二次創作小説(新・総合)
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(1) ( No.92 )
- 日時: 2020/05/13 21:34
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
波乱まみれの体育祭ネタ、此処からは更にカオス祭りの後半戦に参ります!!果たしてどんな展開が待ち受けているのか…???
MZD「さて、昼休みも終わった所で…「「待て待て待て待て」」…何か文句でもあるか?」
菜々「さらっと流しましたけど昼休みってあったんですか!?!?」
W683「普通にあったぞ。まあ書くのが面倒くさいんでカットって事にしたけどな」
一同「「どういう事なの…」」
※実際は前回の後に昼休みがありましたが、書くネタがなかったのでスルーしました(ぇ)。期待してた皆様、マジですいませんでしたOTL
W683「それはそうと早速後半戦をバーッコリやっていくぞ~!!先ずはコイツだ~!!『超究極・自転車障害物競走』!!!!」
MZD「イェイイェイイェーイ!!!!!!!!」
はづき\ドンドンドンドン/
ちひろ\パフパフパフパフ/
一同「「何か凄いヤバそうな奴来たぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
【第5競技:超究極・自転車障害物競走】
・各組4人×2チーム(合計8人)出場。
・4人乗り自転車で多種多様なギミックを持った障害物を乗り越えていく。自転車はタイミングよく漕げばスピードアップにも繋がる。
・必ず4人乗った状態でゴールを目指す事。1人でも欠ければ失格であり、当然ながら相手チームの縛りを解く事もしてはいけない。
・道中にアイテムボックスがあり、アイテムを使う事も可能。但し、一度に持てるのは2個まで。
・万が一コースアウトしても直ぐにコースに戻って来られさえすれば失格にはならない。逆に言えば戻って来られないレベルのコースアウトは失格になる。
・1位:200pts 2位:150pts 3位:120pts 4位:100pts 5位:90pts
6位:80pts 7位:70pts 8位:60pts 9位:50pts 10位:40pts
ルフレ「此所で勝てれば一気に逆転出来るな…」
サムス「逆に此所で勝てないと後々不利になるかも知れないわね;;;」
此所で勝てれば一発逆転のチャンスと言わんばかりの競技に一同が複雑な思いを抱く。そんなこんなでエントリーするメンバーは以下のようになった…!!!!
鬱金組
Aチーム:しずえ、クラウド、リンク、ファルコ
Bチーム:真乃、灯織、めぐる、美穂
赤橙組
Aチーム:ウルフ、フォックス、キース、シルヴィー
Bチーム:タートル、モア、ツキノ、ジャクリン
暗紅組
Aチーム:マリオ、ジョーカー、ゼルダ、カムイ
Bチーム:咲耶、未央、みく、李衣奈
躑躅組
Aチーム:ヨッシー、ライラック、テリー、ドンキー
Bチーム:甘奈、甜花、千雪、杏
深緋組
Aチーム:ロゼッタ、シモン、ピーチ、リヒター
Bチーム:ヤイバ、ロム、志希、美嘉
クラウド「マリカ経験者が2人いると頼もしいな」
リンク「此所で負けたら面子が保てねぇからなぁ…」
しずえ「村長には悪いですけどトップ取らせて戴きます…!!」
ファルコ「俺だってアイツらには絶対負けたくねぇ…」
美穂「えーっと…大丈夫…だよね?」
めぐる「大丈夫だよ!!私達のチームワークさえあれば勝てるよ!!」
灯織「ま…まあ大丈夫…だと思いたい…」
真乃「灯織ちゃん?どうしたの?」
フォックス「今度はガチで足使う奴か;;」
ウルフ「普段自分の足ってのは使わねぇからな…;;」
キース「だが、やるからには全力でやらせて貰うぞ」
シルヴィー「中々の猛者揃いだけど善戦出来るように頑張るわ」
ツキノ「ジャクリン大丈夫なのー?」
ジャクリン「何とかな…でも此処は絶対にチームワークで勝ったるで~!!」
