二次創作小説(新・総合)
- Re:セルノの正体(第4回戦の前日談) ( No.144 )
- 日時: 2022/03/24 07:35
- 名前: junris (ID: IWueDQqG)
どうも、今回から『クローンバトルラッシュ』を再開させてもらいます。なお、今回で予選通過条件が判明されます!
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<CFH映像室>
ここは映像室。そこでは異世界における出来事を再現した物がオフライン動画として収録されている
junris?「これがそっくりさんのスキルか...」
そこでは一人のそっくりさんが彼の戦闘映像を見ていた
ミミ?「どうやら、マスターはこんなものを作ってたみたいだね」
ニャミ?「君もこんな人に拾われるなんて幸せ者だね!」
junris?「ははは...そうかな?それにしても君達もすっかり慣れてきたな...」
彼の横にはミミ?とニャミ?がおり、一緒に映像を見ていたようだ。ちなみに彼女達はミミニャミとの交流も通してか言葉遣いも明るくなった...ってか、短時間でよくそこまで再現できたな!?
ニャミ?「うーん、なんでかな?どういうわけか私たちは学んだ事を実行できてしまうんだよね...」
ミミ?「私にもわからないよ...」
junris?「そうか...まあ、いいよ」
ミミ?&ニャミ?「(いいんだ...)」
そっくりさんはアンドロイドの疑問さえも気にせず、また映像を見た。そこでは男が『バトルディスク』を使って戦っているところであった
junris?「なるほど、これが『もう一人の僕』の武器か...なかなか...\ズキン!/うっ!」
突然、そっくりさんに謎の頭痛が襲った。アンドロイドは心配するかのように声をかけた
ミミ?「どうしましたの!?」
junris?「ああ...ちょっと頭痛しただけだよ...」
ニャミ?「そうだといいけど...」
そっくりさんは無理するかのように笑顔でこう答えた...
junris?「ごめんごめん...そして、気を遣ってくれてありがとう。じゃ、僕は一旦部屋に戻ってくるね...」
そっくりさんはそういうと映像室を後にした...
junris?「そういえば...『バトルディスク』には確か『言い伝え』があったような...って何今の?まるで『昔の記憶』があったような...」
CFH本部:書斎>
junris「ふうー、久しぶりの肉体労働は疲れるな...」
その頃、彼は本を片付けていた。普段運動量が少ないため、この作業には少し負担があったらしく、今は休憩をしているところだ...
junris「ん?なんでこんなところに...」
その時、一つの書物が床に落ちていたのを彼は見つけた。それはまるで『魔導書』のような古ぼけた物であった
junris「...なんか『昔話』みたいな物だな...ん?」
彼はそれを見つけ本に取るとあるタイトルを見つけた
junris「何々?『七色のソウル』?なんか、ファンタジーみたいなタイトルだな...」
そして、その本を開くとそこには文字が英語で書かれていた
junris「なんか、難しそうな物だな...出来るだけ読もう」
こうして、彼は自力で何とか読んでみたが、全ての英語を翻訳できるのは難しかった...
junris「『紫』?『無敵の証』?何の話なんだろう?」
彼は少しだけ本に書かれている単語を読めていたが、内容が彼にとって難しいようだ...
junris「あとはMZDに翻訳を頼んでみるか...」
彼はMZDに翻訳を依頼することにした。確かに彼のことなら伝説に関する事がわかると思っているようだが...
junris「それにしても...マリオとルイージ。大丈夫かな?」
<キノコ王国>
ここはキノコ王国、ここではキノコの住民が住んでいるところであり、ピーチ姫がこの王国の王女である。そんなところに...
マリオ「ここら辺に僕達と戦う相手がいるんだね!」
ルイージ「兄さん...僕達は遊びに来たわけじゃないんだから...」
マリオとルイージがいた。彼らの話から察するに『対戦相手』を探しているらしい
マリオ「(ところでルイージ。君はあの組織の正体知っている?)」
ルイージ「(うん、『セルノ』の正体の事だね?)」
彼らは何らかの正体の事を話していると...
