二次創作小説(新・総合)

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.207 )
日時: 2020/11/22 17:52
名前: 琴葉姫 (ID: T6cZNkG/)

料理対決・開幕ッ!



夢交界初!ドキドキハラハラ!!料理対決!!! 1番~5番

有基「これより!」

鏡太郎「料理対決」

有基&鏡太郎「開始です(!)」

ステージの中央に立っている有基と鏡太郎がマイク越しにそれをスピーカーを通って会場の観客達に伝える。
観客達は一様に、歓声を上げた。

有基「この企画の視界を務める眉難高校1年の箱根有基っす!で、こっちが~」

鏡太郎「修善寺鏡太郎。よろしく」

有基「もうちょっと盛り上げて欲しいっす!」

鏡太郎「えー、面倒くさい」

有基「もー!…あ、説明っすよね!今回の挑戦者は20人。それぞれお題である「インスタ映えするパフェ・ジェラート・フロート」を作ってもらうっす!」

鏡太郎「料理対決だから、味は当然大事なんだけど…。…今回は、他の料理対決と違い、"もう一つ審査される項目がある"よ」

その言葉に、観客達はざわ…ざわ…とどよめく。
どういうことだ、と思った観客達の疑問に説明してくれたのはやはり司会の有基だ。

有基「料理お題にある『インスタ映えする』…そう!インスタと言えばパリピ巣食うリア充SNS!」

鏡太郎「作者が普通に投稿してるからそんなことないと思うけど」←さりげない作者dis(オイ)

有基「インスタ映え、そうすなわち!見た目も拘らないといけないっす!ここで料理対決における評価一覧を改めて公開するっすよ!」

大型モニターに一般的な料理対決の評価一覧が映される。



[評価一覧]
『味』
☆5:お金出しても食べたいプロ級の一流レベル。
☆4:アレンジも味も素晴らしい良妻レベル。
☆3:基本に忠実だが普通オブ普通の普通レベル。
☆2:味がいまいちでミス等目立つが頑張ればなんとかなる駆け出しレベル。
☆1:お願いですから厨房に立たないでくださいお願いします!何でもしますから!(何でもするとはry)なメシマズレベル。
☆0:あのさぁ…まずうち、拷問器具あるんだけど…実験体になっていかない?(マジキチスマイル)のお仕置き必須レベル。



鏡太郎「書いてあることが意味わからないけど、まぁなんとなくわかるよ」

有基「そしてこれは「味のみ」の評価。いや、見た目も込み込みなのかもしれないけどそれは置いておくっす。これに加え、今回の料理対決ではこちらの『見た目・映え』の評価も別枠で追加されるっす!」

「「「な、なんだってーーーーーーー!!!?」」」

驚愕の声を上げる観客とほぼ同時に、モニターの画像が切り替わり『見た目・映え』の評価一覧も公開される。



『見た目・映え』
★5:おバズり間違いナシ!一級の芸術品レベル。
★4:人気のカフェで売られてそう!オシャレレベル。
★3:撮った写真を加工をすれば何とか…?可もなく不可もなくレベル。
★2:お、趣があるよ!…ごめん、皮肉なんだ…なコメントに困るレベル。
★1:毒々しすぎて見てられない…!(泡吹き)なグロ画像レベル。
★0:まずこれをSNSという不特定多数が観るものに投稿してはいけない(戒め)道徳の授業受けた???なお仕置き必須レベル。



有基「今回の料理対決では、味だけでなく見た目も味と同じくらい重要視されるっす!味だけが良くても駄目だし、見た目だけ良くても駄目っす!
そしてそして!見た目があまりにも酷いものは、味が☆5でもオシオキ対象になるっす!」

ざわっ…!
会場のどよめきが更に強まる。確かに裸族料理などは味だけの問題ではなく、道徳性が疑われる料理だ。つまり見た目評価が低ければ低いほど、裸族料理と同じ評価になるということだろう。
「名は体を表す」ではないが、見た目が悪いということは味の質も問われるということだ。

有基「そんなわけなんで、挑戦者の人達は気を付けてくださいね~!では、挑戦者の発表から行くっすよ~!」

鏡太郎「え~っと…今回の挑戦者は…フルーネームとさん付け面倒臭いなぁ…名護うるまさん、チェレンさん、エミル・キャスタニエさん、黄瀬涼太さん、ロクサスさん、影井本丸の太鼓鐘貞宗さん、ユーリ・エーデルヴァインさん、カウスリップさん、ペコさん、文スト世界の江戸川乱歩さん…バトンタッチ」

有基「バトン渡されたっす!で、ディプラデニアさんのところの島崎藤村さん、天祥院英智さん、シグニットちゃん、しきわ…伊瀬谷四季さん、しきにゃ…でもない、一ノ瀬志希さん、碧棺左馬刻様、シュナちゃん、麻辣ザリガニさん、ラップさん、R・スズキ君っす!呼んだ人達の順番は料理対決の先行とかは関係ないっすよ!
目立ったメシマズやモンスター製造機はいないけど、ほとんど料理スキルが未知数…波乱の予感がするっすね!」

鏡太郎「もしかしたら直前でやばいもの出てきたりして」

琴葉姫「ヤメロォ!!!(ヤメロォ!!!)」

有基「あっまだ出て来たら駄目っすよ!えーと、最も審査員達に評価された人には商品もあるっす!でも、味と見た目どちらでも星1以下と評された人にはオシオキがあるんで注意っす!あ、不正もオシオキっすからね!」

