二次創作小説(新・総合)

Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん ( No.101 )
日時: 2021/07/27 20:22
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

「ケロちゃんたち〜。ここでカミングアウトしていい?」

「ん?なんやいったい。カミングアウトって、なんか秘密にしとったことがあったんか?」

「それとも、カキコでは公開していなかったネタの話か?」

「うん。実はね、とあるフォロワーさん達にDMでね、死人の出ないverの学級裁判ネタ投稿してたんだ」

「それかぁ……いきなりそんな話するいうことは、カキコでもやるんか?」

「だったらここでも当時載せていたネタを載せればよかったのに……」

「いやー、カキコではカキコverのものを載せたくてですね」

ここは天悪の自宅で、ワイとケルベロスは天悪に電話で呼ばれてここに来とる。テンアス社におるわけやないんは………その、天悪のやらかしからやな。詳しいことは天悪版逃走中3を見てな〜。

「という訳で学級裁判のルール説明載せまーーーす!!」

「もうやる流れか」

「自分だけ張り切っとってどないすんねんもー……事件起きるって決まったわけやないし……」

「この小説がある以上起きますから!!」

「まったく……あんなことがあっても猪突猛進さは変わらないようだな」

天悪はというと、学級裁判書きとうてしゃーないのか、もうルール説明する気満々や……読者のみんな、ちょいと付き合っといてやってなー。



☆がっきゅうさいばんのルール☆

・天悪がメリーディストピアを眺めて、犯人がいてなおかつ名乗り出てきてない事件があれば、その事件を題材に一定時間の捜査の後、学級裁判を開きます

・天悪が事件発生アナウンスを流す際、16人の住民を選抜し(この中に必ず犯人がいます)、捜査及び学級裁判に参加してもらいます

・ルールは本家同様、誰がその事件を引き起こした犯人なのか議論し、見事犯人を見つけ投票できれば犯人だけがおしおき、犯人に投票できなければ犯人以外の全員がおしおきとなります

・あ、シリアス描写恐らく皆無です。大事なことなので書きました



「あっ!!!!早速事件レーダーが反応してらっしゃる!!!!今からモノクマ(表)にお願いして、希望ヶ峰学園(表)の地下の学級裁判場を借りさせてもらうね!!!!」

「そこからかーーーい!!」

びしっ!とワイがつっこむのも虚しく、天悪はモノクマ(表)んところに行ったんや……やれやれ。しばらく学級裁判関連で盛り上がりそうやな………ワイとケルベロスは天悪の背中を少し呆れながらも見送った。









というわけでしばらく学級裁判ネタにお付き合い願います←
感想まだ

Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん ( No.102 )
日時: 2021/07/27 20:27
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

「みなさんっ!今回は一大事です、号外です!インガオホーですーーーーっ!!わたくし、ジャパニーズニンジャとお会いしたんですっ!!」

「ええええええ!????忍者って……忍者と対峙したんですかソニアさん(表)!??」

とある朝、希望ヶ峰学園(表)の食堂にやって来たソニア(表)が開口一番にでかでかと『忍者に会った』と言い出していた……俺、日向創(表)はすぐにソニア(表)に駆け寄った左右田(表)の次に来る形で、ソニア(表)に事情を聞こうとする。

「いったい何があったんだよ?昨日はそんなこと言ってなかったのに……昨晩の間に、その忍者を見かけた…というか話したのか?」

「いえ、確かにわたくしは昨日の夜中にニンジャにお会いしましたが、話せた訳ではないのです。なぜならニンジャを見たのは、個室で寝ていて、ふと目を覚ました時なのですから」

「………なんだと?となると、かの暗殺者アサシンは闇の聖母の結界に忍び込んでいたというのか!?」

「んだとーーーーっ!??くそっ!!ソニアさん(表)の個室に忍び込むなんて……!うらやま……じゃねー!なんて無礼なんだっ!!」

どうやらソニア(表)は個室で寝ていた時に、その忍者とやらを寝ぼけ眼で目撃していたらしい。ということは、ソニア(表)の個室に何者かが侵入してるってことだから……田中(表)も左右田(表)も動揺している。他の奴らも俺も驚いてるけど……その時だった。『ぴーーんぽーーんぱーーんぽーーーん』なんてチャイムと共に、アナウンスが届いたのは。

『事件が発生しました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!今学級裁判に参加する16名を読み上げるから、その16名は捜査やってねーーっ!』

「なに、学級裁判……だと?この声は天悪のもの……まさか、天悪が学級裁判の運営をしているのか?」

「ま、待って!?SNSで天悪が学級裁判についての連絡を載せてるわよ!?」

「まったく……奴もそそっかしいな。だが、俺が選ばれたとするなら、シロ勝ちに導いてやるがな」

まさかとは思うが、今のソニア(表)の話が事件なのか、これから学級裁判もとい捜査が行われるようだ。また天悪の突然の思いつきに巻き込まれてるが……言ってる場合じゃなさそうだよな……どうやら今回の学級裁判で参加するメンバーは………



━━━━━━━━━━━━━━━



カキコ版第一回学級裁判参加者

※★が先頭についてるキャラ視点で話が進みます

上原彩也香(表)(ダンベル何キロ持てる?)、ラグナス・ビシャシ(表)(ぷよぷよシリーズ)、おしりたんてい(裏)(おしりたんてい)、サトシ(表)(ポケットモンスターシリーズ)、ブラウン(裏)(おしりたんてい)、善法寺伊作(裏)(忍たま乱太郎)、木之本桜(裏)(カードキャプターさくら)、木之本桜(表)(カードキャプターさくら)、★東方見文録(表)(東方見文録)、ピカチュウ(表)(ポケットモンスターシリーズ)、一期一振(表)(刀剣乱舞)、すず(裏)(おしりたんてい)、マルコ・ポーロ(表)(東方見文録)、猪名寺乱太郎(表)(忍たま乱太郎)、マルコ・ポーロ(裏)(東方見文録)、マスター(裏)(おしりたんてい)



━━━━━━━━━━━━━━━



天悪の思いつきで開催される学級裁判によって、俺もおしおきを回避するために捜査や学級裁判に参加することになった……まったく、面倒なことになったもんだぜ。なんでまた一銭の得にもならなさそうなことやんなきゃいけねぇんだよ……まぁ、マルコ(表)達の命運もかかってるからやるけどな。アナウンスにより天悪から基本的なルールと粗方の事件の概要も教えてもらった後、ソニア(表)の部屋に侵入した犯人を突き止めるべく、ソニア(表)の個室で本人に話を聞きに行くことにした……んだが。一つの大きな異変を見つけることになる。

「はっ?おい………おいおいおいっ!?ソニア(表)、お前の個室のドア………ドアノブがぶっ壊されてんじゃねぇか!??気づいてなかったのかよ!??」

「あら、文録さん(表)?……まぁ!本当です、ものの見事に外れてしまっています!ニンジャがわたくしの部屋に来てくださったことに朝に改めて気づいてフィーバーして個室から出たので、まったく気づきませんでした……!」

なんとソニア(表)の個室のドア……実質ドアノブが外れる形で壊されていて、犯人とされる人物がソニア(表)のドアを壊して侵入してきたのは明白だった。当のソニア(表)は忍者の存在に興奮して、この事に気づいてなかったらしい。

「ソニア(表)、さすがに昨日までは壊れて……なかったんだよな?」

「ええ。ドアも傷一つありませんでしたし、昨日はパーペキな一日を過ごすことができましたわ! ですが……いったい誰がどのようにしてわたくしのドアノブを壊してこられたのでしょうか?」

これはきっと、犯人の仕業なんだろうが……どう見てもこのドアノブ、『折れてる』よな。いったいどんな技術使ったんだ……?



《コトダマ1 ゲット!》

【ソニア(表)の個室のドアノブ】>



「フーム、ドアノブを破壊できる手段となりますと……そこまでの腕力で一気に力を入れるか、工具セット等を使って外していくかのいずれかになりますねぇ……」

「うぉっ!?おしりたんてい(裏)!?いきなり出てくるからビックリしたじゃねぇかよ!!……ていうか、ソニア(表)の個室から出てきたのからして、もしかしてお前も聞き込みしてたのか?」

「フフッ、当然です。先程の天悪さんのアナウンスからするに、私も含めた16名の中にソニアさん(表)の目撃した忍者……今回の犯人がいるのです。それならば犯人も何の動機もなく、ソニアさん(表)の個室内に侵入することは早々ないでしょうから、昨日の内からソニアさん(表)と接触した中でこのように事件が発生するに至ったはずです。なのでソニアさん(表)から昨日は誰と会話していたのか、確認していたのです」

「なるほどなぁ……じゃあ俺もその答えを聞いておくか。ソニア(表)!昨日はどれぐらい人と話したんだよ。部屋に侵入される心当たりがある範囲内でな」

ドアノブについて考えていた時に、同じく学級裁判に参加するおしりたんてい(裏)が現れたが、どうやら探偵としてソニア(表)の周辺を調査して、それを元に犯人の目星をつけるつもりらしい。俺も知っておいて損は無いと確信して、ソニア(表)に昨日誰と話したか聞くことにした。

「そうですね、個室に忍び込まれる心当たりはありませんが……昨日わたくしの個室まで遥々来て下さったり、約束でお招きした方々はいますよ!」

「! そいつらはいったい誰なんだ?教えてくれよ!」

「ええとですね、累計で5人は来て下さりました。時系列で述べますと、まず朝にさくらさん(裏)をお招きして、続いて昼頃にマルコさん(表)が来てくださったり、その少し後にすずさん(裏)も部屋にお招きしていたんです!夕方はラグナスさん(表)と、その日のラグナスさん(表)の近侍の一期さん(表)がわたくしの個室まで来てくださったので、中でお話しました!ぶっちゃけ5人の方全員とはそれぞれ軽く会話を楽しんだ程度ですわ」

うーん……ソニア(表)の話からすると、個室に上げて話した5人全員が学級裁判参加者なんだな……いや、だからこそ5人を参加者にしたんだろうが。にしてもその中にマルコ(表)もいるとなると、場合によってはマルコ(表)が犯人かもしれないのか……その可能性はあんま追いたくねぇが……



