二次創作小説(新・総合)
- Re: ラグナロク [オリジナル二次創作] ( No.41 )
- 日時: 2020/02/03 21:27
- 名前: からあげ (ID: 70vEHkeO)
#2 桜の少女
からあげ「あなたは…?」
枯れきった木の前で佇む黒いロングヘアーの少女。声をかけると焦った用に
???「っ!こ…これ以上この花園に手出しは許しません!」
身長は自分より小さいが、同い年位だろう、珍しい両手杖を扱う用で、俺たちに突き出して来た。
シルフ「何のこと?君はこの花園の…」
シルフは急な言葉に少しびっくりした用だが少女に問い返した、が。
???「やるならやります。私はあなた達に屈しない!」
トンキ「待って待って、君、何か勘違いしてない?私達は君と戦うつもりなんて無いよ?」
???「か…勘違い?」
レイ「僕たちは今この花園を見つけてお邪魔してる限りだ。害を加えようなんざ考えても無いよ…」
???「…」
モンシロ「そ、そうだよ。」
???「…分かりました。あなた達を信じます。」
からあげ「分かってくれたか…あと、もう堅苦しくしなくて大丈夫だよ。」
慣れなさそうに話しているのがバレバレだったので少女にそう声をかけた。
???「は、はい!」
からあげ「それじゃ、改めて、俺はからあげ。んで、こっちが…」
シルフ「シルフだ、よろしく。」
トンキ「私はトンキ!これからよろしくねっ!」
モンシロ「わ…私はモンシロ…よろしく…」
レイ「僕はレイ、言っとくけど可愛いとか言うなよ?引き裂くよ?」
霊歌「私は桜木霊歌だよ!気軽に霊歌って読んでね!」
おっと、堅苦しい時と凄いギャップだな。
からあげ「俺たちは国家の地域周回守護本部から派遣された、周回旅人、霊歌さんも知ってるよね?」
ここで、説明、俺たちはさっきも言ったように派遣された周回旅人、これは全世界に派遣されており、各地の旅をして、現場の様子、人々の避難などの仕事をしている。学校が無いからやってみた、現在募集終了しているが、能力を持ち、力のある者が入れる。周回旅人が認定して、本部に連絡すれば途中参加も出来る。ラグナロク討伐もいずれするらしい。って誰に話してるんだ俺…
霊歌「!あ…あの!お願いがあるんですけど…」
シルフ「何?」
霊歌「このあたりに居座っている連中を退治して欲しいのです!」
モンシロ「詳しく…」
霊歌「はい!ここは元々、あの木に桜が咲き、花々がたくさんの美しい場所だった…けれど、悪魔を扱う連中が、このあたりに砦を作ると言って…勿論反対した。どこの馬の骨かもわからない人だから。」
レイ「なるほど…」
霊歌「でも、自慢の結界もあっさり破られて、悪魔が花園に侵入して、花々を焼き焦がしていった…そしてあっさり負けちゃって、結局こんなことになっちゃった…」
シルフ「…ぶっ潰す」
シルフが小声で言ったのが聞こえてしまった。もうだめだ、制御出来ない。
霊歌「無茶で勝手な願いだけれど…お願い!」
頭を下げて彼女…霊歌は言った
からあげ「わかった。この願いを引き受ける…異論は無いな?」
シルフ「ああ。」
トンキ「もっちろん!」
モンシロ「異議な〜し」
レイ「勿論OK!」
霊歌「ありがとうございます!」
続く