二次創作小説(新・総合)

Re: Round1 『song hit music』 ( No.129 )
日時: 2022/01/28 22:40
名前: junris (ID: n3KkzCZy)


  どうも、junrisです。ついに始まったクローンバトルラッシュ。前回の謎がここで少し解かれるのでお楽しみください

<CFH本部>

MZD「それにしてもお前さんにとってはまいった事だよな...いきなりこんなに巻き込まえるなんてさ...俺は平気だけど?」

 junris「うん、『クローン軍』といい『セルノ社主催の大会』といい何だかもう訳がわからないほど凄いことになっていったよ...」

  本部ではMZDとjunrisがこれまでのことを振り返っていった。クローン軍との戦いからこんな事に巻き込まれて『CFH』も凄いことになっていたと思っていた

〜〜〜〜〜〜

<クロスワールド:公園エリア>

 さて、一方では...

赤松「えーと、参加票によるとここら辺が対決場所だったよね」

最原「多分、そうに違いないと思うよ」

 赤松と最原が参加票を持ってエリアを歩き回っていた

最原「でも、何で僕と赤松さんが『代表者』なんだろう?そもそもこの参加票『1対3』の勝負と書かれているのに...」

赤松「三人側だと一人足りないから、私たちが一人側でそれぞれ相手に勝利するなんてことはないよね?」

最原「うーん、それはないと思うな...」

赤松「それにしても、予選での勝利報酬が驚きだよね。だって『〇〇』がもらえるなんてさ...コレを目当てだけの参加者がいてもおかしくなんじゃない?」

最原「うん、僕もそう思う。でも、『辞退可能』のルールがそもそもあるのかな?」

赤松「多分ないと思う」

最原「となれば、他の参加者が『サクラ』という主催社の仲間の可能性もあるね」

 報酬に関する事を話しているうちに...

???「そこをなんとか頼みますよ〜」

???「だめよ、ルールはルールなんだ」

 どこからかなにか揉めている声が起きていた

赤松「最原くん!ここはあそこに行ってどうしたのか聞いてみよう!きっと何かがあるよ!」

最原「あっ!まってよ!赤松さん!」

 困っている人を放おっておけない赤松はその声のところへ行き、それを最原が追いかけていったのだ

一旦、区切ります

Re: Round1 『song hit music』 ( No.130 )
日時: 2022/01/29 23:38
名前: junris (ID: n3KkzCZy)


 赤松達が声のする方向のところへ行くとそこには...

???1「せっかく参加票を持ってきたのに勝負させてくれないなんておかしいよ!」

???2「おかしくないよ。ちゃんと参加票に書いてあったはずよ」

 なんと、そこには一人の男と仮面とロープを身に纏った女が交渉を難航していた

???1→仮面の女「だから、ここでは三人ちょうどじゃないと参加できないでしょ」

???2→男「そんなこと言われても僕一人来てないから仕方ないよ」

仮面の女「あなたの事情なんか関係ないの。とにかくあと二人来ないんじゃ勝負できな...ん?」

男「え?どうしたの?」

仮面の女「ちょうどいい。たった今二人が来たよ」

 仮面の女は交渉している途中で赤松と最原がやっていたことに気づいた。そして、男もそれに振り向いた

男「これはこれは!二人共ありがとうございます!」

赤松「えっ!いきなり何!?」

最原「えっ!?僕にもわからな...あっ!」

~~~~~~

最原「でも、何で僕と赤松さんが『代表者』なんだろう?そもそもこの参加票『1対3』の勝負と書かれているのに...」

~~~~~~

最原「そうか!きっとこの男は僕たちが来たおかげで人数不足を解決できたんだ!」

仮面の女「そういう事だよ。本来なら君と『1対1』で勝負したいけど『参加票』のルール上仕方ないから『1対3』で勝負してあげるって事さ」

 どうやら、参加票に書かれている『1対3』は仮面の女が一人で戦うという意味だった!

