二次創作小説(新・総合)
- Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.199 )
- 日時: 2020/11/10 22:02
- 名前: 琴葉姫 (ID: 79DeCD8W)
琴葉姫「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアおめかしリーチ兄弟二人共無料分で来ましたアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアウオオオオアアアア\( 'ω')/アアアアアッッッッ!!!!!
ということで小ネタを投稿します( ˘ω˘ )スヤァ…」
アーサー「いや温度差ァ!!!」
今回も安定のQuizKnockさんの動画ネタ。
動画では滅茶苦茶面白かったけど文にしたらこれは…()って出来(おい)
なんでも許せる方のみ閲覧ください。
では、よろしくお願い致します。
↓ ↓ ↓
小学一年生の課題図書でNRC生と英霊が読書感想文!どのくらいすごい?
マーリン「アズール先輩とシェイクスピア(FGO)!よく集まってくれたね!」
アズール「いや急に呼び出して何なんですか。そしてこの人は誰ですか」
シェイクスピア(FGO)「アンデルセン殿に似てる方ですなぁ。ところで今日は何用で?吾輩まだ原稿があるのですが」
マーリンに一室に呼び出されたアズール・アーシェングロットとサーヴァント・キャスターのシェイクスピア。
不満そうにマーリンを見やる二人を軽くスルーし、"今回の目的"を説明しだす。
マーリン「ガチンコ!読書感想分~!」
アズール「…はい?」
シェイクスピア(FGO)「おやおや」
マーリン「二人には読書感想文を書いてもらうよ!」
アズール「は!?今からですか!?というか今はもう11月なんですが!?」
マーリン「細かいことは気にしたら負けだよアズール先輩(マジキチスマイル)読書感想文を書いてもらうんだけど、二人は小学一年生だよ」
アズール「いや仰ってる意味がさっぱり分からないんですが!?」
マーリン「(無視)まぁどう言うことかと言うと、小学一年生に課せられる課題図書を持ってきたんだ。はいこれ」
そう言って、マーリンは二人に二冊の絵本を渡す。
シェイクスピア(FGO)「ハラルさんのだいくしごと?」
マーリン「違うよ。ルラルさんだよw」
アズール「イスラム圏の人の話ではないでしょう()」
※ハラル #とは:イスラム教徒が食べることのできる食品
マーリン「二人には"きみ、なにがすき?"と"ルラルさんのだいくしごと"。この比較的簡単な本だけどこれをNRCの寮長と文豪英霊である二人が本気で読書感想文を書いたらどうなるか?それを実証してもらいます!(?)」
アズール「僕忙しいんですが???」
マーリン「モストロ・ラウンジに飾る用の花いっぱい用意するよ?映える花あげるからさ」
アズール「…まぁ、息抜きに参加しましょうか」
マーリン「(ふっふっふ♪)」
シェイクスピア(FGO)「何とも阿呆らしい!一周回って面白そうなので乗りましょう!」
マーリン「そう言ってくれると信じてたよ!」
二人共参加することを知り喜ぶマーリン。
じゃんけんで、シェイクスピア(FGO)が"ルラルさんのだいくしごと"、アズールが"きみ、なにがすき?"を担当することとなった。
マーリン「ちなみにタイムも測っていくよ。また、文字数も青少年読書感想文全国コンクールの要項にのっとって400字詰め2枚とします。800字以下だね」
アズール「そういうことは早く言ってくれません!?」
シェイクスピア(FGO)「短いですなあ…」
マーリン「行きまーす。よーいスタート!」
その言葉を合図に、二人は本をめくり原稿用紙にペンを走らせ、それを繰り返している。
シェイクスピア(FGO)はすでに絵本の内容を読破し、高次的に読んでいる。
アズールもまた、努力の君の名に恥じぬ優等生気質を発揮し文を構築して書く。
そうして時が過ぎ…。
アズール「出来ました!」
マーリン「は~い。アズール先輩のタイムは23分32秒」
それから数分後…
シェイクスピア(FGO)「出来上がりました!」
マーリン「はい。シェイクスピア(FGO)は27分01秒」
シェイクスピア(FGO)「大分かかりましたな」
二人共、読書感想文が書け終えた。
それに伴い、感想文の発表に入る。
マーリン「じゃあ先に終わったアズール先輩から」
アズール「はい。僕にお任せを!」
シェイクスピア(FGO)「いやぁ、楽しみですなぁ!」
まずは、アズールが発表するようだ。
アズール「「きみ、なにがすき?」を読んで アズール・アーシェングロット(T丸AT志ボイス)」
マーリン「この時点で最高なんですけど???」
アズール「普通はこんなもんじゃないですか(半ギレ)」
