二次創作小説(新・総合)

ABT①『新しい希望の朝』 ( No.10 )
日時: 2020/04/08 22:37
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: bUOIFFcu)

マイペースにやってきた逃走中#CRも遂に3回目。
天の声も張り切って参りますよー!…とその前に、本部の様子を見てみましょうか。

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~運営本部 メインサーバ~



サクヤ「…そういう訳で、彼らが今回『運営本部のお手伝いがしたい!』と来てくださった皆様です。自己紹介をお願いできますか?」

jun「う、うん!うわぁ、逃走者として来た時よりも緊張するなぁ…!」

霊歌「junrisさんってば緊張しすぎ!私、この世界に来たのは初めてだけどあまり緊張してないよ?」



おやおや。どうやらサクヤ達の運営本部に『お手伝いがしたい!』と早速要請が来たようですね。何はともあれ、手伝いを名乗り出てくれる方がいるなんてなんて恵まれているんでしょうか。このご縁を大事にしないとですね。
サクヤが自己紹介を促し、作者2名と彼らに付き添ってきたキャラ達は喋り始めました。



霊歌「じゃあ私からね!私は『桜木霊歌』!『霊の歌』って書いて『れいか』って読むの!気軽に『霊歌』って名前で読んでちょうだいね♪」

ねこ「ね、ねこ……です。れいかさんからは、『みけ』とよばれています……。すみっこが、すきです……」

jun「前回逃走者としてお世話になりました、『junris』です。気軽に『jun』と読んでください!」

ミミ(j)「は~い!私はミミ!ここの世界の私よりお姉さんだけど、どうか仲良くしてね!よろしくね!」

ニャミ(j)「やっほー、ニャミだよ!あたしもここの世界のあたしよりお姉さんだけど、仲良くしてくれるとうれしいなー!よろしくね!」

タイマー(j)「僕はタイマーだよ。人数の関係でミニッツと離れ離れになっちゃったけど…。と、とにかく!よろしくね!」

アクラル「5人ともよろしくなー!いやー、こんだけ集まってくれるとここまで続けてきた甲斐があるってもんだぜ」

MZD「オレ達が遊びに行くよか先に手伝いをしてもらうことになっちゃうとはなー。何かごめんな?」

サクヤ「兄貴が中心となって進めてきたわけではないですよ、自信過剰です。…さて、自己紹介も終わったところですし…。そろそろOPゲームを始めましょう」

ニア「石丸様と罪木様のスタンバイも既に完了しております、わ」

ヴィル「ドラマの出演者の準備も既に終わっている。お前のタイミングでいつでも始められるぞ」

旧支配者「なんだか緊張すんなぁ…!」

クルーク「(邪神に挟まれてなんだか落ち着かないや…)」



5人の自己紹介が終わり、温かい拍手が鳴りやんだ後…。サクヤがOPゲームの準備状況を聞いてきました。
いよいよ始まるのですね。天の声もなんだか緊張してまいりました…!
サクヤが深呼吸をし、OPゲームの開催を宣言しようとしたその時―――また、タイミング良くメインサーバのモニタに中継が繋がりました。



サクヤ「またですか。前にも似たようなことがあったような…」

ノア「展開を考えるのが面倒くさくなった天の声の差し金だったりしてな」

ジョマンダ「メタイダメゼッタイ」

サクヤ「…………はぁー。どこの誰かは知りませんが一応連絡を受けておきましょう。繋げてください」

アクラル「オッケー。霊歌、そこのスイッチ通信を繋げるボタンだから押してくれね?」

霊歌「分かった!初仕事、やり遂げるよー!」



アクラルに指示され、意気揚々と霊歌がボタンをポチリ。すると……画面に体育館の様な場所と、中心に黒髪の若い男性の姿が映りました。
…それを見たサクヤ、何か心当たりがある様子。薄い表情に眉が動くのが感じられます。



サクヤ「この背景…もしかして『烏野高校』?」

??『―――すみません、急に通信を繋げてしまって…。今回日向君達がそちらにお世話になるというので、一度挨拶をしておこうと思いまして。僕は『武田一鉄』、烏野高校男子バレーボール部の顧問をしています』

