二次創作小説(新・総合)
- 極楽の毒アイス ( No.359 )
- 日時: 2020/07/06 17:45
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)
>>桜木霊歌さん
コメントありがとうございます。
・・・アイスを売っていたドクリの言う通り、汗をかくことは究極のデトックスなんですよね。
・・・はたらく細胞・・・あの世界観の場合、カービィの体の中ってどうなってるんでしょうかね・・・;
コメントありがとうございます。それでは、本編の続きです・・・。
その夜・・・・・・
<有川宅>
有川「・・・ふう・・・・・・涼しいなぁ・・・・・・ん?・・・よくよく考えてみたら・・・あのアイスの効果って、暑さを感じない・・・ってことかな?・・・もし、火傷した場合は・・・・・・いやいやいや。マイナスなことは考えない方がいいわ・・・・・・早く寝よう・・・」
・・・有川表裏が眠ったのだが・・・その矢先に・・・
カスタマーサービス『・・・結局、あのアイスを1ヶ月以内で2本以上食べた場合に何が起きるのかはわかりませんが・・・ちょっとちょっかいをかけてみましょうか・・・・・・出番ですよ。『UMAランプ』。』
・・・そこに、魔女のような格好の少女が。・・・UMAランプという少女は、有川宅にランタンを投げつけて・・・・・
有川「・・・・・・・ん・・・・?」
・・・外から叫び声が聞こえていた。・・・有川表裏が目を開けると・・・
・・・彼女の家が、燃え盛っていたのだ。
有川(噓・・・・!?・・・私なんで気づかなかったの・・・!?・・・ていうか、熱くない・・・これってアイスのお陰ってこと・・・?・・・ん?待ってよ・・・?・・・何か変な感じがするような・・・?)
・・・そう思って、自分の手のひらを見てみると・・・
有川「・・・噓っ・・・・・」
・・・彼女は正気じゃいられなくなった。・・・彼女が火だるま状態になっていたからだ。
有川「あっ・・・あっ・・・・・」
・・・もう手遅れ・・・彼女はそう確信した。・・・だが・・・
「ハアッ!!!!」
その時、大量の水が、滝のように降ってきた。それによって、燃え盛っていた炎が秒で消えた。
有川「あっ・・・・・」
アクア「・・・この私、水の女神アクアにかかれば、火事なんてすぐにどうにかなるわ!」
消防隊「今のうちに行くぞ!家の中に負傷者がいるはずだ!」
消防隊達「了解!!」
佳奈子「・・・不二咲さんの嫌な予感・・・的中しちゃった・・・」
関城「・・・いったい誰が・・・?」
有川「うぐっ・・・・」
カスタマーサービス『・・・さて、少々細工してみましょうか・・・』
・・・カスタマーサービスは、闇の瘴気を、意識はありながらも倒れこんでいた有川表裏に刺す。
有川「・・・うっ・・・」←失神
・・・すると、有川表裏の体内に入っていた毒の魔力が形になり、火だるまの少女のような怨霊が出てきた。
消防隊「・・・!いたぞ!意識を失ってい・・・!?」
怨霊《火だるま少女》「ううう・・・・・・・」
火だるま少女は、ジャンプして家から出てきた。
火だるま少女「うがあああああ!!!」
アクア「!!さては怨霊ね!」
佳奈子「・・・やるっきゃないか!」←ツキノワに変身
ツキノワに変身した佳奈子は、早速火だるま少女に必殺技を仕掛けようとする。
ツキノワ「斬月栄輪!!!」
火だるま少女「弾いてや・・・「ピュンッ!!!(毒の矢が刺さる」うがっ・・・!?」
突如飛んできた毒の矢が火だるま少女に刺さり、隙ができる。そして、斬月栄輪が火だるま少女にクリーンヒット。
火だるま少女「ぎゃあああああああああ!!!」←消滅
佳奈子「・・・いっちょ上がり。(変身が解ける」
消防隊「直ちに救急車を!」←有川表裏を運びだした。