鏡太郎「あと、固定審査員の他の+α審査員は一つの料理につき1~3人選ばれるよ。これで大体のルールは説明し終えたかな?」

琴葉姫「いや、まだある!」

有基「あっそうっすよ!一番大事なの!」

琴葉姫「それに関しては企画者であり審査員代表として私が説明する!今回の料理対決ではご存じの通り、小学生でありアイドルの果穂ちゃんと、幼いようzy…少女である血小板ちゃんが固定審査員として料理を評価する!し か し !万が一ポイズンやクトゥルフ、モンスター等のヤバい料理(抽象的)が出た際食べさせるのはとても危険だ!何かあった際二人の親御さんや友達、果穂ちゃんの場合所属事務所も含まれるな!それら関係者の方々になんと言ってお詫びすればいいか、いや、死んで償っても還しきれないほどの贖罪だ!」

鏡太郎「(血小板ちゃんに親とかいないと思うけど…まぁそこはいいか)」

琴葉姫「なので今回、果穂ちゃんと血小板ちゃん二人にだけ特別処置を設ける!来てくれ!」

琴葉姫がそう言って指をパチン!と鳴らすと、ステージの奥から白い人形と黒い人形、そしてその間に…"小さな、黄色い頭巾をかぶった謎の『なにか』も一緒に歩いている"。
会場は唖然とするが、白い人形と黒い人形は同時にお辞儀をして、コック棒を被った小さな謎の『なにか』は微動だもしない。
琴葉姫が説明する。

琴葉姫「こちらは、柊さんから…物資?としてお借りした「まるのみにはすたぁくん」と、そのお付き…お付き?の「ミニ白黒無常」さんだ!苦手だったりアレルギーだったりポイズンだったりのものは、このまるのみにはすたぁくんの近くまで持って行くと何でも吸い込んでくれる!あ、ちなみに吸い込むところを見ると1D100のSANチェックが待ってるらしいから絶対見るなよ!」

「「「ファッ!?!?!?」」」

琴葉姫「ダイジョーブダイジョーブ吸い込んだ後「シュポッ」って音がするらしいからその後に振り向けばOK!」

有基「ええ…(困惑)」

琴葉姫「ということでポイズンやらの対処はまるのみにはすたぁくんに任せておけばOKだ!なんたってあのこうi「あ、お口チャックっす!(有基)」あっせやな()他にも色んな作者さんから医療班や戦闘犯として人員を割いていただいたし物資もたくさん頂いた!審査員のことは安心して、みんなは料理対決楽しんでってくれなー!」

「「「オオオオオオオオオオ!!!」」」

琴葉姫の言葉を聞き、観客達は雄たけびを上げる。
そして…なんとしてでも、犠牲者を出してはいけない。その一つの信念が、会場を一つにさせた。



アーサー「まぁあいつが書く内容で料理対決のテンプレみたいなことは起きないと思うが、あいつ頭おかしいからな…(小声)」

果穂「説明は終わりましたか?早く料理食べたいです!」←説明終わるまで別室で待機してた

血小板「お料理楽しみ~!」←同じく

トレイ「呑気だなぁ…ま、何事もないといいな」

千鶴「このような状況でなければ、わたくしも楽しんでいたのですが…」

琴葉姫「あ、それと最後!今回たくさんの料理を食べるということで、我々はこの「半日間満腹にならない魔法薬」を飲んだ!ちなこれはクルーウェル先生とアズール君様が共同で作ったから私のお墨付きだ!最高だな!(?)」

アーサー「安定の推しに盲目な奴か???」

琴葉姫「そんなわけだ!(???)あ、ここでキッチンと中継が繋がってるみたいだぞ!」

有基「あ、そうっすね!キッチンの熱史センパイと煙ちゃんセンパーイ!」



熱史『はいはーい』

煙『キッチンのアツシ君と煙ちゃん先輩でーす』

モニターに熱史と煙の姿が映される。その後ろには、頑張って調理している挑戦者たちの姿が。

有基「そっちどうっすか?」

熱史『うん、なんていうか、ねえ煙ちゃん?』

煙『ああ、そうだなアツシ。一言で言うなら、アレだ』

熱史&煙『平和』

琴葉姫「\パン/ヨッシャwwwキタァァァァァァァアアアアアwwwwwwwwwww(高い声で)ウワヤッタァァァァァァアアアアアア!!!」

アーサー「どういうこと???」

熱史『よくある阿鼻叫喚な悲鳴も異臭もないよ。みんな頑張って一生懸命作ってる』

アーサー「さりげなく他作者さんサイドの料理対決をdisるようなことを言うのはやめろォ!!!(必死)」

煙『ま、インタビューとかは料理のネタバレとかになったりするし控えとく。多分もうすぐ一番目の料理がお前らのところに行くぞ』

果穂「本当ですか!?わくわく、わくわく♪」

血小板「わくわく♪」

会場が色々と盛り上がっている中…。



 ~医療室~

寂雷「よかった。今のところ安心感が強いね」

優衣「しかし油断は出来ません。大穴としてとんでもないものが出てくる可能性もなくもありませんし…」

ブレディ「ああ…うちのカタリナみたいな例もあるしな…」

クルーウェル「何故不安を掻き立てるようなことを言う???」

アスクレピオス「僕としては怪我なり病気なりをして特異的な症状を研究したいから別に構わないがな。患者の前にいない医者ほど無意味なものもない」

ミルフィーユ「まぁまぁ、私達の出番がないことがなにより幸せなことですよ」

薬研(柊ラギ)「ああ、審査員や観客に危害が加わることがない、ってことだしな」

フロイド(桜木霊歌サイド)「え~、つまんねぇの。こっちのアズール構い倒すしかねえじゃん」

アズール「頭に顎を乗せるな重い!!全く、よそのフロイドでなかったらはたいてましたよ」

ランセット・シューター「け、喧嘩は駄目ですよ…(汗)」

場所は変わって医療班。今回は桜木霊歌サイドの何名かのメンバーが念のためと医療班と戦闘班として、ゆめひめサイドのブレディが代表で、柊サイドの薬研藤四郎(柊ラギ)とエミリー(第五人格)が医療班として来た。
夢交界ではまだ安心出来る(自惚れ())と言ったとはいえ、やはり料理対決。万が一が起こる可能性も捨てきれず人員と物資を援助してくれた。桜木さん、ゆめひめさん、柊さん、本当にありがとうございます!(土下座)

