二次創作小説(新・総合)
- Re: 嫁でクロスカプ&クロスコンビSS集 ( No.83 )
- 日時: 2020/04/25 19:55
- 名前: 琴葉姫@pasifika (ID: EnwL6lXi)
「裸の馬鹿にも愛を」
琴葉姫「平和だなぁ~」
アーサー「まぁ、そうだな」
幽香「そうね。天気はいいし、花は綺麗だわ」
玉響館花園庭園。
現在、作者兼創造主の琴葉姫と、その嫁であるアーサー・カークランドと風見幽香が優雅にお茶会をしていた。
…が、
「「ぎゃあああああああああ!!!」」
琴葉姫&アーサー「ファッ!?」
幽香「あら?」
突如、汚い(おい)悲鳴が2重で聴こえてきた。
突如響いた悲鳴に琴葉姫とアーサーは驚き、幽香は涼しげな顔を崩さず首を傾げた。
ガサガサガサと、茂みをかき分けて現れたのは…
カラ松「あっ丁度いいところに!!!」
ロビン「ちょっと匿ってくんないですかね!?」
アーサー「…なんでそんなに急いでんだお前ら?」
六つ子の次男坊、松野カラ松と、緑衣の狩人ロビン・フッドだった。
アーサーが真顔で二人を落ち着かせようと近づくと…
ガサガサガサ
ロビン「ゲッ!もう来た!」
カラ松「ひいいっ!!!」
琴葉姫「ちょ、落ち着けお前ら!一体何から逃げて…」
幽香「シッ」
琴葉姫「…ゆうかりん?」
音がする茂みを、全員が一点に視線を集中させる。
そして、現れたのは───!
トーリ&西園寺&イヅナ&蜻蛉&フランシス「ここにいたかぁ!」
琴葉姫「あっ…(察し)」
カラ松「(ビクウウッ!)」
ロビン「うげえ…」
アーサー&幽香「は???(#^ω^)」
なんと琴葉姫サイドの裸族たちだった───!(爆弾発言)
裸族の登場により、カラ松は怯え、ロビンはドン引き、琴葉姫は悟り顔だった。
そしてアーサーと幽香は…案の定、裸族に対して威圧している。
アーサー「おうい髭ェ…お前何やっとんじゃ(#^ω^)」
フランシス「えー?何坊や、お兄さんのお仲間になりたいの?(ウインク)」
アーサー「×すぞ(威圧)」
琴葉姫「まぁ、そうなるな(震え声)」
トーリ「さっきまで裸族技の練習してたんだけど、トド松と学生の薫(あんスタの羽風先輩のこと)はすぐ気絶しちまってさ…亀甲は付き合ってくれてたけど、「ご主人様が呼んでる!行かなくちゃ!」ってすぐどっか行っちまった」
琴葉姫「お前トド松と羽風先輩を巻き込んでんじゃねーよォ!?(驚愕)」
西園寺「我が琴葉姫サイドの裸族たちは俺のせいで活動を休止していた…早くマリオ先輩に追いつけるような裸族技を身に着けたいんだ!」
イヅナ「そのために、その二人にも協力して欲しいんだ!」
蜻蛉「このSな私がM豚共を悦ばせてやらねばな!」
幽香「は???(威圧)(笑顔)」
琴葉姫「お前らゆうかりんのフラストレーションが急激に溜まりまくってるからすぐやめろォ!!!(必死)って眉毛お前フランシス兄ちゃん死にかけてるぞ!?(驚愕)」
アーサー「あ゛?(威圧)」
琴葉姫「俺に威圧すんなァ!?」
フランシス「」←アーサーに首を絞められ口から魂が抜ける。
紅閻魔「まぁ、そういうわけでち」
トーリ「どういうことでち?(真顔)」
紅閻魔「…一太刀いきまチュか?」
トーリ「アッハイすみません(震え声)」
現在、琴葉姫サイドの裸族5人は畳のある和室で正座させられている。正面には紅閻魔が。