タートル「そりゃ言うまでもねぇ!!俺達の団結力を舐めて貰っちゃ困るな!!!」
モア「皆で優勝するぴゅる~!!!!」
ゼルダ「唯一の不安と言えばリンクとは別のチームになった事でしょうか…」
カムイ「僕だって姉さんとは敵同士だが…此処は腹を決めるしか…!!!」
ジョーカー「でも此処はプロのカートレーサーもいるから何とかなりそうではあるけどね」
マリオ「此処は意地でも勝ってやるぞ…!!!」
李衣奈「何に一番警戒すべきかって、やっぱマリカ経験者のいるチームかな?」
咲耶「彼らにとってはかなり有利な試合運びが出来るだろうね。これは油断できないと思うよ」
みく「寧ろビギナーなりに食い付いて行けばイケる感じもするにゃ」
未央「アイテムも使えるから賢く行かないとね」
ヨッシー「私とドンキーさんは何度もレース経験を積んでるので大丈夫だと思いますけど…」
テリー「他のチームにも一定数の猛者はいるわけだからな」
ドンキー「寧ろ此処は念入りに作戦を練っていくしかないな」
ライラック「何もスピードだけが勝負じゃないんだよね;;;」
杏「この勝負…絶対勝つよ」
甜花「いっぱい…練習したから…大丈夫…」
千雪「リアルマリオカートみたいな競技と聞いて2人が必死になってるわね」
甘奈「あの甜花ちゃんが覚醒してる…これは勝てるかも…」
シモン「何と言う偶然か、此方にはレース経験者が2人もいるな」
リヒター「策略とかはあの2人がバッチリやってくれそうだな。俺らはパワーでカバーしよう」
ピーチ「経験が物を言う時が来たわね…」
ロゼッタ「戦い方は十分にマスターしたので後は運を天に任せるのみですね…」
ロム「リアルに強者揃いだな…」
ヤイバ「だが、こんなレジェンド・オブ・逆境の中でも故に善戦出来ればそれで良かろう」
志希「にゃは~此処はあたしの天才的なパワーで勝っていくしかないかなぁ~」
美嘉「まさか怪しい薬とかじゃないでしょうね…」
怒濤の第5競技、どうなる…???
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(2) ( No.93 )
- 日時: 2020/05/13 21:35
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
続き
10チーム全員の準備が整った所で全員が自転車に乗りスタートラインに立つ。
MZD「皆準備は出来てるようだな。早速スタートしていくぜ~!!!取り敢えずレースクイーンに合図出して貰おうか!!!」
まどか「じゃあ早速始めていくよ~!!」
一同(まあそうなるわな;;;)
まどか「位置に就いて……よーい……」
\バァン!!!!/
「「オルルァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」」
はづき「さあ皆さん一斉に走り出しました!!」
アンゼリカ「華麗なスタートダッシュを決められた所もあればそうでない所もありますね」
ちひろ「皆さん必死に漕いでますね」
全員が一斉にスタートを切り、早くも必死のパッチでペダルを漕ぎ進めている。そんな中、とあるチームが一歩リードしていた。そのチームとは…
ヤイバ&ロム&志希&美嘉「「ウオォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!」」
MZD「此所でトップに躍り出たのは深緋組のヤイバチームだ!!!」
アンゼリカ「しかも物凄いスピードで漕ぎ進めてますね」
スタートダッシュを上手く決めてトップに躍り出たヤイバチーム。だが、このチームにはレース経験者はいない筈。となると…???
志希「よく気付いたねナレーション。この『脚力増強剤』で脚力アップしてスピードも上げちゃえば楽勝だね♪」
ヤイバ&ロム&美嘉(まさかのドーピングかぁぁぁぁぁ!!!!!!!)
すいません、ドーピング紛いの事してましたよ畜生(爆弾投下)。やっぱりまともに走ろうとする奴が此所でもいないのかよ;;;;そんな4人の前に最初のギミックが現れた…!!!
