二次創作小説(新・総合)
- Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーつー ( No.107 )
- 日時: 2021/08/03 16:35
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
「……………………」
ここはメリーディストピアの学園都市部にある、集合レストラン。この日の朝は多くの住民がいて、俺…デイル・レキ(表)も一人でここに来ていた。けど……新たに入室してきたもう一人の俺であるデイル(裏)が、珍しく不機嫌丸出しで来た……当然か他の住民が怯えだしている……だから、俺はデイルから話を聞くことにした……
「おいおい、どうしたんだよデイル?そんな不機嫌でいてさ………なんかあったのか?」
「デイル………聞いてくれ。昨日の夕方の、踊る虎猫亭の営業時間……ラティナ(裏)も働いていた時間にだな…… 『 や ら な い か 』 が 流 れ て き た ん だ よ」
「はぁっ!?やらないかって……あの有名だが歌詞の意味が酷すぎるあの替え歌か!??」
なんとデイル曰く、踊る虎猫亭(裏)で、急にやらないかのBGMがかかってきたらしい。ケニス(裏)もリタ(裏)もあの歌は異世界のものとはいえ、その意味はわかってるし、あの歌を流すなんて事をする訳ない。ラティナ(裏)も働いている中なら尚更だ……
「おかげでケニス(裏)もリタ(裏)も常連を主とした客達も大慌てだったよ……!!これも学級裁判の題材になるはずだ……もしそうなれば、俺が犯人を見つけ出してやる………!!」
「そんなの、俺だって同じだ!!ラティナ(裏)のいる場でふざけた曲流しやがって……!!絶対犯人を問い詰めてやる!!」
俺もデイルも熱くなり、そう叫んだ瞬間に……
ぴーーんぽーーんぱーーんぽーーーん♪
なんて呑気なチャイムと共に、学級裁判及び捜査時間の開始のアナウンスが鳴り響いた……
━━━━━━━━━━━━━━━
カキコ版第二回学級裁判参加者
※★が先頭についてるキャラ視点で話が進みます
ヌマオ君(表)(しずくちゃん)、★吉田優子(表)(まちカドまぞく)、千代田桃(表)(まちカドまぞく)、鬼灯(表)(鬼灯の冷徹)、東方見文録(裏)(東方見文録)、烈(裏)(pop'n music)、鯰尾藤四郎(表)(刀剣乱舞)、鬼灯(裏)(鬼灯の冷徹)、ラティナ(裏)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)、花村輝々(表)(スーパーダンガンロンパ2)、不破雷蔵(裏)(忍たま乱太郎)、ルドルフ・シュミット(裏)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)、桑田怜恩(表)(ダンガンロンパ)、塵(裏)(pop'n music)、東方見文録(表)(東方見文録)、エコロ(裏)(ぷよぷよシリーズ)
━━━━━━━━━━━━━━━
私、シャドウミストレス優子(表)も学級裁判の参加者に選ばれてしまいました……つまり、この学級裁判で犯人を突き止められないと、私も犯人以外のみんなもおしおきを受けるってことですよね?それこそ軽くころころされるような事を………それはいけませんっ!ここは私がまぞくとして引っ張っていかなければ!
「…………と思って捜査しようと思ってるんですけど、桃(表)もついてくんですか?いえ、ありがたいんですけど……」
「うん。こういう調査は一人だと難しいものだから。デイルさん(裏)の無念はわかるし……」
今回の事件は、ラティナちゃん(裏)の働いている時間に、桃(表)いわく『いかがわしい曲』が流れてきたというものです。私がその曲の題名を言えないのは、桃(表)が全然教えてくれなくて……それはともかく。ラティナちゃん(裏)のいる前でとんでもない曲が流れるなんてまずいことです。だからこそ犯人から話を聞いて、デイルさん(裏)のお許しをなんとか得てもらわないといけません!そんな決意を元に、まずデイルさん(裏)から話を聞くことにしました。
「デイルさん(裏)、傷心中に申し訳ありません。今回の事件のことで、ある程度の話を聞かせて貰えませんか」
「桃(表)にシャミ子(表)か……ああ。構わないぞ。結局俺は呼ばれなかったから、他の奴らに後を託すしかないし…… 天悪の野郎、なんであの中にラティナ(裏)を入れやがった」
あわわわわ………デイルさん(裏)がすっごく怒ってます!これは犯人には申し訳ないですが、早く真相を突き止めないと!私は意を決して、デイルさん(裏)に昨日の夕方に何が起きたのか聞いてみました。
「夕方の時に何があったかか……その時はラティナ(裏)も問題なく働いていて、客達もくつろいでいたんだが……ほんと唐突にあの曲が流れてきたんだ。だから俺もその場にいた全員を率いてラティナ(裏)の耳に入らないよう慌ててラティナ(裏)を避難させたり、原因を探したりしてさ……」
「えっと、お店のスピーカーとかに入ってたりしないんですか?その曲。間違って流しちゃったなんてこと……」
「いや、それは有り得ないな。確かにこの頃、他の世界の奴らの店を見習って、そういった魔道具をケニス(裏)やリタ(裏)も取り入れてみたんだが、あんな曲を入れてはないぞ。俺も確認したからな……」
「となると、完全な外部が流したものなんですね……」
踊る虎猫亭(裏)のみなさんの用意したものでなければ、いったい誰が用意したんでしょうか……?