紅閻魔「貴方達が反省するか、終了時間になるまで、ここで正座してもらうでち」
琴葉姫サイドの裸族「えー!(ブーブー)」
紅閻魔「文句は言わせないでちよ!西園寺しゃまのこともあり、あちき達もあまり武力行使はしたくないのでち!」
西園寺「えっ」
紅閻魔「あ、もちろん、罰は正座だけでち。晩御飯の支給もあるので安心するでちよ」
蜻蛉「おお!?なかなかにSかと思いきや悦ばせることもさせてくるな!飴と鞭が得意かごはっ!」
紅閻魔「…カルタさんのこともあるので、あまり怒らせないで欲しいでち」
琴葉姫サイドの裸族「アッハイ(震え声)」
紅閻魔「では、交代で見張りが来るので大人しく正座ちててくだちゃいね。逆らうと流石に擁護できないでちから」
トーリ「あ、うん…」
紅閻魔「ではあちきはこれにて」
そう言って、紅閻魔が襖を開けて部屋から出ていく。
残された裸族たちはポカンとしながら大人しく正座を続けていた。
イヅナ「え、ええ…(困惑)こんなお仕置きパターン初めてじゃね?」
フランシス「え、そうなの?お兄さんまともに裸族として動いてないから良く分かんないけど」
西園寺「メタ発言よくないぞ!…これ、俺のせい、かな…」
トーリ「うーん…けど、別にいいんじゃないか?正座も痛いっちゃ痛いけど、力任せで殴られたりする痛さじゃねーし」
イヅナ「…でもなんで急に?」
トーリ「そりゃあほら、あの創造主、なんだかんだで俺ら「嫁」には甘いからさ」
長谷部(姫マル)「足を崩すな!正座を続行しろ!!!(襖スパーン)」
トーリ「げっやべっ長谷部だ!正座しろ正座!」
フランシス&イヅナ「いや君(お前)だろ」
蜻蛉「私に拷問を施すか!貴様天性のドSだな!」
長谷部(姫マル)「言っている意味が解らん!とにかく何か不審がないか俺が見るからな!」
トーリ「女の子の見張りいねーの?」
長谷部(姫マル)「(#^ω^)ピキピキ(こ、これも主から賜った主命…!こいつらには危害を加えないと約束した!主命は果たさねば!)」
~数時間後~
エミヤ「晩飯を作って来たぞ。食べるだろう?」
白ご飯「ごはんですよー」
斬島「ああ、もうそんな時間か。悪いなエミヤ」
イヅナ「あっメシの時間!?やった!!!」
斬島「立 つ な(威圧)」
イヅナ「アッハイ(震え声)」
斬島「…立って飯は行儀が悪いだろう。座れ。ただし正座は崩すな」
フランシス「やばいお兄さん足が痺れすぎて頭おかしくなりそう(震え声)」
エミヤ「大丈夫か?ほら、今日は酒のホイル焼きだ」
トーリ「おっ美味そうじゃん!副菜に豆腐の味噌汁もある!やりぃ!」
フランシス「ありがとう…(ずずず…)ああ~…癒される~(涙ぐみ)」
西園寺「…うまい」
エミヤ「そうか。よかった。美奈子やマルヴィーズも作ったんだ。伝えておく」
トーリ「あ゛あ~…美味いなぁ…」
イヅナ「トーリおっさんくせー」
トーリ「いーじゃんかそれくらい!」
蜻蛉「この鮭美味い!貴様はS!味噌汁!貴様も上手いからS!」
エミヤ「聞くなよ白ご飯(白ご飯の耳を隠す)」
白ご飯「?」
フランシス「…蜻蛉くんのSの基準ってトーリくん分かる?」
トーリ「さっぱり(箸を口に運ぶ)」
琴葉姫サイドの裸族「し に そ う」
秋声「もうそろそろ限界じゃ…?(震え声)(てかなんで僕こんな役引き受けてるのorz)」
琴葉姫サイドの裸族が顔を真っ青にして俯いたり仰向けになってのけ反っているのを見て心配になる秋声。