《コトダマ2 ゲット!》

【ソニア(表)の証言】>



「にしてもよ、ソニア(表)が犯人の姿見たってんなら、ソニア(表)が覚えられてたら犯人が捜査時点でわかるもんだと思うがな……ソニア(表)、その忍者って誰だったんだよ?あの中だと体格も性別もバラバラだし、すぐわかるもんだろ!」

「ああ……それがですね文録さん(表)。確かにこの目でニンジャを見たはいいのですが……その時は睡眠の最中でしたから、その時すぐに起き上がることもできず、眠気に勝てずまた眠ってしまったので、具体的な姿を思い出せなくてですね……」

「な、なにーっ!?それじゃあ犯人わかんねぇじゃねーか!!だったらさ、犯人はこうしてドア壊してんだし、必ず希望ヶ峰学園(表)の生徒で目撃者はいるはずだよな!!」

「……それがですね、文録さん(表)。どうやら生徒の皆さん全員が、その忍者の方とお会いできた試しがないようですよ」

「なっ!?どういうことだ!?」

俺はソニア(表)が忍者が誰かわからなくとも、犯人がドアを破壊してる以上は普通に廊下を歩いていたはずだとにらんで、目撃者の存在を確かめたが……おしりたんてい(裏)にその考えを打ち砕かれる。というのも……

「私も希望ヶ峰学園(表)の生徒の皆さんから聞き込みをしてみたのですが……ソニアさん(表)の他にその忍者の方を見た人もおらず、ソニアさん(表)の個室のドアノブも、昨晩の0時に見回りをしていた東条さん(表)の話から、その時も原型を留めていたようでしてね。 ソニアさん(表)のその当時の状況も考えると、犯人が個室に侵入してきたのは、0時以降の深夜だったのではないでしょうか」

「深夜か………そりゃあ他の生徒もみんな寝てるから、目撃もなにもないわな………ってことは…………」

「そう、他の皆さんにもアリバイを確認できない状況下にあるんです。 今回の学級裁判、大変苦難することになりますよ」

目撃者の存在すら稀少になるだろう深夜帯での犯行……つまり、アリバイ集めがほぼ意味をなさなくなるかもしれないってことだよな……だが、それでも犯人を当てられないとおしおきが待ってる。 上等だ……こうなりゃ足掻くだけ足掻くしかねぇよなぁ……!



《コトダマ3 ゲット!》

【深夜に忍び込んだ忍者】>



その後、俺はおしりたんてい(裏)やソニア(表)と別れて希望ヶ峰学園(表)内を回っていたが……人に証言を貰うのも厳しそうだし、どうすっか。なんて思っていると、一人の人物がこっちに駆け寄ってくる。マルコ(裏)だ。

「おーい!ブンロク(表)ー!大変だよ、重要な証拠を見つけたかもしれない!」

「あ?どうしたんだよ、重要な証拠って……犯人の足取りがわかったのか!?」

「購買部の方に来て!ヒフミ(表)もいるから!!」

マルコ(裏)に連れられて来た購買部は、また濃い部屋になっていたが……その中には確かに山田(表)もいて、購買部の中のゴミ箱を見つめていた。

「マルコ(裏)に連れられて来たけどよー、ゴミ箱がどうしたんだ?何の変哲もなさそうだけど」

「それがですね、東方見文録殿(表)……僕も同級生の苗木誠殿(表)には負けるとはいえ、モノモノマシーン目当てでこの場にしばしば足を踏み入れていたのでわかったことなのですが……このゴミ箱の位置が、大きく移動しているのです」

「移動だって?」

「うん、どうやら前面に押し出されたみたいに移動してるみたいなんだ……昨日まではそうじゃなかったみたいだよ」

「この様子だと、何者かがゴミ箱の後ろで息を潜めていたかのようですなぁ……もしかして何者かがここで一晩過ごしていたりして」

「いやー、そんな悪趣味なことあるか?」

これが重要な証拠になるかどうかはわかんねぇが……覚えておこうか。些細な証拠も覚えておくことに越したことはねぇし。



《コトダマ4 ゲット!》

【購買部のゴミ箱】>



マルコ(裏)や山田(表)とも別れて、次は誰に聞き込みするか?いやそれともどこか調査しとくか?と悩んでいると、同じく悩んでるらしいさくら(裏)を見つけた。そういやさくら(裏)も昨日ソニア(表)と個室ん中で話した一人だったな。……ダメ元でアリバイ聞いてみるか?

「おーいさくら(裏)。ちょっといいか?」

「ん?なに、文録さん(表)?」

「あのよー、ソニア(表)から聞いたけどよ、お前も昨日、ソニア(表)に個室へ招かれたんだろ?……その時にソニア(表)から金目のもの盗もうとか、そういうこと企んでなかったか?」

「えっ………そんなこと考えるわけないよ!お金とか、キラキラしたものにはあまり興味ないし、ソニアさん(表)にも失礼だし………!」

「じゃあさ、お前の潔白を証明するためにも、何か夜中のアリバイなかったのかよ?」

「そりゃあ……昨日の夜は知世ちゃん(裏)のおうちで、知世ちゃん(裏)や苺鈴ちゃん(裏)たちとお泊まりパーティーしてたから、ソニアさん(表)のお部屋には行けないよ」

「なるほどなー……大勢の仲間といたなら、抜け出すにも難しいか」

「だから、わたしは忍者さんじゃないし、犯人さんでもないよ!」

どうやら俺の聞き方からムキになってるらしいさくら(裏)を「わかった、わかったよ!」と宥めつつ、今の話もメモしたのだった……



《コトダマ5 ゲット!》

【さくら(裏)の証言】>



「んじゃあこの場に特に証拠もなさそうだし、俺はこれで」

「待って!せっかくわたしのこと疑ったんだし、文録さん(表)のアリバイも聞かせてよ!そうしないと納得いかない!」

「えー!?俺も言うのかよ!?まぁいいけど……」

俺は退散しようとするも、すぐにさくら(裏)にアリバイを言ってもらうために呼び止められた。だが、ここで言った方が後で庇ってもらえることもあるだろうし、正直に言うか。

「俺も昨日の夕方から、マルコ(表)や曙(裏)、初春(裏)と冒険しててな。今日の朝の学級裁判のことで冒険は中止になったけどよー、少なくとも今朝まで希望ヶ峰学園(表)に来れるような状況じゃなかったぜ?」

「そっか……文録さん(表)もともだちといっしょだったんだね」

まさかこの冒険がアリバイになるとは思わなかったけど……全くないより少しはあった方が助かる……よな?



《コトダマ6 ゲット!》

【文録(表)のアリバイ】>



「むむっ!?東方見さん(表)!何をなさっているのですか!いたいけな女子中学生を相手にして……まさか木之本くん(裏)と不純異性交遊をなさるおつもりじゃないでしょうね!?」

「いやいやちげーよ!!んなわけねぇだろ!?これも学級裁判の一環だよ!!」

「わたしたちはただ、アリバイを言い合ってただけだよ」

その現場に、めんどくせぇ奴……石丸(表)がやって来た。俺はそんな気は更々ねぇんだがな……どうしたもんか、石丸(表)にも一応話聞くか?

「なぁ石丸(表)、お前は昨日の夜中にソニア(表)の個室に忍者が入ってきた件について何か知ってることあるか?」

「いえ!僕は早寝早起きを心がけていますから、ソニア先輩(表)の個室に無断侵入をした者に対して悲しい思いでいっぱいではありますが……全く存じません!!」

ビシッ!なんて音が聞こえるくらいこっちに敬礼を始めた石丸(表)。これは期待できそうにねぇな……

「石丸さん(表)は風紀委員だから、決まり事は守るもんね……」

「あぁ!だが、夜中のことはわからなくとも、早朝のことはわかるぞ!僕は朝6時には起きて、立ち入り禁止区域以外の見回りを行っているのだが、その時ソニア先輩(表)の個室のドアが破壊されているのを見たのだ……!! なんという事だ!!校則にも"鍵の掛かっているドアを壊してはいけない"とあるのに!!僕は悲しいぞぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

「だぁぁっ!!もう、うるさいうるさい!!こっちがその犯人当ててやるから、一旦泣きやめ!!」

だが、石丸(表)は朝6時から起きて見回りを始めていて、その時にはもうソニア(表)の個室のドアは壊れていたといって泣き出したが……俺はすかさずある事に気づいた。

「おい、その時誰も見つけられなかったのか?人っ子一人も……」

「うおぉ………僕はしっかり見回りをし続けていましたが……他の生徒や来客はいませんでした…… 東方見さん(表)!木之本くん(裏)!!どうか僕の分まで犯人を見つけ出してください!!ソニア先輩(表)の無念を晴らすためにもお願いします!!」

「いや、ソニアさん(表)はむしろ喜んでましたよ…?」

しっかり証言してくれながらも熱く俺達に語りかけてくる石丸(表)から少し距離を取りつつ、俺は別の場所へと向かうことにした……



《コトダマ7 ゲット!》

【石丸(表)の証言】>



うーん……やっぱまだ証拠は少ない方だよな……もうちょっと情報がいるんだが、肝心の証拠はそう簡単に転がっては……と、真下に境界の環という天悪サイドで別世界を行き来できる便利アイテムを見つけた。だけど……境界の環の真上にいるのに、穴に落ちない?……マルコ(表)や曙(裏)と初春(裏)とで冒険していた土地から希望ヶ峰学園(表)のある世界にまで来たのは、どういう訳か天悪によって直々に転移させられてここに連れられたからだが……これが原因だからか?だとしてもなんで……

「お答えしましょう!それはですね!」

「うぉぉっ!??な、なんだお前」

「私はつくってん、アクアクさん!学級裁判のマスコット兼裁判長なのだ!」

考え事をしてる最中に………シロクロのウサギのぬいぐるみが………どうやら天悪が自身の能力でぬいぐるみから話しかけてきてるらしい。痛いと思わねぇのかコイツ……実際言われるだろうに……

「そんなことより、なんで今は境界の環が使えないのかご説明しましょう。
実はこの頃、境界の環を犯罪に手を染めた上での逃亡や亡命に利用する輩も増えてきてましてね……この世界の創造主といえる私も危機感を覚えてたのですよ」

「へー、お前そういうことに頭悩ませられるんだな」

「余計なこと言わなくていいんだよ(マジギレ) それでですね、犯罪行為の防止の為にも、SNSにも書いてたんだけどね?つい最近から『AM3:00〜AM8:00まで使用不可』にさせて頂いたんです…… だからそろそろ8時過ぎて別世界に行けるようになるはずだよ?」

「へ」

どうやら犯罪の防止の為に、新たに境界の環にルールが課せられたようだが……このタイミングで境界の環が使えるようになったーーー!??俺はなすすべも無くそのまま落ちていった……!どこ行くんだよこれ!?