《コトダマ1 ゲット!》
【踊る虎猫亭の魔道具】>
「そうです!デイルさん(裏)も、原因を探していたんですよね?その中で犯人を見つけたとか……そういうことはないんでしょうか?」
「いや、残念だが、犯人の姿は見つけられなかった。逃げ足が速いんだろうな……」
「そうでしたか……犯人の特徴を知るのは難しそうですね……」
私は次に、デイルさん(裏)が犯人を見たかどうかを確認してみましたが……デイルさん(裏)でも犯人を見つけきれなかったみたいです。このままだと捜査は進まなくなるんでしょうか……
「ただ、あの曲が流れていた時にだな……"ただならない魔力"を感じたんだよ。一般より強い魔力をな」
「魔力……ですか?もしかして、犯人のもの……ですかね」
「だな。曲が止まってすぐに気配も消えたから、犯人のもので間違いないんだろう。 ………シャミ子(表)、桃(表)。どうか俺の分まで………犯人を見つけてくれ。俺の無念を晴らしてほしいわけじゃないけど、犯人が誰かわからないことには納得できないから……」
だけど、デイルさん(裏)は犯人の魔力を感じ取っていたようです。どうやら魔力の強い特徴があるようですけど……デイルさん(裏)が思い詰めた表情で私と桃(表)に代わりに真実を突き止めてほしいとお願いしてきました………
「デイルさん(裏)…… わかりました!ラティナちゃん(裏)のためにも、今回の学級裁判では頑張りますよ!」
「私も、捜査もしっかりやります。なので気を落とさないでください」
「二人とも……ありがとう」
それを受けて、私も桃(表)も、必ず犯人を見つけると改めて決意したのでした……
《コトダマ2 ゲット!》
【デイル(裏)の証言】>
「……今のデイルさん(裏)の話を聞くと、今回の犯人には、私も接触していたかもしれない」
「へー、桃(表)も犯人に心当たりが……… えっ!?桃(表)、もしかしてもう犯人がわかったんですか!?」
「そうじゃないよ。デイルさん(裏)の話から、似たような体験をしたことを思い出しただけだよ。ほら、シャミ子(表)のところにサタンさん(裏)とリデル(裏)が遊びに来た時に………」
━━━━━━━━━━━━━━━
「シャミ子(表)!今日はリデル(裏)もシャミ子(表)と遊びたいんだって。だから一緒に遊んであげてくれないかな?」
「たまにはシャミ子お姉様(表)と話すのも悪くないと思いましてね。というわけで話聞いてください!」
「あはは……私と遊びたいと思ってくれて嬉しいです!それじゃあ今日はいっぱい話聞きますよ!」
その時は私もいたんだけど、私はリデル(裏)やサタンさん(裏)と微笑ましく話すシャミ子(表)をただただ見守っていたんだ……そんな時だった。あの曲が流れようとしてたのは。
♪やらないかのイントロ
「? なんでしょうか、いきなり」
「さぁ?いったい何の曲でしょう?」
「!?? ふ、二人とも!ここから離れようか!ね?」
「………!!」
「あっ!桃(表)!?待って、どこ行くの!??急に駆け出して………!!」
踊る虎猫亭(裏)で流された曲と同じ曲が流れようとしてたから、私は必死で犯人を捕らえようとした……ただ、逃げられちゃったから、すぐに戻って来たけどね。それでもデイルさん(裏)が言ってたように、並々ならない魔力を感じたのは覚えてるよ……
━━━━━━━━━━━━━━━
「だから、あの時あの曲を流そうとした人と、今回の犯人は同一人物のはずなんだよ」
「は〜……そこまで特徴が一致してるなら、同じ人と見て間違いないですね……!」
どうやらあの時にだいにお父さん(裏)やリデルちゃん(裏)と話した際に流れた曲は、今回の事件で流されたものと同じみたいです。しかも、デイルさん(裏)の言う通り魔力も強かったなら、犯人は多くの場所であの曲を流そうとしてるようですね……
《コトダマ3 ゲット!》
【桃(表)の証言】>
「もう少し犯人の特徴とか、足取りはわからないんでしょうか?」
「もっと別の世界の人達にも聞いておこうか…… あ、シャミ子(裏)」
「桃(表)とシャミ子。これから学級裁判に参加するんですよね?捜査お疲れ様です」
私達は今、自分たちの学校である桜ヶ丘高等学校(表)に来ていましたが、場所を変えるべきでしょうか?なんて思っていると、学級裁判のことを聞いて、応援しに来てくれたのか、もう一人の私であるシャミ子(裏)が来てくれました。
「いえ!デイルさん(裏)の無念も晴らしたいので……!そうだ、シャミ子は今回のそのー、いかがわしい曲が流れた事件の犯人について、知ってることはありませんか?些細なことでいいんです!」
「いかがわしい曲……全くわからないです。昨日の夕方に起きたことらしいですけど、その時は桃(裏)やミカンさん(裏)とごせんぞ(裏)で、まだ街中を遊び回っていましたし」
「そっか……怪しい人物との接触もなかったのかな」
「はい。その時は楽しかったんですけど、変なことは何も…… これだとお役に立てませんね」
「いえ!シャミ子達が無事で何よりです!では、私達も犯人の足取りを掴めるように、他の場所の捜査に戻ります!」
「お気をつけて」
シャミ子(裏)は桃(裏)とミカンさん(裏)とごせんぞ(裏)とで平和に過ごしていて、変な目に遭ってはないことに安堵しました……けれど、捜査は進んでいませんね……私と桃(表)はもっと別の場所へ進むことにしました!
《コトダマ4 ゲット!》
【シャミ子(裏)の証言】>
まだ捜査は始まったばかりですけど、犯人のことについて、まだあんまり知れてない気がします!せっかくデイルさん(裏)からも頼まれたのに……せめて犯人がどうやってその曲を流したのか知れないでしょうか?………なんて思っていると。桃(表)が急に教室……1年A組なので、桃(表)のいる教室ですね。その中に駆け込みだしました!?
