二次創作小説(新・総合)
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.86 )
- 日時: 2017/11/07 22:50
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ある日、たくっちスノーがマガイモノ屋の依頼件数を確認したときの事だ。
たくっちスノー
「マガイモノ屋の依頼って何件あったっけ」
野獣先輩
「見ろよ見ろよ、おかげさまで810枚ものの手紙が」
Sonic.exe
「まとめるな、お礼の手紙と依頼とゴッチャになるだろ」
たくっちスノー
「あーもうめんどくせぇなぁ...えーっとこれはお礼の手紙、これは依頼、これも依頼、これは...ん?」
たくっちスノーは手紙の中から、1つだけ薄汚れた物を見つける。
Sonic.exe
「....『たくっちスノーへ』か、まさかのご指名だな」
たくっちスノー
「ボロくさいし報酬は期待できんなぁ」
野獣先輩
「普段ゴミばかり送られてんのに何を今さら」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノーへ
私を覚えているか?
お前という存在が気にくわない
お前がいなくなれば、私の役目は達成される
カナラズ コロシテ ヤルカラナ
K。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「えーっと、自分って月島美夏に何か恨まれるようなことした?」
野獣先輩
「今の読者って月島美夏知ってるんすかね」
Sonic.exe
「殺害予告か...まぁ、お前そこまでの事をしたんだからな」
たくっちスノー
「うぬぬ...否定はしないけどさ。」
たくっちスノーはクレーム返しでもしてやろうかと考え、差出人の名前を見た
たくっちスノー
「.....K?」
....王国会議にて
たくっちスノー
「そういうわけだから、自分はしばらく旅に出ることにした!」
ハグレ王国みんな
「「「「「またんかいゴルァ!」」」」」
エステル
「なーに逃げようとしてんのよあんた!」
ローズマリー
「すっかり忘れてたけど、そういえばこの人犯罪者だ...」
ヅッチー
「かなちゃん、時空監理局から見たあいつの罪状って?」
かなちゃん
「えーと、世界の崩壊を数件、あと時空監理局の許可なしで他の世界へ介入などがありますね」
野獣先輩
「ちなみに懲役は1145141919年位ゾ」
ベル
「11億4514万1919年...」
イリス
「世界崩壊ィ?随分スケールのデカい話ダナ。」
Sonic.exe
「こいつが設定...お前達で言うところの経歴や特技に技等といった物を奪われると、真っ白な世界になってしまうんだ、現在は全て修復されたが...」
たくっちスノー
「流石に自力で設定は産み出せないからね、松山と違って。」
松山
「殺害予告ってことはよ、たくっちスノーに恨みを持つ人間が送ったものになるな」
野獣先輩
「恨みねぇ...こいつ沢山敵作ってきたからなぁ...」
たくっちスノー
「誰だろ...」
ジュリア
「Kという人物に心当たりは?」
たくっちスノー
「頭文字Kのキャラクターがどれだけいると思ってやがる....」
マーロウ
「設定を奪われるとどうなるんです?」
Sonic.exe
「...普通ならソイツの存在そのものすら消えてしまうな、普通なら。」
クラマ
「まるで神隠しだな...メイドウィンも神と考えると、間違ってはいないか。」
たくっちスノー
「まぁ旅に出るってのは建前で、ボディチェンジを駆使してどうにか探る。」
メニャーニャ
「どうにかって...どうにかなるんですか?」
たくっちスノー
「忘れてもらっちゃ困るが自分は一応時空をどうこうする仕事に勤めているから自分の存在を認知している者は滅多にいない。」
Sonic.exe
「つまり、Tの事を聞いてくる奴は100%こちら関連ということだ」
シノブ
「なるほど...」
Sonic.exe
「ウズシオーネ、俺もしばらく休暇を取らせてもらう、巻き込みたくないからな」
野獣先輩
「もし、たくっちスノーの事を聞かれたら無関係と答えるように、以上!」
話し終えると、マガイモノ三人集はそそくさと遺跡を後にする
ルイージ
「....K、かぁ。」
ルルミー
「たくっちスノーさんに恨みを持つ相手...」
ミルラ
「手紙まで送ってくるなんて...」
松山
「あいつら同様時空を越えてきた可能性もあるな、大明神、後で本部に戻ってググっとけ」
かなちゃん
「あいさー」
デーリッチ
(おお、なんか珍しく組長っぽい指示してるでち!)