《コトダマ8 ゲット!》

【新しい境界の環のルール】>



「うわああああああああああ………!??」

ドサッ!と境界の環から地上へ飛ばされた俺が見回した世界は、ごく普通の街並みの一つ……ではあるが、傍にはポップンワールド(表)の住民である茜(表)が。となるとここは……柊町(表)か?

「おや、文録(表)かの?こんな所に来てどうしたんじゃ。ここではソニアちゃん(表)の事件に関する手がかりは早々見つからんと思うが……」

「いやー、その。ここに来たのは事故みたいなもんでよ……… あ、そうだ!今ここまで証拠集めててよ!ちょっと話聞いてくれよ!てかヒントくれぇ!」

「と言われてものぉ……さすがにズルはいけないよ?」

俺は経験豊富な茜(表)に教えを乞うてみるが……上手くいかなかったようだ。だが…ぐぐぐ、と俺が言葉を詰まらせると、茜(表)は少し話をし始めた。

「学級裁判となると、参加者は"失言"をしないよう、発言には気をつけることじゃろう」

「え?まぁ、そりゃあ失言したら犯人扱いされることもあるけど……」

「それは事件の犯人も人一倍心得ておるはずじゃ。じゃからこそ、余程口の上手いとは言えない者は、気をつけるほど情報が薄くなる。どこか言及すらしないところもあるはずじゃ。だから、学級裁判の時は相手の発言をよく聞くといいぞ」

どうやら茜(表)は、俺に学級裁判の心得を教えてくれているらしい。学級裁判とかよくわかってない俺にはありがたいが、茜(表)もこういう経験ないはずじゃ…… だが、正しいことには変わりないから、「わかった、サンキューな」とお礼を言ってメモることにした。



《コトダマ9 ゲット!》

【茜(表)のアドバイス】>



「…………やべぇ、迷ったかもしれない」

それからまた元の境界の環をくぐった……つもりだったが、辿り着いたのはまた別世界。そういや天悪も『境界の環をくぐって迷子になるケースがあるから気をつけるように』っつってたな……くっそー!こんなところでこうなるかよ!

「あれ?文録(表)だ!捜査中だろうに、何してるの?」

そんな俺の顔を覗いてきたのはアルル(表)。アルル(表)もラグナス(表)の知り合いだが、やっぱ参加者じゃないからかのんびり過ごしてたようだ。

「いや、その………捜査で証拠集めてるところ。お前もラグナス(表)の友人だろ?なんかラグナス(表)について気になることとかあるか?」

「えー?ラグナス(表)は普段通りだったし、ソニア(表)の部屋に勝手に入るとか特にしないと思うよ?」

「いやー、万が一ってのもあるかもしれないぜ?一応何か気がかりなこととか教えてくれよ!」

「そうはいっても……ラグナス(表)は自分の本丸にいたし、ボクに細かいことはわからないなー。本人は夜中から雨が降ってたって言ってたけど」

ちぇー……アルル(表)は昨日、ラグナス(表)とは一緒の空間にいなかったようだ。だからこそラグナス(表)のことを知るには刀剣男士に聞くしかないと……間に合うのか?



《コトダマ10 ゲット!》

【ラグナス(表)本丸】>




ぴーーーんぽーーーんぱーーーんぽーーーん


『えー、そろそろ時間になりましたので!捜査時間を終わりますので、改めて呼ばれた16人は希望ヶ峰学園(表)に集まって、学級裁判場へ向かいましょー! あっ!迷子になってる人はこっちが迎えに行くから!』

あーくそ!ここで時間切れか……情報不足感が半端ないが……この情報でやるしかなさそうだ。俺は希望ヶ峰学園(表)へ向かおうにも……今は迷子だな。待つしかないか……

「あのー、呼ばれたのに座ったまま……ってことは、もしかして……」

「あっ!バーロー!わざわざ言おうとしてんじゃねーよ!自分が一番恥ずかしいんだよ!」

という一悶着がありながらも、天悪の迎えによって、俺も学級裁判場へと向かうことになった……







捜査時間や学級裁判にて、荒削りしてるところや拙いところがありますが、ご容赦くださいませm(_ _)m
感想OK!考察も可

Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん ( No.103 )
日時: 2021/07/29 23:17
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

※学級裁判編ではss形式となりますので注意!

※え?ポケモンであるピカチュウ(表)たちの言語はどうなるのか? 逃走中4でも説明する予定ですが、「言語は通じないけど、天悪がポケモンの言葉の理解に苦戦しながらも感情程度を伝えることで、ギリギリ言ってる内容を理解できる」という設定となっております。ご了承下さいませ!

※『』が大方論破ウィークポイント、【】が同意ウィークポイントです



学級裁判
開  廷  !  !





サトシ(表)「まさかカキコの方でも学級裁判やることになるなんてな〜……」

ピカチュウ(表)「ピーカ……」(;-ω-)

彩也香(表)「ちょっと実感湧かねーよな。私らは普段、こういうことはしねーし……」

アクアクさん「まぁまぁ学級裁判経験者なんてそうそういないんですから!細かいこと気にせずに議論すればいいんですよ。自分の思い思いの推理を、相手の推理も聞きつつ主張して犯人を見つけちゃってくださーい!」

乱太郎(表)「あの……本当にこの中に犯人……ソニアさん(表)の個室の中に忍び込んだ人がいるんですか?私にはとてもそうは思えないです……」

アクアクさん「いーるーんーだーよーーー!!いなかったらこのメンバーで呼ばないよ、必ずこの中の1人が今回ソニアさん(表)の個室に侵入してきたクロなの!もし見つけられなかったらシロ全員がおしおき、見つけられたらクロだけがおしおきってルールだからね!」

マスター(裏)「ったくよぉ……この浮かれ具合とテンションが腹立つぜ……なんで事件起きてんのに浮かれてんだよ……」

ラグナス(表)「天悪は放っといて……今回の事件では何としてでも犯人を見つけないといけないな………」

おしりたんてい(裏)「おや、(子どもの姿の)ラグナスさん(表)は人一倍この事件に関して熱心になっているようですが……?」

ラグナス(表)「当たり前だろ!ソニア(表)は犯人の事を忍者だと思っているとはいえ、ソニア(表)の個室に無断で入ってきた奴がいるんだぞ!彼氏として黙っているわけにはいかないだろ!!」

一期(表)「ははは、主はソニア殿(表)と真剣にお付き合いをしていますからな……」

文録(表)「犯人を問い詰めたくて当然、ってとこだな……おしおきされるのも嫌だし、早く犯人を見つけて帰るとするか」

すず(裏)「そうですね!このままソニアさん(表)が勘違いし続けたままもなんですし……いったい誰がソニアさん(表)の個室に忍び込んだのか話し合いましょう!」

文録(表)(いよいよ始まったな、学級裁判……肝心のラグナス(表)はまた冷静さ欠いてるし、頼りになる奴はそんなにいないし……俺がやるしかねぇようだな)

文録(表)(何よりマルコ達までおしおきされるなんざあってたまるか!それだけは絶対に回避してやるからな!!)

さくら(裏)「それで、まず何から話そうか?事件の概要を話した方がいいよね?」

ブラウン(裏)「といっても一言ですむんですけどね。ソニアさん(表)が昨晩自分の部屋の中で、寝ている時に忍者を見たって事件ですね……まぁ、忍者はもうここにいるんだけど」チラッ

乱太郎(表)「えっ!?私は違うよ!?ソニアさん(表)の部屋に忍び込んだりしないって!!」

伊作(裏)「僕も!そんなことしないよ!?ソニアさん(表)関連の任務があったわけでもないし!!」

マルコ(表)「犯人が本物のニンジャだとは限らないと思うよ💦 犯人がソニア(表)の個室に侵入したならさ、『どうやって犯人が個室の中に入れたか』を話してみない?その方法から犯人がすぐにわかるかも!」

マスター(裏)「まぁな。犯人の犯行の手口を知るにはまずそこからだしな……うし!マルコ(表)の言う通り、ソニア(表)の個室への侵入手段を議題にするぞ!」

ピカチュウ(表)「ピッピカチュウ!」

文録(表)(ソニア(表)の個室へ侵入するために犯人が取った手段か……これまで集めた証拠から、すぐにわかるもんだよな……)




【ノンストップ議論開始!】


【ソニア(表)の個室のドアノブ】>
【ソニア(表)の証言】>
【深夜に忍び込んだ忍者】>



さくら(表)「忍者さん……じゃなくて犯人さんは、どうやってソニアさん(表)のお部屋の中に入れたんだろう?」

彩也香(表)「ソニアさん(表)の個室だって鍵掛けてるだろうからなぁ、『入るのはそんな簡単なことじゃねぇ』ぞー」

伊作(裏)「『扉以外に入れる道具もありません』からね……扉をどう突破したのかが問題なんですけど……」

マルコ(裏)「うーん、相手はソニア(表)曰く『ニンジャなんだ』よね?だとしたら侵入する方法はニンジャらしいはず……」

マルコ(裏)「ブンロク(裏)やヒフミ(表)も前に言ってたみたいに……『ニンポウで一瞬で出現』!なんてことあったんじゃないかなー?」

乱太郎(表)「いや、そんなこと私達忍たまもしませんよ💦」



文録(表)(あの証拠が存在する以上、アイツの意見は違うってわかるよな!)






文録(表)「それは違うぜ!」論破!



『ニンポウで一瞬で出現』←<【ソニア(表)の個室のドアノブ】≡

Break!








