二次創作小説(新・総合)

0-6、始まりのストライクショット!(前編) ( No.11 )
日時: 2020/05/23 18:26
名前: HAL (ID: Fm9yu0yh)

 ~ 0-6、始まりのストライクショット! ~


…さて。幻想郷初の企業系配信者として活動を始めた迅、王牙、悠、涙の4人だったわけだが、当然ながら最初から大きな人気になったわけではなかった。活動自体は知っていても、まだまだ見てみたいなと直接思ってくれる人はそう多くないという事だった。

0-6メンバー4人全員が似たような状況だった事を踏まえ、ある日の昼下がりに直接集まって緊急会談が開かれる事となった。

迅「…でだ。目先の目標はやっぱり視聴者及び登録者の増加だよな…何か良い案あるかな?」
悠「ここ数日配信して分かってきたんだけど、配信時間は夜の方が視聴者は多くなりやすいんじゃないかな。昼間だと仕事とかでなかなか見れないわけだし」
王牙「でも登録者はどうしよう?要はちゃんと追って確認したいってくらい興味もってくれないといけないんでしょ?」
涙「そうだね。今のような取り敢えずやりたい事やってるだけの配信だけじゃ、興味持ってくれる機会はそうないだろうから」

自分達4人に興味を持ってくれる機会を作る必要がある。解決方法が明白になった次の瞬間、4人はため息をつきながらある言葉を呟いた…



悠「……やっぱコラボかぁ」
王牙「コラボしか思いつかないよねぇ……」
迅「まぁコラボだよなぁ……」
涙「それはコラボになるか……」


…そう、コラボ。実はデビュー配信以来、0-6メンバー4人が揃ってコラボをしたことは一度も無かったのだ。各々の得意分野があればまた苦手分野もあるという事で、上手いこと4人が噛み合うジャンルが今まで一度も無かった事から、コラボに対しては実は当初は消極的だったのである。しかし状況も状況なので、そろそろ踏み出さなければならなくなった。
…となると、やはり出てくる問題というのが。

迅「なら何やるのって事になるわけで」
涙「これが決まらないから踏み出せないんだよね…」

そう、やる内容である。この4人、お互いがお互いのことを良く知ってる事もあって、どうしても遠慮してしまう節があったのだ。どうしたものかと悩んでいる矢先、ふと王牙がこんな話題を持ちかけてきた。

王牙「あっ、そうそう。それで思い出したんだけどさ。ちょっとこれ見てみてよ」
他3人『えっ、どれどれ…』

王牙が取り出したのは、昨日発刊された最新の文文。新聞だった。プロローグでも紹介してるようにこの4人は全員揃って普段から文文。新聞は読んでるので、別段思い当たる記事は無かったようなという気がしていたのだが…?

王牙「ここ。最近の幻想入り商品のところだよ。これにさ『アプリゲーム』っていうのがあるじゃん」
涙「アプリ?っていうと携帯電話の機能みたいなやつだよね…?」
王牙「そうそう。なんでも今俺達が使っているスマートフォンって携帯なら、このアプリゲームが遊べるらしいんだよ!しかもかかる料金は通信料のみなんだって!」
迅「マジかよ!?でもゲームの好みとか分かれたりしねぇか?」
王牙「そこなんだよなぁ…一応候補としては、この『引っ張りハンティングRPG』っていうのがあるんだけど…」
悠「何?その引っ張りハンティングって…?まぁ挑戦しがいはありそうだけど…」

王牙が目をつけたのはアプリゲームだった。スマートフォンは幻想入りしてたのにアプリゲームがまだだったってどんな世界線だよと思われるかもしれないが、そこはまぁ気にされると困る; 4人は中でも引っ張りハンティングRPGという類いのゲームに目をつけたようだが、果たしてこの作戦は上手くいくのだろうか…



─そうして、コラボ配信当日になった。

0-6、始まりのストライクショット!(前編) ( No.12 )
日時: 2020/05/23 18:28
名前: HAL (ID: Fm9yu0yh)

迅「どうも、皆様。配信の声は届いているでしょうか…?」
悠「おっ、ちゃんと届いてるみたいだね」
涙「配信環境はちゃんと整ってるっぽいかな?」
王牙「こっちは大丈夫!それじゃあ自己紹介いこっか!」

迅「はい、皆様どうも。おはようからお休みまであなたの何気ない時間をサポート致します、一流執事を目指すライバー新月迅です。宜しくお願い致します」
悠「えぇどうも。昼夜問わずに依頼受けるも人だけ殺せぬヒットマンライバー丑三悠です。宜しくお願いしまーす」
王牙「はい!やりたい事を探して何月か、流浪の侍ライバー暁王牙です!宜しくお願いします!」
涙「どーもー。化学の楽しさを体感し、伝え、広めにきた見習い化学者ライバー日之出涙です。宜しくねー」


さて始まった久々の0-6コラボ配信。久々のコラボということもあり、視聴者は普段より明らかに多かった。最も今回は4人全員が配信枠をとっているうえに、自分自身のスマホ画面しかキャプチャされてないのだが。

迅「さて、今回はですね。デビュー以来ずっと実現していなかった0-6コラボになります!イェイ!」
涙「この4人でどういう企画やるのか、王牙説明宜しくー」
王牙「任せて!えぇ、今回僕達が一緒に遊んでいくのはですね、つい先日幻想入りを果たしました『アプリゲーム』って類いのゲームなんですよね。基本料が0円っていうのも凄い話だよね…」
悠「ただ、このゲームはスマートフォンってタイプの携帯でないと遊べないから、皆も遊びたいと思ったらくれぐれも気をつけるようにね」

