二次創作小説(新・総合)

Re: ざくざくアクターズZ Tとハグレと時々メイドウィン。 ( No.9 )
日時: 2017/10/26 23:47
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

【宿屋イベント】
「なんでも、はじめました」

Sonic.exe
「はぁ...」

デーリッチ
「なんだかデジャブを感じるでち...どうしたんでちかexe?滞在して三日なのにため息吐いて」

Sonic.exe
「デーリッチ...聞いてくれ、俺って何が出来る?」

デーリッチ
「へ?」

Sonic.exe
「この国の金はどこから出ているのかと前にローズマリーから聞いたら、国民はこの王国に店を建ててそれで稼いでるらしいな」

デーリッチ
「うんそうでち、色々あるでちよ~」

Sonic.exe
「皆がそれぞれの特技を生かして店を建てているのは良いんだが、俺は何の店をやれば良いのか分からなくてな...」

Sonic.exe
「例えばこの国に、雇われ騎士のジュリアという女が居ただろう、あいつは各地の騎士団をまとめていた経験を生かし警察署を建てた」

Sonic.exe
「次に、こたつドラゴンというこたつに入ったっきりの竜人は、こたつ喫茶なるものを作り大繁盛だ」

デーリッチ
「それで、exeの特技ってなんでち?」

Sonic.exe
「殺戮」

デーリッチ
「:-O」

Sonic.exe
「驚きすぎて海外顔文字になってるぞ」

Sonic.exe
「しかし困った...こんな所で殺しの依頼屋なんて始めたらこの国の評判が落ちかねない」

デーリッチ
「道場やグラウンドはもうあるし...うーむ。」

Sonic.exe
「いや、すまないな、俺自身の問題なとに考えさせてしまって」

野獣先輩
「おーい、なんか相談に乗ってくれそうな人見つけたゾ」

Sonic.exe
「本当か?...そういうわけだ、失礼する」

デーリッチ
「うん...」

たくっちスノー
「あれ、あの紛い物コンビどうしたの?」

デーリッチ
「あったくっちスノー、実は....」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


野獣先輩
「というわけで、『一番しょうもない物を売ってる店の店主』ことサイキッカー・ヤエに訪問しに来た」

ヤエ
「何?私に喧嘩売りに来たの?」

Sonic.exe
「そういうわけじゃない、ちょっと参考にと思ってな...ちなみに、お前は何を売っているんだ?」

ヤエ
「サイキッカーの私でも曲がらないスプーン」

Sonic.exe
「悪い、やっぱしょうもねぇわ」

野獣先輩
「だろ?」

ヤエ
「だろって何よだろって!!」

Sonic.exe
「いや...それ胡散臭い以上の何物でもないぞ」

野獣先輩
「サギの匂いがプンプンするゾ」

ヤエ
「何よ、まさか私の力みくびってるんじゃないでしょうね」

Sonic.exe
「サイキックと言っても、俺だって骨を念力でグチャグチャにならよくやるからな」

野獣先輩
「こえーよ」

ヤエ
「じゃ、このスプーン曲げてみて」スッ

Sonic.exe
「フッ...余裕だ、I AM GOOOOOOD!!」

野獣先輩
「ファッ!?なんか引き寄せられるぞ!」

Sonic.exe
「重力をこのスプーンに集中させている!水圧の要領でこのスプーンをペチャンコにしてやる!」

ヤエ
「その前に私達がペチャンコになりそうなんだけど」

Sonic.exe
「その時はその時だ!」

野獣先輩
「ンアーッ!!」

.....

Sonic.exe
「曲がらないだと....!?」

野獣先輩
「ウッソだろお前...」

ヤエ
「だから言ったじゃないのよ、サイキッカーでも曲がらないスプーンよ」

野獣先輩
「つまり↓の図ということか」

ヤエちゃんスプーン>>>>>>(越えられない壁)>>>>Sonic.exe

Sonic.exe
「やめろその構図!俺がスプーン以下みたいじゃないか!」

ヤエ
「...で、満足した?私に何が聞きたいの?」

Sonic.exe
「実はな...」

ヤエ
「なるほど、何をすれば良いか分からないと」

野獣先輩
「俺、なんでもオールラウンドに出来るっすけどだからこそ中途半端で」

Sonic.exe
「俺は筋肉バカを通り越した殺戮バカでな」

たくっちスノー
「妄想の限りなんでも出来るけど、誰でも出来ることしかできない」

野獣先輩
「あんたいつからここに」

たくっちスノー
「exeがスプーンどうにかしようとしたときから」

ヤエ
「....いっそのこと、なんでもやってみたら?」

たくっちスノー
「...なんでも?」

野獣先輩
「ん?今なんでもするって言ったよね?」

Sonic.exe
「....なるほど」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして翌日


Sonic.exe
「デーリッチ、そんなわけで俺達は『なんでも屋』を始めてみた、どんな依頼でも受け付けるからなんでも言ってみろ」

デーリッチ
「プリン!」

野獣先輩
「プリンお届けゾ」

デーリッチ
「わーい!」

Sonic.exe
「そうそう、俺達だけではどうにもならない依頼ならお前の国の国民を借りるが...構わないか?」

デーリッチ
「もちろんでちよ~」

Sonic.exe
「そして...なんでも答えるが、報酬は俺達が決める、そしてなんでもいいとする」

デーリッチ
「へ?」

たくっちスノー
「そういうわけだから、ローズマリーよろしくぅ!」

ローズマリー
「はいお勉強三時間コース直行~」

デーリッチ
「うおお!謀ったでちね!」

.....

Sonic.exe
「ところでT、この間の掛け合い見ていたと?」

たくっちスノー
「そうそうwwwwww 笑っちゃうよねwwwwwwスプーンも曲げられないアイアムゴッド()wwwwwwwwプヘアッ」グシャッ

Sonic.exe
「貴様は死んでいい奴だから...」

野獣先輩
「念力でたくっちスノーの頭部が潰れた!?」

※このあと再生しました

イベント END

Re: ざくざくアクターズZ Tとハグレと時々メイドウィン。 ( No.10 )
日時: 2017/11/20 11:39
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 4mrTcNGz)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

たくっちスノー
「本編の前にハグレ王国国民をネタバレしても問題ない所含んで軽く紹介するね、沢山いるからよーく見といてね」


ハグレ王国図鑑

作:たくっちスノー

『国王』
デーリッチ(女)

>>1参照

『参謀』
ローズマリー(女)

>>2参照

『国民』

「ベロベロス」(♂)
顔が三つのケルベロスの子犬、火を吐ける。
体は小さいがパワーやスタミナはあるらしく、ドッグレースに参加することもある

「ハピコ」(女)
昔、天使の振りをして金を騙しとっていた守銭奴ハーピー
金稼ぎに関してはピカイチ

「ニワカマッスル」(男)
赤色のミノタウロスの青年、ハピコとはちょっとした悪友。
力仕事に貢献しており、性格も良き兄貴分なのだが、顔が牛なのでモテない事を嘆いている

「福の神」(女)
その名の通り。「(当時のハグレ王国には)福が少なそう」という理由で国民になった
そんなもんだから最初は誰もが胡散臭いと思うが別に怪しい者じゃなかったぜ!

