二次創作小説(新・総合)

大魔王vs世紀の大怪盗(1) ( No.618 )
日時: 2021/12/11 15:44
名前: W683 (ID: bTHq/plJ)

久々にオリジナル短編回。今回は珍しくバトル(?)物となっております。少し趣向を変えた話となっておりますので、普段のギャグの箸休めになれば幸いです(?)。


クッパ「嗚呼、よく来てくれたな」
クロム「いきなり呼び出して何の用だおっさん?」
ハービー「此方は丸三日徹夜で眠いんだよ…」


今回の舞台は、マリオシリーズでは知らない人はいないであろう、大魔王クッパが生活するクッパ城。そんなこんなで何人かが召集されたが、今回の目的は…


有香「早く要件言って下さいよ」
樹里「あまりに下らない事だったら帰るぞ?」
クッパ「まあ落ち着けお前ら;;;実は…」つ手紙っぽい何か
早苗「何かしら?手紙?」


大魔王の元に届いた手紙の様な何かを開けてその中身を確認する。其処には…


有香「これは……犯行予告!?!?!?」
樹里「『今日の23時頃に黄金のクッパ像を奪いに参ります。覚悟を決めておいて下さい。 怪盗NHK団』…怪盗ってマジか!?!?」
ハービー「おい待て。今NHK団って言わなかったか?」
クロム「受信料丸ごとパクっていくアイツらの事か?」
早苗「違う、そうじゃないの;;;此方も此方で目を付けてたんだけど、遂に此処まで来てしまうとは…;;;」
クッパ「まさか我輩の城まで狙っていたとはな…;;;」


彼の元に来たのは、今巷で話題の大怪盗トリオ『NHK団』からの犯行予告とも取れる手紙。彼ら(彼女ら?)は世界に数多ある資産家や皇族の財産や財宝を狙っては大胆且つ狡猾な手を用いて華麗に奪い去って行く、正に怪盗界でもかなりの厄介者とされる存在。その所業と謎に包まれた正体を暴くべく、各地の警察は勿論の事、様々なメディアにも目を付けられている。


ハービー「そうと決まれば俺達も協力する」
早苗「あたしもこの手でアイツらの正体を暴いてみせるわ!!」
クロム「俺らも助っ人としてサポートする。幸い、此処には空手のプロもいるからな」
有香「任せて下さい!!」
樹里「早速準備するか。後3時間か其処らで来るだろうしな」
クッパ「有り難いな。一応下にも伝えておくか」


タイムリミットは3時間。その間に手下に城の警備を任せようとするが…


クッパ「今いる奴らに呼び掛けr…いや、待てよ…?」
ハービー「どうした?」




























クッパ「そういやうちの奴ら、ほぼ全員テレワークさせてたのを忘れてたぞ;;;;」
一同「「急にメタい話になりやがったよコンチクショウOTL」」


あろう事か、昨今の事情を受けて部下の大半はテレワーク中。現在城にいるのは最低限の手先しかおらず、城の警備としては明らかに不十分。間違いなく攻め込まれるのは言うまでもないが…


有香「じゃあどうするんですか?」
クロム「今すぐセ●ムかALS●K入れた方が良いんじゃないのか?」
クッパ「其処までせんでも、一応あちこちにレーザーを張り巡らせてるから何とかなる…筈だ」
樹里「あー…スパイ映画でよく見るアレか」
クッパ「後は城の至る所にギミックを仕掛けておいた。それこそあのマリオですらお手上げ状態になる奴をな」
早苗(寧ろあのレベルのギミックを軽々とクリア出来るマリオ君も凄いけどね…;;;)


…一応大魔王の方も考えてはいたようで、城の至る所に多種多様な仕掛けを施しており、侵入者を足止め出来るようにはしてあるようだ。え?じゃあ何で早苗さん達がクッパの部屋にいるのかって?聞くんじゃないよそんな事。


クロム「万が一此処まで来た時の為に、此方も闘えるようにしておかねぇとな」
樹里「そりゃアンタらは一応ファイターだし、こう言うのは馴れてるからな」
早苗「有香ちゃん、此方は一応アップで手合わせでもしようか」
有香「お願いします」
ハービー「俺はモニタリングしておく(序でにアイツらの素顔も暴いてやるか)」
クッパ「さあ準備は整った…何時でも来るが良い…」


