二次創作小説(新・総合)

とある侍の珍事件!?(1) ( No.893 )
日時: 2022/11/15 17:29
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

今回はとある侍が恋人(?)の為に奔走します!!全体的にギャグ成分多めなので注意。


ケンノスケ「久々のオ~フ気持~ち良過ぎだ~ろ♪オ~フ気持ち良過ぎだろ~♪」
リタ「テンションが高過ぎるんだけど」
ケンノスケ「良いじゃねぇか別に。今日は久々にナージャと遊びに行くか~」


久々のオフという事で、これを機に侍少年は片想いであるナージャとのデート(?)を企てt…って歌ってる曲がいきなりおかしくないか?


ケンノスケ「おーっす、ナージャは居るかーーーー???」
リタ「留守みたいd…ん?」
ケンノスケ「どうしたんだ?」
リタ「何で部屋の扉が開いてるの?」
ケンノスケ「閉め忘れたんじゃねぇの??取り敢えず中に入るk…\バキッ/…何だ今の?」
リタ「何か踏んだ様な音がしたけど…!?!?」


生憎部屋は留守であったが、何故か扉が開いていた。気になって入る2人だったが、その際に何かを踏んでしまった。それは…


ケンノスケ「おい待て…!!!!これって…」














リタ「ナージャの私物が入ったバッグ…」
ケンノスケ「て事は…」


足元にはエプロンドレスと同じ紅白の柄(分かりやすく言うと、桃華ちゃまのノーマル衣装を反転させたような感じ)の手提げ鞄が。言わずもがなナージャの私物であり、何でこんな所に転がっているのかが疑問だが、何より肝心なのは中身の方。恐る恐る中を見ると、彼女が大事にしているアクセサリー類は大半が粉々に…;;;少しでも軽量化の為か、箱ではなく学校のサブバックの様な作りなので頑丈な作りではなく、上から圧を加えただけで中身が変形したり、壊れたりしてしまう。偶然のアクシデントとは言え、もしこの事がご本人に知られてしまうと…




ナージャ『私の大事な物をこんな目に遭わすなんて……!!!!!ケンノスケの馬鹿!!!もう知らない!!!!!』
ケンノスケ『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!?!?』




ケンノスケ「やべぇよやべぇよ!?!?!?!?バレたら一環の終わりだぜ!?!?」
リタ「じゃあどうするの!?」
ケンノスケ「こうなったら……適当に取り繕うしか…」


何としてでも最悪のtrue endは避けたい…!!と言う訳で、中身を確認して何とか誤魔化す事に。だが、その中には限定品やオーダーメイドの物もあり、全部を揃えるのは困難に程近い…;;;


ケンノスケ「えーっと壊したのは…ティーカップにバトンと折り畳み傘と手鏡と万華鏡に…て言うかコイツら殆ど限定品じゃねぇか!?!?どうやって回収するんd」
リタ「あっ、ナージャが帰って来たよ!!!」
ケンノスケ「マジかよ!?!?!?取り敢えず物だけ持って逃げるぞ!!!」
リタ「えっちょっと待ってよーーー!!!!!!」


早めに解決しなければいけない上に、御本人様にバレたら勿論アウトなので、2人はバッグを持って裏口(?)から脱走!!!其処に入れ違いでナージャが入って来た。


ナージャ「あれ?ケンノスケもリタも居ないし…;;;何処行ったのかしら…?」



ケンノスケ「先ずは…バトンか」
リタ「バトンだったら……穂乃香ちゃんの所とかじゃないかな?」
ケンノスケ「そうか。そう言えばアイツもバレエはやってたよな」
リタ「知り合いとかだったら分かるんじゃない?」


先ずはバレエに使うであろうバトンを入手すべく、346プロ近くの公園にやって来た。デレ組でバレエに詳しい人間と言えば大方見当は付いたので、彼女に話を聞いてみる事に。


ケンノスケ「最悪フリスクの内の誰かにぶち当たればそれでも良いかもな」
リタ「そう簡単に見つかる訳ないd」










柚「緑のアイツに目掛けてシュゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッ!!!!!!!!」←目の前のぴにゃ人形目掛けてペンキをぶちまける
あずき「超!!!エキサイティィィィィィン!!!!!!!」←同上
穂乃香「私のぴにゃこら太がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ケンノスケ&リタ「居ちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ…」


どういう風の吹き回しか、都合よく柚とあずきがぴにゃ人形に向けてス●ラト●ーンの如くオレンジと紫のペンキをぶちまけつつ、それを見て悲鳴を上げるバレリーナの姿があったのだ!!!!(爆弾投下)タイミングが良いのか悪いのかは分からないが、一応知ってそうな人物に当たったので良かったと思う一方、此処で入ったら気まずい雰囲気が漂っている…;;;;


リタ「この茶番を何時まで見れば良いn…って、ケンノスケ?何してんn」












ケンノスケ「オイラも第三勢力として参戦じゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」←ぴにゃに向けて黒いペンキをぶちまける
柚&あずき「負けてたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
リタ「何勝手に便乗してんの!?!?!?!?!?!?」


なんと侍までもが、ぴにゃ塗り大会に参戦しちゃったよ!?!?!?ただでさえおふざけ大好きな柑橘娘と呉服屋の娘がカオスを作り出してるのに、其処にクソガキ侍が加わるとなると、正に火に油を注ぐ状態となり、もう誰にも止められない事態に…;;;


穂乃香「もう止めて!!!!これ以上ぴにゃこら太を苛めないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
リタ「ほら、穂乃香ちゃんだって涙目になってるんだし、いい加減止めた方が…」


最早収拾の付かない事態に陥った……と思われたが…;;;;



侍のその場凌ぎ(?)、スタート。

とある侍の珍事件!?(2) ( No.894 )
日時: 2022/11/15 17:31
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