マーリン「そうだね!普通はそうだよね!」
アズール「『私はエレメンタリースクール一年生になったので初めて読書感想文を書きます。この本を選んだ理由は誕生日に動物図鑑を買ってもらうほど私が動物好きで表紙の絵のアナグマが可愛いと思ったからです』」
マーリン「ングッw」
アズール「『私は欲しいものをお母さんにねだってもたまにしか買ってくれません。アナグマは自分で作りたいと思ったものがなぜだかすぐ手に入るので凄く羨ましいなと思いました』」
マーリン「なかなかにでっち上げますねアズール先輩www(あとアズール先輩が欲しいものが手に入って羨ましいとか言うと色々なことを考えさせられる())」
アズール「『私も友達からいきなり動物図鑑をもらいたいものです』」
マーリン「草」
アズール「『だからきいちごのジュースをくれたハリネズミに対して乱暴な態度をとるアナグマを私は何て悪い奴何だと思いました。だって、きいちご畑を作ってきいちごを欲しがっていたのはアナグマなんだから優しい友達に対して優しく接するのは友達関係の基本です』」
マーリン「(あれ???アズール先輩がそれ言う???)」←
アズール「『それではなぜ、アナグマはあんな態度をとってしまったのか考えてみました。アナグマは最後、自分の庭に椅子とテーブルを置き友達と楽しく過ごしていました。アナグマが色々なものを自分の庭で作りたがっていたのは友達と仲良くしたかったからだったのです。私はそれに気づくとアナグマの気持ちがわかるような気がしました。私は知り合いがいないエレメンタリースクールに入学したので友達を作るのに必死でした』」
マーリン「(ンンンン!?)」
アズール「『私はそれが空回りして友達とケンカしてしまったこともありました』」
マーリン「(ケンカどころかいじめられてなかった???)」
アズール「『そんな私に対して友達は「アズールと遊ぶのは楽しい」と言ってくれました』」
マーリン「(あっ…(察し)ふ~~~ん…?(ニヤニヤ))」
アズール「『ハリネズミがアナグマに言ったことと同じ言葉で私は救われたのです。それから学校生活が楽しくなりました。アナグマは最後自分が本当にしたいことが友達と仲良くすることだと気づきました。私は幸い、良い友達に恵まれています。ずっと仲良く大切にしていきたいと思いました』以上です」
マーリン「へぇ~~~~???(ニヤニヤニヤ)」
シェイクスピア(FGO)「いやぁ、素晴らしかったですぞ!(ニコニコ)」
アズール「そのニヤケ顔やめて頂けます???」
マーリン「いやだってさぁ?いい友達に恵まれて、ずっと仲良く大切にしていきたい、だなんて…それをジェイド先輩とフロイド先輩に直接言えばいいのに。二人共すごく喜ぶと思うよ?(ニヤニヤ)」
アズール「何故そこでジェイドとフロイドが出てくるのか皆目見当もつきませんねぇ!?」
マーリン「そういうことにしといてあげるよ♪それにしても滅茶苦茶優等生だったねぇ」
シェイクスピア(FGO)「本物の優等生の小学一年生が書いた読書感想文でしたな」
アズール「これでも60%くらいなんですが…如何せん20分くらいで仕上げましたからね」
マーリン「アズール先輩としては1000字くらいまでOKだったらもうちょっと書きたかった?」
アズール「そうですね。例えば自分がどういう風に空回りしたとかアナグマと自分を対比させる等をして自分の行動と絡めて落とし込む感じのものを書きたかったですね」
マーリン「流石努力の鬼、アズール・アーシェングロット…!」
シェイクスピア(FGO)「これは県内で一番頭のいい小学一年生ですな!」
マーリン「これで県内に収まってるとか凄すぎでは???(真顔)」
アズール「(ムッ)そこまで言うなら貴方の書いた読書感想文を見せてくださいよ!」
シェイクスピア(FGO)「いいでしょう!ただ詩、小学一年生としては落ちこぼれでしょうな!」
アズール「どういうことですか???」
シェイクスピア(FGO)「行きまずぞ。『工場制労働の隆興と時間概念の変化に伴うヒューマニティの変容 ~「ルラルさんのだいくしごと」を読んで~』」
マーリン「は?????(スペースキャットフェイス)」
アズール「待ってください待ってくださいどういうことですか?????(上記と同じく)」
シェイクスピア(FGO)「『人理継続保証機関カルデア シェイクスピア」』
マーリン「待って小学生じゃないんだけどwww」
唖然としてツッコむ二人を余所に、シェイクスピア(FGO)は本文を発表し始める。
シェイクスピア(FGO)「『我々の銀河系から遥かに離れた宇宙の最遠部においては時間の感覚すら地球と異なるのだという。「24時間タタカエマスカ?」と時任三郎が日本人へ問うた狂乱のバブル期でさえ自然全体で見ると時は相対的であった』」
アズール「何ですかコレ(真顔)」