茂吉「料理対決だろう?毒を任意して入れるなどではないだろうし、そんなに気にかけるほどのことか…?」

ソニック「馬鹿野郎!料理対決ではポイズン、クトゥルフ、モンスターが当たり前だし、激辛料理で人体発火したりすることもあるんだぞ!」

茂吉「は???(宇宙猫顔)」

ザラキエル「ああ、うん…そうなるよねぇ(遠い目)」

アプリコット「…料理対決、なんですよね…?」

リドル(桜木霊歌サイド)「…そういうもの、らしいよ。僕達が加わってから始まった料理対決でも、とんでもないことになっていた」

桜庭「何故料理でなく生き物が出来るんだ…意味が分からなすぎる…」

エステル「料理対決に常識を求めてはいけませんよ…(遠い目)」

料理対決の事情を知らない面々が、意味を理解できず真顔になっていく様を、歴戦の猛者達(オイ)は悟りを開いたような表情で見つめていたのだった…。



○●○●○
場所は戻りステージ会場。
ここで、1番~5番の試食を担当する+α審査員が決まった。
以下の通りになる。

1番:アスラン=BBⅡ世、カニみそ小籠包、篠宮可憐
2番:綱海条介、浜木綿えびの
3番:ナポレオン(FGO)、ナポレオン(千銃士)
4番:田山花袋(姫プラ)、国木田独歩(文アル・姫プラ)、徳田秋声(姫プラ)
5番:井伏鱒二(姫プラ)、宮本フレデリカ、城ケ崎美嘉

アスラン「我と我が眷属と可憐が前奏曲プレリュードを務めるのだな!責務を全うしよう!シモベ達よ、刮目せよ!」

かにミソ小籠包「いっつも作ったり戦う側だから、食うのは新鮮だな!」

可憐「わ、私なんかでいいのでしょうか…?」

綱海「なんかポイズンとかクトゥルフとか言われてるけど、それくらい海の広さと比べたら大したことないだろ!」

えびの「安定の海のように大らかな綱海さん…!でも一抹の不安は拭い切れないえびのがいます…!」

ナポレオン(千銃士)「私はどのような事柄も片割れさえいれば乗り切れるぞ!」

ナポレオン(FGO)「そうかい半身!ま、何かあったら俺が護らねえとなぁ」

花袋(姫プラ)「美少女の作ったものだといいなぁ…」

秋声(姫プラ)「可愛い女の子が作ったとしても不味いのは嫌だけどね…」

独歩(文アル・姫プラ)「ま、神に祈るしかねーな」

井伏(姫プラ)「一体誰の料理に当たるかねぇ」

フレデリカ「わ~い☆パフェ楽しみ~♪」

美嘉「そんな楽観的でいいの…?まぁ、映えるのに当たったらアタシもインスタに上げたいなー」

三者三様のリアクションを見せる+α審査員。
果たして、美味しく映えある料理に当たることが出来るのか…!?



説明だけでかなりの文字数(汗)
感想まだ

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.208 )
日時: 2020/11/22 17:56
名前: 琴葉姫 (ID: T6cZNkG/)

琴葉姫「コロナ死ね(ド直球)」

アーサー「それ全人類が思ってるから…」



アスラン「我が来た!今回食す糧はどのようなものか、非常に待望しているぞ!」

カニみそ小籠包「オレも楽しみだなー」

可憐「あ、ああ、あの…!よ、よろしくお願いします…!」

琴葉姫「よ う こ そ(マジキチスマイル)」

アーサー「その顔やめろ(戒め)」

千鶴「可憐…貴方も選ばれてしまったのですわね…」

果穂「可憐さん、一緒に審査頑張りましょうね!」

血小板「頑張ろうねお姉ちゃん!」

トレイ「お前達は元気があっていいなぁ。俺も活力が出てくるよ」

審査員達が喋っていると、台を押しているオリキャラのいさじが登場する。

匙「お待たせ致しました皆様。ただいま一番目の方のお料理をお持ちいたしました」

琴葉姫「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

アーサー「ああ、運命の瞬間だな…!」

匙が手慣れた動きで審査員達のテーブルに料理を置いた。
置かれた料理を一目見て…審査員達は目を点にする。

果穂「これって…」

千鶴「海老…ですわね?」

出された料理は、カクテルグラスに茹でられた海老数匹と一切れのレモンが盛られており、グラスの底に赤黒いソースのようなものが沈んでいてベイリーフが添えられていた。
司会の有基が手に持っているカンペ…恐らく今回の料理の詳細等が書かれているのだろう…を読み上げる。上から鏡太郎がそれを覗き込んでいる。

有基「えーっと、一番目の挑戦者さんのコメントっす。「今回俺様が作ったのはシュリンプカクテルだ。パフェやジェラートやフロートなんぞは甘ったるくて作りたくもねぇからな。シュリンプには俺様手製の麻辣醤マーラージャンを付けて食え。題的に甘いもんばっかじゃ出ると思うが飽きるだろ。俺様の配慮に感謝しろ。…まあ、俺様が一番の時点で無駄事に終わったがな」だそうです!」