ちょっとだけ不安要素はあるものの、仕掛けと役者は全部揃った。後は例の怪盗トリオを神妙に待つのみ…



珍しくまともな話書いたな…;;;

大魔王vs世紀の大怪盗(2) ( No.619 )
日時: 2021/12/11 15:47
名前: W683 (ID: bTHq/plJ)

続き

一方その頃、クッパ城の裏参道では…


???A「やって来ましたよクッパ城に!!」
???B「私達が狙うのはあの黄金のクッパ像…」
???C「それも数億は難くないであろう代物…」


件のNHK団が例の黄金のクッパ像を虎視眈々と狙っており、粛々と潜入の準備をしていた。その為にはどういう風に何処から建物に潜入するかが重要。所でこの3人、何処かで聞き覚えのあるような声をしているが…???


???C「よく分かったね。ナレーションさん」
???B「そう、NHK団とはこの私達の事…」
???A「もう正体バラしちゃいますか?」


そう言うと3人は被っていたヘルメットを脱いでその正体を露にした…!!!!!

















???A→にちか「我等が世紀の大怪盗、NHK団!!」
???B→加蓮「今宵も華麗にお宝をこの手に収めて見せよう」
???C→ちとせ「さあ、楽しいナイトショーの始まりよ」


ちょっと待って!?!?!?!?NHK団ってあんたらの事だったんですか!?!?!?イメージに合わなさ過ぎるでしょ!!!!!!!しかも何気に衣装までそれっぽい(キ●ッツ●イみたいな全身タイツ)し、無駄に本格的だな!?!?!?!?


加蓮「因みにNHK団の名前は、皆の名字の頭文字を取ったんだよ」
ちとせ「後この衣装はamaz●nで安く売ってたから簡単に手に入ったの」
にちか「勿論お金はお姉ちゃんのお金でーす!!」


通販で売ってたの!?!?あの無駄に本格的な全身タイツですよ!?!?!?て言うかまたはづきさんのお金使ったのかよ!?!?!?あーあ、後で説教喰らっても知らんぞ…????


ちとせ「それはそうとして、この立派なお城にどうやって潜入するかを考えなくちゃ…」
加蓮「此処まで立派だと警備も物凄いだろうね;;;」
にちか「だったら良いアイデアがありますよ!!!確か…」
加蓮&ちとせ「???」


(一応)一国の長が住む豪邸とだけあって、セキュリティも並大抵の物じゃないのは確かだ。そんな中、ナイスな作戦を思い付いた事務員の妹はサックの様な物から何かを取り出す。それは…


加蓮「赤と緑のオーバーオールと帽子…????」
ちとせ「此方はピンクの綺麗なドレスだね?どう使うの?」
にちか「それはですね…(以下省略)」
加蓮「なるほど…!!!」
ちとせ「頭良いね。早速着替えようか」




タイムリミット(?)まで残り1時間半を切った頃、肝心のクッパ城では…


クッパ「こんなもんでどうだ?」
樹里「良いんじゃないか?部屋中センサーまみれだと進もうにも進めねぇしな」
クッパ「因みにこのセンサーが反応すると、天井から檻が降って来る仕掛けになってるから一瞬でお縄だ」
早苗「って事はそのままお手柄って訳ね!!」
ハービー「序でに正体も暴けて、大スクープ間違いなしって訳か!!!」
クロム「こりゃ楽しみだな!!!今日は酒が美味いぞー」
有香「幾らなんでも気が早過ぎる気が…;;;」


来る怪盗トリオを迎え撃つべく、道中に様々な仕掛けを用意する。伊達に何度もマリオの相手をしてない事もあってか、ギミックの配置もお手の物。万が一突破された時の事も考えて、戦闘組も手合わせで準備をする。