「ど、どうしたんですか桃(表)!?いきなり私の許可なくかけ出すな!!」
「これ………ボイスレコーダーだ」
「え?ボイス……?」
「いわゆる録音機だよ。………ちょっと、中身を確認してくる。シャミ子(表)はここで待ってて」
桃(表)が見つけたのはボイスレコーダー、というものらしく……そのまま少しの間、入っている音声の確認に行っちゃいました。そして数分後……桃(表)は死んだ目をしながら戻ってきました。
「も、桃(表)?その、入ってた音声はなんだったんですか……?」
「………私の見立てが当たっちゃって……今回の事件で使われたものと同じだった」
「えぇっ!??じゃ、じゃあ!犯人はこれを使って、踊る虎猫亭(裏)で……!?」
「ほぼ間違いないと思う。 ………ただ、これが私の教室にあったとなると………」
桃(表)が確認してわかったことは、このボイスレコーダーは元は犯人が持っていたというもの……つまり、犯人が残した証拠でした。ですが、せっかく犯人に近づけているのに、桃(表)はどこかまだ難しい顔をしています。どうしてでしょうか……?
《コトダマ5 ゲット!》
【ボイスレコーダー】>
「おっ!いたいた!桃さーん(表)!」
「あ、桃太郎さん(裏)」
「どうしたんですか?桃(表)に何か用事でしょうか?」
事件の真相も少しづつ近づけているところで、桃太郎さん(裏)が桃(表)を呼びに向かってきました。ただ、今は私も桃(表)も捜査中なのは桃太郎さん(裏)もわかってるはず……
「いやー、昨日に音響担当として、音源を集めたり取り入れたりしてくれたことについてお礼言いたくてさ!昨日はありがとうな!」
「いえ、せっかく頼まれたので、上手く編曲はできなくても、妥協はしたくありませんし」
「え?音響って……桃太郎さん(裏)、どういうことですか?桃(表)と一緒に何かしてたんですか?」
「ああ、公にはあんまり言ってなかったっけ?実は少しYoutuberとして活躍してみたくなって……同じ桃の名前を持つ桃さん(表)にもそのための協力してもらってたんだよなー!本当なら桃さん(裏)も誘いたかったけど、友達と過ごしてるのに邪魔はしたくなかったから」
「へー、Youtuberですか……!私にとってスケールはすごくデカそうです……!」
どうやら桃太郎さん(裏)は、桃(表)の協力ももらいながら、Youtuberとして活躍しようと頑張ってたみたいです。桃太郎さん(裏)がメインに配信して、桃(表)はどうやら主に音響といった裏方をやってたみたいですけど……みんなに見てもらえるといいですね!
「私が取り入れた音響や音源にあの曲は入れてないのは、桃太郎さん(裏)もわかってるはずだから……」
「え?あの曲って……事件で言ってたやら」
「桃太郎さん(裏)。………シャミ子(表)の前です。少し伏せてください」
「えええ!?ごめんごめん」
「え?だからなんで伏せるんですか!?そこまでいかがわしい曲なんですか!??」
それで、桃太郎さん(裏)からも桃(表)はいかがわしい曲を入れてはなかったことを証言してもらいました。だから桃(表)は犯人とは違いますよね!
《コトダマ6 ゲット!》
【桃タロー(裏)の挑戦】>
桃太郎さん(裏)と別れた後、まだ自分たちの世界でやるべきことがあるかなと、桃(表)と共に周囲を見回していると……また誰かとお会いしました。その人は……同じく学級裁判に参加する鬼灯さん(表)ですね。
「シャミ子さん(表)、桃さん(表)。捜査は順調に進んでいますか」
「鬼灯さん(表)!はい、お互い得る情報が多くあります!鬼灯さん(表)はどうでしょうか?」
「私の方もぼちぼちですね。………一応、私は昨日の夕方にクロイツ(裏)で買い物をしていたのですが……」
「! ………となると、鬼灯さん(表)は容疑者の一人として数えられる」
「否定はしません。しかし、私の他にもクロイツ(裏)に用事がある方が見受けられたので、その人たちについても覚えておいていただけると幸いです」
「わ、わかりました!鬼灯さん(表)は誰を見たんですか?」
「学級裁判参加者の範囲だと、4名ですね。ヌマオさん(表)、鬼灯さん(裏)、塵さん(裏)、エコロさん(裏)です。鬼灯さん(裏)とは会話をしたのですが、他の3名は見かけただけですね」
「ということは……鬼灯さん(表)を入れた5人が、犯行時刻に踊る虎猫亭(裏)に向かえた容疑者になるんですね……」
鬼灯さん(表)が正直に話してくれたのは、昨日の夕方に誰がクロイツ(裏)へ来ていたかの情報でした。鬼灯さん(表)を含めた5人がクロイツ(裏)にいたってことは……5人が一番怪しいってことになりますよね………
《コトダマ7 ゲット!》
【鬼灯(表)の証言】>
「それとですね。多魔市(表)の道端に、こんなものが落ちていたので……お二人にお伝えしておこうと思い話しかけてみました」
「え………鬼灯さん(表)、その人形はいったい…………」
「私にもよくわかりません。犯人が作ったのかどうかすら不明なので……」
鬼灯さん(表)が次に言及したのは、鬼灯さん(表)がこの多魔市の道端で拾ったと言っている人形についてでした。その人形はだいぶ簡単な作りになっていて、真っ白な人形でした……私も桃(表)も、そんな人形についての心当たりはありません。かといって他の誰かが作るとは思えませんし……
「どうしようかシャミ子(表)。一応証拠として持っておく?」
「ええ!?………うーん、確かに後で重要な物になっていくかもしれません!持っておきましょうか。鬼灯さん(表)、教えてくれてありがとうございます!」
「いえ、私は拾っただけですので。まだ他の証拠を集めていかなければいけませんし」
私は鬼灯さん(表)から授かった白い人形を持ってきたカバンに詰め、いざという時の証拠として眠らせておくのでした……
《コトダマ8 ゲット!》
【多魔市(表)に落ちてた人形】>
「では、私はここで失礼いたします」
「あ………待ってください、鬼灯さん(表)。今日は道を歩くにも気をつけた方がいいですよ。昨日の夜は、砂嵐が凄かったんですから」
「そうですよ!そのおかげで、道にたくさん砂が落ちてるので、滑ったら大変です!」
「砂嵐…ですか?シャミ子さん(表)達の住む多魔市(表)は、砂嵐が発生するような気候ではないと存じていましたが」
用事が終わったのか、去ろうとする鬼灯さん(表)でしたが……桃(表)と私は落ちてる砂に気をつけるように注意しました。けれど、鬼灯さん(表)は多魔市(表)に砂嵐が発生することに驚いているようです……そりゃあ私も桃(表)も驚いてましたよ……昨日の夜に警報が出てて、「なんで!?」ってなりましたもん。
「原因は今もわかりませんけど……昨日の夜だけで済んで一安心してますし、今は事件解決させないといけませんから」
「そうですよ!では、私達も別世界へ聞き込みしてみようと思います!」
「…………ええ、お気をつけて」
でも、今は砂嵐のことより事件のことを解決させなければなりません!だから私と桃(表)は、境界の環で、別世界へと渡ったのですが……去り際に鬼灯さん(表)が考え込んでいるのが見えました。いったいどうされたんでしょうか……?