???「やはり、ここへ来たな」
???2「まあ、そうでないとつまらないからね」
どこからか二人の声がした。その姿はマリオとルイージにそっくりであり、オレンジ色の瞳をしていた
マリオ?「やはり、僕達みたいな人は運命のように絡み合うものだね」
ルイージ?「絡み合うってなんだよ...」
マリオ「あはは...何だか調子狂うような事を言うもんだね...」
マリオ「ところでそろそろ正体を表したらどうなんだ?『クローン』!」
彼の唐突な発言にそっくりさんは首を傾げこう言った
マリオ?「...何の事かな?」
しかし、『CFH』はすでに正体を知っていたためルイージもこう言った
ルイージ「惚けても無駄だよ。もう君たち『セルノ』の正体が『クローン』だって事が!」
ルイージ?「...」
ルイージ「どうしたの!?このまま黙る気なの!?」
そっくりさんはしばらくの沈黙の後、あっけらかんのようにこう言った
ルイージ?「あーあ、もうバレちゃったんだ...そうさ、この姿は仮の姿。所謂『擬態』だったのさ!」
そっくりさんがそう言うと姿を変えた。見た目は変わらないものの黒い服装と紫の色の瞳という
マリオ?「そうさ、僕達の正体は『クローン』だったのさ。君達が『CFH』で戦ってきた相手の正体もね!」
そういうと彼も姿を変えた。その姿もクローンと同じような者であった
マリオ「これが、『クローン』か...そっくりさんならこの前の『○○事件』で戦ったことあるけど、今までとは違う。まるで僕が生きているみたいに...」
Cマリオ「ふーん、そんな奴と戦ったことあるんだ」
Cルイージ「でも、負けたって事は『大したことない』んだろ?僕ならその気になれば倒すことなど簡単なのにね」
ルイージ「(なんだか、あそこにいる僕、なんか態度が大きいみたい...でも、すごいかも...)」
マリオ「(ちょっと、何言ってるの!?)」
クローンはマリオ達がこの前戦った『そっくりさん』と言っても良いような存在のことを見下すような言い方をした。彼らにはそれなりの自信があるのか、それとも...ともかくそれを聞いたルイージは嫌そうな顔をしているが尊敬している自分もいた
Cマリオ「そうだ、そろそろ例の事を話してあげるか」
マリオ「『例の事』って何を話す気だ?」
Cマリオ「無論、予選通過の条件だ」
彼はオリジナルに『クローンバトルラッシュ』の事を話す気だ...
Cマリオ「さて、お前達はこの前のメッセージを覚えているかな?」
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【『そっくりさんな刺客』と戦って勝つ。それも多くこなせばいいんだ】
【あ、そうそう。この予選を勝ち抜くには多く勝たなければならないんだ。では健闘を祈るよ】
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マリオ「それって戦う回数が限られているって事?」
Cルイージ「その通り!それを今から教えてあげるよ!戦闘数は5回のみ!そのうち最低勝利数は3回!」
ルイージ「最低3回?」
Cルイージ「簡単に言えば予選通過の最低条件さ!」
つまり、5回中3回勝たなければ予選通過できないと言うことだ
Cルイージ「まあ、それも無理か...何せ、君達...いや、『CFH』はこの1戦で全ておしまいだからね」
『CFH』の戦績は現在1勝2敗。この一戦...いや、残りの試合に勝たなければ予選の通過はないと言うことだ。しかし、クローンの言うことはあくまで負けた場合の話。つまり、逆に言えば残り2回の試合で勝てば良いのだ
ルイージ「そんなの戦う前から決める事じゃないよ!」
Cルイージ「言ってくれるな...まあ、いいさ。じゃ、さっさと始めようか...」
そういうとそっくりさんコンビは先頭の構えをとった。それと同時にマリオとルイージも構えたのであった。そして、マリオとルイージ同士の戦いが始まるかと思った...
一旦、区切ります
- Re:セルノの正体(第4回戦の前日談) ( No.145 )
- 日時: 2022/03/26 18:59
- 名前: junris (ID: IWueDQqG)
その時!
???「待て待て待てーい!」
突然、謎の声が聞こえた。それはなんとも豪快で大きな声が出てきた。
マリオ「これは...もしや...」
マリオがそれに気付き振り向くと...
