二次創作小説(新・総合)
- Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.282 )
- 日時: 2022/06/19 21:12
- 名前: 琴葉姫 (ID: EkYm4tVJ)
※今回、アーサー(ヘタリア)×琴葉姫(しかも2パターン)の恋愛要素がめっちゃ強いです(!?)夢要素が地雷の方はブラウザバックをお願い致します。
あと単純に読みにくい←
よろしくお願いしまーーーーーーーーーす!!!!!!!!!(どこゆび風)
全く違う私と俺!?
琴葉姫「暇だな眉毛ー」
アーサー(ヘタリア)「…まぁ、そうだな…てかなんで俺お前と一緒にいるんだよ」
琴葉姫「細かいこと気にするとハゲるぞ」
アーサー(ヘタリア)「おい(#^ω^)」
二人は現在のどかで広い河川敷の芝生で平和を謳歌していた。
アーサー(ヘタリア)は何故当たり前のように琴葉姫と一緒にいるんだと呆れたが二人共通常運転である。
アーサー(ヘタリア)「でも俺は知ってるんだ。こういう平和な時に限って何か起こるって」
琴葉姫「フラグじゃねーか()でもなー、何か起きるって何が…」
琴葉姫が言葉を続けようとすると、そのフラグが回収された。
トルストイが大急ぎでやって来たのだ。
トルストイ(姫プラ)「あっ琴葉とアーサーいた!!!大変なんだよ!!!」
琴葉姫「ハェッ!?ととととととトルストイさん!?!?!?どっどうされたのですか!?」
アーサー(ヘタリア)「俺との態度の違いよ()」
琴葉姫はトルストイが大好き←で可愛い存在と思っているため、彼には畏敬の念を込めて慇懃に接している節がある。
そんなトルストイは「とにかく一緒に来て!!!」と琴葉姫の腕を引っ張って、どこかへ連れて行こうとしている。
それに疑問を抱きつつ、一体何が…!?と、夢交界の創造主である琴葉姫はトルストイに同行した。アーサー(ヘタリア)も、何事だと一緒についていく。
○●○●○
トルストイに案内された方向に行くと、何やら言い争っている声が聞こえる。
???1「ですから!寝喪を呼んで欲しいと先程から申し上げているはずですが!」
ディプラデニア「いや、こっちも言ってるでしょう?ちょっとだけでもいいから待って欲しいと」
太宰(文アル・姫プラ)「というか、お前全然性格違うじゃん。どういうことだよ…」
???1「先程から何の話をしているのですか?」
???2「琴葉姫ちゃん落ち着いて。混乱しているのはわかるけど、二人に迷惑かけちゃ駄目だよ」
どうやら、一人の女性がディプラデニアと図書館の太宰治(ディプラデニア図書館個体)と言い争っていて、一人の男性が女性を窘めているようだ。
…いやまて、男性はなんて言った?『琴葉姫』?そんなはずはない。だって、琴葉姫はここに………。
琴葉姫「って私だコレーーーーーーーーーーーー!?」
???1「は???」
アーサー(ヘタリア)「え、ちょっ、はぁ!?」
???2「へ?」
ディプラデニア「ああ来ましたか。トルストイさんご苦労様です」
…言い争っていた女性と、男性は琴葉姫とアーサー(ヘタリア)だった。
いや、目の前にいる琴葉姫は自分より髪が長いストレートヘアではあったが。アーサー(ヘタリア)は特に外見的に違いはない。
琴葉姫を見て、髪の長い琴葉姫は困惑している。
???1→琴葉姫(?)「は…は???ど、どういうことです。何故私が…誰かまた変なことしましたね!?」
琴葉姫「え、いや、お前…私、だよな?髪長いけど。そっちも眉毛…なのか?」
???2→アーサー(ヘタリア・?)「そうだねぇ。僕も良く琴葉姫ちゃんに眉毛って呼ばれてるけど…」
琴葉姫&アーサー(ヘタリア)「琴 葉 姫 ち ゃ ん ???」
太宰(文アル・姫プラ)「さっきからこの調子なんだよこの二人!お前ら何とかしろよ!!!」
琴葉姫「え、いや、え…は???」
その場が混沌に支配されていた時だった。
律歌「創造主こちらでしたか!!!」
琴葉姫「え、律歌!?」
琴葉姫(?)「は???」
