二次創作小説(新・総合)
- Re:札勝負〜大富豪編〜 ( No.168 )
- 日時: 2022/07/07 00:03
- 名前: junris (ID: .BPVflqJ)
どうも、カイジシリーズ等の福本作品に熱入っているjunrisです。今回はトランプ勝負をそれっぽくしてみました
〜〜〜〜〜〜
ざわ…ざわ…ざわ…
<CFHプレイルーム>
その日...プレイルームの1つのテーブルに5人のプレイヤーが座っていた...これから始まるのは優れた者が裕福な思いをするが、そうでない者はさらに這い回る屈辱を味わう事になる...札勝負である...
ざわ…ざわ…ざわ…
junris「(この勝負は基本的に戦略が重要...)」
パワプロ「(カードを使うタイミングが勝敗の鍵を握る...)」
苗木「(やれることはやるしかない...)」
ミミ「(誰が負けても恨みっこなしの勝負...)」
マリオ「(こんな面白いゲームは楽しまなくちゃそんだよ!)」
今、戦いの火蓋が切って落とされる...!
junris「いくぞ...」
5人「デュエル!」
さて、一体、これはどういう事か…それは次のスレで説明しよう。後、これ言いたかっただけとツッコミを入れるのは無しだぞ?
一旦区切ります
- Re:札勝負〜大富豪編〜 ( No.169 )
- 日時: 2022/07/19 00:41
- 名前: junris (ID: pD6zOaMa)
【数時間前…】
話は遡って...
<CFHプレイルーム>
葉隠「ああああああああああ!!よりによって0なんてないべえええええええええ!!」
うわあああああ!!びっくりした...ゴホン…この時、CFHプレイルームではいろんな人がトランプで遊んでいた。ちなみに彼がやってるのは『バカラ』というゲームでプレイヤーとバンカーのどちらかが9に近いかを当てるゲームである...って、そのゲームはカジノでよく見かけるゲームじゃないか...金は賭けてないよね...
セレス「ふふふ...何も考えずにここでだけ使える『ゲーマン』を全て賭けて負けてしまうなんて、ホントおバカさんですね。葉隠クン」
ああ、なるほど。ここでは専用通貨のゲーマンを使っていたんですね...これなら賭博行為に当たらないから安心(いや、どうだろうな...)
セレス「それにしても はどこにいったのでしょうか?折角の楽しいゲームに誘い出しましたのに…」
〜〜〜〜〜〜
<セレスの回想>
苗木「ごめん…セレスさん…実はあの人からあるゲームの招待状がもらったんだ…だから今回はやめとくよ…」
〜〜〜〜〜〜
セレス「いや、『あの人』の事。きっとそれよりも面白いゲームという事が考えられますわね」
セレスが苗木が断った理由を考えているその時...
ピンポンパンポーン
『えー、これより。あの人が考案したゲームが間も無く始まるぜ!見たい奴は【CFHプレイスペシャルルーム】に集まってくれよな!』
スピーカーから陽気なラッパーの声が聞こえながらもなんとも迫力がありそうなそんな声が聞こえた...
セレス「CFHプレイスペシャルルーム?初めて聞く話ですわね。まあ、いいでしょう。あのゲームがどれほど面白いのかを知るにはちょうどいいですわね...」
セレスがそういうとCFHプレイスペシャルルームへ行った。果たして、あの人が考案するゲームとは!?
