二次創作小説(新・総合)

Re: 男を見せろ!パワフル高校の外野手ランナー ( No.106 )
日時: 2021/11/15 22:51
名前: junris (ID: xJyEGrK2)


 クローンとは複製の意味通りに自分たちと同じ姿をしており、オリジナルに勝負を挑んている...今日もまた彼らの魔の手が迫る...

〜〜〜〜〜〜

<CFH本部>

ミミ「...」

 本部ではミミがいたが、彼女は何か考え事をしているらしい

ニャミ「どうしたの?ミミちゃん。」

ミミ「うん、なんか『クローン』のことを考えているのかと思っているんだ」

 ミミは何故クローンが戦うのか?『クローン』の自分が何故パーティというものを知らないのか?『あの方』を蘇らせてどうするのか?等そんなことを考えているようだ

ニャミ「『あの方』といえば『手かがり』を見つけたってMZD達が言ってたよ」

ミミ「えっ?」

 果たして、ニャミの言う『手かがり』というのは...

〜〜〜〜〜〜

<パワフル高校グラウンド>

 さて、その頃...

矢部「アンタは...何者でやんすか!?」

矢部?「ククク...」

 いきなり何が起こったのかを話すとパワプロと矢部はいつものように野球部の練習を終えて、片付けていたところ。矢部のそっくりさんが現れた

C矢部「まあ、一応紹介するでやんすがオイラは矢部の『クローン』と言った方がいいでやんすかね?」

 やはり、そのそっくりさんも『クローン』であったのだ

矢部「なんか、真面目そうな雰囲気でやんすね...」

C矢部「挨拶は仕事においては大事な要素の一つでやんすからね。」

 と真面目に返答するC矢部であった

パワプロ「で、一体何の用があるの?」

C矢部「実はオリジナルのオイラに興味を持ってね...つまり、勝負を挑むでやんすよ。」

矢部「えっ!?オイラがでやんすか!?」

 矢部の表情には驚いていた。パワプロにはともかくクローンが自分に興味を持たれるのは初めてだったのだ

C矢部「嫌ならしなくて構わないけど、例の『アレ』を知る事が出来にくくなってしまうかもしれないでやんすよ?」

パワプロ「例の『アレ』!?」

 パワプロはその言葉に戸惑った。C矢部の言う『アレ』とはもしかしたら、クローンの秘密とかクローンがなぜ戦うのか。そう言った理由かもしれない。そうなれば、断る事が出来ない。何故なら、断ると言う事はさっきの『アレ』が知る事ができなくなるからだ

C矢部「勿論、勝てば教えてやるでやんすよ?」

パワプロ「それなら俺が...「おっと、お前に用はないでやんすよ。」えっ!?」

C矢部「さっき言ったでやんすよね?オイラはオリジナルと戦いたいって。まあ、お前が戦ってもいいでやんすがお前が勝っても例の『アレ』は教えられないでやんすよ?」

パワプロ「くっ...」

 C矢部は『クローン』のやり方にこだわるらしく、オリジナルの矢部と戦わなければ気が済まないらしい

矢部「よし!受けて立つでやんす!」

 なんと矢部が受けて立ったのだ

パワプロ「矢部くん!?」

矢部「任せるでやんす!オイラパワプロに何度か勝負を挑んてきたでやんす!それに、例の『アレ』のためにも勝ってみせるでやんす!」

 彼の目には自信に溢れていた。こう見えても矢部はかつてパワプロに何度か勝負に挑んていた経験があるのだ。それに矢部が勝てば『アレ』が手に入るからだ

パワプロ「うん、わかったよ!」

 パワプロは矢部を信じることにした

C矢部「その威勢買って出るでやんすよ。さて、種目は...」

一旦区切ります。 感想まだ

Re: cross the world ( No.107 )
日時: 2021/11/22 23:48
名前: junris (ID: xJyEGrK2)


C矢部「さて、種目は...」

 C矢部は勝負種目で悩んでいるような素振りを見せていた

C矢部「なんちゃって、実はもう決めてあるでやんすよ。オリジナルの得意な走力で競うものでね」

矢部「えっ!?なぜ知っているでやんすか!?」

C矢部「さあ?何故でやんすかね?」

 矢部はクローンの発言に驚いたような表情をしていた。確かに彼は走力を得意としているが、それを何故クローンが知っているのか...C矢部はとぼけたなようなことを返すと...

