二次創作小説(新・総合)

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.93 )
日時: 2017/11/08 18:02
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

6:38

...朝、Kは目覚ましの音で目が覚める、ぼやけて見えないがうっすらと人陰が...

たくっちスノー
「ハロー」

ばきっ
....

たくっちスノー
「あのさぁ...いきなり膝うち酷くない?」

K
「起こしてほしいと頼んだ覚えはないが」

たくっちスノー
「いや、近づいてみたら起きそうだったから見てただけ」

K
「お前、本当に殺していい?」

たくっちスノー
「あーはいはい、いずれリアルワールドで自殺しますからその時まで待っててくださいねっての」

K
「なんだそれ...」

たくっちスノー
「ああそうそう、この時間はエステルとジュリアがジョギングをしているはずだから会ったら声かけとけよ」

K
「ああ....」

Kは重い腰を上げ、立ち上がると...


K
「いや何故私ここにいるの!?」

たくっちスノー
「え、今更?」

.....これはつい昨日の事


たくっちスノー
「Kをハグレ王国に住まわせてやんない?」

デーリッチ
「それは...こちらとしては別に良いけど、どうしてでち?」

たくっちスノー
「だってこいつ住居ないじゃん、それに設定が自分を恨んでるだけしかないとか何か嫌じゃん、なんかこうプライベートな設定ぶちこんでやりたいじゃん」

松山
「まぁ、元々アンチヘイト物の主人公だからな...」

ローズマリー
「うーん、では一日様子を見るって事で良いかな?」

Sonic.exe
「俺は構わない」

野獣先輩
「まぁ、たくっちスノーのお人形が一人増えるだけっすからね」

デーリッチ
「....じゃ、Kさんよろしくでち。」

たくっちスノー
「あいよー」

....

たくっちスノー
「なんて事が昨日君が倒れてる間にありましてー」

K
「あの時意識が薄かったせいで一言しか喋れてないんですけど、私はいいって言ってないんですけど」

たくっちスノー
「るっせー、マガイモノの王の発言は絶対だ!」

Sonic.exe
「んん?職権濫用か?これはマガイモノ王国にも有能な参謀が必要みたいだな。」

たくっちスノー
「げっ、exe....」

K
「お前はたくっちスノーの付き人...」

Sonic.exe
「力だけの付き合いだ」

たくっちスノー
「体だけの付き合いみたいに言うな」

K
「私にここで暮らせというのか?」

たくっちスノー
「作者は自分だ、マガイモノの未来は自分が決める」

Sonic.exe
「うわすげぇ独裁者っぽいセリフ」

たくっちスノー
「お前茶化しに来たのなら帰れよ、バイトあるんだろ?」

Sonic.exe
「バカいえ、もう11月だってのに海の家行く奴がいるか、銭湯のバイトに乗り換えたんだよ」

たくっちスノー
「そうかい、朝御飯は何時かな?」

Sonic.exe
「7時ぴったりだ」

たくっちスノー
「その間暇だからスマホしてるね」

Sonic.exe
「この現代っ子め...じゃあな」

exeが扉を閉めた後、たくっちスノーは魔方陣からスマホを取りだしてポチポチする


K
「随分古い機種だな」

たくっちスノー
「まぁ中2の頃の奴だからね...」ポチポチ

K
「普段からスマホ?」

たくっちスノー
「うん、スマホ、たまにPC、充電やばくなったら3DSでニコニコ動画を見る」

K
「よく電波通るな、この世界で...」

たくっちスノー
「まぁね~...」

たくっちスノーはKの方を向きながら器用にスマホをポチポチする

たくっちスノー
「...なにすっかなぁ、ログインボーナスを受けた後は...ニコニコでいつもの動画見るか。」

K
「...私、どっか行っていい?」

たくっちスノー
「いいよー。」

Kも後に続き、たくっちスノーはさっきKが寝ていたところで横になりスマホをいじくる。


たくっちスノー
「あ、ガチャ石貯まったやん、10連しよ」

.....

ローズマリー
「やぁ、おはようKさん。」

K
「ああ...はい、おはようございます。」

ローズマリー
「どうです?ハグレ王国は。」

K
「ああ...まぁ、悪いところでは無さそうなんですけど、良いんですか?」

ローズマリー
「何が?」

K
「私は一度、勘違いとはいえ貴方に...」

ローズマリー
「あれはたくっちスノーが悪いだけですし」

K
「それもそうですね」


たくっちスノー
「何か知らんところでディスられてる気がする」

ローズマリー
「ではそろそろ」

K
「はい」

....