....
そして、王国会議が終わった後、デーリッチはヅッチーと大福を食べながらまったりしていると
『ちょっといいか?』
デーリッチ
「....ん?」
デーリッチ達の前に、謎の人物が声を掛けてきた。
薄い赤い色の髪で右目と左腕は包帯で隠されており、体は中性的で性別の区別が付かなかった。
デーリッチ達は、この人物が付けている変わったベルトが目に写った
『ここら辺で、紫色の髪をした奴に会わなかったか?』
ヅッチー
「私も紫なんだけどな」
『...そうか、なら訂正する、紫色の髪をした狐耳の奴を知っているはずだ。』
デーリッチ
「な、なんてピンポイントな...その人とは無関係....」
『....知っては、いるんだな』
ヅッチー
「あっ」
デーリッチ
「あっ」
二人は気付いた、この人物こそが、たくっちスノーを探している『K』だと。
K
「たくっちスノーはどこにいる?答え次第では...君たちを殺さないといけなくなる。」
ヅッチー
「今日はもう見ていない、exeと田所っていうダチ連れてそそくさとどっかいったんだよ」
K
「嘘は言ってないな?」
ヅッチー
「あ、ああ....」
K
「....それならいい。」
【attack ride】
【インビジブル】
Kはベルトにカードを入れ、その後ベルトを押すと、瞬く間に消えてしまった
ヅッチー
「消えた....!」
デーリッチ
「....」
ヅッチー
「相棒、どうする?かなちゃんに知らせるか?」
デーリッチ
「...そ、そうしたほうがいいでち、デーリッチはローズマリーに相談してみるでち」
二人は大福を食べていたことも忘れ、駆け足で遺跡へと戻っていく....
K
「.....」
そしてKは、先程の内容を全て聞いていた...
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.87 )
- 日時: 2017/11/07 23:16
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
デーリッチとヅッチーは、先程の出来事をかなちゃんとローズマリーに話していた...
ローズマリー
「...そうか、無事に帰ってきてよかった」
かなちゃん
「ヅッチー、Kの見た目はどんな感じでしたか?」
ヅッチー
「えっとな、髪は赤っぽい、右目と左腕に包帯、そして変なベルトを付けてた!」
かなちゃん
「変なベルト?」
ヅッチー
「ああ、カードみたいなのを入れた後Kの姿が消えたんだ。」
ローズマリー
「異界の技術かなぁ...」
四人が話していると、テーブルから渦が現れ、松山が顔を出した。
松山
「ああ?なんか情報が見つかったか?」
かなちゃん
「ええ、実は先程Kに遭遇しまして」
松山
「ああ?どういうことか説明し
その時、ガラスをぶち破り何者かが現れる...Kだ。
防衛本能か職業病か、既に松山はライフルを構えていた
K
「その渦を寄越せ!!」
松山
「時空監理局でもねぇ奴を本部に入れさせっか!!」
K
「それなら力ずくだ!」
ガチャン
【attack ride】
【スラッシュ】
カードを入れた後、包帯をほどく。
そこには、緑色の鱗のような腕と、長い爪があった
ローズマリー
「ドラゴン!?」
松山
「ヒイヤァァァッ!」
松山はすかさずナイフに持ち替え、爪を受け止める。
K
「.....ググググ」
松山
「....何故テメーがディケイドライバーを持ってやがる。」
『ディケイドライバー』
世界の破壊者が持つと言われている究極兵器。
能力をカードに封じ込めた恐ろしい武器なのだが...?