ハービー「おっさん、此処のAとかBって何だ?」
クッパ「これは正しいルートで通らないとやり直しになる無限ループだ。これで時間稼ぎも出来るからな」
早苗「昔の城のコースとかでよくあったヤツね。アレで無駄に時間喰ってタイムアップギリギリになったのは良い思い出よ…」
樹里「結構原作(?)に忠実なんだな。こう言うのをパパッと作れるのにはマジで感心するぜ…」
クッパ「昔は紙に一から書いてたのだが、今はマリオメーカーさえあれば自由自在にシュミレーションも出来るから、欠陥も少なくて済んでる」
クロム「嗚呼、前に俺らのラジオネタ(ラジオネタ第9回)で取り扱ったヤツか。まさか本職のおっさんが使うとは思わなかったな」
クッパ「働き方改革ってヤツだ。我輩も時代の流れに乗らねばな」
有香「何か今回メタい話が多くないですか?」
クロム「気にしたら負けだ、お嬢さん」
早苗「で、あたしらは何してたんだっけ?」


…まあそんなこんなで着々と来る相手に備えて準備を進める一同。所々シュミレーションしては微調整を重ねつつ、やっとこさ形になった。


早苗「良い感じじゃない?」
クロム「こりゃちょっとやそっとじゃ攻略出来ないだろうな」
クッパ「正直言うと…何時も以上に苦労した…;;;で、今何時何分だ?」
有香「…10時…ちょっと前ぐらい…もうすぐですね」
ハービー「今アイツらは…堀を渡った所だな」
樹里「何時来ても大丈夫な様にしとかないとな」



いよいよ決戦の時…!!!!

大魔王vs世紀の大怪盗(3) ( No.620 )
日時: 2021/12/11 15:50
名前: W683 (ID: bTHq/plJ)

続き

城では着々と準備が進められているが、肝心の怪盗の方と言うt…














にちか「腹が減っては戦は出来ぬって事で…」
ちとせ「先ずは美味しい物食べてエネルギー補給♪」
加蓮「彼処の屋台のポテト美味しいね」


待て待て待て!?!?!?!?何呑気に屋台の飯食ってんの!?!?!?それより何で裏参道に屋台が並んでんの!?!?!?!?何時から観光スポットになったの???


加蓮「しかもこの服装だから誰も警戒してないのが良いよね」←マリオの衣装
にちか「完全に油断し切ってるのが丸分かりですねぇ」←ルイージの衣装
ちとせ「このまま行けばあっさり任務完了しちゃうかも?」←ピーチ姫の衣装


参道の屋台にも当然監視役としてクッパの手下が就いてるのだが、怪盗である彼女らに一切の警戒を示さない。と言うのも、現在の3人の服装はマリオとルイージみたいな赤と緑の帽子に青いオーバーオール、そしてピーチ姫みたいなピンクのドレスと王冠と言った、完全にクッパの知り合いに扮装した状態だったのだ(爆弾投下)。流石に何度も来ているライバル(?)の姿を見れば警戒心が緩くなるのも無理はないか…;;;;



で、モニタリング組はと言うと…


ハービー「丁度屋台通りを歩いてる所だな」
有香「えらい呑気ですね…;;;」
クッパ「ん?何か見覚えのある奴がいるみたいだが…???」
早苗「気の所為よ、気の所為。まさかこんな時間にマリオ君達が来る訳ないじゃない;;;」
樹里(早苗さん、そういう問題じゃないんだよな…)
クロム「\グー…/腹減ったな。何か食う物ある?」
クッパ「飯?生憎此処にはないから出前しろ」
ハービー「出前だったら俺のも頼む」
早苗「あたしのもお願いねー」
クロム「OKOK。適当に何か頼むか」
クッパ&樹里&有香(呑気なのは此方もだったよコンチクショウOTL)


完全に余裕の表情。もうすぐ其処まで例の3人が来ている事も知らずに、出前まで頼む始末。こりゃ先が思いやられるな…;;;;



その頃例の怪盗トリオは…


ちとせ「此処が裏口…で良いよね?」
にちか「此処から入った方が早く着くみたいですからね」
加蓮「かなり面倒なギミックが多いっぽいから気を付けないと…」


何やかんやで裏口まで来ており、正に城内に入ろうとする所。先ずは門番に気付かれないように侵入する…


カロンA(門番役)「ん?何か来とるばいね」
カロンB(門番役)「まさかあの怪盗さんと違うけ?」
カロンA「いや、あれはどう見てもマリオたい。赤い帽子被っとるけん」
カロンB「せやったら大丈夫ばい」
にちか「あ、どうもです。入らせて貰いまーす」
加蓮「お仕事頑張ってね」
ちとせ「私達、あの大王さんにお呼ばれされちゃったからね」
カロンA「気を付けて行きんしゃい」
カロンB「中は暑いけん、水分補給忘れんとしんよ」


