二次創作小説(新・総合)
- ABT①『数多の可能性の世界へ』 ( No.10 )
- 日時: 2020/05/27 22:49
- 名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ACwaVmRz)
独自路線を突き進み続ける逃走中#CR04も遂に4回目。
さて、今回もOPゲーム開始前の本部の様子を覗いてみましょうか。
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~運営本部 メインサーバ~
アシッド「成程?メインサーバは通信越しにしか見ていなかったから、改めて見てみると新たな発見があるね…。やはり来る選択をして良かったようだ」
ニア「社長がこちらにいらっしゃるなら、私が本部へと合流した意味がなくなってしまいます、わ…」
アカギ「ニアをこっちに寄越したのとアシッドがこっちにくるのはちょっと目的が違うように俺は思ったんだが…」
サクヤ「まぁまぁ。彼も悪い人ではないので…。協力の手ならば掴まぬ理由などありませんからね。
…本題に入りましょう。今回も『運営本部の手伝いをしてくださる作者様』がいらっしゃったので、自己紹介をお願いします」
おろさん「前回参加者側として逃走してみて楽しかったから、今回は運営側の手伝いをしてみることにしました!おろさんです、よろしくお願いします!」
konakun.「前回は賞金も貰えたし、(×>ヮ<)も凄い楽しかったって言ってたから今回手伝いに来ました。konakun.です。よろしくお願いします」
(×>ヮ<)<タノシカッタ!トモダチモテツダイスルヨ!
ロボット(お)「私はロボットだ。名前の指定はない。おろさんの付き添いで運営本部の手伝いに来た。よろしく頼む」
百鬼姫(お)「わらわは百鬼姫じゃ。ロボット殿と同じく、作者の付き添いとしてはせ参じたぞ。今回はよろしく頼む」
はなこ(k)「花小泉杏だよ!将来の夢は、動物園の飼育係です!みんなとは初めましてだけど、仲良く出来たら嬉しいな!よろしくね!」
ぱちぱちと温かい拍手が運営本部に鳴り響きました。5人共、今回はよろしくお願いしますね。
その様子を見届けたサクヤは早速今回のOPゲームを開始しようと動きますが、それと同時にメインサーバの入り口から誰かの声がすることに気付きました。
様子を見に行くと、そこには誰かを連れてきたジョマンダの姿がありました。
ジョマンダ「毎度毎度タイミング悪いけどごめん。サクヤ、お客さん」
サクヤ「4度目なのでもう大丈夫です。OPゲーム前には何かが起こるのがお約束です」
東条「完璧なメタネタね…」
MZD「もう気にするだけ無駄な時期に入ってんだろうな。それで、誰が来てるの?」
ジョマンダ「えーっと、ファイアーエムブレム支部から。3回目の時に助けた『エフラム』って奴と、支部長って言ってる男が来てる」
エイリーク「兄上が来ているのですか?」
ベレス「『支部長』?ということは…『セテス』かな?」
ジョマンダが名前を聞いた途端、エイリークとベレスが各々反応を見せました。前回の打ち上げ前にエリウッドが言っていた通り、スマブラに参戦していないFEキャラは現在全員『ガルク・マク大修道院』で世界の調査を行っています。
で、そこで彼らを束ね指揮をしているのが『支部長』であるセテス。何故大司教レアでないのかはさておき、どうやら彼が来ているようですね。
ジョマンダの案内に導かれ、名前が出た2人がメインサーバへと入ってきました。
エフラム「前回は本当に迷惑をかけた。すまなかった」
マルス「そんな改まることじゃないよ。君が洗脳されていたのは事故の様なものだし…。エンブラの召喚みたいな…」
アイク「それに、FE支部の支部長直々に来るとは珍しいな。何かあったのか?」
セテス「別に何も起こってはいない。いや、その…フレンが『逃走中』という催しに興味を持ってね。『ベレス先生が運営するゲームなら、わたくし是非参加したいものですわ』と言ってきかなくて…。だが、確かにベレスやマルス王子など信頼できる仲間もいるが、私としてはまだいまいち理解が出来ていなくてね。今回こうして直接視察をしに来たというわけさ」
ソティス「おぬしの妹溺愛っぷりも相変わらずのようじゃの」
エイリーク「セテス殿の事情は分かりましたが、兄上は…?」
エフラム「この『手紙』をベレスに届けるように頼まれてな。それと、今回から俺もここに所属することになったから、その為に来たんだ」
ベレス「自分に手紙…?それに、本部所属って。何も聞いてないよ」
エフラム「ああ。つい先程マスターハンドに許可をもらったばかりだからな。後で連携すると言っていたが何も聞いていないのか?」
マルス「聞いていないから後で確認しておくね。それからロイに『マスターハンド10体程倒しておいて』って頼んでおくよ」
MZD「前半はともかく後半が物騒すぎる」
ヴィル「彼は分身が出来たのか…?」
エフラムも今回からエイリークと共に本部で働くことが決まったようです。…右手の今後の安否はともかく、彼はアイクと並ぶほどの実力を持つ王子。戦力アップですね!
