二次創作小説(新・総合)

Re:ドッキリお誕生会 ( No.33 )
日時: 2021/05/26 21:29
名前: junris (ID: w93.1umH)


(のっけから申し上げますが誕生会は誕生会でもこれはドッキリ誕生会ネタです。なのでここで起こることは最後になって発表されます。後、この回のミミニャミは悪役キャラっぽい雰囲気で登場しますがあくまでも演技だということを取り留めてくださいね)

junris「うーん...よく寝た...ってあれ?」

(ある日、junrisはいつも通りに目を覚ますと...)

junris「ここはどこ?」

(なんと、何もない白い部屋にいたのだ)

junris「おかしいな...僕はいつも通りのところで寝ていたのに...」

(状況を説明するとjunrisはいつも通りに眠っていて、起きた頃には冒頭の白い部屋にいたということになっていた。)

junris「ん?なんでこんなところに...」

(junrisが見た方向に白い手紙が置かれていた。彼はその手紙を開けた)

【junrisへ】
【貴方がこの手紙を読んでいるという事はここがどこだという事に困惑しているわね。それはこの部屋を出ればわかるわよ。】

junris「この部屋から?でもどうやって...」

(junrisは部屋から出なければならないということが分かったが、その出口をどうやって探すのかに悩んでいた)

junris「ん?あそこなんか怪しくない?」

(junrisが何らか怪しそうな丸い形を見つけたようだ。そこに触れると...)

junris「あっ!これドアノブだ!」

(そう、実はこの部屋にはドアがあったが、見た目が壁と同じ模様であるため)

(junrisが部屋に出るとそこには、ゲームに使う机とイス3人分、そして机の上に置かれている手紙があった)

「また手紙?今度は何だろう?」

【junrisへ】
【よく来たわね。ここはゲームの間。あなたはここでゲーム対決をしてもらうわ。但し、このゲーム対決はただのゲームとは違う。まあ、いまにわかるわ。まもなく対戦相手が到着するところよ。】

junris「ただのゲームとは違う?それって負けたほうに何かあるってこと!?」

(負けたほうが危険な目に合うという展開を予測しておりjunrisは嫌な予感がした)

続く

Re:ドッキリお誕生会 ( No.34 )
日時: 2021/05/26 21:37
名前: junris (ID: w93.1umH)

\ザッザッザッ.../

junris「ん?誰かが来る...」

(突然の足音が聞こえjunrisはその音がする方に振り向いた)

junris「えっ...嘘...」

(junrisはまるで信じられないような表情をした)

ミミ「ふふふ...よくきたね。junris。」
ニャミ「君に会えて嬉しいよ。」

(そこにいたのはなぜか魔族の王女の雰囲気をした学生服を着たミミニャミだった)

junris「ちょっと待ってよ!これはどういう事?いつもだったら明るく挨拶していたはず...第一、こんな衣装を着て何やってるの?」

ミミ「ふふふ...鋭いわね...そう、私たちはミミニャミの中に潜むミミニャミであってミミニャミではない存在。」
ニャミ「まあ、もう1人のミミニャミと言った方がわかりやすいかな。」

(そう、今のミミニャミはいつもとは違うのだ。しかし、これは一体どう言うことかjunrisには分からないことだった...)

junris「だったら、なぜこんな事をするんだ!?」

(junrisの自分がなぜこんな目に遭ったのかを質問にミミニャミは...)

ミミ?「さあ、それはあなたが勝ったら教えてあげるわ。」
ニャミ?「言っとくけど、負けた時の質問はなしだよ。」

(なんと、ゲームで勝ったら教えてあげると言う事)

junris「わかった受けてたつよ。そしてここで勝って何を企んでいるのか聞かせてみせる!」

ニャミ?「そうこないとね。ふふ...」

junris「(と言ったものの...勝てるのかな...一体に何をやらされるがわかったもんじゃないし...)」

(junrisはかっこいいセリフを吐いたものの本心では怯えていた。何をやらされるのか負けたら本当はどうなるのかそんな考えが自信を揺らいでいたのだ)

ミミ?「さて、今回のゲーム対決はこれで使うわ。」

(ミミ?の手にはトランプカードがある。これで何をしようと言うのか...)

