二次創作小説(新・総合)
- Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.183 )
- 日時: 2020/09/13 16:47
- 名前: 琴葉姫 (ID: DgEDzvxC)
めっちゃお久しぶりです。琴葉姫です!
最近スランプに陥ってまして更新が出来ず申し訳ありませんでした…。
それと自分、ようやくtwstのアプリダウンロードして監督生になりました!これでtwstキャラ本契約で皆出せます!←
そしてそしてそして!!!アズール君様PUで!!!アズール君様の恒常カードコンプしたしたああああああああ!!!!!!!!!!!!本当に嬉しいです。°(°´∀`°)°。まあ天井は行ったんですけどね!!!(吐血)でもすり抜けなかったからアズール君様は本当に慈悲深い………(拝)
まあ今回のSSではアズール君様出ないんですがね←出るのはレオナ先輩とラギー君、エーデュース、そして夢交界の監督生であるマーリンと、意外な?人物です。
元ネタは私の大好きなYouTuberさんであるQuizKnockさんの動画です。パロディ…と言いたい(震え声)気になる方は「QuizKnock 野菜」で検索検索ゥ!!!(ダイマックス)
※注意!※
・レオナさんが滅茶苦茶キャラ崩壊してます(!?)レオナさんが好きな人はあまり見ることをおすすめ出来ません。
・二次創作特有の捏造、ご都合展開満載。
・小説というよりはSSです。会話文ばかりで読みづらく申し訳ないのです…orz
・ぶっちゃけ元ネタの動画観て脳内補完した方が早い←
それでも大丈夫という方はよろしくお願い致しますm(_ _)m
↓
レオナおじたんの食レポだけで野菜の名前を当てるクイズ
マーリン「突然ですがクイズをします!」
エース&デュース「本当に突然だなオイ!?」
マクワ「本当に唐突ですね!?」
マーリンの発言に、エースとデュースとマクワは同時に同じ事を叫んだ。
四人の他には、ラギーがいる。
更に、その後ろには…
レオナ「………………」
椅子に縛られ、ハート型の首輪をはめられたレオナがいた。…今にでも人を殺すとでもいうような目でマーリンを睨み威圧しながら。
そんなレオナの視線を浴びても痛くないようである、ある意味最強なのかもしれないマーリンは高らかに宣言した。
マーリン「レオナ先輩、何食べたでSHOW~~~!!!」
ラギー「いえーい☆」
マクワ&エース&デュース「………は?」
マーリンの宣言(?)にラギーはにこにこしながら拍手するが、先程叫んだ三人はぽかんとしてマーリンを見ている。
ぽかんとしている三人と、未だに殺気を収めることのないレオナを無視し、マーリンは説明を始める。
マーリン「本日も『レオナ先輩、何食べたでSHOW』のお時間がやってまいりました!司会のマーリンでございます」
ラギー「毎年恒例のね」
エース「ラギー先輩どうしました???お腹すきすぎて頭回ってないんですか???」
マーリン「『レオナ先輩、何食べたでSHOW』ではですね…」
エース「おいマブを無視すんなマーリン」
マーリン「野菜が大嫌いなおじt…レオナ先輩がですね、大嫌いな野菜を食べた時に食レポをしていただくわけです」
デュース「えっ…!?あの野菜嫌いで有名なキングスカラー先輩が!?」
マクワ「え、レオナさん野菜嫌いなんですか?まぁ、ライオンですし嫌いな人も多いですけど…」
レオナ「うるせぇ…!なんで俺がこんな…!」
ラギー「おやおやぁ?レオナさん、本当に食べなくていいんスかぁ?」
レオナ「ラギーテメェ…!裏切りモンがッ…」
エース「え、なになに、ラギー先輩とマーリン何企んでんの!?」