第一関門、あっさりとクリア。何とか門番の目は誤魔化せた様だ;;;


カロンB「よく見たら何かちょっと雰囲気違くなかったと?」
カロンA「確かに何か違っとったけど…まあ気の所為やろ」



ちとせ「思ったより暑い…;;;」
にちか「そりゃ城の中にマグマがあるんだから当然ですよ;;;」
加蓮「早い事上に上がっちゃわないとね;;;」


クッパ城は城の中にも熱々のマグマがある為、低層階ではかなり暑い。これもギミックと言えばギミックと言えなくもないが、あまりの暑さに熱中症になるかもしれない。


有香「下の方で仕事してる人は大変でしょうね;;;あれだけ暑かったら体調崩した人もいるんじゃないですか?」
クッパ「実際下で作業していたヘイホーが熱中症になった事もあるからな。炎属性持ちでなければしんどいぞ;;;」
ハービー「おっと、遂にあの無限ループの部屋に入ったぜ」
樹里「此処である程度は時間稼ぎ出来そうだな」



ちとせ「分かれ道ね」
にちか「3つあるけど、どれ行きます?」
加蓮「此処は無難に…真ん中かな?」


例の無限ループ地帯に入った3人。目の前にある3つのルートの内どれかが正解なのだが、手掛かりもクソもないので、手当たり次第で探すしかない。そんなこんなで迷いに迷いまくって数十分…


加蓮「やっと抜けれた;;;」
ちとせ「結構時間かかったね;;;どれが正解か一目じゃ分からないし」
にちか「でも、後少しでゴールだから、もう一息頑張りましょう!!」



まだまだ続くんですよ、これが。

大魔王vs世紀の大怪盗(4) ( No.621 )
日時: 2021/12/11 15:53
名前: W683 (ID: bTHq/plJ)

続き

着々とNHK団が近付いて来ている中、防衛サイドは…


ハービー「あのループもクリアしたっぽいな」
クッパ「心配するな。残るはドッスン地帯とファイアバー地帯と例のセンサーが待ってるからな。まあ生き残っても、例のセンサーでまとめて引っ捕らえるだけだがな」
早苗「これはもう勝ち確定でしょ!!!」
クロム「そして懸賞金がガッポガッポで大金持ちじゃー!!!!」
樹里「アンタらは金目当てでやってんのか…;;;」
有香「思ってても言わないお約束ですよ…(遠い目)」


相手は順調に歩みを進めているが、それも例のセンサー地帯で全てオワオワリ。引っ捕らえる方が先になると確信した一部の面子は完全に余裕たっぷり。


ハービー「やべぇ。小便したくなった」
クッパ「便所なら向こうだ」
ハービー「有難うな、おっさん」


手早く小便を済ませ、便所を後にする新聞記者。が、その道中で…


ハービー「何か騒がしくねぇか?まだアイツらは来てない筈だが…?」


何やら便所に近い部屋から何者かの気配を感じたようだ。それも荒い鼻息混じりで気味が悪い。あまり気にしない方が良さげだが、気になってしまうのが記者の性。恐る恐る覗いてみると…


ハービー「おーい、其処で何やってr…」

























タブー「果穂ちゃんと桃華ちゃんのおパンティ…ぐへへへへ…」
ハービー( Д )           ° °


ちょっと待てコラ!!!何で変態下着泥棒クソミントハゲがこんな所に居るんだよ!?!?!?!?お前の所為で一気にギャグになっちまったじゃねぇかコンチクショウ!!!!!あまりに衝撃的な光景を目の当たりにした新聞記者は…


ハービー「別な意味で厄介な奴が来やがったな;;;これは皆に伝えた方が…\カーン/…あっ」
タブー「其処にいるのは誰じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ハービー「おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?」


運悪く(?)近くにあった物に足がぶつかってしまった音で、ミントハゲが振り向き様に記者を追跡!!!!頭に女物の下着を被った変態から必死に逃げる…!!!!!