ニャミ?「あ、そうそう。今回のゲームで使うトランプはA〜Qのカードでそれ以外のカードは必要ないよ。」

ミミ?「ルールを説明するわ。」

【ゲームルール】

1.まずシャッフルされた山札の中からプレイヤーが順番にカードを1枚引く。これらを6回繰り返す。

2.プレイヤーは各ターンでカードを1枚引き、もし手札に3枚の同じ数字カードが揃ったら役完成としてそこで伏せる。

3.もし、役が二つ完成したら他の人全員が役を二つ完成するまで待機

4.そしてターンの終わりにいらない手札を1枚捨てる。

5.もしそこで2枚の同じ数字カードに直前の捨て札が存在した場合は、それを取って役を完成させることが可能。これを『ポン』いう。但し、その時はその札を提示しなければならない。

6.勿論ポンの場合も終わりに手札を1枚捨てなければならない。

7.全員が役二つ完成するまで、1~6を繰り返す。

ニャミ?「まあ、チーを抜いた麻雀と思った方が早いかな。」
ミミ?「あ、そうそう。完成させた役は今後のゲームに関連するよ。」

junris「今後のゲーム?どういうことかな?」

ニャミ?「さあ、それよりゲームを始めるわよ。」
ミミ?「ゲームを始める前にヒントをあげるわ。『数字の高いほど有利になるけど、必ず勝てるわけではない。』よ。」

junris「要するに数字が高くても勝てるとは限らないという事だよね。」

ニャミ?「まあ、そういう考えもあるけど、数字が高いほど勝ちやすい考えもあるから、高い数字を目指すのもありだよ。」

junris「...(それにしても、ミミニャミ?はどうやって出てこられたんだろう...)」

(junrisはミミニャミ?がどうやって表に出られたのか気になるところであった)

続く

Re:ドッキリお誕生会 ( No.35 )
日時: 2021/05/26 21:57
名前: junris (ID: w93.1umH)

ミミ?「さあ、ゲームスタートよ。」
ニャミ?「まずは手札配りだけど君から山札を引いていいよ。」

junris「わかった。」

(junrisはミミニャミ?の言われた通りに山札から1枚を引いた)

ミミ?「ふふん...次は私ね。」

(次にミミ?が引き...)

ニャミ?「私の番だね。」

(そしてニャミ?が引いた...そしてこの順番を6回繰り返し...)

【junris 配牌】

8
A
Q
7
8
5

junris「(よし、最初は8のペアがある!)」\チラッ/

(初めの手出しがいい事喜んでいるjunrisは他の二人の方を見渡すと...)

ミミ?「ふふ...」
ニャミ?「...」

junris「(あいつらの表情が全く読みにくい...これがもう一人のミミニャミなのか...!?)」

(なんと、ミミニャミ?の表情はいつもと違って読みにくいのだ!)

ミミ?「さて、あなたからゲームを始めていいわよ。」

junris「うん、わかった...」

(junrisはそう言って山札を引いた...)

junris「(よし...Qのカード!これで2つ目のペアが完成した!)」

(彼の引いたカードはQのカード。ゲームスタート時にQを1枚持っていた彼にとっては好都合。そして、彼はAのカードを捨てた)

ミミ?「ふふ...捨てたカードを絵柄が見える状態に捨てたわね。私の番よ。」

(ミミ?はカードを引いた...)

ミミ?「ふふ...」\サッ/

(ミミ? は余裕そうな表情をし4のカードを捨てた)

junris「(あいつは4が欲しくないのか?)」

ニャミ? 「今度は私ね。」

(ニャミ? はカードを引いた...)