ヤイバ「これは…故にレジェンド・オブ・水流か…!!」
美嘉「しかも結構速くない…?」
ロム「此処は流れに乗って進むか…」
志希「ちょっと待って。もしかしたら敢えて流れとは逆の方向を行くと良いかも…」
一同の目の前には結構流れの速い河川的な何かが出現した。左は流れに逆らって進むコースだが、右は流れに沿って進むコースになっている。どちらが正しいルートなのかは彼らに知る由もない…
そんな中多くのチームがこの分岐点に辿り着いた。
美穂「これはどっちに進めば良いの!?」
灯織「此処は順当に流れに沿って進めば早く着く筈…だと思うけど…」
フォックス「此処はやっぱり…右だな」
シルヴィー「下手に逆らって行くよりは流れに乗った方が確実よね」
ツキノ「右に行けば早く行けそうな気がするのー」
タートル「左に行ったら確かにタイムロスになりそうだな…右行くか!!」
ライラック「これ右の方が楽に攻略出来そうじゃない?」
ドンキー「いや…これはもしかしたら罠かも知らないぞ…」
各々が右ルートと左ルートに別れていき、右ルートを行ったチームがリードする…かに思われた。だが、そうは問屋が卸さない。と言うのも…
モア「ぴゅる~!?!?!?さっきの所に戻って来たぴゅる!!!!!」
ウルフ「確かあの流れに乗って道なりに進んで来ただけなんだが…;;;」
めぐる「って事はもしかして…」
右ルートを行った面子「「アレは罠だったって事かぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」
そう、右ルートは川の流れに沿って進めるが、行き着く先は例の分岐点という典型的な無限ループとなっていたのだ!!!(水爆投下)気付かずに右ルートを行ったチームは罠だった事に気付くや否や一気に焦りの表情を見せる。だが、幸いにも右ルートの道中にはアイテムボックスがあるのである程度のリカバリーは可能にはなっている。
まあそんなこんなで罠にハマってループを行くチームと裏をかいて流れに逆らって左に行くチームとで差が出来てしまった。
テリー「やっぱり左ルートで正解だったな」
ヨッシー「ああいうのは大体罠だと疑いますけどね;;;」
まだまだ続くゾ。
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(3) ( No.94 )
- 日時: 2020/05/13 21:37
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
続き
そんなこんなでループの罠を何とか回避出来たチームは次のギミックのある場所へと進んでいた。
ゼルダ「見事に土管まみれですね…」
マリオ「また厄介なモノ出してきたな…;;;」
今度は大量の土管に囲まれた迷宮のようなステージが現れた。上向き土管もあれば横向き土管もあったり、果てには様々なカラーの土管が選り取りミドリ状態。因みに土管自体は横向きなら入る事も可能だ。
クラウド「此処は取り敢えず直進する感じで良いか?」
リンク「こう言うのは無駄に反れたりしない方が得策だもんな」
しずえ「上手く行けばゴールには辿り着くでしょう」
ファルコ「まあ無理そうなら戻って来れば良いだろ」
リヒター「こう言うのは壁に沿って進むのが良いんじゃないか?」
ロゼッタ「普通に考えてゴールまでは必ず壁がありますから多少は時間がかかりますけど確実ですよね」
ピーチ「王道はやっぱり右の壁かしらね?」
シモン「其処はお前らの采配に任せる」
未央「どの土管に入ろうかな…」
李衣奈「もう勘で行くしかなくない?」
咲耶「確かに…見当も付きそうにないからね」
みく「これでホントに大丈夫なのか心配にゃ…;;;」
杏「この色って何か意味あるのかな…?」
千雪「確かに…色によって進むルートが違うとか…?」
甜花「もしかしたら…同じ色の土管だけ入れば…辿り着くかも…」
甘奈「そうなの?だったら一回それでやってみない?」
取り敢えず行き当たりばったりで土管に入ったり、論理的に攻略しようとしたり、同じ土管だけを通ったりして、何とか土管迷路を攻略しようとする挑戦者一同。結果的に行き当たりばったりのルートを行った咲耶チーム、ヨッシーチーム、ヤイバチームは中々迷路から抜け出せなくなってしまった。
ジョーカー「あれ?彼処にいるのは甘奈達じゃないか?」
カムイ「何であんなに早く迷路を抜け出したんだ?」
ゼルダ「確かさっきから青い土管しか通っていなかった筈ですが…」
マリオ「いや待てよ……まさか…!!!!」
早々と迷路を抜け出した甘奈チームだが、彼女らはずっと青い土管しか通っていないのだ。いや、寧ろそれが正解だったと言っても過言ではない。つまりどういう事かと言うと…
最初から同じ色の土管さえ通れば自ずと迷路を攻略出来るという事だったのだ(テポドン投下)。
杏「こう言うのは余計な事せずに土管の色で判断すれば良かったんだよね」
甜花「にへへ…前にゲームで学んだから…」
甘奈「やっぱり2人とも凄いね!!」
千雪「此処でもゲーマー組の知識に助けられちゃったわね」
さて、次々と土管迷路を攻略したチームは次なるギミックへと進んでいく。その3つ目のギミックと言うのが…
リンク「何だコレ!?蟻地獄か??」
クラウド「下手に突っ込めば飲み込まれるぞ…」
しずえ「大人しく縁ギリギリの所を行くしかないのでしょうか?」
ファルコ「それでも道が狭いから落ちるかも知れないぞ…」
一同の前に立ちはだかるのは巨大な蟻地獄であり、飲み込まれれば当然リタイアとなる危険地帯だ。唯一まともに走れるのは縁ギリギリの所だけであり、しかも道幅も狭いので少しでも脱輪すれば一貫の終わりだ…;;;
シモン「あんな狭い所走るのは流石にキツいぞ…」
ピーチ「待って。寧ろある程度中の方を走ってもキノコさえあれば抜けれるかも…」
リヒター「確かに砂の流れはそこまで速くないしな」
ロゼッタ「幸いにもキノコは3つあるので此処を越えるのには十分でしょう」
此所でピーチチームが蟻地獄の砂の流れの速さを見て、敢えて(飲み込まれない程度に)中を突っ切る作戦に出た。一応蟻地獄の範囲に入っても『飲み込まれさえしなければ』コースアウトにはならないのでこれでも一応はセーフだ。
だが、此処を越えようとする猛者は彼女らだけに留まらなかった…!!!!!
