二次創作小説(新・総合)

女の子達の秘密のお料理教室 ( No.55 )
日時: 2021/05/03 10:44
名前: クラスラック (ID: sThNyEJr)

お久しぶりです!リアルが多忙で中々手を付けることが出来ませんでしたが、ようやく落ち着いて来ましたので久しぶりの投稿となります。今回は色々のはちゃめちゃな女の子達のお話です。例に漏れず結構なカオスです。では、どうぞ!!




東条「料理を教わりたい?」
ゼルダ「はい。日頃リンクにお世話になっていますのでその…お礼と言ってはなんですが…」
ガブリエル「私も神威さんにお礼として料理を振る舞いたいと思いまして」
東条「もしかして2人もそうかしら?」
霧切「ええ」
春川「そうよ」

ある日のこと、超高校級のメイドの所にハイラルの姫、天界の大天使、超高校級の探偵と保育士がやってきて彼女に料理を教えて欲しいと依頼をしていた。4人には恋人がいて、その恋人に日頃のお礼として料理を振る舞おうと思っているようだ。しかし、この4人にはある共通点がある。それは……

東条「その、料理を教える事自体は構わないけど、確か貴方達の料理の腕は確か…」
4人「………;」

そう、この4人は料理の腕前が壊滅的なのである。どのくらい壊滅的なのかと言うと、日常系クロスオーバー小説でよく行われてる料理対決で、反省はするが星1以下の評価を確定で貰うレベルである。そんな彼女達が何故料理を教わりたいのかと言うと

霧切「確かに私達は料理が下手よ。でも出来ない事を出来ないままにしておきたくないのよ」
春川「そうね。それに男性は恋人からの手料理はとても喜ぶって聞いたから」
東条「…そう、分かったわ。貴方達の気持ちが。私に任せなさい、必ず貴方達の料理の腕前をあげてみせるわ!!」

こうして東条斬美の指導による料理壊滅女子の料理教室が始まった!!しかし彼女達は知らなかった。この先はとてつもない地獄が待ち受けている事を……

女の子達の秘密のお料理教室 ( No.56 )
日時: 2021/05/03 10:50
名前: クラスラック (ID: sThNyEJr)

特訓当日、東条達5人は希望ヶ峰学園の厨房に来ていた(ゼルダとガブリエルは特別に許可をもらい入れてもらってる)。早速始めていこうとするがその前に東条が4人に料理について質問をする。

東条「始める前に聞いておきたいのだけど、貴方達が料理をしたらどんな物が作られるか教えてちょうだい?」
ゼルダ「鉱石や未知の物質が出来上がります」
東条「錬金術か何か?」
ガブリエル「見るからに毒々しい色をした物が出来上がります」
東条「ストライクショットの影響が料理に出てるの?(ガブリエルのストライクショットは毒メテオ)」
霧切・春川「全てを破壊し尽くすような超生物が出来上がるわ」
東条「………;」(顔に手を当てる)

……すいません。始める前から不安しかありませんが?いや、確かに料理が下手なのは知ってるけどここまでとはやばくないか?(設定したのはリアル作者ではあるが)これには流石の東条も言葉に困る様子。

東条「ま、まぁいいわ。と、とにかく始めましょう。先ずは簡単な料理からにしましょう。最初は…そうね、サンドイッチがいいかしら」

と言って東条は食材を用意する。確かにサンドイッチなら火を使わないし、食材をパンに挟めば完成するためとても簡単な料理だ。これなら事故を起こさない、そう思っていたが……

東条「サンドイッチの作り方は簡単よ。好みの食材をパンに挟む。これだけで十分美味しい物が作れるわ。やってみて」
ゼルダ「わかりました。食材をパンに挟んで……完成しました!!」

