二次創作小説(新・総合)

Re:Round3 『ソウルファイターズ』 ( No.136 )
日時: 2022/02/08 18:28
名前: junris (ID: /dHAoPqW)


 どうも、junrisです。今日はなんの日が知っていますか?


 ニャミの誕生日です!

【冒頭前の小ネタ】

ミミ「ニャミちゃんお誕生日おめでとう!」(青色に紫色の縞々が入った服を着たニンゲンコス)

タイマー「僕からも祝うよ!」(個人的ネタバレ防止のため伏せておきますがわかる事を言えばロボットです)

MZD「お誕生日おめでとさん!!」(個人的ネタバレ防止のため伏せておきますがわかりやすくいうと王様みたいなものです)

ニャミ「みんなありがとう!!」(個人的ネタバレ防止のため伏せておきますがわかりやすくいうとミミとちがって、黄緑と黄色の縞々が入った服を着ています)

 ちなみにこれは誰も許していい優しいRPGゲームのネタを流用しました。なぜかと言うと作者本人もハマっているからです。(特にBGM)っていうか、さっきの会話じゃわからないと思うんだけど!と言うわけで知りたい場合は買ってプレイすることが断然おすすめです。ちなみに名前は『UNDER TALE』です。

 これから本編に入ります!感想はお待ちください

Re: Round3 『ソウルファイターズ』 ( No.137 )
日時: 2022/02/08 18:31
名前: junris (ID: /dHAoPqW)


【経営戦略は基本的に人手が足りない会社にセルノ社員が訪問し、〇〇との雇用契約を交わす。そうする事によって、無駄な人員を採用しなくて済む事になる】

【但し、契約内容はお互い得する前提で行うため、一方的に従うような事があれば契約は破棄となる】

ーーーーーーー

<クロスワールド:ショッピングエリア>

junris「ここが対戦場所か...」

 彼はショッピングセンターのカードゲーム屋にてカードテーブルに座っていた

junris「そういえば、『参加票』には【カードゲームに使うデッキ必須】って書かれていたよね」

 彼の手には『ソウルファイターズ』のデッキが握られていた。察するに対戦使う物だろう

junris「あっ、来た...えっ!?」

 しばらくすると彼の見た方向に男が現れた。その人は灰色の服を着ており、顔元を隠した灰色の仮面をかぶっていた

仮面の男「...お前が対戦相手か...」

 その口ぶりはなんとも冷たく重い雰囲気が漂っていた

仮面の男「初めに言うが、こっちは優勝のために戦っているんだ。話し合いで解決するような軟弱な奴と一緒にするのは心外だ」

junris「(優勝?やっぱり、『クローン』になんか関係があるんだ!)」

 彼は仮面の男が優勝狙いの理由を予測した。奴が『クローン』を倒そうとしているあたり、同じ目的を持った仲間になれるかもしれないと思うと彼は何かを言おうとした

junris「あの...僕は...」

仮面の男「何?言ってみてよ」

junris「僕も『クローン』と戦っているんだ。まずお互い話し合うことぐらいわ は...」

 しかし、仮面の男が放った言葉はこうだった

仮面の男「フン、さっき言っただろう?『出会ったばかり』のくせして話し合いで分かり合うような軟弱な奴らとは違うって...話し合う気などない。それに...」

 彼がその次に放った言葉はなんとも厳しい物だった

仮面の男「今のお前なんかでは役不足だ。戦ったところで返り討ちになるオチだ」

 彼はお前ではクローンが倒せないといい、それを聞いたjunrisにとってはクローンを止めたい思いを否定されるような物であった。そして、彼は怒ったかのようにこう言った

junris「『役不足』って...なんでそこまで言えるんだよ!?」

 仮面の男はその言葉を聞くとこう答えた

仮面の男「ふーん、だったら『役不足』かどうか試してみるか?もしうまくいけばそれを取り消してあげるよ」

 彼がそれを続けてこう言った

仮面の男「さあ、勝負だ。種目は【お前も知っているだろう】?」

 彼の手元にはカードの束があった。しかし、それをみたjunrisが驚いていた

junris「これは...僕の作ったカードゲームに似てる!?」

 それは自分が作ったカードゲームと同じデザインをしていたのだったから!

仮面の男「そうさ、【お前が作ったカードゲーム】だからこそ知っているはずだろ?」

junris「(いったいなぜ知ってるんだ?)」

仮面の男「知りたいの?まあ、今は教えられないけどね」

一旦、

仮面の男「ルールは『ベーシック』にしよう」

 使用デッキは20枚きっちり、SP(ライフポイント)は50点で先に0になった方の負けのルールである。そして、二人はお互いのデッキをシャッフルした後、山札から5枚ずつ引いた

仮面の男「先攻はそっちからにするよ」

junris「え?いいの?」

仮面の男「ああ、ちょうどいいハンデになるからさ」

 彼にとってはここで本気出すのは大人げないと思っているらしい

junris「...わかった。僕のターン」

 彼は山札からカードを1枚引いた。その後、【ノコノコ(体力:10 防御力:10)】を伏せ表示でBエリア(防御エリア)に出し、その後はカードを1枚伏せ、ターンを終了した

仮面の男「僕のターン」

 男は山札からカードを1枚引くと...