「ジーナ」(女)
ハグレ王国の鍛冶屋、冷めた性格をしているがデーリッチは「ただ素直になれないだけ」と称している、実際その通りだったし

「雪乃」(女)
氷の妖精、育った世界のスポーツ『雪だるまキック』を広めようと努力している
まだ召喚前の記憶が多く、元の世界へ帰りたいと思っていた

「サイキッカーヤエ」(女)
超能力者、同時期に加入した雪乃と仲が良い。
ちょっと中二病気味で常に右目を手で隠している
超能力、特に念力に関してはほぼなんでも折れると自負している
陰で「サイキックむちむちポーク」なるあだ名を付けられている

「ハオ」(女)
世界樹の管理を任されている槍の巫女、片言で喋る
ただ少し、というかかなり頭が悪く、世界樹の神であるティーティーも手を焼いている

「ティーティー」(女)
世界に数本しかない世界樹を守る神の一人にして『紅茶の神』
かなり小さく、普段は紅茶に湯船のように浸かっている。

「アルフレッド」(男)
ジーナの弟、ゴーストハンターという職業に就いている
ジーナには頭が上がらないらしく、いつも振り回されている
対アンデットというピンポイント過ぎる特徴と、陰の薄さが合わさって「アルなんとか」等と散々なあだ名を付けられている

「エステル」(女)
炎の召喚士、彼女はハグレではない。
ハグレ王国を語る上で書かせない人物であり、ハグレでも無いのにも関わらずかなり貢献していた。
性格はかなりの男前かつ脳筋で、自分的にはは「バレンタインデーでチョコあげるんじゃなくてもらうタイプ」と思ってる

「シノブ」(女)
エステルの同僚、15歳という若さながら全ての最上級魔法を使え、更に自身は魔法完全無効化という非の打ち所が無い天才少女、ローズマリーからは「魔道の巨人」と称された
諸事情で現在は能力の一部を失っているが、それでも強い

「メニャーニャ」(女)
エステルとシノブの後輩、
16歳ながら士官という職業に就いている、別名「帝都最終兵器」「協会の悪魔」
シノブとは違い努力で全魔法の魔法耐性とメカニックの技術を手にした秀才なのだが、シノブからは名前のせいで猫扱いされ、エステルには破天荒なノリに振り回される苦労人。

「ヅッチー」(女)
正確には国民ではなく留学の身。
ハグレ王国の近くにある妖精王国の国王、ちょっとわがままだが王国のためなら無茶だってする
目利きの天才で、ほぼ同じ顔のモブ妖精を見分ける事が出来たり、輸入時に良い商品を勘で見つけることが出来る

「プリシラ」(女)
妖精王国の参謀、ヅッチー同様留学の身。
『マナジャム』を服用し続けた結果、体が成長し頭脳も冴え、別人のようになった。
ヅッチーを尊敬、及び神格しており、大切なものとして「ヅッチー」と挙げている
氷の魔法の他に、経済術を武器にすることも

「かなづち大明神」(女?)
通称『かなちゃん』、妖精王国によって作られた人工妖精だが、寸法等を間違えて超巨大になってしまった。
口調は堅く礼儀正しいがセクハラが酷く、よくエステルがセクハラの犠牲となっている
自分の初恋の人でもある ほほぉ^~

「ジュリア」(女)
雇われの傭兵で、ジーナとアルフレッドの幼馴染み。
現在はハグレ王国に雇われの身。
真面目系の皮を被ったガチのボケキャラである

「ブリキット」(女性型)
ハグレ王国の拠点である遺跡の地下でずっと眠っていた古代兵器ゲートキーパー
いつも宙に浮いた椅子に座って移動している
ちょっと子供に甘く、骨董屋を始めようとしたがデーリッチ達の話を聞いて自然に駄菓子屋に乗り換えた。

「ベル」(男)
ハグレ王国の道具屋を営む獣人の男の子、童顔なので女の子に間違えられやすい事を気にしている。
道具屋なだけあって薬の知識に長けており、また難しい計算もすぐに解いてしまうほど頭が良いようだ

というかもっぱらいじられ役

「マーロウ」(男)
獣人の男性、かつてハグレ達が引き起こした反乱戦争『ハグレ戦争』の生き残り。
顔は怖いが性格は穏やかで、ハグレ王国に移住してからは若い頃少し嗜んでいた役者として働いている
下記の義娘、クウェウリに対しては少し過保護で、ベルをボーイフレンドと勘違いして半殺しにしそうになった

「クウェウリ」(女)
獣人の女性で、マーロウの義理の娘
ちょっと人見知りな所がある
ベルとは同じ犬系獣人同士で気が合うが、もっぱら女性扱いしてからかっている。

「ウズシオーネ」(女)
足がタコのようになっているスキュラ族のハグレ。
リゾートホテル、海の家、お好み焼き屋を同時経営している凄い人でもある
実は(中身的な意味で)腐ってる

「ポッコ」(女)
本名『サルバトール・ジャッコメディ・ポッコ』
ティーティーとは別の世界樹を守る芸術と創造の神
長いので基本ポッコちゃんと呼ばれている
ちょっと調子にのってる性格、テンパると口調が訛る
書いた絵を三分のみ実体化させる能力を持っている

「こたつドラゴン」(女)
強大な力を持つと言われている龍人の落ちこぼれ、普段はこたつに入っている引きこもり系
こたつから出ると割りとスタイルが良い

「ゼニヤッタ」(女)
貴族の悪魔、ハグレになって以降は腕っぷしを生かして追い剥ぎをしていたが、お人好しなデーリッチの優しさに心打たれ、デーリッチを国王として尊敬するようになった。
横にトマスとマトスという霊の分体を付けている

「ヘルラージュ」(女)
悪の秘密結社『ヘルラージュ』のボス。
復讐のために秘密結社を立ち上げたが、当の本人が超善人かつヘタレだったので悪戦苦闘している所をデーリッチ達と出会った。
現在は人造人間クローンと言いながらぬいぐるみ製作等をしている

ちなみに秘密結社ヘルラージュのメンバーはデーリッチ、ローズマリー、そして後述の姉のみ

「ミアラージュ」(女)
ヘルラージュの姉、幼少期に一度死んでおり、現在はアンデットとして生きているため、小学生の姿だがヘルより年上
絵の出来はポッコ以上でほぼ何でも出来る万能型の天才だが、動物が好きなのに隙が無さすぎて動物が寄り付かないという悲しい欠点もある

「地竜ちゃん」(♂?)
ドラゴンの赤ちゃん、まだ「ぐげー!」だの「うごー!」だのしか喋れない
だが仮にもドラゴンなのでポテンシャルは高いだろう...たぶん

「ドリントル」(女)
遠い星から亡命してきた王女様、特産品はコーヒーなんだと。
昔は宇宙海賊と戦う『レジスタンス』のリーダーも勤めていた
いつか元の星に帰ることを夢見ながらハグレ王国には滞在している

柚葉ゆずは」(女)
自称ダイミョーの貧乏侍、ただ刀の腕は良い
真面目系のバカ、以上!

「イリス」(女)
アメリカっぽい口調で話す悪魔。
ただこいつ、忠誠誓ってないわ、絶対こいつ下克上するわ
真の腕つってデカい手袋を出して動かすことも

「ヴォルケッタ」(女)
炎の賢者の子孫らしい、だからすげぇ高圧的、良い奴なんだけどな
台詞に「ド」を付ける癖がある
そしてわりと騙されやすいタイプ

「クラマ」(男)
多分、『鞍馬天狗』の事だろう、風神とか言ってたし
人付き合いに関しては学ぶ為に入国した、上司っぽい福の神様には頭が上がらないっぽい

『今作で新しく入った国民』

「たくっちスノー」(不明)
現実世界リアルワールドを管理するメイドウィンという職業に就いている存在、まだニート同然だが、最近はチラシ作りを始めた!