そんな時、琴葉姫が現れる。
琴葉姫「やぁやぁ裸族諸君、御加減は如何かな?」
トーリ「嫌がらせかな???」
琴葉姫「そんな君達にお知らせです」
琴葉姫サイドの裸族「えっ」
深刻な表情の琴葉姫に何事かと身構える裸族たち。
しばし見つめあった後…
琴葉姫「おめでとうございまーーーす!貴方達は解放されました!」
琴葉姫サイドの裸族「…ん?」
何故か頭上から紙吹雪が舞い降りたと思ったら、どこからともなくくす玉が開き、琴葉姫の手には「裸族解☆放!」と書かれた紙を所持していた。
裸族たちが再び唖然としていると…
琴葉姫「あ、でもまた同じことしたらこうなるから注意してネ」
トーリ「…???」
琴葉姫「だって裸族はこうじゃなくっちゃね?」
琴葉姫サイドの裸族「!!!」
トーリ「…それは、俺達がはっちゃけることを許可する言葉だと見受けるけど?」
琴葉姫「あー、まー、…他の作者さんのところでやるのはアレだけど、うちでならどんんだけはっちゃけてもいいよ」
───創造主である私が許可する
トーリ「…」
琴葉姫「まぁ、お前らのやってることはアレだけど、それは先人であるりゅーとさんのマリオが許可してるし、裸族だっていいことをするんだから、私の世界では、いいよ」
トーリ「…ありがとな」
イヅナ「よっしゃー!じゃあ俺ら行くいででででで!!!!!!」
フランシス「やばい!!!やばい!!!あ、足が!!!!!!!!!!死にそう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
蜻蛉「自分の身体が動かないというのはなんともドSな極み!私と私の身体S!」
琴葉姫「えっなにそれは(驚愕)」
西園寺「………」
イヅナ「死ぬかと思った…orz」
トーリ「よーやく痺れ収まったなー」
裸族会議室。
正座から解放された5人は現在ここに集まっているのだが…
西園寺「………」
何故か西園寺が浮かない表情をしている。
フランシス「…ベニちゃん言ってたよね。テルヒコのこともあって武力行使したくない、って」
西園寺「え、あ、ああ」
フランシス「それって、以前話してたヤツ?」
西園寺「…そうだ」
…過去に、西園寺は裸族を辞めたことがある。
理由は、「自分達はカオスで皆を笑顔にさせたいのに、絶対に自分達は制裁される。それが怖い」「自分達はただの厄介者なのではないかと」。
…確かに、裸族であるということに反感を持つ者がとても多い。だが
トーリ「裸族には裸族のルールがあるだろ?俺らはそれを破っちゃいないし、セーフとアウトの見極めは付けてるだろ?」
西園寺「…でも、最近のカキコ作者の裸族はマリオ先輩の教えを忘れてる奴だっているだろ」
トーリ「そんなんは裸族じゃねーよ」
西園寺「えっ」
トーリ「他人に迷惑をかけるだけで、空気を悪くするだけの厄介な輩を、俺は裸族とは認めない」
西園寺「…トーリ」
イヅナ「そうそう!裸族がいた方が面白いだろ!」
蜻蛉「当時のような熱狂が、また私達を呼んでいる!」
フランシス「お兄さんだってマリオ師匠が魅力的で裸族になったんだから、そういう人はもっと他にもいるだろ?」
西園寺「…っ、ああ!また、裸族を盛り上げようぜ!」
笑い合う5人の笑顔は、とても輝かしいものだった。
~あとがき~
カキコで書かないって言ったのに何書いてんだ私は!!!