《コトダマ9 ゲット!》
【昨夜の多魔市(表)の気候】>
そうして私と桃(表)が次に来た世界は、プリンプタウン(表)でした。といっても、(表)のぷよ使いのみんなはあまり関係してないんじゃないかなと思いましたけど……途中で酷く落ち込むクルーク君(表)と、クルーク君(表)を励ます同級生のみんなを見かけました。
「はぁぁ〜〜〜………あの人をあそこまで追いかけてたなんて、恥ずかしい……」
「まぁまぁクルーク(表)!落ち込まないで!リデル(表)のこと、守ろうとしたんでしょ!」
「あの、あの方も悪気はなかったんですけど、事情を話せばわかってくれますから……」
「あ………あの?みんな、どうしたんですか?クルーク君(表)はどうして落ち込んでるんですか?」
「あら、シャミ子さん(表)に桃さん(表)。それがですね……昨日の夜に、リデルさん(表)にやら………いえ、いかがわしい曲を聞かせている方がおりまして……」
「それみためがねがおこっちゃって……おいかけっこしてた」
「そっか………クルーク(表)も裸族関係の暴走を良く思ってないからね……」
………もしかしたら、犯人はリデルちゃん(表)にもいかがわしい曲を聞かせていたのでしょうか?それを見たクルーク君(表)は怒りの余り、犯人を追いかけ回していたようです……でも、桃(表)の言った大体のことが聞き取れませんでした……
「その時のクルーク(表)、すごく殺気立ってたから、アコール先生(表)達も本気で止めてて……」
「その時の事は、頭に血が上りすぎたからかな……全然覚えてないけれど、ボクらしくなかったかなと思って……」
「そこまでトラウマ残ってたんだね……ん?ということは……ここでクルーク(表)が誰を追いかけてたか聞けば……」
「犯人が誰かわかるということですね!クルーク君(表)、いったいその時誰を追いかけちゃったんですか!?」
「いや、だから記憶が飛んでて覚えてないって!? アミティ(表)達もボクを止めてたみたいだし、ここにいるみんななら知ってると思うけど……」
「あ……では、あの人にあの曲を聞かされた私が話します。私にあの曲を聞かせてきた人は………」
その時はだいぶ壮絶な事件になってたみたいですけど……クルーク君(表)が追いかけてた人のことを聞けば、学級裁判ですぐ犯人を指名できます!なので、その際の出来事を覚えている当事者のリデルちゃん(表)が犯人の名前を言おうとした……その時。
ぴーーーんぽーーーんぱーーーんぽーーーん
『えー、そろそろ時間になりましたので!捜査時間を終わりますので、改めて呼ばれた16人は希望ヶ峰学園(表)に集まって、学級裁判場へ向かいましょー! 今回もまた迷子になってる人がいらっしゃるようですから、該当者はこっちで迎えに行きますねー!』
「! 時間が来たみたいだね……」
「えぇ!?ということは、リデルちゃん(表)から犯人のことを聞き出せないってことですか!?」
「えっと……そうみたいですね……でも、シャミ子お姉様(表)に桃さん(表)なら、犯人さんを突き止められると思います……!」
「わ、わかりました!私達頑張ります!」
学級裁判の開始を告げるアナウンスが響いてきました……!こうなるとどうしても学級裁判場へ行かないといけません。私と桃(表)はリデルちゃん(表)達に応援されながらも、希望ヶ峰学園(表)へと急ぐのでした……!
《コトダマ10 ゲット!》
【クルーク(表)を怒らせた犯人】>
感想OK!考察も余裕あればやってみてくださいませm(_ _)m
※一部コトダマを記載し忘れていたので修正いたしました。申し訳ありません!!
- Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーつー ( No.108 )
- 日時: 2021/08/06 21:11
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
※今回も学級裁判ではss形式に切り替わりますので注意!
学級裁判
開 廷 ! !