マーリン「企んでるとは失礼だなぁ。私はただ肉ばっかり食べて野菜を摂らないおじたんせ…じゃなくって、レオナ先輩が心配だってラギー先輩から相談を受けてだね、野菜を好きになってもらおうと」
ラギー「レオナさんの野菜嫌い舐めてたッスわ…もう手段は選ばないッスよ」
マクワ「普通にドレッシングとかをかければいいのでは…」
エース「マクワ、マジレスしなくていいから」
マーリン「それでおじたん先輩が今何を食べてるかっていうのを早押しで当ててもらうよ!ほら、長机の上に四つ分の回答ボタンがあるでしょ?」
デュース「うわ本当だ!良くそろえたな…」
マーリン「夢交界から借りた!」
マクワ「何でもアリですね…というか早押しである意味あります?」
マーリン「まぁまぁ!ということで本日のお客様のレオナ・キングスカラー先輩で~す!」
レオナ「ふっざけんな…ふざけんなよ…!」
明らかに不機嫌度MAXのレオナ。彼は両手は自由だが胴体と椅子の背もたれ、そして両足と椅子の足が縄でぐるぐる巻きにされており、逃げることのできない状況だ。
それに付け加え、リドルのユニーク魔法「首をはねろ(オフ・ウィズ・ユア・ヘッド)」ではめられた対象者の魔法を封じる首輪がつけられており魔法で抵抗が出来ない。
何故彼がリドルの首輪をつけられているのかって?エミヤの作ったいちごのタルトを一口食べたところ絶賛され快く了承してくれた。それとレオナに野菜を食べて欲しいのは彼も同じようだったから。
マーリン「あれあれ、おじたん先輩?これは双方の合意の下でやってるんだよ?」
レオナ「その呼び方やめろっつってんだろ!つか、あんなもん合意じゃなくて脅しじゃねーか!」
デュース「脅し!?マーリンお前、キングスカラー先輩に何を!?」
マーリン「脅しって言う程の事でもないと思うけどなぁ。そう思ってるのはおじたん先輩だけだと…」
レオナ「うるせぇ!早く終わらせろ!ハッ、こう見えても俺は弁当とか飯屋で野菜が出て来たら一口は食べるんだぜ?」
マクワ「なんの強がりですか???」
マーリン「残したら駄目だもんね!流石おじたん先輩育ちがいい~!」
エース「なんだコレ(なんだコレ)」
レオナ「だから今回はひとくちは食ってやる。だがふたくち目行くかは分からねぇ!」
デュース「そう言うところだと思いますよキングスカラー先輩」
マーリン「食材は全五品!それでは一品目参ります!」
○●○●○
左からマクワ、エース、ラギー、デュースの順番で椅子に座り、机の上に置かれている解答ボタンに手をかける。
4人は目を瞑り、後ろにいるレオナの机に一品目の野菜が配られる。
なお、レオナの机には衝立がされており、野菜が何かは解答者にはわからなくなっている。
ちなみに解答権の早押しはレオナの食レポが始まった時点で可能・一問につき一回のみの解答が出来る。
マーリン「では、実食お願いしますッ!」
マーリンが勢いよく宣言する。…が、レオナは配られた野菜であろうものを見下ろして言葉を詰まらせる。
やっと口から出た言葉は…
レオナ「…おい、これこのまま食うのか」
その言葉に解答者達が騒ぎ立てる。
エース「このまま!?」
デュース「このまま食べる!?」
レオナ「えっちょっとまて食べ方が分からねえ」
マーリン「そのままを楽しんでいただく食材です(マジキチスマイル)」
レオナ「えっ…ちょっと待てこれ食ったら俺死ぬかもしれねぇ」
エース「なっなっなんの食材!?それは本当に人間が食えるものなのか!?」
マーリン「大丈夫ラギー先輩にライオンの獣人が食べても大丈夫なものをピックアップしてもらったものから選んだから!あとおじたん先輩にアレルギーがないことも知ってるよ!(※捏造です公式では分かりません)」
レオナ「ふっざけんなよ本当に…!!」
ラギー「じゃあ普段は切られて出されるものッスかねぇ」
マクワ「ラギーさん結構鬼ですよね…」
レオナ「…いただきます」