まぁ、この記事を書いたきっかけは、お察しの通り「裸族に対する印象」を変えたいと思ったからです。
私個人の意見ではありますが、最近の作者さんは裸族を悪い方向に動かしてる気がしてなりません。
コメントなどでも、裸族の制裁コメントが多いです。
では、ここで一度りゅーとさんが書いた小説の一部分を切り取って載せます。
>>そう言うと、マリオはある資料を出す。それはさまざまな犯罪データとその対策データである。予想外の物にりゅーとは手に取って確認する。そこには有名な裸族が凶悪犯罪者の逮捕や重要施設の護衛などとある・・・。
任天堂の英雄が激怒している理由はただ一つ。偽裸族の暴徒化や裸族の名を語って犯罪の増加、違法な方法で裸族の同士の増加、さらには有名裸族という立場を悪用する人間も・・・!おふざけする裸族でも裸族なりの決まりはあるし、セーフとアウトは一応見分けている(裸族の決まりも随時更新されます)。
マリオ「ギャグシーンでのハッスルやシリアスを壊す事、おふざけとかする俺らであるが裸族には裸族なりのルールと決まりはある。裸族は「裸になって己の解放・裸族や裸族技の魅力を伝える・思い人に愛を告げる・悪人を裁く」などとあるが、この裸族技の力を悪用する人間や裸族の名を語って犯罪なども増えている・・・!」
黒子「薄々と感づいていましたけど、恐れていた事が起きてしまいましたんですね・・・。いい事には悪い事もありますからね・・・」
高尾「こう見えても裸族は良心はあるからな~。ん?まさか・・・」
マリオ「そのまさかだ!オベイロンが何か怪しい動きをしていると裸族ネットワークで調べた。あの例の実験でアスナを監禁・洗脳するだけじゃなく、裸族を違法な方法で増やす気だ・・・!そんな方法で同士が増えても俺はよくない・・・!」
阿賀野「何か大規模レベルになってないですかー!?いや、強制洗脳はよくないですけど!?」
特に同じ裸族である妖精王が犯罪行為をしている事に怒りを覚えているのだ。あの違法な実験で裸族やそのファンを増やしたり、しまいには幸せなカップルにまたトラウマを植え付ける気だ・・・。
こういう風に、りゅーとさんのマリオは裸族であることに誇りを持っているし、裸族も決まりごとがちゃんとあります。
皆さんの裸族はどうでしょう?
皆さんの裸族は、裸族であることに誇りを持っていますか?ちゃんとアウトとセーフを見極めていますか?悪を憎む正義の心を持っていますか?
以前の書き込みでも言いましたが、私は原作のキャラを貶めるために裸族としてキャラを扱うことが苦手です。
本人にはそのつもりはないのかもしれませんが、昨今のカキコでは制裁をするキャラ達が裸族に対して弱い者いじめをしているとしか私個人は思えませんでした。
あなたとあなたの好きなキャラは果たしてそれを良しとしているのですか?
弱い者いじめをする自分達に誇りを持てますか?
裸族を制裁しないと盛り上がらない作品しか書けないのですか?
正直私が繊細ヤクザなだけかもしれません。そもそも今(昔もですが)の私には全く影響力がないので、「そんなん知らんわ私は好きなように書く!」「裸族に優しくするなんてばからしい」と思う方もいるかも知れません。
でも、どうか、裸族を制裁するためだけに動かすのは、どうか、お考えください。
裸族も人の心を持っています。そして原作ではそんなことをするキャラではないのが殆どです。
二次創作の解釈違いと言えばその通りなんですが、裸族は「悪役」ではなく「悪い意味でもいい意味でも笑わせてくれる正義を掲げるちょっとおバカなヒーローたち」だということを思い出してください。
裸族を優遇しろ、とは言いません。少しでも、裸族に花を持たせてください。どんな小さなことでも構いません。
そして、いいことをした裸族には、どんなことをしてようが、過程がどうであれ、褒めてあげてください。一裸族ファン(というのもおかしいかもしれませんが…)からのお願いです。
ぶっちゃけこんなの書かれても困る方もいるかも知れませんが、どうか心に残していただけると幸いです。
あんなことを言った挙句こんな記事を書いて申し訳ございませんでした。
※【修正】こちらのネタ、カキコ作者さんでTwitterのフォロワーさんである柊さんから許可を頂いて投稿させていただきました。
感想OK
琴葉姫「まありゅーとさんが言ってくれた方がよかったんだけど、あの人本当に今どうしてるんだろ…」
アーサー「仕事決まったのかねえ」