アプリゲームについての説明もサラリと終えたところで、いよいよ話は本題に入る。

涙「で?アプリゲームやるとは言ったけど、結局どのアプリゲームやるんだったっけ?アプリゲームにだって色々あるでしょ?」
王牙「そうそう。今回俺達がやるのが…そう、動画始まったときからずーっと4人のスマホ画面で開いてたアプリねw 【モンスターストライク】です!!」
0-6『イェェェェェェェェェェェイ!!!!』

…そう。誰一人として突っ込まなかったので読者は気づくはずもなかったのだが、実はこの4人、配信始めたときからずっとモンストのチュートリアル開始画面で待機していたのである。普通ならホーム画面で待っていれば良いのだが、いかんせん初めてやるアプリなのでホーム画面もクソもなかったのだ。

迅「まずはこのゲームの基本操作になりますけども…数分間ずーっと4人の画面上に表示されてた通りですw 対象のモンスターを引っ張って敵にぶつかる。これが本ゲームの基本的な攻撃方法のようですね」
悠「『引っ張りハンティングRPG』なんてジャンル名だけど、実態はおはじきみたいなものだからね」
涙「4つのおはじき…っていうかモンスターで敵を倒すわけだね」

そう言いながら、4人はそれぞれの画面で最初のショットを実演していく。1手目のレッドリドラを思い思いに引っ張って動かしていると、自分の他のおはじき…っていうか味方のモンスターに触れた際に、またしても説明文が表示された。

王牙「あれ、なんかまた止まったんだけど」
涙「新しい説明文だね。『友情コンボ』って書いてあるけど…」
悠「そりゃあそうだろ。これはモンスターストライクであって、ただのおはじきじゃねぇんだから。えぇと、仲間のモンスターに触れることでなんかいろんな技が出るみたいだな」
迅「えっ、そういう説明があるの?」←1人だけ味方に触れずに1手目を終えた

友情コンボの仕組みをある程度理解したところで、全員ステージ1を突破する。友情コンボはキャラごとに異なり、爆発やレーザー、ホーミングといった様々な種類が存在するのだが、それらを詳しく説明するのはもう少し後になりそうだ。

ステージ2でも各自自由にショットを決めていると、次の手番に変わる際にまたしても説明文が入った。

悠「おっ、また説明文だ。今度はアイテムについてか」
王牙「ゲームで重要な回復手段だからね。しっかり覚えないと」
涙「他にもいろんなアイテムがあるね。靴はスピードアップ、今湧いた剣は…無難に攻撃アップとかかな?」
迅「下に文字だけで説明されてますが、アイテムの中にはターンを置くと効果が増強されるものもあるようですね。いずれ詳しく確認したいところです」

アイテムの説明も受けたところで3手目も終了。全員ステージ2を突破したが、ここで少し演出が入る。

迅「! 何です?この空さんが降臨したような音は…」
涙「分かりづらい表現するねぇw 恐らくこれはボス戦って奴かな?」
悠「なんか15ターン撃破でスピードクリア獲得!とも書かれてたけど…」
王牙「取り敢えずやってみよっか」

そう、ゲームならお馴染みのボス戦だ。ゴゴゴゴゴ…と何故か文字でまでSEを表示して威圧感を出した後、周りの雑魚よりも一回り大きい紫色の球体っぽいボス(ドクロン)が現れた。と、ここでも説明が交じる。

王牙「何々…ボスの中には弱点をもつのがいるのね。弱点を狙って大ダメージを稼ごうって事かな?」
涙「あぁこれ知ってる、弱点判定が分からなくて皆してキレ散らかすやつだ」
迅「お前は俺らのことを何だと思ってんだよ!?…っやべ、つい素が出ちまった; …あれ?もう1つ説明文ありますね」
悠「えぇと、モンスターの中には反射するだけでなく敵を貫通するのもいます…おはじきですらねぇじゃん!?!?」
0-6『wwwwwwwwwwwwwwwww』

このゲームに登場するモンスターには、反射と貫通という2つの撃種が存在する。操作方法の類似性から何かと最初はおはじきと呼んでたが、相違点はまだまだ増えることだろう。因みに前回の自己紹介では伝え忘れていたのだが、迅は一流執事を目指しているという設定なので、逆に今回のようにたまに素に戻ってしまうことがある。
弱点と貫通の2つの説明を受けたところで、各々はボス攻略に動き出す…が?

迅「要は弱点貫通してダメージを稼げばいいと\ガシュッ/……えっ?」
悠「いやワンパンなのかよwwwww」
涙「チュ-トリアルだからっていう気遣いなんだろうけどさ…もう少しHP多くたって良いでしょうよw」

4番手の貫通タイプである黒いバッファローっぽいモンスターをボスの弱点めがけて引いたところ、1撃で倒してしまったのであった。…まぁチュートリアルだし、多少はね?
すると、ボス討伐直後にも説明が乱入してきた。

涙「……? 何これ…ダメージトレジャー?」
悠「ゴールドやアイテムが回収できるみたい。序盤のうちは大切そうかな?」
王牙「擦れ擦れぇ!!」

ステージクリアの後、リザルト画面に映る。クエストをクリアすれば当然、クエスト中に獲得したゴールドやアイテムだけでなくストライカーの経験値が手に入る。経験値が一定量溜まればランクが上がり、スタミナ全回復だけでなく、スタミナ最大値上昇やフレンド枠の拡大もされるようだ。

これにてチュートリアル編は終了!