デュース「(いただきますってちゃんと言うんだ…)」
レオナ「マジ…?マジで言ってんのか…??」
二言くらい躊躇いつつ、観念して野菜を一口かじる。
かじり、レオナが口内で噛む音が「ポリポリ」とするのを解答者たちは聞き逃さなかった。
一方レオナは…
レオナ「んんーーー!!!え゛ーーーー…」
マクワ「えっなんですか…(汗)」
エース「普段レオナ先輩の口から聴かないような声が…(汗)」
レオナ「あ゛~~~~~~~~~~~~ヤバイ、ヤバイ!」
デュース「ヤバイってなんですかキングスカラー先輩!?」
レオナ「ヤバイ!うわヤベェ!これヤベェマジでヤベェ!」
マーリン「いやおじたん先輩にあるまじき発言が」
レオナ「なんだコレ…塩酸飲んだみてぇな…」
マクワ&エース&ラギー&デュース「塩酸!?」
レオナ「舌を刺すみてぇな痛みが…あと野菜特有の匂い…」
マーリン「ヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ラギー「当たり前でしょ野菜なんだから!wwwwww」
エース「前 途 多 難 す ぎ る」
マーリン「ちょっと回答者が分かっていないようなのでもう一回食べて頂ければ」
レオナ「お前の住んでる(?)カルデアってとこ全部砂にしてやろうか(ブチギレ)」
マーリン「いや多分おじたん先輩のユニーク魔法でも出来ないと思うよ(震え声)」
ラギー「そうッスね!音を聞きたいッス!」
デュース「そうだな音は大事だからな!」
エース「お前もえげつないな」
レオナ「チッ!!!」
盛大にしたうちはするも、素直にもう一口食べるレオナ。やはり育ちがいい(?)
再びレオナが口にするとやはり特徴的な音が聞こえてくる。
エース「滅茶苦茶硬い?」
マクワ「ポリポリ感というかシャリシャリ感がありますね」
レオナ「あー、確かにリンゴとか梨みてぇな食感だなってかヤベェマジでヤベェ」
ラギー「ええええええええなんスかコレ(真顔)」
ここまでの食レポで得た情報は「塩酸を飲んでいるみたい」「野菜特有の匂い」「リンゴや梨のような食感」。全く分からない。
見かねたマーリンが「どうヤバイですか?」とレオナに問う。
レオナ「あ゛ー!そもそも俺辛いのも嫌いだが辛いが唐辛子的な辛さじゃねえ…」
ここでボタンが押された!押したのはデュース!
デュース「大根!」
果たして…
マーリン「残念!」
デュース「(チーン)」
マクワ「えっ大根じゃないんですか!?僕も大根だと思いましたよ…」
記念すべき(?)初めの解答が空振りに終わりデュースは意気消沈。
再びマーリンが誘導する。
マーリン「ちなみに何科の味?」
エース「何科!?多分それ言われても俺らピンとこないと思うぞ!?」
レオナ「…バラ科?いやリンゴなだけだが(※リンゴはバラ科)…辛さを取り除いたらリンゴ…」
エース「辛いんでしょまず?えーなに…」
マクワ「!」
ここでマクワがボタンを押した!
マクワ「タマネギ!」
マーリン「正解!」
マクワ「よし!!!」
デュース「ああーそうか!」
第一問を正解したマクワと、正解の野菜を知った回答者達から歓声と納得の声が上がる。
レオナが「これだな」と、二口齧ったタマネギをみんなに見せる。
マクワ「レオナさんライオンの獣人なのに、タマネギ食べても大丈夫なんですね…」
マーリン「ラギー先輩がいいって言ってたから!(言い訳)」
レオナ「つか食べても大丈夫でもこのまま食うか普通!?」
デュース「確かに丸ごと行ったことはないですね…新玉ネギ(※柔らかく辛みが少ないタマネギ)とかだともうちょっと食べやすいと思うけど」
マーリン「旧玉(?)ではあるね」
レオナ「そもそもキツイやつじゃねえか(ブチギレ)」
マクワ「しかもバラ科でもなんでもないし…(汗)」