文録(表)「いや、犯人は忍者らしい手段は一つも取ってねぇ!単純にソニア(表)の個室のドアをぶっ壊して入ってきたんだ!!」

マルコ(裏)「え!?えええええ!??じゃあ、犯人はニンジャじゃないの!??」

おしりたんてい(裏)「忍者でないかどうかはまだ定かではありませんが……私もソニアさん(表)の個室のドアを見ていましたが、ドアノブが折れたかの如く破壊されていましてね……あの状態であれば、ドアから個室の中に入るのは容易いことです」

文録(表)「犯人の目的はまだわからねぇけど……個室のドアノブを破壊したことで、犯人がソニア(表)の個室ん中に来れたのは明白だ。つまり!犯人にはドアノブを破壊できたり、その手段を思いつく特徴があるってことだ!」

マルコ(表)「なるほど…!だけど、ボクとマルコにそんなことできるわけじゃなさそうだけど、今回はそんなことできる人がたくさんいるから、ちょっと苦戦するかな……?」

すず(裏)「自分で言うのもなんですけど、私もその気になれば、ドアノブを壊せそうですからね💦」

彩也香(表)「私だったらドアそのものをぶっ壊すだろうけど……何とも言えねぇのがな……」

さくら(表)「うーん、じゃあ犯人さんがどうやってドアノブを壊せたのかを話し合えばいいのかなぁ……?」

伊作(裏)「いや、それも大切だけど、『犯人がドアノブを壊して個室の中に侵入した時間帯』についても話し合うべきだと思うよ」

サトシ(表)「えっ?それって今話し合わなくてもいいんじゃないか?ドアノブをどう壊したのか十分に話し合った後でもいいと思うけど……」

ピカチュウ(表)「ピーカ?」

伊作(裏)「犯人がドアノブの破壊を試みたってことは、破壊する時に音が出てもおかしくない。そうするとその音を聞いた人がいてもおかしくないはずなんだ。その時の証言があれば、その時間のみんなのアリバイを聞いていくことで犯人が浮かび上がるかもしれないよ」

一期(表)「ふむ、不可思議な音についての証言があるならば、即ち犯人が犯行を行っていた証になり得るという事。その時間帯のありばいの証明によって、犯人を導き出す事が可能なのですね」

ラグナス(表)「ドアノブの破壊方法について話し合うよりも犯人が早くわかりそうだな……よし!なら伊作(裏)の言う通り、次は犯人が正にソニア(表)の個室へ入ろうとした時間帯がいつなのか話し合うぞ!」

ブラウン(裏)「よし!ぼくも一生懸命考えてみます!」

文録(表)(犯人がソニア(表)の個室へ侵入できた時間帯……即ち犯行時刻だな。それって、今までの証拠から鑑みると……)




【ノンストップ議論開始!】


【ソニア(表)の証言】>
【深夜に忍び込んだ忍者】>
【購買部のゴミ箱】>



マスター(裏)「犯行時刻となる時間帯はいつだったか、全員で話し合うぞ!」

一期(表)「ソニア殿(表)は夜中に忍者を見た、と仰られていたので夜であるのは確かですな」

ブラウン(裏)「ソニアさん(表)やみんなも寝る時間……【23時頃】かな?その前に忍び込んだとは思えませんし」

マルコ(表)「誰にも見つからないようにするなら、もうちょっと後かもしれないね。【0時ほど】……になるかな?」

ラグナス(表)「あるいはもっと遅く……【深夜1時以降】とか……は厳しいか?」

ピカチュウ(表)「ピーカ、ピカピカー……」



文録(表)(あの証拠から考えると、アイツの意見が正しいんだよな〜……!)






文録(表)「それに賛成だ!」同意!



【深夜1時以降】←<【深夜に忍び込んだ忍者】≡

同  意








文録(表)「ラグナス(表)の言う通り、深夜1時以降の真夜中の可能性が高いだろうな。東条(表)が0時に学園や寄宿舎の見回りしてたけどよ、その時はソニア(表)の個室のドアノブも原型留めてたし、生徒全員寝静まった頃に犯人は来たんだろうな」

文録(表)「ソニア(表)も忍者を見た時、眠気に負けたっつってたんだよ。普段なら興奮が勝りそうなものなのにそうもいかなかったってことは、そこまで夜更けに来た証だな」

ブラウン(裏)「えぇ………あの好奇心旺盛なソニアさん(表)が、興味あるものに対しても眠ってしまうなんて、いったい犯人はどこまで遅くに来たんですか……」

すず(裏)「ブラウン(裏)もぐっすり寝る時間だろうから……なかなか想像つかないだろうね💦」

ラグナス(表)「いや、待て。自分で言ってみてなんだが、深夜1時以降なら生徒もみんな寝ているよな?そうでなくても外を出歩く者はいないはずだ。これじゃあ目撃者もいないだろうし、有力な証言はないんじゃないか?」

サトシ(表)「えっ!?証言がないって………となると、アリバイが特定できなくなるんじゃないか!? 文録さん(表)!本当に希望ヶ峰学園(表)のみんなは全員寝てたんですか!?」

文録(表)「…………残念だが、その通りだ。ソニア(表)の他に忍者を見た奴はいなかったし、犯人に関する証言は全く見つからねぇ。おしりたんてい(裏)でも証拠を握れなかったほどにな………」

ブラウン(裏)「そんな、おしりたんていさん(裏)でも犯人のしっぽを掴めなかったんですか……!!」

伊作(裏)「となると、アリバイから犯人を見つけ出すのは不可能みたいだね……!! 仕方ないか、ここは最初の通り、犯人がドアノブを壊した手口から議論するしかないね……」

さくら(裏)「そうですね、議論の時間はたくさんあるんですし!」

文録(表)(議題が犯人の犯行の手段に戻るのか……けどよー、俺としては伊作(裏)の提案した議論も捨て難いんだよなー!犯人の犯行の全容からして残してる証拠は少ないはずだ。だったら犯行時刻といったアリバイに目をつける方がいい)

文録(表)(だからアリバイから犯人を探し出していきたい!けど、肝心の犯行時刻でアリバイ証明はほぼ不可能だし……別の時間でアリバイを確定するしかねぇ!考えろ……深夜である犯行時刻以外で犯人に辿り着くに値する時間を………)




【閃きアナグラム開始!】


う ょ う ち そ






みんなも考えてみよう!←
感想まだ

Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん ( No.104 )
日時: 2021/07/29 23:22
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

う ょ う ち そ

    ↓

そ う ち ょ う

→【早朝】


文録(表)「そうか、わかったぜ!」解!








文録(表)「いや!アリバイ証明を諦めるにはまだ早いぜ!他にも検証できる時間帯があるんだからよ!」

一期(表)「はぁ…ですが文録殿(表)、深夜帯である犯行時刻以外で犯人を特定するに値する時間を見つけ出すことは、難解に思われますが……」

文録(表)「普通はそうだけどよ、今回ばかりは問題ないぜ!事件は実質犯人の犯行から数時間後である朝7時頃に発覚してるんだ。なら、7時より少し前の早朝のアリバイを確認すれば、犯人が必ずわかるぜ!」

乱太郎(表)「えっ!朝ですか!? ……となると、朝5時から7時までのアリバイを証明すればいい、ってことになるんですかね?」

文録(表)「おう!それなら何も手がかりのない深夜よりは問題ねぇ────」




さくら(表)「ごめんね!どうか考え直して!」反論!




さくら(表)「待って!文録さん(表)!さすがにそれは無茶ですよ!朝のアリバイを証明してだなんて……!」

文録(表)「ああ?なんだよ、問題があるってのか?」

さくら(表)「だって、犯人さんもソニアさん(表)のお部屋には、そんなに長くいたわけじゃないですよね?その証拠に今日の朝にソニアさん(表)は犯人さんを見ていないんだし……」

さくら(表)「朝だったら、さすがに犯人さんもお家に帰ってるはずなんですよ!」




【反論ショーダウン開始!】


+【購買部のゴミ箱】>
+【新しい境界の環のルール】>
+【ラグナス(表)本丸】>



さくら(表)「朝のアリバイを証明してって言われても……わたしはそれで犯人さんを見つけられるとは思えないんです」

さくら(表)「だってその時にはもう犯人さんもソニアさん(表)のお部屋から出ていってるんですから!」


ーー発展!ーー


文録(表)「それは俺もわかってる。だが、深夜の犯行時刻で割り出せない以上、早朝の時間で確かめるしかねぇんだ!」

さくら(表)「犯人さんのやりたかったことはわからないけれど、『犯行時刻より時間はだいぶ過ぎてる』だろうし……」

さくら(表)「『希望ヶ峰学園(表)からも出ていってる』はずだから、朝の時間で犯人さんがわかるとは思えないですよ!」



文録(表)(まぁ数時間後とはいえ、言い分はわからないこともねぇが……絶対早朝の時間でアリバイを確かめられるはずだ! ………ん?待てよ!?もしかしてあの証拠って………!)






文録(表)「その言葉、ぶった斬ってやるぜ!」論破!



『希望ヶ峰学園(表)からも出ていってる』←<【購買部のゴミ箱】+≡

Break!