アスラン「成程!一番は彼だな!流石は我の食霊!喜ばしいな!」

カニみそ小籠包「それネタバレになるんじゃねーか御侍?…まぁ、あいつらしいな」

果穂「でもこれ、パフェなんですか?」

琴葉姫「似たようなもんだと思うぞ。そもそも事前に何作るか運営に伝えるってことになってるし、ここに出せてるってことはそういうことだろ」

アーサー「安定のガバガバである()」

血小板「ねぇねぇ~、食べていい?」

トレイ「そうだな。じゃあ手を合わせて、いただきますって言おうな」

果穂「はいっ!いただきます!」

血小板「いただきま~す!」

琴葉姫「私達も食うか。いただきます!」

審査員全員が「いただきます」と言って手を合わせた。そして全員シュリンプを箸で取り口に入れる。
そして咀嚼し喉へ押し込む。
会場の観客達が心臓を高鳴らせ様子を窺っていると…

琴葉姫&アーサー「うまい!」

果穂「美味しいです!」

血小板「おいし~!」

アスラン「美味だ!」

会場がワッと沸き上がった。
「美味い」と言って笑顔を浮かべる彼ら彼女らに一同はほっと一安心する。

千鶴「この海老、ぷりぷりしていて美味しいですわ!…お、お高い海老を使っているのかしら…?」

カニみそ小籠包「いや…この海老の調理法は、うちが経営しているレストランで御侍達が使っているものだ。ま、企業秘密でどう調理してるかは言えないけどな!」

アーサー「(ああ、そういう(察し))」

果穂「あ、この、まーらーじゃん?に付けて食べてって言ってましたよね」

この発言に、会場が一気に凍り付く。そして一体となって同じことを想像する。
ま、まさか、この麻辣醤マーラージャン、度を超える激辛じゃないだろうな!?
流石に麻辣ザリガニとは言え、そんなテロを起こすとは思えないが…
そんなことを考えているうちに、あれよあれよと果穂と血小板が底に沈んでいる麻辣醤マーラージャンを海老に付けて、口元に運んでいた!

琴葉姫「えっちょっ待って二人共!私達が先に食べるから…!」

果穂&血小板「あーん…」

千鶴「果穂!血小板ちゃん!」



果穂&血小板「ぱくっ!」

「「「!!!!!!!!!!」」」

食べてしまった。二人が。麻辣醤マーラージャンの付けた海老を!
遅かったかと琴葉姫は後悔した。観客の中には悲鳴を上げる者もいた。
恐る恐る、二人を見つめていると…。

果穂「美味しいですっ!」

血小板「美味しい~!」

琴葉姫&アーサー「…へ???」

二人は目を輝かせて、ほっぺを両手で押さえながら元気にそう言った。
唖然としている一同を余所に、二人は食レポを開始する。

果穂「この、マーラージャンっていうんですか?これ、ピリ辛で美味しいです!あたし、辛いの得意じゃないんですけど、これはあたしでも美味しく食べれる辛さです!」

血小板「うん!私も刺激物は良くないってみんなから言われるけど、全然大丈夫だよ!色的にすごく辛いのかなって思ったけど、全然そんなことない!」

琴葉姫「………………はぁぁぁぁぁぁ」

脱力したように椅子に座り込んだ琴葉姫。
よかった、彼は二人のことを考えてくれたんだな。疑ってごめんな。
琴葉姫は心から1番に感謝した。
そんな彼女を、アスランとカニみそ小籠包はジト目で見つめる。

アスラン「我が眷属が罪を犯すはずがない。確かに以前は暴徒と化していたが、いや、それは現在いまも…?まぁ、小さきものを苦しめるような真似はしまい」

カニみそ小籠包「まぁ、色々とあったし気持ちは分からなくもないけどな。…おっ、この麻辣醤マーラージャン確かに美味いな!」

可憐「うう…匂いが…刺激が強い…(汗)」

トレイ「大丈夫か?薔薇を塗ろう(ドゥードゥル・スート)を…あ、でもこれ今回使っちゃダメなんだったか…」

琴葉姫「まるのみにはすたぁくんの出番か?」

可憐「い、いえ!大丈夫です…!お気遣いなく…!」

1番目はパフェなどではなくシュリンプカクテルという異質なものであったものの、海老は手間暇かけた調理でぷりぷりと噛み応えがあり、麻辣醤マーラージャンは子供が食べられる辛さと…料理人の高度なテクニックと努力が垣間見えた。
ただ、これを見ている読者さんで彼を知ってる方から「え、これ誰?」って思われるかもしれませんがそこはご容赦頂きたい(クズ)

1番の総合評価
味:☆4
見た目・映え:★3

琴葉姫の評価
味:☆5
見た目・映え:★4
→あんた、メインストーリーではアレだったのにこんな美味しい料理作れるんか…果穂ちゃんと血小板ちゃんに配慮もありがとな!美味しかったし見た目も悪くなかったよ!

アーサーの評価
味:☆4
見た目・映え;★3
→まぁ悪くなかった…本当だぜ?俺は料理には素直なんだよ。ま、手放しで絶賛ってわけにはいかねえけど、また食べたいなとは思った。見た目は…飾らなくてよかったぞ(メシマズのくせに何様かな??? by琴葉姫)

果穂の評価
味:☆5
見た目・映え:★4
→美味しかったです!見た目もなんだか高級なお店に出てきそう感じでした!マーラージャンっていうのも美味しかったですし、また食べたいです!

血小板の評価
味:☆5
見た目・映え:★4
→美味しかったー!外の世界にはあんな美味しくて綺麗な食べ物もあるんだね。また食べたい!

千鶴の評価
味:☆4
見た目・映え:★3
→なかなかのお味でしたわ。流石料理関係のお仕事をしてらっしゃる方ですわね。もしよろしければうちのシェフにもご教授…いえ、お忘れくださいっ!

