二次創作小説(新・総合)

Re: 青鬼実況 ( No.7 )
日時: 2020/06/01 17:06
名前: ちょび ◆x4GDv7N0GU (ID: 1866/WgC)


レタ
『あー……あー。マイクのテスト中、マイクのテスト中……』


霊夢
『マイクなんていらないと思うんだけど。色々な意味で』


ペンキー
『メタいよ』


レタ
『えーっと、今日はチームに別れて青鬼対決をするんだったね。チームのみんなは色々と細工してクリアできるまで出られない部屋に放りこんでおいたよ』


魔理沙
『一部捕まえられなさそうなチートな人もいた気がするんだが……どうやったんだぜ?』


レタ
『それは秘密☆……それでは、まずはチームロックを見てみましょう!実況は僕たちがお送りします。モニタリング、スタート!』





……



・チームRockの部屋




ロージア
「え、何よここ!目が覚めたらいつの間にか知らない場所にいたんだけど!しかも扉に鍵がかかってて出られない……どうしたらいいの?」


セレン
「《そこのパソコンに入ってる青鬼をクリアするまでは出られないよ☆頑張ってみんなで協力して青鬼主人公のヒロシをブルーベリー☆屋敷から脱出させよう!》……だってさ」


レトリー
「何この某夢銀河アイドルみたいなムカつく文章は……」


ほわん
「そもそも青鬼ってなんだろう?新しいミューモンなのかな?」


ヤス
「はぁ……つまりはそこのパソコンゲームの主人公を脱出に導かない限りは俺たちもこの部屋から出られないってことか……めんどくせぇ」





レタ
『おお、みんな困惑してる困惑してる』


ペンキー
『そりゃあ気がついたら密室に仲良くみんなで閉じ込められてたらそうなるでしょ』


霊夢
『あ、起動したみたいよ』

……



《ゲーム画面》

・ニューゲーム
・コンティニュー
・シャットダウン



ほわん
「タイトル画面なのにタイトルがないんだね」


セレン
「こうシンプルな画面だと逆に不気味だね。まぁ面白そうだからいいけど♪」


ロージア
「取り敢えず、さっさとクリアしてここから出ないと……ロージアちゃん、ダメになっちゃう」


レトリー
「たしかに食料からベッド、お風呂に果ては勝手にお掃除システム……なんでも揃っててここにいたら生活があっという間に堕落しそうだ……」


ヤス
「じゃあ、ニューゲームすんぞ」


セレン
「あれ、ちょっと待って。なにかメモとカードみたいなのが置いてあるよ。なになに……《プレイする順番はメモの通りにやってね!交代条件はゲームオーバー。そこの3枚のカードはヒント☆カードだよ!部屋に置いてある電話に差し込めばヒントが聞けるから詰まった時は使ってみてね☆》だって」


