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第123話「修業、開始！」

テレシア「いいわよティナ、何処からでも掛かって来なさい！」
ティナ「はい！ 究極の光よ！」
テレシア「ストップ！」
ルリア「て、テレシアさん？」
テレシア「駄目よ。もっと魔力を集中しないと、敵に当たらないわよ？」
ティナ「や、やってみる！」

テレシア、ジャイワール出身の士官学校の学級委員長。
僕でも最初は気づかなかった、あんなに炎系を纏っている人が学級委員長だなんて。
土井先生は、彼女の戦闘を学んで勉強しろと仰っていたな。
やっぱり、2人1組が基本重視でしょうか。

「三治郎くん！」
三治郎「あっ、マリアロス少尉さん！」
マリアロス「長い名前だから、覚えづらかったわね？」
左吉「いいえ。そんな事ありません！」
潮江紋次郎「しかしロス少尉、彼女は何故特訓を思いついたんですか？」
マリアロス「ティナちゃんの魔法強化を、これからの戦いに繋げるためよ！」
土井半助「確かに、我々にはあまり時間がありませんからね」
ホークアイ「そう。今頃大佐もバッツくんを鍛えているわ！」

あの人が、炎の錬金術師。
スカーさんの言ってた、かつて憎しみに囚われた1人の人物。
かつての元凶が、エンヴィーお兄さんだったなんて。
例え過去の出来事でも、イシュヴァール人の子供を手にかけるなんて許せない。