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二次創作小説(新・総合)
- Re: クロスオーバー 〜それぞれの冒険者たち ( No.156 )
- 日時: 2020/07/26 21:31
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
第101話「卜部の憧れの先輩」
【飛空艇ラグナロク】
「……」
「あれ? 卜部じゃないか」
卜部「茂野……」
大吾「光がさ、言ってたんだよ。「ティナ先輩がこうなったのは、誰のせいでもないんだよ」って」
卜部「……。佐藤には分からないんだよ、あの人の……バッツ先輩の気持ちが」
大吾「卜部……」
中学になって、初めて別の学校になった。
だけど、茂野や佐倉と再会した時は変わっていなかった。
野球を1度だけ辞めかけたけど、茂野がいたから頑張れた。
佐倉もすっかり、野球の楽しさを身に付けていた。
「卜部く〜ん、大吾〜」
卜部「佐倉!」
佐倉睦子「ほらほら。男2人がウジウジしていないでさ、仲間たちと盛り上がろうよ」
卜部「でも……」
鈴木アンディ「佐倉の言う通りだ。今は、仮の喜びを感じさせないとこの先がキツいぞ」
茂野大吾「さあ。明日はケフカを倒しに行く日だ、気合いを入れて行こうぜ!」
佐倉睦子「お〜!」
鈴木アンディ「ティナ先輩の仇、必ず取ってやる!」
束の間の喜び、か。
まるで、戦う前の英気を養っているみたいだ。
茂野、お前がそう言わなかったら俺は迷っていた。
お前のお陰で、狂気の道化師に怒りをぶつけたくなって来た。
待っていろよケフカ、成長した俺たちの強さを思い知らせてやる!
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