甘奈「ちょっと待って!!そのまま突っ込んだら飲み込まれちゃう!!!」
杏「何て事はないよ。このスピードなら飛び越えれるから」
千雪「飛び越える…ってまさか…」
甜花「そろそろ出るかな…」
\バサッ/
甘奈&千雪「凄ーい!!!ホントに空を翔んでる!!!!」
杏「これで一気に攻略だー!!!!!!」
甜花「このデビ太郎カイト…凄い…」
一方の甘奈チームは直前でデビ太郎カイトを出して空中から攻略する事になった。しかも最短経路で抜けられるので間違いなくトップに躍り出る事も容易だ。
その後も様々なチームが試行錯誤を凝らして巨大蟻地獄地帯を攻略しようとするが、全員が全員上手く行く筈もなく一部はギリギリの所で何とか這い上がろうと苦心するチームも見られた。
まだまだ難所は続く…
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(4) ( No.95 )
- 日時: 2020/05/13 21:38
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
続き
さて、今度は一面氷の床となっているステージであり、ツルツル滑る上に所々穴が空いており、落ちれば水の中に特攻となるという事で非常に走りにくくなっている。
杏「うわっ…滅茶苦茶滑るね~」
甜花「此処は敢えてスピードは上げない方が良いかも…」
千雪「少しでもズレたら水に落ちちゃうから慎重にね」
甘奈「迂闊にキノコとか使って曲がれないのがネックだよね…」
ピーチ「ハンドリングが…キツいわ…!!!」
リヒター「よりによってあんな狭い所にアイテムがあるからな…エグいぜ;;」
シモン「しかも後ろも詰まってきたな;;;此所で抜かれる訳にはいかんのだがな…!!」
ロゼッタ「何としてでも早めに抜けるに越した事はありませんけどね」
当然此所でスピードを出すのはキツいという事で開いていた差も徐々に縮まりつつあり、接戦になるかに思われたが…
マリオ「此処は慎重にハンドルを切らないとマズいな…」
カムイ「しかもあんな所にバナナ置いてるし…」
ジョーカー「嫌がらせとしか思えないn…」
ゼルダ「皆前を見て!!!!!」
マリオ&カムイ&ジョーカー「「えっ…ってバナナの皮がぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
\ザパーン!!!!!/
よりにもよって通れる場所にバナナの皮が置かれていた為にスリップを起こしそのまま水中へ転落。これで初めての脱落者が出る…筈だったが…
マリオ「あれ?普通に走れてるぞ?」
ゼルダ「という事は脱落じゃないという認識で良いんですね;;;」
そう、氷の床の下の水中にもコースが敷かれていたのだ!!!!(ミサイル投下)此所で脱落者を大量に出してもつまらないだけだと感じた運営の手によって特別に水中への特攻もコースアウトにはならないという形になった。尚、自転車自体は水陸両用なので全く以て設備上の問題はない。因みに氷上ルート、水中ルートのどちらで行ってもその先の洞窟内に繋がるように設計されている。
そんな中、リンクチームが氷の湖にやって来たのだが…
ファルコ「何だこれ…まともに走らせる気ねぇだろ;;;」
クラウド「これを落ちないで行くのは相当難しいぞ…」
リンク「いや…待てよ…。こう言うのは意外と下にも何かがあったりする筈だ…」
しずえ「まさか…」
どうやらリンクチームにも作戦があるようだが、初見では気付かない隠しコースの存在を匂わせるような雰囲気にマリカ経験者のリンクが薄々勘づいたようだ。そう言うと徐に自転車を漕ぎ出し…
そのまま水中へ突っ込んで行ってしまった!!!!(ICBM投下)
一同( Д) ° °
走ってる途中で落ちてしまうならまだしも、まさか自ら落ちていくというチート染みた技を目の当たりにした他のチームの面子は思わず目玉が飛び出る。
杏「ちょっと待って!?!?アレってアリなの!?!?」
ロゼッタ「どう考えても反則だと思うんですけど」
ちひろ「一応行っておきますけどコースアウトにはなってないのでこれは有効ですよー」
甘奈「って事はアレは反則じゃないって事!?!?」
はづき「まあ最低限のルールは守っているので別に問題はありませんけどね」
一応『最低限のルールを守りさえすれば』、ショートカットしようが何しようが構わない訳で、別に意図して水中に特攻する行為は不正行為にはならないのである。
