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第115話「バッツとティナ」

【飛空艇ラグナロク内】

「ティナ！」
ティナ「やっぱり、戦うの？」
バッツ「ああ。これが最後の戦いになるからな！」
ティナ「私、バッツを助けたい！」
バッツ「ティナ？」
ティナ「一緒にいたいの。沢山守って貰ったから、今度は私の番！」
バッツ「ティナ……」

戦うと、ティナはあの記憶を目覚めてしまう。
それは、分かっているんだ。
でもティナは、強くなっている。
今まで以上に、理性を保つようになって来たからな。

BGM設定:いつの日か、きっと

バッツ「だからって、俺が許す訳ないだろ」
ティナ「どうして！」
バッツ「失いたくないんだよ、これ以上ティナを！」
ティナ「私……、守られてばかりは嫌……」
バッツ「ティナ。気持ちは分かるが、今は耐えてくれ……」

二度と、君を失いたくないんだ。
だから俺は、ティナが戦うのを拒否する。
確かに戦力にはなるけど、君は蘇生したばかりだ。
恐れから立ち去るのは、不可能なんだよ！