一旦区切ります
- Re: 札勝負〜大富豪編〜 ( No.170 )
- 日時: 2022/08/25 19:19
- 名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
<CFHプレイスペシャルルーム>
ここでは、普通のとは違って、まるでスタジオのような観戦席も用意されていた
セレス「あの人が考えるゲームがどんなのかとりあえず楽しんでみることにしましょう」
彼女がそういうと子供のような見た目をしている一方で『六本木のアクマ』の名を持つサングラスをかけた男のMZDが現れた
MZD「これより、本日のメインイベントである。あの人が考案したゲーム。その名も【選択大富豪】を始めるぞ!」
彼が今回のメインイベントの開始を宣言したのだ
MZD「このゲームはCFHのマスターである。junrisが考案した物だ。多少既存のゲームにアレンジを加えただけだけどな。ちなみに彼は本来ならここで登場する予定だったが、実はそれに関してのサプライズがあるんだ。まあ、今日は楽しんでもらうぞ!」
MZD「早速だが、今回のゲームのルールを説明の前に一応大富豪の説明をするぜ!」
【そもそも大富豪とは?】
日本で有名なトランプゲームの一種、順番に数の小さいカードを出していき、全ての手札を使い切ればあがり。上がった順に応じて大富豪、富豪、平民、貧民、大貧民の称号が与えられる。なあ、このゲームにはいろんなローカルルールがある。(階段や8切り、イレブンバックなど)
【カードの強さは?】
ジョーカーが1番強く、次に2が強い。A.K.Q.J.10.9.8...と続いていき、3が1番弱い
MZD「さてと、そろそろ肝心のテーマである。【選択大富豪のルール】を説明するぞ!」
【選択大富豪のルール】
基本的に大富豪と同じだが、特殊ルールがある
【特殊ルールその1:選択】
違うところはカードを配る時にはシャッフルされた52枚のトランプから人数分のトランプを選ぶ(今回の場合は5人のため、2名が11枚ずつ、3名が10名ずつ)
【特殊ルールその2:スキル有り】
各プレイヤーにはそれぞれ1ゲームに1回だけ使える特殊能力が付与されることになっており、そのスキルはランダムで決められる。なお、このスキルを使うかはプレイヤー次第であって、スキルを使わなくてもいい
【スキル一覧】
・???
・???
・???
・???
・???
【備考】
なお、このゲームのルールは随時、調整しますのでご了承ください
セレス「(なるほど、要は自分で選んだカードで勝負に挑む事ですね。これは先が有利か後が有利か分かりにくい物ですわ…それにしてもなぜわざわざスキルというルールをつけたのでしょうか…)」
確かに、カードを選ぶ順番次第では有利かどうかはわからない。先に選べば選択の可能性が多いが弱いカードを引く場合もある。一方、後で選んだ場合は選択肢が少ないが棚ぼたで強いカードをたくさん手に入れる可能性もある。セレスはなぜ【スキル】と言う余計なルールを入れないのかと考えているらしい
MZD「とまあ、そう言うわけだ。さて、次は今回の参加者を紹介するぜ!」
<参加者一覧>
・junris
・苗木
・ミミ
・マリオ
・パワプロ
・計5名
セレス「(なるほど…彼が断ったのも納得いきますわ…ん?)」
セレスは参加者一覧を見て苗木がなぜ誘いを断ったのかを納得した後、ある名前を見て不思議に思った
MZD「どうだ驚いただろ?実は考案者が参加者として自らプレイするんだぜ!」
セレス「(なるほど…そういうわけでしたか)」
彼女が納得していると参加者5名がテーブルに座った。そう、これから始まるのは選択要素の入った大富豪。カードの配札はプレイヤーの選択次第である。果たして勝つのは誰だ!?
一旦区切ります
- Re: 札勝負〜大富豪編〜 ( No.171 )
- 日時: 2022/09/19 23:01
- 名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
MZD『さて、そろそろ1ゲーム目を始めるが、練習を兼ねてスキルはこのゲームだけはなしだ』
一同『え?どういう事?』
MZD『理由は後のお楽しみだ。さて、まずはは各プレイヤーが順番にカードを10枚か11枚ずつ選んでもらうというわけだが、その順番はプレイヤー達で5分間で決めてもらうぜ』
各プレイヤー達は順番を決めるために話し合った。そして、5分後に順番が以下の通りになった
1:パワプロ
2:マリオ
3:ミミ
4:苗木
5:junris
次にプレイヤー達がカードを選んで手札にするところであり、マリオとパワプロが11枚。他の3人は10枚。選んだ
うーん、どうしようかな。これにしようと。どう選ぶべきなんだろう…