ニャミ? 「早速ついてるよ...」\サッ/

junris「(ん!?ゲーム始まったばかりでもう3カードを揃えたの!?)」

(どうやらニャミ? は最初の引きで役を完成させたようだ...その証拠に3枚のカードが手札から離れた状態で伏せている...)

ニャミ? 「さらに、私はこれを捨てるよ。」

(そう言ってもう1人のニャミ? は10のカードを捨てた)

junris「(10!?なんで、よりよってそんな高いの捨てたんだ!?)」

ニャミ? 「君の番だよ。」

junris「(一体、何を揃えたんだが知らないけどとりあえず今は自分のターンに集中するしかない...!)」

(ニャミ? がやったプレイ行動に一瞬戸惑いながらもjunrisは自分のことに集中するためカードを引いたが...)

junris「(2...ダメだ...!)」

(残念なことに引く前の手札に2は持っていないため、今のjunrisにとってはハズレを引いたようなものだった。当然ながら彼は2のカードを捨てた)

ミミ? 「どうやら、いらないものを手にした表情してるわね。私の番」

(ミミ? はカードを引いたが...)

「...」サッ

(あまり良くない表情で引いたAのカードを捨てた)

junris「(あいつも引きが良くなかったのか...!?)」

ニャミ? 「私の番だね。」

(ニャミ? はカードを引いたが...)

ニャミ? 「...」\サッ/

(ニャミ? も引き札の2のカードを捨てた。その時の彼女の表情はあまり良くなさそうなものだった)

junris「(まあ、3カードを揃えた次のターンでまた3カードが揃うのは流石にあり得ないよね)」

続く

Re:ドッキリお誕生会 ( No.36 )
日時: 2021/05/26 21:56
名前: junris (ID: w93.1umH)

(その後、ゲームが進み)

【4ターン目 junrisのターン】

【現在のjunrisの手札】

8
Q
7
8
5
Q

junris「(僕は未だ2つのペアができたままだ...)」

(4ターン目に入ってjunrisはまだ8とQのペアができたままだ)

junris「(頼む、8とQ...出てきてくれ!)」

(junrisはそう思いながらカードを引いた...)

junris「(これは...)」

(junrisが引いたカードは...なんと!)



junris「(これでまずは1つの役の8が揃った!)」サッ

(なんと、8のカードだったのだ!これによりjunrisは1つ目の役を完成させたのだ!そして、このターンで捨てたのは5のカードである)

junris「(この調子で2つ目の役を...)」

(しかし、プレイヤーは全員7ターン目まで望んでいる札を引くことはできなかった...)

【8ターン目 ミミのターン】

ミミ?「ふふ...ようやく私も1つ目を完成させたわ。」

(ミミ?も1つ目の役が完成し、全員があと1つ役を完成させればいいことになったのだ!ちなみにこのターンでのミミが捨てたのは9のカードである)

ミミ?「ふふ...これから面白くなりそうね。」

(そして...)

【10ターン目 junrisのターン】

【現在のjunrisの手札】

Q
7
Q


【現在のjunrisの役】

8のスリーカード


junris「(なかなかQが来ないな...)」

(自分が欲しいQがなかなか引けないなかjunrisはこのターンで引いた10のカードを捨てた... その時!)

ニャミ? 「それをまっていたよ...『ポン』!」

(なんと、ニャミ? が『ポン』を仕掛けたのだ!)

junris「『ポン』って事は...まさか!」

ニャミ? 「そう、その10で役が完成よ!」

(ニャミ? はそう言って捨て札の10を取り、彼女が持っている他の10カードを表にしたのだ)

ニャミ? 「『ポン』の場合はカードを表にしなければならないという決まりがあるからね。さあ、私はこの札を捨てて終わりにするわ。」

(ニャミ? はそういってJのカードを捨てた)

ニャミ? 「2つの役が完成した場合はこれ以降自分のターンはパスされるからそれまで待つよ。さて、『ポン』した場合はその次の人が山札を引くことになってるから、次は君の番だよ。」

junris「...わかった。」

【11ターン目 junrisのターン】

【現在のjunrisの手札】

Q
7
Q


【現在のjunrisの役】

8のスリーカード

junris「(今度こそQのカードを...)」

(junrisはカードを引いたが...)




junris「(7...またはずれか...!)」

(またもやQのカードではなかった。もちろん彼は7のカードを捨てたが...)