0-6、始まりのストライクショット!(前編) ( No.13 )
日時: 2020/05/23 18:32
名前: HAL (ID: Fm9yu0yh)

…さて。チュートリアルが終わった事によって、0-6の4人はようやくホーム画面にやってきたのであった。
ホーム画面にはモンスター、ガチャ、スケジュール、モンスポットなど様々な機能が並んでいる。そんな中、迅があるアイコンに目をつけた。

迅「さて、無事にチュートリアル終わりましたけど…ん?何でしょうこれ?」
王牙「迅、どうかしたの?」
迅「ホーム画面の右上辺りに初心者マークを見つけまして。始めたての人用コンテンツかと思いましてね」
悠「えーと何々…始まりの道?」


(ここを会話文で説明するのは煩わしいので)説明しよう!
始まりの道とは、2020/5/1から新しく始まった、新人ストライカーの為の専用ミッションコンテンツである!ミッションをこなすとポイントが溜まる仕組みで、一定量に達すると報酬が受け取れるぞ!


王牙「あっ、一定量溜めたらオーブも手に入んじゃん!やらない手はないよね!」
涙「ミッション内容もランクとかマルチ回数とか…初心者でも十分に挑めるレベルばかりだね」

始まりの道のコンテンツ内容を確認したところで、一度ホーム画面に戻る。さて、どうしたものか…と一旦休憩がてら雑談タイムを挟もうとしたが、今度は悠がそれを許さなかった。

悠「あっ、待って皆!オーブもう貰えるところあるよ!」
王牙「えっ、マジで!?どこどこどこ!?」
悠「文字通りの『ミッション』って所から貰えるよ」
涙「チュートリアル達成報酬ね。確かにこの位はしてもらわないとね」

チュートリアル達成報酬でオーブを5個手に入れた一同。さて、オーブを手に入れたからにはやることはただ1つ……



0-6『ガチャだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』


という事で、場面はガチャ画面に移る。
ガチャ。それはアプリゲームにおける醍醐味の1つと言っても過言ではないだろう。アプリゲームを運営する会社にとっての大きな収入源の1つでもある。

0-6が配信を撮っていたこの日、モンストでは超獣神祭というガチャが開催されていた。モンスト内には幾つかのガチャの種類があるのだが、超獣神祭はモンスト界最強クラスの所謂人権クラスのモンスターが出るチャンスのあるガチャなのである!配信者としてはここで当たりが引けると美味しいところだろう。

モンストではガチャを1回引くに当たりオーブ×5を消費する。現在の彼らに出来るのはガチャ1回分、いわゆる単発ガチャのみだ。

涙「ねぇ、これ10連回せるまで我慢しても良いのかな?」
迅「私はオススメしませんよ。これからオーブを稼ぎに多くのクエストに行くんですから、自陣がリドラ×3では早く限界が来ます」
涙「…成る程、それもそうだね」

意を決した4人はガチャを引く体制に入る。
画面には大きなオーブと金色の片目が開いた竜が待ち構えており、ひっぱれ!という文字が表示されていた。別に配信画面に見えてるわけではないものの、オーブを力強く引っ張った一同は、当たってくれ!と念じながら手を離した。オーブは開いていた金竜の片目に埋まり、顔を1回転させた後に金色の卵を1つ排出した。これが、モンストにおけるガチャの1連の流れである。

さて、その結果は……










迅:ホウキにまたがった魔法使いっぽいネコ獣人の女の子
王牙:金髪セーラー服の女子高生
悠:スマホを手に持った青長髪の女の子
涙:眼鏡をかけた渋い銀髪おじさん


…やはり、見た目の説明だけでは分かりづらいものでしたOTL
単発ガチャの場合、☆4か☆5かに関わらず当たったキャラの説明が表示されるのでそれを確認してみよう。

涙「僕は…眼鏡の渋いおじさんだったよ。【勝海舟】、無血開城の立役者だったかな?」
悠「こっちは…まぁ可愛い女の子だね。【天海雪菜】っていうのか。進化すると…えっ何これ、ヒーロー?」
王牙「こっちも可愛い女の子だったよ、【マナ】っていうみたい。ってかこれ☆5じゃん!当たったよ!」
迅「こちらも女の子…というより獣人でしょうか?【エヴァン】という子ですね。……ん?マナ?」

結果を1通り確認したところで、ふと迅が王牙の言葉に引っかかった。何か心当たりがあったのか、再びガチャ画面の方に戻っては、今度は超獣神祭のバナーにある詳細説明の方を確認し始めた。
正直言うと、有識者の方からすればこの光景自体かなり異様に思われるかもしれない。それもそのはず……