レオナ「素直にヒガンバナ科って言やぁよかった…」
エース「へー。タマネギってヒガンバナ科なんだ」←
ラギー「そこからなんスね()」
レオナ「ものすげー頑張れば食えるって感じだな」
ラギー「じゃあ毎日ものすごく頑張ってください」
レオナ「はったおすぞ」
○●○●○
続いて2品目。
2品目の野菜がレオナの机に運ばれてくる。
それが完了すると、回答者達は顔上げ目を開く。
マーリン「ではお客人、実食ッ!」
レオナ「…なんだコレ?なんて野菜か分かんねえ」
デュース「おおそうなのか…」
レオナ「いただきます」
一口食べる。
その瞬間、特徴的なカリッという音が発せられ、噛むと先程同様ポリポリと音がする。
レオナ「んぬぅ!うやぁああ~!んぬぅぅうう~!」
マーリン「ブッw」
ラギー「なんちゅー声www…!」
レオナの反応に笑っていたラギーが、何か閃いたように目を見開き、ボタンを押した。
マーリン「ラギー先輩どうぞ」
ラギー「セロリ!」
マーリン「正解!」
ラギー「ッしゃ!」
デュース「ああああ!?」
マクワ「えっマジで言ってます!?」
エース「あああ~!いや俺も思ったんスよ!?思ったんだけど!ちっくしょー!」
デュース「(あれ?まだ食レポしてなかったのにいいのか?)」←
ラギー「やったー!よっしゃー!」
マーリン「何処でわかりました?」
ラギー「なんか食べた時筋張ったっぽい残りみたいなのがあったんスよ。それがセロリっぽいなって」
エース「うわーくそー…」
レオナ「これだな」
そう言ってレオナはスティック状になっているセロリを一本つまんで見せた。
マーリン「どんな味がする?」
レオナ「スイカの皮食ってるみてぇな…」
デュース「ああ~…」
ラギー「皮に近づいた時のアレッスね」
マーリン「ちなみに何かの味?」
マクワ「スイカならウリ科でしょう」
※セロリはセリ科です。
マーリン「ちなみにドレッシング付けて食べてみたら?」
マーリンの指示に嫌々セロリに支給(?)されたドレッシングをつけて食べると…
レオナ「あっこれ付けたら全然イケるな」
マーリン「おお!?」
ラギー「これは良い企画では!?」
レオナ「そんなわけあるか(ブチギレ)」
○●○●○
3品目。レオナの元に食材が運ばれてくる。
それを受け取った瞬間、レオナは「おお…?うーん…」と言葉を溢した。
回答者達は不思議そうな声色でレオナの発した言葉を復唱する。
レオナ「じゃあ…え、これどういう構造してんだ???」
エース&デュース「構造!?」
レオナ「上から食べるのか?」
マーリン「ああないですそういうの…()」
レオナ「ふーん」
エース「えっ上から食べる…?」
ラギー「上下がある野菜?」
デュース「構造に特徴があるってことか…?」
レオナ「いただきます」
レオナがその食材を口に含むが、先程の2品と違い一切音が発せられない。
ラギーが「音ほぼ無い…」と口にした次の瞬間
レオナ「ん゛ん゛ん゛、あーこっ、これキツ、あ゛~~~~~~~~~」
その反応を見たマクワがボタンを押した。
マクワ「ブロッコリー」
果たして…
マーリン「違います!」
ラギー「あーなるほど!上下があってあんまり音しない!エッでも違うんスか!?」
マクワ「じゃあなんなんですか…」
ラギーがレオナに「味どうッスか?」と尋ねると…
レオナ「いやコレ…味ほとんどねぇんだけどニオイだけあるみてぇな…」
エース「は…?」
デュース「味がない…???」
レオナ「…う~ん………ん~………」
マクワ「待ってください具体的な情報が一切ないんですが(汗)」
ラギー「なんもないんスよねぇ…(遠い目)」
行き詰ったのでマーリンが助け船を出す。
マーリン「うーん、大ヒントになると思うんだけど何科の味がする?」
レオナ「…キシメジ科とかか?」
その瞬間、回答者達に電撃が走る!