ミミ? 「それよ。『ポン』!」

junris「...!?また...!!」

(なんと、今度はミミ? が『ポン』を仕掛けたのだ!)

ミミ? 「これで私も二つ目の役が完成したからこの札を捨てて、あがりよ。」

junris「(これで後は僕だけ...なるべく早く役を完成しないと...)」

(junrisがこのままでは状況が危うくなることを踏むなか、ミミ? はカードを捨てた...が!)







junris「(これは...)それだ!そのQ!『ポン』!」

(なんと、彼女が捨てたのがQのカードだったのだ!junrisはそのQを『ポン』したのだ)

junris「僕もこの札を捨ててあがりだ!」

(junrisも7のカードを捨ててあがりだ)

続く

Re:ドッキリお誕生会 ( No.37 )
日時: 2021/05/26 22:05
名前: junris (ID: w93.1umH)


ニャミ? 「どうやら、全員2つの役を揃えたみたいだね。」
ミミ? 「さて、次のゲームにいくわよ。」

junris「(ここで全てが決まるのか...)」

ミミ? 「ルールを説明するわ。」

【後半戦のルール】

1.まず前半戦で完成させた二つの役を使う

2.その役は以下の通りで扱われる

【役】

A・4・7・10(グー)
2・5・8・J(チョキ)
3・6・9・Q(パー)

3.各プレイヤーは3分のシンキングタイムが設けられており、前半戦で完成させた2つの役を推測し、終了後に出す札を決める

4.出す札を決めたらいっせーのでだす

5.役の勝敗は以下の通り(じゃんけんみたいなものと思えばいい)


【役の勝敗】

A・4・7・10(グー)は2・5・8・J(チョキ)に強い
2・5・8・J(チョキ)は3・6・9・Q(パー)に強い
3・6・9・Q(パー)はA・4・7・10(グー)に強い

A・4・7・10(グー)同士の場合はA<4<7<10
2・5・8・J(チョキ)同士の場合は2<5<8<J
3・6・9・Q(パー)同士の場合は3<6<9<Q

それ以外はレベルの高い方の勝ち

ニャミ? 「以上だよ。まあ要するにじゃんけんだと思えばいいからね。」

junris「(つまり、前半戦で表向きになっているカードは手持ちが明かされているというわけか)」

(ルール説明を終えて...)

ミミ?「さてと、ゲームを始める前にヒントをあげるわ。」

junris「また、このゲームに関するものか!?」

ニャミ?「違うよ。今回のヒントは『私たち』つまり『もう一人のミミニャミ』に関するものだよ。」

junris「もう一人のミミニャミ...!?」

ミミニャミ?「そう、『私たち』の正体を教えてあげるわ。」

(もう一人のミミニャミがそういうと首にかけたものを見せたのだ。それは黄色のポップン君(いつもと違うのは目が一つ)のペンタント)

junris「(なんかどっかで見たことがあるような...)」

ミミ?「ふふ...教えてあげるわ。それにはあなたの知っているミミニャミの魂が...封じられているのよ。」

junris「...!?どういうことだ!?」

ニャミ?「簡単なことだよ。実は私たちの魂は元々このペンダントに閉じ込められていたのよ。」

junris「(閉じ込められていた...!?)」

ミミ?「そのペンタントをあいつらが首にかけたことで私たちは表に出られたのよ。入れ替わる形でね。」

junris「(入れ替わった...!?)」

(そう、状況を整理するとミミニャミは偶然見つけた黄色のポップン君のペンタントを首にかけて現在はそれに魂が封じられているようだ。)