K
「私はどうしてもその渦の先に向かう必要がある!!」
ガキン!
Kは素早い動きでナイフを吹き飛ばすと、尻尾を生やして振り回した!
デーリッチ
「うおー!こんな狭いところで!」
ローズマリー
「かなちゃん、任せて良いかな?」
かなちゃん
「お任せあれ、ヅッチーも早く逃げなさい」
ヅッチー
「あ、ああ!」
K
「待て...!お前達はたくっちスノーを知る者、逃がすわけには...!」
『ダァーン!』
Kの真横を弾丸がかすめる。
松山
「よそ見すんなよバーカ!俺は始末書を増やされたくねぇんだ!さっさと死にやがれ!」
かなちゃん
「いえいえダメですよ組長、殺しては、この方には気になることが沢山...」
K
「..あちらを優先だ!」
【attack ride】
【インビジブル】
松山
「また消えやがった...」
かなちゃん
「あ、渦は!?」
松山
「さっきのゴタゴタの間に閉めといたよ」
かなちゃん
「....何故、たくっちスノーを殺したいはずのKさんがここを狙ったのでしょう?」
松山
「さぁ?まさか時空監理局にかかれば消してもらえるとでも思ったんじゃね?神だから不可能なんだけどヨw」
.....
そしてデーリッチ達は....
デーリッチ
「ああ...危なかったでち。」
ローズマリー
「あの爪...あの鱗、あの尻尾、あの人は龍人か。」
ヅッチー
「後少しで私達も餌食なるところだったな」
....【attack ride】
ヅッチー
「しつこい奴だ!」
ローズマリー
「ブリザードⅠ!」
【ブラスト!】
ローズマリーは氷の全体魔法で、遠くから飛んできた弾丸を凍らせた。
K
「.....あまり死人は増やしたくないんだけどね」
ローズマリー
「どうやら逃げられないみたいだ、二人とも構えて!」
小説始まって以来のガチバトルが、ここに始まる....
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.88 )
- 日時: 2017/11/08 04:40
- 名前: ルルミー★ (ID: AKTQy3ZK)
こんなに早い時間に来てしまい、申し訳ありません。
実はmirura@さんに、「能力の具体的な説明」の事を言われたので来ました。
確かに私、募集用紙に一行しか書いていませんもんね。
mirura@さんもなんですが。全く・・・・・
と、言うわけで自分の設定を忘れているmirura@さんの分も、こちらで説明させて頂きます。
ルルミー
能力:破邪の力を持つ闇を自由に操れる。
闇から動物や剣等を作る事ができ、それに指示を出したり、自分で使用する事が出来る。
闇を使った場所移動も可能だが範囲が広い為、周りにいる人物まで巻き込んでしまう。
悪の存在である者以外だと、攻撃は当たらずに貫通する。(生きてない物は例外)
ミルラ
能力:青い雷を自由自在に操る事が出来る。
落雷、放電、何かに宿す等、使い方は多様。
刀に宿る古雷竜がペンダントに宿る事で、一部を竜の姿に変える事も出来る。
完全に竜の姿になることも出来るが、我を失う等デメリットが多い為、滅多に使わない。
ペンダントを自身から引き離す事で、竜の姿を解除できる。
(今回、古雷竜は宿っているだけの設定らしいです)
こんな感じでしょうか。
ちなみに短所は、
ルルミー:瞬間的にに発動出来ない。
ミルラ:デメリットが多い。
です。
mirura@の事は叱ってきましたし多分大丈夫でしょう。
急な説明をしてしまい、申し訳ありません。
更新、頑張って下さい。
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.89 )
- 日時: 2017/11/08 07:56
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ルルミーさん
たくっちスノー
「いいなぁ、一緒にカキコで書いてるリア友がいて」
メイドウィン
「たくっちスノーの中学時代はスマホ持ってる子自体が珍しかったからね」
たくっちスノー
「先生に読んでもらうのがやっとだったよ...」
野獣先輩
「ミルラの龍設定に何か覚えがあるけどアレっすね、FEifのカムイ」
Sonic.exe
「カムイの方はむしろバンバン使ってるだろ、制御出来るアイテム作ってもらったんだし」
たくっちスノー
「そういやバトル展開ってあまり考えてないな...流石に終盤近くはそういうのやるけどさ」
コメント感謝です!