トレイの評価
味:☆4
見た目・映え:★2
→美味しかったぞ。ただ、見た目はちょっと厳しめになって悪いな。甘いものが来るかと思ったらあれだったから。まあ、たまには甘いもの以外も良いと思うし、今まで食べてこなかった部類者のだったから新鮮だった。ありがとな。

アスランの評価
味:☆5
見た目・映え:★4
→流石は我が眷属!今後ともに糧の質に磨きをかけようぞ!

カニみそ小籠包の評価
味:☆4
見た目・映え:★3
→お前もやるな!だけど、御侍のパートナーの座は誰にも渡さないぜ!一緒に頑張ろうな!

可憐の評価
味:☆3
見た目・映え:★3
→ほ、本当にごめんなさい、評価が低くて…!でも、香りが私にとっては刺激が強くて…果穂ちゃんと血小板ちゃんは美味しいって言ってたし味も大丈夫だったんですが、刺激臭がどうしても…ほ、本当にごめんなさいぃぃぃぃ…!

中々好調な滑り出し!(?)



次に、2番目の料理を食べる綱海、えびのだ。

綱海「タダでうまい飯が食べられるのはいいもんだな!」

えびの「このハラハラ…推しガチャを彷彿とさせます!」

琴葉姫「ハズレじゃないことを祈る…2番の料理、持って来てくれ!」

彩「ここに」

匙と同じくオリキャラのあやが2番目の料理を持ってくる。
運ばれてきたのは、何の変哲もないいちごパフェだ。普通にファミレスとかで売ってそうな…いや、少し簡素か?と思う感じのもの。

琴葉姫「いちごパフェ?私イチゴ好きだから嬉しいけど…」

えびの「まさかこのイチゴソースが激辛のデスソースだったり…」

アーサー「だからなんで悪い方へばっか持って行くの???」

綱海「それはいいから!早く食おーぜ!」

果穂「いちごパフェ、美味しそうです!」

血小板「うん!」

琴葉姫「…そうだな、じゃあいただきます!」

一口食べた、その感想は…

「「「ファミレスのパフェ???」」」

そう、味そのものはファミレスのパフェだ。それだけでない、見た目も。
味も見た目もファミレスのパフェ。確かにファミレスのパフェは美味しいが…

トレイ「マジカメ…ああ、この世界だとインスタっていうんだったな。映えるというには難しいが…」

千鶴「独自性が足りないですわね…」

味・見た目映えどちらも共に普通レベルのパフェに、審査員達は首をひねる。

綱海「そうか?美味ければいいだろ」

琴葉姫「この人はもう完食しとるし…()」

そこで有基は場を繋げるために、2番のコメントを読み上げる。

有基「えーっと、2番さんのコメントっす。「このパフェは2番が初めて食べたパフェをイメージしたものさー。おにーさんに奢ってもらったパフェがすっごく美味しくて、あんなに美味しいものならきっとみんな喜んでくれると思って作ったさー」って…」

琴葉姫「2番あの子じゃねえかあああああああああああああああ!!!!!!!」

琴葉姫だけでなく、審査員全員が察した。なんなら観客の何人かも察した。
擁護するわけではないが(おい)、2番の家は貧乏な大家族で、2番は末っ子。好きなものはパフェなのだが、理由が「食べたことがないから憧れ」という、なんとも切ないもの。
そんな彼女がゲーム本編で舞台となる島で初めてパフェを食べたのだ。主人公のおごりで。
初めてのパフェに2番はとても驚いて、そしてとても喜んで、美味しい美味しいと言いながらパフェを食べていた。彼女にとって「食べたことがないから憧れ」と言う理由で好きになったパフェ、初めて食べたパフェをイメージして作ったものが、あのいちごパフェだったのだ。
これには何人かが嗚咽を漏らしながら涙を流している。琴葉姫もその一人だ。

琴葉姫「ごめんな2番…2番の思い出のパフェにボロクソ言って…(涙流し)」

アーサー「いやだからといって誇張評価は駄目だからな???」

琴葉姫「それはわかっとる!!!!!!!!!!!!!!!」

アーサー「うるさっ」

えびの「2番ちゃん…えびの、色々と失礼なこと言ってごめんなさいです…」

綱海「今度は俺が奢ってやるからな!!!…あ、金ねえ」

アーサー「あのさぁ…」

いろいろ思うところはあるのだが、最終的な評価はこちら

2番の総合評価
味:☆3(ある意味プライスレス)
見た目・映え:★3(ある意味ry)

琴葉姫の評価
味:☆3
見た目・映え:★3
ごめんな…ちゃんとした評価をしなきゃいけなくて…私は美味しかったと思うし2番の彼との思い出のパフェの味はプライスレスだから…それだけは否定する奴は私がブッコr…なんか言ってやるからな…とにかく、ありがとう…

アーサーの評価
味:☆3
見た目・映え:★3
…なんというか…うん。味も見た目も悪くはなかったが、特別良くもなかった。だが、お前の思い出は評価なんてしたら駄目なものだから、大切にしろよ

果穂の評価
味:☆4
見た目・映え:★3
2番ちゃんのパフェ、あたしは美味しいと思いましたし、2番ちゃんの初めて食べたパフェはとても美味しかったんだと思います!だから。その思い出のパフェをあたしたちにも食べさせてくれてありがとうございます!

血小板の評価
味:☆4
見た目・映え:★3
美味しかったよー!だから、また食べさせてね!

千鶴の評価
味:☆3
見た目・映え:★3
何故、このような評価を書かなければ…!2番!我が家のシェフが作ったコロッケを今度持って行きますわ!思い出のパフェには負けると思いますが、いっぱい食べてくださいまし…!