「野獣先輩」(不明)
たくっちスノーの付き人、なーんか冷めてる、あとやっぱり厳しい
何でも屋始めました。

「Sonic.exe」(男)
自称神のサイコキラー、最近は宗教始めたっぽい
何でも屋始めました

「シャドー・ルミナ・黒影」(女)
魔術の名門黒影家の娘、薬のスペシャリストでもある
王様なみのチビだが、あれでも娘と孫を持つ4000歳。

「松山那雄宏」(男)
似せてるつもりなのに原作と似てないせいでマガイモノになった、時空監理局牙組組長。
現在は自分同様世界流し中である

「K」(女)
自分を殺しに来た非製造のマガイモノの竜人、元ネタはドラゴン絡みのあの人だよ、あの人。
元々は「EPISODE『T』」の主人公だった。
フィフティ・ディケイドライバーというベルトを使い竜の力を得ることが出来る上、他にもライドカードを沢山持っている

「シャドー・ヘレン・黒影」(男)
ルミナの兄であり、魔力永久機関『マテリア・ヒューマン』だったもの
設定がブレッブレだったのは多分作り物だったから?

「Mafia ヅッチー」(女)
『help-END』にも登場したヅッチーのAU 妖精ギャングのボスをやっている
左目の傷と黒服が特徴

「マジンガーZERO/ガイザード・メイドウィン・魔神皇」(不明)
『マジンガーZ』のメイドウィンにして、時空最強のロボット
もう全部こいつだけで良いんじゃないかな

「M」(女)
数ヵ月後の未来から来たデーリッチの友人、正体はざくアクの隠しキャラ
こいつもこいつで強すぎる

「ルイージ(作)」(男) >>13
自分と同じ『作者』...どことなくメイドウィンワールドの『始まりの者」に似てる
....
常に優しくてお人好しだが戦闘時性格が変わる、神獣なるものを呼び出せる召喚士でもある
お前はなろうのチート転生主人公かっ!!

「ザクロ」(女) >>13
いわゆる『嫁枠』か、黒影もジャガーも緑風にもそんなの居たな
悪魔ねぇ...ゼニヤッタみたいな奴だったらいいけど、イリスみたいなのはNG

「ミルラ」(女) >>15
また別の世界の『作者』...ただ、今まで見ないタイプだな、
ガラスのハートか、自分ってどうなんだろうな。

「ルルミー」(女) >>21
『作者』とは違う、『読者』の立場にある人間
...しかし、メイドウィンは長生きだがこんなの初めてな気がするぜ
そうそう、こいつは破邪の闇なる力が使えるらしい、まぁ黒系主人公とかはクウガもいるしおかしくないか。


たくっちスノー
「や、やっと書き終わった...原作キャラ多いんだよもう!」

Re: ざくざくアクターズZ Tとハグレと時々メイドウィン。 ( No.11 )
日時: 2017/11/15 22:31
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

デーリッチ
「王国会議を始めるでちよ~!」

ローズマリー
「何か提案や意見がある者は手を挙げてくれ」

たくっちスノー
「ほい!」

Sonic.exe
「ああ...」

「はい!」

デーリッチ
「えーっと今日は、たくっちスノー、exe、それにヘルちんでちね」

野獣先輩
(ヘルちんって誰ゾ?)

たくっちスノー
(悪の秘密結社ヘルラージュの首相ことヘルラージュ様だよ、ほら、あの前にツッコミ入れたぬいぐるみ工房の...)

野獣先輩
(いや、なんで悪の秘密結社のボスがこんなところで国民やってるんすか...)

Sonic.exe
「先に意見のある者は?俺はヘルラージュの意見を聞きたいが」

たくっちスノー
「おいexe、ここは上司の自分を立てるべきじゃないのか?」

Sonic.exe
「俺の尊敬するような上司だったら立てるがな...まあいいか」

たくっちスノー
「ぐぬぬ...」

~たくっちスノーの提案~

たくっちスノー
「実はチラシ作ってました!」

野獣先輩
「えっ、いつのまに」

Sonic.exe
「ちらし寿司とかいうオチだったら容赦なく首を跳ねるぞ」

たくっちスノー
「ちげーって、マジモンのチラシだって」

ローズマリー
「チラシって...いったい何のチラシだい?」

たくっちスノー
「もしよければハグレ王国に入ってみませんかーっていうチラシ!」

野獣先輩
「露骨すぎるオリキャラ募集までの流れ」

Sonic.exe
「ここまでくるともう笑えてくるな」

デーリッチ
「何の話でちか?」

Sonic.exe
「裏事情の話だ」

デーリッチ
「?」

たくっちスノー
「それを全時空にばらまいて良いかってちゃんと黒影にも連絡したよ?」

ローズマリー
「私は初めて聞いたんですけど」

Sonic.exe
「よしT、腹出せ、小腸と大腸を切り分けてやる」

たくっちスノー
「やめろって子供の目の前で...で、でも黒影は『いいよー♪』って言ってくれたし」

ローズマリー
「軽い...」

たくっちスノー
「そんなわけで今日一人この国に来るって」

ローズマリー
「今日って、そんな急な...」

デーリッチ
「良いじゃないでちか...それで、どんな人が来るんでちか?」

Sonic.exe
「えーと何々...『シャドー・ルミナ・黒影』....」

野獣先輩
「......」

たくっちスノー
「....」

デーリッチ
「....」




たくっちスノー
「黒影の嫁じゃねぇか!!」

デーリッチ
「あの人結婚してたんでちね」

エステル
「あいつの妻ねぇ、一体どんな女なのかしら、ちょっと気になるわね」

Sonic.exe
「いつ頃付くって書いてある?」

たくっちスノー
「あと三分の時刻...」

野獣先輩
「exe」

Sonic.exe
「ああ」

野獣先輩
「三分でマトモな言い訳を考えるんだよあくしろよ」

Sonic.exe
「ラジャー」


『ピンポーン♪』

デーリッチ
「あ、来たみたいでち!」

エステル
「この遺跡にインターホンなんてあった?」

デーリッチ
「細かいことは気にしないでち、はーい今行くでちよ~!」

たくっちスノー
「ま、待てってオイ、王様!」

ヘルラージュ
「ちょ、ちょっとー!?私の意見はー!?」

Sonic.exe
「どうやら後回しみたいだな....ひとまずルミナを招くぞ、ヘル。」

ヘルラージュ
「え、ええ...」

....

「...こんにちは」

デーリッチ
「こんにちはー、ルミナさんどこでちか?」

「あの」

ヅッチー
「おかしいなぁ、それっぽいのは見当たらないぞ」

「ちょっと、ね。」

ローズマリー
「それもそうだね、後でたくっちスノーにどんな見た目か聞いてみよう...ところで、この子は?」

デーリッチ
「多分迷子でちね、後でジュリアさんに知らせておくとして...」

たくっちスノー
「いやお前らわざとか!?それがルミナだから!!」

ルミナ
「うん」

デーリッチ
「え?いやいやまっさかー、どう見てもデーリッチと同じ位か年下くらいの子じゃないでちか」

ヅッチー
「そうそう、結婚するような年じゃないって」

ローズマリー
「そうだよ、何かの間違いじゃ....」

ルミナ
「...ボクはシャドー・ルミナ・黒影、めーどいんと、けっこんしてる」

デーリッチ
「.....」

ローズマリー
「.....」

二人
「「....」」チラッ

たくっちスノー
「頼む、そういう目でこっちを身ないでくれ、違うんだ、違うんだよ、黒影そういうのじゃないから、むしろあいつ好きな女のタイプとか無いから!!」

ルミナ
「あの...ボク、なにしたら」

たくっちスノー
「と、とりあえず会議室へ~!!」

デーリッチ
「えええええ!?」

そして、このままルミナを連れて会議を続行することになったが.....