大神の人柱である勝利ヶ原律歌が大急ぎの様子でその場に現れた。
髪の長い琴葉姫は律歌の姿を見て唖然としている。
琴葉姫(?)「え、りつ、か?は?え…え?」
律歌「並行世界の創造主に置かれましては、そういった反応をされるのは無理はないと思います」
琴葉姫(?)「は??????????????」
琴葉姫&アーサー(ヘタリア)&太宰(文アル・姫プラ)&トルストイ(姫プラ)「並行世界!?」
ディプラデニア「おや」
アーサー(ヘタリア・?)「ああ、なるほど…」
律歌の発言に、その場にいる者達は多かれ少なかれ驚いている様子だ。
疑問を投げかける前に、律歌が説明する。
律歌「こちらの創造主とアーサー・カークランド氏は、この夢交界とは違う別世界線の創造主とアーサー・カークランド氏なのです。先ほど寝喪が境界網にほつれがあったと報告があり、お二人はそのほつれからこちらの世界に迷い込んだと推測されます」
琴葉姫「え…何それ知らん…怖………」
アーサー(ヘタリア)「おい創造主」
律歌に説明されてもあまり合点がいかないし、並行世界の自分はこんなにも違うのか?と琴葉姫とアーサー(ヘタリア)は並行世界から来たと言われた自分自身に目線を向ける。
並行世界の琴葉姫はジロジロと見られ、不機嫌そうだ。
琴葉姫(並行世界)「そのような目で見ないでいただけますか。不愉快です」
トルストイ(姫プラ)「あ、ごめん…。………なんだか、こっちの琴葉とは全然違うね」
ディプラデニア「そうですね。逆にイギリスの方のアーサーさんはこっちの方が紳士っぽいですけど」
アーサー(ヘタリア)「はっ倒すぞ」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「おや、こっちの世界の僕は随分乱暴な言葉を使うんだね。女性にそんな言葉使いをしてはいけないよ」
アーサー(ヘタリア)「やめろ!!!!!!サブいぼたった!!!!!!!!!!!!!!!!!()」
琴葉姫「光忠ママンタイプか…」←
アーサー(ヘタリア・並行世界)「え?」
琴葉姫「あ、いやこっちの話」
律歌「………あちらからの迎えが来るまで、お部屋をご用意しますのでこちらへ」
琴葉姫(並行世界)「隔離と監視ですね。了解しました」
太宰(文アル・姫プラ)「言い方に棘ありすぎだろ…」
琴葉姫(並行世界)「実際そうでしょうから」
律歌に促され、彼ら彼女らはとある一室に案内された。
○●○●○
律歌「では、ごゆっくりお寛ぎください」
琴葉姫(並行世界)「寝喪に伝えておいてください。「迎えに来るまで私がこの世界に来てから1秒間に放電」だと」
琴葉姫「厳しすぎて草枯れるんだが???」
律歌「…それでは、失礼致します」
そう言って律歌が部屋を後にする。
残された琴葉姫たちは並行世界から来たという二人に質問し始めた。
琴葉姫「そっちの夢交界ってどうなん?」
琴葉姫(並行世界)「まず最初の質問がそれなのですか?全く、私とは思えない程知性を感じられませんね」
琴葉姫「この私めっちゃゼッさんぽくて笑う」
太宰(文アル・姫プラ)「いや笑うなよ()」
琴葉姫(並行世界)「…ぜっさん…?誰ですかそれ」
琴葉姫「え、ゼクシオンさんだけど」
琴葉姫(並行世界)「は???」
琴葉姫「え?」
再び唖然としている並行世界の琴葉姫。
並行世界のアーサー(ヘタリア)も驚いている様子だ。
アーサー(ヘタリア・並行世界)「こちらの世界のゼクシオンくんは琴葉姫ちゃんみたいな性格をしてるの?」
琴葉姫「あーそうだな。喋り方は丁寧だけど、性格は非情…というか捻くれてるけど素直になれないツンデレみたいな感じ?」
琴葉姫(並行世界)「だーれがツンデレですか!!!私はそんなっ…創作物に出てくる男に都合のいい女みたいな存在ではありません!」
琴葉姫「めっちゃツンデレじゃん。ウケる」
ディプラデニア「以下同意です」
トルストイ(姫プラ)「でも可愛いと思うよ!」
琴葉姫(並行世界)「………………(#^ω^)」