続き

柚「このままの勢いでオレンジに染め上げちゃえーーーー!!!!!」
あずき「いーや、紫の方が似合うもーん!!!!!!」
ケンノスケ「だったら間を取って(?)黒だろ!!!!!シックで格好良いだr」



\ザバーーーーーッ/



忍「もう気が済んだ?ねぇ???(^ω^####)」
柚&あずき&ケンノスケ「「はい、しーましぇーんOTL」」←正座+頭にデカいタンコブ
穂乃香&リタ「…;;;;」


公園の広場のど真ん中ではクソガキ3人がびしょ濡れ状態で正座中。流石にこのまま放っていたら埒が開かないので、フリスクのオカン(?)が止めに入った感じだろう。まあすったもんだあったが、漸く本題へ。


忍「で、好きな子の大事な物を壊しちゃったんだね?その事は言ったの?」
ケンノスケ「言ってねぇ…っつーか言える訳ねぇよ…;;;確実に怒られるし…;;;」
柚「その気持ち、よーく分かるよ。アタシもねぇ、前に穂乃香チャンのぴにゃこら太ストラップを壊しちゃって、大急ぎで千夜チャンの所に土下座して貰いに行った事あるんだ~」
リタ「さっきまでぴにゃ人形にリンチ紛いの事してたとは思えない発言…;;;」
穂乃香「誰だって大事な物を壊されるのは嫌ですからね。それが高い物だったら尚更…」
あずき「だったらさー、皆で一緒にグッズを集めよう大作戦でもやる?」
ケンノスケ「マジで手伝ってくれるのか!?皆有り難ぇな!!!!」
忍「アタシも他の知ってそうな子達に同じバトンとか万華鏡がないかどうか聞いてみるよ!!」
あずき「そう言えば、あっちで激辛チャレンジみたいなのやってて、それに成功したら例のバトンが貰えるっt」
ケンノスケ「マ  ジ  で?だったら激辛チャレンジやるぜ!!!!」
リタ「あ、後でちゃんとお礼は出すから!!!取り敢えず行くだけ行こう!!」
フリスク「「おーーーっっっ!!!!!」」


と言う訳で、激辛チャレンジに挑みに行く為、近所のカレー屋へ直行。因みにその激辛チャレンジと言うのが、通常の50倍の辛さのカレー(量もそこそこ多い)を30分で食い切れば豪華景品が貰えるという物。激辛耐性のない面子にとっては言うまでもないが、ある程度平気な人でも悶絶するレベル。丁度昼時だったので、クソガキ3人がこの激辛チャレンジに挑む事に(他の面子は全員普通のメニューです)。で、案の定…


ケンノスケ「辛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
あずき「もう無理!!!!!これ以上食べたら燃え尽きちゃう!!!!!」
柚「幾ら水を飲んでも痛みが引かないよーーーーー!!!!!!」
忍「3人とも悶えてるけど、大丈夫…???」
穂乃香「あんまり無理しない方が…;;;」
リタ「後5分だけど、食べ切れるの?」


言うまでもなく口から火柱が上がったり、顔中汗まみれになったりで見事に洗礼を受けました(当然)。だが、何としてでもバトンを手に入れたいという執念からか、3人とも後一口という所まで来ている。そして…


ケンノスケ「何とか…食い切った…!!!!」
柚「あー…暑くて死にそう…;;;;」
あずき「でもこれで…バトンは手に入ったよ…」
忍「ホントに食い切っちゃったぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」


何とか完食しました(爆弾投下)。一気に掻き込んだ為か、全身から湯気が立っておりグロッキー状態。て言うか気合いでよく乗り切ったな。


穂乃香「凄いですね…バトンの為とは言え…」
リタ「…って、そんな事してる場合じゃないよ!!!他の所でも集めないと!!!」
ケンノスケ「そうだな。兎に角バトンは手に入ったし、後は別の所で集めるか!!」


兎に角約束通りバトンは手に入ったので、他のグッズを探しに急いで店を後にする。あ、ちゃんと代金は払いましたよ?


ナージャ「リター?ケンノスケー?いたら返事してー!!!!」




所変わって、346プロに程近いバラ園では…


桃華「秋の薔薇もとても綺麗でしょう?」
咲耶「そうだね。何かこう…高貴な気分になるね」
夕美「此処で優雅にティータイムと言うのも悪くはないかも…」


薔薇色のお嬢様と超デレマス級の花の少女(?)とアンティーカの王子様(?)は秋の薔薇園を散策中。赤から白、黄色や青と言った、多種多様に色付く薔薇の花の姿に心惹かれるようだ。


夕美「見て見て!!!これ結構珍しくない?」
桃華「紫の薔薇……これは見た事ありませんわね…」
咲耶「薔薇に詳しい君でも見た事ないとは…相当珍しいんだね」
夕美「あっ、よく見たらこれ数百年に一度しか咲かない幻の薔薇なんだって!!!」
咲耶「数百年に一度……まさかこんなタイミングで出会えるとは…!!」
桃華「こんな機会は二度とありませんもの。早速写真に収めましょう!!!」


幻とも言われる紫の薔薇に釘付けの3人。そんな中…


咲耶「あれ?あっちの広場に人集りが出来てないか?」
夕美「あ、ホントだ。何かのイベントかな?」
桃華「もしかして……スペシャルなゲストかしら?」


休日とだけあって人通りは多いものの、中央にある広場に何故か人が集中している。一体何があったのかと思って見てみると…














女児A「わー!!!凄い高ーーーーい!!!」
女児B「お姉ちゃん、今度は私もやってーーー!!!!!!」
夏葉「良いわよ!!!お姉さんに任せなさい!!!」
女児C「この花飾り、凄く綺麗だね!!!」
琴歌「いえいえそれ程でも;;良かったら一つお土産に如何です?」
女児D「良いの!?有り難うお姉ちゃん!!!」
女児E「そっちのお兄ちゃんは何見せてくれるの?」
ケンノスケ「侍らしく剣捌きといった所だな。あ、そうだ。無理でなければお嬢ちゃんのその傘と此方のパラソルを交換してくれないか?」←爽やかな笑顔
女児F「良いよ!!格好良いお兄ちゃんのお願いなら喜んで交換するよ!!!」
桃華&夕美&咲耶「「」」