仮面の男「初っ端から行くのもアレだが【マリオ】を参戦させる」

 と【マリオ(体力:20 攻撃力:20)】をAエリア(攻撃エリア)に出した

仮面の男「そこでバトルだ!」

 今回のバトルは【マリオ】の勝ちでありノコノコは体力から差分の10点を減らされ0(すなわち撃破)となった

仮面の男「まあ、防御のファイターを倒してもダメージがない。俺のターンはここで終了するよ」

 そして、junrisのターン。彼は負けじと【マリオ(体力:20、攻撃力:20)】を出したのであった。

junris「そして、スキルカードの【ファイヤーボール】を発動!これで相手の【マリオ】に20点のダメージを与える!」

 これにより男の【マリオ】の体力はなくなり撃破され、【マリオ(junris)】のダイレクトアタックにより男のSPは30に減った

仮面の男「ふん、このぐらいのハンデを与えたまでさ」

junris「僕はカードを1枚伏せてターン終了だ」

仮面の男「僕のターン」

 その後、仮面の男がファイターを召喚しては相手ファイターを撃破し、junrisがコンボ攻撃で相手ファイターを撃破していった。

<数ターン後...>

junris「(あいつ、初めてプレイするのにここまで追い詰めていたなんて...)」(SP:10)

仮面の男「...」(SP:15)

 状況はjunrisの場がガラ空きの状態で相手の場には【ボンカース(体力:20/攻撃力:30)】がおり、1枚の伏せカードが置かれていた

junris「...(チラッ...)」

 junrisの手札には【ミミ】と【コスプレ拳:(バトルモード)】があった

junris「(ここで、お得意の『コスプレコンボ』をお見舞いしようにもこのままでは【ボンカース】を倒せない。しかも、相手の伏せカード。もしかしたら罠かもしれない)」

 確かにこのままでは相手ファイターは倒せそうもないし、その前に伏せカードで返り討ちになる事も...しかし、このままやられるわけにもいかない...

junris「(のるかそるか...賭けに出る!)僕のターン」

 彼はカードを1枚引いた

junris「どうやら、勝負は決まったね」

 彼が勝利を確信したかのように自信が出てきた

junris「まずは【ミミ】を攻撃表示で参戦!」

 そういって、【ミミ】を召喚した後、【コスプレ拳:(バトルモード)】を使い、今引いた【デデデ】をOエリア(墓地)に送り、攻撃力を60点に上げた

junris「ここで、バトル!」

 このバトルは【ミミ(junris)】の勝ちとなり、負けた【ボンカース】は差分の30ダメージを受けたため、体力は−10となり、撃破された。そしてそのマイナスポイントは仮面の男のSPから惹かれるため、残りは5となった

仮面の男「お見事、これは相手ファイターに『攻撃時に発動する』カウンターカードじゃないんだ。よく立ち向かったね」

 仮面の男は自分が仕掛けた罠を彼が見破ったことで喜んでいた...

仮面の男「(まあ、発動条件は他にあるけどね...)」

 しかし、彼はなにか悪しき笑みを浮かべていた...これはどういうことか...もしや、『狙いが別にある』のか...

junris「僕はこれでターン終了し、【ミミ】の攻撃力は本来の20に戻るけど、次のターンでとどめを刺すよ」

仮面の男「さあ?どうかな?僕のターン」

 彼はそういうとカードを1枚引いた。すると、そのカードを見てなにか勝利を確信したようなものになっていった

仮面の男「俺を追い詰めるとはここまでやってくれたものだな。そうだ、お礼にこの伏せカードでとどめを刺すか。もうこっちの勝ちは決まったようなものだし...」

junris「えっ!?それは『僕のファイター』の『攻撃時』に発動できないんじゃなか...まさか、『条件』はそれじゃなくて...」

仮面の男「この伏せカードは『相手の攻撃時』ではなく『相手の攻撃によるダメージを受けた時』にいつでも発動できるようになっているんだ!」

 それが仮面の男が笑みを浮かべていた訳だったのだ。そして、彼は伏せカードをめくったのだ

仮面の男「そのカードは...【メモリアルイリュージョン】」

junris「【メモリアルイリュージョン】そのカード作ったはずなのに初めてみるよ...」

 彼はこのカードゲームを作ったものであるがあのカードはまるで見たかというのに初めて見た

仮面の男「何故、そんなカードが...って顔しているね...まあいいや」

 junrisが驚いた顔を見てもなんとも思わないように彼は説明を続けた

仮面の男「このカードは相手がダメージを受けた時にトリガーファイターの幻影が現れ、全体攻撃する」

junris「『全体攻撃』って...まさか!」

仮面の男「そう、簡単に言えば、相手の攻撃ファイターかつダメージ成立が対象となりその攻撃力分のダメージを振り分けるってことさ」

 その対象となったのはさっきの【ミミ】の『コスプレ状態(デデデコス)』。その攻撃力は60点...つまり...