先に選ぶ方のプレイヤー達はなかなか悩んだが後半の方はそうでなかった。何しろ、後の方には選べる選択肢が少ないからだ。しかし、その時は運次第で弱い配札になることもあるので有利とは限らない。さて、1人のプレイヤーの手札を見てみよう
苗木「(…)」
【苗木の手札】
6×3枚(2,3,4)
Q×2枚(2,4)
2×1枚(3)
3×1枚(2)
4×1枚(4)
7×1枚(2)
10×1枚(1)
(残り10枚)
MZD『だいぶ決まったようだな。さて、そろそろゲームスタートだ。まずは最後にカードを選んだjunrisから始めてもらうぞ』
junris「わかった」(3を出す)
最初において、最も弱い3を出すのが基本戦略である。
MZD『次に2番目にカードを選んだ苗木、3番目はミミ、4番目にマリオ。そして5番目はパワプロと一周していくぞ』
その後、苗木が4を出して、ミミが5と出せるカードの中で1番小さいのを出していき、ついにはKのカードと絵札のカードが初めて出された
ミミ「うーん、ここは2をだすわ」
大富豪は2より強いのはジョーカーであるが今回は使われてないので流れとなり、最後に出したミミからスタートとなる。
ミミ「4を出そうと」
マリオ「OK、ボクは5を出すよ」
パワプロ「ここはパスだ」
このように出せるカードがなかったり、カードを出したくない時にはパスをすることができる。その後7,10の次にミミが2を出したため、流れとなった
ミミ「ここで勝負に出るわ!」(Jを2枚出す)
マリオ「ワオ!いきなりだね!」
カードは同じ数字を2枚以上出すことができるのである。その後、それより強いカードを2枚使おうとしない後の3人はパスとなり、後は苗木がパスすれば流れとなった
苗木「よし、これを出そう!」(Qを2枚出す)
ミミ「そんな!?まさか彼がそんなカードを引いていたなんて!」
これが大富豪の醍醐味である。その後4人はパスとなり流れとなった
その後、ゲームは進み7ターン目となった。まずはマリオがカードを出す番である
マリオ「言うまでもなくこれだよ」(3を出す)
パワプロ「ちょうどよかった」(4を出す)
junris「助かるよ」(9を出す)
苗木「うーん…」
苗木は残りの手札を見た。今は3が1枚、6が3枚、2が1枚となっている。ここで2を出して、6のスリーカードを出せば1着となる。これは想定外なことがない限りあり得る戦法だ
苗木「これで勝負!」(2を出す)
MZD『ここで2が出たから流れだな』
苗木「そして、6を3枚だ!」
マリオ「Oh…」
junris「こんな切り札が残っていたのか!」
ミミ「勝てるわけないよ…」
誰しもが立ち向かえず絶望しきっていた…
が!否!1人だけは違った!
パワプロ「それを待ってたぞ!」(Kを3枚出す)
苗木「ええええええええ!?」
なんと、彼はKのスリーカードを持っていたのだ!
苗木「そんな…」
そして、パワプロの出したカードには勝てず、Aを出して1着を取った
パワプロ「やった!1着だ!」
その後、ゲームは進み最終順位はこうなった
【最終的順位】
1:パワプロ
2:junris
3:苗木
4:ミミ
5:マリオ
しかし、次のゲームからが面白くなるのだ!
一旦区切ります
- Re:札勝負〜大富豪編〜 ( No.172 )
- 日時: 2022/09/21 21:41
- 名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
MZD『さて、次のゲームに入る前に一話に行くぞ。お前さん達はローカルルールというものを知ってるか?』
パワプロ「ローカルルール?」
苗木「確か、地域によって違うような…」
MZD『その通り!このゲームにはローカルルールというものがあってな…8切りや革命などがたくさんあるだろ?ただ…いっぺんに採用しちゃややこしいだろ?そこで、このゲームではそれをスキルとすることに決めたんだ!』
説明しよう、MZDの言った通り大富豪にはローカルルールがいろいろあって、事前にルールを決めておかないと大変な事になることも著しかった。ともかく、このゲームはローカルルールを各プレイヤーが使える特殊能力として採用する事にしたのだ
MZD『さて、本題に入って今回のスキル紹介といくぞ!』
【スキル紹介】
・自己革命(強さの強弱を逆転する)
・8切り(8を出して場を流す)
・お助けジョーカー(任意にジョーカーを使うことができる)
・スート限定(ターンのはじめから特定のマークしか出せないようにする)
・フリーバック(任意で革命を起こす。効果は場が流れるまで)
MZD『まあ、元のローカルルールの中でもメジャーなのを少し使いやすくするようにしたと思えばいい。但し、使えるのは1ゲームにつき1回だけだから、慎重に選ぶんだぞ』
そして、各プレイヤーは順番にスキルを選び、カードを選んでいった。ちなみに順番や枚数は以下の通りである
【各プレイヤーの順番と枚数+スキル】
1:パワプロ(10枚+???)