デュース「…キシメジ科…!?」
ラギー「えっ…じゃあ…」
エース「ということは…!?」
マクワ「カテゴリがわかりました!ジェイドさんが好きな奴ですよね!」
そう、キシメジ科はシイタケやマツタケが属する科。
それを偶然(という名のご都合主義(!?))で知っていた回答者達。すぐさまキノコ類の食材だと感づく。
続いて下の部分?を実食するレオナ。
レオナ「ん゛~~~~~!!!ん゛があぁぁ~~~~」
ラギー「いい加減その奇声なんとかならないんスか、キャラ崩壊ヤバいッスよ…()」
レオナ「あ゛ー、何か一瞬」
レオナ「マックのハンバーガーの味がする」
マクワ&エース&デュース&ラギー「一瞬マックのハンバーガーの味!?」
マーリン「綺麗にハモったね!?」
衝撃の発言を聞いて思考が停止している回答者に追い打ちをかけるように、レオナは更に発言する。
レオナ「ハンバーガーのどの部分だ…?」
エース「なっなんっ何のヒントなんスかソレ!?(驚愕)」
レオナ「なんだっけな…テリヤキ?あぁテリヤキだな。それでなんかこう…かかってるヤツ?」
エース「かかってるヤツ!?」
ラギー「ヤバイッスよコレは!!!!!」
見かねたマーリンが慌てて誘導を開始した。
マーリン「あー、この食材は熱すると旨味が増えるよ。元々旨味が多いんだけど…」
マクワ「どんな旨味成分の味がしますか?」
レオナ「あ?…多分三大旨味成分のどれでもねぇ、と思う。イノシン酸じゃねえし、グルタミン酸でもグアニル酸でもねえ」
ラギー「でもない!?」
マクワ「おぉ…」
マーリン「いやいやいや!?基本的にグアニル酸だよ!!!」
ラギー「あっそうッスよね!?キシメジ科の旨味成分ッスもんね!?」
レオナ「うわもう食いたくねぇ…。…どうしてもっつーんなら一1枚食ってやるけど」
レオナの発言を聞き、回答者が目を光らせた。
───1"枚"!?
マクワ以外の3人が弾かれるようにボタンを押した!早押しを制したのは…エース!
マーリン「はい、エース!」
エース「マイタケ!」
マーリン「正解!」
エース「ッッッしゃあッ!!!!!」
初めての正解に、エースはパンッと手を叩いた後ガッツポーズを決めた。
ちなみに誤解を招く人がいると思うので言っておくが(?)、マイタケはキシメジ科ではなくサルノコシカケ科なのでお間違いなきよう←
あとマイタケは60~70度で熱するとグアニル酸が増える(うんちく野郎並感)
レオナおじたんに奇声発せさせてすみませんorz
やっぱりスマホ投稿慣れねえ…(汗)
感想まだ
- Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.184 )
- 日時: 2020/09/11 21:01
- 名前: 琴葉姫 (ID: nyr1MBL9)
続き!!!
いよいよ4品目に入る。
レオナの元に食材が運ばれてくると、レオナは嫌そうな表情を隠さず「うっわ…」と表情に違わず嫌そうな言葉を溢した。
レオナ「これやべぇ…」
実食が開始された後も、「これはヤベェ…」と戦々恐々な様子だ。
レオナ「いやもう…典型的な野菜の匂い…」
エース「(クッソ…)」
マクワ「(酷い…)」
デュース「(ここ一番いらないんだよな…)」
後輩達が内心無慈悲に悪態をつく中、中々食べないレオナ。
レオナ「こんなデケェ奴じゃなくていいだろ…」
エース「でかい!?」
レオナ「いやでもコレ」
ラギー「食べてください早く(無慈悲)」
レオナ「テメェの部屋の家具全部砂にしてやろうか(ブチギレ)」
意を決して食そうとするレオナだが、口に入れようとした瞬間に怖気づき…
レオナ「えぁあ」
ラギー「早 く し て !!!」
マーリン「バンジー飛ぶ前か!?」
エース「ヒィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
デュース「笑うなよ失礼だろ…wふふっ…www」
マクワ「あなた達…w」
カオスしかない空間の中、エースが弾かれたようにボタンを押した!回答者達からも驚愕の声が上がる。
ラギー「えっマジッスか!?」
デュース「ヒント0だったぞ!?」
マクワ「そんなことあります!?」
レオナ「おい助けろ!」