ヤス
「ヒントカードは……これか。何だこのキモイ絵は……」


ロージア
「最初は……うそ、わたし!?」


ほわん
「ロージアちゃん、頑張って!」


ロージア
「じゃあ、始めるわよ」


ポチッ

……
《ゲーム画面》


《街外れにある無人の館……》
《そこにはおばけが出るという噂があった》

……


セレン
「おばけってことはホラーゲームなのかな?」


ヤス
「そうだろ」


ロージア
「えぇっ。わたし、怖いのなんて無理無理無理ぃ~!」


セレン
「でもやらなきゃ出られないよ?」


……
《ゲーム画面》


卓郎
《中は思ったより綺麗だな》

美香
《なんだか寒いわ……》

たけし
《お、おい……。もう帰ろうぜ》

……

ほわん
「この3人はひろし君のお友達なのかなぁ?」


レトリー
「そうっぽいね。ってことはこの青鬼のバージョンは新しいほうか」


ヤス
「新しいバージョン?」


レトリー
「古い方のバージョンの青鬼はひろしがいじめられっ子なんだよ。ボクはバージョン5までならプレイしたことあるけど……。これはどうなんだろう?」


……


魔理沙
『へぇ、青鬼ってバージョンが変わる事にストーリーも変わるのか』


レタ
『そうだよ。因みにこれは最新のバージョン6、性格には6.23だからひろし以外全員死ぬね。あの有名なブルーベリー農場や卓郎のアレが出てくるよ』


ペンキー
『確かバージョン5は全員生還できたんだっけ?』


霊夢
『確かそうね。でもたけしが青鬼にビビって不登校になるからみんながハッピーって訳では無いわね』


レタ
『そろそろ別のチームも見ていかないとね。それじゃあチームバンダナ、モニタリングスタート!』



……


チームバンダナの部屋




メルク
「ちょっとユウさん!プレイ下手なのですよ!」


ユウ
「しょうがないだろ!?初めてなんだからさ!」


……
《ゲーム画面》


ひろし
《皿が割れてますね……》


《皿の破片を手に入れた!》

……


オルトス
「割れた皿の破片って普通拾って持ち歩かないよね」


ヨルスウィズ
「そこは気にしたら負けなんじゃないか?」


エルピス
「でも、皿の割れた音だったしおばけなんていなかった……」


……



魔理沙
『こっちも同じくらい進んでるみたいだな』


ペンキー
『そうみたいだね。まぁ、みんな目覚めたのだいたい同じくらいだったし』


レタ
『強いて言うならチームキノコ、バンダナ、ロックの順でゲーム開始が早かったね。でも開始速度とクリアできる速さは関係は一応あるけど別物だからね!』


霊夢
『あ、バンダナ達進展あったみたいよ』


……


《ゲーム画面》


ひろし
《!》

ひろし
《皆さん……?》


……


オルトス
「うわー!みんな裏切って帰りやがったぞ!」


ユウ
「ほ、ほら、さっきも皿の割れた音だったし……おばけなんて居ないってことでみんな帰ったんだよ!きっとそうだきっとそうだ……」

……


《ゲーム画面》


《開かない》


……


メルク
「みゅー!!玄関があかなくなって帰れなくなってるのですよ!!」


オルトス
「置いてった上に閉じ込めるなんて卑怯だぞ!ここから出してくれー!」


ユウ
「そうだそうだ!」


ヨルスウィズ
「まだお化けもでてないのにビビりすぎだろお前ら」


ユウ
「いや、諦めるのはまだ早い、ももしかしたら連打で開くかもしれないし!うおおおおおおお!!!!」


エルピス
「ユウ、頑張って……!」

……
《ゲーム画面》

《開かない》
《開かない》
《開かない》
《開かない》
《開かない》

……


オルトス
「ユウ、連打が足りないぞ!あかないじゃないか!」


ユウ
「俺だって一生懸命やってるよ!」


ヨルスウィズ
「お前らシステムには勝てないんだから諦めて探索しろよ……」


NEXT→チームキノコへ

Re: 青鬼実況対決編 ( No.8 )
日時: 2020/06/02 13:53
名前: ちょび ◆x4GDv7N0GU (ID: JbG8aaI6)


レタ
『そんじゃあ、残りのチームキノコを見ていこうか』


魔理沙
『チームキノコは……あ、バイブレーションたけしの部屋に入っていったみたいだな』


ペンキー
『ガタガタガタガタ』


霊夢
『ガタガタガタガタ』


レタ
『ガタガタガタガタ』


『『『ガタガタガタガタ!!』』』


魔理沙
『うるせぇよ』


レタ
『たけしのモノマネはここまでにしておいて、チームキノコ、レッツモニタリングスタート!』

……




チームキノコの部屋


《ゲーム画面》

ガタンッ(たけしクローゼットの音)