ルミナ
「....?」

ニワカマッスル
「おいおいマジかよ、良い男だと思ってたのに...」

ヴォルケッタ
「まさか...ねぇ?」ヒソヒソ

野獣先輩
「駄目みたいですね...」

Sonic.exe
「当人の知らないところで評判が落ちる黒影が哀れだな」

ローズマリー
「あの、たくっちスノー、あの子は本当に...」

たくっちスノー
「ああ、シャドー・ルミナ・黒影、見た目はちびっ子だが正真正銘あのメイドウィンの妻!あと、何度も言うがあいつはロリコンじゃないからな!マジで!」

デーリッチ
「そうは言われても...」

Sonic.exe
「その辺は後で追々話すとして...そろそろ良いか?」

ローズマリー
「ああ、そういえば君達の意見がまだだったね、どうぞ。」

ヘルラージュ
「はい」

~Sonic.exe&ヘルラージュの提案~

Sonic.exe
「今回の【なんでも屋】の活動についてだが、今回はヘルラージュ氏に協力してもらった」

野獣先輩
「何の依頼を受けたんすか?」

Sonic.exe
「近くの村でヒーローショーをやるのだが、悪役をやってくれる人は居ないか...と聞いてみたところ、適役がヘルラージュと言うから...」

ヘルラージュ
「悪の秘密結社ヘルラージュとして、頑張って活動したいと思ってます!」

野獣先輩
「要するに宣伝か、まぁ頑張れって感じだな」

Sonic.exe
「ああ、今回のヒーローショーだが、何とあの『大空戦隊バードマン』が来てくれるそうだ」

ベル
「え?あのバードマンですか!?僕あの作品大好きなんです!」

たくっちスノー
「なに、バードマンて、最終回で主人公が死にそうな作品だな」

野獣先輩
「アレは関係ないゾ」

Sonic.exe
「この辺りの地方を模した鳥のヒーローだ、宣伝なんかにもなるらしい」

たくっちスノー
「あーなるほど、ご当地ヒーローみたいな感じね」

Sonic.exe
「この中で一緒に見に行きたい人はいるか?」

ベル
「はい!」

デーリッチ
「はい!」

ミアラージュ
「はい」

野獣先輩
「ん、お前も行くのか?なんか意外っすね」

ミアラージュ
「私はヘルの晴れ舞台を見に行くだけだから」

ローズマリー
「秘密結社ヘルラージュって事は、どっち道私も参加しないといけないだろうしな....」

ルミナ
「.....」

たくっちスノー
「興味あるのか?」

ルミナ
「うん」

デーリッチ
「もちろんいいでちよ!」

ルミナ
「ありがとう」

ローズマリー
「....向かってる間に、ルミナさんに関しての説明、頼みますよ?」

たくっちスノー
「分かったよ...くそっ、なんで自分が黒影なんかの擁護ようごを....」

Re: ざくざくアクターズZ Tとハグレと時々メイドウィン。 ( No.12 )
日時: 2017/10/27 15:37
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

たくっちスノーがばら蒔いたチラシ(及び募集用紙)

作者でもオリキャラでもどちらでもどうぞ。

そうそう、投稿するのは一人で2キャラまでです

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

【記入用紙】

名前

性別

種族

年齢

性格

容姿

特技

その他設定などあれば

サンプルボイス

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.13 )
日時: 2017/10/27 20:56
名前: ルイージ (ID: j/F88EhV)

じゃあ、僕と僕が気に入っているオリキャラを応募します

ルイージ(僕)
性別:男
種族:人間
性格:常に優しくてお人好しだが、戦闘になると性格が変わる
容姿:服装と帽子は某緑のおじさんと一緒だが中身と顔は全く別人
特技:武器や道具を生成する、神獣召喚
設定:僕の分身
ボイス:「僕はルイージ」
    「戦闘は俺に任せろ!」
    「来い、神獣!」

ザクロ
性別:女
種族:悪魔
性格:スーパー天然で常にルイージにべったり とても甘えん坊
容姿:赤の長袖に青のミニスカ、額にサングラス
特技:味方の回復
設定:ルイージに助けられて以来、常にくっついている
ボイス:「私ザクロ!」
    「ちょっと!ルイージは私の!」(たくっちスノー曰く「別に盗ったりはしないけど・・・」)
    「ルイージはねぇ神獣?ってのを召喚出来ちゃうんだよ!」

これでお願いします  

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.14 )
日時: 2017/10/27 21:25
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ルイージさん


たくっちスノー
「こいつ召喚士かよぉ!?」

シノブ
「そういえば召喚士のハグレは結局登場しなかったわね」

メニャーニャ
「召喚する側が召喚されるって、それはそれで間抜けですけどね」

エステル
「まぁ、こっちは向こうから出向いてるっぽいし...」

コメント感謝です!

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.15 )
日時: 2017/10/28 14:12
名前: mirura@ (ID: N5cCc.Zx)

すみません、家の事情で出かけてました・・・・
え、これオリキャラ以外に自分もアリなんですか!?
参加します!

・ミルラ

・女

・人間

・18歳

・どんな人に対しても優しい。焦りやすい。
ガラスハート。

・銀髪のロング、目の色はオッドアイ(右が赤、左が紫)
夜空をモチーフとしたワンピース。
翼を形をした水晶のペンダントを身につけている。
身長は151cmと低身長。本人にとってはコンプレックス。

・青い雷〔青雷〕を自由自在に操れる

・常に青雷を宿した刀を所持している。

・「えっと、初めまして、ミルラです」

「何か手伝える事はないですか?」

「そんなこと言わなくても・・・・・」←ガラスハート発動時

「放電、落雷・・・この力の使い方は様々です」


今回は、私のみの参加でお願いします・・・・
オリキャラは控えさせてもらいます。

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.16 )
日時: 2017/10/27 23:12
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