文録(表)「いや待て。もしかしたら犯人は、希望ヶ峰学園(表)からは出ていってねぇんじゃねぇか?」

さくら(表)「ほえ?………えっ!?犯人さんはお家に帰ってないんですか!?じゃあどこで寝てたの!??」

さくら(裏)「さくらちゃん、そこじゃないと思うよ(;-ω-) 文録さん(表)、さっき"ソニアさん(表)の他に忍者さんを見た人はいなかった"って言ってましたよね?もし犯人さんが学園から出ていかなかったら、誰かが犯人さんを見つけられると思うんですけど……」

文録(表)「まぁ普通に出歩いてたらそうなるけどよー、マルコ(裏)に見せてもらった購買部のゴミ箱の位置が、大きく移動してたんだよな」

マルコ(裏)「うん!ヒフミ(表)が気づいてくれたことだね。あの証拠の謎がここで判明するの!?」

文録(表)「あぁ。俺の推理からすると……犯人はソニア(表)の個室に忍び込んで、ずらかった後に購買部のゴミ箱の後ろに隠れて、そこで息を潜めながら朝を迎えたんだと思われる」

ブラウン(裏)「えっ!?犯人はゴミ箱の後ろで朝になるまで隠れてたんですか!?」

マルコ(表)「そんな、それだと不審者になるじゃないか!!」

さくら(表)「犯人さん、そんなところで寝てて、寒くなかったのかな……おふとんで寝れてはなかったはずだから、心配だよ……」

おしりたんてい(裏)「さくらさん(表)、犯人を心配する心がけは素晴らしいのですが、心配するにもまずは犯人を見つけださなければなりませんよ」

文録(表)「こうしたことで朝も希望ヶ峰学園(表)にいた以上、朝のアリバイを聞いても犯人を突き止められると思うが……どうだ、受け入れてくれるか?」

さくら(表)「うん……犯人さんが朝まで隠れて寝てたなら、犯人さんのためにも、みんなの朝のアリバイを確認してみることにするよ!」

マスター(裏)「なら文録(表)の言う通り全体の早朝のアリバイを確認する方針に入るとして……その朝の時間帯も確定しとかねぇといけねぇな。まさか数時間分のアリバイを言う訳にもいかねぇし」

おしりたんてい(裏)「そうですねぇ。ここでも犯人がどこまで希望ヶ峰学園(表)に滞在していたか、そもそも学園から出たのか確定させなければなりません。どなたかその件についての証拠をお持ちの方はいらっしゃりますか?」

文録(表)(犯人がどこまで希望ヶ峰学園(表)にいたとわかるのか……あいつの証言からわかるかもしれねぇな………)




【石丸(表)の証言】> ←

文録(表)「これだ!」解!






文録(表)「朝の6時に石丸(表)が学園の見回りしてたんだけどよー、その時にはもうソニア(表)の個室のドアは壊されてたのと、誰も人は見当たらなかったって言ってたぜ」

文録(表)「あの規則に厳しい石丸(表)がしっかり見回しても見つからなかったっていうなら、犯人はもうその時には学園にもずらかってるはずだよな」

彩也香(表)「石丸(表)でも見つけられなかったのか……まぁあいつも生真面目だからな。人の気配には敏感な方だろうし、石丸(表)がいないって言うなら本当にいないだろうな……」

ピカチュウ(表)「ピーピカ、ピカピ?」

さくら(裏)「そうだね、そうなると犯人さんが誰か確かめるには、朝の5時がちょうど良くなると思う。ゴミ箱の後ろで寝てたことも考えると、この時間がちょうどいいかな」

乱太郎(表)「よし!なら、みなさんで朝5時のアリバイを言えばいいんですね!……とはいっても恐らくみなさん寝てる時間帯とも言えるので、朝に何したかも一応少しでも言いませんか?💦」

文録(表)「まぁ中には子どももいんだし、その方が犯人もボロを出しやすいだろうからな。構わねぇぞ!」

ラグナス(表)「………その前にだな。また一つ疑問があるんだが……」

文録(表)「え!?せっかくこれから朝のアリバイを確かめようと思ってるのにか!?」

伊作(裏)「ですが、ささいな疑問でも解決するのだって議論では大切なことです!いったいどうしたんですかラグナスさん(表)?」

ラグナス(表)「文録(表)の言っていた推理だと、犯人はソニア(表)の個室に侵入した後に、希望ヶ峰学園(表)の購買部で一夜を過ごしたんだろう?」

ラグナス(表)「だが、犯人にわざわざ学園で過ごす理由があるものなのか?って思ってさ」

マルコ(表)「………そうだね。ラグナス(表)の言うことも一理あるよ。ここにいる人達はみんな、希望ヶ峰学園(表)の関係者じゃないからさ……」

ブラウン(裏)「誰かに朝に見つかっちゃうことも有り得るのに、学園で隠れておく必要があるのかなって思っちゃいますよね……」

文録(表)(………ラグナス(表)の言い分もわかるな。俺ら全員、ちゃんと帰る世界がある。だからこそ学園に居続けるよりは元の世界に戻った方が遥かにリスクは低い)

文録(表)(だが犯人はそうはいかなかった……それには何か理由があるはずだよな……)




【ノンストップ議論開始!】


【さくら(裏)の証言】>
【文録(表)のアリバイ】>
【新しい境界の環のルール】>



マルコ(裏)「ラグナス(表)の言う通り、犯人にとって学園に居続ける理由は見当たらないよね……」

すず(裏)「むしろ『学園にいる方が危ない』んですからね…それこそ石丸くん(表)に見つかってしまいます」

ラグナス(表)「私もここにいるみんなも、希望ヶ峰学園(表)とは別世界出身だ。だからこそ隠れていても『見つかればすぐに怪しまれる』……」

ラグナス(表)「犯人が自ら窮地に陥るとは到底思えない。『帰れるのなら家に帰る』方が安全なのだからな」

ラグナス(表)「だからこそ、文録(表)の推理での犯人の行動には違和感があるんだよ」

乱太郎(表)「確かに、犯人も大変な思いをしに行くことはないですからね……」



文録(表)(このままだと、犯人がわざわざ学園で隠れる手段を選んだことに違和感が起こることになるんだが………ん?もしかしてこれが関係してこねぇか?)






文録(表)「それは違うぜ!」論破!



『帰れるのなら家に帰る』←【新しい境界の環のルール】≡

Break!








文録(表)「いや……犯人は自分の世界に帰る手段の方を失っていたのかもしんねぇぞ」

ラグナス(表)「え……どういうことだ!?世界の行き来は境界の環で自由にできるはずだ!」

文録(表)「それだよ。天悪が言ってたんだけどよー、つい最近から犯罪防止のために、朝3時から朝8時まで使用不可になったそうだぜ。そうだよな?天悪」

アクアクさん「私アクアクさんなんだよなぁ( ´•௰•`) だけどその通り!Twitterにも書いたことをもう一度言うけど、最近治安が悪くなってきてるから、つい最近からAM3:00〜AM8:00だと境界の環の機能は失われるようにしたんだ!だからその時間帯は別世界に行けないってわけ!」

一期(表)「ふむ……だからこそ犯人に自らの世界へ戻る事は一時不可能になり、希望ヶ峰学園(表)で一夜過ごすことを選んだ、という訳ですな」

文録(表)「そうだな……大方、犯行後に購買部で仮眠をとって、石丸(表)といった生徒に見つかる前に、5時ぐらいに学園から出て、外で時間を潰してたってとこなんだろうが、犯人にその時間は別世界に行けずにやむを得ず…という考え方なら無理もないと思うが、どうだ?」

ラグナス(表)「ふむ……そんなルールがあるのは初めて知ったが、境界の環での移動が封じられていたなら、学園に留まるのも無理はないよな……」

マルコ(裏)「あっ!待ってよ!そういう事ならさ、犯人は朝3時にソニア(表)の個室に忍び込んだんじゃないかな!?だって、まだ境界の環が使える1時や2時なら元の世界に帰れるからさ!」

サトシ(表)「あっ!本当だ!清多夏(表)の見回りのことも考えると、犯人が希望ヶ峰学園(表)にいたのは朝3時から朝5時……この2時間だぞ!」

おしりたんてい(裏)「つまり、この時間帯及び、それに関する証言で違和感を持つ発言をした方が犯人濃厚となる訳ですね!」

マルコ(表)「うん!いい調子だね!じゃあさ、これからみんなで朝の時間帯のアリバイを言っていこうよ!」

文録(表)(ふぅー……いったいどうなることかと思ったら、犯人の犯行時刻もわかってくるとはな。まぁ、俺の推理のおかげだな!)

文録(表)(しかしよー、全員でアリバイを言っていくにも、まだ犯人を追い詰められそうな証拠が残っていたはずだ。それって確か………)




【ソニア(表)の証言】> ←

文録(表)「これだ!」解!






文録(表)「ちょっと待て!容疑者は5人に絞り込めそうだし、全員がアリバイを言う必要はないぜ!」

マルコ(表)「えっ?どういうことだいブンロク(表)?5人に絞りこめるって……いったいどこでそんなことがわかったんだい?」

文録(表)「ああ、ソニア(表)から話聞いてたんだけどよー、事件が起きる前といえる昨日の間に5人、ソニア(表)の個室ん中で招かれたり入れてもらったりしたんだよ」

文録(表)「まず朝にさくら(裏)が、昼にはマルコ(表)、の少しあとにすず(裏)も。夕方にはラグナス(表)とラグナス(表)の近侍の一期(表)が個室の中で過ごしてたって言ってたぜ!」

ブラウン(裏)「すずさん(裏)たちが、ソニアさん(表)の個室の中に入れてもらってたってことは……ソニアさん(表)の個室の中に忍び込む犯人として特に疑わしく思われるってことですね!?」

文録(表)「そういうことだ!この5人は俺達よりソニア(表)の個室に侵入しようとする要因があるはず………」

ラグナス(表)「そんな!たまたま昨日にソニア(表)の個室を訪れたからといって、犯人扱いされてたまるか!」

彩也香(表)「ラグナス(表)の言う通りだと思うぜ。あまりに根拠が薄すぎるだろ……はしょらずに全員でアリバイを言い合った方がよっぽどいいぜ」

おしりたんてい(裏)「しかし、犯人の詳しい思惑が今も不明な以上、昨日ソニアさん(表)と直接関わってきたラグナスさん(表)達の中に犯人がいると見て間違いないと思われます」

乱太郎(表)「えっ!?ま、待ってください!このままだと、みんなの意見が真っ二つになりませんか!?どうしよう……!!」

アクアクさん「え?なに?意見が真っ二つ? そんな時には!議論スクラムで意見を言い合いましょー!変形裁判場の出番でーす!」

文録(表)(今度は議論スクラムか………上等だ、必ず5人の中に犯人がいる以上、説得してやろうじゃねぇか!)









次は議論スクラム!感想まだ

Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん ( No.105 )
日時: 2021/07/29 23:28
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

【議論スクラム開始!】


議題:犯人候補はさくら(裏)、マルコ(表)、すず(裏)、ラグナス(表)、一期(表)の5人に絞れるか?