マリオ
「うぉっ!なんかあのクローゼット動いたぞ」


ピーチ
「何かありそうね」


クッパ
「おいマリオ、早く調べるのだ」


マリオ
「分かってるっつーの!」


……


霊夢
『こっちも意外と仲良くプレイしてるわね』


レタ
『だってキノコとクッパ軍のコンビネーションは公式では最強だからね』


ペンキー
『あれ?あとの二人は?』


魔理沙
『あそこにいるやつじゃね?』


……



ジュニア
「なぁ、ヒゲの弟。まだ青鬼出てきてないんだからそんなにビビらなくてもいいと思うんだけど」


ルイージ
「ガタガタガタガタ」



……


レタ
『うわめっちゃ震えてるな』


霊夢
『まるでたけしを具現化したみたいね』


ペンキー
『あ、チームキノコが図書室に入っていったよ』


……



《ゲーム画面》


ひろし
《図書室の鍵を使った》


ガタンッ



マリオ
「うお、なんかキモいブルーベリー色をした何かが歩いていったぞ」


ピーチ
「もしかしてこれが噂の青鬼かしら?」


クッパ
「マリオ、気を引き締めるのだぞ!」


ジュニア
「ねぇ、あそこにいるヒゲの弟どうするんだ?さっきから毛布にくるまって震えてるんだけど」


マリオ
「ほっとけ。というか、このゲームやらせた時点であいつは泡を吹いて倒れる」


……


魔理沙
『あんなんでよくルイージマンション出来たな』


霊夢
『だってあそこに出るテレサやおばけ達、全体的に可愛いじゃない。テレサとか絶対にもっちもちのすべすべよ』


レタ
『確かに青鬼はお世辞にも可愛いとは言えない……』


ペンキー
『フワッティーとかはマシなほうじゃないかな?』


霊夢
『まぁ、あの不気味な集団の中ではマシなほうね』


魔理沙
『今度ルイージにフワッフワの草原やらせてみようかな……』


レタ
『多分泡吹いて倒れるからやめておいた方がいいよ』


※フワッフワの草原とは
フワッティーが大量発生する強烈な絵面の青鬼二次創作のフリーゲーム。
意外と逃げ切るのが難しい。
気になったら検索してみてね!



ペンキー
『そろそろ向こうに戻った方がいいんじゃないかな。モニター見たけど、みんな図書室調べてるよ』


レタ
『おお、ほんとだ。じゃあそろそろチームRockに交代かな。それじゃあ、モニタリングスタート!』



……




チームRockの部屋



……

《ゲーム画面》


ひろし
《寝室の鍵を手に入れた》


ガタンッ




……



ロージア
「イヤー!なんかすっごく気持ち悪いのが出てきた!」


セレン
「なにこれ‪w俗に言う“すっげぇキモいデザインだな!”ってヤツ?」


ほわん
「ほわっ!?なんかこっち来てるよ!逃げた方がいいんじゃ……!」


ヤス
「なんというか……青鬼本体も不気味だが、BGMと相まって余計に不気味だな」


レトリー
「ほら、早く逃げないとゲームオーバーになっちゃうよ!」


ほわん
「ところで、これ追いつかれたらひろし君はどうなっちゃうの?」


レトリー
「初期の方のバージョンでは食われるSEが流れてた。多分頭からがぶーっと食べられるんじゃないかな」


ヤス
「割とえぐいんだな」



……


レタ
『ものすっごく怖がってる割には上手く逃げるねロージアちゃん』


魔理沙
『ほら、あの子公式ぶりっ子だからさ』


……



ほわん
「あれ、こっち行き止まりだよ!」


ロージア
「まだよ!きっとこの辺に……!」

……

《ゲーム画面》


ひろし
《寝室の鍵を使った》

ガチャンッ


……


ヤス
「おお、ちょうどいい所に寝室があったな」


セレン
「アイツもまけたみたいだね♪」


レトリー
「取り敢えずこの部屋を調べてみようよ」


ほわん
「あれ?あそこだけ床の色が違うよ?」


レトリー
「そこのベッド動かせるんじゃないかな。こういうのってそういう仕掛けのヒントっぽいし」


ロージア
「隠し通路はっけーん♪」


セレン
「ここは……ピアノの部屋かな?しかもこのピアノ、血みたいなのがついてるね」




……


レタ
『おお、チームRock進むのが早いなぁ』


霊夢
『でも青鬼の謎解きはここからが本番だからね』


魔理沙
『謎解きのスピードによってはここから大きく差が出来そうなんだぜ』


ペンキー
『この先どうなるか、楽しみだね!』



……

NEXT→チームバンダナ編

今回はここまで。