アクラル「あー!あの賑やか3人組!体格良いから何かスポーツやってるかと思ったらその通りだったぜ!」

アカギ「わざわざご丁寧に挨拶とは…ありがとう、ございます」

武田『いえいえ。急にオファーが来た時はびっくりしましたよ。まだこちらも体制が万全ではない状況での参加表明でしたからね…。ですが、3人が大会に出ることでまだ見つかっていない生徒達がこちらに気付いてくれるかもしれませんし…』

サクヤ「こちらこそ感謝します。翔陽くん達も気合十分でしたよ」

武田『それなら良かった。…僕達もこちらで3人の活躍を見守っています』



あら、どうやら繋げてきたのは武田先生だったようですね!
……今回の参加者を見ていただければ分かる通り、実は『ハイキュー!!』の世界もコネクトワールドに混ぜられていたのです。それで、今回オファーが通ってしまったと。
現在行方不明な生徒は何人かいるようですが、8割方の生徒や先生、関係者が無事らしいです。

…ところで武田先生、今回通信を繋げてきたのはそれだけではなさそうですが。



武田『おっと、忘れるところでした…。実は、もう1つあなた方にお願いしたいことがありまして…』

ニア「御用件をお話してくださいます…?」

武田『僕達も出来る限り世界の調査に協力したいので、こちらから3人程本部へと派遣をお願いしたいんですが…承認しては貰えないでしょうか』

サクヤ「なるほど…。それは構いませんが、どんな方々なのですか?」

武田『いや…。実はですね、凄く賑やかな子達なんです。その、ですね『説明しづらいならば俺から説明しましょうか?』赤葦君…。よろしくお願いします』



武田先生からのお願い…。前回キリノが要請したように、自分達の拠点から数人本部で預かってほしいという者でした。既に何回もその要請を受けている為快く受けたサクヤですが、なんだか彼、バツが悪そう。
そんな彼を見かねたのか、目の細い『赤葦』と呼ばれた青年がこちらに向かって話してきました。



赤葦『俺は『赤葦京治』。今そちらに向かっている派遣者が主将をしているバレー部の副主将をしています。…えーと、俺の方から派遣者について少しだけお話しておきますね。

   1人目。『西谷夕』さん。賑やかな性格ですが、メンタル面では誰にも負けてない人です。
   2人目。『黒尾鉄朗』さん。うちの主将と馬鹿やってる馬鹿です。
   3人目。『木兎光太郎』さん。俺の所属しているバレー部の主将です。馬鹿です。
   
   …以上の3人を、そちらで面倒見てはいただけませんでしょうか』

チョロ松「1人目はともかく後者2人に対しての評価が容赦ないね?!」

カラ松「どれだけ頼りにされてないんだ…」

赤葦『まぁ…来てみればすぐに分かると思います。…なんだか向こうが騒がしいので、恐らくついた頃だと思いますし』



赤葦の言う通り、メインサーバの向こうの廊下で賑やかな声が鳴り響いています。
…男性に混じってなんだか聞き覚えのある声も聞こえてきています。どうやら3人の他にやって来た人物がいるようですね。
しばらく様子を見ていると―――その声は、勢いよくメインサーバの扉をぶち破って近くにやってきました。



木兎「あーたーらしいー あーさがっきた♪ きーぼーうの あーさーだー♪」

西谷「武ちゃんの言ってた『メインサーバ』ってここか?!途中で一緒に行きたい奴いたから連れて来たぜ!」

MZD「ノリノリじゃん…」

ヴィル「随分と賑やかな御仁なのは違いないんだな…」

赤葦『だから言ったでしょう…。西谷はともかく、黒尾さんと木兎さんに関しては2人揃うと何が起きるか分かりませんし』

マルス「まるでマリオとカービィだ…」

サクヤ「ミミさんとニャミさんも一緒だったのですか。…お勤めご苦労様です」

ニャミ「他の世界からあたし達が来るかもってテントさんから聞いて様子見に来たんだよね。そしたら途中で歌いながらウルトラマンごっこしてる3人を見つけてさ!ついでだからって一緒に来たんだー」