早苗「あ、ハービー君が戻って来t」
ハービー「皆大変だ!!!!!み…ミントハゲが!!!!!!!!!」
樹里「んな訳あるk…ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?」
一同「「何でお前がいるんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」」


突如現れたスマブラの元ラスボス(笑)の姿に一同驚愕。あまりに場違い甚だしい全身ミントカラーの変態が急に現れたら、そりゃこう言うリアクションにもなりますわな;;;


クッパ「貴様…どうやって此処に入って来た!?!?!?」
タブー「おパンティ集めしてたら気付いたら入ってたっぽいな」
クロム「いやそうはならんやろ(キッパリ)」
有香「それより何より、まさかあたしのまで…」
タブー「ご名答!!!今日も各地のおパンティを隅から隅まで集めまくったんだからな!!!!因みに今週のオススメはこのふみふみのおパンティ!!!流石はシンデレラガール、おパンティも格別じゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」←文香の下着をknkknk
樹里「アイツ半殺しにしても良いか?(^ω^########)」
クッパ「落ち着け落ち着け…無駄に体力は使わない方が良い…」
ハービー「で、そのバッグの中には何があるんだ?」←バッグ強奪
タブー「止めろ!!!これは俺様のおパンティコレクションの中でも殿堂入りの物の詰め合わせだぞ!?!?!?絶対に渡さねぇz…」
早苗「『殿堂入りセレクション…雪美ちゃんの純白おパンティ、小糸ちゃんのモコモコおパンティ、果穂ちゃんの少し大人っぽいおパンティとブラジャー、桃華ちゃんのキュートなピンクのおパンティ…』…うーっわ、最っ低」
タブー「最低とは何だ!!!!!最低とは!!!!!寧ろこの俺様に拾って貰えただけでも名誉だろ!?!?!?!?!?!?」
クッパ「一回名誉の意味を辞書で引いて来い(キッパリ)」


何時も通りのミントハゲの暴走に呆れるしかない一同。と、其処に…


???「どーもー。Arbe Eatsでーす」
クロム「あ、出前が来た」
クッパ「このタイミングで!?!?!?」
タブー「え?飯食わしてくれんn…「お前じゃねぇよ馬鹿」」


聖王が頼んだ出前が届いたようだ。タイミング的にはある意味最悪だが、これが思わぬ結果を招く事となった…!!!!!!!


ハービー「じゃあ俺が出るわ。はいはい、お待ちしておりましt…」




















青ツナギの男「では代金代わりに良い男でも貰いましょうか」
ハービー「」
クロム「マ  ジ  か」
クッパ&有香&樹里&早苗「「何 で 阿 部 さ ん が い る ん だ よ」」



まさかの第三勢力!?!?!?

大魔王vs世紀の大怪盗(5) ( No.622 )
日時: 2021/12/11 15:56
名前: W683 (ID: bTHq/plJ)

続き

はい、またしてもカオス要員が増えました(水爆投下)。出前の配達員としてやって来たのはまさかの青ツナギのホモであり、全員が目を点にしてしまう。て言うか代金が良い男っておかしくないか?


クッパ「良い男と言われてもなぁ…」
ハービー「俺達は絶対に無理だしなぁ…」
クロム「いや待て、『良い男』なら此処にいるぞ」
一同「「どういう意味?」」


部屋には本職のガチホモ、下着泥棒に来たミントハゲ…私の小説を読んでる勘の鋭い方ならもうお分かりだろう。詰まる所…
















青ツナギの男「女物の下着を盗むような変態には、この俺が直々にお仕置き♂してやろう」
タブー「待て待て待て待て!!!!!!下着はちゃんと返すから!!!!!!離してくr」
青ツナギの男「や  ら  な  い  か」
タブー「」


この後ミントハゲは同じ階にある男子便所に連行され、そのまま個室に幽閉されたとか…;;;あっ、個室から「アッー!!!!」って断末魔が聞こえて来たぞ;;;;


有香「気持ち悪くて吐きそう…;;;;」
樹里「無理するな;;;;あれは誰が見てもアウトだからな;;;」
早苗「いっその事、タマ一個ぐらい引っこ抜かれてくらいないかしら?」
ハービー「取り敢えず厄介者は退治したから後はクッパ像だk…ん?」
クロム「どうした?」