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.90 )
- 日時: 2017/11/08 10:08
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
K
「手加減はしたくない主義でね、全力でやらせてもらう。」
【attack ride】
【クロックアップ】
【attack ride】
【ヒートブレス】
ローズマリー
「ファイアⅤ!」
Kは高速で背後に回り込み、口から火球を放つ...それを予測していたかのようにローズマリーは炎の魔法で相殺する。
K
「....!」
【attack ride】
【スラッシュ】
【attack ride】
【カッターウィング】
すると、鉄の羽を生やし、スピードを上げながら近づいてきた!
ローズマリー
「ヅッチー!」
ヅッチー
「ああ!サンダーⅣ!」
ヅッチーは稲妻の魔法でKを打ち落とす
ダメージを受けたKは地面に転げ落ちた。
【error】
K
「...な、何が。」
ローズマリー
「たくっちスノーと似た状態...なるほど。」
デーリッチ
「確か、愛を持たないと技が強くならないんだったでち?」
...愛。
異界の技術を使うには、その異界の者を好んでいないと力を発揮できない。
これは、かつてのたくっちスノーの敗北要因でもあった物だ。
K
「...たくっちスノーと、同じ...?」
ローズマリー
「設定の使い方が、って意味さ、私達には貴方を倒す理由はない...だから攻撃を止めてください」
K
「....ではなぜ、貴方達は彼を匿っているのですか?」
ヅッチー
「匿う?何言ってるんだ、あいつが勝手に住み込んでるだけだぞ!」
K
「....そっか、じゃあたくっちスノーの味方ではないのか」
デーリッチ
「味方っていうか、二度ぐらい倒しちゃったでち」
K
「えっ」
デーリッチ達は運動祭、そしてhelp-END事件の事を話した....
K
「...はぁ。」
ローズマリー
「と、いうわけで我々ハグレ王国は彼とは無関係です、それは分かっていただけると...」
K
「そのようだね....」
デーリッチ
「Kさん、気になる事が沢山あるんでち、色々聞くけど答えてもらっていいでちか?」
K
「ああ...」
ローズマリー
「あの手紙は...」
K
「この世界はまだ携帯電話などといった物が普及されてないからね、原始的な物を使わせてもらった。」
ヅッチー
「お前は一体何なんだ?」
K
「深くは語らないが、たくっちスノーと同じく時空を旅する者だ。」
デーリッチ
「渦を狙ったのと、デーリッチ達を襲ったワケは?」
K
「たくっちスノーに深く関わるもの、あるいは味方だと想定していたから...ハズレのようだけどね。」
ローズマリー
「何故、たくっちスノーを?」
K
「....それは、話せない。」
【attack ride】
【インビジブル】
Kはベルトにカードを入れ、姿を消した。
ローズマリー
「あっ...本当に消えた。」
デーリッチ
「狙いはやっぱりたくっちスノーってワケでちね...」
ヅッチー
「でもどうするんだ?あの口ぶりだとたくっちスノーの関係者すらも殺すつもりだぞ?」
ローズマリー
「どこに行ったんだ、たくっちスノーの奴.....」
デーリッチ
....一方その頃、マガイモノ三人集は、遠い山奥でひっそりと隠れていた
たくっちスノー
「K、ねぇK....誰がいたっけ」
Sonic.exe
「俺が知ってるはずもないだろ....」
野獣先輩
「作者の癖にキャラクターの名前も覚えてないんすか?」
たくっちスノー
「自分、設定にしか興味ないからキャラの名前なんていちいち覚えられないんだもん...」
Sonic.exe
「流石自分の作ったオリキャラの設定も忘れる奴はワケが違うな」
【attack ride】
【ブラスト】
たくっちスノー
「ガードベント」
野獣先輩
「あー痛い痛い痛いッ!!(ひで)」
入り口から飛んでくる弾丸を、たくっちスノーは田所を盾にしてしのいだ
K
「やっと見つけたぞ...たくっちスノー!」
Sonic.exe
「...お前がKか。」
K
「ああ、あの手紙を送ったのは私だ。」
野獣先輩
「そう...(無関心)んじゃ俺、ギャラもらって帰るから...」
たくっちスノー
「は?(威圧)」
Sonic.exe
「俺はお前の護衛の仕事を持っているが、殺したいって言ってるなら一度ぐらい殺してやってもいいんじゃないのか?って思ってる、だってTだし」
野獣先輩
「元は自分が撒いた種っすよ、俺らは知らねぇっす、俺らはやりたいようにやるだけっすから」
Sonic.exe
「そうそう、信用しているのはお前の力だけだからな、揉め事は一人でどうにかしろ」
たくっちスノー
「あーわかったよ!ハグレ王国に帰ってろバーカ!」
二人は洞窟から飛び去っていく...