C矢部「それはさておき、ここは『ベースランニング』で勝負するやんす!」

 ちなみに『ベースランニング』とは走力を使う訓練であるが、問題はどうやって対戦するかだ。C矢部はグラウンドに指をさした

C矢部「そこにあるグラウンドのベースを使うでやんす」

 なんとあそこのベースで勝負するらしい。ちなみにこのグラウンドは整備が済んだばかりであるが、クローンには関係ないらしい。

C矢部「『パワプロ』といったでやんすかね?審判はお前がやるでやんす」

パワプロ「え?俺がなんで!?」

C矢部「そうでやんすよ!パワプロくんは関係ないんじゃなかったでやんすか!?」

 矢部達は関係のないパワプロを『審判』としてわざわざ巻き込むのか分からなかった

C矢部「簡単な事でやんす。勝敗を決める事において公平さを欠かない欠かない様にする為でやんす」

 彼は真剣勝負を汚さないことを証明する事を理由としてパワプロを『審判』にしたらしい

C矢部「後、君にはストップウォッチを貸してあげるでやんす。心配しなくても変な小細工はしていないでやんすよ」

 C矢部はそういうとホームベースの所へ行き、姿勢を構えた。

C矢部「勝負はホームベースを1周するだけでそれまでのタイムが短かった方の勝ちというルールにするでやんす。ちなみにタイムは審判のパワプロという名前の人が計るから安心するでやんす」

 そう、パワプロに渡したストップウォッチはそのタイムを計るための物であった

C矢部「まずはオイラから始めるでやんす。審判!」

パワプロ「は...はい!よーい、ドン!」カチッ

C矢部「...!」タッ

 パワプロがそういうとC矢部は走り出した。彼の走りは中々のもので1塁2塁を通過していった。

パワプロ「(C矢部...早い...)」

 パワプロは彼の走りを見て少し動揺を見せたのであった。そして、C矢部が3塁を通過しホームベースを踏むとパワプロはストップウォッチを押した。そして、C矢部がパワプロのところまで歩くとそれを見た。

C矢部「12秒台でやんすか...なるほど、なかなかの記録でやんすね。さて、次はオリジナルの番でやんすよ」

矢部「よーし、やってやるでやんすよ!」

 矢部はそういうとホームベースの所へ立ち、姿勢を構えた

パワプロ「よーい、ドン!」

C矢部「ウオオオオ!!」タッ

 彼の走りは中々のもので1塁2塁を通過していった。

パワプロ「(矢部...いつものとは違うよ...!)」

 パワプロは彼の走りを見て少し動揺を見せたのであった。そして矢部が3塁を通過しホームベースを踏むとパワプロはストップウォッチを押した。そして、矢部がパワプロのところまで歩くとそれを見た。果たして、矢部の記録は...!?


【矢部の記録】
【10:00】


C矢部「そんな...オリジナルがそんなに速かったなんて...」

矢部「ふっふっふっ...残念だったでやんすね。」

パワプロ「(どっちが敵だよ。矢部君)」

 悪役らしい台詞を吐いた矢部に突っ込んだパワプロであったが、彼が勝ったのも事実である

C矢部「今回は負けを認めるでやんす。しかし、覚えておくでやんす。






そろそろ『幹部』が直々に戦うという事でやんすよ」

 C矢部はそういうとテレポートで消えていった

矢部「だったら、オイラ達は立ち向かってみせるでやんす!」

パワプロ「で、お楽しみにのところ悪いんだけど...









このグラウンドはどうするの?」

 そうこのグラウンドは元々整備されていたが、競争に使われていたためまた整備しなければならない状況になったのだ

矢部「整備するでやんすか」

パワプロ「そうだな」

 この日クローンに勝ったが、またグラウンドの整備する事になった矢部達であった

〜〜〜〜〜〜

<CFH本部>

矢部「というわけでやんす」

junris「そうなんだ。よくやったね。」

 矢部は報告するとすぐに部屋から出ていった

junris「...」

 junrisは書物に貼られてある写真を見てこう思った

junris「(僕にそっくりのあの人は一体何なのか、手がかりがあれば...)」

プルルルル

 突然電話が鳴ってきたためjunrisはそれの通話を始めた

junris「はい、もしもし」

MZD『よぉ、いきなりで悪いんだが、ある事がわかったんだ』

 なんと、相手はMZDで要件は何かが分かったらしい

junris「えっ!?ある事って僕にそっくりなあの人の手かがりなの!?」

『いやそうじゃないが...『クローン』の正体に関する事なんだ...



『勝負師』って知ってるか?』

junris「『勝負師』?」

果たして、『勝負師』とは一体何者なのか!?

続く

<後書き>

 どうも今回は矢部の話でした。次回は『クローン』の謎に迫ります!ストーリーも進みますので楽しみにしてくださいね!

感想があればお願いします!