鴉村からすむら

『今回のパーティ』
デーリッチ
ローズマリー
たくっちスノー
ヘルラージュ
ミアラージュ
ベル
ルミナ
Sonic.exe

ミニイベント
『ヒーローショーへ向けて』

たくっちスノー
「...あ、そういえばさ、一応、秘密結社なんだよね、一応。」

ローズマリー
「ああ、そうだね」

ミアラージュ
「最近は悪っぽいことさせてないけど、ていうかさせないわよ。」

ヘルラージュ
「実を言うと、悪になる意味が無くなっちゃったんですよねー」

Sonic.exe
「...まぁ、今回は芝居だからな、どうにか悪人を演じないと」

たくっちスノー
「で、メンバーは?」

デーリッチ
「デーリッチとローズマリー、あとミアちゃんぐらいでちかね」

Sonic.exe
「それにTを混ぜれば四人か 」

たくっちスノー
「なんで自分まで...自分だってヒーローやるもん!田所にやらせろよそういうの!」

Sonic.exe
「田所は臭すぎてスーツがムレた」

たくっちスノー
「ええ...exeは?」

Sonic.exe
「俺は怪人役だ」

たくっちスノー
「うそーん!?」

たくっちスノー
「こうなったら代わりの奴にヒーローやらせてやる...」

ローズマリー
「えっ、代わりいるのかい?」

たくっちスノー
「ああ、あのチラシを見て入国したい奴が出てきた、それも二人も」

デーリッチ
「後で確認しておかないといけないでちねぇ...」

ミニイベント
『大空戦隊バードマン!』

ルミナ
「...ばーどまん」

たくっちスノー
「ご当地ヒーローねぇ、どんな作品なの?」

ミアラージュ
「え~っと、資料によると...空気汚染を企む悪の組織ハイガッスと戦う大空の支配者、鳥の力を借りる戦隊ヒーロー、それが大空戦隊バードマン、ですって」

たくっちスノー
「ほえ~、エコ的な奴か」

Sonic.exe
「この五人のヒーローのスタントマン全員がハグレらしい、だから向こうの世界では特撮番組として流行ってるのかもしれないな」

デーリッチ
「ハグレのヒーローでちか、そういうのいいでちね」

ルミナ
「ボクのせかいには、そういうのない」

たくっちスノー
「あー...魔導界はなぁ」

デーリッチ
「リアルワールドにはどんなご当地ヒーローがいるんでちか?」

たくっちスノー
「そうだな...自分の住んでた国には大量のご当地ヒーローが居たからなぁ...」

たくっちスノー
「ま、ヒーローショーで見せてやるからその時のお楽しみってことで!」

ベル
「ヒーロー役は譲らないんですね...」

たくっちスノー
「あったり前だろ!主人公なんだから!」


『子供?大人?ルミナの不思議』

ローズマリー
「...そうそう、たくっちスノー、説明してもらうよ、ルミナさんのこと」

たくっちスノー
「ああ、そうだったな...」

ミアラージュ
「どうしてこの子は見た目が幼いの?私みたいにアンデットって訳でもなさそうだし」

ルミナ
「...のろい、かな。」

ヘルラージュ
「呪い?」

ルミナ
「にいさんがいってたけど、からだがせいちょうしなくなるのろいだって」

デーリッチ
「兄さんって?」

たくっちスノー
「ヘレンの事だよ」

説明しよう、メイドウィンの義兄、及びルミナの兄シャドー・ヘレン・黒影は
『カキコ異種混同運動祭』に参加してたのだ!

ローズマリー
「ははあ...そういえばヘレンは普通に大人くらいの見た目だったな」

ルミナ
「そんなボクを、めーどいんはあいしてくれた、だからきゅーこんしたの」

たくっちスノー
「黒影はあの調子だけどな...」

ローズマリー
「....」

ヘルラージュ
「実際の年齢はいくつ程なんですか?」

ルミナ
「4000だったきがする」

たくっちスノー
「リアルワールドやこの世界の人間で言うところの40歳だな」

ヘルラージュ
「よ、よんじゅー!?」

ルミナ
「うん、まごもいるよ」

ヘルラージュ
「孫ぉー!?」

ミアラージュ
「ヘル、落ち着きなさい」

ヘルラージュ
「で、でも...お姉ちゃんと同じ位の見た目なのに子供と孫って...」

たくっちスノー
「ふふ、だから他世界の話はおもしろいんだよ...で?分かったろ、黒影はロリコンだとかそういうんじゃねーんだよ」

ローズマリー
「あ、ああ...黒影さんにはすいませんと伝えてくれ」

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.17 )
日時: 2017/10/27 23:13
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

Miruraさん

たくっちスノー
「今回は現実世界の人間じゃなくて、別世界から召喚されたハグレって設定だからなんでもありだ!」

メイドウィン
「作者が結構集まったね~、そろそろ俺も出ようかな?」

たくっちスノー
「お前の出番はもっと後だ!」

メイドウィン
「(´・ω・`)」

コメント感謝です!

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.18 )
日時: 2017/10/28 13:25
名前: ルルミー★ (ID: N5cCc.Zx)

初めまして。
読者の私も、作者として参加できますか?
よかったら参加したいです。
駄目だったらオリキャラを応募したいです。

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.19 )
日時: 2017/10/28 13:31
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

~鴉村~

たくっちスノー
「ちわーっす、何でも屋ことマガイモノ屋っす」

Sonic.exe
「依頼を聞いて参った。」

「君達がハグレ王国だね、俺は黄昏隼人だ」

ベル
「わー!レッドファルコン役の隼人さんだ、後でサイン貰ってもいいですか!」

ローズマリー
「こらこら、私達は遊びに来たんじゃないんだからね」

隼人
「いいですよサインくらい、バードマンが好きなら俺も嬉しいです」

たくっちスノー
「で、ショーの時間は何時なんだ?、こっちも色々と準備したくて...」

隼人
「お昼頃には始めたいと思っていますので...それで、協力してくれるヘルラージュさんは...?」

ヘルラージュ
「ヘルラージュは私です!」

隼人
「子供達が喜ぶショーを、やり遂げましょう!」

ヘルラージュ
「はい!」

デーリッチ
「それじゃあ準備を始めるでち!」

Sonic.exe
「俺はこのままでいいか...」

たくっちスノー
「バカいえ!血眼とか子供泣くわ!カラコンつけろカラコン」

Sonic.exe
「バカいえ、怪人は子供泣かせてナンボだ、最近の特撮の敵幹部はガスで無理矢理怪人に変えたりしているというしな」

デーリッチ
「なにそれこわい」

ヘルラージュ
「あ、たくっちスノーさんの分も作っておきましたよ、サイズ合うのか分かりませんけど...」

たくっちスノー
「ええ...マジで戦闘員やんなきゃならないのか」

ローズマリー
「慣れると結構気に入るものだよ」

たくっちスノー
「そ、そうなのか?」


たくっちスノーは甘かった!(二回目)

たくっちスノーはこの時、『まぁローズマリーが気に入ってるならそこまで酷いものじゃないだろう』と考えていた!

だが、たくっちスノーは忘れていた!

己の常識が、ハグレには通用しないことを!

....

隼人
「あのー、そろそろ始まりますけど、準備できましたか?」

ヘルラージュ
「はい、ばっちりです!」

Sonic.exe
「フフフ...T、中々似合ってるぞ」

たくっちスノー
「そ、そうか?」

ヘルラージュ
「お待たせしました!これが秘密結社ヘルラージュです!」

ヘルラージュがバッとカーテンを開けて、隼人が目に写ったものは、先端が緑色で、紫色の物体....




たくっちスノー、隼人
「「なんでナスビなんだよ!?」」

ヘルラージュ
「あの、これがどうかしました?」

隼人
「いや、仮装大賞か何かですか!?俺は悪役と戦闘員を募集したはずなんですが...」

ヘルラージュ
「悪の秘密結社の頃から戦闘員スーツはナスビですよ!」

たくっちスノー
「だからなんでナスビなんだよ!?自分はこの...真っ黒な感じの『イーッ』とかいうのイメージしてたんですけど!?」

ヘルラージュ
「ヘルラージュの『ヘル』はヘルシーのヘルだから!」

たくっちスノー
「地獄の『hell』じゃねーのかよ!!」

Sonic.exe
「まて、それはおかしいだろ、ヘルシーさを重視したいならもうちょっとトマトとかピーマンとか野菜をバラけた方が」

ヘルラージュ
「なるほど!」

たくっちスノー
「お前分かってて言ってるだろ!?絶対バカにしてるだろ!?」

ローズマリー
「たくっちスノー、ナスビが不満なの?」

たくっちスノー
「自分はあんたが着てても問題ないと思ったから疑問持たずに戦闘員になったのに!」

Sonic.exe
「誰かがやってるからやるだとか、そういう自分の考えがない所がお前の悪いところだ、お前が不死身じゃなかったら殺してたぞ」

たくっちスノー
「マジ厳しい...」

ミアラージュ
「で、どうするの?」

Sonic.exe
「それに関してはすまないと思っている、どういうスーツが確認しておかなった俺の責任だ」

隼人
「...この状態でやるしかないですね」

デーリッチ
「でもほら、これ結構動きやすいでちよ」

たくっちスノー
「いや動きやすいからアクションしやすいだろうけど...やっぱナスビはねーわナスビは...」

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.20 )
日時: 2017/10/28 13:33
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ルルミー★さん

メイドウィン
「珍しいタイプの人が来たね」

たくっちスノー
「ああ、かれこれ五年は書いてるけど読者がコメントしてくるってのは始めてだな」

ロストメイドウィン
「...で、どうする?」

たくっちスノー
「まぁ良いんじゃないの?作者じゃなくて読者がコメントしてくれるなんてこと中々無いだろうし」

コメント感謝です!