仮面の女「あ、そうそう。参加票といえば君はちゃんと持ってきたの?」

赤松「あ!そうだったね」

 そういうと彼女は参加票を出した

仮面の女「ふーん、ちゃんと持ってきたのね」

最原「勿論だよ」

仮面の女「よしいいわ。勝負は『song hit music』よ」

赤松「『song hit music』?」

 ここで読者の皆様にルールを説明しよう

【ルール説明】

【一人側の人がピアノで演奏を奏でた後、三人側がそれに続いて演奏する。但し、一度でもミスするとその人は演奏できなくなる。最後に曲名を当てれば三人側の勝ち。外せば一人側の勝ち】

仮面の女「以上だよ。わかった」

 その言葉の後に三人は頷くと仮面の女が指差した方向にある3つのピアノのところへ移動した

仮面の女「じゃ、そろそろ始めようか。まずは曲名を決めるためのくじ引きを引くよ」

 彼女は箱の入り口に手を入れて、しばらくすると手を取り出した。そしてその手を開いた後持っていた紙を開けると...
 
仮面の女「なるほど、『なかなかいい曲』を当てたもんだね」

 彼女はそれを見て余裕そうに笑みを浮かべた

仮面の女「さて、勝負を始めるわよ。『music start』!」

【曲名:〇〇(答え合わせまで内緒)】

 仮面の女がそういうとピアノを弾き始めた。そのさばきはまるで一流の人かと思わせるような物であり、しばらくすると演奏を終えたのであった

仮面の女「さて、次は君たちの番だよ。それぞれのピアノには役割分担されているからそれに合わせて演奏してね」

三人「ハイ!」

仮面の女「いい心掛けだね。では『music start』!」

 彼女がそういうと音楽が鳴り始めると同時に空中モニターが現れ、演奏ゲームで見かける譜面が映し出された

男「えっ!?」

赤松「一体何!?」

最原「まるで魔術のような...」

 三人が呆気なく気を取られているがゲームは止まることもなく最初の音符が赤松のところに降ってきた

赤松「おっと!」

最原「うわっ!」

男「危ない!」

 しかし、三人はミスる事なく無事に最初の音符を演奏できた。その後は順調に演奏できていたが...

男「うわっ!」 ブー!

 一人の男がミスってしまった...ここからは赤松と最原の二人が演奏する事になるが...

赤松「(なんかこの音楽多分弾いた事ある!あれは確か...)」

 赤松は今弾いている曲を思い浮かべなながらも演奏していた

最原「(この曲どこかで聞いたような...)」

 最原も自分が弾いている曲を思い浮かべていたが...

最原「うわっ!」 ブー!

赤松「最原くん!」

 最原もミスしてしまい、残りは赤松だけとなった

赤松「(どうしようやばいよ...)」

 赤松は自分一人になって動揺しかけたが、それでもなんとか演奏をミスなくこなせたのであった

仮面の女「どうやら、演奏が終わったみたいね。さあ、私の弾いた曲はなんでしょうか?」

 さあ、ここで解答タイムだ。正解すれば赤松達の勝ちであるがそうでなければ負けである

仮面の女「答えがわかったら私のところでメガホンでそれをいう事」

 赤松はしばらく考えると女のところへ行き

赤松「答えは...ゴニョゴニョ...」

仮面の女「...正解よ」

赤松「やった!」

仮面の女「答えは『ドビュッシーの月の光』。やるわね...」

 なんと、答えはあっていたのだ!勝負は赤松達の勝ちだ!