トレイの評価
味:☆3
見た目・映え:★3
お前も苦労してるんだな…俺で良ければ、お前の好きなスイーツを作るから、遠慮なく言ってくれ。

綱海の評価
味:☆5
見た目・映え:★4
なーんか俺にはよくわかんねぇけどさ、2番がパフェ好きで、2番の好きなパフェを作ったってことだろ?だったら評価なんて関係ねぇ。そんなもん海の広さと比べたらちっぽけなことだ。お前の作ったパフェ、すげー美味かったぜ。ありがとな。今度は俺と一緒に、善哉でも食おうぜ。

えびのの評価
味:☆3
見た目・映え:★3
ううう…!2番ちゃん!今度はえびのと一緒にパフェ食べましょうね!えびの奢りますから!それはそれとしてダーリンと一緒にファミレスデートした時の話kwsk!!!

後味は、少ししょっぱかったかもしれない…?

感想まだ

Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.209 )
日時: 2020/11/22 18:02
名前: 琴葉姫 (ID: T6cZNkG/)

これで一区切り!



3番の料理を食べる+α審査員は英霊と千銃士のWナポレオン。二人共上機嫌で料理を待っている。

ナポレオン(FGO)「さーて、どんなスイーツが来るかねぇ」

ナポレオン(千銃士)「レジスタンスではパフェなんぞ食えなかったからな!ニコラやノエルにも食べさせてやりたかったが…」

琴葉姫「いつでもこっちに来て食べてくれな(マジキチスマイル)」

アーサー「その顔やめろなんでその顔する必要ある(戒め)」

そんな会話をしているうちに、3番目の料理が運ばれてくる。
その運ばれてきた料理を一目見るなり、ステージと会場からは「ほぉ…」とため息が零れた。
その料理とは、"白いバラが乗ったコーヒーフロート"だった。

果穂「す、すごい…!このバラ、どうやって作られたんですか!?」

有基「3番のコメントっす!「薔薇はアイスクリームで模りました。陛下とマスター陛下が薔薇が好きなので、凝らせてみましたが…お気に召しましたら幸いです」らしいっす」

鏡太郎「陛下とマスター陛下、って」

ナポレオン(千銃士)「なんということだ…!あやつ、私と片割れのために!」

ナポレオン(FGO)「これは…随分と腕を上げたな。タバティエールもびっくりだぞ」

アーサー「で、問題の味は…」

薔薇のアイスをスプーンで掬って一口食べる。

千鶴「…これは、よくあるバニラアイスかしら?」

トレイ「っぽいな。まぁ薔薇を模る練習を考えるに、そう高いものは買えないだろうしなぁ」

果穂「あ、でもコーヒーは美味しいですよ!」

トレイ「え、本当か?」

そう言って、トレイがコーヒーを一口飲むと…

トレイ「確かに!どことなく甘くて飲みやすいな」

ナポレオン(千銃士)「流石は私の腹心だな!」

ナポレオン(FGO)「俺も鼻が高いな(ドヤ顔)」

アーサー「お前らさぁ…」

琴葉姫「(部下(?)に優しいWナポレオン好き(好き))」

3番の総合評価
味:☆4
見た目・映え:★5

琴葉姫の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
私コーヒー苦手だけど3番の淹れたコーヒーは私でも飲めたよ。美味しかった。薔薇はもちろん最高だった!またやって欲しい。

アーサーの評価
味:☆3
見た目・映え:★5
見た目はよかった。だが俺は紅茶派だから今度はアイスティーでやって欲しい。今度おすすめの茶葉教えるからさ(図々しいか??? by琴葉姫)

果穂の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
すっごく綺麗にバラを作れてすごいです!コーヒーも苦いものだと思ってましたが、少し甘くて美味しかったです!またコーヒー飲みたいです!

血小板の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
バラがね、とーっても綺麗だったよ!コーヒーも美味しかったー!

千鶴の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
セレブのわたくしに相応しいコーヒーフロートでしたわ!是非また振る舞って欲しいですわ!オーッホッホッホ!

トレイの評価
味:☆4
見た目・映え:★5
アイスをあんな風に模るのはすごいな。今度教えてくれ。ハーツラビュルのお茶会で出したい。

ナポレオン(千銃士)の評価
味:☆5
見た目・映え:★5
流石は私の3番だ!私に振る舞うに相応しい一品であった!その調子で励むと良い!

ナポレオン(FGO)の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
お前さんも頑張り屋さんだからなあ。頑張った3番に、何かお願いがあったら言ってくれ。俺に出来ることなら何でもやるぜ(ん?今なんでもって by琴葉姫 やめろ(#^ω^) byアーサー)

現時点で映え評価No.1!



続いては4番の作った料理を食べることになる。
+α審査員は、全員ディプラデニアの図書館所属の花袋(姫プラ)、秋声(姫プラ)、独歩(文アル・姫プラ)だ。

花袋(姫プラ)、「美少女が作った料理かなぁ…」

秋声(姫プラ)「そこはもう諦めなよ…」

独歩(文アル・姫プラ)「俺は不味くなければいーぜ」

琴葉姫「ここまで当たりしかないのが逆に不穏だな…」

アーサー「お前どんだけ毒されてんの???」

潤「運んで来たよー!」

オリキャラのうるが4番の料理を運んできた。
運ばれてきた料理は、抹茶の層の上に白玉善哉、つぶあん、甘栗、モンブランクリーム、ホイップクリーム、そして紅葉の形をしたクッキーが添えられているパフェだった。
審査員も観客も思わず「おー!」と言葉が零れた。