K
「....誰かと長話なんて、初めてだな...いや、この記憶だと初めてなだけで、実際は色々話してた記憶あるんだろうな」

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.94 )
日時: 2017/11/08 19:38
名前: mirura@ (ID: AKTQy3ZK)

こんにちは!
ルルミーに散々叱られたmirura@です!

結局、Kさんはハグレ王国に住まう事になったんですね・・・
さっき、全体をざっと読んだんですけど、
KさんとかMさんとか聞いていると、デスノート思い出します・・・・

結局、色々あったけど良かったじゃないですか!
本当に良かったですね!


更新、頑張って下さい!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.95 )
日時: 2017/11/08 20:16
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

Miruraさん

K
「私はLさんと違って偽名を使ってるわけではないんだけどね」

たくっちスノー
「Kはとある打ち切った作品の主人公だったからこんな形で登場できてよかったと思ってる」

メイドウィン
「Mさんはこの作品の重要人物で、もちろんざくアクに関連している人物だよ」

松山
「ネタバレ防止で名前隠してるけどさ、これざくアクプレイ済みには正体バレバレだよな....」

コメント感謝です!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.96 )
日時: 2017/11/08 22:56
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

7:10

デーリッチ
「朝ごはんでちよー!」

7時ほど、食堂に国民が揃い、段を取り賑やかに朝ごはんを食べる。

来ていない者といえば、食べる必要がない松山と指定された物しか食べられないたくっちスノーぐらいだろうか。

ハグレ王国の食事は、ミアラージュの遣いであるキャサリンという人形が作っていた

キャサリン
「今日のメニューは洋食だ、残すんじゃないぞ!」

Sonic.exe
「俺、やっぱ洋食がいいわ...和食は箸がどうもな」

野獣先輩
「やっぱ海外生まれだから箸苦手なんすね」

エステル
「たくっちスノーよりはいいわよ、あいつ箸を鉛筆持つみたいな持ち方してたんだから」

Sonic.exe
「マジか...」

野獣先輩
「あのさぁ...」

エステル
「ていうか、今回の朝ごはんパンばっかね」

Sonic.exe
「パンバイキングだな」

メニャーニャ
「まさかシノブ先輩がカレーパン全部持ってくとは思いませんでしたよ」

シノブ
「早いもの勝ちよメニャーニャ」

メニャーニャ
「取ったんですから全部残さず食べてくださいよ、まだ百個くらいありますが」

シノブ
「余裕よ」

野獣先輩
「ええ...お前胃袋おかしいよ...」

Sonic.exe
「焼きそばパン114個食ってるお前が言うな」

K
(賑やかだなぁ...マガイモノがここまで誰かと仲良くしているなんて)

Sonic.exe
「K、お前は食べないのか?」

K
「そういうわけじゃないが...」


『おいハピコ!それ俺が食べようと思ってたメロンパンだぞ!』

『ムキムキにメロンパンなんざ似合わなんでしょ!』

『チョコパンうっま!チョコパンうっま!』

K
(...楽しそう。)

ローズマリー
「デーリッチ、今日はどうしようか?」

デーリッチ
「せっかくの秋だし、紅葉狩りでも行こうでち!」

『あ~いいっすね~』

『やりましょう!』


K
「紅葉狩り...か。」

8:14

K
「おいたくっちスノー、あの王様が紅葉狩りにでもって...」

たくっちスノー
「うぉーあいにぃー!言えるかなアッアッアッアッ!」

K
「お前まだスマホやってたの!?」

たくっちスノー
「あ、うん。」

なんとたくっちスノーは、先程から変わらずスマホをしながらゴロゴロしていたのだ。

たくっちスノー
「で、何?王様が紅葉狩りにって?...しゃーないなぁ、そろそろスマホも充電ヤバイし行きますよ、行く行く。」

K
「....ハァ。」


10:00

デーリッチ達は紅葉を見るために妖精王国へと向かっていた。

ヅッチー
「この季節なら、紅葉も結構見られるはずだぞ!」

たくっちスノー
「ていうかお前んとこの森、紅葉の木あったんだな...」

かなちゃん
「桜なんかもあるんですよ」

ミルラ
「へぇ~すっごい...」

プリシラ
「ここらへんちょっと開拓してて地盤脆いので気をつけて」

かなちゃん
「あああああ!!」ズボボボ

たくっちスノー
「かなちゃん様が重みで沈んだ!誰か引っ張って!...あっ、この穴深いッ!!ボボボボボボ!」ボボボボ

マーロウ
「貴方まで落ちてどうするんですか...」

デーリッチ
「それー引っ張れー!」

野獣先輩
「ハァードッコイショードッコイショー!」

Sonic.exe
「はいJASRAC」

野獣先輩
「ソーラン節にまで金取るのヤメロォ!」

ヘルラージュ
「どっこいしょ!どっこいしょ!」

ルイージ
「それでもかなちゃんは 抜けません」

かなちゃん
「わたしゃ『おおきなかぶ』ですか!?」

たくっちスノー
「かなちゃんでなら余裕で

野獣先輩
「お前は黙ってろ」

K
(たくっちスノーの奴、すっかり溶け込みやがって...)