K
「....覚悟はできたか?」
たくっちスノー
「ね、先に聞かせてよ、お前誰?覚えているかなんて聞かれても知らないとしか...まだハグレ王国の皆すら把握しきれてないのに...」
K
「そう...」
K
「ならば死ね」
たくっちスノー
「質問の答えになってないんですが」
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.91 )
- 日時: 2017/11/08 12:19
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: eso4ou16)
...一方デーリッチは。
松山
「おいデーリッチ、テメー宛に手紙だ、時空監理局を通してな。」
デーリッチ
「え、時空監理局を通して!?一体誰から.....」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デーリッチへ
時空を越えた手紙で驚いているかもしれない、だが安心してほしい、危害を加えるわけではない。
君を助けるためにこの手紙を送ったのだ。
君は近いうちにとんでもない災難を迎える、もし君や君の関係者に何があった時、この手紙を添えて返事を送ってほしい。
君の力になろう
未来の君の友達『M』より。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
松山
「ったくよ、Kの次はMか。」
デーリッチ
「Mって誰でち...?」
松山
「さぁな、未来ってことは将来国民になる奴なんだろ...この手紙は時空監理局で預かっておくから何かあったら大明神に伝えとけ」
デーリッチ
「分かったでち。」
....
そしてたくっちスノーは....
たくっちスノー
「...ちっ!殺したくないから手加減するぞ!」
K
「私は全力でやる」
たくっちスノー
「お前、マジで自分殺すつもりだったのかよ....」
K
「当たり前だ!あらゆる時空を廻ってようやく見つけたんだ、絶対に殺す!」
【attack ride】
【スラッシュ】
【attack ride】
【ダークネス】
たくっちスノー
「ライダーカードを同時に二枚...!?」
K
「お前はこのベルトが何なのか知っているはずだ」
バゴォォォン!