ワリオ「マリオを倒すのはこのオレ様だ!」
なんと、そこには黄色の帽子を被り、紫のオーバーオールを来た。ギザギザ髭の男、『ワリオ』が現れた
マリオ「『ワリオ』!どうして君はここに!?」
ワリオ「何って、奴のような訳のわからない奴に横取りされるのが気に食わんのでな...このオレ様が代わりに戦ってやんのさ!そして、その後でマリオを倒すんだよ!」
具体的にいうとワリオはマリオを倒す役割をそっくりさんに奪われるわけにはいかないため、代わりに戦ってやろうというらしい
ワリオ「さてさて、おいお前!マリオにそっくりな体して偉そうにしているだろうが、『マリオのライバル』にふさわしいのはオレだよ!ワリオだよ!だから偽物野郎は引っ込んでもらおうか!」
しかし、マリオ?はそれに動じないどころがむしろ見下したかのようにこう言った
Cマリオ「...フン、『お前』には関係ない話だ。そっちの方こそ引っ込んでもらおうか」
ワリオ「なんだとー!?お前のような偽物如きがこのオレ様に勝てると思うのか!」
マリオ「あっ!ワリオ!」
そういうとワリオはマリオ?に突っ込んだ。しかし、彼は避けようとしない。これには余裕があるのか...
ルイージ「(あいつ、なんで避けないんだろう...)」
ルイージが彼の心情を推理していたその時!
バリバリバリ!
ワリオ「おわっ!」
なんと何かがワリオを弾き飛ばしたのだ
ワリオ「な...なんだ!?」
マリオ「ワリオを弾き飛ばすなんて...」
ルイージ「そういえば...」
ワリオが吹き飛ばされるのを見たルイージはこの前のことを思い浮かべていた
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<回想>
マリオ「もしかして...ルイージにいたクローンはルイージの攻撃しか通らないんじゃないのかな?」
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ルイージ「ま...まさか!?」
『自分達以外の攻撃を防がれてしまうという特性があるというのは事実だった』とルイージはそう踏んでいた
Cルイージ「ようやく、飲み込めたようだな」
Cマリオ「そうさ、我々は『モデルとなったキャラ』以外の攻撃など通用しないのだ」
Cルイージ「それにしても、僕たちみたいな奴が他にもいたなんて思わなかったよ...」
ルイージの予想通り、『モデルとなったキャラ』以外の攻撃が効かないのだ。クローンは自分達と同じ特性を持った存在がいた事に感心しながらそれを説明した
マリオ「(どうする?ここはワリオを引かせないと...)」
マリオはここで、ワリオが戦っても特性のせいでクローン相手には戦えないと踏み込み、引かせた方がいいと考えた
マリオ「ワリオ、ここは一旦引いて欲しいんだ!」
ワリオ「何!?なんでだよ!」
マリオ「いいかい?あそこにいるクローンは『ワリオの攻撃』には効かないんだ。ここで戦ったら無駄なエネルギーを使い果たしてやられてしまうよ!ボクを倒せないままそうなるのは嫌だよね!?」
マリオは引けと言われてなんで引かなきゃいけないのだというワリオに理由を説明した。ライバルを倒せないままやられるのはワリオにとっては嫌なのだろうと思っていたのだ。ワリオにとってはライバルに指図されるのは癪だが倒せないまま終わるのももっとも癪だ
ワリオ「わかったよ...お前がそこまで言うならここは引いてやる...だが、その代わりにあんな奴には負けんなよ!絶対にな!」
そう言って、ワリオは去っていった
Cマリオ「さて、部外者が去ったところで...今度こそ『勝負』と行こうか...」
Cルイージ「勝負方法は...『これ』で行くか...」
そう言うクローンの手にハンマーが握られていた。この光景はマリオ達が見た事があるようなものである
ルイージ「『これ』って...もしや...」
Cマリオ「そうだ。君達が沢山やったことある『種目』で勝負するんだ」
Cルイージ「簡単に言えば『バトル』だよ」
マリオ「なるほど!スマブラや冒険で戦ってきたボク達にはピッタリな勝負だね!」
Cマリオ「そうかい、これは少し楽しめそうだな」
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