「ツンデレ」扱いされて不服なようである並行世界の琴葉姫は静かかつ笑顔で怒りを溜めていたが、すかさず並行世界のアーサー(ヘタリア)が彼女を宥めた。
アーサー(ヘタリア・並行世界)「よしよし琴葉姫ちゃん。ツンデレだろうとそうでなかろうと、琴葉姫ちゃんは可愛いからね♪」
琴葉姫(並行世界)「ちょっちょっとぉ!?」
琴葉姫&アーサー(ヘタリア)&太宰(文アル・姫プラ)「は??????????????」
トルストイ(姫プラ)「ええっ!?」
ディプラデニア「あらまぁ」
…並行世界の琴葉姫口説くような言い方で彼女の頭を撫でながら宥める並行世界のアーサー(ヘタリア)。
それを見て、今度はこちらの世界の者達が唖然としている。特に、琴葉姫とアーサー(ヘタリア)は。
琴葉姫が恐る恐る質問する。
琴葉姫「あ、あのー…そっちの眉毛ってそっちの私のこと………」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「うん。大好きだよ?」
琴葉姫(並行世界)「殺 し ま す ね」
トルストイ「おっおおおお落ち着いて!!!」
太宰(文アル・姫プラ)「ウッソだろお前…(震え声)」
アーサー(ヘタリア)「………………(ズーンと沈んだ様子でゲンドウポーズ)」
ディプラデニア「これは地獄絵図ですね色んな意味で(確信)」
こちらの世界のアーサー(ヘタリア)と違い、琴葉姫に対しての好意を隠さない並行世界のアーサー(ヘタリア)に、部屋の中は地獄絵図と化した。
しかしこちらの世界の琴葉姫は目を輝かせながら…
琴葉姫「えっ…そっちの眉毛そっちの私のこと大好きなの???えっ、そんでそっちの私ゼッさん似の捻くれツンデレなの???やば、最高じゃん(真顔)(語彙の死)」
琴葉姫(並行世界)「頭沸いてらっしゃる???」
アーサー(ヘタリア)「否定はしない」
琴葉姫「おうコラ眉毛コラ^^」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「はは。そっちの俺と琴葉姫ちゃんも仲が良くて羨ましいよ」
琴葉姫&アーサー(ヘタリア)「どこがだよ!?」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「そうやって綺麗にハモるところや、お互いが気になって仕方ないってところとか、かな?」
琴葉姫「この眉毛スパダリ属性もある、だとッ…!?誰が勝てるんだよこんなの!!!」
アーサー(ヘタリア)「何で勝ち負けの話になってるんだよ???」
太宰(文アル・姫プラ)「なんなんだよコレ(真顔)」
ディプラデニア「我々の前でいちゃつかないでくれませんか???」
トルストイ(姫プラ)「仲がいいのはいいことだけど…」
琴葉姫(並行世界)「ですからこんな人と仲がいいわけないでしょう!?勝手に私に纏わりついてきているだけです!いわば毛玉です!!」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「毛玉だったり眉毛だったり、琴葉姫ちゃんに色んな呼び方で呼んでもらって嬉しいなぁ」
アーサー(ヘタリア)「こいつさてはマゾ属性もあるな???」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「えっ。そんなことはないと思うけど…でも、琴葉姫ちゃんにされることならなんだって嬉しいとは思うけどね?」
琴葉姫「【速報】並行世界の眉毛、スパダリだけどドM」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「ええええ?好きな子にだったら何されても嬉しいと思わないかい?」
琴葉姫「ああ、アル太宰さんなら芥川先生に何されても嬉しいと思うアレか」←
太宰(文アル・姫プラ)「なるほどそれは確かにわかる」←
トルストイ(姫プラ)「わかるんだ…()」
ディプラデニア「太宰さんですからね。仕方ありませんよ」
そしてこんな会話をし盛り上がりつつ、あちらの世界から迎えがやってきたようだ(はえーな!?)