【絞れない!】

ラグナス(表)、一期(表)、さくら(裏)、マルコ(表)、すず(裏)、彩也香(表)、さくら(表)、乱太郎(表)


【絞れる!】

文録(表)、おしりたんてい(裏)、マルコ(裏)、マスター(裏)、サトシ(表)、ピカチュウ(表)、伊作(裏)、ブラウン(裏)



一期(表)「私達はソニア殿(表)の個室へお邪魔していただけです。それだけで犯人とされるには決定打に欠けますが」



文録(表)「おしりたんてい(裏)!」



おしりたんてい(裏)「事件の起きる前の時間にソニアさん(表)の個室へ来た情報がある以上、容疑者とされる要因は十分ありますよ?」

すず(裏)「ですがおしりたんていさん(裏)!今回の事件はソニアさん(表)の個室に犯人が侵入したというものです!既にソニアさん(表)の個室に入っていた私達に動機はなくなるはずですよ!」



文録(表)「マスター(裏)!」



マスター(裏)「いや、逆にソニア(表)の個室に来たことで何か用事ができたから今回の事件が起きたとも言えるはずだ。例えばソニア(表)の個室に忘れ物をしたとかな!」

乱太郎(表)「忍び込む理由ができたと言われても、ソニアさん(表)の個室に来ていた5人はわざわざ夜中に侵入とかしないでしょ!」



文録(表)「ブラウン(裏)!」



ブラウン(裏)「かといってぼくたちにもソニアさん(表)の個室に夜中に侵入する理由はないよ!ソニアさん(表)と関われてないぼくたちよりも、5人が事件に関わりあるはずなんだ!」

マルコ(表)「まだボクたち以外のみんなは事件に関係ないって決まったわけじゃないよ!みんなで話し合えば、他にも疑わしい人物が見えてくるはずだよ!」



文録(表)「伊作(裏)!」



伊作(裏)「ソニアさん(表)の個室に真夜中に侵入する以上、犯人の中で並々ならぬ事情があったはずですからね。生半可な動機でこの事件が発生したとは思えません。昨日、ソニアさん(表)と接触したマルコさん(表)達にそのきっかけがあると見られるんですよ!」

ラグナス(表)「犯人の動機についてもまだ議論できてないだろう!?議論をすっ飛ばしてアリバイ証明に入っても犯人がわかるかよ!」



文録(表)「俺が!」



文録(表)「この学級裁判全体が議論である以上、犯人もどこかでボロを出すはずだ。5人のアリバイの中で誰かが嘘をついてたら、そいつが一番怪しいってことになるよな!」






「「「これが俺(私)(ボク)(オレ)(僕)(ぼく)達の答えだ!」」」全論破!








文録(表)「さくら(裏)、マルコ(表)、すず(裏)、ラグナス(表)、一期(表)の中に犯人がいると考えりゃあ、その内の1人にソニア(表)と会った中で今回の事件を起こすに至る原因があり、議論中にボロの一つや二つ、出ることは明白だ。ここはまず5人のアリバイを聞いてみて、そいつから事情を読み取ってみようぜ!」

さくら(表)「ほえぇ、そういうものなのかな……じゃあ、まずさくらちゃんたちのアリバイを優先して聞いていけばいいんだね!」

ピカチュウ(表)「ピーカ、ピカピカッチュウ!」

サトシ(表)「そうだなピカチュウ(表)。5人の中で嘘をついていないとわかったら、改めて他のヤツらのアリバイを聞くのがいい。だからこそ5人の主張をよく聞かないと……だよな!」

伊作(裏)「うん。5人のアリバイの中で疑わしい要素があるかどうか、みんなで判別してみよう! まずはさくらちゃん(裏)の話から聞かせて貰えないかな?」

さくら(裏)「わかった……朝の5時から事件が起きるまでのことを話せばいいんだよね?」

文録(表)(よし、まずさくら(裏)の主張を聞いていくことになるんだが……さくら(裏)のアリバイは真実か虚偽か……判断するには周りの意見も重要だな)




【ノンストップ議論開始!】


【ソニア(表)の証言】>
【さくら(裏)の証言】>
【石丸(表)の証言】>



さくら(裏)「わたしは、昨日の夜から知世ちゃん(裏)や苺鈴ちゃん(裏)たちとお泊まりパーティーしてたから、朝の7時から知世ちゃん(裏)たちといっしょに起きたよ」

さくら(裏)「それからみんなで朝ごはんを作ってたときに……事件のアナウンスで呼ばれて、天悪さんに連れられて来たの」

乱太郎(表)「お泊まりパーティーですか……といっても知世さん(裏)も苺鈴さん(裏)もこの場にいませんし……」

彩也香(表)「誰も証言者がいない場合は【全部嘘】ってのも有り得るよな……」

マルコ(表)「うーん、それは厳しいと思うよ?【トモヨ(裏)がいる以上】は特に……」

サトシ(表)「オレもさくら(裏)の周りのみんなに聞き込めてないから、難しいな〜……!」



文録(表)(俺はさくら(裏)が犯人かどうか、判別できる。だからこそあいつの意見に同意すべきだな!)






文録(表)「それに賛成だ!」同意!



【トモヨ(裏)がいる以上】←<【さくら(裏)の証言】≡

同  意








文録(表)「そうだな、さくら(裏)の言うことは本当と見れるだろう。知世(裏)はさくら(裏)の事を溺愛してるし、知世(裏)にはどんな嘘も見抜かれることもあるだろう」

文録(表)「それに、さくら(裏)から話聞いてたら、知世(裏)ん家でパーティーしてたっつってたからよ。さくら(裏)が知世(裏)の家にずっといたかどうかは知世(裏)の家にいるボディガード達が正式に教えてくれんだろ」

ピカチュウ(表)「ピーカピカチュー!」

マルコ(表)「そうだね。サクラ(裏)が犯人なら、すぐにバレてしまうトモヨ(裏)関連での嘘はつけないはず……うん!サクラ(裏)は犯人から外していいんじゃないかな」

さくら(裏)「よかった……ありがとうみんな。 えっと、次にアリバイを言ってもらうのは、マルコさん(表)かな」

一期(表)「そうですな。時系列から考えると、マルコ殿(表)の意見を優先すべきかと」

マルコ(表)「うん!わかった、ボクもブンロク(表)たちといたから、犯人候補からは外れる……よね?」

文録(表)(………俺個人としては、マルコ(表)を犯人だと思いたくない。だが、もしもの可能性もありうるんだ)

文録(表)(マルコ(表)が嘘をついているかどうかも、公平に見ていかねぇとな………)




【ノンストップ議論開始!】


【文録(表)のアリバイ】>
【茜(表)のアドバイス】>
【ラグナス(表)本丸】>



マルコ(表)「ボクの場合は、ソニア(表)の個室に昼に行ったのは間違いないけれど、その日は夕方からブンロク(表)やアケボノ(裏)、ハツハル(裏)と一緒に冒険に出かけてたんだ」

マルコ(表)「そして冒険は今日の朝……ガッキュウサイバンに呼ばれるまで続いてたから、ボクにも犯行は不可能だよ」

おしりたんてい(裏)「なるほど。冒険に出ていたのなら一見隙はないように見えますが……『冒険していた土地が希望ヶ峰学園(表)のある世界』でしたらどうでしょうか?」

ブラウン(裏)「え?それって、ソニアさん(表)と同じ世界にいたから、『アリバイ作りとして文録さん(表)たちの傍にいれた』ってことですか?」

おしりたんてい(裏)「はい。ゴミ箱の後ろで仮眠を取ったのは間違いないでしょうが……5時から『文録さん(表)たちのいる場所へ戻れば』犯行は境界の環の事を考えなくとも可能です」

マルコ(表)「そ、そんな!?ブンロク(表)たちのことを利用なんてしてませんよ!?」



文録(表)(待て待て!?やっぱマルコ(表)が犯人とは思えねー!あの証拠も物語ってんだし、早く論破してマルコ(表)の無実を示さねーと……!)






文録(表)「それは違うぜ!」論破!



『冒険していた土地が希望ヶ峰学園(表)のある世界』←<【文録(表)のアリバイ】≡

Break!








文録(表)「ちょっと待てよ!マルコ(表)はそんなことできねぇって!」

おしりたんてい(裏)「おや、文録さん(表)はマルコさん(表)の早朝以前の言動について証明できるのですか?いくら共に冒険をしていたとはいえ、厳しいものがありますが……」

文録(表)「アレだろ、冒険した土地の事を言えばいいんだろ?俺らはいわゆる、翔陽(表)達のいる世界……宮城(表)を冒険してたんだぜ。これなら境界の環の存在が必要不可欠になるし、お前の推理も意味を無くすだろ」

おしりたんてい(裏)「フム、その通りですね。マルコさん(表)も文録さん(表)達と行動を共にしていたので、今の議論もあって犯人とは言えないでしょう。マルコさん(表)も犯人からは外れますね」






文録(表)「おいおいおいっ!?お前……俺の意見一つであっさりなくなる推理をするんじゃねぇよ!?マルコ(表)を疑うならもうちょっと推理を練ってだなぁ……!!」

おしりたんてい(裏)「フフフ。ソニアさん(表)の個室にお呼ばれしたり、訪れた方々の中に犯人がいる以上、少しの意見でも話していかないといけませんからね。5人の方のアリバイから疑わしい要素があるかどうか判別していかないと……でしょう?」

文録(表)「くぅぅーーーっ……!!」

マスター(裏)「おいおい落ち着けよ!?おしりたんていさん(裏)も、文録(表)をからかうなって…… これで残る候補はすず(裏)とラグナス(表)、一期(表)か。親としてはすず(裏)がこの事件の犯人じゃねぇ事を祈りたいが……」

すず(裏)「私も潔白を晴らしたいけど、はっきりした自信はないのよね……どうしましょう……」

ラグナス(表)「すず(裏)か一期(表)のどちらかが犯人?………いや、そんなはずはない!だからといって、私も犯人だというわけじゃない!くそ、本当にこの中に犯人がいるのか……!?」