闇の力をまとった爪が洞窟を破壊する
たくっちスノー
「...ライトアーム、レフトアームチェンジ!」
【フレイム・ウイングマン!】
たくっちFW
「ああ、知ってる、知ってるとも、ようやく気付いた、お前はあの時の奴だ!」
K
「ようやく気付いたか...もう手遅れだけどな!」
たくっちFW
「ファイア!」
たくっちFWはフレイムウィングマンの腕で炎を放ちKを寄せ付けない
K
「...三分しか持たない能力など!」
たくっちFW
「悪いが、今は五分なんだよね。」
K
「...こちらだってまだ切り札がある!」
たくっちFW
「....!?なんだそのカード!?」
Kは龍の紋章が描かれた謎のカードをドライバーに入れ込む
【Drago ride】
【ケツァルコアトルス】
すると...大きな鳥のような龍が、Kの後ろに現れた。
たくっちFW
「召喚魔法...カメンライドの代わりってわけか」
K
「私はお前に勝利する方法を考えた...そして1つの結論を出した。」
K
「お前に勝利するために、お前と同じ能力を得る事にした。」
【game Reset!】
たくっちスノー
「....自分のボディチェンジとは、全然違う気がするけどなぁ」
K
「Dorago rideはお前を倒すために編み出したカード...覚悟しろ!!たくっちスノー!!」
K
「お前が死ねば...私の使命は果たされるゥゥゥゥゥゥッ!!!!」
【FINAL DORAGO RIDE】
【ケケケケツァルコアトルスゥ】
Kの背中に巨大な羽と、足元に鍵爪が生える。
K
「おおおおおおおおおお!!!」
たくっちスノー
「....まだだ、まだお前は強くなれる。」
たくっちスノー
「カードを生み出しただけじゃあ、設定の支配者には敵わない!」
たくっちスノー
「秘技!マガイモノコンボ!」
【ヘッドチェンジ!望月冬夜!】
【ボディチェンジ!仮面ライダーウィザード!】
【ライトアームチェンジ!シノブ!】
【レフトアームチェンジ!司波達也!】
【ライトレッグチェンジ!メイビス・ヴァーミリオン!】
【レフトレッグチェンジ!鹿目まどか!】
K
「全身を入れ換えるだと!?」
『自分の名前は使用した設定の名前を混ぜたものになっている』
『しかし、特定の組み合わせだと気分で固定の名前にすることにしたんだ。』
TSワイズマン
「例えば...この体は最強と言われる魔法(魔法少女もあるし魔法使いじゃないのもいる)を使える設定を集めたからワイズマンだ。」
K
「こけおどしが!」
Kの下りてくるスピードが上がる
TSワイズマン
「甘い...甘いんだよ...K。」
【冬夜、please!】
TSワイズマン
「光よ輝け、輝く星霜...シャイニングシャベリン!!」
ワイズマンは上空から多数の光の槍を降り注ぐが、Kはそれを上手くかわす
TSワイズマン
「当たったら痛い奴なのになぁ...」
【シノブ、please!】
TSワイズマン
「魔道の巨人の大技...サモンアグニ!!」
大きな火の玉にぶつけるが、それでもKは炎を振り払い向かっていく
K
「諦めきれるか!!」
TSワイズマン
「....やっべ、もう目前じゃん」
【チョーイイネ!キックストライク!】
TSワイズマン
「よっしゃああ!」
K
「絶対に決める!」
ーーーーーーーーーッ
【サイコー!】
Kの鍵爪が肩に突き刺さるが、ワイズマンは膝を綺麗に叩き込んでいた
K
「....ッ!!」
そのまま、Kは倒れ、動かなくなった
【game clear!】
たくっちスノー
「...ふぅ、分かったか?自分を殺したいのなら、ここまでやらないと。」
たくっちスノー
「まぁ、自分に勝つために似たような設定を手に入れるという発想と、ここまで自力でやれたことは評価するけどさ...」
たくっちスノーはマガイモノの王。
設定の扱いに関してなら...彼に敵うもの等今のところ存在しない。
- Re: ざくざくアクターズZ! ( No.92 )
- 日時: 2017/11/08 14:50
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: eso4ou16)
夕方になって、ヘトヘトになりながらたくっちスノーが帰って来た...Kを連れて。
たくっちスノー
「思ったより遠かった....」
デーリッチ
「ど、どうだったでち?」
たくっちスノー