これが功を奏したのかは定かではないが、水中へ落ちたリンクチームとマリオチームが真っ先に洞窟へと入っていく事になった。
一先ずこの時点での順位は…
1位:マリオチーム(暗紅組)
2位:リンクチーム(鬱金組)
3位:甘奈チーム(躑躅組)
4位:ピーチチーム(深緋組)
~~此処まで第4ステージ~~
5位:ヨッシーチーム(躑躅組)
6位:フォックスチーム(赤橙組)
7位:ヤイバチーム(深緋組)
~~此処まで第3ステージ~~
8位:咲耶チーム(暗紅組)
9位:タートルチーム(赤橙組)
10位:真乃チーム(鬱金組)
…となっている。果たして此処から試合はどう動くのか…???
まだまだ続きますぜ。
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(5) ( No.96 )
- 日時: 2020/05/13 21:39
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
続き
マリオ「何かよく分からないが取り敢えずトップだな」
ジョーカー「でもまだ油断は出来ないんじゃないか?」
カムイ「て言うか暑くないか?」
ゼルダ「さっきまで氷の湖を走ってた筈なんですけど…」
暫定トップのマリオチームは洞窟の奥の方に一足早く進んでいた。さっきまでの寒さとは打って変わって今度は暑く感じるレベルのコースになっている。と言うのも…
カムイ「うわっ!?火柱が上がってるぞ!?!?」
ゼルダ「しかも一面の溶岩じゃないですか!!」
そう、第5のギミックというのが一面マグマに囲まれた火山という事だ。しかも所々火の玉がコース上に降りかかったり、隙間から火柱が上がったりと危険極まりない。その上、さっきのように落ちてもそのまま進めるという訳でもないので正に地獄絵図だ。
マリオ「でもさっきよりは道が広いから火の玉とかに気を付けていけば何とか攻略出来そうだな…」
ジョーカー「やっぱり此処も早く抜けておきたい…」
一方、第4ステージをクリアしたチームが次々とこのマグマ地帯に突入しており、第2ステージで苦戦していたチームもようやく第3ステージを攻略する所まで来ていた。因みに第3ステージにいたフォックスチームは途中の蟻地獄にハマってしまい、そのままリタイアとなってしまった(リタイアとなったチームは進み具合によって順位を決めるので0ptsにはならない)。
リンク「此処のマグマも結構厄介だよな;;;」
ファルコ「うわっ熱っ!!!火の玉飛んで来たぞ!?!?」
杏「走ってるだけでも汗が出るね;;;」
甘奈「しかも落ちたら一発アウトだし慎重に行かなきゃ…」
ロゼッタ「何だかんだ言って此処も難しいですね…」
シモン「こんな所で赤甲羅被弾とかしたら目も当てられないだろうな;;;」
各々がマグマ地帯を進んでいく中、先頭のマリオチームはいよいよ火山の出口という所まで進んでいたのだが…
ゼルダ「何ですかアレは…」
ジョーカー「そんな馬鹿な…」
出口付近の光景を見た4人は絶句。果たして其処には…
大量のファイアスネークと高速回転するファイアバー、そして口から勢いよく火を吐くクッパ像があったのだ(キラー投下)。
マリオチーム( ) °Д°
マグマ地帯最後という所でレーサーの心をへし折るようなギミックに思わず唖然とする。て言うかこれスターとかじゃないと絶対ノーダメージで越えられないだろ。当然此所でダメージを喰らってしまい大幅なタイムロスとなるチームが大勢出たのは言うまでもない。
一方その頃、真乃チームが運良くキラーを引き、蟻地獄地帯を華麗に乗り越えて氷地帯に入った他、ヤイバチームも第4ステージを高速でクリアし、マグマ地帯へと足を踏み入れていた。その後も咲耶チーム、タートルチームが次々と氷地帯に入り、ヨッシーチームも何とか氷ステージをクリアする事に成功した。
さて、火山出口付近でかなりカオスな事になったが、何とかリタイアする事なく抜ける事が出来た。此所で現在トップを走っているのは…
甜花「何とか…抜けれた…」
千雪「キノコでリカバリー出来たのが大きかったかしら」
何と甘奈チームだった!!彼女らは3位でありながらも偶然にもキノコ×4を持っていたので、ある程度のリカバリーが出来た他、敢えて(ファイアスネークとかがいない)外側を走る事でダメージを最小限に抑えたのだとか。流石はゲーマー組の戦略と言った所だろうか。
その後もマリオチーム、リンクチーム、ピーチチーム、ヨッシーチームの順に火山地帯を後にして次のステージへと進んでいく一方で、此所でヤイバチームが大幅にコースアウトしてマグマにドボンした事で無念のリタイアとなってしまった。