2:junris(10枚+???)
3:苗木(10枚+???)
4:ミミ(11枚+???)
5:マリオ(11枚+???)
MZD『おっと、言い忘れていたが大富豪には上位のいらないカードと下位の強いカードを交換するという決まりになっていたが、ここでも交換してもらうぜ』
そう、1位(大富豪)のパワプロと最下位(大貧民)のマリオは2枚、2位(富豪)のjunrisと4位(貧民)のミミは1枚ずつ交換しなくてはならない。そして交換を終えると2ゲーム目が始まった
一旦区切りますが感想の受付を行います
- Re:札勝負編〜選択大富豪〜 ( No.173 )
- 日時: 2022/10/09 18:50
- 名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
さて、2ゲームを始める前に大富豪である彼の手札を見てみよう…
【1:パワプロ:お助けジョーカー】
2×2枚(2,3,4)
K×2枚(2,4)
Q×2枚(1,3)
9×2枚(3,4)
J×1枚(1)
彼の手札には2が3枚もあり、1枚しかないのはJだけ。ここでパワプロのターンで流れになればあとは2枚出しで全て使い切れてしまうし、何より1枚出しにおいてもお助けジョーカーを使えばあっさり流れとなりパワプロのターンから始まるため彼の勝利は濃厚…
が、それは通常時の話であって予定外が起こるとなればどうかわからないが…
MZD『さて、再開のマリオからスタートだ。カードを出してくれ』
マリオ「その前に言うけど、1ターン目にスキルを使うのはありなの?」
MZD『もちろんOKだ』
マリオはスキルの使用タイミングを聞き出したところいつでもOKとなった。ここで説明するが、革命とは前のスレで言った通りジョーカーを除いてカードの強弱が逆転するシステムであり、3が1番強く2が1番弱くなってしまうのだ。
通常は同じカード、同じスートの数字を連続したカード(ローカルルールでは階段と言われている)を4枚以上出さないと起きないことになっている…
しかし!
マリオ「よーし、ならボクは起こしちゃうよ!『自己革命』!」
4人「な…なにー!?」
なんとマリオには自己革命というスキルを選んでいた!ちなみにこのスキルは1回だけ無条件に革命を起こしてしまうのだ!
MZD『おっーと!マリオは初っ端からスキル発動したぞ!これは波乱が起きそうだ!』
マリオ「さらにボクの手札の中で最も弱いカードのAのペアを出すよ!」
ミミ「じゃあ、わたしは7のペアをだすよ」
後の三人「パス」
三人のうち二人はペアを持っていなかったためパスをし、パワプロは出せるペア(7より小さいカード)がなかった。彼の手札は革命前までは強いがそれを起こされてしまえば、手も足も出なくなってしまう。その後、マリオが4のペアを出して、場が流れた。2ターン目もマリオペースで進んでいき、junrisのスート縛りを発動させるも上手く行かず、マリオで場が流れた
<3ターン目>
【5:マリオの残りの手札】
10×2枚(2,4)
9×1枚(1)
8×1枚(2)
3×1枚(2)
彼の手札には3が一枚しか無くなっており、それを使うタイミングが勝敗を握っている
マリオ「(ここでボクが3を出して場を流した後、10のペアを出せば残りは1枚のみ。その後でペアを出されなければボクがトップだ…よし!)9を出すよ!」
マリオはここで勝負を仕掛ける気だ。果たしてマリオはトップ上がりとなるか!?