ゼルダの完成品:大きさ50センチ程の金色に輝く謎の鉱石

東条「ち ょ っ と 待 っ て」

おい待て。何でサンドイッチを作って金色の鉱石が出来上がる?そもそも食い物じゃないだろオイ。

東条「何でサンドイッチを作ったらこんな物が作れるの!?ゼルダさん本当にちゃんと作ったんですか!?」
ゼルダ「ほ、本当に作りました!!ですが私が作ると何故かこうなるんです!!」
東条「えぇ……;兎に角もう一回作ってくれませんか?ちゃんと見ますので…」
ゼルダ「わ、分かりました……;」

そう言われもう一回サンドイッチを作るゼルダ。しかし……

ゼルダ「どうですか?」(お皿にはサンドイッチではなく虹色に発光する謎の鉱石が……;)
東条( ゚д゚)

はい、再びこうなりました。こんな某鋼の錬金術師も顔負けな錬金術には東条も唖然。そりゃそうだ。こんなの料理じゃないもん。しかもまだ始まったばっかりだし。

もう不安しかねえ;;

女の子達の秘密のお料理教室 ( No.57 )
日時: 2021/05/03 10:57
名前: クラスラック (ID: sThNyEJr)

東条「つ、次にいきましょうか;次も簡単な料理で、おにぎりにしましょうか。これなら大丈夫だと思うけど……」

次の料理はサンドイッチと同じく簡単にできるおにぎりにしたようだ。しかし彼女達の事だから簡単な料理でもうまく出来る筈なく……

ガブリエル「どうですか?」(ものすっごい濃い紫色をしたおにぎりの形をした何か)
霧切「どうかしら?」(波打つ生物の肉塊みたいな何か)
東条「」

やっぱりこうなりますOTL。きちんと手順を守ってもこうなります。確認をしても…

東条「……ガブリエルさん」
ガブリエル「何ですか東条さん?」
東条「何ですかこれは?」
ガブリエル「おにぎりです」
東条「……そう、霧切さんも?」
霧切「…ええ、そうよ」
東条「…………」

残酷な現実を知り、項垂れる東条。しかし……

東条「……ふふ、ふふふふふふ」
春川「と、東条?どうしたの…?」
東条「料理が壊滅的なのは聞いてたけど、まさかここまでとはね…。いいわ!こうなったら徹底的にやるわ!!!」
4人「え…?」
東条「貴方達!!!」
4人「は、はい!!?」
東条「この私が貴方達の料理スキルを徹底的に鍛え上げるわ!!!みっちりしごいてあげるから覚悟しなさい!!!」
4人「わ、分かりました!!!」

変なテンションとなった東条によって4人の地獄の特訓が始まった!!!

東条が壊れちゃった;;

※こっからはダイジェストでお送りします


東条「目玉焼きを作りましょうか。火を使うから気をつけて」
春川「どう?」
ゲイザー「キシャァァァァァ!!!!」←春川の目玉焼き
東条「何やってるのぉぉぉぉぉ!!!?」
ガブリエル「私が仕留めます!!!」

東条「次はサラダにしましょう。野菜を手頃なサイズにカットしてお皿に盛り付ければ完成よ」
ゼルダ「出来ました!!」(お皿から四方八方に伸びる大樹みたいな物)
東条「質量保存の法則ってしってる?」
ガブリエル「ま、また失敗してしまいました;」(黄緑色をして腐敗臭のする物)
東条「いやサラダで失敗するって何?」

東条「ちょっと挑戦してカレーを作るのはどうかしら?男性はカレーが好きな人が多いからね」
霧切「煮込んでたら何か変なのができたわ;」
スライムみたいな物<ワタシヲタベテー
ゼルダ「野菜を切ったらこんな物が出来ました;」(まな板の上には真っ黒な石みたいな物質)
東条「どうしてこうなるの;」

東条「スイーツも作ってみましょう。主食だけじゃなく、こうゆう物も作るのも大事よ」
ガブリエル「ゼリーを作って見ました!!」(グチャグチャした何か)
東条「シンプルに下手!!!」
春川「あの、何か出来たけど……」
東条「今度は何!?」

<・><・>ねこですよろしくおねがいします

5人「あっ…………」



※しばらくお待ちください…



東条「それじゃあ続きをやっていくわ。ねこはいなかったよね」
ゼルダ「そうですね、ねこはいませんよ」
ガブリエル「頑張りましょう!そこにねこはいませんから」
霧切「次は失敗しないようにするわ。ねこはいなかったわ」
春川「今度は上手くやるようにするわ、ねこはいないわ」

ねこはいない。そうですよね?