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.21 )
日時: 2017/10/28 14:14
名前: ルルミー (ID: N5cCc.Zx)

ありがとうございます。
早速参加しようと思います。

名前:ルルミー

性別:女

種族:人間

年齢:18歳

性格:真面目で消極的

容姿:紫の髪 前髪は目が隠れる位 隠れているけど目の色は銀色
白い曲線模様が入った魔法使いみたいな紫のローブ

特技:破邪の力を持つ闇を操れる

設定:自分の力が使えない時のみ、隠し持っている杖を使用できる
杖は様々な魔法を発動出来る
孤独な時が長かった為、昔の事を聞かれると、泣き出す時がある

サンプルボイス:「初めまして、ルルミーと申します・・・・以後お見知りおきを」
「邪悪な闇では無いです・・・・破邪の力を持つ闇です」
「・・・・過去についての質問はお断りさせていただきます」

こんな感じでお願いします。

Re: ざくざくアクターズZ!(オリキャラ募集中) ( No.22 )
日時: 2017/10/28 16:15
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ルルミーさん

メイドウィン
「ありがとうございます、ではこれで募集を終了したいと思います」

たくっちスノー
「え、もう終了するのか!?」

ロストメイドウィン
「ざくアクは原作の時点でキャラクターが多いからな、オリキャラは今作は少なめにするつもりらしい」

メイドウィン
「うん、この作品の新規加入はあと三人だけだよ」

たくっちスノー
「た、たった三人かよ!?」

ロストメイドウィン
「あまりにも多いとせっかくのざくアクキャラが空気になってしまうからな」

コメント感謝です!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.23 )
日時: 2017/10/28 16:29
名前: トクマ (ID: so77plvG)

 どうも、初めましてロストメイドウィンさん。自分はトクマと言います。

 ざくざくアクターズとはどんな作品なのか気になって見たのですが……個性豊かな人物ばかりでおもしろいです!

 最初、ティーティーが紅茶の風呂にはいっていると知って、思わず目玉のおやじを想像した自分が少し恥ずかしかったです……

 募集の件は間に合うかなと思って急いで準備したのですが、間に合わなかったみたいだったので次回に待っときます。

 これからもお互い頑張りましょう。

 それでは!!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.24 )
日時: 2017/10/28 17:12
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

そして始まったヒーローショーだが!

正直ミアラージュは不安だった!

秘密結社とはいえ子供の前で堂々とした仕事は初体験だったからだ!

ミアラージュ(ナスビ継続中)
(ねぇヘル、本当に大丈夫なの?)

ヘルラージュ
(大丈夫よお姉ちゃん、きっと上手くいく!)

たくっちスノー(ナスビ継続中)
(ナスビで上手くいくと思ってるお前の思考すげーよ)

ローズマリー(ナスビ中)
(ほら、始まったから静かに)

ベル
「デーリッチちゃん頑張ってー!」

デーリッチ(ナスビ)
「わーい」

Sonic.exe
「手を振るな」

ヘルラージュ
「さぁ戦闘員よ、ここにいる子供たちにナスビを食べさせるのよ!」

ミアラージュ
「びー!」

たくっちスノー
「びー(棒)」

ベル
「な、生でナスビを!?せめてちゃんと焼いてから...」

ルミナ
「ふええ...やきなす、つけもの、いためもの...」

Sonic.exe
「悪事の内容が低レベルすぎる」

たくっちスノー
「....そういやこのナスビって何なの?よくあるタイプだと洗脳だとかそういう効果あるけどさ」

ヘルラージュ
「洗脳!?子供にそんな酷いこと出来るわけないじゃないですか!」


「そこまでだ!」

たくっちスノー
「だ、誰だ?」


「レッドファルコン!」

「ブルーイーグル!」

「イエローホーク!」

「ブラックコンドル!」

「ホワイトスワロー!」

『俺達は天空の支配者!大空戦隊!』


「「「「「バードマン!!」」」」」

ベル
「わー!!バードマーン!!」

ルミナ
「かっこいい...」

ヘルラージュ
「出たわね、バードマン!」

レッドファルコン
「ヘルラージュ、子供達に無理矢理ナスビを食べさせるのはやめるんだ!」

たくっちスノー
(イマイチ盛り上がらない...)

ヘルラージュ
「何を...このナスビは、ただのナスビじゃないの、このナスビは...」

ミアラージュ
「こ、このナスビは....?」

ヘルラージュ
「妖精王国産だから栄養満点ですっごく美味しいのよ!」

たくっちスノー
「要するにただの茄子じゃねぇか!!」

ブルーイーグル
「だが、どんなに美味しくても無理矢理食べさせるお前達は許せない!」

ヘルラージュ
「それなら力ずくで止めてみなさい、さぁ行きなさい、戦闘員達!」

デーリッチ
「びー!」

Sonic.exe
「ウオオー!!」

レッドファルコン
「いくぞブラックコンドル!」

ブラックコンドル
「ああ!」

たくっちスノー
(大空戦隊か...一体どんな戦法を使うんだ?やっぱ鳥がモチーフだしロープアクションかな)


ブラックコンドル
「くらえ!ブラック卍固め!」

デーリッチ
「あああああ!痛い!痛いでち!」

たくっちスノー
「えーーーー!?戦隊ヒーローがプロレス技ー!?」

ベル
「痛そう....」

たくっちスノー
「コラコラコラー!女の子に絞め技掛けるとかお前らそれでも正義のヒーローか!」

レッドファルコン
「レッド・バックブリーカー!」

ゴキッゴキッ

たくっちスノー
「ま、待て!自分素人だから!受け身とか取れないからそういうのやめて!」

ローズマリー
「うわぁ...」

ミアラージュ
「あれを受ける必要があるわけね...痛そうだけどヘル大丈...

ヘルラージュ
「.....」ガクガク

ミアラージュ
(めっちゃ震えてるー!)



たくっちスノー
「やめろっつってんだろー!!」キャストオーフ

デーリッチ
「ナスビスーツがバラバラに吹き飛んだ!」

ローズマリー
「あのスーツそんな機能付いてたんだ」

Sonic.exe
「仮面ライダーカブトの設定を使用しただけだ」

たくっちスノー
「お前みたいな意味のない設定が自分は嫌いなんだ....」

Sonic.exe
「ブーメランとはこの事か」

たくっちスノー
「さぁ良い子達よ、これからはダークヒーローが輝く時代なんだよ!」

Sonic.exe
「何をするつもりだ?」

たくっちスノー
「設定の支配者をなめてもらっちゃ困るぞ?」

【スイカエナジー!】

たくっちスノー
「最近知ったこの設定...使ってみる価値はあるかもな」

ローズマリー
「やめろ!そんなことしちゃいけない!」

たくっちスノー
「もう遅い!」

【rock on!...ソーダ!】

【スイカエナジーアームズ!】

【Follow it people, and I am a ruler!】

レッドファルコン
「....っ!これは!!」



Mライダー無欠
「今からこのヒーローショーの主役は、お前達バードマンでも、秘密結社ヘルラージュでもない...この、マガイモノライダー無决むけつなのだ!」

Sonic.exe
「あのバカめ...調子に乗りやがって」

説明しよう、マガイモノライダーとは、たくっちスノーが『仮面ライダー』の設定を使用することで変身出来る特殊戦闘形態なのだ!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.25 )
日時: 2017/10/28 17:18
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

トクマさん

メイドウィン
「どうも初めまして、『誰だろう?』と思って探してみたらびっくりしました、すげぇ人からコメント来るようになったなぁ」

たくっちスノー
「こんな作品がきっかけでざくアクを知っていただけるなら幸いっすね」

ロストメイドウィン
「目玉親父か...言われてみればそうだな」

ティーティー
「わしも老人口調じゃし、もしかしたらモチーフにしておるかもしれんな」

デーリッチ
「そういえばダイミョーや天狗の神様はいるけど、妖怪のハグレはまだ見たことなかったでちね」

エステル
「いやいや、妖怪とか勘弁してよ...」

コメント感謝です!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.26 )
日時: 2017/10/29 13:05
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ローズマリーは内心焦っていた

「こういう時のたくっちスノーは本気で強い」と経験で分かっていたからだ

Sonic.exeは内心面倒だった

「変身能力は優れているのだからもっと有意義に使え」と何度も心に思っていたからだ

そして、こうも考えていた。

この状況を打破するにはどうすればいいかと

Sonic.exe
(子供の目の前で本気を見せるわけにはいかないしな...)