迅「…おい、王牙。誰が当たったって言った?」
王牙「えっ?だからマナだって言ってんじゃん。どんな感じに強いんだろうね?」
迅「どんな感じって…いや何も……」













迅「そのキャラ、【超獣神祭限定モンスター】だぞ……?」

他3人『……えっ???』



…そう。王牙が当てたマナという火属性のキャラ。本来はモンストアニメシーズン2が初登場で、ストーリー完結の後に2018年の正月に本家モンストにもやってきたのだ。
その性能は破格そのもの。神化もさることながら、より特徴的なのはやはり進化の方。当時初めて実装された新友情コンボ[インボリュートスフィア]は螺旋状という広範囲に球が動いて敵を攻撃するというものなのだが、進化マナの戦型が砲撃型(能力枠組みの1つ。全体的なステータスが低い分、友情コンボの火力が1.4倍になる)な為、実装当時から高い殲滅力を誇ったのだ。ストライクショット(略称:SS)も全員の撃種を変えたまま一斉に動き出す、いわば”大号令SS”の一種でこちらも非常に高火力である。おまけにアビリティには、『マインスイーパーEL』の他にも『バリア』というものがあり、各ステージの最初の内は一定量のダメージを受けるまで無傷なのである。未だにトップクラスの実力ではあると言っていいだろう。
モンストは幻想郷にはまだ来たばかりであることから、誰が強いのかというのもまだ殆ど把握出来ていない。故にこんな事態になってしまったようだ。


王牙、いきなり魅せる!

0-6、始まりのストライクショット!(前編) ( No.14 )
日時: 2020/05/23 18:34
名前: HAL (ID: Fm9yu0yh)

ガチャキャラを1体手に入れたところで、クエストに挑もうと0-6メンバーはホーム画面に戻る。ここで一同は、今回の配信の概要について再確認してきた。

王牙「…あれ、ところでさ。今日いつまで配信するんだったっけ?」
迅「えっ?いつまでも何も…“耐久配信”だって言ったよな?」
王牙「………………えっ?」
涙「確かに言ってたもんね。僕達としては初めての耐久配信になるって。今これでもかなり気合い入ってたりするよ」
悠「下手するとマジで文字通りの0-6やらかしちまうからって理由で、今日は14:00からやってるんでしょーが」
王牙「…そ、そうだったね!…ところで、終了条件って?」
迅「ん?【ノマダン全クリ】だけど?」
王牙「」


…この流れについて、少し説明を加えさせてもらおう。
モンストを遊ぶにあたる第1要素としてクエストがあるわけだが、当然ながらクエストそのものにだって分類が為されている。ノマダン、いわゆるノーマルダンジョンというのは、常時行く事が出来るモンストの基本操作などを覚えるには打ってつけの割と初心者向けのダンジョンである。だが、一度クリアしたら後はもういいでしょと放棄されやすいのかというとそうでもなく、タスと呼ばれるモンスター強化に必要なモンスターやストライカー経験値が多く貰えるために、ランク上げの目的などで周回する人も普通にいる。

そんなノマダンを全クリするまで耐久配信しようとしている様だが、実はノマダンは現在ボーナスクエストを除いたとしても【133】は存在する。たとえ1クエストを3分で攻略しても6時間半は超えてしまう事から察せられるように、0-6史上初の地獄配信になるのは明白だった。…最も、彼らは地獄配信を経験した事がないため、これがどれ程しんどい事なのかをまだ理解しきっていないようだったが。


ともかく、ここからは早急にノマダンの攻略に乗り出す必要があると感じた0-6一同は、第1のノマダンである”初陣”をやろうとする。するとここで、

王牙「ねぇ、折角だから皆で一緒にモンストやらない?」

ふと王牙がマルチ案を提唱してきた。確かにここまでは各々がソロで活動しており、正直コラボ感は薄めだった。モンストは4体のキャラを引き連れて戦うところから、最大4人までマルチで一緒にプレイできる。その為、0-6の場合は丁度4人でクエストに行けたりする。

悠「別に俺はいいけどさ。マルチ手段ってどうするんだ?」
王牙「えーっと、俺達がそれぞれ配信してる場所的に…“近くの友達・フレンド”はないか; となると”LINE“になるのかな?」
涙「そっちの方がマズいと思うけどね」

マルチ案に賛成の一同は、早速マルチ方法を確認し始めた。LINEという単語が平然と飛び交っている点に関して気にされると、もれなく作者の冷や汗が垂れます。アプリゲーム以外は一足先に幻想入りしてたんです…(苦し紛れの言い訳)
そしてLINEマルチ案でいこうかと動きだそうとした時に、ふと涙が否定的な意見を出してきた。これは一体どういうことなのかというと…

涙「これさ、LINE使って誘う必要が出てくると、僕達の個人情報とか危ぶまれたりしないかな?」
王牙「あ”っ;」
迅「…確かに。配信画面を一時的に隠したりすれば大丈夫ではありますが、再表示を忘れて畳配信になったりそもそもの手順がいちいち面倒ですからね…正直オススメではないでしょう」

そう。いわゆる個人情報などのモラル面の理由だ。こればかりは徹底しない事には配信者として務まらなくなってしまう為、LINEマルチ案は避けられた。すると残ったフレンドマルチ案でいく事となる。


(2度目の登場になるが)説明しよう!!
フレンドマルチとは、フレンドと呼ばれるちょっとしたお得意様関係のストライカー同士であれば何処にいても無条件で楽々とマルチが出来るシステムの事である!!
…ここに補足を入れさせてもらうと、実は始めたての頃のモンストにはフレンドマルチという機能は無かったりする。これが反映されるようになったのは2018/10/3。この日以降、離れて暮らしている友達とのモンスト周回が段違いで楽になったのは言うまでも無い。


