二次創作小説(新・総合)
- Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.303 )
- 日時: 2024/01/13 12:44
- 名前: 琴葉姫 (ID: MDsdSaXn)
ドキドキハラハラ料理対決Part2!!! プロローグ
琴葉姫「突然ですが料理対決第二弾をやります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アーサー(ヘタリア)「バカなの??????????????????(真顔)」
平八「何で俺たちもここにいるの???」
グランフレア「さぁ?」
いつもの琴葉姫の宣誓にアーサー・カークランドは呆れ気味の真顔で琴葉姫を罵倒し、同じ空間にいる大倉平八、グランフレアは『なぜ自分達もここにいるんだ?』とお互いの顔を見合わせて怪訝そうな表情をしている。
ここは中王塔・心臓室。
4人と、律歌が円卓を囲むように座っており、壁一面の数字が流れるモニターにはエメラが泳いでいる。
初めてのことで困惑している平八とグランフレアのために琴葉姫が説明する。
琴葉姫「今回の夢交界で開催する料理対決では、新ジャンルの6作品の住民を必ず挑戦者として出場してもらい、お二人には固定審査員をお願いしたいのです」
平八「へー。料理対決か。うちには特別料理が上手い奴はいないけど、大体できる奴がほとんどだから大丈夫かな。というか上手い料理を食べられるなら大歓迎!」
グランフレア「なるほどな…。俺は構わない。俺は基本的に作る側だから、他人の作る料理を食べられる機会も早々に無いしな」
今のところ新ジャンルキャラクターの固定審査員の二人には快く了承を得られた。
…が、琴葉姫はあまりにも心苦しいと言わんばかりに険しい顔をしている。二人はそんな琴葉姫を見て意味が分からないようで首を傾げた。アーサー(ヘタリア)と律歌はそんな二人を見て、琴葉姫と同じ表情をして顔を逸らした。
この二人には殊更事情を説明しなければいけない。決意を胸に刻み琴葉姫は平八とグランフレアに説明した。
琴葉姫「これ、グランフレアさんならわかってくれると思うんですけど…料理対決では、新ジャンルの世界の方々は確定です。それは分かってますね?」
グランフレア「ん?ああ…分かっているぞ?それがどうした?」
琴葉姫「…つまりですよ」
琴葉姫「イツキとジュリが選ばれる可能性だって十分あるんですよ」
グランフレア「………………………………」
琴葉姫の言葉を聞いた瞬間、グランフレアは笑顔のまま固まってしまう。
グランフレアの様子に平八は「えっ?」と更に頭にハテナマークを浮かべるが…次第にグランフレアは固まったまま、顔から、いや体中から滝のような汗が溢れ出て来て思わず「うわぁっ!?」と驚いてしまう。
平八「え!?何何何何!?どうしたんですか!?」
グランフレア「イツキとジュリが…料理対決…………待てそれはまずいあまりにもまずいこの二人の料理なんて食べたら冗談抜きであの世へ逝ってしまうというかこの二人は特別枠として厨房から出禁にした方が俺のためお前のため人々のため世界のためだと思う待ってくれ助けて欲しい助けてくれ誰かry」
平八「待って何何何何何!?急に喋るの止まらなくなったんだけど!?」
琴葉姫「…大倉さん、耳貸して」
困惑する平八の肩を琴葉姫が叩き、彼に耳打ちをする。
琴葉姫「…さっき名前を上げたイツキとジュリなんですが…………とんでもねぇメシマズ枠でして…。…この二人が挑戦者に選ばれたら、命の保証を約束できません」
平八「ゑっ」
その言葉を聞き…平八も、さぁぁぁっと顔色が青ざめていく。
そう。『夢職人と忘れじの黒い妖精』のマイスター・イツキと『ブルーアーカイブ』の世界・キヴォトスに存在するゲヘナ学園の給食部に所属している生徒・ジュリの料理スキルは☆1・0レベルのポイズンクッキングレベルなのだ。
ジュリはレシピを見ず全部我流で造ったり、料理に効率を求めて「これだけの時間に混むならこれを使えば時短できますね!」と火炎放射器で料理を焼いたりするのはザラで、珍しくレシピ本通りに造ろうと料理をおたまでかき混ぜただけで複雑怪奇なモノに変わってしまうなど、単に「料理下手」と称するのも躊躇われる特異体質持ちなのだ。
