二次創作小説(新・総合)

Re: ポケットモンスター レインボー ( No.8 )
日時: 2020/10/07 17:51
名前: みなひっきー (ID: PodOMJCV)

第2話 思い出

サヤカside


 昼の12時。これから仲のいい友達3人とカラオケに行く約束をしとる。もうそろそろ来るかな。

「サヤカ-!」

 うちの名前を呼ぶ声が聞こえる。声のする方を向くと3人の女の子がうちの方に向かって歩いてきよる。

「お待たせ~♪サヤカ元気にしてた?」

「うちはいつでも元気やで。モミジも元気そうやな♪」

 一番最初にうちのとこまで走って抱きついてきたのは赤い髪を左のサイドテールに結んだモミジ。

「それにしてもサヤカと会うの久しぶりだね。会いたかったよ~♪」

「ホンマ久しぶりやな。うちもアオバに会いたかったよ~♪」

 次に話しかけてくれたのは青い髪を右のサイドテールに結んだアオバ。

「じゃあ、早速行こうか。サヤカの歌、聴けるの楽しみにしてたんだ♪」

「ヒロカ、おおきに!今日はいっぱい歌うで♪」

 そして3人目は黒い髪をポニーテールに結んだヒロカ。
 うちらは話をしながら歩き出す。

「うち、お腹空いた~。お昼まだやねん」

「じゃあ、カラオケで何か頼もうか。何が食べたい?」

 ヒロカがうちに食べたい物を聞いてきた。うちの食べたい物は決まっとった。

「たこ焼き~♪」

「サヤカってたこ焼き好きだよね」

アオバが笑いながら言った。

「そうやで。カラオケも好きやし、たこ焼きもめっちゃ好きやねん♪だから今日はめっちゃテンション高いわ。それに何より仲の良い友達とワイワイはしゃげるこの時間と空間が嬉しいんや」

 そんな話をしているとすぐに店に着いた。受付を済ませ自分たちの部屋に入った。

「よし、誰から歌う?何、歌う?」

「あっ!待ってモミジ。その前に皆で写真、撮らへん?」

 うちは曲を入れようとするモミジを止め自分のスマホを出した。

「いいね!撮ろう、撮ろう♪」

皆、快く賛成してくれた。うちはスマホを持った手を上げ4人が画面に収まるように調整する。するとモミジが変顔をやり始めた。

「モミジ、その変顔やめて。おもろすぎるわ」

「えっ、だめ?」

アオバは表情がちょっと固い。

「アオバ、もうちょっと力抜いて笑って」

「こうかな?」

ヒロカは前髪を気にしている。うちはくしを取り出しヒロカの前髪を整える。

「はい、これでいい感じや」

「ありがとう♪」

「じゃあ、いくで。……チェッキー!」

うちは撮った写真を確認した。

「あっ!ゴメン。うち、半目や」

「なんでやねん!!!」

3人同時にツッコミされてもうた。もう1回写真を撮りなんとかかわいいのが撮れた。

「見せて、見せて」

皆で今、撮れた写真を見た。写真を見てると指が滑り昔の写真が出てきた。

「あ、これ懐かしい~」

「うちのスマホの中には4人で撮った写真や動画でいっぱいやねん。皆との思い出がいっぱい詰まっとる。そして今もまたひとつ増えた。でもこんだけ写真や動画はあるのにあの人はどこにも映っとらん……」

 うちには幼い頃に一緒に過ごしたある人との楽しい思い出がある。でもうちの記憶にはあるけどその人との写真や動画はひとつもない。

「そっか……。でも大丈夫。もうすぐ会えるよ」

「えっ!?」

 モミジの言葉に驚くうち。

「とりあえず今はカラオケに来てるんだから沢山、歌おう」

そう言ってモミジとアオバはデュエット曲を歌い出す。息がぴったりでハモリがキレイ。さすが双子や。


第2話 END

Re: ポケットモンスター レインボー ( No.9 )
日時: 2020/10/04 11:21
名前: みなひっきー (ID: PodOMJCV)

ポケットモンスター レインボー
今日の格言

仲のいい友達とワイワイはしゃげるこの時間と空間が嬉しいんや

以上!