ヤエ
(あいつが羨ましい?)

K
(羨ましいってわけでは....)


K
「さりげなく人の心の中読まないでくれませんか?」

ヤエ
「バレたか」

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.97 )
日時: 2017/11/09 13:39
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: q9W3Aa/j)

11:12

ヅッチー
「妖精王国に到着だ!」

妖精王国...ヅッチーが国王、プリシラが参謀を勤めている大自然に恵まれた国で、

ハグレ王国と比べると少し規模は小さいが、プリシラ直伝の高度な経営術で大きく発展した商業国である。

ルイージ
「妖精の国...名前はよく聞くけど、実際に来るのは初めてかもしれないな」

たくっちスノー
「グルグルとかでも特殊な条件が無いと入れないとかがデフォルトだからなぁ」

デーリッチ
「そういえば妖精王国には中々来れなかったなぁ...何か変わったでちか?」

プリシラ
「いつもと変わらないですよ、そちらと同じで。」

デーリッチ
「そうでちか...」

ヅッチー
「いつも...かぁ、気が付いたら、こんなデッカい国になったんだな、妖精王国って。」

ルルミー
「そうなんですか?」

ヅッチー
「ああ、元々は私が当然言い出したことで、最初はちょっとした集落に過ぎなかったんだけどな、プリシラだって最初はちっちゃかったし」

デーリッチ
「それを言ったらうちのハグレ王国もそうだったでちね。」

ミルラ
「...何だが、信じられませんね、あの大きな国が軽い思い付きから始まったなんて」

松山
「そうでもねぇよ、口で言うなら誰でも出来るが、実行するのは至難だからよ、こういうことに限らず。」

プリシラ
「ええ、あの時の私はヅッチーと違い弱かった、勇気もなかった、王国を作ろうなんて思いもしなかったって分かる。」

ローズマリー
「....小さい遺跡から始まって、何ヵ月ぐらいかな、振り返ってみるとあっという間だったね。」

野獣先輩
「.....」

Sonic.exe
「で、ヅッチー、この辺りで紅葉が見れるところってどこだ?」

ヅッチー
「こっちだ、着いてこい」

たくっちスノー
「あ~、だっりぃ...」ポチポチ

こたつドラゴン
「そろそろコタツから下りてくれないかな、重いんだけど」

Sonic.exe
「こたつは椅子じゃねぇよ、てか3DSやめろ」

たくっちスノー
「だって紅葉なんか見ても何も感じないんだもーん!」

Sonic.exe
「お前はゲームやったって何も感じないんだから同じだろうが!」

K
(.....)

そして....