感想はまだですん

とある侍の珍事件!?(3) ( No.895 )
日時: 2022/11/15 17:33
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

続き

中央広場には女児を肩車して走り回る夏葉さんと、自作の花飾りの作り方をレクチャーしつつ、出来上がった物をプレゼントする琴歌お嬢様、そして持ち前の剣捌きを披露して目の前の女児達を釘付けにするケンノスケの姿があった!!!何れにしても目の前の小さい少女達の心を奪おうとするあまりにもシュール過ぎる光景に3人は固まる。まあ他の2人は兎も角、そこの侍は爽やかな笑顔で物々交換をしようとすんなし。下心丸出しじゃねぇか。


琴歌「子供達を喜ばせるのは、とても気分が良いですわね!!」
夏葉「勿論よ!!大人なんだからこれぐらいは朝飯前ね!!」
ケンノスケ「オイラもなんか爽快感を感じるn…ん?」
咲耶「…;」
桃華「…;」
夕美「…;」
ケンノスケ&夏葉&琴歌「「何でお前ら(アナタ達)が其処に居るんだ(の/ですの)ーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?」」
桃華「それは此方の台詞ですわ!!!!!」
夕美「何で勝手に子供の相手しちゃってるの!?!?!?」
リタ「これで結構集まっt…って何やってんの!?!?!?」
咲耶「私もちょっと状況が読み取れないんだ…;;;」


手に入りそうなアクセサリー類を買い戻していた獅子使いが戻って来るや否や、目に入った光景に驚きを隠せない。絶対に侍が何かやらかしたなとは感付くも、このままでは埒が開かないので、一先ず事情を説明する事に…;;;



※事情説明中…※



咲耶「そう言う事だったのか…」
夕美「それだったらそうと早く言ってよ;;;ビックリしちゃったよ;;;」
ケンノスケ「すまんな…」
琴歌「ケンノスケ君が深刻そうな顔をしてたので、私と夏葉さんで協力して物品探しをしていましたの…」
夏葉「でもまだまだ足りないから、取り敢えず子供にも聞いてみようかと思ってこうなったのよ…;;;」
リタ「だとしてもあのやり方はどうなのかな…?」
桃華「まさかこんな大きな問題にぶつかるとは…;;;」


要するに、子供に頼んで傘やオルゴール等を交換して貰おうと目論んでいたのだ。売ってる物なら買えばすぐ手に入るので問題ないが、限定品やオーダーメイドとなれば、そうは問屋が卸さない。しかも一部は過去の物もあるので、こう言った物々交換に頼らざるを得ないケースも…;;;


咲耶「これは大変だね…;;;私達も力を貸すよ」
リタ「えっ!?折角のオフなのに大丈夫なの!?!?」
ケンノスケ「無理しなくても良いから…;;;」
桃華「そう言う訳にはいきませんわ!!!!お二人共、ナージャさんの為に頑張ってるんでしょ?」
夕美「私達も出来る限りお手伝いするよ!!何なら他の子達にも聞いてみるし」
ケンノスケ「皆すまねぇな…!!!」
リタ「急にこんな事に巻き込んでしまって…!!!」
夏葉「その代わり、このお礼はちゃんとして貰うわよ!!」
ケンノスケ「ああ勿論!!!何なら一座の公演に無料タダで招待してやるよ!!!団長も暇そうにしてたからな」
琴歌「これで決まりですわね!!此方は私達に任せて、ケンノスケ君達は他の場所でも聞いて下さい。後で集まった物を渡しますので」
リタ「分かった!!!また後でねー!!!!」
ケンノスケ「夕方の5時ぐらいに屋敷の前に来てくれ!!頼むぞ!!!」


エンカウントしたアイドル達に残りを託し、獅子使いを連れて颯爽とバラ園を後にする。一刻の猶予も残ってない状況なので、非常に忙しなく感じる…;;;


ナージャ「此処にも居ないの!?!?もしかして…もう何処かへ…」




今度はBRR近くの楽器店…


シアン「前にリーナちゃんが言ってたギター!!可愛くて格好良いにゃん!!」
ロージア「良いですねぇ~♪あ、此方もどうですか?」
チュチュ「此方のベースも中々の物ですわ。結構値は張りますけど…」
ロム「そんな事気にしなくて良いからな。金は全部経費(と言うか社長の臍繰り)で落ちるし」


SB組の一部の面子が自分が担当する楽器を見に来ていた。そろそろ買い換え時とだけあって、各人が真剣な表情で楽器と向き合っている。勿論これもBRRの経費から落ちるので、多少値段が高くても安心出来る。


ロージア「此方の赤とピンクのも良いかも~」
チュチュ「…何か騒がしくありません?」
シアン「しかもかなりの爆音にゃ…;;;」
ロム「リアルに気になるから一回見に行ってみるか…」
ロージア「何事も無ければ良いけど…」


何処からか騒音が聞こえ、気になった一同はその音の方へと向かう。其処は楽器店に併設されているロックスタジオであり、よくミニライブ等も開かれたりする位に有名な場所。そんなスタジオのど真ん中にあるステージで行われていたのが…


♪千年ゲイパレス


ロム「何だこの曲は!?!?」
チュチュ「何で東方餡掛炒飯なんですの!?!?!?」
シアン「えっ?聞こえないにゃ?」←耳を塞がれてる
ロージア「まさか…;;;」



















クロウ「俺は~ガチムチだ~!!!!!!世界一の良い男~!!!!!!」
ジャクリン「ケツに~は張り手~を撃~って~!!!!!!」
ケンノスケ「そして~肉の棒を~握る~!!!!!!」
チュチュ&ロージア&ロム「「何やってんだアイツらはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」


其処にいたのは、東方餡掛炒飯の楽曲を演奏しているハリネズミとカエル、そして侍の姿だった!!!!!!(水爆投下)激しい(ケツではない)ドラムの演奏と、響き渡るベースの爆音、更には音割れしそうな勢いの音圧で即席の歌詞を歌いまくるという、正に内容的にもカオス過ぎる光景が繰り広げられている…;;;て言うかよくよく見たら歌詞が俺はマンダの替え歌じゃねぇか!!!!!!