一期(表)「私も、主やすず殿(裏)が犯人とは思えませんな……いや、私も違うのだが」

ブラウン(裏)「………あの、自信が無くなってきたので聞きますけど。本当にこの3人の内一人が犯人なんですか?」

さくら(表)「ラグナスさん(表)はソニアさん(表)の大好きな人だし、違うと思いたいな……」

文録(表)「様子からして疑いにくいところはあるが……三人のアリバイも聞くべきだ。ちゃんと朝のアリバイを話してくれよ!」




【ノンストップ議論開始!】


【深夜に忍び込んだ忍者】>
【茜(表)のアドバイス】>
【ラグナス(表)本丸】>



すず(裏)「えっと、朝5時から事件がわかるまでの出来事を話せばいいんですよね?私は朝6時に起きて、『軽く身支度をしてから』ラッキーキャットの仕事に入りましたよ」

すず(裏)「現に『今朝も父さん(裏)に会いました』から、犯人の特徴からは外れるはずですよ」

ラグナス(表)「私は今朝は、恥ずかしいけど寝覚めが悪かったのもあって5時起きだったかな……あ、『自分の本丸で朝を迎えた』ぞ!」

ラグナス(表)「それからは周りの刀剣男士達と一緒に『事件発覚まで朝食を作ってた』かな。一期(表)もちゃんと本丸にいたよな」

一期(表)「ええ。主の仰られた通り、私も『本丸で主の料理を手伝っておりまして』な。とはいえ些細なことしかできなかったのだが」

一期(表)「できあがった朝食を『乱(表)と鯰尾(表)が食べていたのを見た』のですが、その際に天悪殿にお呼ばれされたので、私自身、朝食は食べられなかったのです」

マルコ(裏)「………話を聞いてみたけど……特に変なところは見当たらないよ?もしかして三人の誰も犯人じゃないのかな……?」



文録(表)(………マルコ(裏)の言う通り、一見誰も矛盾点は述べてないように見える。………だけど。今ならわかる。この中の誰が一番怪しいのか…………)






文録(表)「未来の科学力で思い知らせてやるぜ!」論破!



『本丸で主の料理を手伝っておりまして』←<【茜(表)のアドバイス】≡

Break!








文録(表)「一期(表)、お前もラグナス(表)と一緒にメシ作ってたのか?」

一期(表)「はい。主の腕がいいもので、大した手伝いはできなかったのですが、良いひと時を過ごせました」

文録(表)「へー、じゃあさ。その前に弟達とか、他の刀剣男士を起こしたりもしたのか?」

一期(表)「文録殿(表)も察されてしまうものでしょうか?仰られる通りで、普段より早く起きるものなので、弟達の様子を見に行くのも習慣となっておりますな」

文録(表)「ふーん。なら、お前は?」

一期(表)「………は?」

文録(表)「お前は何時に起きたんだ?」

ラグナス(表)「え?いやいや、まさか文録(表)…一期(表)のこと疑ってるのか?何時に起きたって………今は言ってないだけで普段と同じように早くに………」

一期(表)「……………………………」

ラグナス(表)「い………一期(表)?」

すず(裏)「え?一期さん(表)?どうして顔色を青くしているんですか?ただ何時に起きたのか聞かれただけなのに………」

文録(表)「………茜(表)からちょっと、入れ知恵もらったんだけどよ。学級裁判では、誰しもが失言をしないように、発言には気をつけるもんだっつってたんだよな。それは犯人の場合はより気をつけるもんなんだが……」

文録(表)「犯人の立場だと気をつけすぎて、情報の内容が薄くなったり、どこか言及すらできないところもあるそうだ。その考えを下に今の議論を聞いてみて、一期(表)が時間について全く触れていない事に気づいたんだよ」

彩也香(表)「今回の事件と議論じゃあ、時間帯が大きな鍵を握ってるからな……一期さん(表)がいつ起きたか答えられないってことは、実際は希望ヶ峰学園(表)の購買部で身を潜めて寝てたからと考えられるよな……」

乱太郎(表)「そんな………じゃあ、今回の事件の犯人は、一期さん(表)なんですか!?」

ピカチュウ(表)「ピーカ!?ピカ、ピッピカピ!!」

サトシ(表)「ピカチュウ(表)の言う通りだ!犯人なのかそうじゃないのか、ハッキリ言ってくれ!!」

ラグナス(表)「ま………待ってくれ!!そんなわけない!!一期(表)が犯人なんて、そんなことあるわけないじゃないか……一期(表)がソニア(表)の個室に夜中に忍び込むなんて、するわけないだろ!!」

一期(表)「主……… 申し訳ない。私のありばいが簡潔だったようで……それにより私が疑われているようですな。ならば、昨日の夜を含めて、説明をすれば、無実を証明出来るだろうか」

伊作(裏)「昨日の夜の事も話して、証明ができれば犯人の疑いを晴らすことができます!答えられるなら、答えられる分まで言ってはくれませんか」

文録(表)(一期(表)が改めてアリバイを言うようだが……さっきの顔色からして一期(表)が犯人だということに間違いないだろう)

文録(表)(ならば、次の一期(表)の主張で矛盾を撃ち抜くしかねぇよな………!)




【ノンストップ議論開始!】


【ソニア(表)の個室のドアノブ】>
【購買部のゴミ箱】>
【ラグナス(表)本丸】>



彩也香(表)「一期さん(表)は犯人じゃないんだよな?だったら改めてアリバイを詳しく言ってみてくれよ」

一期(表)「はっ、では昨晩から……私は、こちらでいう夜三時頃から、ふと目を覚まし『本丸の庭へと涼みに来た』のです」

一期(表)「庭から見た夜空は、『煌びやかなものでした』。風も心地よく吹いていたので、再び眠るには時間はそうかかりませんでした」

一期(表)「次に目覚めたのは、『今朝の五時』でした。天気は一変して雨天となっていました。ふと寝覚めの悪い様子の主を見かけたので、心配したのを覚えています」

一期(表)「その次は先程話した通りです。今の主張で私に向けられた疑いが晴れるといいのだが」

さくら(裏)「うん………一期さん(表)の話を聞くと、犯人さんだとは思えないけど……どうかな?」

ラグナス(表)「………………」



文録(表)(………ラグナス(表)も黙り込んだから、矛盾に気がついたみたいだな……俺が、代わりに撃ち抜いてやるか……)






文録(表)「それは違うぜ!」論破!



『煌びやかなものでした』←<【ラグナス(表)本丸】≡

Break!








文録(表)「………一期(表)、お前の発言の矛盾、見つけたぜ。やっぱりお前が犯人…なんだな」

一期(表)「はぁ……?な、何故?私は体験した物事を正直に……」

ラグナス(表)「一期(表)、それ以上の嘘はやめてくれ。キミはさっき、夜に見た空が綺麗なものだったって言ってただろう?私は夜に眠れなかったからわかるんだ………雨はな、夜3時から降ってきたから……一期(表)が夜空を見られるわけないんだよ………」

一期(表)「………!」

マルコ(表)「イチゴさん(表)が途中で矛盾のある発言をしたということは……その時にはもうイチゴさん(表)はホンマルにはいないから……イチゴさん(表)が、本当に………」

さくら(表)「一期さん(表)!どうしてこんなことをしたんですか…? ラグナスさん(表)も悲しんでます、どうか教えてください……!」

文録(表)「さくら(表)も言ってる通りだ……もう観念して何があったのか話してくれよ。お前のことだし、悪意といったものがあるわけじゃ………」

一期(表)「……………私は……… ここで引き下がる訳にはいかん。弟達も、見ているのだから………!」

伊作(裏)「弟達……? 一期さん(表)、まさか抵抗を………」

一期(表)「全員、これまでの議論の内容を思い出して頂きたい。犯人は元の世界に帰れない状況だったために購買部にて潜伏していた。しかし、私は問題なく本丸に帰ることができるのです」

文録(表)「んだとぉ!? あっ!まさか、通行手形で帰れるとか言うつもりかテメー!」

ブラウン(裏)「あっ!そうですよ、一期さん(表)たち刀剣男士や審神者のラグナスさん(表)は、ぼくたちと違って通行手形で本丸とメリーディストピアを行き来することができるんでした!」

彩也香(表)「私らと違って、メリーディストピアの住民として今回の事件での犯人像が当てはまるわけじゃない……だから今回の犯人とは言えねぇってことか!」

一期(表)「私に無事に本丸に帰る手段が残されている以上、私は今回の事件の犯人として疑われる言われはありません。どうかお考え直しを」

文録(表)(くっそ、確かに刀剣男士は時の政府の関係で、別用途でメリーディストピアに来れるんだったよな……このままだと議論の結論がひっくり返るぞ……!冗談じゃねぇ、あともう少しだろうに……!)

文録(表)(いや、待てよ?一期(表)達の通行手形だって、何か制約があったはずだよな……!?それって………)




【理論武装開始!】


一期(表)「私も刀剣男士であるからには、ソニア殿(表)の個室のどあのぶを壊すのも容易いものでしょう」

一期(表)「かといって私はソニア殿(表)の個室内に忍び込んだ訳ではない」

一期(表)「犯人の手がかりとなる購買部での仮眠を、私は取る必要がないからです」

一期(表)「私も通行手形により、時に関係なく本丸へ戻ることができる」

一期(表)「いついかなる時も帰れる以上、議論で挙げられた犯人像には当てはまりませんぞ」

一期(表)「現に主や皆の待つ本丸に、私はいたのですから」



『トドメをさせ!』


一期(表)「『本丸へ戻る手段が残されている以上、犯人とされるわけにはいかん!』」



     △通行

□数         ○手形

     ×の枚


→【通行手形の枚数】


文録(表)「これで終わりだ!」解!



Break!!!