エースが考えた答えは…
エース「………ブロッコリー」
マーリン「違います!」
エース「あ゛ー違う!!!」
マクワ「無理ですよ今のは!」
レオナ「…仕方ねぇ。情報出してやる」
観念したレオナが食材を一口食べた。
その瞬間、レオナの口からうめき声が発せられる。
マクワ「えっ食べました!?」
レオナ「はへは はへは はへは(※訳:食べた 食べた 食べた)ほへ いあぁ ふちんなかに いええぇ…(※訳:これ 今 口ン中に 入れて…)先端だけ…」
エース「先端!」
デュース「先端がある…」
意を決して口の中のものを噛む。
すると「…食感はあるな」と言葉にする。
次の瞬間───
レオナ「んンんんン!ひゃあぁぁ、あ゛ーーーーーッ!うぅえ…」
マクワ「レオナさんさっきから奇声がすごいですよ!?大丈夫ですか!?」
デュース「あっでも小さいけど塊を噛む音がした!」
ラギー「デュース君情報ありがとうッス!」
デュースの言葉もあり正解を探ろうとするが、レオナが更に事態を混沌とさせる。
レオナ「えっと…そら豆の味だな」
マクワ&エース&デュース&ラギー「そら豆の味!?!?!?」
マクワ「それはそら豆じゃないんですか!?」
レオナ「そら豆の中でも美味しくねぇヤツ」
ラギー「美味しくないヤツ…?????(宇宙猫顔)」
レオナ「茹でてねぇみてぇな…繊維があってホロホロと崩れる…みてぇな」
マクワ「繊維があってホロホロ…???」
レオナ「俺の予想では下に行くほど苦手で丸々1本はぜってぇ無理」
デュース「…!1"本"って数えたか今…!?」
マクワ「1本2本と数えるものですね!?」
レオナ「つか断面えぐいな…」
デュース「断面エグい!?」
レオナ「あ、中白いんだな」
エース「中白い!?」
ここで具体的な情報が出てきたことに回答者達は緊迫し、そして大きなヒントが与えられる…!
レオナ「知らなかった。全部緑だと思ってた」
マクワ&エース&デュース&ラギー「全 部 緑 !!!!!!!!!!」
マクワ「緑に中が白!」
ラギー「緑だ!!!」
色が確定し一気に沸く回答者達。
ここまでの手がかりを纏めると…
・先端、上下がある
・そら豆の味?
・数え方:1本
・繊維があってホロホロと崩れる
・外は緑/中は白
デュース「そら豆の味ってなんだ…」
ラギー「外緑、中白…」
マクワ「ホロホロが分からないんですよね…」
マーリン「お客人、何科の味ですか?」
レオナ「あー…?…セリ科か…」
デュース「セリ科…!?」
ラギー「ちょっと~(震え声)」
マクワ「!」
マクワがボタンを押した!
マクワ「アスパラガス!」
マーリン「正解!」
マクワ「よし!」
デュース「あーそうなのか!!!」
ラギー「マジ!?」
エース「知らなかった…」
マーリン「ユリ科に分類する方法とキジカクシ科に分類する方法があるね」
マクワ「あっオランダキジカクシですか!」
エース&デュース「なんて?????」
マクワ「緑で中白で"本"と数えて先端の部分をホロホロ崩れると表現してるのかなと思い…」
エース「そこだけで豆っつってんの?」
レオナ「アスパラは結構苦手だと思ってたが意外とイケるな…」
ラギー「マジっすか!!!」
マーリン「良い企画になってるよ!やったね!!!」
ラギー「ハートフルな企画ッスね!♡」
レオナ「意外とイケるって言っただけで好きになったとは言ってねぇんだよ(ブチギレ)」
○●○●○
マーリン「では、メインディッシュをお願いします」
とうとう最終問題の5品目。
レオナが運ばれてきた食材を目に入れた瞬間…
レオナ「ウオオォーーーッッッ」
マクワ&エース&デュース&ラギー「!?」
レオナ「これは…!」
エース「さっきまでと反応が違うぞ…!?」
デュース「今世紀最大のリアクションじゃないか…!?」
マーリン「では、お客人…実食ください!」
レオナ「は?待て食べ方が分からねえ。どうやって食うんだ???」
マクワ「形が複雑なんでしょうか?」
レオナ「これをこうやったらいいのか…?は?どういうことだよ…」
デュース「知恵の輪でもやってるんですか?????」
レオナ「ちぎれねぇ…そのまま行くか…?そのまま行くか…怖えぇ…マジで怖え…」