クソガキ、大暴走☆

とある侍の珍事件!?(4) ( No.896 )
日時: 2022/11/15 17:35
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

続き

ロム「なあお前らこんな所で何やってんd」
クロウ「あぁん!?最近だらしねぇな?」
ケンノスケ「あぁん最近だらしねぇ!!!」
ジャクリン「エロいかぁ!?あぁん卑猥かぁ!?!?」
チュチュ「何で揃いも揃ってGPWの空耳ばかりなんですn」
ケンノスケ「お前人のモノを…!!!!」
クロウ「行けぇ!!!な●ばパー●ス!!!!行けぇ!!!!」
ケンノスケ「No!!!!!」
クロウ「G●y♂Baaaaaaaaaaaaaaaaaaarrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!!!!」
ジャクリン「相変わらずケツ欲しい、いいな?」
ロージア「何か勝手にレスリングが始まってるし!!!!!!!」


GPWの空耳を披露したかと思えば、急にガチのレスリングをやり始める堕天使と侍。そしてそれを傍で審判の如く楽しむ(?)カエル娘。最早何をやってるのか分からないカオスな光景を延々と見る羽目になるのか…と思いきや…


♪月まで届け、兄貴の息子


ロム「曲が変わったぞ!?!?」
チュチュ「て言うかさっきまで見ていたジャクリンさんが急に近付いてますけd」

















ジャクリン「新日暮里(?)!!!!!!!!!!!!!」←侍と堕天使のイチモツを握る
ケンノスケ&クロウ「アッーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



※暫くお待ち下さい…※



チュチュ「やっと落ち着きましたわね;;;」
ジャクリン「其処までせんでもええやんか~」←頭にデカいタンコブ
クロウ「折角ゲスト(?)が来たってのによ~」←同上
ケンノスケ「そりゃ無いぜ~」←同上
リタ「また此処でもやらかしたんだね…;;;」
ロム「て言うか、何か深刻そうな顔してるけど何があったんだ?」
ロージア「私達に話してくれる?」
リタ「あ、そうだった!!実は…」


GPWネタをやりまくってる馬鹿三人を鎮めた所で、丁度良いタイミングで合流したリタが事の顛末を説明する…


ケンノスケ「…そう言う訳なんだ。手伝ってくれねぇか!?!?」
ロム「分かった。楽器とかだったらBRRの倉庫にもあるし何とかなりそうだな」
シアン「あたし達も一緒に探してあげるにゃん!!!」
ジャクリン「ウチらも知り合いに聞いてみるわ。もしかしたらオルゴールを持っとる友達がおるかも…」
チュチュ「所で、ちゃんと本人には謝ったんですか?」
ケンノスケ「それが出来たら今頃こうやって必死こいて探し回ってないぜ…OTL」
クロウ「まあ良いじゃねぇか。俺らも一肌脱いでやるよ!!!」
リタ「皆有り難うね!!!」
ケンノスケ「じゃあ後で屋敷の前な!!!他にも何人か居るから!!!」
SB組「「OK!!!」」


そう言うと、またしても急ぎ足で次の場所へ向かった。言うまでもないが、彼らには一刻の猶予も残されていないのだ。


ナージャ「此処にもいない…;;;一体何処に消えちゃったの…???」



最後にやって来たのは皆さんお馴染みのスマブラ屋敷…


マルス「うわっ…寒くなって来た…」
ベレス「もう11月ですからね…;;;あー早く中に入りましょう!!!」
カムイ「何か暖かい物でも飲もう!!寒い寒い…」


剣士組の一部は何時も通り鍛練に励んでいたが、時期が時期なだけに早めに切り上げて建物の中に入る。


カムイ「やっぱ寒い時は暖かい紅茶に限るね」
ベレス「そう言えばこれ前にクラリスさんに貰った物なんだけど、気に入ったかしら?」
マルス「結構味が深くて良いね。気分がスッキリするよ」


外が寒かっただけに、屋内で飲むホットドリンクは身体を暖めるには持って来いだ。紅茶だけでは物足りないのか、お茶菓子まで出て来て、正に即席ティータイム状態だ。


ベレス「このマドレーヌとても美味しいわ。作ったの?」
マルス「ああこれ?実はシーダが作ってくれたんだ。お菓子作りなら右に出る者はいないからね」
カムイ「君の彼女も中々の腕前だね。うちの所の女子達も見習って欲しい位d…」



\チュドーーーーーーン!!!!!/



マルス「何だ今の!?!?」
カムイ「結構近い所だった…って言うか、あっちでボヤ騒ぎみたいなのが起きてない!?!?」
ベレス「一体何が起きたって言うの…;;;取り敢えず行ってみましょう」


突如起こった爆発音とボヤ騒ぎらしき物を見たり聞いたりした3人は気になってその現場へ急ぐ事に。其処に映っていたのは…















ルキナ&アイク&ケンノスケ「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」」
マルス&カムイ&ベレス「「何じゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」」


3人が目にしたのは、右手にペンライト、左手に痛団扇を持って乱闘(誤字に非ず)を繰り広げるイーリス王女とバンダナ団長とクソガキ侍の姿だった!!!!!(ミサイル投下)そしてその後ろでは馬鹿3人の追い剥ぎに遭ったであろうイーリスの聖王の姿も(しかも何故かパンツ一丁)。その一方で、獅子使いはこの酷過ぎる光景をただ呆然と見ているしかない…;;;すんません、何でこんな事になったんすか!?!?!?!?