ニャミ?「junrisといったね。もし、君が勝ったら知っている方のミミニャミの魂をこの肉体に戻してあげるわ。」

junris「本当に!?」

ミミ?「勿論よ。さてと、話はそこまでにしてゲームを始めるわよ。」

junris「...(僕はこのゲームに勝ってミミニャミを助ける!)」

(junrisはこのゲームに勝ってミミニャミの魂を取り戻す決意を固めた)

続く

Re: ドッキリお誕生会 ( No.38 )
日時: 2021/05/26 22:27
名前: junris (ID: w93.1umH)

【後半戦の状況 junris視点】

【junris 役】

8(チョキのレベル3)
Q (パーのレベル4)

【ミミ? 役】

? (???)
7(グーのレベル3)

【ニャミ? 役】

? (???)
10(グーのレベル4)

junris「(さて、ここはどう出るか...そもそも相手は開いた役のカードをわざわざだすか?)」

(junrisは相手の出方を考えた。勝つ確率を考えて相手は裏返しの方を出すのを考えた)

(そして、3分後...)

ミミ?「さて、どのカードを出すのかを決めた?」

junris「僕はこのカードを出すよ。」

ミミ?「私はこれよ。」

ニャミ?「私はこれで行くよ。」

ミミ?「さあ、勝負よ!」

ニャミ?「勝負は一発よ!」

3人「いっせーの」

(3人は一斉に3枚の札を出した...結果は!)


【出し札】

【junris】

Q(パーのレベル4)

【ミミ?】

6(パーのレベル2)

【ニャミ?】

10(グーのレベル4)

(この勝負はjunrisが勝ったのだ。まずはパーとグーなのでグーを出したニャミの負けとなった。そしてパー同士の対決でjunrisが出したカードが Q(パーのレベル4)、ミミ?の出したカードが6(パーのレベル2)である。同じパーの場合はレベルの高いほうが勝つことになっている。よって、Qを出したjunrisの勝ちとなった)

junris「ゲームは僕が勝ったようだな...」

ミミ?「どうやら、そのようね。」
ニャミ?「うん、実にいい戦いだったよ。」

(ミミニャミ?は負けたにも関わらず冷静な表情だった)

続く

Re: ドッキリお誕生会 ( No.39 )
日時: 2021/05/26 22:27
名前: junris (ID: w93.1umH)


junris「さあ、約束だ!せめて答えてくれ!なぜこんなことをするんだ!」

ミミ?「ふふふ...勿論約束通り教えてあげるわ。」

(ミミ?は負けたにも関わらずにこやかな表情を浮かべ質問に答えた)

ミミ?「それはあなたを試したかったの。」

junris「え?」

(ミミ?の答えによりjunrisはキョトンとした表情だった)

ニャミ?「君の知っている私たちの記憶を探ったところ、頼りない印象をしているよね。」

junris「ちょ...その言い方は...」

ミミ?「でも、あなたには何らかの力を秘められているという事もあるんでしょ?その実力が知りたくて勝負に挑みに来たのよ。」

(どうやらミミニャミ?は入れ替わる前のミミニャミつまりいつものミミニャミの記憶を探っており、junrisの実力を試したいという目的で今回のゲーム対決を仕掛けたらしい)

junris「なんで知ってるの!?」

(junrisはなぜ自分の秘密を知っているのかの質問をしたが...)

ミミ?「さあ、何でかしらね...」

(ミミ?は答えようとしなかった...)

