
デーリナ
「ああすいません、これくらい無いと不安でして...」
デーリッチ
「もしかして、今のは召喚で?」
デーリナ
「ご名答~!流石デーリナちゃんの子供ね!ご褒美に花束あげちゃいます!」
デーリナは指を鳴らし、右手にマーガレットの花束を出す
アルフレッド
「うわぁ!あっという間に召喚した!」
シノブ
「召喚士としての腕は確かみたいね」
メニャーニャ
「しょうもない物ばっか召喚してますけどね...」
マーロウ
「デーリナさん、最初の召喚士かどうかは我々には関係ないとして...」
デーリナ
「はい?どうしましたオオカミさん?」
マーロウ
「あの子とは血の繋がった家族なんですか?それとも義理?」
デーリナ
「もちろんあの子は私の血を引く子供で、色んな所がそっくりに成長してるみたいなの!」
マーロウ
「そうですか...では、彼女の誕生日は?」
デーリナ
「え?」
マーロウ
「我々は記憶を持たないハグレ、それは貴方の娘デーリッチも同じです...ですが貴女は母親という記憶がある、それなら言えるはずですよ」
デーリナ
「あ、う~ん...」
マーロウ
「どうしました?まさか...大事な娘の誕生日を忘れたなんて言いませんよね?」
ベル
(おお、流石マーロウさんだ!この質問ならすぐに見抜ける!)
たくっちスノー
(自分はリアルの母親の誕生日覚えてないとか言えない)
デーリナ
「ん~えっと....デーリナちゃん明日の事も考えてないし昨日の事も覚えてなくて」
たくっちスノー
「リアルワールドの自分みたいな事言いやがって...で?覚えてないんですか?誕生日」
デーリナ
「ちょ、ちょっと待って今母子手帳召喚するから~」
デーリッチ
「たくっちスノー、マーロウさん、もういいでち。」
たくっちスノー
「王さま?」
デーリッチ
「ローズマリー。」
ローズマリー
「何だい?」
デーリッチ
「この人を一週間ほどこの国に住まわせてあげれないでち?」
ローズマリー
「えっ!?」
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.185 )
- 日時: 2017/11/26 09:56
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そんなわけで、デーリナはハグレ王国でデーリッチと過ごすことになったのだが...
デーリッチ
「そういえばなんで手紙に『恋しました』なんて書いたんでちか?」
デーリナ
「異性愛と親子愛は同じでしょ?」
野獣先輩
「全然ちげぇしあんたらは同性!」
デーリナはデーリッチに一生懸命尽くした
デーリナ
「あー何そのスーツいいなぁ!」
デーリッチ
「タイガースーツでち!」
デーリナ
「じゃあママもライオンスーツ作ろっかなぁタテガミかっこいいし!」
ジュリア
「ライオンにタテガミがあるのはオスだけだが...」
デーリナ
「えっ!?」
...
デーリッチ
「お母さん...」
デーリナ
「今、お母さんって呼んでくれた!!ワーイヒャッホーウオー!」
たくっちスノー
「聞いちゃいねぇ...」
...
メニャーニャ
「あれからもう三日...ですか、月日が経つのは早いものですね」
たくっちスノー
「年を取ればとるほど時が早く感じるようになるなぁ」
ミルラ
「デーリナさんは?」
たくっちスノー
「今のところ怪しい動きは見せない...というかそういう事はしないだろう」
メニャーニャ
「ええ、三日どころか一日で結論付きましたからね...」
たくっちスノー
「ああ....」
メニャーニャ
「彼女、どうしようもない位バカです。」
たくっちスノー
「だな....」
ミルラ
「そんなストレートに言ってはダメですよ、もう少し可愛らしく...」
たくっちスノー
「ミルラ氏、君アレか?デーリナをポンコツ属性と言いたいのか?」
メニャーニャ
「あれはもうポンコツの領域越えてますよ...ネジ一本どころか最初からネジ入ってない段階ですよアレ」
たくっちスノー
「ライオンのメスは知らんだの、ローマ字は間違えるだの、大学はデーリッチと一緒になって逃げるだの、もうやべー段階ですわぁこれ」
メニャーニャ
「何よりついさっきの事ですけど!!デーリッチさんが『デーリッチのお父さんはどんな人なんでちか』って聞いたら『えっお父さんって何!?』って言い出したんですよ!!」
たくっちスノー
「お父さんって何!?って答えこそ何だよ!自分でもお父さんという単語の意味知ってるわ!!」
ミルラ
「ここまでくると不自然ですね...」
たくっちスノー
「デーリッチの親族とか、最初の召喚士とかそういうこと関係なしに今までどうやって生きてきたか気になってきた」
メニャーニャ
「でもまぁ、これで長年の謎が解けましたね...どうしてこの世界の召喚は一本通行なのか、そして何故発展しなかったのか」
メニャーニャ
「あの頭では、自由に行き来する方法なんて浮かぶはずありませんよね」
たくっちスノー
「召喚もティッシュ箱取り出したり花束出したりハンカチ出したり、やってることは自分の魔方陣とあんま変わらないしな」
ミルラ
「もしかしてあの人、召喚は忘れ物取りに行く感覚でしか使っていないのでは」
メニャーニャ
「あり得なくないですね...」
たくっちスノー
「何その出来の悪い異世界転生みたいな真相...」
ミルラ
「そこは...まぁ良いとして、あの人は本当に母親なんでしょうか?」
たくっちスノー
「どうだろうな...見た目はそっくりだが王さまはあそこまでバカじゃないし」
M
「たくっちスノーは居るか」
ミルラ
「あ、Mさん。」
M
「ZEROや松山が奴の事を調べていたのだがな...このような結果が出てきたのだ。」
たくっちスノー
「どれどれ...?」
一方その頃.....