エース「怖いってなんスか…()」
レオナが食材を食す。
カリッとした音がしたが…
レオナ「%△#?~~~~~~…」
ラギー「反応は大体同じなんスね」
マクワ「容赦ないですねラギーさん…(汗)」
レオナ「×&%$~~~…」
ラギー&エース「ヒィwww」
デュース「でも音はしたぞ!すごい音がした!」
マクワ「味はどうですか?」
レオナ「………………オー…」
マクワ「味 の 種 類 !」
エース「オーってなんだよ!!!」
ラギー「オーじゃないんスよ!!!」
レオナ「い゛やっコレ…味とか味わってる場合じゃねえ」
マクワ&エース&デュース&ラギー「は???」
レオナ「脳が味覚をシャットダウンしてる」
マクワ「どういうこと?????」
レオナ「不味いとは今思ってねぇ」
デュース「じゃあいいじゃないですか…」
レオナ「だが…シャットダウンした味覚を今ONにしていいのか?という恐怖が…」
ラギー「そもそもOFF出来るんスか???」
観念して味覚をONにしたレオナ。神妙な面持ちで食材を噛んで味わっている。
エース「意外に美味しいんじゃないんスか?」
レオナ「美味しくない(断言)」
エース「ちょwww」
レオナ「うわ、なんだコレ、何だ、なんだコレ???」
デュース「え、エグいですか?渋いですか?」
レオナ「エグい…のかコレは?そもそもエグいってなんだ???」
マクワ「純粋に味の語彙力がないだけでは???」
レオナ「つかこの野菜初めて食う」
デュース「何ッ珍しい野菜なのか?」
レオナ「つか実物初めて見たかも知んねえ」
エース「見たこともない!?」
マーリン「食感は?」
レオナ「口の中に入れてる時間長すぎてどんどん柔らかくなってく」
マクワ「…何と一緒に食べたいですか?」
レオナ「食べたくねえ…」
マクワ「ヒント無ッ!」
マーリン「レオナ先輩ドレッシング!ドレッシングかけて食べて!」
マーリンの指示通り、ドレッシングを食材にかけてから食べるが…
レオナ「…野菜の食感だな」
ラギー「あのさぁ!!!(ブチギレ)」
エース「前提なんスよ野菜なのは!」
レオナ「典型的な野菜のってことだよ!(?)「野菜!」って思った時の…アレだよ!」
デュース「ウソだろオイ…!?(戦慄)」
レオナ「「野菜!」って思った時の!「野菜!」って!」
エース「もうだめだ…おしまいだ…(?)」
あまりにもレオナから与えられる情報がなさすぎて回答者達は窮地に立たされる。
見かねたマーリンが再び誘導する。
マーリン「味はどう広がる?」
レオナ「……………………」
マーリン「わかんない?(震え声)」
レオナ「いや…」
マーリン「私は結構…」
回答者達が前かがみになってマーリンのヒントを聞く。もう皆結構必死になっている。企画の趣旨 #とは
マーリン「どこを食べても均一にブワッと…ブワッと味が広がる…ブノワッって感じ。あと人の口から出る感じも…」
マクワ「人の口から出る…?」
マーリン「あとはボディーブローみたいに効いてきて…」
デュース「ボディーブロー…???」
レオナ「というか根本こんな感じなんだな」
マクワ「根元がある!!!」
ラギー「今のはいいヒントッスよレオナさん!!!」
マーリン「ちょっと!!!せっかく私が助けようとしてるのに!!!」
レオナ「なんかたくさんのものが集まってる…なんか悪魔的な見た目してる」
エース「悪魔的な見た目…?」
レオナ「暇なときに何次元か計算したい」
デュース「何 次 元 !?」
マクワ「フラクタル構造ですか?」
デュース「えっなんて???」
レオナ「log2分のlog3次元…?」
エース「えっ何???何言ってるんスか???」
レオナ「通常の次元は2次元とか3次元とか整数だがフラクタル構造だと整数でない数字が使われるんだよ」
エース&デュース「……………………??????????????????(宇宙猫顔)」
マクワ「不味いですよフラクタル構造なことが確定しました(震え声)」
ここまでの手がかりとして
・食べ方:ちぎる、齧りつく
・珍しい
・たくさんのものが集まっている。悪魔的な見た目
・フラクタル構造
マーリンヒント
・ブノワッって感じ
・人の口から出る
・ボディブロー
ここでラギーが押した!
