二次創作小説(新・総合)
- Re: 【】 ( No.24 )
- 日時: 2021/03/04 22:59
- 名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)
ゆうきがここで話を中断させてそんなことを聞いてきた。お昼時に聞いていたら、吐いていただろうな、と思うような内容だった。ことりはYYTubeで何かを聞いてその話が聞こえないようにと必死だった。それでもゆうきのそばを頑なに離れようとはしなかった。
「い、いや……ことりに申し訳ないし、今日はここでお開きにして。話だけラゥインで送ってもらえると助かるんだけど」
「了解、ことりちゃんをビビらせちゃった、かな……?」
いつの間にか教室には私たちだけしか残っておらず、戸締りをして職員室に寄る必要が出てきてしまった。
気付いたらこんな時間か。この時間から校内の施錠が始まるから、最悪の場合、旧校舎を通ることになってしまう。こんな話をした後でだ。それだけは避けないと。
ことりもゆうきもそれに気づいていたのか、どこか早足だった。ただ、しばらく歩いて
もう施錠が行われていることに気づいてしまった。遠回りを、旧校舎を通らねば靴を取りに行けない。つまり、行くしかないのだ。
誰かがため息を吐いたような気がする。それでも、遠回りをしないと家には帰れない。
職員室まで無言で歩いてきた私たちは教室の鍵をさっさと返して、早足で昇降口の方へ、旧校舎を経由して向かった。
今までそんなに話していなかったことりが口を開いた。
「ここら辺にそういう怖い話は無いんだよね……?」
ゆうきにないと答えてくれ、と言ってそうな目をしていた。
それを察したのか、それとも単にことりちゃんが心配だったのか、それともどっちもか、
「ない、と思う……よ」
ゆうきはそう言ってはみたが、そんな言い方ではある、と言っているようなものである。
が、私もこの学校で起きた怪談には詳しくない。今までの話しかちゃんと知っているのはないのだ。ゆうきのあの様子だと、まだまだこの学校には……秘密がありそうだ。
「ゆうきくん、手つなご……?」
「……あ、うん」
二人とも本気で怖いのか、いつものようにイチャイチャしている余裕はないようだ。
とはいえ、明かりが殆どない学校、しかも床が軋む旧校舎なんて。
その時、ぴちょん、と何か液体が落ちるような音が聞こえた。
ことりはぎゅっとゆうきにしがみついて、ゆうきは表情だけ驚いていて、二人にもこの音が聞こえるようだった。
「ゆうき、こんなタイミングで申し訳ないんだけどさ……」
「ゆうきくん、話さないで! 怖いから!」
もう半分悲鳴を上げることりを無視して私は続けた。
「さっき、きっと何か心当たりがあったんじゃない? この音が聞こえてくる怪談を知ってるんじゃないの? 私たちは死にたくないから、記憶にそれがあるならそれを教えて!」
巴が真剣な表情をしていた。もしここに例えばかよちんが居たら二人して悲鳴を上げるなりしていたんじゃないか、って。
巴が冷静にこの事態は異常なのかを聞いてきている。ここではっきりと言うべきなのだろうか。この音に関する怪談を、ことりちゃんがこんなにも怖がっているのに話すべきなのだろうか?
[1.ことりちゃんを怖がらせたくないので話さない]
[2.巴の話に乗って真実を話す]
[3.巴の気持ちには答えたいが、ことりちゃんを心配させたくないので明るい話にして嘘をつこうとする]
[4.これは気のせいだよ、と紛らわす]
ゆうきはどうする?
[1.]>>25
[2.]>>26
[3.]>>27
[4.]>>28
※今回、エンディングをそれぞれ用意しました。ハッピーエンドは……?
ということでアンカーで気になった選択肢に飛んでみてください。
※下には早いですが、後書きなるものが付属しています。余裕がある方は見てみて下さい。
【後書き】
このアイデア(怪談や選択肢)の着想はこれを書いていた時に聞いていた「学校であった怖い話」というゲームの実況です。一部似ている話も出てきますが、参考はそれです。
いつかそのゲーム自体もやってみたいと思いますが、今回このような展開にゆうこと、特にことりちゃんを巻き込んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こうなると書いている時に恋愛ゲームの実況を聞いていれば、と考えた人もいるでしょう。
でも、気になるはそういうのが苦手です。そもそも、公式ゆうことが最近は読めていませんから。(内容が無理になってしまった、というやつ。これはどうしようもない。)
まぁ、今回は非公式ゆうことですし、こんなに長々と書けたことにまず驚いています。
後日談として、ゆうことらしいゆうことを書くつもりではいます。(下記に記載あり)
あと、予想以上に文章量が多かったと思います。話の内容もたまにえぐいかな、くらいのがあったり。
それがイチャイチャシーンに書ければいいんですが、そんな純粋なゆうことは公式の方で楽しんでもらえればいいかなと思っている自分もいます。
まぁ、今度余裕があれば書く、かもしれないです、はい。
アンカーも含めてここまで読んでくれた皆さま、ありがとうございました。本家ゆうことをよろしくお願いします。
(今後、何があってもほかの作者さんのこのようなものは書くつもりはありません。当方がゆうきさんと仲良くさせていただいている、そしてゆうことに魅力を感じた、という理由で書いています。許可はちゃんと取ったし)
それから今回、面倒ですがEND分岐の選択肢を作った話はしたと思います。
それに関して。
とあるENDで登場した〇―〇について。これは全ENDを回収した一部の人向けに
プラベッター?だかで限定公開する予定です。
ということで、皆様、対戦よろしくお願いします。
アディオス!
え、ヒントはないのか? そんなにひねくれたパスワードじゃないんだけどなぁ。
簡単なのでそれくらい。
でも、まだこれ完成していないのでできたらまた報告します。