ハービー「知らん間に阿部さんの恍惚顔の像に変わってるんだが…」
クロム&樹里&有香&早苗「「は?????」」
クッパ「」


またしても緊急事態発生。今度は怪盗トリオが目的としていたクッパ像がまさかのくそみそ男の像に入れ替わっていたのだ!!!!!(ミサイル投下)ミントハゲ騒動に気を取られている間の出来事だったので、誰もその現場は目撃していない。況してや青ツナギが持って行くとも考えにくい。


クッパ「まさか…あのミントハゲの相手をしてる内にアイツらが…」
???「イカにもタコにもその通り!!!!」
一同「「そ…その声は…!!!!!!!」」















にちか「黄金のクッパ像は戴きましたよ!!!」
ちとせ「隙を見せたのがダメだったみたいね」
加蓮「この勝負…此方の勝ちだね」
一同「「い…何時の間にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!?!?!?!?!?!?」」


なんと、ミントハゲの相手をしてる隙に黄金のクッパ像がNHK団の手に渡ってしまっていたのだ!!!!!!クッパ像が奪われたのも驚きだが、知らぬ間に怪盗トリオがその場にいたのも驚愕しかない。


ハービー「それより何でだ!?!?センサーでお縄になった筈じゃ…」
加蓮「センサー…???」
にちか「そんなの知らないですけど」
ちとせ「普通に歩けたけど?」
樹里「マジかよ!?!?!?!?」


本来ならば例のセンサー地帯で檻に入れられて終了だった筈だが、何事もなかったかの様にその場にいる事に疑問が残る。そう言えばこの3人の服装は…


有香「所で、何でマリオさんとルイージさんとピーチさんの格好をしてるんですか?」
クロム「確かに。言われてみれば…」
早苗「待って…って事は…」
クッパ「…」


3人の服装はマリオブラザーズの衣装にキノコ王国の王女の衣装。詰まる所クッパの知り合いの格好である。その衣装で例のセンサー地帯を突破出来た…という事は…………













クッパ「しまった!!!!あのセンサーはマリオとかには反応しないんだった…!!!!!!!」
一同「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?!?!?」」


そう、あのセンサーは部外者以外を跳ね除ける為の物だが、あろう事かマリオらに扮した怪盗トリオを本物のマリオ達として認識してしまったのだ!!!!!その結果がこれなのでマジで笑えない…;;;;て言うかそれを今思い出す本人が一番質悪い気もするが。


クロム「おいおっさん、やったな?」
ハービー「お前ん所の警備ガバガバじゃねぇか!!!」
クッパ「其処まで言うか!?!?!?」
樹里「確かに、お世辞にも精度が高いとは言えないよな」
早苗「にちかちゃん達はそれを逆手に取ったのね…」
有香「オマケに今の今まで気付かなかったのも大概ですよ;;;」



重  大  イ  ン  シ  デ  ン  ト

大魔王vs世紀の大怪盗(6) ( No.623 )
日時: 2021/12/11 15:59
名前: W683 (ID: bTHq/plJ)

続き

自身のヘマによって重大インシデントを引き起こした大魔王に、協力した聖王と記者がいちゃもんを付ける。確かにアレがなければ此方の勝ちだった訳なので責められるのも無理はないが…


クッパ「確かにアレは我輩のミスだ。素直に認めよう。でも、あのタイミングで阿部さんを呼んだお前にも責任があるぞ!!!!」
クロム「俺も悪いのか!?!?!?」
ハービー「お前があのタイミングで出前頼まなければ、その時間を準備に使えたんだぞ!?!?!?!?」
クロム「腹が減ってたんだから仕方ねぇだろ!?!?!?そもそもお前があのミントハゲを連れて来なけりゃ、こんな事にはなってねぇよ!!!!!」
ハービー「アレは俺が連れて来たんじゃねぇ!!!!アイツが追っかけて来やがったんだよ!!!!!」
有香「ちょっと!!!仲間割れしてる場合じゃないでしょう!!!!!」
樹里「誰かあの3人を止めろ!!!!!」
早苗「こんな所で責任の押し付け合いしても意味がないでしょ!?!?!?」