侍、大暴れ☆

とある侍の珍事件!?(5) ( No.897 )
日時: 2022/11/15 17:37
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

続き

ケンノスケ「チューニング!!オールラウンド!!」
アイク「コーディネート!!オルタネート!!」
ルキナ「コンセントレーション!!オーバーロード!!」
マルス「何してるの!?て言うか何でペンライトと団扇を持って大乱闘してるの!?!?」
ベレス「て言うか後ろでぶっ倒れてるのはどう見てもクロムさんよね!?!?追い剥ぎして何がしたいの!?!?!?」
リタ「何かあの2人に会った途端に、こう言う事になっちゃって…」
カムイ「いやいや、どう考えてもこうはならないだろ!?!?!?!?」
ケンノスケ「ぜぇ……ぜぇ……」
アイク「はぁ……はぁ……」
ルキナ「ひぃ……ひぃ……」














ケンノスケ&アイク&ルキナ「「誰がチ●ポコハ●太郎じゃこの野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?!?!?!?」」
マルス&カムイ&ベレス&リタ「「いや何の話をしてるんだーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?!?!?」」


重度のギャグカオス組3連コンボの理解不能な言動に付いて行けないまともな面子。最早ツッコミ所しかない展開がこれ以上続いては色んな意味で困るので…



※暫くお待ち下さい…※



ルキナ「いやー何か寒いから暖まろうと思ったらーwwwwww」
アイク「ついつい頭がおかしくなっちゃってなーwwwwww」
ケンノスケ「そうそうwwwwwwマジでマジでwwwwww」
ベレス「おかしいのは貴方達の思考回路だと思うんですが?」
マルス「所でリタは何か険しい顔してるけど、何かあったのかい?」
リタ「実は皆に協力して貰いたい事があるの!!」


紅茶とお菓子を摘まみながら本題へ。事の経緯を聞いた剣士達は驚き呆れるが、直ぐに理解し受け入れる。何せ、2人が此処まで必死になるのは何よりナージャの事が大事だからだろう…


ケンノスケ「無理にとは言わない!!!出来る範囲で大丈夫だから!!!」
カムイ「ブローチとかも台無しにしちゃったのか…;;;」
ベレス「似たようなブローチなら…うちの生徒達の中に持ってる人も居たと思うから、ちょっと聞いてみるわ」
クロム「俺も部下に聞いてみるか。もしかしたら例の万華鏡を持ってる奴がいるかもな」
ルキナ「他にもアクセサリー系なら持ってそうな人はいますし、此方でも調べてみます!!」
アイク「(復活早ぇな)此方もミストが持ってそうだし、一回電話してみるか。後は団員か」
マルス「僕もやるよ。此処は一致団結で全力で探そう!!」
リタ「皆有り難う。無理なお願いなのは承知だけど…」
ケンノスケ「ホントにすまん…!!!寒いのに無理言ってしまって…!!!オイラもなるべく色んな所探してみるから、集めれるだけ集めて例の屋敷まで来てくれ!!!!後で金はちゃんと払うから、頼むぞ!!!」
FE勢「「OK牧場!!!」」


あらゆる知り合いに頼んだ侍と獅子使いは自力でナージャの私物を集めようと颯爽とスマブラ屋敷を後にする。気温が下がって行き、寒さに凍えそうになるが、2人は諦めなかった…


ナージャ「此処にもいない……あの2人は一体何処へ…???」




ケンノスケ「頼む!!!そのメイクセットを譲ってくれ…!!!!」


リタ「このオルゴールは………全然違う!!!!!」


ケンノスケ「このカップは………結構高いな…;;;」


リタ「えーっ!?!?これも売り切れ!?!?!?」


ケンノスケ「畜生…!!!!このドレスが売ってる店が此処から滅茶苦茶離れてやがる…!!!!」


リタ「もう時間がないよ…!!!!!!」


皆が集まる時間まで2人は残りのグッズを集めようと走り回るが、限定品の交渉に時間をかけてしまったり、目的の物が遠い場所で販売されていたり、値段に悩まされたりしつつも、彼らは決して諦めなかった。大事な仲間(兼彼女)の悲しむ顔を見たくない為に…


ケンノスケ&リタ「待ってて(くれ)、ナージャ…!!!!!」



彼らや他の面子が必死こいて集めている中、此処でも問題が…


W683「何だって?346プロのアイドルが大量に此方に来るって?」
ちひろ「ええ。フリスクの皆がW-Houseの方に行くって言ってました」
はづき「そっちもですか!?此方からは咲耶さんと夏葉さんが来るらしいですけど…しかも何故か琴歌さんと夕美さんと桃華ちゃんを連れて…」
W683「そんなに来るのか…」
アンゼリカ「此方もロムさん達がいらっしゃると聞いたのですが」
リンク「って事はそっちもか!!俺の所からはFE組が6人来るらしいのだが」


W-Houseでは、事務員や代表者達が此方に向かっている事を聞き付け、真っ先に何かあったのではと思い、駆け付けた。急に一斉に来る事は滅多にない筈なので、何か裏があるのではないかと疑う…


W683「こんだけ来るって事は……何かあったんじゃないか?知らんけど」


この時点で作者はケンノスケとリタの事は知らないので、何か事件に巻き込まれたのではないかと察する。と、其処に…


ゲオルグ「おーい!!!ケンノスケとリタは見てないか!?!?!?」
リンク「見てないぞ」
ちひろ「あの2人に何かあったんですか?」
ハービー「実はツイスタで、あの2人を見たって情報が入って来た!!!」
はづき「ホントですか!?!?」
ハービー「それだけじゃない。実際にナージャがあの2人を探しに行ったらしい…」
アンゼリカ「どういう事か説明してくれますか?」
ゲオルグ「詳しい事は、本人から聞いてくれ…」


例の2人を色んな所で見たという情報を聞き付け、団長と新聞記者が入って来た。どうやら目撃者がいるらしく、冒頭から探し回っていたナージャもツイスタの情報を元に後を追っていた。その証拠に、新聞記者の背後には今にも泣きそうな表情の奇跡の踊り子の姿が。


W683「何があったんだ?」
ナージャ「ケンノスケとリタが急にいなくなったの!!!ツイスタを見て探したけど、行った時には既に居なくて…」



一体何が…!?!?