…となると、先にフレンドになっておく必要が出てくる。そこで一同はフレンド画面に移動したわけだが、ここである話に食いつく。

迅「? 初フレンド…?何なんでしょうね、コレ?」
涙「最初にフレンドになった人とは何か一緒に恩恵があるみたいだね。直近で言えばオーブ5個ずつ貰えるってところかな」
悠「何その童○○女卒業ボーナスみたいなやつ?」
王牙「なんでそっちの方向に想像しちゃったの!?」

まぁ色々あったものの、それぞれのモンストIDとユーザーネームを頼りにフレンド検索を行い、迅→涙→王牙→悠→迅とループになるように初フレンドを申請、受理した後にまだだったメンバーともフレンドになって、ようやくフレンドマルチの準備を整えた。ちなみにこれで初フレンド記念オーブを全員10個貰った事になる。


いよいよマルチに挑戦!

0-6、始まりのストライクショット!(前編) ( No.15 )
日時: 2020/05/23 18:36
名前: HAL (ID: Fm9yu0yh)

迅がマルチ部屋を立てる、いわばホスト役を担当し、他3人がゲストとして迅の部屋に入る。各自先頭には先程のガチャで引き当てたエヴァン、マナ、勝海舟、天海雪菜を引き連れており、準備は万端だ。

迅「さて、では参りましょうか!!」
王牙「マルチスタートーー!」
悠「なんか良いね、こういう雰囲気…!」
涙「盛り上がっていこうかー」

そして始まった最初のノーマルクエスト、初陣。意気揚々と一同はショットを決めていく…のだが……


 ― QUEST CLEAR ―

0-6『…………早くない????』

危機的状況どころか、敵からの被ダメージも一切無いままあっさりとクリアしてしまったのだ。確かに説明はしていたように、ノーマルダンジョンは割かし初心者向けであり、さらにその始まりだというのだから難しいはずもなかったのである。ましてやこちらには王牙のマナがおり、進化前であっても友情コンボのインボリュートスフィアが敵どころかボスまで葬ってしまっていた。

無事にクリアしてリザルトを確認していると、ある表示が全員の目を奪っていった。

涙「…ん?何だろうこれ。『顔合わせボーナス』?」
悠「初めての人と一緒にマルチしたのでオーブ5個プレゼントって…マジで言ってる??」
迅「これは美味しいですね…!」


(もはや3度目の)説明しよう!!!
顔合わせボーナスとは、初めて一緒にクエストに行く人がいると貰える特典である!!!その内容は非常に豪華で、10人目までならオーブ5個、100人目までならオーブ1個、合計で140個も貰えてしまうのだ!!!
あと補足説明を加えておくと、モンストを始めてからの通算ログイン日数が1年を超えると顔合わせボーナスがIIとなって帰ってくるぞ。更に追加で100人マルチすると最大100個のオーブが手に入る。また、キャンペーンなどでたまに顔合わせミッションも開催されている。


予期せぬボーナスで5×3=15個のオーブをいきなり手に入れてしまった0-6一同。顔合わせボーナスの恩恵を更に手にしたいと考えた一行は、直ぐさま4人攻略という進行予定をかなぐり捨ててリスナーの皆と周ることで満場一致した() 本当に歪みないなそういう所;

リスナーの皆にフレンド申請してもらおうと自身のモンストIDを堂々と晒している合間に、迅が今後のアプリゲーム実況の動向について聞いてきた。

迅「実際どうなんです皆さん?他にも何か惹かれたゲームなどあったりはしないんですか?」
王牙「うーん。俺は気になってるのは幾つかあるよ。Fate Grand Orderとかアズールレーン、プリンセスコネクト!Re:Diveとかかな」
悠「おっ、良いゲーム選んでんじゃん。俺の方は荒野行動とかIdentity V、後はまぁShadowverse辺りかな」
涙「うーん、やっぱり皆随分と有名どころからいくね。僕としてはClash of Clansや艦隊これくしょん、Angry Birds 2とか推したいんだけど…」
迅「皆揃って個性が分かれてますね…; 私としてはSHOW BY ROCK!! Fes A Liveやコトダマン、雀魂などもやってみたいと思いますよ」


ちょっとほのぼのとした対話を済ませた一同は、いよいよ本格的にノマダン攻略タイムアタックに乗り出そうとしていた。メニューを開いて次のクエストを選ぼうとしたその時…迅を除く3人がある違和感に直ぐさま気づいた。

涙「あれ?さっきやったクエスト、クリア扱いになってなくない?」
悠「えっ?…本当だ。マルチのゲストだと駄目だって事かよ」
王牙「嘘でしょ!?もう勘弁して本当…」
迅「…なんか、申し訳ありません;」

…そう。ノーマルダンジョンのクエストはマルチで挑戦してもクリア扱いになるのはホストだけなのである。
覇者の塔や封印の玉楼、禁忌の獄はゲストでもクリア扱いになるのになんでだよ!?と突っ込みたがってる少しモンストを知るようになったそこの読者諸君、甘い。例えば掲示板で運極を稼ごうと究極クエストを周回していると、自身でもクエストを貼ろうとする事が出てくるはずだ。その際、周回していたクエストの難易度:究極には貼ろうとするタイミングの時点でクリアマークが付いていてもおかしくはないはずだ。だがクリア判定にはなっていない。これと同じ事が適用されているだけなのである。

迅「えー、地の文が熱くこの状況を長々と説明してくださったお陰で、王牙達は変に焦る事なく初陣、火竜の試練を攻略。進捗を再び合わせる事に成功致しました」

アレ!?こっちが変な事になってました!? 配信中にメメタァな発言させてしまった事、大変申し訳ありませんでしたっ!!