たくっちスノー
「るっせぇもう!紅葉なんか知るか!ミノムシどこだミノムシ!」

Sonic.exe
「虫取りはよそでやれ」

ルルミー
「あ、ブドウだ」

プリシラ
「取るなら200G払ってください」

ルルミー
「お金取るんですか...」

プリシラ
「この森は妖精王国の土地でもありますからね」

たくっちスノー
「ウボェェェェ!」

ニワカマッスル
「きたねぇな!何吐いてんだお前!」

たくっちスノー
「いや、仮面ライダー鎧武でマツボックリエナジーとかあったし松ぼっくりって美味しいのかなーって」

ニワカマッスル
「なわけねーだろ」

松山
「おら!次はドングリだ!」

たくっちスノー
「うん」パクッ

たくっちスノー
「ヴォォォォエッ!!」

松山
「wwwwwwwww」

ニワカマッスル
「なにやってんだあいつら...」

野獣先輩
「ピッチング先輩」ビュン

田所はイガグリをあっちこっちに投げ回す

【ブスリ】

デーリッチ
「痛い!痛いでち!」

野獣先輩
「たくっちスノーに当てたいんだけど中々刺さらないゾ」

アルフレッド
「やたらめっちゃらに投げないで!」

【ブスリ】

たくっちスノー
「ひえー!かなちゃん様助けて!」

かなちゃん
「ちょっちょっちょっ、人の背後に隠れないで!刺さってる!めっちゃ刺さってるぅ!」ブスブスブス

野獣先輩
「壁とは頭に来ますよ!」

K
「なっ...おい、やめろ!こっにまで飛んでくるだろ!」

ヅッチー
「うおーこいつめ!」ポーイ

ニワカマッスル
「いって!なんで松ぼっくり投げてきやがる!」ポーイ

イリス
「オイ!!リンゴこっち投げンナ!!砲丸投げカヨ!!」ブーン

ブリキット
「おいおい、なんか投げ合い始まったぞ」

ヘルラージュ
「ひええ...」

ベル
「紅葉狩りどころじゃなくなったね..」

松山
「オラ!さっきたくっちスノーが吐いたドングリをくらえ!」ポーイ

エステル
「んなもん投げてくんじゃねぇ!」ポーイ

デーリッチ
「あっ」パクッ

ローズマリー
「く、口に入った...」

メニャーニャ
「...先輩、今何投げました?」

エステル
「...えっ、なんか其処らに生えてた赤いキノコ」

デーリッチ
「んおおおおおしゅごいいいいい!!」

キノコが口に入ったデーリッチはなんか描写出来ない凄い顔をしながらくるくると回り始めた

Sonic.exe
「おいなんかヤバイぞ」

メニャーニャ
「ルミナさーん!!薬、薬をー!!」

野獣先輩
「あーもうメチャクチャだよォ!」

マーロウ
「元は貴方がやったことでしょうに...」

野獣先輩
「俺は最初からたくっちスノーに当てたかったんだァ!!」ブーン

チクッ

たくっちスノー
「ああああああああああ」チーン

ヅッチー
「たくっちスノーが即死した!?これは一体....」ヒョイ

Sonic.exe
「田所、あれイガグリじゃないみたいだが」

野獣先輩
「ガンガゼっていう猛毒の海胆ウニゾ」

ヅッチー
「」チーン

プリシラ
「ちょっとぉぉぉぉぉ!?」

K
(ハグレ王国って、いつもあんな感じなのかな...)

ヤエ
(そんなわけないでしょ、いつもあんなんだったら命がいくつあっても足りないって)

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.98 )
日時: 2017/11/09 20:00
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

12:00

ヅッチー
「死ぬかと思った」

デーリッチ
「はっ!デーリッチは一体何を!?」

たくっちスノー
「ゲンムの設定が無ければヤバかった」

かなちゃん
「たくっちスノーさん、今日昼御飯抜きですね」

たくっちスノー
「何故!?」

K
「....はぁ、ようやく昼か。」

プリシラ
「お昼は貴殿方が好きにぶん投げた野菜や果物を好きに使用してください、投げたんだからちゃんと責任取ってくださいね、弁償させないだけでもありがたく...」

デーリッチ
「...あれ?プリシラちゃん怒ってる?」

Sonic.exe
「そりゃキレるだろ、見ろよ、あの惨劇を」

そこには、縦に薄切りスライスされた田所の無惨な姿が

野/獣/先/輩
「.....」

デーリッチ
「細切れになってるー!?」

松山
「みじん切りよりひでぇや」

ヅッチー
「ていうかどうするよ」

かなちゃん
「プリシラの言うとおり投げた食材でお昼作るしかない」

ルイージ
「幸い、投げた食材はあまり損傷が酷くないし、その気になれば食べられるよね...」

メニャーニャ
「先輩、もう他に毒キノコとか投げてませんよね?」

エステル
「たぶん...」

たくっちスノー
「料理が上手いマガイモノだったらいくらでも用意するけど...」

ミルラ
「さすが一京種類...」

ヅッチー
「なぁー1京ってどれくらいなの?」

シノブ
「京は10の16乗ぐらいです」

ベル
「つまり数えるのが嫌になるくらいの数字だよ」

松山
「つーかこの細切れの田所どうするよ」

Sonic.exe
「お前が食え」

松山
「いらねぇ」

K
(このリンゴでいいか...)

ローズマリー
(なんで妖精王国に来たんだっけ...)

15:14

ヅッチー
「どうせだからさ、旅館泊まってかない?」

ルルミー
「ここに旅館が?」

かなちゃん
「ええ、妖精王国1の名スポットでもあるんですよ、温泉もありますし」

野獣先輩
「行きたいですねぇ!」

Sonic.exe
「しかしこんな大人数だぞ...?」

プリシラ
「あ、大丈夫です全員分料金は取りますので」

K
「しっかりしてるなぁ...」

たくっちスノー
「宴会じゃ宴会!!金ならある!田所が!」

野獣先輩
「あのさぁ...」

Sonic.exe
「...やれやれ。」

16:25

そういうこともあり、ハグレ王国一行は妖精王国の旅館で泊まることになったのだが....