感想はまだ。
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(6) ( No.97 )
- 日時: 2020/05/13 21:40
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
続き
地獄のような火山地帯を抜けたチームに待ち受けている第6のギミックは雲海に佇む多種多様な雲。ただでさえ空中という事で落ちたら一発アウトな上に、途中には雷雲地帯もある上に視界も悪いのでやっぱりレーサー泣かせのステージである(但し本家とは違い、雷に当たってもチビ状態にはならない)。
甜花「何か…凄く…暗い…」
甘奈「ランダムに雷が落ちてくるのも中々怖いよ…」
マリオ「何だこれ…ゲッソー喰らった訳でもないのに視界が…;;;」
カムイ「まだ此処は柵があるから良いが…」
リンク「霧が濃過ぎねぇか?」
クラウド「前が見えないのが不安でしかないな;;;」
当然この有り様なので多くのチームが通過するのに手こずる事になったが…
リヒター「この視界をどうにかしたい所だが…」
ピーチ「だったら仕方ないわ。これを使うしか…」つスーパークラクション
シモン「この赤いのでどうやって切り抜けるつもりd…」
\バコォォォォォン!!!!!/
ロゼッタ「一気に視界が開けましたね!!」
ピーチ「今の内にバッコリ抜けるわよ!!!!」
何とキノコ王女の放ったスーパークラクションが視界を遮っていた霧や雲を一気にはね除けたのだ!!!(トーピード投下)赤甲羅やトゲゾー甲羅を無効にするだけじゃなくてこう言う障害物的な奴まではね除けるとは何処まで有能なんですかスーパークラクション。
だが、全員がスーパークラクションを持っている訳ではないので誰かが打つのを待つまで辛抱強く待ったり、無理矢理にでも抜けたりしようとする猛者もいたとかいなかったとか。
ヨッシー「運良く視界が開けてるのが有り難いですね;;」
ライラック「早いことキノコとか使って抜けちゃわない?」
テリー「とは言っても手もとにはボム兵しかないのだが」
ドンキー「取り敢えず前に投げとけ」
ヨッシーチームが持っていたボム兵を投げた頃、前方では…
ゼルダ「やっと視界が開けて来ましたね;;;」
ジョーカー「此処からは一気にグライダーで降りていく感じか…」
杏「地面は見えてるけど此所で落ちたら嫌だなぁ…;;;」
千雪「何とかして抜けたい所だけど…」
視界が開けた先には次のステージとなる地面が見えており、一気にグライダーを使って降りていく感じになっている。しかし、そう簡単に通過出来る程甘いレースではない。そう、此処には…
ファルコ「何ィ!?!?竜巻だとォォォ!?!?!?」
しずえ「吹き飛ばされますよ!?!?」
シモン「何でこんな厄介な仕掛けが多いんだ!!!」
リヒター「吹っ飛ばされる前に抜けるぞ!!!」
はい、巨大な竜巻が堂々と鎮座してました(TNT投下)。竜巻自体は中心に向かって吹き込むのだが、一度吹き込まれれば上昇気流に乗ってそのまま上空へ押し上げられ、下手すればコースアウトになる危険性も孕んでいる…;;まあ中心部から反れた所を飛べば済む話なのだが、皆さんはお忘れでは無いだろうか。そう、とあるチームが投げた『アレ』を。
リンク「此処は中心は絶対に通ったらダメだ!!」
マリオ「多少遠回りにはなるが此処は我慢するしk…」
\チュドゴーン!!!!/
一同「「爆発したぁぁぁぁ!!!!!!!!!」」
リンクチーム「「いぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」
最悪な事に例のボム兵がよりにもよって竜巻地帯で爆発を起こし、竜巻のパワーも相まってか爆風が広範囲に広がるという大惨事が起こってしまった。幸いマリオチームとピーチチームはかなり離れた所を飛んでいた事や甘奈チームは既に竜巻地帯を通過していたので事無きを得たが、運悪くリンクチームが爆風に巻き込まれそのままコースアウトになり無念のリタイアに。
カムイ「うわぁ…外側行っといて良かった;;;」
ピーチ「あのボム兵投げた奴後で話し合い決定ね(^ω^#####)」
その頃、真乃チームは地獄のファイアスネーク地帯を命からがらで通り抜け、咲耶チームとタートルチームもマグマ地帯をキラーやらスターを使って高速で通り抜けている最中だったという。
レースはいよいよ佳境を迎える…!!!