何はともあれ、改めて準備を整えた4人はフレンドになってくれたリスナーの方達と一緒に残りの初陣クエスト2つをクリア。新たに6人とマルチをした事で顔合わせボーナスのオーブが30個、初陣突破報酬でオーブが2個手に入り、合計オーブは57個になった。また、かなり始めの方で説明をしていた“始まりの道”の方にも進捗があり、クエスト1回クリア、マルチプレイ1回、フレンド5人により70ptを獲得。50ptを突破した記念にクエストチケットを2枚手に入れた。


…さて、ここで思い出してみてほしい。モンストではガチャを1回引くに当たりオーブ×5を消費する。そして現在彼らが所持しているオーブの数は57個。これはつまり……

0-6『ガチャだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』


10連ガチャ、開催!!

0-6、始まりのストライクショット!(前編) ( No.16 )
日時: 2020/05/23 18:46
名前: HAL (ID: Fm9yu0yh)

配信が始まってからだいたい30分が過ぎた頃だろうか。0-6メンバーは初の10連ガチャに息巻いていた。今回はメンバーの一挙一動を楽しみたいので、1人ずつガチャを回すようだ。協議の結果、涙→王牙→悠→迅の順に回す事となった。

迅「で、涙としては何か狙い目のモンスターとかいたりするんですか?」
涙「ううん。別にこだわるつもりは現状無いからね。取り敢えず強いの引ければ良いかなーって」

特にそこまで欲張る気はないようだったが、果たして結果はどうなるのか。

涙「じゃあ回すよー。ストライク…ショットー」


ここでモンストの10連ガチャについての小話を1つ。10連ガチャの場合は10体ひっきりなしに登場する事もあって、1体1体の詳細がいちいち表示される事はない。ただ、自分が初めて手に入れるキャラの時は演出が入る上、ご丁寧にアイコンの下にレアリティが添えられるので当たりの判別が分かりやすい。
という事で、早速涙のガチャ結果を見ていこう。



1体目:New エレキギターを持った金髪の女の子【神宮寺百花】☆4
2体目:New 緑色の銃器を携えた男【ネトロヴィッチ森山】☆4
3体目:New 槍を持った武装した男【ネプチューン】☆4
4体目:New 両手に扇を持った武将【石田三成】☆4
5体目:New 学ラン高下駄の熱血系女子【珊瑚】☆5
6体目:New 翼が生えたよく分からん男【アスラ】☆4
7体目:New 試験管を持った青髪科学系少年【サファイヤ】☆4
8体目:New 巻物を手に持った武将【黒田官兵衛】☆4
9体目:New 分かりやすい吸血鬼【ヴァンパイア】☆4
10体目:New 紫色のフードを被った少年【オセロー】☆5


涙「うん。結果として☆5は2体当たったよ。他に気になったのはサファイヤくらいかな…」
迅「成る程。珊瑚とオセローですか…尖ったキャラが集まりましたね」
悠「☆5排出率12%なら2体はまぁ良い方なのかな」
王牙「なんか後半の説明が乱雑になってる気もするけど…;」

カキコ界の読者の中にモンストを詳しく知ってる人はそう居ないのではと思い1体ずつの特徴を綴っているのだが、これがなかなかしんどかったりする。
何はともあれ、涙のガチャ結果が出たところで次は王牙の番になる。

王牙「それじゃあ行くよー!ストライクショット!!」



1体目:New 光り輝く刀の前で正座する存在【神威】☆5
2体目:New 杖を持って玉座の上に立っている赤ん坊【王様 ビービィ】☆4
3体目:New 【ネプチューン】☆4
4体目:New ダンベルを持った太っちょ人馬【ケンタウロス】☆4
5体目:New ランプの魔神と女の子【ジン】☆4
6体目:New 機械的な椅子に座るスパナを持った女の子【ワット】☆4
7体目:New 鉄柱を浮かせる女性ヒーロー【カトリーヌ影澤】☆4
8体目:New 緑の三角錐を手に持つ女性【イシス】☆4
9体目:New 髭を生やしたおじさん悪魔【アスモデウス】☆4
10体目:New 薔薇に包まれたセクシーな女性【アフロディーテ】☆4


王牙「当たりは1体だね。けどこの神威ってキャラ、凄そうな雰囲気出てるんだけど…」
迅「それは強くて当然でしょうよ。神威も【超獣神祭限定モンスター】だそうで…」
悠「どれだけ当たり引きまくってんだよ…運良すぎないか???」
涙「ね。同じ☆5数でも性能差が凄いんだもん」

不憫属性とは何なのかと問いたくなる程、王牙の引き運は確かに強かった。これはこの先のノマダン攻略にも期待が膨らむだろう。
次は悠の番。2人とも良い感じの引きではあるので、ここでも見せていきたい…!