とある侍の珍事件!?(6) ( No.898 )
日時: 2022/11/15 17:39
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

続き

リタ「もう少しで5時…」
ケンノスケ「もう少しで屋敷なのに…間に合わねぇ…!!!!」


タイムリミットが迫る中、グッズ一式を抱えながら走り続ける2人の足取りはフラフラであり、躓きそうになる。だが、ある人物によってギリギリ回避出来た。
















ハービー「危ないだろ」
ケンノスケ「ハービーの兄貴!?」
リタ「どうして此処に…!?!?」
ハービー「さっきから急いでるみたいだが、何があったんだ?」
ケンノスケ「お…お前には関係ないだr」
ハービー「…ナージャの事じゃないのか?」
ケンノスケ&リタ「…!?!?!?」


新聞記者は図星かと聞くが、予想は見事に的中。目の前にいる侍と獅子使いは真相を知っているので一瞬だけ動揺する…;;;


ハービー「ナージャと喧嘩でもしたのか?それとも何か嫌われる事でもしたのか?」
リタ「決してそう言う訳じゃ…」
ハービー「お前らが何とか落とし前を付けようとしてるのは分かる。でも、アイツは悲しげだった…」
リタ「やっぱり…」
ケンノスケ「オイラが壊しちまったからk…」
ハービー「いや、そうじゃない。お前らが急に居なくなったからだと思うぜ」
ケンノスケ「オイラ達が…」
リタ「居なくなった…!?!?」


ナージャが悲しげだったのは、大事な物を壊されたからではなく、大事な仲間が姿を消した事。思い返せば今日は皆で遊びに行く予定であり、スマホを覗けば彼女からの着信やLINEが何件も…;;;必死になるあまり気が付かなかったようだ…


ハービー「そのバトンとかオルゴールよりも、大事な仲間が消えた事が一番辛いと思う…お前らだって分かってただろ?」
リタ「…」
ハービー「久々のオフだって言うのに、お前らが消えたお陰で、ツイスタの投稿を頼りに色んな所で聞き回った。でも、入れ違いで全く会えずに、今にも泣きそうだった…」
ケンノスケ「そうだったのか…;;;」
ハービー「一番辛いのは大事な人が急に居なくなる事だ。先ずはナージャに会って、勝手に居なくなった事を謝りに行け…」
ケンノスケ「そうだな…正直に言うよ…!!!!」
リタ「多分、分かってくれると思う…!!!」


普段は忙しなくスクープを追っている新聞記者にも人の心はある。彼の厳しくも温かい言葉に2人は気持ちを切り替える。先ずやるべきは、勝手に失踪した事をちゃんと誠意を持って謝罪する事。彼の言葉を理解した2人はW-Houseに向けて走り出した。其処には依頼を引き受けた面子が様々なグッズを持って集まっていた。そして、その中にはナージャも含めたダンデライオン一座の面々もいた。侍と獅子使いの姿を見るなり、彼女は泣きながら抱き締める。


ケンノスケ「すまない…!!!!オイラが消えた所為でこんな寂しい思いをしてたって事に気付かずに…!!!!!」
リタ「ごめんね…!!!!ナージャを悲しませちゃって悪い事しちゃった…!!!!」
ナージャ「急に居なくなったから心配だった…でも、私の為に大切な物を集め直してくれて…ホントに有り難う!!!」


彼女の顔には涙ながらに笑みが浮かび、自分の為にやってくれた事を褒めつつ、2人の頭を優しく撫でる…


穂乃香「これで一件落着ですね…」
忍「本当に良かった…」
咲耶「何とか会えて良かったな…」
夏葉「一番大事なのは身近な物だからね…」
桃華「お二人にとってはナージャさんが大事ですもの」
クロウ「依頼は一応解決…って事で良いよな」
ジャクリン「大事な人に会えない事程、辛い事はないからなぁ」
チュチュ「ケンノスケさんも罪な男ですわね」
クロム「ちゃんと反省しろよー」
マルス「でも、こう言う事が出来るのも信頼関係があってこそだよね」
ベレス「まあ此処は静かに見守りましょうね」


屋敷の広場ではいい雰囲気になる中、物陰では…


W683「全く…世話の焼ける奴らだな…」
はづき「そう言う事なら最初から言ってくれれば良かったのに…」
ちひろ「まあ今回は目を瞑りましょう。私達が邪魔するのは少し悪い気もしますし…」
アンゼリカ「取り敢えず彼らの依頼に少しだけ手を貸してあげましょうか」
リンク「俺も陰でサポートしてやるとするか」


身内の勝手な行動を咎める事なく、コッソリとその場を後にする。そして…


シルヴィー「まさかあの二人が彼処まで必死だったとはねぇ…」
アーベル「そうさ。この光景は誰も壊してはいけない…」
トーマス「二人に協力してくれた彼らも素晴らしい働きをしてくれたんだね…」
ハービー「そうだな。後で二人に礼をあげないとな!!!!」
ゲオルグ「よーし、今日はパーっとやるか!!!!」