鬼灯(裏)「カキコの方でも学級裁判に呼ばれたことはともかくとして……とんでもない事件が起きてしまいましたね……」
桑田(表)「犯人も命知らずだよなー。あのカキコでもいい意味でも悪い意味でも有名な替え歌曲を、よりによってラティナ(裏)も聴く場所で流すなんてよ」
ヌマオ君(表)「そのせいでデイルさん(裏)も物凄く怒ってるからね……」
花村(表)「なんでダイレクトに有名曲を流しちゃったんだろう……どうせ流すならマイナーと言える、のぼり棒(乱数Pさん)にしたらまだ平和だったのに………」
桃(表)「いえ、どっちにしろダメですから……」
シャミ子(表)「桃(表)?のぼり棒……って曲もダメって、どういうことですか?」
桃(表)「そこは、引っかからなくていい」
ルディ(裏)「桃さん(表)、必死だな…… あとさ、もう一つ問題点があるんだけど」
アクアクさん「んー?なんだい?」( 'ω')?
ルディ(裏)「な ん で ラ テ ィ ナ (裏) を こ の 場 に 混 ぜ た ? 」
アクアクさん「デイルさん(裏)がこんなことするわけないだろ!!もしかしたらラティナ(裏)が犯人の方が有り得るかと思いまして!!」
烈(裏)「お前までデイル(裏)に喧嘩売ってんじゃねぇよ……」
塵(裏)「そうだぞ!ただでさえデイル(裏)も強いからな、お前も倒されるかもしれないんだぞ!?」
ラティナ(裏)「ラティナは犯人じゃないよ!? 何にしても、踊る虎猫亭(裏)にイタズラを仕掛けた犯人を、みんなで見つけ出さなきゃ!」
文録(裏)「っていっても、何人か候補いるけどな………」チラッ
花村(表)「え、えぇぇっ!?ぼ、ぼくもそんなナンセンスなことはしないよ!??」
雷蔵(裏)「僕だって、そんな自殺行為はできませんよ?」
文録(表)「ちょっと待て!?まさか俺まで疑ってねぇよな!?そんなイタズラする訳ねぇだろうが!?」
エコロ(裏)「ボクもそんな浅はかな真似はしないかなー。あの曲の意味合いはボクもわかるもの」
鬼灯(表)「まだ決めつけるには早いですよ。まずは議論を交わさなければなりません。おしおきを回避するためにも、真剣に話し合わなければ」
鯰尾(表)「そうですね!よーし、いち兄(表)の分まで頑張りますよー!」
シャミ子(表)(ついに始まりますね。今回の学級裁判……デイルさん(裏)とも約束したんです。必ず犯人を見つけるって……)
シャミ子(表)(だからこそ私も、真相を知るために意見を出していかないといけません!)
【ノンストップ議論開始!】
【踊る虎猫亭の魔道具】>
【デイル(裏)の証言】>
【桃(表)の証言】>
鬼灯(表)「それでは、まず改めて事件の概要を話してみましょうか」
ラティナ(裏)「えっとね?昨日の夕方でラティナが踊る虎猫亭で働いてた時に、『聞いたことない音楽』が流れてきて……デイル(裏)たちが大慌てしてたの」
ルディ(裏)「話を聞くに『デイルさん(裏)も血眼になってたらしい』し……ほんとどうしてこんな事が起きたんだよ……」
鯰尾(表)「あのー、俺はまだこういう事に詳しくないのでなんですけど、これって『ケニスさん(裏)たちのミス』ではないでしょうか?」
鯰尾(表)「『店の中で音楽が響いてきた』なら、そう真っ先に考えられますよね?」
文録(表)「ほら!こういうことなら俺は無関係だろうが!」
鬼灯(裏)「ですが、ケニスさん(裏)達もそのような真似をするんでしょうか……?」
シャミ子(表)(あの人から聞いた話だと、あの言葉は違うはずですよね……)
シャミ子(表)「それは違います!」論破!
『ケニスさん(裏)たちのミス』←<【踊る虎猫亭の魔道具】≡
Break!
シャミ子(表)「いえ!ケニスさん(裏)やリタさん(裏)はそんなミスはしません!」
鯰尾(表)「えぇっ!?でも、実際にやらn」
桃(表)「鯰尾(表)。お願いだから、曲名は言わないで。ラティナちゃん(裏)の前でもあるから……」( º言º)ゴゴゴ……
鯰尾(表)「ああ、はい……:( ;´꒳`;): 例の曲が踊る虎猫亭(裏)で流れてきたんですよね?だったらこの中の面々よりは、亭主や店員であるケニスさん(裏)やリタさん(裏)が間違って流したと考える方が自然ではないですか?」
シャミ子(表)「それがですね、デイルさん(裏)が言ってたんですけど、私達でいうところのスピーカーにあたる魔道具にも、その曲は入れてなかったんです。なので、ケニスさん(裏)もリタさん(裏)も流しようがないんですよ」
ルディ(裏)「だよな、さすがにあの曲を入れようとは二人も思わないよな……」
塵(裏)「ケニスさん(裏)もリタさん(裏)も関係してないなら、やはり俺達の中に犯人がいるんだな?」
雷蔵(裏)「はー……そうなりますよね。これでまだ僕達も疑われたままか……」
エコロ(裏)「勘弁してほしいよね………よし、そういう事なら。ボクも意見出してみようか」
烈(裏)「んだよ、何言うつもりだ?」
エコロ(裏)「さっき議論の中で情報出てたよね?"デイルクン(裏)も血眼になってた"ってさ。だったらデイルクン(裏)は犯人を問い詰めようと追ってたはず。だから犯人についての特徴は、少なからず誰か聞いてるんじゃないかな?」
花村(表)「そっか!デイルくん(裏)が捕まえられなかったとしても、何も手がかりがないことはないはずだもんね……ぼくはわからないけど、誰かデイルくん(裏)から話を聞いてるかな?」
シャミ子(表)(あ、デイルさん(裏)から話聞けてます!デイルさん(裏)が言っていた犯人の特徴の一つは、確か……)
【デイル(裏)の証言】> ←
シャミ子(表)「これです!」解!