K
「お前結局スマホかよ!!」

旅館の客室に入るなり、たくっちスノーは畳で横になりスマホを弄り始めたのだ

たくっちスノー
「いーじゃん別にさぁ、ゲームやったって」

Sonic.exe
「どこに行ってもやることは変わらない、か...」

松山
「そんなんだから友達いねぇんじゃねぇのか?」

たくっちスノー
「だまらっしゃい」

Sonic.exe
「俺あっちで卓球やってるから」

野獣先輩
「あ、じゃあ俺も卓球やる」

たくっちスノー
「どうぞ...」

K
「...じゃ、私も。」

松山
「いってら~」

....


たくっちスノー
「やっべガチャ石尽きた、課金課金」

松山
「ここはリアルワールドじゃねぇから余裕で何万も課金出来るなぁ!」

....

そして娯楽室では...

ニワカマッスル
「おお、麻雀導入したのか」

ヅッチー
「これ麻雀じゃなくてドンジャラって言うらしいよ」

野獣先輩
「お、これ時空監理局が作った奴じゃないっすか」

エステル
「へぇ...ドンジャラってなに?」

ブリキット
「キャラクターの絵柄を三個、それを三種類並べるとアガリの、いわば子供向け麻雀だな。」

デーリッチ
「やりたいやりたい!」

ブリキット
「よしよし、それじゃオレが相手してやるよ」

Sonic.exe
「時空監理局製...興味深い、混ぜろ」

エステル
「あ、ちょっと私だってやる!」

ヅッチー
「テーブルはもう一個あるから私達もやろうぜ!」

ザクロ
「あ、やるやる!」

ルイージ
「これ、何のキャラクターなんだろ?」

マーロウ
「アナンタ、シズナ、べネット...聞いたことありませんね。」

Sonic.exe
「時空監理局の事だからきっと別の世界の英雄なんだろう」

マーロウ
「なるほど...」

ヅッチー
「良いから私達も始めようぜ!」

マーロウ
「今並べてるからね」

ヤエ
「後で私達にもやらせなさいよー!」

ミルラ
「あ、私にも!」

K
「....じゃ、私にも。」

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.99 )
日時: 2017/11/09 14:51
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

17:45

たくっちスノー
「さっびぃ...売店行こうぜ売店。」

松山
「旅館の売店って何売ってんのかしってんの?」

たくっちスノー
「そりゃアレだよ、卵とか売ってるでしょ、温泉卵」

松山
「なわけねーだろ...菓子ぐらいだろ」

たくっちスノー
「チョコ類ないかな...マー○ルとかア○ロみたいな奴」

松山
「俺はグミ食いてぇな...」

たくっちスノー
「ソシャゲどうするよー?」

松山
「もう良いだろ、全キャラ取ったしよぉ...」

たくっちスノー
「そうだなぁ...」

たくっちスノーと松山が客室を出ると...



デーリッチ
「リーチでち!」

ミルラ
「デーリッチさんもリーチですか!?」

ベル
「まだリーチじゃないのはミルラさんだけですね」

ミルラ
「はわわわ...えっと、私の番ですね!」

アルフレッド
「あ、ごめんドンジャラ、君ので上がれるみたい」

ミルラ
(ガラスのハートが割れる音)

ベル
「集計して...えっと、あ、ミルラさんの得点がマイナスになっちゃった」

ミルラ
(ハートが砕けて魂が抜け落ちる音)

アルフレッド
「ミルラーッ!!」

ベル
「どうしよう!魂抜けちゃってる!」

デーリッチ
「アル君!急いでなんとか...」

アルフレッド
「いや僕ゴーストハンターだから!トドメさしちゃうから!」

ルミナ
「フルメイク」

ミルラ
(ガラスのハートが固まる音)

デーリッチ
(あの魔法ってハートも固まるんだ...)