一旦区切ります
- Re: 札勝負〜選択大富豪編〜 ( No.174 )
- 日時: 2022/10/11 00:02
- 名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
マリオ「9のカード!」
マリオはひとまず9のカードを出した
ミミ「8のカード」
苗木「7のカード」
その後、junrisが6を出し、パワプロはパスをした。しかしここまではマリオの思惑通り…なんにせよマリオには例の切り札があった
マリオ「3のカード!」
そう、革命時において最も最強カードの3を出しておいたのだ。
ミミ「パス」
苗木「パス」
junris「パス」
革命時において3のカードに勝てる札は何もない。あるとすればジョーカーのカードであり、それを使えるのは『お助けジョーカー』のスキルを持っている者である。無論彼はそのスキルを持っていない。junrisもそれを持っていない。そう、パワプロが持っているのだ…しかし、そのスキルは1回しか使えないためそれを出せばジョーカーは使えなくなる。それに場を取っても、弱いカードで立ち向かうしかない…
しかし!
パワプロ「パス」
なんとパワプロもパスをした。単に使うのが惜しいのか…それとも何か使うタイミングを決めていたのか…それはともかく場が流れマリオがスタートとなった。
マリオ「10のペア!」
マリオはここで10のペアを出した。ここまではマリオの作戦通り、もしここで9〜3のペアを出されなければ場が流れ8を出してトップ上がりとなる…
が…しかし!
ミミ「6のペアだよ」
マリオ「えっ?あれ?」
なんと、マリオの後にミミがすぐさま6のペアを出した。という事はマリオの勝負は負けたのであった
マリオ「マンマミーア…」
いや、正確には負けては無くカードが後1枚だけ残っており、1枚出しならまだトップ上がりの可能性がある
さて、その後の3人がパスをし、マリオがパスをしたため場が流れ、ミミからスタートとなる
ミミ「どうしようかな…」
【4:ミミ:残りの手札】
5×2枚(2,4)
4×1枚(1,3)
3×1枚(1)
彼女の手札にはこの状況において最も強い3,4,5をもっている。ここでペアを出せば勝てることに限らず、先に3を出しておくのも一つの作戦だろう。最も…お助けジョーカーを持っている人はそのスキルを使って場をものにする可能性があるが…それよりペアを先に出して最後に3を出した方が確実に勝ちやすい。(反則あがりが適用されていないため)
ミミ「(どうせなら、ここで3を出してからペアを出して勝ちたいよ)」
彼女は前者、つまり先に3を出してペアを出す気だ…
ミミ「よし、3を出すよ!」
MZD『おっーと、ここで勝負に出るとはやるな!』
果たしてこのままミミのトップ上がりが成し得るのか!?
一旦区切ります
- Re: 札勝負〜選択大富豪編〜 ( No.175 )
- 日時: 2022/10/10 23:59
- 名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
ミミが3を出した事によって、状況はミミがトップに近づけるようになっていた。ここでジョーカーが出なければミミのペア出しによって、トップ上がりとなる…
ミミ「(どうか、ジョーカーが来ませんように…)」
彼女はジョーカーを出されないことを祈るしかなかった
しかし!
パワプロ「それっ!」
ミミ「え?」
なんと、場にはジョーカーが置かれていた。そのカードの持ち主がパワプロである。となれば…
MZD『なんと、ここでパワプロのスキルが発動したぞ!そう、彼のスキルはお助けジョーカーだったのだ!』
ミミ「うっ…うそ!?」
パワプロ「俺のことを忘れてもらっちゃ困るな…」
そう、かれはこれまで革命時においてカードが弱すぎたが、ジョーカーは別だった。1枚だしならジョーカーが最強である。かれはここで一度きりの切り札を出したのだ!
パワプロ「俺がジョーカーを出した事によって場は自動的に流れ、俺からスタートとなる。さあ、これからが反撃だ!」
そういうと彼は手札から3枚取り出し、場に出した
パワプロ「2のスリーカード!」
腐っても鯛とはこの事たとえカードが弱くてもスリーカードならそれより強いカードを出される可能性が低い。無論、後の4人はパスとなり、またパワプロからスタートとなった
パワプロ「これで俺がトップ上がりが決まったな…9のペア!」
マリオ「パス」
このまま後の3人が…パスをすればまたパワプロの番となっていき、ペア出しでトップ上がりに近づく…
…が、しかし忘れていないだろうか…彼女もペアを持っていった事を…!