デーリナ
「ああ~プリンいいのぉ!」
デーリッチ
「...どうでち?ローズマリー、あの人母親っぽいでちか?」
ローズマリー
「どうって言われても...デーリッチが二人居る感じして大変だなぁとしか」
デーリナ
「えーそうなの!?嬉しいわ!私をママと認めてくれるのね!」
ローズマリー
「言っておきますけど褒め言葉ではありませんからね?」
デーリナ
「えっ」
ローズマリー
「はぁ...」
デーリッチ
「ところでお母さん、迎えに来たって事は...デーリッチは元の世界に帰らなくちゃいけないんでちか?」
デーリナ
「え?...う~ん、それは無いと思う」
ローズマリー
「何故ですか?」
デーリナ
「だって、デーリッチは私の知らないところで王様にもなっちゃって、こんなに友達が出来て、それが急に離れ離れになるなんてこの子が可哀想」
デーリナ
「それに、元の世界の記憶が無いんだよね?それならずっとここに居た方がいいってママは思うの」
デーリッチ
「え、じゃあずっとこの世界に居ていいんでちか!?」
デーリナ
「もろぴん!」
ローズマリー
「...では何故貴女は今更になってデーリッチを迎えに来たんですか?」
デーリナ
「え?えっと...急に浮かんだから?」
ローズマリー
「...あの、出来れば真面目な回答を」
デーリナ
「本当なの~、気が付いたらデーリッチの事が頭に入ってきたの」
デーリッチ
「ハグレにもそういう事があるんでちね」
ローズマリー
「うーん、そういうものかなぁ?」
デーリナ
「あ、そうそうデーリッチ、『メイドウィン』ってお仕事知ってる?」
デーリッチ
「知ってるでち、それがどうかしたでち?」
デーリナ
「デーリッチはメイドウィンになりたいって思ったことは?」
デーリッチ
「デーリッチはメイドウィンにはなりたくないでち、辛いことだらけだし」
デーリナ
「どうして?確かに過酷な事ばかりとは聞くけど、それでもやり甲斐のある...」
デーリッチ
「そういう事じゃないでち...ねぇ、お母さん。」
デーリナ
「何?」
デーリッチ
「シャドー・メイドウィン・黒影って人を知っているでちか?」
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.186 )
- 日時: 2017/11/26 11:34
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
デーリナ
「えーっと、誰その人?」
ローズマリー
「『メイドウィン』の始まりの人、と言われてた人です、もう亡くなりましたが」
デーリナ
「その人に会ったことがあるの?」
デーリッチ
「そうでちね....あの人は、一人の女性を愛していたんでち。」
デーリッチ
「彼はその人の為になんでもやった、彼は最終的に神その物になって、その人が何一つ不自由ない世界を作るほどまでに至ったんでち。」
デーリナ
「ええ?凄いと思うけどなぁ私は」
ローズマリー
「ですが黒影さんは、その一人の女性以外の人物は興味がなかった、その女性亡き後には、生き甲斐を失い、世界を箱庭にして人形遊びをやっているのと変わらなかった」
ローズマリー
「実を言うと我々も彼にはよく世話になったんですよ、それがまさか...」
デーリナ
「じゃあ、悪い人なの?」
デーリッチ
「デーリッチは、あの人は良い人でも悪い人でもなく、可哀想な人だと思ってるでち」
ローズマリー
「可哀想な人?」
デーリッチ
「だって愛の深さはともかく、あの人は数百、何千、何万年もの間独りで生きてきたでち」
デーリッチ
「時々、もしデーリッチがメイドウィンだったらという事を考えるけど、とても悲しくなってくる」
デーリッチ
「だって、本人にはいつ死ぬか分からない、でも果てしなく長いことだけは分かる」
デーリッチ
「このハグレ王国でローズマリーもエステルちゃんもヅッチーもデーリッチより先に寿命で死んじゃって、王国でデーリッチが独りぼっちになるなんて...そんなの嫌でち!!」