有基「4番さんのコメントっす!「僕が作ったのは宇治抹茶のパフェだよ。今の季節に合いそうな紅葉も添えてみた。終わったら取材に行くからよろしくね」だそうっす!」

花袋(姫プラ)「取材…あーあいつかー!美少女が作ったものではないけど味は大丈夫だな!」

秋声(姫プラ)「4番、こんな甘味作れたんだ…師匠が喜びそうだけど」

果穂「早く食べたいです!すごく美味しそうです!!」

独歩(文アル・姫プラ)「あ、その前にちょっと写真撮らせてくれ」

琴葉姫「私も撮る(カメラ用意)(ちなみに今までのも写真撮ってました(後付けクズ←))」

千鶴「紅葉の宇治抹茶パフェだなんて、風流ですわね!」

トレイ「抹茶はうちではあんまり食べたいから新鮮だな」

一通り写真を撮って、肝心の試食に入る。
そして全員、口に入れた瞬間真っ先に同じ言葉を発した。

「「「美味しい(美味い)!」」」

と…。

琴葉姫「私抹茶味のものってあんまり食べないけど美味しいんだな!」

果穂「ちょっとほろ苦いですけど、今まで甘いものを食べてたのでお口の中が良い感じになりますね!」

血小板「モンブランのところもおいしーよ!」

独歩(文アル・姫プラ)「4番の奴、一体どこでこんなスキル身に付けたんだ…?」

花袋(姫プラ)「今度また作ってもらおーっと!」

4番の評価

味:☆4
見た目・映え:★5

琴葉姫の評価
味:5
見た目・映え:★5
すーっげー美味かったぞ!見た目も和風で良かったし、抹茶苦手なのに完食しちゃった!お前志賀さんや檀君になんか教わったりしてた?レベルだった。とにかくありがとな!…正直コメントに関してはこれが全てだから、後から取材に来てもこれ以上は出ないと思うゾ(震え声)(安定で語彙の種類が乏しすぎるな… byアーサー)

アーサーの評価
味:☆4
見た目・映え:★5
菊の言ってたワビサビってのが分かった気がする…。今度菊に作ってやりたいから作り方教えてくれよ(おい馬鹿やめろ祖国様や4番の為にもやめろ(戒め) by琴葉姫)

果穂の評価
味:☆5
見た目・映え:★5
すっごーく美味しかったです!抹茶って苦いものだと思ってたんですけど、あんなに美味しかったんですね!知れて良かったです!ありがとうございます!

血小板の評価
味:☆5
見た目・映え:★5
まっちゃとモンブラン、おいしかったよー!また作ってね!

千鶴の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
とても美味しかったですわ!良ければなんですが、今度シアターで振る舞っては頂けないでしょうか?きっとエミリー達が喜ぶの思いますので!

トレイの評価
味:☆4
見た目・映え:★5
東洋のスイーツって感じなんだろうが、見た目も味もいいもんだな。俺も今度チャレンジしてみたいから、作り方を教えてくれないか?もちろん、俺からも自慢のスイーツを贈るからさ。

花袋(姫プラ)の評価
味:☆4
見た目・映え:★4
お前料理で来たんだな?しかも美味いし…。何で今まで教えてくれなかったんだよ!罰として今度違うスイーツ作れよ!

独歩(文アル・姫プラ)の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
俺のメシにカレー粉ぶっかけただけのカレーがちっぽけに見えるレベルですごい出来だな。今度レシピ教えてくれよ。図書館の新聞で掲載しようぜ。

秋声(姫プラ)の評価
味:☆4
見た目・映え:★5
こんな料理作れたんだね…。…多分これ見てる師匠が僕に頼み込んでくると思うから、今からお願いしておくよ。今度師匠にも甘味作って。お願い事とか訊くからさ…。

意外な一面を見ることが出来るのも、料理対決のいいところ。



そして5番目の料理を食す+α審査員は井伏(姫プラ)、フレデリカ、美嘉だ。

井伏(姫プラ)「先程の4番の料理は当たりだったが、俺達が食べる料理はどうなるか…」

フレデリカ「楽しみ~♪」

美嘉「美味しくて、映えるエモいのだといいなー」

嶋「持ってきたですよーですー」

オリキャラましが持ってきたのは、グラスに入った…シュワシュワと泡を立てている炭酸水の中に丸いレモンゼリーのようなものがいくつか入ったグラスだ。
一同はそれを見るなり、なんだこれは?と首を傾げていた。

鏡太郎「なにこれ」

有基「え、えーっと、5番さんのコメント…「まずこれを食べる前に、辺りを真っ暗にしてね~♪」ってあるっす…」

琴葉姫「え、なになに?ま、まぁ言う通りに暗くして見ようか。嶋!」

嶋「りょ、ですー」

琴葉姫の命令で、嶋が会場のドームを閉め、電気を消す。
審査員や観客がざわめく中、ライトでカンペを照らしながら続きを読む。

有基「「続いて、料理にブラックライトを当ててみて~。そうしたらインスタ映え間違いなしだよ!」だそうっすけど…」

琴葉姫「??? とりあえず、ブラックライト持って来てくれ!」

嶋「はーいですー」

続いてブラックライトを、嶋の他に匙、彩、潤、つるぎの5人のオリキャラが持ってきた。
そして、下から5番の作った料理(?)にブラックライトの光を当てると…!



炭酸水が青白く光り、レモンゼリーのようなものも輝かしい光を放っているではないか───!