ルミナ
「つぎ、やってもいい?」

ベル
「あ、今のが終わったら僕が変わるよ!」

アルフレッド
「そうそう、まだ勝負は付いてないからね」

ミルラ
「逆転できるかなぁ...」


ヅッチー
「...お、たくっちスノー!松山!客室から出てこなかったから心配してたんだぞ!」

たくっちスノー
「あ、ドンジャラかぁ、自分も子供の頃ドラえもんの奴をよくやったものだよ」

松山
「おい、ここの旅館の売店ってチョコねーのか?」

ヅッチー
「さぁ?あるんじゃない?」

松山
「うーし、いくぞたくっちスノー...次はマリオテニスGCすっぞゴルァ....」

たくっちスノー
「勘弁してくれよ...自分アレ弱いんだよ...」

松山はたくっちスノーの方を持ちながら売店の方へと歩いていく


K
「あいつって本当にゲームしかやらないんだな...」

ハピコ
「おっとドンジャラだよ」

ヴォルケッタ
「ええ!?...ちょっと、これさっきのわたくしの奴で上がれたじゃないの!」

ハピコ
「えー?だって私のパイで上がった方が三人からポイント奪えるんだからうま味じゃん」

野獣先輩
「うまあじ派は賢いなぁ」

そして19時の事、事件は起こった....


たくっちスノー
「おいおい、この夕飯肉とか魚は無いのかよ、百姓じゃないんだからさ」

ヅッチー
「しょうがないだろ、妖精王国に牧場も漁もないんだから、私の交易で手に入れるのがやっとなんだよ」

ローズマリー
「野菜も美味しいんだけどね」

松山
「いいよなたくっちスノーはよ、メニューが決まってて」

たくっちスノー
「お前、それは今日のメニューがツナマヨおにぎりだった自分への当て付けか?」

ルルミー
「たくっちスノーさん、まだ献立200円以内なんですね...」

たくっちスノー
「でも売店でチョコレートは沢山買えた!これは自分が買ったおやつだからセーフだもーん!」

Sonic.exe
「チョコレートか...そんなにあるのならよこせ」

デーリッチ
「そうだー!独り占めなんてずるいでちー!」

たくっちスノー
「しゃあねぇなぁ...ほれ」

たくっちスノーは両手一杯のチョコレートを魔方陣で皿を用意して、そこに流し込んだ。

デーリッチ
「わーい!」

ベル
「なんだろう、このチョコレート...」

プリシラ
「うちで売っている奴だから、危険ではないと思うけど...」

ルイージ
「まぁ、食べよっか!」

ヅッチー
「そだな!」

かなちゃん
「待ちなさい、たくっちスノーが買ってきたチョコですよ?ちょっと何買ってきたのか売店見てきますね」ドスドス

エステル
「ったくあいつは心配性なんだからー、ねぇメニャーニャ?」

メニャーニャ
「.....せん、ぱい...」

エステル
「...め、メニャーニャ?」

......

一方、売店では

かなちゃん
「えーと、売り切れてるのはア○ロ、マ○ブル、コ○ラのマーチ、ポッ○ー...本当にチョコ色々買ったんですね」

かなちゃん
「あ、たくっちスノーさんはたけのこ派なんだ」

かなちゃんが売店でたくっちスノーが買ったチョコレートを確認していると....


かなちゃん
「ファッ!?」

【注意!このチョコにはアルコールが含まれております】

と、書かれた看板のチョコが売り切れていたのだ

かなちゃん
「ま、まさかあのチョコレートは...」

かなちゃん
「このままでは色々とまずい!」ドスドスドス

かなちゃんは急いでデーリッチ達の入る部屋へと戻りだした!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.100 )
日時: 2017/11/10 04:58
名前: ルルミー★ (ID: AKTQy3ZK)

こんにちは。
今回は妖精王国が舞台ですか。
Kさんに関わることかと思ったら、・・・・
いろんな意味で何かが起こっていますね。

ムニャウ「かなちゃんが面白いにゃむ」

アルコール入りのチョコですか・・・・
そう言えば間違って食べてしまい、丸一日寝てしまった経験があります。

ルルミー「ムニャウはそう言うことがありますか?」

ムニャウ「ムニャウ、カカオアレルギーだからそもそも無理にゃむ」


更新、頑張って下さい。

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.101 )
日時: 2017/11/10 07:10
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ルルミーさん

たくっちスノー
「後編はKから見たハグレ王国の日常的な話を書くつもりだったんだ、どこかでおかしくなったんだ」

Sonic.exe
「そもそもマガイモノがいるのにおかしくならないと思うことがおかしい」

野獣先輩
「アルコールのチョコはコンビニで偶然見かけて思い付いたらしいっす」

たくっちスノー
「お子様や運転する人は控えようって書いてあったから、やっぱそれなりに入ってるんだろうなぁ」

コメント感謝です!

Re: ざくざくアクターズZ! ( No.102 )
日時: 2017/11/10 12:26
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: kJLdBB9S)

ガラッ!!

かなちゃんがふすまを開けた先には...