文録(表)「お前の主張通り、刀剣男士は通行手形でいつでもメリーディストピアと本丸を行き来できる。………だがな。それは通行手形がその時手元にあればの話だ」

おしりたんてい(裏)「フム………そういえば、通行手形も消耗品。そして、更に言うと……」

文録(表)「ああ。最大で6つまでしか持てねぇ上に、また新たに3つ補充されんのは5:00と17:00だ。……その前に通行手形を全部使い切っていたとしたら、俺らと同じ条件になるよな?」

一期(表)「…………!」

マスター(裏)「なるほどな、もし一期(表)が犯人で、犯行当時に通行手形を使い切った状態だったら、朝5時を待つ形で購買部のゴミ箱の裏で仮眠を取り、通行手形が補充された瞬間に本丸に帰ってきたってとこだな……議論で出た犯行と充分一致する……」

文録(表)「………一期(表)、何か反論は」

一期(表)「…………はは、は……反論はありません。私の罪を……認めます」

一期(表)「文録殿(表)達の推理、見事なものでした……事情は、投票後にお話します」

アクアクさん「えー、議論も終わりみたいなので、オマエラ、御手元のボタンでクロだと思う人物に投票しちゃってくださーい!」



一期(表)│一期(表)│一期(表)

【Guilty!】







一期(表)がなぜ今回のクロに……? 感想まだ

Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーわん ( No.106 )
日時: 2021/07/29 23:33
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

アクアクさん「えー、オマエラの出した結論はー……だいせいかーい!今回ソニアさん(表)の個室に忍び込んだニンジャはーーー………一期一振クン(表)でしたーーーっ!」

すず(裏)「投票したはいいものの、やはり信じられませんよ……物腰柔らかで心優しいお兄さんである一期さん(表)が、人の部屋に侵入なんて……」

ラグナス(表)「一期(表)、何があったんだ……?どうか教えてくれよ。なんでソニア(表)の個室に、真夜中に忍び込むなんて……」

一期(表)「主……今回の件、大変申し訳ない。私も訳を話すとしよう。要因は、昨日に主とぷーるで泳ぎに行った後に、ソニア殿(表)の個室へお邪魔した事からでした。その当時は主もソニア殿(表)と微笑ましく会話なされており、私も穏やかな気持ちで見守っていたのですが……その晩のことです。事件より一時間は前だったか……」



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※ラグナス(表)本丸

一期(表)「ん………夜分に起きてしまった。何故か寝付けないな……少し散歩でもするとしようか。 ん?主の声が……」



ラグナス(表)「ないっ!ない!!ない!??嘘だろ、俺の水着がなくなってる!!なんで………うわ!!袋の底が破けてたああああああ!??」

一期(表)(主の水着が!?………もしどこかに落ちていたとしたら、主の尊厳に関わりかねないか……?)←襖越しにラグナス(表)を見てる

ラグナス(表)「えー、じゃあどこに落ちて………!! まずい、どうしよう!!もしソニア(表)の個室に置いてっちゃってたとしたら……!! うわぁ!!恥ずかしい!!! 恥ずかしすぎる!!好きな人の部屋に自分の水着を置いてく勇者がいるかああああああああ!!!!! はー……いったいどうしたら……明日ソニア(表)になんて言えばいいんだ………」

一期(表)(ソニア殿(表)の個室の中に、主は水着を落としてしまったのだろうか……?主は見るからに憔悴している。このままでは主の身も危ぶまれるだろう……ならば、ソニア殿(表)の元へ夜分遅くに失礼することになる為に申し訳ないが、私が主の水着を回収するしかないな……)



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ラグナス(表)「え………じゃあ、一期(表)は私の代わりに、私の落とした水着を取りに行ってくれてたのか?」

一期(表)「ええ。初めはソニア殿(表)の個室を訪ね、申し訳ながらも水着を返してもらうのみでした。ですが、いざソニア殿(表)に応答を求めても返答がなく、試行錯誤していると誤ってどあのぶを破壊してしまい……中に入れてしまったのです」

サトシ(表)「やっぱり悪気全くなかったんだ……しかも、うっかりドアノブを壊しちゃうなんて、す、凄いな……」

乱太郎(表)「それで、そのままラグナスさん(表)の水着を回収する為に、ソニアさん(表)の個室へ侵入しちゃったんですか?」

一期(表)「乱太郎殿(表)の言う通りです。幸いすぐに取り戻すことができ、ソニア殿(表)を起こすこともなかったのですが……どあのぶを壊してしまいましたからなぁ。その上この時点で通行手形を使い切っていたことに気づき、途方に暮れていましたが、モノクマ殿(表)に相談し、どあのぶの修理を所望したのです。モノクマ殿(表)は何の代償もなく修繕を受け入れて下さりましたが……」

マスター(裏)「あー、この学級裁判のことがあるからだろうな……ったく、モノクマ(表)も悪趣味だな……」

一期(表)「どあのぶの件が解決したとはいえ、私の姿を見て驚く者が出ないかと思い、本丸に戻るための通行手形が補充されるまで、購買部のごみ箱の裏で仮眠を取り、五時に本丸へ戻りました」

さくら(裏)「………え?だけど、一期さん(表)も悪いことはしてないんだから、正直にわたしたちに言ってもよかったよね?」

彩也香(表)「そうだよなぁ、言ってくれたら学級裁判とかやらなくてよかったのに……なんで言わなかったんだよ?」

一期(表)「そうですな……私も初めは名乗り出ようとしていました。けれども………」



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※捜査時間開始直後

一期(表)「ソニア殿(表)の個室に侵入者………私の事か?ならば、正直に名乗り出なければ………」

厚(表)「おーい!いちにい(表)ーーー!」

乱(表)「いちにい(表)ーーー!話は天悪さんから聞いたよ!!」

一期(表)「っ!?厚(表)、乱(表)も………本丸から、駆けつけてくれたのかな?」

厚(表)「おう!いちにい(表)もこれから学級裁判で犯人を見つけるんだろ!オレらも応援に来たんだ!」

乱(表)「ボクたちは参加者じゃないし、事情がわからないから手助けはできないけど……いちにい(表)は犯人に負けないって信じるから!」

一期(表)「……………!(このまま名乗り出れば、弟達を悲しませることとなる……?それはいかん!紛いなりにも、参加者として振る舞わなければ………)」


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文録(表)「あー……そういうことか。自分の弟達の期待を裏切るのを避けるために、クロとして振る舞うことになったんだな?」

一期(表)「仰る通りです……しかし、このまま私が真実を隠し通したとして、弟達を悲しませる事に変わりはなかったでしょう。私はソニア殿(表)の個室に勝手に忍び込んだ犯人なのだから……」

アクアクさん「えー、一期くん(表)の動機もわかったところで!そろそろおしおきに入りましょうか!一期一振くん(表)の為に!スペシャルなおしおきを、用意しましt」

ガチャ!!

アクアクさん「!??」













乱(表)「やめてーーーっ!!いちにい(表)に変なことしようとしないでよー!!」

厚(表)「そうだ!いちにい(表)は悪くないだろ!!」

五虎退(表)「お、お願いです……!おしおきは、やめてあげてください……!」

一期(表)「み、乱(表)……厚(表)……五虎退(表)………」

ラグナス(表)「三振りとも!もしかして……今までの流れを、見てたのか?」

五虎退(表)「はいっ、僕も乱兄さん(表)から事情は聞きました……!」

乱(表)「学級裁判見てたよ!犯人だったとしても、いちにい(表)はいちにい(表)だもん!おしおきされるほどの悪いことはしてないよ!」

厚(表)「それに、オレがあんなこと言っちまったから、名乗り出れなくなっちゃったんだろ?いちにい(表)は元々素直に説明するつもりだったんだぞ!」

一期(表)「っ………ありがとう、三振り共。だが、私は弟達からの信頼を守るために、嘘をついてしまった……ソニア殿(表)の個室のどあのぶを壊したこともある。おしおきは逃げずに受けよう」

五虎退(表)「そんな!!いち兄(表)………!!!」

アクアクさん「あのー……三振り共、何か誤解してるようだけど……おしおきの内容はね、そんなに酷いものじゃないよ?精々罰ゲーム程度かな」

乱(表)「え………そうなの?」

伊作(裏)「と言われても……実際にどういうものなの?」

アクアクさん「それは見てみてのお楽しみ!それでは改めて参りましょう!おしおきターーーイム!!」



『ピコンッ☆』



【イチゴくんカッコオモテがクロにきまりました。おしおきをかいしします。】



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一期(表)に課せられたおしおきは、『一日忍たま(表)体験実習』……簡単に説明すると、忍術学園(表)の一年は組のヤツらに混じって忍者の勉強をすることになるそうだ。これには乱太郎(表)を始めとした一年は組の忍たまが大喜びしてたな……

「ははは、まさか私も子供たちに混ざって勉学に励むとは……こういった体験も貴重ですな」

「えへへ、一期さん(表)とこうして一緒にいて嬉しいです!私達、まるで乱さん(表)たちみたいな弟になったみたい」

「ふふ、私も今日の体験から、乱太郎殿(表)達一年は組の良い子たちと絆を深められた感覚がします」

「こーしてみると、タカ丸さん(表)と一緒に勉強してた時のことを思い出すなー」

「うん!タカ丸さん(表)も、忍術学園に編入したての時は、ぼくたちと勉強してたもんねー」

「なるほど……私も忍者の心得は会得しておらんのです。その当時のタカ丸殿(表)と同じ状態と言えるでしょうなぁ」

「「「ははははははっ!!」」」

なんて風に、一期(表)と一年は組との間にも絆が生まれたようだ…… ああ、ソニア(表)とラグナス(表)については、ソニア(表)も自分の個室に彼氏の水着があったことに気づいてたから、水着のことでお互い照れてたんだが、ソニア(表)がラグナス(表)の水着袋を改めて縫って、また元気に過ごしてるようだ……全くお熱いこって。



「なーんて一発ドカンと活躍してやったぜ!どうだったマルコ(表)!俺カッコよかったろ!!」

「うん、ボクもブンロク(表)と同じ学級裁判に参加してたから見てたけど……やっぱり大変だって〜……ボク疲れちゃったや」

「なんだよ体力ねぇなぁ!せっかく俺も頑張ったんだし、お前も別の機会で頑張れよ! その時が来たら喜ぶからさ」

「ん?なんか言ったかいブンロク(表)?」

「な………なんでもねぇよ!さっ、次は科学技術を曙(裏)と初春(裏)も呼んで研究すっぞー!」

「あっ!待ってよ、ブンロク(表)ってばーーー!」







学級裁判シリーズは続くか続かないかどうなる??

感想OK!