二次創作小説(新・総合)
- Re: 【逃走中Ⅷ】サイレントモール2 ( No.56 )
- 日時: 2020/07/23 16:30
- 名前: 薬師寺 (ID: Uj9lR0Ik)
【本来ペア結成後に筆記する予定だったドラマのシーンです。
場面は本作の>>38と>>42の間です。】
その頃、逃走中司令室では……
薬師寺
「ふむ。7組が結成されたか。」
ミナミ
「このペアがのちにどう影響するのかが見どころですね。」
薬師寺
「そうだな。仮に自分が捕まってももう片方が逃げ切れば賞金が得られる美味しいシステムだ。」
ミナミ
「美味しいシステム…あっ(察し)」
薬師寺
「前回の件があるから察しが良いな、ミナミ。」
ミナミ
「まあ…そうですね。
あ、薬師寺さん。少しの間だけ席を外すしますが宜しいですか?」
薬師寺
「別に構わんよ。ただあまり時間を掛けないでね。」
ミナミ
「分かりました。では失礼します。」
ミナミはお辞儀をすると司令室を後にした。
薬師寺
「さてと、今後の展開はどうなるかな?」
薬師寺がゲームの展開を見守る一方、エリアのとある場所では……
???
「ふぅ、なんとか侵入に成功したな。」
1人の男がエリアに侵入していた。その男は……
シュウ
「今度こそハンターのデータを入手しないと…。」
ビオナス社の大月シュウだ……
シュウ
「前回はまさかの自爆装置でやられたからな…何か方法があるはずだ。」
前回はハンターのデータ入手を図ったが、ハンターに付けられた自爆装置が作動し、失敗に終わってしまった。
シュウ
「ハンターのデータを入手する方法は……ん?」
その時、無線にて通信が入る。
シュウ
「こちら大月シュウ。用件を頼む。」
ミナミ
「兄貴?こちら宵月ミナミよ。」
シュウ
「ミナミか。セキュリティに引っかかってないよな?」
ミナミ
「ええ。最小限に下げたから問題無いわ。」
通信の相手はクロノス社にてスパイ活動をしているミナミだ……。
更にシュウが侵入に成功したのは、ミナミによりセキュリティのレベルが極端に下げられてしまったからだった!
シュウ
「そうか。念の為カペラ重工業から発注したステルス装置を持ってきたのだが…。」
ミナミ
「アレは確か試作段階ね。
多分今回の任務はステルス装置のテストも兼ねているのよ。」
シュウ
「それで父上は俺に『ステルス装置も持っていけ』って言ってたのか…。」
ミナミ
「まあでも、備えあれば憂いなしって言うじゃない?
兄貴が任務完了出来る様にサポートするから。」
シュウ
「分かったよ。じゃあ、また後でな。」
ピッ
通話が終わり、再び任務を再開するシュウ。
シュウ
「まさか試作品のテストも兼ねてたのはな……だったら父上の期待に答えないと。」
ステルス機能を装備し、ハンターのデータ入手を目論むシュウ。
果たして、また妨害が起こってしまうのか!?