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(7) ( No.98 )
- 日時: 2020/05/13 21:41
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
続き
竜巻ボム兵事故ですったもんだあったが、各チームが地上に降りてきた。そして直ぐに第7のギミックのお出ましとなった。
甘奈「車が多くない…?」
杏「確かに此処まで多いと自転車の入る隙間もないな;;;」
ロゼッタ「結構スレスレの所に入ってきますね;;;」
シモン「迂闊にドリフトが掛けれないのが難儀な所だな;;」
今度は交通量の多い道路を走るステージとなっており、車が多いので少しでも左右にズレれば事故は避けられない。だが、それ以上に脅威となるのが…
\ビュゥゥゥゥゥン!!!!!/
ジョーカー「今何か高速で通り過ぎて行ったな!?!?」
ゼルダ「心臓が止まるかと思いましたよ;;;」
テリー「マジでビビるわ;;;」
ドンキー「て言うか今気付いたけど線路があるんだな」
レーサー達の前を疾風の如く何かが通り過ぎて行ったが、ソイツは線路の上を走っていた。もうお気付きだろうが、此処でのギミックは『高速で走る路面電車』である。そりゃあんな車の多い中を何食わぬ顔で爆走する電車を見たら誰だってビビるに決まってる。しかも併用軌道というこれまたレーサー泣かせのとんでもないオマケつきなので尚更ヤバい。
だが、この車の多さと爆走路面電車というギミックのお陰からか、此処での試合の動きと言うのはあまりなく、順位も変動しなかったので、各チームがマイペースに走るという感じになってしまった。一方、真乃チームは案の定竜巻地帯を前に手こずる事となり、その間に他の2チームに追い抜かれてしまう事になった。
此処で一旦現在の順位を確認しておくと…
1位:甘奈チーム(躑躅組)
2位:ピーチチーム(深緋組)
3位:マリオチーム(暗紅組)
4位:ヨッシーチーム(躑躅組)
~~此処まで第7ステージ~~
5位:タートルチーム(赤橙組)
6位:咲耶チーム(暗紅組)
7位:真乃チーム(鬱金組)
~~此処から下は脱落チーム~~
8位:リンクチーム(鬱金組。第6ステージで脱落)
9位:ヤイバチーム(深緋組。第5ステージで脱落)
10位:フォックスチーム(赤橙組。第3ステージで脱落)
…となっている。
さて、レースはいよいよクライマックスを迎える事に。最後に待ち受けているギミックというのが…
ピーチ「えっ…」
杏「そんな馬鹿な…」
彼女らの目の前に現れたのは…
ゴールへと向かう土管の目の前に超急勾配で尚且つ床がローションまみれの坂があったのだ(ニトログリセリン投下)。
まともな面子( ) Д ° °
ギャグカオス組「「ちょっwwwwww何じゃこりゃwwwwww」」
某感謝祭のぬるぬるネタでお馴染みのローションが塗られている上に、競輪選手養成所の地獄坂も裸足で逃げ出すレベルのパーミルを誇る坂を目の当たりにした面子は仰天。最後にして地獄のようなデスマッチが行われようとしているのだった…!!