仮面の男「合計60点のダメージを君の場全体に振り分けるってことさ!」

junris「まさか...さっきの僕のコンボをわざと受けたのも...このために!?」

仮面の男「そういうことさ...」

 これにより、【ミミ(junris)】は20のダメージを受け、撃破された。そしてjunrisのSPは40のダメージを受け、0になった。これによりjunrisの負けが決まった

junris「そ...そんな...負けた...!?」

 彼はショックを受けた。仮にも『CFH』の『総合リーダー』であるため負けるはずがなかった

仮面の男「どうやら今のお前ではクローンを倒せないだろうな...『何か』の鍵に気づかない限り...」

junris「『何か』...って、どうしてそんな事を!?」

 彼が男の発言に引っかかるような事を聞き、そんな事をわざわざ言う奴の狙いがなんなのかを聞き出した

仮面の男「さあ?それを知りたければ勝ち上がってみなよ。最も...『君には後が無い』けどね...」

 彼はそういうと立ち去った...

仮面の男「(それにしても、土壇場で逆転を追い詰めるとは...)」

 彼がそういうと自分の被っている仮面を外した

仮面の男「さすが、『僕のそっくりさん』だよ」

 その顔つきはjunrisに似たような物であるがそれにしてはどこか妖しそうな雰囲気しており、瞳は水色と黄緑が混ざり合ったようなものであった

仮面の男「もっとも、僕の敵じゃないけどね...」

一旦区切ります

Re: Round3 『ソウルファイターズ』 ( No.138 )
日時: 2022/02/08 18:38
名前: junris (ID: /dHAoPqW)

<CFH本部>

junris「ただいま...」

MZD「おう、帰ってきたな...で、その顔はどうした?」

ニャミ「勿論、勝ってきたよね?」

ミミ「あれ?もしそうだとしたら何故しょんぼりしてるの?」

 本部ではjunrisが帰っていき、MZD達がそれを迎えに来ていた。しかし、彼の顔にはがっかりとした顔になっていった。勿論彼がここで振りしている余裕もなくこういった

junris「負けたんだ...」

ミミニャミ「ええっ!?負けたの!?嘘でしょ!?」

junris「実は...」

 ミミニャミはショックを受けていた。彼が『CFH』の『総合リーダー』であるゆえに簡単に負けるはずがなかった。そして彼は勝負においての出来事を話した

junris「『なにか足りない』せいで僕は負けたんだ...」

ミミ「そんな...」

junris「そういうわけで、しばらく自室でそっとしていくよ」

 と彼は自室へ向かった。それをミミニャミが追おうとするもMZDに止められた

MZD「しばらく彼の事をそっとしておいてくれ」

ニャミ「でも...」

MZD「お前さんたちがjunrisの事を心配している気持ちはわかる。いや、俺だってそうさ。だが、今の彼は一人になりたい気分なんだ。まあ、出来ることなら明日には気分が治るからさ」

 彼もjunrisを心配しているがここで一緒に来たらさらに機嫌が悪くなるかもしれない。ミミニャミはそれに納得した

MZD「(そういえば、さっきから『例のアレ』がいなくなったが...どうしたんだろう...)」

<自室前>

 junrisが自室前までに来るとjunris?が声をかけようとした

junris?「あの...」

junris「何?」

junris?「いや...」

 彼は今機嫌が良くない状態だ。junris?がここで話したら怒られるんじゃないかと思い、今は話したくても話せることはできないようだ

junris「なんでもないなら...そっとしてほしいよ...」

 junrisはそういうと自室へ入っていった

junris?「はあ...僕が元気つけてあげようと思ったのに...今は勇気がないから失敗したよ。『恩返し』がしたかったのに...」

 『そうか...』

junris?「今、なんか声がしなかった?」

<自室>

junris「...」

〜〜〜〜〜〜

Djunris「お前と戦ってわかったことがある。なにか足りないものがあるんじゃないのか?」

〜〜〜〜〜〜

junris「僕に足りない物...ってなんだろう...」

 ガチャ...

junris「何のよう?えっ!?」

 junrisが考え事をしていたときに扉が開く音がしたため、不機嫌な顔をしてながら振り向くとそこにはミミ...いや、それにしてはなんか雰囲気が違うし、『クローン』にしてはどこか重たくない。そんな者であった

ミミ?「マスター、なにか悩み事でもあるのですか?」

junris「一体、誰?」

 次回、クローンに似た謎のそっくりさんの正体が明らかに!?

 次回へ続く 

<おまけ1: 今回のカード紹介>

【メモリアルイリュージョン】
【発動条件:相手のバトルフェイズでダメージを受けた次のターン以降発動可能】
【カウンター:効果ダメージ】
【前のバトルフェイズで攻撃した相手ファイターを対象としその攻撃力分のダメージを相手全体に振り分ける】

この後予告編があります