イツキもジュリ同様メシマズの才があり、美食ギルド「ガストロノミー」のシェフであるキュイの料理教室で料理を教わるも多くの人に「不味い!」と言わせたのは序の口、グランフレアは仏顔で生死を彷徨いそうになり、先生であるキュイの自信を大いに喪失させた経歴もある。(が、琴葉姫はそのイベントの復刻をやっておらず、そのバージョンのイツキも所持しているがまだ育てていないため実際どうなのかは不明瞭(おい))
とにかく、そんな二人が料理対決で料理を振る舞うかもしれないと知った、特に二人と親密に関係があり二人の料理も何度か食したことのあるグランフレアは今だ不確定ながらも震えずにいられないようだ。アヴァロンの血獣を怯えさせるほどのポイズンクッキングとは一体…。
事情を知った平八も眼鏡を曇らせ顔を青ざめさせているが、二人の料理のヤバさを知らないため比較的軽傷程度で済んでいる。
平八「ま、まぁまだ選ばれるとも限らないし…。気楽に行こうぜ!これから選ぶんだろ?」
グランフレア「…そうだな、悲観するのはまだ早い。うちの世界にもキヴォトスにも選ばれる候補は多いし、ピンポイントで二人を狙わないだろう」
琴葉姫「おっフラグかな!?(爆散)」
アーサー(ヘタリア)「止めろばか!!!!!!!!!!黒魔術するぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(必死)」
琴葉姫「どちみち挑戦者になったらお通夜確定の眉毛さんが何か言ってるでありますよ」
アーサー(ヘタリア)「はーーーーーーい×しまーーーーーーーーーーーーーすこのばかを×しまーーーーーーーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
律歌「落ち着いてください…(汗)これではらちがあきません…エメラ、抽選を開始してください」
エメラ『はーい!』
律歌の言葉でエメラが抽選を開始する。それにより4人の動きが止まる。
モニターの文字やブロック、色が目まぐるしく変動していき、しばらくして元に戻って結果が表示された。
果たして結果は───
『 結 果 発 表 』
~挑戦者~
○新ジャンル○
・僕のヒーローアカデミア から 轟焦凍
・魔法使いの約束 から シノ
・東京ミュウミュウ オーレ! から 神田龍成
・ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ から エステル
・夢職人と忘れじの黒い妖精 から イツキ
・ブルーアーカイブ から 春原シュン
●既存ジャンル●
・アイドリッシュセブン から 四葉環
・戦姫絶唱シンフォギア から 雪音クリス
・夢王国と眠れる100人の王子様 から カーライル
・アイドルマスターシンデレラガールズ から 辻野あかり
・カードファイト!!ヴァンガード から PRISM-P ケルト
・アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ から 高山紗代子
・あんさんぶるスターズ!! から 鳴上嵐
・ツキウタ。 から 師走駆
・ヒプノシスマイク から 四十物十四
・ツイステッドワンダーランド から エース・トラッポラ
~固定審査員~
ヘタリア から アーサー・カークランド[固定]
夢職人と忘れじの黒い妖精 から グランフレア[固定]
ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ から 大倉平八[固定]
Fate/Grand Order から 諸葛孔明[ロード・エルメロイⅡ世]
東方Project から アリス・マーガトロイド
『 以 上 』
エメラ『あっ…………』
琴葉姫&アーサー(ヘタリア)&グランフレア&平八「………………」
結果を見て、その場にいる者達は言葉を失ってしまった。
あまりにも無情な現実に、あやふやな死の待つ未来に、4人の表情からは絶望しか感じられない。
勝利の女神である律歌も望まない結果に何と声を掛ければいいか躊躇っているようだ。
エメラ『…再抽選、するー?』
琴葉姫「そ、それは不誠実だからよくないッ…!でもこれはしたくもなる…!!