♪盆回り
杏「だったら上等!!!気合いで登りきってやるぞぉぉぉぉぉ!!!!!」
千雪「後ろから赤甲羅が…!!!」
杏「えっ!?!?それ当たったらしばk…\バコン!!/…しばくぞゴルァァァァァ!!!!(▼益▼########)」
リヒター「よし!!!今度こそ俺らが1位d…」
ロゼッタ「マズいです!!トゲゾーが…」
ピーチ「何でこんな時に来るのよー!!!!!!!\チュドゴーン!!!!/」
マリオ「今の内にゴールへ急ぐz…」
\バコォォォォォン!!/
カムイ「そこでクラクションはないって!!!!!!!!」
ライラック「連続キノコでぶっ飛ばすよ!!!!!!!!」
ヨッシー「ああああああ!!!!!!前にバナナが!!!!!!!!」
ドンキー「ちょぉぉぉぉぉい!!!!!!!!んなもん置くなゴミカスが!!!!」
最 後 に し て ま さ か の 大 荒 れ
- カオスまみれの大体育祭――Part 3(8) ( No.99 )
- 日時: 2020/05/13 21:42
- 名前: W683 (ID: nujUYaTi)
続き
各チームが必死のパッチで坂を上ろうとするも、相手の妨害で中々登れない…それ所か一面ローションまみれなので一度被弾すれば麓までまっ逆さま。そんなこんなしている内に残りの3チームも地獄坂の麓にやって来た。
ジャクリン「ちょっと待って!?!?どないなっとるんやこれ!?!?」
モア「皆坂で滑りまくってるぴゅる;;;」
李衣奈「うわっ…こんなのどうやって登れと…」
みく「厄介な場所に来てしまったみたいにゃ;;;」
美穂「て言うかさっきから滑り落ちまくってない?」
めぐる「どうやって攻略すれば良いの…;;;」
登っては滑り落ちるを繰り返す他チームの様子を見て興ざめしたり、諦めの境地に入ったり、絶望の眼差しで見たりと、最早クリアさせる気すらないだろと言いたくなるような表情になる。そりゃ途中にアイテムボックスとか置いてたら無限ループにしかならねぇよ。
だがそんな一進一退の勝負も、あるチームが『あのアイテム』を引いた事で漸く決着が着く事になった。
「えっ!?此処でまさか…」
「一気に追い抜いて行ってない…?」
「これマジでアイツらがゴールするぞ…」
「早く切れろ早く切れろ…」
そしてそのままゴール土管の中へ消えて行った…。果たしてそのチームとは…
ヨッシーチーム「「よっしゃぁぁぁぁ!!!!ゴールだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」
W683「何と!!遂にヨッシーチームがゴールを決めたぁぁぁぁ!!!!!」
一同「「ウォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!」」
そう、最後の最後で最下位まで落ちたヨッシーチームが運良くキラーを引いた事で一気に坂を登りきり、そのままゴール土管へシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!(超!!エキサイティィィィィン!!!)したのだ!!!まさか過ぎる超展開に会場が歓喜に包まれる。
マリオ「嘘だろ!!!キラーで一気抜きって!!!」
甘奈「同じ組とは言え、アレは運が良すぎるとしか;;;」
ピーチ「さっきまでのアレは何だったのよ;;;」
真乃「結局アイテムで出し抜くしかないの…?」
咲耶「あの泥仕合を他所に抜け駆けとは…って自転車が下がってきてないかい?」
タートル「は?…ってやべぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」
\ズルズルズルズル…ズドバシャーン!!!!!!!/
ヨッシーチームの一気抜きに呆気に取られている間に肝心の自転車がローションの滑り具合も相まってか坂を滑り落ちてしまい、全チームが巻き添えを喰らう事に。結局全員が坂の麓まで戻され、再び地獄のような出し抜き合いが続いたのは言うまでもない。
最終的にこの競技の結果は以下の様になったようだ。
1位:ヨッシーチーム(躑躅組)
2位:咲耶チーム(暗紅組)
3位:ピーチチーム(深緋組)
4位:タートルチーム(赤橙組)
5位:真乃チーム(鬱金組)
6位:甘奈チーム(躑躅組)
7位:マリオチーム(暗紅組)
8位:リンクチーム(鬱金組。第6ステージで脱落)
9位:ヤイバチーム(深緋組。第5ステージで脱落)
10位:フォックスチーム(赤橙組。第3ステージで脱落)
【現在の得点】
・鬱金組:530pts
・赤橙組:460pts
・暗紅組:550pts
・躑躅組:535pts
・深緋組:460pts
一先ず今回は此処まで。次回は第6・7競技目をバチコリやっていきますのでお楽しみに。
それでは感想OKです。