二次創作小説(新・総合)

Re:『セルノ社』の謎 ( No.143 )
日時: 2022/03/01 19:08
名前: junris (ID: twRCymy/)


<冒頭の小ネタ:もうちょっとフランクになってみない?>

<ある朝>

junris「ふぁ〜よく寝た」

 彼はいつも通りに起き、朝の支度をしていた。その時...

ミミ?&ニャミ?「おはようございます!」

 ミミとニャミのそっくりさんが現れ、彼に挨拶したのであった

junris「うん、おはよう...」



junris「ところで...もうちょっとフランクになってもよかったかな?」

ミミ?&ニャミ?「え?何か不満でもありましたか?でしたらそこを改善します」

junris「いや、そんなこと言ってないけど...ちょっと堅苦しいかなと思っただけさ」

ミミ?&ニャミ?「そうですか...」

〜〜〜〜〜〜

<CFH本部>

junris「さて、今日は君達に話したいことがあるんだ」

 その日、CFHは会議をする事になった。なぜ『セルノ社』がなぜこんな事をするのか、そもそも『クローン』のようなそっくりさんがなぜ存在するのかを

junris「まず、『セルノ社』は名前はわからないがとある会社の子会社であり、人材不足解決するのが仕事だったよね」

苗木「...」

junris「でも、それは表向きで裏では契約に従わない者のそれなりの処罰を施していると聞かれているらしい」

 確かに契約において内容通りに従うのは社会にとって当然な事だ。ただ...『裏』というのがある以上なんか嫌な予感しかしないらしい

ミミ「『処罰』ってどんなの?」

junris「うーん、わからない。なんでも詳しい事は企業秘密らしいんだ」

ルイージ「確かにそうだけど、裏がある以上なんかあるはずだよ」

junris「確かに『契約内容』が少なくとも緩めとは思なさそうだしね...」

 ルイージの言う通り、『企業秘密』とはいえ『セルノ社』の契約が少なくとも何か得するからくりがあると予測はできるだろう。『処罰』という言葉が存在している以上なおさらだ

junris「次に君たちが闘ってきた相手を確認すると練習試合はソニック、第1回戦はゲストを除くと赤松と最原、第2回戦は苗木、第3回戦は僕だったね...」

junris「それで、対戦相手はそれぞれのそっくりさんだった」

 次に彼はここまでの予選での対戦記録を思い出していた。時にして記録を振り返ることもたまには大事である。彼はどこかのにおいを嗅ぎ付けたかように考え込むとこう言った

junris「なんか展開が似ていない?」

矢部「どういう事でやんすか?」

junris「第3回戦は仮面をかぶってわからなかったからそれはともかくこれって、『クローン』がやってきたことと同じな気がするんだ」

パワプロ「確かに!矢部君の時もそっくりさんが出てきて戦いに挑まされていたよね!?」

 そう矢部の時だけではない。タイマーや桑田。舞園にミミのそっくりさんが出た時もそうだ。エネルギーをためるためにオリジナルとの戦いに挑んでいた

junris「となれば、『セルノ』と『クローン』に何らかの関係があるかもしれないんだ...とはいっても、今はそれを示す証拠はまだないけどね...」

 確かに彼の推測はあくまで可能性であって、それが確実とはまだいえないのである。『証拠』があれば話は別だが...そんな時苗木が声をかけたのであった

苗木「あの...『証拠』といえば...」

junris「何?苗木。もしかして、会社の名前がわかったの?」

苗木「そうじゃないんだ。僕、霧切さんに聞いたんだけど『セルノ』と言う名前が気になって...」

 苗木の言葉には『セルノ』と言う単語に『クローン』と関係があるような雰囲気が漂ってきた

苗木「実は霧切さんがこの前にあの組織の正体に関するヒントを見つけたんだよ」

 苗木がそういうと紙と鉛筆を取り出し、junrisに渡した

苗木「まずは『セルノ』と言う単語をローマ字で書いてみてよ。それからその文字を並び替えるんだ」

junris「うん、やってみるよ」

 彼は苗木の言われた通りにそれをローマ字で書いてみたが...