こうして、色んな世界を巻き込んだ珍事件はこれにて一件落着。大団円で幕を閉じたのであった…



The End

















…と、思ったら大間違いだ(!?)。



と言う訳でまだ続きます…

とある侍の珍事件!?(7) ( No.899 )
日時: 2022/11/15 17:42
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

続き

ケンノスケ「残りのは集めれなかったし、ホントに申し訳ない事をしてしまった…!!!!!」
ナージャ「気にしなくて良いから!!!アナタ達が集めてくれただけでも十分だから!!!後は自分で買い戻したり、頼んだりするから…」
リタ「でも、オーダーメイドのは無理なんじゃ…」


失った物は元に戻らず、一部のは探せばいいがその中にはコラボや限定のもあるので元に戻すのは難しい。況してやオーダーメイドとなれば尚更。だが、一同は彼らの真剣さと気持ちを十分分かってるので協力する。


あずき「気を落とさないで、ケンノスケ君!!衣装とかだったら実家に結構あるから親に相談してみるよ!!」
夕美「私の友達にも、もしかしたら二人が探してるグッズを持ってる子がいるかも…」
ロム「確かアイオーンの妹辺りが持ってたっぽいから、ちょっと掛け合ってみるか。大事な人の為に頑張るお前らは凄いし、俺も黙っちゃ居られねぇからな!!」
アイク「他の奴らも持ってそうだし、discordで聞いてみる。此方から頼めば何とかなりそうかもな…」
ケンノスケ「皆…すまねぇな…!!!」
リタ「最後まで付き合ってくれて…!!!」


今日ので集まらなかった物については、遠くにあるのは知り合いに交渉や協力して集めたり、ネットでの取り寄せやオークションを使ってお金を消費してでも集める。此処でも再び異世界の者達が一つになった。時間と共に解決するのがせめてもの救いであり、最後まで成し遂げたい。最初に壊れた万華鏡を取り寄せようとメーカーを確認する。だが…


柚「ちょっとその万華鏡見せt…あれ…???」
ケンノスケ「ん?どうした?」
カムイ「そう言えばこれを壊した時は、勢いで壊したって聞いたけど…??」
リタ「そうだけど…」
ロージア「これ…ヒビとか割れた部分を見る限りだと、他のダメージも見られるんだけど…」
ケンノスケ&リタ「えっ…!?」
琴歌「それ以前にこんな大事な物が床に転がってる時点でおかしいですわ!!!況してやナージャさんがこんな杜撰な管理の仕方する筈ありませんもの!!!」


壊れた万華鏡をじっくり見てある事に気付く。それは異様に損傷が大きく、侍の足の圧力だけではこうはならないレベルだった。更に、バッグが床に放置されてたのも不自然。本来ナージャは自分の物はちゃんと管理する性格であり、バッグはロッカーに入れて保管していた。なので、彼女自身が床にバッグを放置するなんてあり得ない。実際、彼女が最後にこの万華鏡を目にした際には、「新品同然の姿であり、ヒビは愚か傷一つも入ってなかった」と壊れていた事を否定した。その上、何故彼らが部屋に入って来た時に扉が開いていたのか?


これらの不自然な点から鑑みるに、このナージャの万華鏡には…












ケンノスケ「まさか…二回も攻撃が加わっていたのか…!?!?!?」


そう、実は二度も壊されていたのだ!!!!(テポドン投下)他のグッズをよく見てみると、大半の物にケンノスケが入れてしまった物より大きなヒビが入っている。と、なればこの大きな傷は誰が付けたのか…????
そんな疑問が生じる中、顔を青くしながら後退りする団長。詰まる所…


ゲオルグ(・ω・;;;;;)コソコソ…
ルキナ「団長、何処行くんですか?」
ゲオルグ「おぅふ…な、何だ?」
シアン「何かさっきから怪しい動きしてるけど、何か知ってるにゃ?」
ゲオルグ「な…何の事だろうなー(棒読み)」
咲耶「二度も壊されている事について何か知ってるんだね?」
ゲオルグ「何て言うか…;;;そうだな…;;;」
忍「誤魔化そうったってそうは行かないよ?正直に言ったら?」
ゲオルグ「嗚呼…バレたら仕方ねぇ…」


追い詰められた団長は、事の経緯を全て語った。どうやら、昨日の夜に泥酔した状態でナージャの部屋に入り、何らかの拍子でバッグが落下。それに気付かず、上に乗っかって寝てしまい、今日起きてその事に気付いたらしい…;;;


クロム「なるほど、酒に酔っていたと…」
ゲオルグ「そうだ!!!だから態とじゃないんだ!!!!信じてくれ!!!!」
桃華「だとしても、どうして黙っていたのですか!?!?お二人に罪を擦り付けるなんて、最低じゃありませんこと!?!?」
ゲオルグ「ぐっ…!!」


団長の発言を聞いて、物陰に居た作者と一座の面々が近付き、更に問い詰める…


W683「おっさん…あんたにはマジで呆れたよ…」
アンゼリカ「ケンノスケ君達が必死になってたのにその罪を擦り付けようとするなんて…」
はづき「一座のトップとして最低じゃないですか?」
ちひろ「それも、直接被害を受けたナージャちゃんだけでなく、他の二人も巻き込んで…」
リンク「責任取れや、ガチムチ変態親父(?)(^ω^####)」
ケンノスケ「団長、自分のミスをオイラ達に尻拭いさせるつもりだったのか?」
リタ「団長のミスで、私達をあれだけ振り回して何か言う事ないの!?」
ナージャ「素直に言ってくれれば、私だって何とかしたのに……団長には本当に呆れたわ!!!!」
ゲオルグ「わ、分かった!!!俺が全部悪かった!!!!だが、ホントに態とじゃないんだ!!!おい誰か何とか言ってくれ!!!頼む!!!」