自分のヘマをキツく糾弾されたクッパは、クロムが出前を頼まなければ阿部さんが来てカオス化する事はなかったと反論。一方聖王も、全ての元凶であるミントハゲを連れて来た(正確には部屋に入れてしまった)新聞記者を責め立てる。正に責任の擦り付け合いという、大の大人の見苦しい姿が目の前に映っていた…;;;;お前ら小学生の喧嘩じゃねぇんだからさぁ…;;;;だが、そうこうしている内に…


にちか「では、また何処かでお会いしましょう!!!」
NHK団「「Adios!!!」」
早苗「あっ!!!逃げた!!!!!」
クロム「待てこの(ピー)共ォォォォォ!!!!!!!」
ハービー「大人を嘗めるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
クッパ「おい我輩の愛車(?)を勝手に使うな!!!!!!」
クロム「すまねぇな、後で返すから!!!!」


クッパ像を持って逃げるNHK団を追跡すべく、聖王、新聞記者、元婦警がクッパクラウン(マリオワールドのラスボス戦とかに出て来る浮遊可能な乗り物)に乗ってダイナミックログアウト。城に残された3人はただ唖然とするばかり…;;;;


クッパ「我輩の像だけでなく、愛車までパクられるとは…OTL」
樹里「帰って来るまで待ってようぜ。そのうち戻るだろ」
有香「所でこの阿部さんの像…何か付いてませんか?」
クッパ「何だ?何かボタンみたいなのがあるが…;;;」


黄金のクッパ像と入れ替わりになった阿部像には何故かボタンが付いていた。かなり怪しげではあるが…


有香「『押してみろ』ってありますね」
樹里「おいおい…これって押したら爆発するとかじゃねぇのか?」
クッパ「我輩もそんな気がしてならんのだが…でも此処は指示通り押してみるしかないな…;;;\ポチッ/」


\チュドーン!!!!!!!!/


クッパ&有香&樹里「「やっぱ爆発したぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」」


予想通り爆発した阿部像。幸い像からすぐ離れたので3人共無事だった…が、その直後にとんでもない光景を目にする…!!!!!!


樹里「危ねぇな;;;全く物騒な物持って来やg」











3人が見た物:黄金のクッパ像(本物)


クッパ&有香&樹里「「えっ?何で??」」


爆発した後に出て来たのは盗まれた筈のクッパ像。予想の斜め上を行く展開にまたしても唖然。


有香「盗まれた筈では…???」
クッパ「…思い出したぞ」
樹里「何だ?」












クッパ「一月前に修復に出したの忘れてたわ」
有香&樹里「」


実はこのクッパ像、一ヶ月前に業者に修復依頼を出していたのだ!!!(テポドン投下)で、偶々今日このタイミングで返却されたという訳なのだ。おいおいサプライズじゃねぇんだから;;;


樹里「おっさん…それは先に言えよ!!!!」
クッパ「マジで忘れてた。すまんOTL」
有香「と言う事は…」
クッパ「ああ、アレはダミーだ」




その頃、怪盗トリオは…


ちとせ「ねぇ、何か剥げてない?」
加蓮「ホントだ。木目のような物が見えてる」
にちか「あっ!!!!これよく見たら金箔…!!!!」
ちとせ&加蓮「って事は…」












にちか&ちとせ&加蓮「「騙されたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」


ダミーの方を盗んでしまった事に気付いた怪盗トリオは、その後素直に自首したとかしてないとか。一方、クッパクラウンに乗って追跡した3人もこの事実を知ってガチ凹み。ただ、NHK団の正体を暴いたハービーのお陰で、翌日の新聞の第一面を飾る事になったとか。



The End



《後書き》
少し趣向を変えた…とは言いましたが、結局は何時も通りのギャグ回になりましたwwwwww何気にクッパメインの話は初めてだったのですが、少し抜けたおっさんというキャラ付けが出来たのではないかと思ったり思わなかったり…(悪役の威厳は何処行った?)。最後の大どんでん返しは恐らく誰も予想が付かない(寧ろあの時点でダミーだと気付く方が難しい…かも?)と思いますねwwwwww最後まで読んで初めてダミーだと気付いた方は素直に挙手。



お粗末様でした。  感想OK