「ちょっとヤバかったけど何とか勝てた」
K
「......」
ローズマリー
「たくっちスノー、この人は何者なんだ?」
たくっちスノー
「自分もついさっき思い出したんだが...その前に王さま、緊急会議を開いてくれ」
デーリッチ
「わ、分かった!でも処刑とかはやらないでちよ!」
たくっちスノー
「わーってるよ、お前がそういうことしない奴ってのは」
ローズマリー
「それなら何故会議を....?」
たくっちスノー
「....ふふ、それはまぁお楽しみで」
デーリッチが号令を掛け、ハグレ王国の緊急会議が始まった。
会議は度々行われたが、緊急会議は今回が初めてだ。
デーリッチ
「そんなわけでハグレ緊急会議を始めるでちよー!まず会議を始めるきっかけになったたくっちスノー、よろしくでち!」
たくっちスノー
「ああ、うん....で、今回の会議なんだけど...話題はやっぱ、Kの事。」
マーロウ
「貴方が連れてきたのがKですか?」
たくっちスノー
「そだね...こいつが何者かも分かったよ松山...こいつは黒い液体を血の代わりに流していた」
松山
「マガイモノか。」
メニャーニャ
「そういえばマガイモノって血の代わりに黒い液体が流れてるんでしたっけ、マガイモノの原液とかで」
Sonic.exe
「Tは自身に流れる黒い液体を使用してマガイモノを作成する」
エステル
「つまりKは、たくっちスノーの作ったマガイモノって事?」
たくっちスノー
「間違ってないけど、一部違う、自分が作ったのはKじゃなく、Kの装備しているベルトだ。」
野獣先輩
「ベルトぉ?」
たくっちスノー
「王さま、前に診察所で元々マガイモノは自分が欠点のない完璧な生物を作るために生まれたものって話したよな」
デーリッチ
「うん、覚えてるでち」
ヤエ
「そういえば何かそんな事言ってたわね...」
たくっちスノー
「その計画の1つとして、自分の力...他者の設定を自分以外の者にも利用出来るようになるアイテムを開発していたんだ。」
ルイージ
「それがあのベルト?」
たくっちスノー
「ああ、自分は『フィフティ・シリーズ』と呼んでる、紛い物だし。」
ルルミー
「でも、なんで変身ベルト?」
たくっちスノー
「仮面ライダーの変身ベルトって多様性あるからね...Kは、その中の1つを持ってったみたい。」
K
「お前が落としたんじゃないのか...」
たくっちスノー
「まぁ、今となってはいらない物だから別に持ってて構わないんだけどさ」
ニワカマッスル
「ベルトを作ったのはたくっちスノーで、だからこそ不思議な力を使えるのは分かったけど、じゃあこいつは何なんだ?」
こたつドラゴン
「見たところ尻尾もあるし鱗もあるけどどこか人っぽい、龍人にもこんなの中途半端なのは居なかったよ」
K
「...私と私の世界は、かつてたくっちスノーに設定を奪われた」
Sonic.exe
「!」
ローズマリー
「朝にexeが話していた奴か...でも、設定を奪われると存在が消えるはずじゃ...」
K
「それは間違ってないと思う、中途半端に奪われた私は断片的にしか記憶がない...名前も頭文字であるKしか思い出せないんだ」
ローズマリー
「そうだったのか...たくっちスノー、設定を戻してやることは出来ないのか?」
たくっちスノー
「...ごめん無理、こいつの世界もう元通りになってるし、フィフティ・シリーズの副作用で過度に設定が取り付けられ、モデルとなったキャラとは別物になってしまった。」
松山
「いわば俺みたいになったって事だな」
野獣先輩
「既に『K』っていう全く別のキャラクターだから無理って事なんすねぇ」
K
「私はそれを知っていた、その後とくにやることもなかったから、私のような存在をこれ以上産み出さない為にあいつを...」
ジュリア
「これが殺害予告の全貌か」
ジーナ
「まぁ要するに、全部たくっちスノーが悪いって事じゃないか」
たくっちスノー
「否定はしない...」
ローズマリー
「それで、なんで緊急会議なんて頼んだの?まさかKの事話すだけで終わらないだろうね」
たくっちスノー
「当たり前だろ...でさ、Kの事なんだけど」
たくっちスノー
「こいつ、ハグレ王国に住まわせてもいいかな?」
デーリッチ
「......」
エステル
「....えっ」
ハグレ王国
「「「「えええええええっ!??」」」」
『物語は後編へと続く』