最後の悪足掻きと言わんばかりに団員達にフォローを求める団長。だが…


アーベル「すまんが、今回ばかりはフォロー出来ん。素直にお仕置き受けた方が良い;;;」
シルヴィー「そもそも貴方の酒癖の悪さは今に始まった事じゃないでしょ?今まで何度同じミスを繰り返して来たの?」
トーマス「僕だって酒癖はお世辞にも良くはないが、流石に他人に尻を拭かせる様な事はしないさ」
ハービー「俺も擁護はし切れねぇ。一言言うなら、暫く反省しろ」
ゲオルグ「」


団長、完全に四面楚歌。そう言うと侍は団長の前に進み…


ケンノスケ「団長…オイラ達や皆を巻き込んだあの所業は到底許されない…」












ケンノスケ「折角のオフを台無しにした落とし前を付けやがれ、このクソオヤジィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!」
ゲオルグ「許してくれ!!!!っつーかそれはシャレにならんz…ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」


その後、全ての元凶であるゲオルグ団長には一週間の謹慎処分&始末書5枚+半年間の禁酒が下されたようだ…



True End



後書きは次のレスで。

とある侍の珍事件!?(後書きとオマケ) ( No.900 )
日時: 2022/11/15 17:44
名前: W683 (ID: UeEjd4au)

続き

《後書き》
今回は侍少年のケンノスケを主人公にしたドタバタ劇に仕上げました。普段はおふざけばかり(?)の彼ですが、仲間の為なら苦労も惜しまない武士道精神の持ち主である事が今回の話で感じて戴けたのではないかと思います(笑)。ただ、途中で何時も通りのカオス展開はありましたがwwwwww何より一番の衝撃は、犯人がまさかの団長だった所でしょうかね。不慮の事故とは言え、流石にあの始末は誰もフォロー出来ませんwwwwww暫く禁酒させるには良い機会だとは思いますが(酷)。


シルヴィー「はいこれ。団長の臍繰りだから、これでオーダーメイドして貰うと良いわ」
ナージャ「あ…有り難う…;;;(何か申し訳ない気分…;;;)」
トーマス「だったら僕も新しいバイオリンか何か買おうかな?勿論団長の臍繰りで」
ゲオルグ「こらお前らーーーー!!!!俺の臍繰りを勝手に使うなーーーーー!!!!!!」
ハービー「あんたが蒔いた種だろうが!!!!それぐらいの事しても罰は当たらねぇよ!!!!」



《オマケ1》「他のジャンルでやるとどうなった?」

・スマブラ組:下着泥棒三連コンボの内の一人(若しくは全員)が女子部屋から下着をかっさらうタイミングでアクシデントが発生。言わずもがな他の面子が見ているので、速攻でバレて終了。正直このパターンだとテンプレート感が否めない(ミントハゲ共へのヘイト自体はスマブラ勢全員が持ってるので、お仕置きが壮大になりそう)。

・SB69組:言わずもがなメイプル社長のヘマで事務所の内外をも引っ掻き回す事態に。特にシアン辺りが被害に遭った時には、プラマジだけでなくBRR所属バンド全員がリコール運動をし始める可能性も…;;;(それでなくても何度も不祥事を起こしてるので、ある意味残当と言えば残当)。

・シャニマス組:今回のナージャのポジが美琴さんに。にちかが責任感から走り回るが、実際はルカが(故意か事故かは兎も角)美琴さんの私物を壊した事が発覚し、二人の間で修羅場発生。特にこの二人は因縁深い相手同士なので、下手したら事務所が吹っ飛びかねない…;;;

・デレマス組:人数が多過ぎる上に、誰がどのポジションに相応しいかが未知数。組み合わせによっては今回以上の修羅場になったり、況してや被害者が純粋組やモテポジなら尚更ヤバい。特に某ピンク頭が絡んだ場合はリアル炎上不可避。正直に此方をメインにしなくて良かったかも。

・GF組:今回の団長みたいな事をやらかしそうなキャラがあんまりいないので、此処が一番難しい。それでも、以前の大根騒動みたいに協力プレイが光る展開もありそうなので、なくはないかも…???(多分意外な面子が犯人になる可能性大)


クロム「あ、でもミントハゲのヤツは前にリアルでやらかした事あったからな(衝撃発言)」
ハービー「マジかよ。何を壊したんだ?」
ルキナ「ピーチさんの部屋にあったパソコンですね。あの時ガチであのミント野郎のタマ(誤字に非ず)にフライパンで何度も台パン(?)してましたからね」
あずき「そりゃ自分の部屋に怪しい人が来て物壊されたら怒るよ…;;;」



《オマケ2》「素朴な疑問…?」

ジャクリン「そもそも機械弄りが得意(※公式)なんやったら、自分で直せたんちゃうん?」
ケンノスケ「機械なら直せるぞ。でも、工具も何も無かったし、バレるリスクも高かったから無理だ!!」
リタ「それに直すのにも結構時間かかるしね」


※要はその場凌ぎの為だったので、直す暇すらなかったという事です。



《オマケ3》「団長の酒癖の悪さ」

チュチュ「そう言えばゲオルグ団長の酒癖の悪さは有名ですけど、どんな事しでかしたんですか?」
アーベル「そうだねぇ、まあ大概は全裸になって裸踊りだな」
トーマス「その時に決まって言うのが真っ裸ーニバルってワードなんだよね…;;;」
シルヴィー「酷い時には、自分のイチモツを私の顔に近付けたりするのよ…;;;」
忍「それって完全にセクハラって言うんじゃ…;;;」
夏葉「後これは千雪から聞いたんだけど、この前の打ち上げ(?)で、ステージに立ってケツタンバリンしながら『おとわっか』を熱唱してたわ」
マルス「改めて聞くとヤバいなあの人…;;;;」


兎に角、酒飲んでいきなりハッスルするのは止めて下さいOTL(by 成人組一同)



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