二次創作小説(新・総合)
- 本当は怖い童謡 ( No.296 )
- 日時: 2023/05/11 17:35
- 名前: 葉月 (ID: gF4d7gY7)
皆さんは小さい頃に童謡を歌ったことがありますよね? 実は残酷で恐ろしいものだと言われています。
かごめかごめやはないちもんめもそうですね。それでは歌詞に隠された本当の意味を説明したいなと思います。
それでは、以下は会話文で進めていきます。
ガイドラインにより歌詞は書けないので、解釈しながら書いていきますのでよろしくお願いします。
- 本当は怖い童謡 ( No.297 )
- 日時: 2023/05/11 17:40
- 名前: 葉月 (ID: gF4d7gY7)
「しゃぼん玉」
葉月「はい、最初に紹介する童謡は『しゃぼん玉』〜みんなはしゃぼん玉という歌知ってる?」
木実「もちろん知ってますよ! しゃぼん玉飛ばす歌でしょ?」
マリオ「屋根まで飛んだけど弾けちゃった、みたいな歌だよね?」
葉月「うん、普通ならそう解釈するよね。でも、このしゃぼん玉には秘密があるんだよ」
ルイージ「しゃぼん玉に秘密!? そんなのあったっけ!?」
マリオ「しゃぼん玉にどんな意味が込められてるか気になるなぁ……」
葉月「実はしゃぼん玉は鎮魂歌です」
木実・マリオ・ルイージ「は?」
葉月「しゃぼん玉は鎮魂歌です」
マリオ「いやいやいやしゃぼん玉が鎮魂歌ってどういう意味なのさ!? ただしゃぼん玉飛ばして高く飛べ〜ってやつじゃないの!?」
ルイージ「しゃぼん玉はたしかに割れるけどそのうち高く飛ぶって意味じゃないの!?」
葉月「このしゃぼん玉は書いた人の子供を幼いうちに亡くしてて、鎮魂の意味を込めて作られたんだ。しゃぼん玉を小さい子供に喩えて末永く生きて欲しかったけど、儚く消えた。しゃぼん玉を飛ばすのは子供の人生という意味、飛ばずに消えたのは生まれて間も無く亡くなった、という意味だよね」
木実「そう考えるとしゃぼん玉って悲しい曲だったんだ……」
- 本当は怖い童謡 ( No.298 )
- 日時: 2023/05/11 17:43
- 名前: 葉月 (ID: gF4d7gY7)
「サッちゃん」※後半ガチホラーです
葉月「続きまして紹介する童謡は『サッちゃん』であります。みんなはサッちゃんは知ってるよね?」
木実「もちろん知ってますよ〜!サッちゃんはバナナが大好きな女の子だけど半分しか食べられなかったんだよねw」
マリオ「サッちゃんって意外と少食だったりして?」
ルイージ「病弱だったかもよ?w」
葉月「実はサッちゃんを歌うと呪われるって知ってた?」
木実「え……?」
ルイージ「は?」
マリオ「サッちゃんを歌うと呪われるってどういうこと!? バナナが大好きな女の子だけじゃないの!?」
葉月「サッちゃんは病気であの世に逝くんだけどもその後がめちゃくちゃ怖いんだ。おべべ……つまり着物を置いていくけどおべべを置いたまま遠くまで行っちゃうという歌を皮切りにここからどんどん怖くなるんだよね」
マリオ「おべべを置いて遠くに行くところから恐怖の始まりなの!?」
葉月「ここから一気に怖くなるから覚悟して聞いてね? サッちゃんは線路で足を切断されて相手の足を持っていかれるんだよ」
木実「相手の足を持っていかれるの!?」
葉月「多分サッちゃんは電車の事故で足を持ってかれたから足を求めて探してたんだと思う。複数人でサッちゃんを突き飛ばしてそうなっちゃったのかな」
マリオ「うわぁ……ここまで来るといじめじゃん……」
ルイージ((((;゚Д゚)))))))怖い怖い怖い怖い怖い怖い
葉月「この歌は全部で九十九個もあるらしいし、途中からサッちゃんが怨霊というか死神になって完全に殺しにかかってるし、『なんで生きてるの?』とか『あの世で歌おう』とか『お前が欲しい』とかめちゃくちゃ怖いんだよ」
ルイージ((((;゚Д゚)))))))ぎゃあああああああ!!
木実「この歌九十九個あるの!?」
- 本当は怖い童謡 ( No.299 )
- 日時: 2023/05/11 17:46
- 名前: 葉月 (ID: gF4d7gY7)
「いとまきのうた」
葉月「続きまして『いとまきのうた』でーす。みんなは『いとまきのうた』って知ってる?」
マリオ「もちろん知ってるよ! いーとーまきまきって糸を巻いて靴を作る奴でしょ?」
木実「こうやって手でぐるぐるしてましたよ!」
葉月「実はいとまきのうたに続きがあるのって知ってた?」
ルイージ「いとまきのうたに続き? 糸巻いて終わるんじゃないの?」
葉月「糸を巻いて小人さんの靴を作って小人さんのお家に向かいます」
木実「小人さんのお家に行く!?」
葉月「実はまくのは糸だけじゃないよ。種も蒔くんだ」
マリオ「種蒔き!? 糸巻きじゃなくて種蒔きすんの!?」
ルイージ「糸巻きなのに農業始めちゃったよ!?」
葉月「小麦パンを作って小人さんのお家に向かったら今度は穴を掘り始めたんだ。それで、小人さんの落とし穴を作ったの」
木実「穴掘って小人さんの落とし穴!? え!? 小人さん狩っちゃうの!?」
マリオ「いきなりホラー展開来ちゃったねw」
葉月「いや、狩るのは熊の方だよw それから最終的に火を焚いて小人さんのスープを作ったんだ。赤い蝋燭は小人さんの家で夢の国だったってオチでしたw」
ルイージ「火焚きでスープ作って赤い蝋燭で小人さんのお家は夢の国!? 小人さんのお家は幻だったの!?」
木実「今まで見てきたのは全部夢だったの!?」
☆*○☆*○
「とおりゃんせ」
葉月「次の童謡は『とおりゃんせ』であります。みんなはとおりゃんせを知ってるよね?」
木実「横断歩道でも流れる曲ですよね?」
マリオ「遊びにもなってるから知ってると思うよ」
葉月「実はとおりゃんせには怖い意味が隠されてるって知ってた?」
ルイージ「えっ……なにそれ?」
木実「この曲は怖い童謡でもあるよって聞いたことあるけど……」
葉月「通りゃんせは方言で『通ってください』の意味なんだけど、内容としては子供連れの母親が門番とのやり取りをしている歌なんだよね」
木実「門番とのやりとり……?」
葉月「七つになった子供を連れて夕方ごろに神社に来て、お札を返しに来た母親が子供を生贄にするという悍ましいものなんだよ」
マリオ・ルイージ「子供を生贄!?」
木実「お母さん子供を捧げちゃったの!?」
葉月「子供を生贄にするのは、天神様の怒りを鎮めるためなんだって。昔の村では慣わしだったらしいし」
ルイージ((((;゚Д゚)))))))ひぇえええええ!!
とりあえず今回はこれぐらいにして終わります。ありがとうございました。m(_ _)m