シャミ子(表)「それなら私知ってます!デイルさん(裏)は、犯人の魔力を曲が止まるまで感じ取っていて……その時、一般人より強い魔力を感じたそうです。だから、犯人は強い魔力の持ち主となるはずです」
ルディ(裏)「強い魔力の持ち主?ってことは、実際に魔法を使えたり、人間とは違う種族で力の強いやつが犯人ってことか?」
ラティナ(裏)「となると、この時点で輝々さん(表)達みたいな人間のみんなは犯人から外れるってことだね?」
文録(表)「そうなるな!……ほら、やっぱ俺は犯人じゃねぇっつったろ!」
文録(裏)「あぁ、そうだな……俺らといった半数のメンバーが候補から外れるが、そうなると残るのは……」
ヌマオ君(表)「………一応、ぼくに桃さん(表)、二人の鬼灯さんに烈さん(裏)、鯰尾さん(表)にラティナちゃん(裏)、塵さん(裏)にエコロ(裏)が当てはまるね……」
シャミ子(表)「………えっ!?ちょっと待ってください!!私もまぞくなんですし、私も候補じゃないんですか!?」
ヌマオ君(表)「いや、シャミ子さん(表)はまだ、そんなに多く魔力を発揮出来る機会はないでしょ?」
桑田(表)「そりゃあまぞくとしての力はすごい所もあるだろうけど、オメーはまだひよっこじゃねーのかよ?」
シャミ子(表)「うっ……否定できません……!」
桃(表)「まぁまぁ。シャミ子(表)は犯人から外れてるんだから、今は心置き無く議論に励んでて。 それで、ここからもっと犯人の特徴を掴んでいきたいと思うけど……」
雷蔵(裏)「デイルさん(裏)や昨日の騒動から見てわかることは少なそうですね……すぐに犯人も追跡を撒いたようですから」
鬼灯(表)「………かといって諦めるにはまだ早いでしょう。みなさんも証拠はそれなりに集めているはずです。もう少し議論を交わすことで、犯人の他の特徴を見つけ出してみてはいかがでしょうか」
ルディ(裏)「そうだよな!議論して気づけることもたくさんあるはず!みんな、ここは意見を遠慮なく出し合おうぜ!」
シャミ子(表)(犯人の別の特徴ですか……今回の犯人の残した情報が、見えてくるといいんですけど……)
【ノンストップ議論開始!】
【桃(表)の証言】>
【ボイスレコーダー】>
【鬼灯(表)の証言】>
烈(裏)「犯人の他の特徴っつってもよ……デイル(裏)から逃げ切ったのにんなのわかんのか」
花村(表)「さっき出てた【魔力が強い】って特徴とは別のものがわかればいいんだよね?」
文録(裏)「【魔力の属性から何かわかる】か?デイル(裏)なら感じ取れるはずだぜ」
塵(裏)「しかし、それがわかるならもう犯人は捕まってるだろ?」
鬼灯(裏)「【何か落し物をして】いれば、そこから犯人にたどり着けはしませんか?」
ラティナ(裏)「デイル(裏)から逃げてたならありえなく無いけど、街中で落し物なんて見つけられるかな……」
桑田(表)「【前にも同じことやってた】とかはあるか?もしあったらどういうヤツか見えてくんだろ?」
鯰尾(表)「いやー、こんな事件が何度もあってほしくないですよ……」
シャミ子(表)(もしかしたら……あの人の意見が犯人に近づける一歩になるかもしれません!ちょっと同意してみちゃいます!)
シャミ子(表)「それに賛成です!」同意!
【前にも同じことやってた】←<【桃(表)の証言】≡
同 意
シャミ子(表)「きっと桑田さん(表)の言う通り、犯人は何度もこの事件を引き起こそうとしていたのかもしれません!」
鯰尾(表)「えぇっ!?本当に何度もこういうこと起きてたんですか!?」
エコロ(裏)「………シャミ子ちゃん(表)、話を聞かせてくれないかな?」
シャミ子(表)「はい!この事件の前の日に、桃(表)と一緒にいた時にだいにお父さん(裏)やリデルちゃん(裏)が遊びに来てくれたんですけど、その時にも今回のいかがわしい曲が流れかけたんです」
ヌマオ君(表)「え………シャミ子さん(表)達も、被害に遭いかけたってこと?」
シャミ子(表)「そうなりますね……その時桃(表)が犯人を捕まえようと飛び出しちゃったんですけど、その時魔力を強く感じた……んですよね!桃(表)!」
桃(表)「うん。シャミ子(表)の言った通り、あの曲をイントロまで流してた犯人を追いかけてたんだけど……結局取り逃したけど、強い魔力を感じたんだ。選曲からして私達の時と今回の事件の犯人は同一と見ていいと思う」
文録(表)「なるほどなぁ……事件は実は2つ起きてたってことだな?」
桑田(表)「にしてもよー、犯人多方面に喧嘩売りすぎだろ!?なんで純粋な子どもや女子のいる中でネタ曲流そうとか思えるんだよ!」
雷蔵(裏)「実際にあの曲を流した分だけ命を狙われてるようなものですからね……」
塵(裏)「いやいや、まだ犯人が喧嘩を売っていると決まったわけじゃないだろう?犯人の動機も議論できてないからな……」
烈(裏)「かといってあれを人のいる中で流そうと考えられる奴は早々いねぇだろ。少なくともカキコの現状を知る面々の中だとな」
鬼灯(表)「なるほど……これで犯人がこの犯行に関して連続で行っていたことがわかりました。となると……犯人の使用する曲を流す何かの道具や手段も同じものを使い続けているはずです」
文録(裏)「別々のものを使う理由もそんなにないからな……けどよ、それが何か今の段階で特定できんのか?」
鯰尾(表)「犯人だったら早々落としたりなくしたりしないはずですから、難しいでしょうねー……」
シャミ子(表)(犯人が何を使っていかがわしい曲を流し続けていたか……確か、証拠品があったはずです………)
【ボイスレコーダー】> ←
シャミ子(表)「これです!」解!