並行世界の寝喪はこちらに頭を下げて礼と謝罪をした。
寝喪(並行世界)「この度はこちらの不手際のせいでそちらにご迷惑とご混乱をおかけし申し訳ありませんでした。そして、我が創造主とアーサー様を保護してくださり、最大級の感謝を述べさせていただきます」
琴葉姫「そっちの寝喪慇懃モードの私並みに言葉遣い丁寧じゃん。こっちと全然違って草」
寝喪(並行世界)「…そちらのわたくしめに関しては、ご容赦頂きたく」
琴葉姫「ア、ハイ()」
琴葉姫(並行世界)「………」
どこか名残惜しそうにこちらを見つめてくる並行世界の琴葉姫。そんな彼女に…
琴葉姫「またな!」
琴葉姫(並行世界)「………きっとこの先、再びこちらの世界に来ることも、あなたがたと会うこともないでしょう」
琴葉姫「なんで?わかんないじゃん。それに私はまた会いたいよ」
琴葉姫(並行世界)「………」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「そうだね。僕もまた、会いたいな」
琴葉姫(並行世界)「ちょっと?」
アーサー(ヘタリア)「あー…まぁ、また来た暁には記念として俺がスコーンでも作ってやるよ」
琴葉姫「おいコラ眉毛コラ(震え声)」
琴葉姫(並行世界)「…一億が一、その機会があれば、ですがね」
琴葉姫「えっ」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「うん、楽しみにしてるね」
琴葉姫「ちょ、え、ちょっと正気か!?!?!?(真顔)」
琴葉姫(並行世界)「むしろあなたはなぜ取り乱しているのですか」
琴葉姫「は!?!?!?」
アーサー(ヘタリア)「お、おう!気合い入れて作るからよ!」
琴葉姫「待て待て待て!!!え、ドユコトォ!?(驚愕)」
寝喪(並行世界)「創造主、そろそろ…」
琴葉姫(並行世界)「ええ。…また会うことはないので、安心してください。では、さようなら」
アーサー(ヘタリア・並行世界)「またね!」
琴葉姫「えっエエエエエエエエエエエエエエエ!?!?!?どうすればいいんだよーーー!?!?!?」
果たして、再び交わり二人と会えることが出来るのか。それは誰にも分らない。
…仮に会えたとしても、嬉しい反面地獄を見ることになるのだが、そんなことは並行世界の二人は全く知らないのであった───。
☆どうでもいい小ネタ☆
・並行世界の眉毛(ヘタリアのアーサー)は本来と違い料理作りがとても上手。だから最後の件も「本来の彼の料理の腕前を知らなかった」ので了承した。
・並行世界のアル太宰さんは劣等生のお兄様、トルストイさんは鬼滅の善逸、ディプラデニアはFGOのクリームヒルト(アルオダサクはジークフリート(FGO))のような性格で、、ゼクシオンは男前な喋り方の脳金←。本編でその旨を話して驚くというシーンを入れ込もうと思ったけどその話に延々と尺を使いそうで収集つかなくなりそうなんで入れられなかった(白目)(クズ)
以上です!
感想OK