デーリッチ
「んあああ!もっとぉ!もっとチョコレートが欲しいのぉ!」

ローズマリー
「ダメだよぉ...歯磨きしないと..うおっとと...」

ヘルラージュ
「ねぇ~おねえちゃんなでなでしてぇ~!」

ミアラージュ
「はいはい、おねえちゃんがなでてあげますよ~」

ニワカマッスル
「ぐおお~...」

かなちゃん
「どういうことなの!?チョコレートに入ってるアルコールだけでこんな酔います!?」

ブリキット
「よぉ大明神、あんたの嫌な予感がヒットしたみたいだな」

かなちゃん
「ブリさん...良かった、酔ってない人も居た」

ブリキット
「まぁオレはゴーレムだからな、アルコールに触れたって特に何も起きやしないさ」

Sonic.exe
「大明神、俺も何ともない、どうやらマガイモノは酔わないらしい」

野獣先輩
「ウソつけたくっちスノーは酔いかけたゾ」

たくっちスノー
「どうやらマガイモノとメイドウィンの二つの属性が混じり合いエライことになってたみたいだ...うえっぷ」
K
「おいおい...」

松山
「で、どうすんだよこの酔いつぶれた集団」

たくっちスノー
「マガイモノの一人に飲酒運転を誤魔化す為に作ったアルコール成分を一気に浄化させる【シュワシュワット】って奴がいる、そいつの泡光線をこんなこともあろうかと!」

そう言いながら片手で持てるサイズの光線銃を取り出す

かなちゃん
「元は貴方が撒いた種ですから貴方がなんとかしてくださいよ!」

たくっちスノー
「えーとその前に酔いつぶれてる奴を確認....えーとマッスル、ヅッチー、シノブ、マーロウ、ザクロ、あとヴォルケッタの6人だけか」

たくっちスノー
「よかった、面倒そうなのは寝てる」

松山
「じゃあどうにかしてこいつらを気絶させっかよ」

Sonic.exe
「ああ...そうだな、ちょっとずつ掛かるぞ」


デーリッチ
「ういいい...チョコなぁい!もうチョコがなぁい!買ってくるでち...あ~ひっく...」

ローズマリー
「ちょ、ちょっと...うっ、なんか視界がふらつく...」

松山
「カリスマはどこへやら」

たくっちスノー
「あの王さまにカリスマなんてあったか?」

かなちゃん
「ほろ酔いして隙だらけのマリーさん...いい...」

たくっちスノー
「確かに普段真面目な人がふにゃふにゃになってるの見るのはゾクゾクするかも」

松山
「言ってる場合か、で?こいつどうやって撃つんだ?」

たくっちスノー
「そりゃお前、グリップ引くとバブル光線が...」

松山
「こうか」カチッ

モワモワモワ...


デーリッチ
「う、ぃぃぃぃ、...ひ、ひっく...ちょ、チョコレートぉ...」ガクッ

ローズマリー
「な、なんだか...眠く...」

泡に触れた二人は、そのまま倒れ込み眠りについた

K
「なるほど、こんな感じか」

たくっちスノー
「全員分用意してあるから手分けしてかかるぞ!」

....


ヅッチー
「スー、スー...」

プリシラ
「はぁぁ...はぁぁぁ...ヒクッ、ヅッチーぃ...ヅッチーいいにおいするのぉ..ウッ」

プリシラは酔いつぶれ眠っているヅッチーのお腹に顔を埋めていた。

たくっちスノー
(うっわ、こいつガチかよ)