junris「書いて見たのはいいけど...『並び替えようにも』訳が分からなくなりそうな予感が...」

苗木「どうしたの...えっ、これって...」

苗木が男の持っている紙を見ると...

junrisが書いた文字:seruno

 それは明らかに並び替えても『クローン』との関係のない並びだった

苗木「違うよ。確かに『ローマ字』で書けと言ったけどその書き方じゃないよ」

junris「えっ?」

 そう、苗木の言う書き方は男がやったことではなかった

苗木「ヒントは初めの文字は『C』でルのローマ字は『1つだけ』で表しているんだ」

 彼はもう一度書いてみた


junrisが書いた文字(2回目):celno

苗木「そういえば、『クローン』は英語で何て読むの?」

junris「何って、それは『Clone』でしょ?それとは何の...待てよ...」

 苗木の質問に答えた後、男は何かを考え込んだ...そして、彼は文字を並び替えると...

junris「これって...」

並び替えた文字:clone

junris「まさか、『セルノ社』には『クローン社』との関係があったの!?」

霧切「その通りよ」

 男が謎を解けたタイミングで『超高校級の???』の肩書きを持つ少女。『霧切響子』が現れたのであった

苗木「霧切さん!!」

junris「霧切...」

霧切「ここからは私が説明するわ。まず、怪しいと思ったのは貴方の言った通り『セルノ社』の主催する大会が『クローン』がやってきた事と似ている。こんな偶然があるとは私には思えなかった。それに、『セルノ社』から貰ったアンドロイドも『クローン』に似た何か...ここまで再現できる事なんてほとんど不可能な事のはず。となれば、『〇〇〇〇』となったかもしれない...ここまでいえばわかるわね?」

junris「そ...そんな...」

彼は霧切の推理を聞いてショックを受けた様な表情になった。それもそのはず、全てが敵対勢力の掌で踊らされていた事実に気付いたからだ

苗木「どうやら君にとってはショックなんだろうね...」

junris「うん、それにしても...」






junris「なんてネーミングセンスしてんだろう...わかりやすいようなわかりにくいような...」

MZD「確かに...」

苗木「僕もそう思うよ...」

霧切「...」

 彼の言うネーミングセンスの話で一同は静かになった

〜〜〜〜〜〜

junris?「...」

 その頃そっくりさんは手帳を眺めていた

「あっ!マスターだよ!」

「本当だ!!」

junris?「ん?」

ミミ?&ニャミ?「マスター!おかえりなさい!」

junris?「えっ!?マスターってなんの事?」

ミミ?&ニャミ?「えっ!?マスターどうしたんですか!?」

〜事情説明中〜

junris?「なるほど、つまり君たちは僕が主人と見ている人にそっくりなためか間違えたって事なんだね?」

ミミ?「申し訳ございません」

ニャミ?「私たちが勘違いしてしまいまして...」

junris?「別にいいよ。僕が君たちの主人にそっくりだとしても気にしないからさ...」




junris?「ただ...僕がどういったものかの記憶が無くてね...」

ミミ?&ニャミ?「記憶喪失?」

junris?「ははっ...冗談みたいなものだよね。でもそっくりさんはそれを真剣に聞いてくれたんだ...」

 そっくりさんはゆっくり立ち上がると...

junris?「じゃ、僕はこれで失礼するよ」

 そういって立ち去った

ミミ?「マスターのそっくりさんがいたなんて...」

ニャミ?「でも、『記憶喪失』って...」

 果たして、そっくりさんの記憶は一体どう言うものなのか!?セルノの謎が解けていく中、次回へ続く!

To Be Continued...

<久しぶりの後書き>

 と言うわけで今回は『セルノ』の謎でした!この謎のヒントは単語を英語にして並び替える事だったのです。さて、次回はいよいよ予選第4回戦!そこで通過条件が明らかになる!

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