女の子達の秘密のお料理教室 ( No.58 )
日時: 2021/05/03 11:06
名前: クラスラック (ID: sThNyEJr)

こうして丸一日かけて東条指導の料理教室は終わりを告げた。最後に東条は4人に激励を送る。

東条「此処まで……やれば……もう大丈夫。あとは……自分の腕を……信じて……料理に挑んで……頂戴」
4人「はい!先生!!」
東条「ふふ、結果を…楽しみに…してるわ…」
4人「ありがとうございます!!」

そして全員が解散し各々の戦場キッチンへと向かって行った……!

東条「ふふ、ああ…疲れたわ…」フラフラ
赤松「東条さん!?ど、どうしたの!?」
東条「あ、赤松さん。いえ、大丈夫よ。ちょっと大変な依頼をこなしてただけで……」
赤松「いや大変な依頼って何!?東条さんがこうなるとかどんな依頼!?」
東条「ああ…やっぱり…もう…ダメ…かも……」ドサッ
赤松「東条さーーん!?しっかりして!?今罪木さんの所連れていくから!!!」

そして全てを出し切った東条は力無く倒れ、赤松の手によって保健室に連れて行かれた。

後日……

リンク「ゼ、ゼルダ!?こ、この料理は一体!?」
ゼルダ「リンク!どうですか?これ全部私が作ったのですよ」
リンク「ゼルダの手料理!?いやでもものすごく美味しそうだが……本当に作ったのか?」
ゼルダ「はい!日頃リンクにお世話になっていますので、小さいかもですがそのお礼として手料理を奮って見ました!是非食べてください!」
リンク「(正直不安しかないが……)わ、わかった…頂こう(パクッ)……ッ!?う、上手い!?」
ゼルダ「それは良かったです!おかわりもありますから、沢山食べてくださいね♪」
リンク「うう…夢みたいだ…!まさかゼルダの手料理を食べられるなんて…」

苗木「……うん!とても美味しいよ!!凄いねこんな沢山の料理を作るなんて」
霧切「それは良かったわ。東条さんのお陰で普通に作れるようになったの」
苗木「へえ、東条さんのおかげか〜」
霧切「ええそうよ。それと苗木くん、料理はまだあるから沢山食べてね」
苗木「うん!今日はご馳走だね!お腹いっぱいになるまで食べるよ!」
霧切「ふふ、ありがと」

神威「…………(モグモグ)」
ガブリエル「どうですか、神威さん?」
神威「…………(パタン)」(箸を置く)
ガブリエル「………?」
神威「(*^^*)」(親指を立てる)
ガブリエル「….…!ありがとうございます!その、おかわりどうですか?」
神威「(コクコク)」(頷く)
ガブリエル「わかりました!はい、沢山食べてくださいね!」

百田「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
デビル大蛇「ゴギャァァァァァァァァァオ!!!!!!!」
春川「百田ァァァァ!!!!!!」

料理教室のおかげで普通に作れるようになった事で無事恋人に手料理を振るえて満足し、それぞれ幸せな時間を過ごせた様だ。(一組除く)
だが一週間後、また彼女達が料理をしたら全部元に戻ってしまったようで、それを聞いた東条はまた倒れてしまった。そして一言

東条「貴方達って、呪われてるの?」


The END


後書き
はい、今回は料理ネタで料理下手な女子組が特訓をするネタを投稿してみました。ぶっちゃけこんなカオスになるとは思わなかったですが、楽しくかけました。
それと久しぶりの投稿ですが、今回みたいに程々に頑張っていきますので、よろしくお願いします。

感想どうぞ