最原「赤松さん...やった!」

男「ありがとうございます!勝ってくれて!」

 赤松が買った事によって二人は喜んだ

仮面の女「なかなかやるわね。約束の褒美を後で送ってあげるわ」

 女がそういうと後始末の準備をし、それが終わるとこう言った

仮面の女「さて、今回は負けを認めるけど次はそう簡単にはいかないよ」

 そういうと女はテレポートで消えていった

赤松「いったい何だったのかしら...」

一旦、区切ります

Re: Round1 『song hit music』 ( No.131 )
日時: 2022/01/29 23:42
名前: junris (ID: n3KkzCZy)


 そっくりさんとの勝負に勝って、資料と『セルノ製アンドロイド』をもらった赤松達であった

赤松「取り敢えず勝ってよかったですね」

中堅企業系ギルド代表者「ええ、これで次の勝負から負けても安心です」

赤松「負けても安心って...トーナメント戦じゃないの?」

中堅企業系ギルド代表者「ええ、予選ではトーナメント戦と違って全勝するのではなく勝率が高い方が予選を通過できるんです」

最原「つまりそちらも勝ち続ければ予選通過ってわけなんだね」

中堅企業系ギルド代表者「いえ、僕は予選の報酬で十分です。予選通過が決まっても辞退を考えておりますし」

「あっ、そうか。本戦は辞退可能だったんだ」

中堅企業系ギルド代表者「マスターが言うには『本戦は嫌な予感がするから辞退した方がいい』っていうわけですからね」

赤松「本戦が嫌な予感がする?」

中堅企業系ギルド代表者「ハハッ...ちょっと大袈裟みたいだと思うでしょ?でも、僕はそんな勇気がないからね」

中堅企業系ギルド代表者「では、僕はこれで失礼します。なるべく多くの『アンドロイド』を獲得できるよう健闘を祈ります」

 そういうと彼は立ち去っていった

赤松「本戦が嫌な予感する?いや、気のせいだよね」

最原「そうだといいけど...」

ーーーーーー

<CFH本部>

junris「なるほど、これが褒美の『資料』と『アンドロイド』ってわけなんだ」

 そして、本部では赤松と最原が持って帰った『賞品』をjunrisとMZDに献上した

最原「なんでも、『本戦は嫌な予感する』って言ったけどどういう事なんだろう」

MZD「今はわからない」

最原「そうなんだ...でも僕は知らなきゃ行けない気がするんだ。だから僕はこれで失礼するよ」

赤松「え?待ってよ!最原くん!」

 そういうと最原は去っていきそれを赤松が追った

MZD「さて、俺がそのアンドロイドを解析してくるからお前さんは資料を読んでくれ」

「資料ってどんなことを書かれているんだろう」

 そう思って彼はクローンとの戦いで勝利した報酬の封筒を開けると中には会社のパンフレットみたいな物が入っていた。そして彼はそれを開いたのであった

【セルノとは?】

【セルノは〇〇の子会社であって、人材不足解決を主にした事業を生業としている】

 パンフレットには会社に関する説明が載せられていた

【経営戦略は基本的に人手が足りない会社にセルノ社員が訪問し、〇〇との雇用契約を交わす。そうする事によって、無駄な人員を採用しなくて済む事になる】

「へえー、ずいぶんいいことをしてくれるじゃん...」

 確かにこの方法なら契約する企業においても得するので何の問題もないのだ

「ん?」

 なんと、パンフレットの最後に付録のような袋閉じがあった

「こんなところに...」

 彼は付録を開けるとそこにはメッセージが入っていた

「どれどれ...え?」

 彼はそのメッセージを読んで見たがなんとこの先の内容は彼にとってショックを受けるようなものだった

<???>

 その頃...

仮面の男は「ハハハ...そういうことか...」

 仮面の男は彼の表情から察するに単純に企業が得するような仕組みではないことに気づき彼は怪しき笑みを浮かべていた

 果たして、このメッセージに書かれていたのは何だ!?

<???>

 そして、その頃...仮面の女は...

音符の髪飾りをつけた仮面の女「ふふふ...あれが『オリジナル』の私ね。マスターが言った事は嘘じゃなかったみたい。安心したわ」

 そう言って仮面を外すと...

音符の髪飾りをつけた仮面の女「『赤松楓』。また会うのが楽しみだよ」

 なんと、その正体は『赤松楓』に似ているが瞳が『橙色』に光っていた女であった!これは一体どういう事か...それを話すのは近い話である

 続く

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