簡潔にそう伝えたエフラムは、自分の懐から三つ折りの手紙を取り出しベレスに差し出しました。
彼女は受け取り、手紙の封を切り中身を読み始めました。
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ベレス先生へ
3回目の時は本当にご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。
私も、フェルディナントさんも無事に助け出され、運営本部の皆さんの懸命な治療のお陰でこうして級友と再会することが出来ました。
しかし、洗脳されてしまい皆さんを襲ってしまったのは事実です。お詫びになるかは分かりませんが、今回代表でお礼の手紙をこうして書かせていただく運びとなりました。
今は元気にガルク・マクで頑張っています。セテスさんの補佐も微力ながら行っています。私のこの力が役に立つかは分かりませんが…『真実を知る者』の1人として、世界の調査は積極的に手伝っていきたいと思っています。
ベレス先生、運営本部の皆さん、助けてくれて本当にありがとうございました。
マリアンヌ=フォン=エドマンド
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手紙の差出主は、前回助けた彼女が受け持っていた生徒の1人であるマリアンヌからでした。
洗脳されてしまい本部のみんなを襲ってしまったことへの懺悔、そして助けてくれたことへのお礼の文字がつらつらと並べられていました。
ベレス「マリアンヌ…。そうか、元気で頑張ってるんだね」
石丸「自分の罪を認め、律儀に頑張っているのだな…!うぅ、僕は感動したぞぉぉぉ!!!」
カラ松「こうしてお礼の手紙を貰うと、ちゃんと助けられて良かったなって安心感が胸に広がってくるぞ…。本当に、みんな無事で、ちゃんと元気で、良かった」
サクヤ「本部の皆様の懸命な行動のお陰だと思っています。…もしかしたら今回も同じような災厄が降りかかってくるやもしれません。それでも…希望を持ち続けていれば運命は変えられます。私は今でもそう思っています」
罪木「ふゆぅ…。私もまだまだ未熟ですけれど、自分に出来ることをやっていきますねぇ」
ベレス「サクヤ。この手紙は自分が預かっておきたいんだけどいいかな。その、手紙なんて貰ったの久しぶりだから…大事にしまっておきたくて」
サクヤ「構いませんよ。というか、そもそも貴方宛てに来た手紙なのですから持っていた方がよろしいかと」
ソティス「なんじゃ?生徒達に今でも愛されて恥ずかしいのか?可愛いところがある奴じゃのう!」
ベレス「それもあるかもしれないね。なんだか…胸がむず痒いよ」
ベレスが珍しく顔を赤らめていると、ソティスがすかさず彼女をからかってきました。彼女はそんな彼女を優しく諭し、マリアンヌからの手紙を懐にしまったのでした。
…そして、改めてOPゲームを開始しようと声掛けしようとした瞬間、元気の良い声が聞こえると同時にメインサーバへの中継が繋がりました。
マルス「あれ、この声聞き覚えがあるような」
田中「異界からの呼びかけが来ているようだ。どうする」
サクヤ「繋げてください。もしかしたらユーディルさんの仰っていた『派遣』かもしれません」
アクラル「よしトモダチ、通信繋いでくれ」
(×>ヮ<)<ガッテンショウチノスケ!ポチッ!
サクヤの思惑通り、トモダチが通信を繋げた先に現れたのはユーディルでした。
彼の顔が見えると同時に、近付いてきていた元気な声はメインサーバへと現れます。現れた影は2つ。雪の結晶を思わせる様な衣装を着た女の子と、歴戦の猛者のような雰囲気を纏わせる男性でした。
ユーディル『…これで大丈夫なのかな。青龍殿、久しぶり。前回は助けてくれてありがとう。君達の要望通り、今回から橋渡し役をお願いする人達を派遣させてもらったよ』
サクヤ「こちらも今しがた到着したのを確認しました。…見たところ氷の妖精と…雷の力を使う剣士、と言ったところでしょうか」
ユーディル『一発でそんなことまで分かってしまうんだね…。きみの言った通り、氷の妖精の方は『リリィ』。剣士は『アルベール』だ。どうか仲良くしてくれると嬉しい』
リリィ「王子の紹介に預かりました、『リリィ』っていうの!これからよろしくなのー!」
アルベール「『アルベール』だ。王子の要請でこっちで働くことになった。元騎士団の団長として、戦力として使ってくれると嬉しい」
マルス「なんだかアイクっぽい人だね」
アイク「声はあんたと同じだがな」
マルス「メタネタは駄目だよ?」
サクヤ「成程、彼らが…。ユーディルさん、世界の調査に尽力してくださること、心より感謝申し上げます。いずれ聖城の方にも逃走中の招待状を送るかもしれませんので、今回は是非お楽しみくださいね」
ユーディル『ああ。初めて見るからどんな催しなのか楽しみにしてるんだ。期待して待ってるよ!…それじゃあ、おれは城の見回りがあるからこれで。また後日連絡を取り合おう』
ぷつり。彼の言葉を最後に通信が切れました。リリィとアルベールと言えば、サイゲのスターシステムで色んなゲームに出ていますよね。神バハから始まって、グラブルだとかシャドバだとか。今回混ざった『ドラガリアロスト』にも既にプレイアブルとして出張しているんですよ。
…それはさておき。もう通信や出迎えはいませんよね?大丈夫ですよね?
MZD「流石にこれ以上来ないとは思うけど。そろそろ始めちゃっていいんじゃない?」
チョロ松「それじゃ僕達はOPゲーム会場に行くからね!用意出来たら合図よろしくね!」
カラ松「初OPゲームMC…!緊張するなぁ、頑張ろうなチョロ松!」
十四松「にーさん達ならだいじょーぶ!!ファイトー!」
ヴィル「…さて、こちらも準備が出来たらゲーム開始だ」
サクヤ「今回はどんな展開になるのか…。見守らせていただきますね」
運営本部にも新たなメンバーが加入し、ますます賑やかになっていきますね!
次回から早速OPゲームスタート!今回は…『運ゲー』?!