なんで!!!よりによって!!!!!イツキが選ばれるの!!!!!!!!!!!!いやブルアカの枠がジュリじゃなかったのはまだいいけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グランフレア「ああ…月渡りの父親と、シャーレの先生でいられることが出来なくなってしまったな…(悟り顔)」
平八「えっ待って俺死ぬの???待って???まだ心行くまでガチャを回してないぞ俺はあああああやだあああああああ死にたくないいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」
アーサー(ヘタリア)「まままままままま待てお前ら落ち着け慌てるな慌てる時間じゃなななななななry」
律歌「創造主!皆様方!無理もありませんが落ち着かれた方がよろしいかと!…まだ開催まで時間があります。それまでの間、医療や戦闘、バックアップは手を抜かずに行わせて頂きます」
琴葉姫「………………そう、だな。まだ悲観するのは早い!それにこの夢交界の料理対決でヤバいことにはならないようにすると私は誓ってるからね(クズ)」
アーサー(ヘタリア)「おう急に冷静になるのとメタ発言やめろ(戒め)」
琴葉姫「大丈夫、なんとかなるなる!少なくとも命は大丈夫だよ知ってるだろ私はハッピーエンド至上主義だって(ガタガタガタガタ)」
アーサー(ヘタリア)「たけし状態でまるで説得力がねぇな…()」
琴葉姫「とにかく!!!私も運営も出来ることはする!今回も他作者さんのキャラを派遣してもらうつもりだし、今回もなにがなんでも無事に終えるぞ!」
グランフレア「…そうだな、くよくよしてても過去は変えられない。それなら未来のために出来ることをするべきだろう」
平八「えーーーーマジで言ってる!?あーもうわかったよ!医療班には多分シスハもいるしあいつがいるなら死ぬことはないだろ…」
琴葉姫「(大倉さんがなんだかんだ言ってシスハさん頼ってるところ、スキ←(クズ))」
アーサー(ヘタリア)「ちなみに今回のお題は?」
琴葉姫「寒いし私が好きだから「鍋」!」
アーサー(ヘタリア)「単純だな…()まぁ難しいとは思えないし大丈夫だろ。…多分(震え声)」
それから結果は該当者に知らされ、挑戦者たちは特訓を重ねた。
琴葉姫や運営は前回同様、最善を尽くし───
その日がやって来た!
アーサー(ヘタリア)「これ初回の2番煎じじゃねえか!!!」
琴葉姫「シテ…ユルシテ…(クズ)」
○●○●○
平八「き、来ちゃったぁぁぁぁ…!」
エルメロイⅡ世「………………(貧乏ゆすりが半端ない)」
アリス(東方)「ちょっと…大丈夫?」
エルメロイⅡ世「これを見て大丈夫と言えるのか…大したものだ」
アリス(東方)「いや、私も不安だけれど…貴方たちを見たら何だか逆に安心してきたわ。吊り橋効果って奴かしらね」
エルメロイⅡ世「………………」
グランフレア「不安になる気持ちはみんな同じだが…せっかくだから上手い料理を食べられるいい機会だと思おう」
アリス(東方)「そうね、ただ飯を食べられるいい機会だと思えば気が楽だわ」
エルメロイⅡ世「それはそれで楽観的過ぎるだろう()」
ステージ裏の、今回初めて固定審査員になる4人はそれぞれの反応を見せていた、平八とエルメロイⅡ世はたけし状態←だし、アリス(東方)はそんな二人を見て逆に冷静になっているし、グランフレアもイツキの料理を食べると分かっている不安があるが、楽して美味しいご飯を食べられる可能性に望みを託し逆に楽しくなってきているようだ。
そして今回も前回同様、司会進行には有基と鏡太郎を抜擢し、二人がステージから固定審査員たちの登場を促す。
有基「それではみなさん、どぞっす~!」
鏡太郎「どうぞ~」
アーサー(ヘタリア)「緩いなオイ()」
琴葉姫「うちはそれくれぇでいいんだよ!← ということで行くぞお前らぁぁぁぁあ!!!」
夢交界で2回目の料理対決。
しょっぱなから不安大爆発で始まったが、果たして今回も平和に終わるのか!?琴葉姫たちの命運は如何に───!?