木兎「ってあかーし?!なんでお前がでっかくなってんだ?!うわー、すっげー、すっげー!!」

黒尾「これぞ『ハイテクノロジー』ってヤツなんじゃねーの?木兎さん、中々面白そうなところですわよココ」

木兎「あかーしの反対押し切ってやって来てよかったぜー!何かテンション上がって来たー!」

赤葦『本部の方々に迷惑をかけるのは止めてくださいね?責任を取らされるのはこちらなんですから。…えーと、先程紹介した3人が、今来た『派遣者』になります』



ミミニャミと共にやって来た、前髪が一部色違いの黒髪の少年と、鶏冠の様な黒髪が特徴の青年。そして、モニタに映る赤葦に興味津々の白髪の青年。
彼ら3人が武田先生からの『派遣』をお願いした3人なわけですね。



西谷「既に俺達の紹介終わってたのか!いやー、赤葦わりーな!」

赤葦『説明を求められるのはごく自然なことだったからね、気にしてないよ。それに、こんな訳の分からない世界にあの2人が興味持たないわけないし…。苦労かけると思うけど、どうにかよろしくね西谷』

武田『僕達も逃走中を通し、この世界について調べていきたいと思っています。何か困ったことがあれば頼ってくださいね。…賑やかな子達ですが、みんないい子です。どうかよろしくお願いします』

サクヤ「あはは…。うちの面子は比較的おとなしい性格のメンバーが多いですからね。彼らがいいムードメーカーになってくれることを祈っています」

武田『それではそろそろ僕達も失礼します。逃走中の運営、頑張ってください!』

サクヤ「こちらこそわざわざありがとうございました」



ぷつり。賑やかな彼らの様子を見て少し安心したのか、安堵した表情を浮かべながら彼は通信を切りました。
急に赤葦の顔が消えたことにオーバーに驚いて反応している木兎とそれを見て笑っている黒尾。…本当に大丈夫なんですか?



MZD「完全に男子高校生のノリだ。これラピストリアで見た。烈と風雅が良くやってるアレだ」

ヴィル「良く分からんが、私にはさっぱりついて行けんぞ…。それはともかく、ミミやニャミもそちらのミミ殿とニャミ殿と既に打ち解けているようだな」

MZD「はやっ。流石のフットワークだねぇ…」

jun「同じキャラ同士相性がいいんだろうねぇ」



まるで子供を見る様な目でミミニャミの様子を見ている保護者2人と作者1人。
その目線の先では既に打ち解けたミミニャミ×2がわいわいと話していました。



ミミ「すっごーい!わたしよりお姉さんなんだー!見た目は同じなのにいろいろ違うって不思議ー!」

ミミ(j)「サクヤのところの私達、戦えないって聞いたよ?もし危険な目に遭いそうになったら言って!私達が守るから!」

ニャミ(j)「危険な目だけじゃなくて、危険な男とか裸族とか危ないリスクからも守ってあげるからね!」

ニャミ「自分に守られるって不思議な気分だけど、なんだか頼もしいですな~」





サクヤ「…さて、そろそろ始めましょうか?」

西谷「手伝えることがあるなら言ってくれよな!運営本部の背中に降りかかる災いは、俺が守ってやるぜ」

アクラル「(かっ)」

アカギ「(かっ)」













朱雀/白虎『(かっこい~~~~~~!!!!!)』(赤面)

ニア「……うふふふ、これは……SAN値の削りがいがありますわ……ね?」

サクヤ「……男が惚れるタイプの御仁?」

MZD「気にしたら負け。あとニア、SAN値削りにかかるのは止めて?」

旧支配者「えーっ。駄目なのかよー」

ヴィル「駄目だ」





神をも惚れさせる西谷。流石は未来でカジキ釣った男です。
それはともかく次回から早速OPゲームスタート!今回のOPゲーム、趣向が今までと違うようですよ?