悠「じゃあ行きますかね…ストライクショット!」



1体目:New 紫色の液体で満たされた聖杯を持つ女の子【チャンドラ】☆4
2体目:New 【勝海舟】☆4
3体目:New 大きな扇子を持った羽の生えた金髪お姉さん【シルフ】☆4
4体目:【チャンドラ】☆4
5体目:New マイクを手に持つ女の子【赤木玲奈】☆4
6体目:New 斧を手に持つ褐色オッドアイ少女【ホルス】☆4
7体目:New 刀を持つ緑色の装甲をした女の子【草薙フウカ】☆4
8体目:New 亀に乗った羽衣を羽織った女の子【ヤディア】☆4
9体目:New 頭巾とサングラスを身につけた蠍と女の子【アンタレス】☆4
10体目:New 3つ首の蛇【スプリッツァー】☆4


悠「爆死しやがったwwwやべぇだろこんなんwwwww」
迅「とうとう本配信初の爆死がやって参りました」
王牙「とうとうやっちゃったか…ご愁傷様w」
涙「これは酷い」

小説という仮想空間であっても、無慈悲に爆死の波は押し寄せるのであった。未だに☆5が無いのは割と厳しいので、次の10連で☆5が出ない場合は本気でリセマラの必要性が出て来そうだ。
そんな心配もあるが、一旦迅のガチャも確認しておこう。結果は如何ほどに…?

迅「では満を持して私も。…ストライクショットッ!!」



1体目:New 恐竜にまたがった少年【ドゥカティ】☆4
2体目:New 青いギターを持った女の子【三島晴子】☆4
3体目:New 桶2つを持ったドクロの首飾りを付けたおじさん【沙悟浄】☆4
4体目:New 寝そべった兎【アルミラージ】☆4
5体目:New どう見てもDr.○イリー【Dr.アビト】☆4
6体目:New 杖を持った赤ドレスの可愛い女の子【フレイヤ】☆4
7体目:New 炎を纏った剣を持つ女騎士【ガラハット】☆4
8体目:New 巨大なスパナを持ったムササビ【グレムリン】☆4
9体目:New 紫色のランプを持った賢者【ベルスター】☆5
10体目:New 炎を纏ったレイピアを持った剣士【アトス】☆5

迅「☆5は2体。何とも私らしいキャラが集まりましたね」
悠「これで全員引いたな。結局俺以外は☆5が2体ずつ当たったわけか」
王牙「けどここからどんどんノマダンやるからね。まだまだ☆5集めないと」
涙「それじゃ早速次のクエスト行きますかー」

彼らのノマダン超攻略は、まだ始まったばかりであった…



ここまで拝読ありがとうございました。今後もモンスト配信ネタは続けていく予定です。本来なら今回は1回切りの短編にするつもりでしたが、説明しておきたい事項が山程重なった結果、見事に後半にもつれ込みました。見通しが甘かったか…; これにより、新ジャンル追加も少しばかり延期になりそうです。


しかしながら、本更新はもう少しだけ続きます。モンストの基礎知識コーナーの後に感想タイムになります。

0-6、始まりのストライクショット!(前編) ( No.17 )
日時: 2020/05/23 18:48
名前: HAL (ID: Fm9yu0yh)

【おまけ】
最後に現在のオリキャラ達の所持モンスター事情と、後編をスムーズに読んでいく為のモンスト基礎知識コーナーを開いて終わろうと思います。



1.ここまでのモンスター所持事情


アトス、ベルスター/ドゥカティ、ガラハッド、フレイヤ、三島晴子、沙悟浄、グレムリン、Dr.アビド、アルミラージ、エヴァン
王牙
マナ、神威/アスモデウス、アフロディーテ、ビービィ、ジン、ネプチューン、イシス、ケンタウロス、カトリーヌ影澤、ワット

赤木玲奈、アンタレス、ヤディア、勝海舟、天海雪菜、草薙フウカ、シルフ、スプリッツァー、ホルス、チャンドラ×2

珊瑚、オセロー/アスラ、ネプチューン、勝海舟、サファイヤ、黒田官兵衛、ネトロヴィッチ森山、神宮寺百花、石田三成、ヴァンパイア



2.後々の為のモンスト基礎知識コーナー

HAL「後編以降もモンストのいわゆるゲーム要素についての描写が大量に出現することがほぼ確定的です。何もせずに置いてくわけにもいかないんで、この場をお借りしましてモンストの基礎説明をさせてください。今回は直近でまず出てくるであろうモンスターのステータスについて解説させていただきます」


Q:モンスターのステータスってどうやって上げるんですか?
HAL「やはり1番の基本はレベル上げですね。ケンチーという強化合成用のモンスターを使用するのが一般的です。昔はケンチーと通常モンスターが同じBOXに格納されてたんでしょっちゅう箱詰まりしてましたっけ…;」

Q:他にもステータスを上げる方法があると聞いたのですが?
HAL「あぁ、タスのことですね。前半の何処かでも話したようにノマダンをやってるとよく落ちます。ケンチー同様強化合成用のモンスターで、HPを上げるヒトポタス、攻撃を上げるパワタス、スピードを上げるスピタスがいます。ポケモンでいうマックスアップ・タウリン・インドメタシンみたいなものですね」

Q:タスの強化量ってモンスターによって変わるんですか?
HAL「基本的には勿論変わりますよ。ただHPだけはレアリティごとに統一されてまして…おかげでヒトポタスはかなりの頻度で枯渇します;」

Q:種族って何ですか?
HAL「モンスターの枠組みの1つですね。始めたばかりの内は本来そこまでこだわる必要は無いのですが…この後これを使う説明があるので念のため先に説明しておこうかと」