ニャミ?「それより、君はこのゲームに勝ったよね?だから、もう一つの約束として知ってる方のミミニャミの魂をこの肉体に戻してあげる。」

junris「え?」

ミミ?「ん?何だか怪しい表情していない。」
ニャミ?「まさか、私たちが約束を破るのかって?そんなわけないよ。私たちはちゃんと約束を守るから。それが負けた者の誇りだからね。」

(どうやらミミニャミ?は約束を守るようだ...)

junris「...なら最後に聞かせてくれないか?ところでどうやったらここから出られるの」

ニャミ?「それは...私達が渡す手紙の通りにすればわかるわよ。」

junris「手紙?」

(ミミニャミ?は手紙を渡し、ペンタントをかけた)

ミミ?「最後に教えるけど私たちは『亡霊のゲーマー』の一族の者よ。」
ニャミ?「君ならどこまで戦えるかじっくり見守ってもらうわ。」

(なんとミミニャミ?の正体は『亡霊のゲーマー』の一族だったのだ!)

ミミ?「さてと、そろそろ交代させてもらうわ。」
ニャミ?「じゃ、バイバイ。君と遊べて楽しかったわ。」

(その時、ミミニャミがかけたペンタントが光って...)

ミミ「...あれ?なんで私たちここにいるの?」
ニャミ「確か...ペンタントをかけた後...」

(しばらくすると、ミミニャミがいつも通りになったのだ。しかし、その振る舞いのあたりさっきまでの記憶がなかったかのように見える)

junris「(今のミミニャミはさっきまでの記憶をまるでなかったみたい...もしかして共有されてないのか...)」

ミミ「junris !何でこんなところにいるの!?」

junris「僕が聞きたいくらいだよ!」

ニャミ「それより、ここから出る方法を見つけないと!」

junris「...そうだ!さっき君たちが渡した手紙があるじゃないか!」

ミミ「私たちがどういう事?」

(junrisの言葉にミミは首を傾げた)

junris「実はというと君達はさっきまで『亡霊のゲーマー』という魂に乗り移られていたんだよ。」

(ここで普通は驚くはずだが...)

ニャミ「ふ〜ん、そうなんだ...」

(何と、驚いた様子はなかったのだ)

junris「あれ?驚かないの?」

ミミ「ああ...いや、そういうのは慣れているから...」

junris「(それにしたって乗り移られた事なんだから驚くと思うけど...)...まあ、手紙を読むよ。」

(junrisはそう言って、手紙を読んだ)

【手紙を読んでいるあなたへ】
【この手紙を読んでいるあなた、この度は勝利おめでとう。本題に入るけどここから出るには君たちの向かいにある出口の階段で降りるといいよ】

junris「階段?」

(junris達が向かいの通路を通ると階段があったのだ)

junris「よし、これで降りよう!」

(junris達は長い階段を降りていき...)

junris「これは...」

(出口のドアを見つけたのだ)

junris「よし、開けよう。」

続く

Re: cross the world ( No.40 )
日時: 2021/05/26 22:33
名前: junris (ID: w93.1umH)

(junrisがドアを開けると...)

junris「え?これは一体...!?」

(なんとそこにはパーティ会場でたくさんの人たちが祝いを待っていたのだ...!)

ミミニャミ「ハッピーバースデー!!」

junris「え!?ミミニャミ…一体何を言ってるの?」

ミミ「junris、じつはね。あなたにドッキリバースデーをプレゼントしにきたよ。」

junris「じゃあ...これまでの事は...」

ニャミ「もちろん演出という名の誕生日プレゼントに決まってるよ!そして、会場で生中継されてたんだ。」

junris「そういうオチだったのかよ...」

(そう、このゲーム対決は誕生会パーティの余興のような物で生中継されてたのだ!)