プリシラ
「ヅッチ~、一緒に温泉入ろうね..っとと」

たくっちスノー
「その状態で行くな!溺れ死ぬゥ!」モワモワモワ

プリシラ
「うっ....」

たくっちスノー
「...あ、やっべ顔埋めたまんまじゃねぇか、まあいいか。」


こたつドラゴン(竜化)
「ウオオオオン!!」

ミルラ(暴走)
「フォォォォン!!」

K
「酒の勢いでリミッター外れてるだと...!?」

ヘルラージュ
「おねぇちゃん~、わたしおねえちゃんのことがせかいでいちばんすきなのぉ...」

ミアラージュ
「ふふふ、私もよヘル。」ナデナデ

野獣先輩
「ミアは絶対酔ってないっすよね」

Sonic.exe
「触れてやるな、楽しそうだし」


K
「めんどくさそうだ...」


【もにおひ おのとひ におりつ つにとこ ほおそい のおひう あはとら とのうへ とひおれ】

松山
「オイイ!?なんか脳内にふっかつのじゅもん流れてきたぞ!?どこのサイキッカーの仕業だ!!」

たくっちスノー
「ちょ、ちょっと待ってメモるから!」

K
「いつ使うんだ、この呪文....」

柚葉
「.....」ビュンビュンッ

野獣先輩
「なんかこいつおとなしいと思ったら寝ぼけて刀振り回してる!やめろォ何する!」

かなちゃん
「お、おかしい...酔う系のイベントはちょっとしたラッキースケベが定番なのに」

たくっちスノー
「こういうときでもお色気イベントですか...まぁかなちゃん様らしいっちゃらしいですけど」

エステル
「だいみょうしん...」

たくっちスノー
「はっ!かなちゃん様後ろ!」

かなちゃん
「うし...え!?」

エステル
「ぽーん!」

突然の事だった、悪酔いしたエステルにかなちゃんが押し倒された


松山
「あら^~」

ウズシオーネ
「エステル×大明神!そういうのもあるのかーっ!」

Sonic.exe
「おいウズシオーネ、お前どっちだ、今どちらの人格なんだ!?」


エステル
「だいみょうしん...」

かなちゃん
「ちょ、ちょっとエステルさん...重いん..ですけど...」

エステル
「ええ~?聞こえないなぁ...」サワサワ

かなちゃん
「ひゃあっ!?え、エステルさん何を!?」

エステル
「なにってぇ...普段あんたが私にしてることでしょ...」

かなちゃん
「エステルさんのお腹触ったことなんてありませんからっ!」

エステル
「..ええ?あんた人工の癖に脂肪とかあんのね、すっごい柔らかいわよ」

かなちゃん
「揉まないでくださいよっ...」

野獣先輩
「キテル...」

たくっちスノー
「.....」

Sonic.exe
「まずい、あまりの出来事にTが思考停止している」

K
「いいから止めるぞ!」

たくっちスノー
「待て!もう少し待て!今良いところだから!」

かなちゃん
「止めてくださいよっ!!」

シノブ
「だいみょうしんさん...」

メニャーニャ
「さむいの...あっためてくださいよ...」

かなちゃん
「増えた~!!」

野獣先輩
「三人に勝てるわけないだろ!」

たくっちスノー
「バカ野郎お前かなちゃん様は勝つぞお前!」

Sonic.exe
「良いから止めろ、あいつに嫌われても知らんぞ」

たくっちスノー
「おっとそれは困る、名残惜しいがバブル光線発射!」

エステル
「ふぇ...だい..み..」ガクッ

かなちゃん
「あ、危なかった...あと少しでエステルさんと一線越える所でした」

たくっちスノー
「....さて、と、これ終わる頃には何時になってんだろ?」

野獣先輩
「考えてる暇あったら撃つゾ」

K
「ああ」ポポポポ

23:00

全員をバブル光線で眠らせた頃には、既に時計の針は深夜近くを刺していた

たくっちスノー
「いつもだったらこの時間までスマホやってたはずなのに...」

松山
「まぁいいじゃねーかよ、終わったんだし俺も寝よ...」

松山も横になりライフルを枕にして眠り出す

野獣先輩
「はぁ~疲れたもぉーん」

Sonic.exe
「T、明日始末書書いとけよ...」

たくっちスノー
「お前らも寝るんかい」

かなちゃん
「...やっと終わりましたね」

たくっちスノー
「寝る前にカキコ更新されてないかな...ダメだ、逃走中ばっか更新されてやがる、もういい寝る」

K
「待て」

たくっちスノー
「ん?」

K
「....不思議なところだな、ハグレ王国って。」

たくっちスノー
「お、住む気になった?」

K
「少しだけ...こんな賑やかな事、前にもあった気がするんだ」

たくっちスノー
「まぁ、お前の元ネタっていうか、かつてのお前はそうだったからな」

K
「...かつて、か、よく覚えてないんだけど、私ってどんな奴だった?」

たくっちスノー
「そうだな...原作あまり見たことはないけど、別世界の生き物と楽しく過ごしてたよ」

K
「やっぱりか...大雑把な記憶だけど、私の家に誰か住んでた気がするんだ、血が繋がってる訳じゃないけど、大事な人が。」

たくっちスノー
「ここで過ごしながら、元の自分を思い出すっていうのも悪くないんじゃないのか?」

K
「そう思うが、お前を許すつもりはないからな」

たくっちスノー
「はいはい、殺したいならいつでもかかってきてええんやで、速攻でボコるから」


かくして、Kはハグレ王国に移住することになった。

後日、ハグレ王国メンバーほぼ全てが頭痛や二日酔いに悩まされるだろうが、それは省略。



たくっちスノー
「これにて、第1章『はじまりの章』一件落着なり!」

かなちゃん
「早く寝てください」

たくっちスノー
「すいません」