☆ルール説明☆
・司会進行
箱根有基(美男高校地球防衛部LOVE!)&修善寺鏡太郎(美男高校地球防衛部HAPPYKISS!)
・固定審査員
琴葉姫、アーサー・カークランド(ヘタリア)、グランフレア(夢職人と忘れじの黒い妖精)、大倉平八(ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ)、諸葛孔明[ロード・エルメロイⅡ世](Fate/Grand Order)、アリス・マーガトロイド(東方project)
・医療班
ミカエルを筆頭としたエンジェルフェザー組、魔法薬&回復魔法を扱えるクルーウェル&アズール、テイルズのヒーラー嫁達、アプリコット、ヨモギ、ナンテン、エルダーフラワー、チューリップ姉妹、森鴎外(文アル)、斎藤茂吉、ナイチンゲール、アスクレピオス、サンソン、ヴェスタル、桜庭薫、神宮寺寂雷、ミルフィーユ、ミルク、救急医学部、救護騎士団、カイ、シスハ・アルヴィ、+いれば他作者さんの世界の方々
・料理お題
鍋
・☆準備及び練習期間は1週間。そして与えられた予算は1万円。この予算内で鍋を作ること(ただし調理器具と料理本などは報告してくれれば別経費で調達可)
☆審査員達の評価の下、優勝に値する☆5評価の者には要望のものが一つ贈呈される。ただし、☆1以下の者にはオシオキが…?
☆能力や魔法など特殊スキルの使用は厳禁。その他犯罪・他人に迷惑等の行為や不正があれば即オシオキ確定となる。
[評価一覧]
『味』
☆5:お金出しても食べたいプロ級の一流レベル。
☆4:アレンジも味も素晴らしい良妻レベル。
☆3:基本に忠実だが普通オブ普通の普通レベル。
☆2:味がいまいちでミス等目立つが頑張ればなんとかなる駆け出しレベル。
☆1:お願いですから厨房に立たないでくださいお願いします!何でもしますから!(何でもするとはry)なメシマズレベル。
☆0:あのさぁ…まずうち、拷問器具…あるんだけど…実験体になっていかない?(マジキチスマイル)のお仕置き必須レベル。
・お願い
①読者の方々に、念のためにはなりますが良ければこちらの料理対決の裏方として『医療班』を派遣してくださいますと幸いです。派遣くださった医療班の方々には有事の有無にかかわらず一人10万円の報酬を支払わせて頂きます。また、派遣された医療班の方々に回復アイテムなどの物資を提供してくださりますと幸いです。物資の消費の有無にかかわらず、+1万円の補填をさせて頂きます。
※ 最 重 要 事 項 ※ ②挑戦者含むすべてのキャラクターへの暴言、罵倒は『絶対に』おやめください。例え☆1や0の料理を出し、審査員が死にかけても、仮に不正行為を行った挑戦者等が現れても、です。仮にそのようなコメントが来た場合『二度と琴葉姫の建てたスレにコメントを書き込まないでください』。『琴葉姫もそのようなコメントをした方のコメントは返信しませんし小説にコメントは絶対に書き込みませんし一切読まないようにします』。
③仮にお仕置きを受ける者が出た場合、案は誰であろうとも受け付けません。お仕置き案は「正座で反省文10枚」もしくは「スカサハ(ランサー)の平手でお尻ぺんぺんの刑5分」で固定されます(!?)
④ルールとマナーと用法用量を守って楽しいクッキング&コメント☆←
アーサー(ヘタリア)「お仕置き内容は継続なのにどんだけキャラ悪く言われるの嫌なんだよ…()」
琴葉姫「当たり前だよなぁ!?(迫真)(クズ)」
果たしてどうなる!?感想OK