ミミ「ちょうどよかったよ。4のペア!」
パワプロ「え?うそだろ?」
うそではない…これが現実!ザ・リアルでございます。それはともかくミミがペアを出したためパワプロのトップ上がりの目は無くなった
無論、その後の4人はパスをしたため、場は流れミミからスタートとなった
ミミ「これで上がり!5のペア!」
この瞬間、ミミがトップ上がりしたため大富豪になった。ちなみに彼女はフリーバックというスキルを選んでいたが、どうやら使う必要なかったらしい
その後4人はパスをして場が流れたため、次はミミの次である苗木からスタートとなった
まず、苗木がAを出し、junrisはK、パワプロはJ、マリオは8とカードを出していき、彼は2番目に上がった。ちなみにこのターンの最後にはjunrisの5で場が流れる事になった
ここからは3人の戦い。果たして最下位になるのは誰だ!?
一旦区切ります
- Re:札勝負〜選択大富豪編〜 ( No.176 )
- 日時: 2022/10/13 17:51
- 名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
junris「よし、1番弱い2のカードを出そう」
パワプロ「なら、Kだ」
ゲームは終盤戦。ここからは3位争いという戦いが…
あっさり終わる事もあり得るだろう…というかすぐだった
苗木「3」
2人「えっ?」
なんと1枚だけとはいえ彼には3を持っていた。当然ジョーカーを出せるものもおらずこの場は流れとなり苗木がスタートとなった
苗木「Qのペア」
junris「Jのペア」
苗木「8のペアで上がり!」
これで苗木が3着となった。このターンは自動的に8切りのスキルが発せられたため、次はjunrisがスタートとなった
junris「A」
パワプロ「K」
junris「10」
最下位争い故になんともレベル低い戦いである。ちなみにこの場はそこで流れ、次に9を出してあがりとなったため2ゲーム目も終わった。
さて、2ゲームの結果を見てみよう
【2ゲーム目の最終的順位】
1:ミミ
2:マリオ
3:苗木
4:junris
5:パワプロ
苗木「前のと変わらなかったのは嬉しいんだか悲しいんだか…」
マリオ「そう?ボクは楽しければそれでいいけど」
ミミ「わたしも」
junris「君らは上位でいながらそんなことを言えてるね…それにしても…」
パワプロ「……」(ショック状態)
MZD『さて、勝負はこれからだ!』
その後、5人の選択大富豪は盛り上がっていき、観客は歓声を上げた
<数時間後…>
MZD「お疲れ様、なかなかいいゲームだったな…」
junris「いやいや、これでもまだまだ改善点があるさ。例えば、基本ルールをどうするかを考えておくとかだよ」
ゲームが終わり、今後どう改善していくのかをjunrisとMZDが話していた。ちなみに基本ルールとはゲームするにあたってどんなルールにしていくのかを話していた
MZD「『CFHルール』を作るってわけだな。お前さんはこれから忙しくも充実になりやすそうだな!」
2人「ハハハ…!」
彼らが笑いながら歩いているとその先にはjunrisのそっくりさんがいた。きっと、彼は待ち構えていたのだろう
junris?「もう1人の僕だね?実は君に話したい事があるんだけど…ちょっと2人きりになりたいんだ。いいかな?」
MZD「なるほど、いいよ!てな訳でjunris。きちんと話してやれよ」
junris「てな訳って…まあ、僕もちょうど話したかったし…」
2人はそういうと彼はそっくりさんと共に2人きりで話す部屋のところへ行った。そこでは1台のテーブルと2つの椅子が置かれていた薄暗い部屋であった
junris「(一体、何故こんなところで…これは只事じゃなさそうだな…)一応聞くけど、話したい事って何?」
彼はそっくりさんが何を企んでいるのかを聞き出そうとした。何しろ、袋とじにある重要情報を隠し持った事がある以上謎めいている印象がある
しかし、彼の手にはA~Kのトランプが13枚持っており、口からはこんな言葉が放たれた
junris?「なあに、僕とちょっとしたゲームをしながら話し合うだけだよ…無論、この『ワンスート大富豪』というゲームに勝てたら全てを教えるけど」
junris「『ワンスート大富豪』…」
なんと、そっくりさんはゲームを仕掛けてきた!果たして今後どうなる!?
『そっくりさんとの対決』へ続く
感想をお願いします!