...これがいつもの戦場なら、exeがたくっちスノーの首を念力で吹き飛ばして終わるだろう、しかし今はヒーローショーの舞台に立っている、つまりショーを「演じ」なければいけないのだ。

Sonic.exe
(....まさか俺が頭を抱えるとはな、物理的な意味ではなく、本来の意味で。)

Mライダー無决
「ハァッ!」

レッドファルコン
「うわああっ!」

Mライダー無决
「どうした、お前達の力はそんなものか!このままお前の設定を奪ってやろうか!」

たくっちスノー...いや、マガイモノライダー無决は全力でバードマン達を蹴散らす。

「スイカエナジーアームズ」....『仮面ライダー鎧武』の設定を借りた「紛い物」の力に過ぎないが、他人の設定をを軽々しく使いこなせる技量と恥知らずさが、彼を「マガイモノの王」と言わしめるほどの存在にさせたのだ。

Sonic.exe
(くっ!このままでは奴に滅茶苦茶にされる、頼みの綱は、かつてTを倒したというハグレ王国....!)

神にもすがる思いならぬ、神がすがりたくなるほどの存在、それがマガイモノ達にとってのハグレ王国でもあった。


Sonic.exe
(....国王!おい、絞め技で延びてる場合か!国王!)

デーリッチ
(...ん、あれ?今どうなってるでち?)

exeは卍固めで気絶していた国王をどうにか起こすと、すがる思いで彼女に呼び掛けた

Sonic.exe
「あの馬鹿たくっちスノーがまた面倒なことをした、なるべく芝居になるように奴を制しろ」

デーリッチ
「え、えー?」

Sonic.exe
「お前達ハグレ王国はかつてTを倒したそうじゃないか」

デーリッチ
「ま、まぁそうでちが...」

デーリッチは頬を叩き、どうにか起き上がる、そして今の状況をはっきりと見て、察した。


デーリッチ
「でもここだと本気を出せない、ここでやるとショーがメチャクチャでち」

Sonic.exe
「だが...」

デーリッチ
「それに....」

デーリッチは観客から見て不自然にならないようにローズマリーの方を見る、ローズマリーは氷の魔法の構えをしていたが、打つのを躊躇っているようにも見えた

デーリッチ
「彼を止めたいと思っているのはexeだけじゃないでち」

Sonic.exe
「ならばどうすれば...」

ミアラージュ
「バードマンにどうにか勝ってもらうしかないわね」

ヘルラージュ
「ええ、今回の主役は秘密結社ヘルラージュではなく、バードマンです....私達がどうこう出来る立場ではありませんのよ」

Sonic.exe
「....」

大空戦隊バードマン対マガイモノライダー無决。

仮にも全時空の悪事を裁く特殊部隊の下っぱであるたくっちスノーと、ヒーローの真似事をしているスタントマンとでは、明らかに勝ち目はない。

Sonic.exe
「....やってやる!」

Mライダー無决
「来るかぁ....エグゼェ!!」

Sonic.exe
「いい加減やめたいなぁ...上司の尻拭いはよぉ!!」

exeと無决の拳がぶつかり合う、しかしexeがどんなに強くても、どんなに恐ろしい神でも


Mライダー無决
「ン砕け散れぇ!!」

Sonic.exe
「グアアアアア!!」

結局マガイモノに過ぎないexeは本気のたくっちスノーに絶対敵わない、いとも容易くexeは吹き飛ばされる


ローズマリー
「exe!大丈夫か!?」

Sonic.exe
「ああ...だが見ただろう、今のあいつは本気だ、このままではあのヒーロー達はタダではすまないだろうな」

ローズマリー
「あいつめ...」

ベル
「あー!バードマン負けちゃう!」

「がんばえー!負けないでー!」

Mライダー無决
「ほら、がんばれだってさ」

レッドファルコン
「ぐ...ぅぅ...」

Mライダー無决
「ほらほら!さっさと立てっての!?まさかこの程度の攻撃で痛いとか言うんじゃねぇだろうなぁ!?」

Sonic.exe
「...ぐぬぬ」

ルミナ
「...ばーどまん!」

【please!】

ルミナ
「『パワードⅣⅩⅠ』」

咄嗟にルミナは魔法を唱えていた


Mライダー無决
「さぁ、そろそろエンディングは近い!」

無决が薙刀を降り下ろしたその時....レッドファルコンが薙刀を腕で受け止め、立ち上がる


Mライダー無决
「....ほう」

レッドファルコン
「まだだ...俺達は大空戦隊バードマン...決して地に落ちない、天空の支配者だ!」

Mライダー無决
「そうだよ!それでいいんだよ!」

ベル
「レッドファルコンが立ち上がった!」

Sonic.exe
「何!?...まさか、あのルミナが...」

ローズマリー
「...デーリッチ。」

デーリッチ
「あ、わかったでち!」

デーリッチは隠れてこっそりとバードマン達にヒールⅤを唱えた。

完全に復活したバードマンが無决に迫る!

ミアラージュ
「ヘル、あのルミナって娘に動きでサインを送りなさい」

ヘルラージュ
「分かった!」

ヘルラージュは体を動かして、サインでルミナに合図を送った

【もっと、魔法を、唱えて!】

ルミナ
「....『パワードⅧⅩⅤ』

ルミナに通じたのかは分からないが、さっきと同じ種類の魔法を唱えた

ベル
「ルミナちゃん、それは...?」

ルミナ
「あきらめないひとへの おまじない」

ベル
「お、おまじない...?」

Sonic.exe
「...なるほど、ドーピング魔法か、これなら手加減しながらあの馬鹿を潰せる」

デーリッチ
「....exe。」

Sonic.exe
「何、ちゃんとお前らに見せ場は残すさ、勿論、バードマンにもな。」

補助魔法で調子を取り戻したexeは、最後の仕上げに入った


Sonic.exe
感染合体ダウンロード...認証コマンドは、『A』だ。」

感染合体ダウンロード

exeはウイルスのマガイモノ、生き物の設定や能力を細菌のようにうつす事で、たくっちスノーほど自由に利かないが似た力を一時的に使えるようになるのだ

【アクセル!】

Sonic.exe
「マガイモノライダァーッ!!」

exeは目にも止まらぬスピードで、無决に蹴りを決め込む。

Mライダー無决
「ま、待て!落ち着けexe!あまり本気を出すな!」

Sonic.exe
「俺を本気にさせたのは...お前だ!」

Mライダー無决
「そうじゃないんだ!話を聞け!」

Sonic.exe
「デーリッチ、フルスイングだ!」

デーリッチ
「おーう!地の果てまで、飛んでいけーっ!!」

デーリッチは杖を振り回し、たくっちスノーを上空へと打ち上げる

Sonic.exe
「見せ場は譲るぞ、天空の支配者。」

レッドファルコン
「ああ!大空戦隊!フォーメーション!」

バードマン四人
「「「「了解!」」」」

バードマン達は落ちてきたたくっちスノーの首根っこを上手く掴む

レッドファルコン
「バードマン!フライングドライバー!」ズゴォ

Mライダー無决
「うげぇぇぇぇっ!!」

それを舞台へと叩き落とした

Sonic.exe
【Despair is your goal.】
訳:絶望がお前のゴールだ。

ヘルラージュ
「決めッ!」

ローズマリー
「なんで君が決めるの!?」


ベル
「わー!バードマンが勝ったー!!」

ルミナ
「バードマン!」

こうして大空戦隊バードマンのヒーローショーは、バードマンの大勝利に終わった。

Sonic.exe
「......」

そしてexeは、子供達の声援を聞いていた...