シャミ子(表)「それなら、犯人のものだと思われる証拠品がここにあります!このボイスレコーダーなんですけど……」
鯰尾(表)「えっ!?実際に犯人の落としたものがあるんですか!?」
花村(表)「そんな、今回の事件からして、犯人にとっても落としちゃいけない部類のものだよね!?まずいんじゃないかな!?」
桃(表)「はい……このボイスレコーダーの中には、今回の事件に使われたものと同じ曲が入ってますから、犯人の使ってたものとみて間違いないと思いますよ」
ラティナ(裏)「つまり、犯人はこの道具を使って、踊る虎猫亭(裏)で自分の力でその音楽を流すことができたんだね?」
ルディ(裏)「犯人に近づいてるのはいいものの……犯人もうかつな気がするんだけどなー……」
雷蔵(裏)「………あのー、そのボイスレコーダーって、どこで見つかったんですか?見つけたということは、大方落ちてたんですよね?」
シャミ子(表)「え?はい!これは私達の学校の1年A組の教室……桃(表)の教室で見つけましたよ?」
雷蔵(裏)「なるほど……桃さん(表)の教室でですか…………今のシャミ子さん(表)の話と、僕が集めてきた証拠から、犯人が見つけられそうです」
雷蔵(裏)「…………そうでしょう?千代田桃さん(表)」
桃(表)「…………!」
シャミ子(表)「…………えっ?」
雷蔵(裏)は桃(表)を犯人とにらんでるのか……? 感想まだ
- Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーつー ( No.109 )
- 日時: 2021/08/06 21:16
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
シャミ子(表)「え…………あの、雷蔵君(裏)?どうして桃(表)の方を見てるんですか?……あっ!もしかして桃(表)はもう犯人がわかってるってことですか!?」
桃(表)「いや………違うよ、シャミ子(表)。私、多分雷蔵(裏)に犯人だって思われてる」
シャミ子(表)「えっ!?ど、どうしてですか!!桃(表)は私と一緒に捜査してましたし……ただ桃(表)の教室にボイスレコーダーがあっただけですよ!?」
鬼灯(裏)「さすがにそれだけで犯人とされてしまっては、桃さん(表)もたまったものではありませんよ!?」
雷蔵(裏)「そりゃあそれだけで犯人だって思いませんよ。もう一つ証拠があるんです」
花村(表)「えぇっと、そのさっきから言ってる証拠って、なんなの?」
雷蔵(裏)「捜査中に天海さん(表)から聞いたんです。桃さん(表)が昨日の昼に、希望ヶ峰学園(表)の図書室でノートパソコンを持ち込んで調べ物をしていた事を……その際イヤホンもしていましたし、天海さん(表)から聞いた話だと曲を調べてたと仰っていました……」
雷蔵(裏)「……桃さん(表)。その時調べていたのは……今回犯行に使われた曲じゃないですか?そして、それをボイスレコーダーに記録して、今回の事件を引き起こした……違いますか?」
桃(表)「…………………」
鬼灯(裏)「え、ええぇっ!??そんな、桃さん(表)が犯人……なんですか!??そんなことありますか……!??」
雷蔵(裏)「かなり有力なはずですよ?桃さん(表)も魔法少女だから、魔力も相当なものですしデイルさん(裏)から逃げた先が自らの学校の教室なのも納得がいきます。前にシャミ子さん(表)達の前でイントロまで流れていたのは、うっかりその前に他の手段でやってたものが誤作動したんでしょうから、慌てて止めに行ったと説明もつきますよ」
鯰尾(表)「言われてみると確かに……天海さん(表)の証言もあって、桃さん(表)だから為せる技とも言えるね…!」
ルディ(裏)「そんな…………桃さん(表)が、こんな事を起こしたのか……?なぁ、そうじゃないならはっきり言ってくれよ!!あんたが、犯人なのかよ!?」
桃(表)「っ…………!」
シャミ子(表)(ど、どうしましょう……桃(表)が犯人だって思われています…… 私と一緒に捜査をしていた桃(表)が、犯人……? いえ、そんなはずはありません!)
シャミ子(表)(桃(表)が犯人じゃない証拠は必ずあるはずです……困ってる桃(表)の代わりに、私が桃(表)の無実を証明しないといけません!)
【ノンストップ議論開始!】
【ボイスレコーダー】>
【桃タロー(裏)の挑戦】>
【クルーク(表)を怒らせた犯人】>
塵(裏)「桃(表)が犯人と言われても……そんなことがあるのか!?」
桑田(表)「有り得んじゃねーのか?『天海(表)の証言もある』んだしよー」
烈(裏)「『自分の教室に落とした』のも決定的だろうな……」
ラティナ(裏)「でも、桃さん(表)は本当に今回流れていた曲を調べてたのかな?」
雷蔵(裏)「そこまでは天海さん(表)も知らないと仰っていたけど、『そう推測できる条件は揃ってる』と思うよ?」
雷蔵(裏)「『桃さん(表)の目的が不明』な以上、沈黙を貫くなら肯定だって事だしさ」
桃(表)「………………」
ルディ(裏)「桃さん(表)………本当に、あんたがこんなこと………」
シャミ子(表)(桃(表)……もしかして、自分で話してもみんなに信じてもらえるかわからない、なんて思ってるんでしょうか……だったら、尚更私がやるしかないです!だって桃(表)は犯人じゃないんですから……!)