琴葉姫&アーサー「おおおおおおおおおおおおおお!!!?」

血小板「きれー!」

果穂「なんだか、水族館みたいです!」

フレデリカ「スゴイスゴイスゴ~イ!可愛い~!♪」

井伏(姫プラ)「(か、可愛い…?)綺麗に光ってるな」

美嘉「ヤバイ!これは映える!写真撮ろ撮ろ!」

琴葉姫「あっ私も!」

写真を撮っている一同を余所に(おい)、有基が再び5番の説明を読み上げる。

有基「「ふっふっふ~♪これこそ映えの究極系『光るタピオカ』だよ!』これタピオカだったんすか!?(驚愕)」

琴葉姫「レモンゼリーかと思った…()」

フレデリカ「フレちゃんも~」

有基「「タピオカってなんで黒いか考えたことない?あれ黒糖で作られてるから黒いんだよ。だから今回は光らせるために光る原料のあるものを作ったよ!…ってあるんすけど」

アーサー「あっ…(察し)」

井伏(姫プラ)「…おい、まさか5番は…彼女か???」

美嘉「あ~…なんか急に不安になって来た(汗)」

果穂「光る原料ってなんでしょう?見た目オレンジやレモンみたいで美味しそうなんですけど…」

と言って、スプーンでタピオカを掬って口に入れる。

果穂「Σングッ!?」

琴葉姫「Σか、果穂ちゃん!?」

千鶴「どうしましたか!?」

こちらに首をゆっくり向けた果穂は、涙目でプルプルと震えながら口を膨らませている。
これに真っ先に動いたのはアーサーだ。

アーサー「果穂!このスプーンにタピオカ吐け!大丈夫だいけないことじゃない!」

果穂「(プルプルプル)…ぷっ」

果穂がタピオカをスプーンの上に吐き、今度アーサーは琴葉姫に迫る。

アーサー「これをまるのみにはすたぁくんに食べさせろ!なんでも食べるんだろアレ!食べかけでも大丈夫だろ!?」

琴葉姫「あ、ああ!みんな目を瞑るかまるのみにはすたぁくんを見るな!」

そう忠告してアーサーはまるのみにはすたぁくんにタピオカを乗せたスプーンを近くに持って行き、すぐさま振り返った。
そしてすぐ「シュポッ」と音がして、恐る恐る目を開けたりその方向を見ると…タピオカと、それが乗っていたスプーンだけがなくなっていた。

琴葉姫「…眉毛お前、なんでこんなに冷静に対処出来てんの???(半ギレ)」

アーサー「何で半ギレなんだよ(#^ω^)」

千鶴「果穂!大丈夫ですの!?」

井伏(姫プラ)「味は駄目だったか!?」

果穂「…あの、なんていうか…」



果穂「お薬みたいな味がして…」

「「「………はい???」」」

有基「あ、続きがあるっす!「タピオカを光らせるために、タピオカはリポビタンDで作ったよ~!ちなみに炭酸水はシュウェップスのトニックウォーターね♪」…」

アーサー「あっ…(察し)」

琴葉姫「あのさぁ…orz」

井伏(姫プラ)「…念のため、俺も食べてみる」

井伏(姫プラ)が恐る恐るタピオカを口に入れると…

井伏(姫プラ)「…シロップ剤みたいな味がするな(汗)」

トレイ「光らせることにこだわり過ぎて、味は二の次になった、って感じか?これは…美味しくない(汗)」

フレデリカ「美味しくなーい!」

琴葉姫「…血小板ちゃんのは、まるのみにはすたぁくんに食べてもらおうか…(遠い目)」

血小板「えー?なんで?」

鏡太郎「あの子もお腹空いてるからだよ」

血小板「そうなの?じゃあいっぱい食べてね!」

琴葉姫「(鏡太郎君、ナイスファインプレーだ…(グッと親指立て)」

5番の評価
味:☆2
見た目・映え:★5

琴葉姫の評価
味:☆2
見た目・映え:★5
いや…光タピオカ綺麗だったけどさ…味もうちょっとどうにかならんかったんか…?(汗)まぁ光らせる成分的に難しかったんだろうけど、ここは科学的好奇心を捨てて欲しかったよ…orz

アーサーの評価
味:☆1
見た目・映え:★5
タピオカは綺麗だった。綺 麗 だ っ た だ け だ け ど な。それ以上はノーコメント。

果穂の評価
味:☆1
見た目・映え:★5
うう…吐き出しちゃったのと、全部食べれなくてごめんなさい…。でも…美味しくなかったです(汗)

血小板の評価
味:-
見た目・映え:★5
すごーく綺麗だったのに、みんな美味しくなかったって言ってた。どんな味だったのか、気になるなー(やめとけ(汗) by琴葉姫)

千鶴の評価
味:☆2
見た目・映え:★5
食べられないことはありませんでしたが、こういった対決でチャレンジ心を出さないでくださいまし(汗)見た目は本当に綺麗でしたのに、残念ですわ…。

トレイの評価
味:☆1
見た目・映え:★5
見た目と味が合致しないってこと、本当にあるんだな…。とにかく、今度これを作る時は全部自分で食べてくれ。そうすればだれも文句は言わないからな。

井伏(姫プラ)の評価
味:☆2
見た目・映え:★5
見た目が綺麗だっただけに、味が残念過ぎたな…。まぁ、今度は味も両立した映え料理を作ってくれ。それと同時に仕事も疎かにするなよ。今は765プロとのコラボもあるしな。

フレデリカの評価
味:☆1
見た目・映え:★5
見た目だけは綺麗だったよー!味はちょっとね~。今度は美味しいの作れるように頑張ろ~♪765の子達に写真見せたら喜ばれるかな~?

美嘉の評価
味:2
見た目・映え:★5
タピオカは何度も飲んだことあるけど、あれだけ綺麗なのに味が悪い意味でインパクトあるのは初めてだわ…(汗)とりま、ネタとして写真をインスタに上げるわ。

やはり、ずっと上手いこと行くわけがなかった…(汗)


ということで(?)1番から5番までやってきました!
挑戦者のヒントはもう答えなので言わないでおきます(おい)分からない人の方が殆どだと思いますしね!(死亡)
感想・試食等ご自由にどうぞ!むしろお願い致します!!!(土下座)(クズ)

琴葉姫「ただキャラ解釈とかが違う可能性が大なんだよな特に1番orz」

アーサー「ちゃんとストーリーを見よう(戒め)」

琴葉姫「うちではそういう感じなんだと思ってください(震え声)」

アーサー「お前も原作リスペクトしてねーじゃねーか!!!(憤慨)」

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