デーリッチ
「どうかしたでちか?」

Sonic.exe
「...俺は、こんな風に声援を送られるのは初めてだ」


Sonic.exe
「かつての俺は、目に映る生き物は全て何も言わせず殺してきた、どうして殺すのかは分からなかったし、かといって生かそうと思ったこともなかった」

デーリッチ
「...声援を受けるのも、案外いい気分でちよ?」


Sonic.exe
「.....ああ、かもな。」

Sonic.exeに一つの考えが出来た。

『生き物を生かしておくのも悪くない』と.......

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.27 )
日時: 2017/10/29 13:56
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

鴉村を後にして...道端でハグレ王国の驚きの声が響き渡る

全員
「全部演技だったぁ!?」

たくっちスノー
「...うん、はい、そうなんです。」

そしてヒーローショーが終わった後、楽屋でぐるぐる巻きにされ引きずられたたくっちスノーが観念して答えた。

デーリッチ
「え、じゃあまさかマガイモノライダー無决も...」

たくっちスノー
「確かに使ったのは初めてだけど、あれでも手加減してたんだからな?」

Sonic.exe
「俺に対してのアレは?」

たくっちスノー
「お前は全力出さんと勝てへんし....」

たくっちスノーはめんどくさそうな口ぶりで答え続ける、しかしその態度がローズマリーの逆鱗に触れた

ローズマリー
「貴方は全く変わってない!...前に私達と戦った頃から....ずっと!」

たくっちスノー
「何言ってるんだ!!メイドウィンはキャラクターを殺せないんだから結果的に大丈夫だろ!」

ローズマリー
「殺さなければ良いとでも思っているのか!?」

Sonic.exe
「...T、黒影メイもそうなんだが、お前は他人に関しての興味が薄すぎる」

ローズマリーの怒りを遮り、Sonic.exeがポツリと語り始めた。

デーリッチ
「どういうことでちか?」

Sonic.exe
「前にメイとこいつに出会ったお前達なら、奴等に『好き』と『嫌い』の感情が無いことは知ってるだろう」

メイドウィンに欠けた感情...『好き嫌い』

たくっちスノーはこれまで、何かを本気で好きになったことも何かを嫌いになったこともないのだ。

ローズマリー
「そういえば、運動祭でそんな事を言っていたような...」

たくっちスノー
「まぁ、そうだな...まだリアルワールドで人間だった頃、自分は感想文を書くのが苦手だった、まぁ今でも感想書くの苦手だからコメントとか残せてないんだけど」

Sonic.exe
「感想文、例に何か挙げてみろ」

たくっちスノー
「そうだな...とある野球の弱い大学が、一人の監督によって建て直された...的なビデオを授業で見せられたことがあったな」

Sonic.exe
「よくある王道ネタだな、それで何行か書けるだろ?」

デーリッチ
「そうでちね、選手達がどういう風に成長していって、どう思ったか~とか」

ミアラージュ
「このトレーニングはこうだと思った~とか」

ベル
「この監督は僕から見てこうだと思った~とかですね」

たくっちスノー
「...結構出てくるもんだね」

ハグレ王国の子供達の意見を、たくっちスノーは感心しながらメモる

ローズマリー
「いや、今さらメモってもしょうがないでしょ」

Sonic.exe
「...それで?お前は何て書いたんだ?」

たくっちスノー
「『すごかった』」

ベル
「え?」

たくっちスノー
「『すごかった』」

ベル
「...もしかして、それだけですか!?」

たくっちスノー
「そのすごかったの五文字も、何も書かないよりはマシだろうと思って書いただけ、別に何もすげーと思っていない」

ヘルラージュ
「嘘でしょう?流石に何か...」

たくっちスノー
「だって自分、誰かの武勇伝とかすげぇ話とか聞いても全然共感できないし、興味ないし、何が面白いのかさっぱり分からないし....」

Sonic.exe
「...だから言っただろう?こいつは他人に対する興味が薄すぎると」

ローズマリー
「なるほど、彼はいい人になったわけでもなければ、最初から悪人だったわけでもなかった」



ローズマリー
「この人は自分の意思がない中途半端な人間だ」

たくっちスノー
「えっ?」

たくっちスノーはその言葉を聞いて深く絶望する、『自分は何も変わってなかった』『自分は善人にも悪人にもなりきれてない、いなくてもいい人間』

ベル
「あの...たくっちスノーさん?どうして、いい人になろうと?」

深く落ち込むたくっちスノーに、ベルは疑問を投げ掛ける、するとたくっちスノーは細々と答える

たくっちスノー
「ある日...二年後の自分がやってきた」

ローズマリー
「二年後の...たくっちスノー?」

たくっちスノー
「別の世界線から来た未来の自分、名を『ロストメイドウィン・ザ・ダストヒューマン』と名乗った」

ヘルラージュ
「意訳するとゴミ人間って...」

たくっちスノー
「奴は言った、こんな生活を続けていると別の世界線の自分が死ぬと」

ミアラージュ
「どういうこと?」

たくっちスノー
「自分はリアルワールドに分身を残してある、メタ的に言うと小説を書くための分身...だがこいつには生活力がない、もしこのまま大人になれば小説を書くところか、生きていけなくなると奴は言った。」

Sonic.exe
「....タイムリミットはどれくらいだ?」

たくっちスノー
「...たぶん、リアルワールド西暦で2019年、分身が高校を卒業できるかで決まる、ロストメイドウィンは、2019年に卒業出来ず自殺した未来の自分自身なんだ」

デーリッチ
「...そっちの事情は分かったけど...どうする?ローズマリー?」

たくっちスノーから全てを聞いたデーリッチは、ローズマリーに問いかける

ローズマリー
「デーリッチ、君はどうしたい?彼をこのままハグレ王国に滞在させるか、それとも追い出すか。」

Sonic.exe
「もしTを追放するのであれば、俺もその場を去るとしよう」

デーリッチ
「んー...やっぱりこのままで良いでち、まだアテが無さそうだし」

たくっちスノー
「...あんがと」

ローズマリー
「ただし!」

デーリッチとたくっちスノーが言い終える前に、ローズマリーが言葉を挟んだ

ローズマリー
「貴方はここで学んでもらいます、何かを好きになること、そして何かを嫌いになることを」

たくっちスノー
「....ああ、やってみる」

Sonic.exe
「言っておくが俺も田所も手伝わないからな?時には自分で考えて一人でやってみろ」

たくっちスノー
「自分で考える...これも自分に対する課題かな」

ベル
「....あっ!ハグレ王国が見えてきましたよ!」

デーリッチ
「たまには徒歩で帰るも悪くないものでちねぇ」


こうして、なんでも屋マガイモノの初めての仕事は終わった。


そしてたくっちスノーの、感情を取り戻す宿題が、始まろうとしていた.....