ラギー「…ブロッコリー!」
マーリン「違います」
エース「うわー…」
ラギー「違うんスか!?ボディ"ブロ"ーって言ってると思ったッスよ…」
マクワ「待ってくださいもっと何かないんですか???味を言ってくれれば…」
レオナ「………イタリア語で…」
エース「イタリア語!?」
ラギー「(味じゃないじゃないッスか())」
今度はデュースが押した!
デュース「待てよ、人の口から出そう…唐辛子!」
マーリン「違います」
デュース「クッソ…」
マーリン「でもブロッコリーはいい線行ってるよ!」
レオナ「まぁそうだな、ブロッコリーをイタリアに持ってったら…」
マクワ「!!!」
ここでマクワが押す!
まさかといった面立ちで答えを紡ぐ。
マクワ「ロマネスコ!」
果たして、正解なのか、それとも───!?
マーリン「正解!!!」
マクワ「やった!!!」
エース「えっちょっと待てロマネスコって何!?」
デュース「僕も初めて聞いたんだが!?」
マーリン「あ、そうなの?」
ラギー「知名度低い野菜を持ってこないで欲しいんスけど…()」
エース「ちょっ、レオナ先輩ロマネスコってどういうのッスか!?」
レオナ「これだ」
そう言って皿に乗っているブロッコリーに似た野菜…ロマネスコを見せる。皆さんは画像検索してネ!(クズ)
エース「うわっなんじゃコレ!?確かに悪魔的な見た目してるブロッコリーだな」
マーリン「ロマネスコと言えばイタリア語で「ローマのブロッコリー」に由来してるし、フラクタル構造のつぼみが特徴的だね」
デュース「これがフラクタル構造…」
マーリン「私だってブノワ・マンデルブロ(※フラクタル理論の提唱者)ってヒント出してたじゃん!」
デュース「わ か る か 「口から出る」っていうから空也上人を思ったぞ」
マーリン「あれの口から出てるの唐辛子じゃなくて阿弥陀仏だよ()確かにロマネスコ特有の食感はあるよね」
レオナ「野菜って感じだろ?」
マーリン「…?????まぁホクホクとシャキシャキの間みたいな…」
マーリン「ということで3ポイント取ったマクワが優勝!」
マクワ「やりました(コロンビアポーズ)正直忘れてました」←
エース「お前もお前でお茶目だよな()」
ラギー「やっぱりレオナさんの野菜嫌いを克服することは出来なかった…(ガックリ)」
マーリン「第2回で期待しよう(鬼)」
レオナ「テメェらの頸動脈噛み千切るぞ(ブチギレ)」
その後レオナは無事解放されましたとさ。
あ、食レポで使われた食材達はその後オンボロ寮の晩ご飯になりました←
おまけ
エース「そう言えばさぁ、レオナ先輩が言ってた「脅し」ってなんだったわけ?」
デュース「あ、それは僕も気になるぞ」
マーリン「え、あー…うん、これ」
そう言って、マーリンは一枚の写真を二人に見せた。
その写真には、寝ているレオナの両隣りに睦月(アズレン)と皐月(姫トハ)、アイレーンとジャック(FGO)が"小"の字になって幸せそうに寝っ転がっていた。
マーリン「こいしが偶然激写したんだけど、これをおじたん先輩のチェカ君含めた身内に見せようかな~って言っただけだよ?」
エース「………お前さぁ、ホンットいい性格してるよな…」
デュース「というか、こいしもこいしで怖すぎる…」
マーリン「まぁぶっちゃけおじたん先輩が勝手に気にしてるだけでそこまで思い詰めるほどの光景じゃないと思うんだよなぁ」
エース「いやいやいや…」
おしまい
なんか色々とオンボロ寮に関する情報が散在されてますがそれはまた別の機会で…(クズ)本当にレオナさん推しの人ごめんなさい私はレオナさん好きです本当です(震え声)
皆さん元ネタとなったQuizKnockさんをよろしくお願いします!m(_ _)m
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