関城「・・・ていうか・・・さっきのは一体・・・?「私よ・・・」!?」
・・・やってきたのは、アイスを売っていた『UMAベノム』のドクリだった。
ドクリ「・・・なんで・・・こうなっちゃったんだろう・・・」
佳奈子「・・・あなた・・・昨日の・・・」
ドクリ「・・・」
関城「・・・あの・・・なんで、有川さんに魔力を込めたアイスをあげたんですか・・・?」
ドクリ「・・・見られてたのね・・・・・・まあいいわ。全部話してあげる。
・・・・・・私・・・ホントはただただ周りの人にアイスを売りたかっただけなの・・・」
佳奈子「・・・どういう・・・ことですか・・・?」
ドクリ「・・・小さい頃、この町で食べたアイスがとってもおいしかったの。・・・それで、私はいつか自作のアイスをこの町で売って、町の人たちを喜ばしてあげよう・・・なんて、単純な理由だけど、そう思ってたわ。・・・でもさ、私、異質な毒の力を持ってたから、故郷から差別とかを受けてたの。・・・その内、私は再びこの町に流れ着いて・・・・・・種族の問題とかで、食料のに関してはあんまり関係なかったけど、服や道具とかを買うお金はなかった。お金がない時点で町にお店を開くことはできいし・・・・・・家もないから、私あの海辺の洞窟に住み着いたのよ。・・・あの洞窟に流れ着いていた物で何とかやって、あの洞窟で店を開いてみた。・・・お金はどっちでもよかった。・・・でも、なんのうわさもないのに、暗い洞窟に、誰かが寄ってくることなんて滅多になかった。・・・それで、自分の毒の力で、ほんの少しだけ弱めの毒を細工して、『食べたら1ヶ月間汗をかかなくなる』・・・そういうアイスを作った。
・・・でも、その話を聞きつけた一部の女の子が、約束を破って、欲に負けてアイスをたくさん食べすぎて、その子は体が溶けて死んだ。
・・・何で、たくさん死んだ人が出たのに、今でも商売を続けたのは、いまでもわからないわ。」
一同「・・・・・・・」
ドクリ「・・・結局、私には何もできない・・・諦めがついた・・・「そんなことない!!」っ・・・!?」
すると、すぐには再起不能になっていたはずの有川が起き上がった。
ドクリ「!!・・・ちょ・・・じっとしておいた方が・・・」
有川「・・・だって・・・ドクリさんが・・・作ってたアイス・・・とってもおいしかったよ・・・」
ドクリ「え・・・」
ドクリ『・・・ふふっ。おいしい。我ながらよくできたわね。・・・みんな食べてくれるかなぁ・・・』
有川「・・・だから、あきらめたりしちゃダメ・・・!」
ドクリ「・・・・・・・でも・・・「・・・困っているようだな。」・・・!?」
???「・・・全くの他者に手を貸すのはしっくりこないが・・・」
翌日・・・・・
<バトリオ海岸>
・・・ある海の家
ドクリ「・・・いらっしゃい。・・・アイス・・・食べる?」
子供「うん!アイスください!」
佳奈子「・・・海の家かぁ。流石に都内に店舗を開くのは限界だったのね・・・」
関城「・・・でも・・・ドクリさんの夢・・・叶ったかもね。・・・まさか、あなたが手を貸すなんてね。」
???→十神「・・・・・・何の事だ。」
・・・そして、佳奈子のウォッチから、3枚のメダルが抽出された。
・・・一枚は『極楽の毒アイス』がイメージされたミステリアルメダル、もう一枚は『UMAベノム《ドクリ》』の召喚メダルだった。
佳奈子「・・・・・・これで無事解決・・・ね。」
ドクリ「・・・・ありがと。またきてねー。「すいませ-ん。」・・・あら・・・」
有川「・・・アイス・・・一本もらえませんか?」
ドクリ「・・・ええ。いいわヨ。」
・・・終わり
~後書き~
今回は、新たな二十一の謎のお話でした。これで解決した謎は8つです。
・・・なんだかんだで今回はここまでです。感想OK。