シェイクスピア(FGO)「『本書"ルラルさんのだいくしごと"において作者が批判的に論じたのもそういった時間の概念をあまりにも絶対的なものとして解釈し無批判に隷属する現代の精神性である』」
マーリン「ッwww…~ッwwwww(声にならない笑い)」
シェイクスピア(FGO)「『主人公・ルラルさんは禿頭の老人であり日曜大工を日々の慰めとしている。雨滴 滴る東屋にて人ならざるものを伴侶として生きる彼は屋根の修理中にハシゴを落とす過誤を起こす』」
アズール「いや過誤て」
マーリン「語彙が凄いwww」
シェイクスピア(FGO)「『彼の眷属に助けを求めるもそれらにとってハシゴは一時の手遊びの具に過ぎずそれは持ち去られてしまう。ルラル氏はその日の予定を想起し途方に暮れ、ふと、自らを覆う蒼穹に目を遣った』」
マーリン「"ルラル氏"って言葉は本文にないよwww"ルラルさん"だからwwwww」
シェイクスピア(FGO)「『氏は次第に泰然と蠢くこの地球に包まれてゆく。彼我の境目が消え、時の息吹に抱かれた夕べ。眷属たちもまた大地を巡り帰還し一日と言う時間が終わった。あくせくした時をより相対的に捉え返すという体験を通し近現代を批判した作者の意匠は細部にも宿る。氏が二次産業的な労働に日曜まで従事しているという様は産業革命期のイギリスにおける労働とその労働を管理するツールとして教育され誕生した。「近代的時間」の概念を意識したものに他ならない。
動物たちがハシゴを汽車に準えて遊ぶ様も当然、同時期の蒸気機関の発明とパラレルな構造をなすものである。また、作者の独自性は一見不要である動物の登場や氏の禿頭にも凝らされている。戦後「エコノミックアニマル」と評された我々日本人へ向けられた現代版のポストモダン宣言だ』」
マーリン「君日本人じゃないでしょ???」
アズール「そこじゃないです(そこじゃないです)」
シェイクスピア(FGO)「『トルストイはかつて「書かざれるべきものだけを書くべき」と唱えた』」
マーリン「なんでトルストイを巻き込んじゃったの???」
シェイクスピア(FGO)「『一見平板な絵と最小限の文章の中にこれだけの寸鉄を込めた作者の精神性に感服であろう』以上です!」
アズール「………………(ポカーン)」
マーリン「小 学 一 年 生 で は な い(戒め)」
シェイクスピア(FGO)「小学一年生でこれ出したら落ちこぼれですぞ!「もっとちゃんと書きなさい!」と怒られるのは確定ですな!」
アズール「親が書いたと思われないですかコレ?」
シェイクスピア(FGO)「それは親も馬鹿ですぞ」
マーリン「いや親ですらないよ!?シ ェ イ ク ス ピ ア だ よ !?文豪に注文してる!!!」
アズール「絶対そう言う本じゃないでしょこれ!」
シェイクスピア(FGO)「いや、メインのテーマは「時間」とかそういう感じですぞ。「のんびり過ごそうよ的」な」
アズール「はぁ…(汗)」
マーリン「「トルストイが」とか「産業革命期が」とか知識ベースの話じゃん???」
アズール「そうですよね!?外から引っ張ってくる情報が多すぎますよ!」
シェイクスピア(FGO)「そういうものでは?(首を傾げ)」
アズール「こんな対象的な作文あります!?」
マーリン「うーん…じゃあどっちがよかったか読者さんにコメントとTwitterで決めてもらおうか」
アズール「えっ」
シェイクスピア(FGO)「全く違うものから選ばれるのですな」
アズール「評価軸がブレブレすぎでは」
マーリン「そうだね()アズール先輩は「しっかりよく書けました」って感じでシェイクスピア(FGO)は「笑えたか笑えなかったか」だもんね()」
シェイクスピア(FGO)「しかし読書感想文と言うものは自分と違う感想を受容して楽しむものですからな。「成る程。こういう考え方も出来るのか」というのを見ていきたいですね」
アズール「確かにシェイクスピアさん(FGO)の感想文を見て「いや、この分析は違う」とか考えてたらその方が凄いですからね」
マーリン「アズール先輩がここまで言うのか…(震え声)」
シェイクスピア(FGO)「まぁ作者の方は「んなもんちげーよバカヤロー」と間違いなく思ってるでしょうな!申し訳ございません!」
マーリン「万が一この二冊を読んだ人で読書感想文を書いた方がいらっしゃったら何か意見があればよろしくお願いしまーす!」
アズール「ないです(ないです)」
おわれ
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あと小ネタに関係ないけどリーチ兄弟お誕生日おめでとう!!!一生アズール君様と仲良く悪巧みとかしてくれ!!!(支離滅裂な思考・発言)
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