デーリッチ
「それに...いつかローズマリーやエステルちゃんの子供が出来て、デーリッチとまた友達になっても、その人達もデーリッチより先に死んじゃうって分かると....思い出が増えて!思い出だけが残って!....余計に辛くなって....」
デーリッチ
「うわあああああああん!」
喋る途中で、デーリッチは耐えきれなくなりローズマリーに泣き付く
ローズマリー
「デーリッチ...よしよし、大丈夫、君は大丈夫だから...」
デーリッチ
「ローズマリー...デーリッチは、デーリッチは一人になりたくないでち!!寂しくて、友達に会いたくて涙を流す位なら、神様になんてならないでち!!」
デーリナ
「......」
デーリナは何も言えなかった。
デーリナ・メイドウィン・イスタール。
『ざくざくアクターズ』のメイドウィン。
いずれ、ここに居る素敵な人達と、王国は...近いうちではあるが、皆いなくなってしまう。
そして、デーリッチは....デーリナの子供。
彼女が望んでいなくても、いずれは....
デーリナ
「デーリッチ、ちょっと席を外すね」
ローズマリー
「....デーリナさん。」
........
デーリナ
「....はぁ、私、デーリッチのママ失格だなぁ」
たくっちスノー
「あー居た居た!おい、イスタール!」
デーリナ
「たくっちスノーさん....」
たくっちスノー
「ちょっと知らせたいことが...」
デーリナ
「お願いがあります、たくっちスノーさん!!」
デーリナはたくっちスノーに突っ掛かる
デーリナ
「貴方は設定の支配者らしいですね?」
たくっちスノー
「お、おう...」
デーリナ
「そんな貴方を見込んで頼みがあります」
デーリナ
「私から『メイドウィン』の設定を消してくれませんか?」
たくっちスノー
「....え?」
デーリナ
「このままではあの子はいずれ私の跡を継ぎ、メイドウィンとなり孤独を味わう事になるらしいの」
たくっちスノー
「らしいっておいおい...」
デーリナ
「お願い!私の中からメイドウィンの設定を消して!」
たくっちスノー
「け、けど...んなことしたら、メイドウィンと一緒にある長寿の設定も消える、そんなことになったら、何百年前から生きるあんたは瞬く間に白骨死体と化すぞ!!」
デーリナ
「構わないよ...私、母親として、デーリッチに何かしてあげたくて...」
たくっちスノー
「それが『死』なんてあいつは喜ばないと思うがな...」
デーリナ
「でも...」
たくっちスノー
「あーもう収集つかねぇ!まだ死ぬな!!ていうか死なせねぇよもう!!」
たくっちスノーはチラシ紙をデーリナに叩きつける
デーリナ
「これは....【ハグレ大祭り】?」
たくっちスノー
「あんたが広めた召喚、その犠牲に生まれた迫害者『ハグレ』」
たくっちスノー
「デーリッチは、そんなハグレ達の為に、ハグレも原住民も仲良く平等に楽しめるように楽しめる計画を練っていた」
デーリナ
「...じゃあ、この祭りはあの子が...!?」
たくっちスノー
「死ぬ前に、デーリッチが一生懸命考えた祭り、参加してやってくれ、明後日始まるから準備もな」
たくっちスノー
「別に自分としては死にたいのなら勝手に死んでもらっても構わないんだが、1つだけ経験談を言わせてもらう」
たくっちスノー
【死にたいって軽く口に出す奴は絶対に死なないんだよ】
デーリナ
「.....」
たくっちスノー
「じゃあな。」
デーリナは考えた
自分に母親として出来ること
自分がどうしてここにいるのか
自分自身の欠けた記憶
デーリナにある設定は、自分の名前と、メイドウィンと、デーリッチの母親という記憶だけ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やれやれ、言いそびれちゃったなぁ...
でもまぁ、まだ話さなくても大丈夫だよね、
デーリナ・イスタール。
あいつはデーリッチの親族でも無ければ、メイドウィンでもないんだ、
デーリナ、お前は.....!!