MZD「ちなみにそれが出来たのは俺の神パワーによる物だぜ。」

junris「MZD!」

MZD「実はお前さんが仮に負けた時には落とし穴に落っことすことになってな。その先がパーティ会場に繋がっているんだ。」

ミミ「普段真面目なMZDもずいぶんなことを考えたね。」

junris「そんな...それを先に言ってよ~!」

MZD「そいつは悪かったな...だが、もし言ったらドッキリじゃなくなるだろ?それにこれはミミニャミが提案したからな。」

junris「え?ミミニャミが...?」

ミミニャミ「あはは...ごめんね。でも、あなたは思い浮かべてたんでしょ。闇の番人の雰囲気をした私たちのことを」

junris「え?」

ミミ「だって、ここ最近闇遊戯コスをした私たちのイラストを描いたところを見ちゃったから...」

junris「えっ!?いつの間に!?」

(実はミミニャミは誕生会の前に『遊☆戯☆王』に出てくる闇遊戯コスをしたミミニャミのイラストを描いたのをみていたのだ。ちなみに『遊☆戯☆王』は現在カードゲームアニメと認識されているが、元々は漫画から生まれたもので初期はオリジナルゲームで悪人を退治するものであった。その中でカードゲーム『マジックアンドウィザーズ』(アニメではDM)が最も人気が高かったためそこからカードゲーム中心となった。ちなみにアニメは2作制作されており、1つは初期の物語を中心にもう1つは『決闘者の王国』編を中心としている(但し、『VS海馬編』では初期の要素も含まれている)のである)

ニャミ「あはは...ごめん...」

junris「もう〜ひどいよ...」

MZD「まあ、そう怒るな実はな俺達のサプライスプレゼントはまだあるんだ。」

junris「えっ!?まだあるの?」

(MZD達が用意したプレゼントがまだある事にjunrisはキョトンとした)

MZD「ああ、そうだ。後ろを見てみろ。」

(junrisはMZDの言われるままに後ろを向いた...すると)

遊戯「junris!誕生日おめでとう!」
城之内「俺たちも祝ってやるぜ!」
本田「俺も呼ばれるなんて...嬉しいぜ!」
杏子「本田泣かないの!」

(そこにいたのは『遊☆戯☆王』に出てくる武藤遊戯達がいたのだ!しかし、これはどういうことか...)

MZD「junris。実はお前さんに内緒で彼らに招待状を出したんだ。だってお前さんは『遊☆戯☆王』にはまっていただろ?」

junris「ええっ!どうしてわかるの!?」

MZD「決まってんだろ?神だからさ。全知全能ではないけどな。」

(なんと、今回の誕生会パーティは『遊☆戯☆王』に出てくる遊戯達4人も参加していたのだ!)

junris「MZD...ミミニャミ...皆...ありがとう!」

MZD「さて、今日は誕生パーティだ思いっきり楽しんでくれよ!」

(こうして楽しい誕生パーティはあっという間に時間が過ぎていった...)

(その頃...)

junris?「楽しそうだな...」

(病室ではjunris?が病室テレビで誕生会パーティの映像を視聴していた)

junris?「うっ...なんだか頭が...」

(何故かjunris?が頭を抱えた)

junris「はあ...はあ...これは一体」

(果たして、junris?に何の関係が...!?)



END

あとがきへ続く

Re: cross the world ( No.41 )
日時: 2021/05/26 22:38
名前: junris (ID: w93.1umH)


【後書き】

はい、今回は誕生日ネタでした。他の作者もやっていましたが、今回はストーリー&ドッキリ性として某カードゲーム漫画の初期のゲーム対決をネタにしました。まず、種目はオリジナルゲームでそれを作るに当たって勝敗などの決め方で苦労しました。あと、今回はチャレンジという意味合いでミミニャミを演技という意味合いで敵キャラを演じさせてもらいました。(理由:原作でたくさんのコスプレしてきたのとポップン10でニャミが小悪魔の衣装を着たのとポップン12でミミが怪盗の衣装をきた故)もちろん、普段のミミニャミは元気で明るい子だということは知っています。後、ゲストジャンルとして遊戯王のキャラクターを登場させました。なぜゲストかというと原作の漫画版で行くかそれにアニメ版の要素を入れ込むか悩んでいたからです。そして、最後にjunris?に関する謎を出しました。果たしてそれと彼の記憶に何の関係が!?最後に念のためとして全国のミミニャミファンの皆様すみませんでした。

感想OK