Q:種族にはどんなのがいますか?
HAL「基本的には…ドラゴン、鳥、獣、幻獣、鉱物、ロボット、アクシス、ユニオン、ユニバース、妖精、聖騎士、サムライ、亜人、魔人、魔族、魔王、神の17種ですかね。まだいるにはいますが…そう簡単には出ないでしょう」

Q:戦型って何ですか?
HAL「マナの説明の際も言いましたが、能力枠組みの事ですね。砲撃型について説明したと思いますが、他にもバランス型、パワー型、スピード型がいますよ」

Q:それぞれの戦型の特徴ってありますか?
HAL「うーん…バランス型については名前の通り本当に特徴が無いかな。パワー型は攻撃力が高い代わりに鈍足で友情火力が少し低くなってるのが特徴か。逆にスピード型は足が速いけどHPと攻撃力が低い。…少なくとも今は殆ど気にしなくて良いよ。後々超重要項目にはなるんだけどね…」

Q:アビリティがあるのはご存じなんですが、その欄にある桃色の○って何なんですか…?
HAL「ゲージアビリティの事ですね。クエスト中にそれが付いてるキャラを引っぱる際、画面上部にゲージが発生します。最高ゲージで放すとそのターン中だけゲージアビリティが発動するという仕組みです」

Q:じゃあなんでゲージ目盛って複数あるの?
HAL「うぉっ、よく見てますね… 実はゲージの恩恵はアビリティだけではないんです。ゲージを何処で放すかによって攻撃力アップの倍率が変化するんです。当然上手く決めた方が高火力になります。その線引きになるんですね」

Q:攻撃時にたまに赤いエフェクトが出るのですが、これって何ですか?
HAL「あっ、それはキラーアビリティですね。一部のモンスターは、ある条件を満たしてる敵に対して大ダメージを出せるんです。最もよくある条件というのが、先程説明した種族になります」

Q:なんかキラーの横にアルファベットが付いてるんだけど…
HAL「同じキラーでも特攻倍率が異なるんですよ。無印のキラーなら1.5倍、キラーMなら2倍、キラーLなら2.5倍、キラーELなら3倍になります」

Q:キラー効果ってどこまで適用されるんですか?
HAL「基本直殴りには適応されますが…ゲージアビリティではない、いわゆる素のアビリティにキラーを持ってると友情コンボや一部SSに対してもキラー効果が適用されますよ。モンストでよく使われるキャラは大抵キラーが重要視されてます」

Q:ギミック耐性のアビリティが多くて…一度まとめてくれませんか?
HAL「構いませんが、こればかりは口頭ではなく文章で説明させてください…;」

アンチダメージウォール:略称:ADW。ダメージウォールという触れるとダメージを受ける壁に触れてもダメージを受けなくなる。
アンチ重力バリア:略称:AGB。重力バリアという触れると減速する領域に触れても減速しなくなる。
アンチワープ:略称:AW。ワープホールという入ると別のワープホールに転移させられてしまうギミックを無視して動ける
飛行:地雷上を通っても被爆しない
マインスイーパー:略称:MS。地雷上を進むと地雷を回収してくれる。回収したまま敵に攻撃すると地雷を持った回数だけ敵に強力な1撃を与えることが出来る。倍率はキラーと同じで、MやLなど倍率の違いも存在する。
アンチウィンド:略称:反風。吹き飛ばされなくなり、吸い寄せられなくなる。
アンチブロック:略称:AB。ブロックを無視して移動できる。
アンチ魔方陣:略称:反魔法陣。触れるとヒヨコ状態(総合火力が1/3になりSSも打てない状態)になる魔法陣に触れてもヒヨコにならない。
魔法陣ブースト:魔法陣に触れるとヒヨコの代わりにニワトリ状態(総合火力が上がるがSSはやはり使えない状態)になる。
アンチ減速壁:触れると減速する壁に触れても減速しない。
シールドブレイカー:略称:盾破壊。シールドンと何故かウィンドンに対して200倍、一応ビットンにも4.5倍のダメージを出せる。何故か☆4キャラしかこのアビリティを所持していない。
ビットンブレイカー:略称:ビ破壊。ビットンに対して200倍、一応シールドンとウィンドンにも4.5倍のダメージを出せる。何故か☆4キャラしかこのアビリティを所持していない。

Q:最後になるんですが、先程のアビリティ群の中には超アビリティというのがあると聞きまして
HAL「えっ、そこも!?…いや、でも最近のモンストを考えればそうか。分かりました、説明しましょう。…やっぱり文章で←」

超ADW:ダメージウォールに触れるとダメージを受けないどころか、ターン中に1度だけ攻撃力が上がる。
超AGB:重力バリアに触れると減速しないどころか、ターン中に1度だけ加速する。
超AW:ワープギミックを無視して動けるだけでなく、展開されてるワープの数だけ攻撃力が上がる。
超MS:最初から地雷を4個持ったまま動ける。それでも地雷は回収できる。実は仕様上8個分までは攻撃倍率に加算されているが、発動するのは4回分までである。
超反風:吹き飛ばされそう、或いは吸い寄せられそうになると、逆にスピードが上がる。



な、長かった…; とはいえ、これでもまだまだ足りないというのも事実。気になるところが多数ありましたら、実際にモンストに触れた方が分かりやすいかもしれません。

それでは今回はこの辺で!感想をどうぞ!