シャミ子(表)「それは違います!」論破!
『桃さん(表)の目的が不明』←<【桃タロー(裏)の挑戦】≡
Break!
シャミ子(表)「待ってください!まだ結論を出すのは早いです!それなら、桃(表)が希望ヶ峰学園(表)の図書室で何を調べていたかをはっきりさせればいいんですよね?」
雷蔵(裏)「え?シャミ子さん(表)、知ってるんですか?」
シャミ子(表)「私も桃太郎さん(裏)から聞きました……桃(表)は桃太郎さん(裏)の協力で、動画配信の音響担当として、素材集めをしていたんです」
鬼灯(裏)「へぇ!桃太郎さん(裏)も動画配信をされるんですね!とても興味深いです、もしこの学級裁判が終わった後に配信されたら見てみましょうか!」
鬼灯(表)「そこに食いつかなくていいんですよ…… シャミ子さん(表)の主張から察するに、音響の素材を調べていた桃さん(表)に例の曲を用意する暇はなかった、ということですかね」
シャミ子(表)「はい!桃太郎さん(裏)も、桃(表)があの曲を入れてなかったって言ってました!ですから、桃(表)は犯人とは違いますよ!」
桑田(表)「あー、そういやそういうことをオレも桃タローさん(裏)から聞いたわ…… 桃繋がりの女子の千代田(表)と動画作りやってみたかったっつってたな……そういうことなら、千代田(表)は犯人じゃないんじゃね?」
雷蔵(裏)「そうですね、それは間違いないことでしょう…… ですが、それでもまだ桃さん(表)が犯人の線は追えますね」
シャミ子(表)「え……えぇっ!?そんな、なんで………!」
桃(表)「……………私には、桃太郎さん(裏)に共有した音源の素材とは別の保存先に、あの曲を保存しておくことができる……そういうことだよね」
雷蔵(裏)「ええ。僕は時代のことがあって、ああいうカラクリについては詳しくありませんが、あの曲のデータを桃太郎さん(裏)に提示する用のフォルダとは別のものに保存しておけば、桃太郎さん(裏)も踏み込んでくることはないですし、バレることもないでしょう」
雷蔵(裏)「さらに言えば、そのデータやフォルダも、ボイスレコーダーに記録した後は自ら削除することが可能のはずです。ですので、やはり僕の推理は正しそうだ……」
文録(裏)「たしかにな……雷蔵(裏)の推理には説得力あるぜ。決定的な証拠もあるんだしよ」
文録(表)「んじゃあ、今回は桃(表)に投票すりゃあいいんだな!?」
エコロ(裏)「まぁそうなっちゃうよねー。 とはいえ納得がまだいかないんだけど……」
シャミ子(表)(ど、どうしよう………桃(表)は犯人じゃないのに、みんなまだ桃(表)のことを犯人だって思ってます……)
シャミ子(表)(……………私じゃあ、桃(表)の無実を証明できない?)
シャミ子(表)(いや…………できます!どうにかしてみんなにも桃(表)のことを信じてもらえるように、説得してみないと!)
シャミ子(表)(たとえ……それがみんなに嘘をつく形になったとしても!!)
【ノンストップ議論開始!】
【デイル(裏)の証言】>
【桃(表)の証言】>
【シャミ子(裏)の証言】>
雷蔵(裏)「僕の推理で今のところ矛盾点はなさそうだし……このまま投票してもいいよね」
花村(表)「『他に怪しい人もいない』もんね……」
ヌマオ君(表)「でも、このまま桃さん(表)に決めうっていいのかな……?」
文録(表)「はー?何言ってんだ!桃(表)が犯人だって説が一番濃いだろうが!」
文録(裏)「そうだぜ?弁解がねぇなら『桃(表)にこれ以上のアリバイはない』ってことだしよ……」
鬼灯(裏)「『別の人を指す証拠もありません』からね……」
鯰尾(表)「桃さん(表)から何も反論はなさそうなので、投票いっちゃいましょうか!」
シャミ子(表)(この議論の内に、私にできることを考えないと……!今の議論の中にどこか私が偽証できる言葉があるはずです!)
シャミ子(表)「この嘘を真実に!」偽証!
『桃(表)にこれ以上のアリバイはない』←<【シャミ子(裏)の証言】≡
● 偽 証 ●
シャミ子(表)「……やっぱり桃(表)は犯人じゃないですよ!なので投票はまだ待ってください!」
烈(裏)「…………なんだ?お前もまだなんか知ってんのか」
シャミ子(表)「はい!だって、犯行時刻といえる昨日の夕方は、私も桃(表)も、シャミ子や桃(裏)とミカンさん(裏)にごせんぞ(裏)と一緒に自分たちの街中を遊び回っていたんですよ?あっ、ミカンさん(表)とごせんぞ(表)も一緒です!」
桃(表)「!? シャミ子(表)………」
塵(裏)「だから………桃(表)に踊る虎猫亭(裏)で音楽は流せない……と言いたいのか?」
シャミ子(表)「そうです!その時特に別世界に行ってたこともなかったので、桃(表)は犯人じゃないですよ!」
ラティナ(裏)「そっか………じゃあ、雷蔵さん(裏)の推理も覆るんだね」
雷蔵(裏)「そうだねー、さすがにこのアリバイがあるなら、クロイツ(裏)での事件については無関係ってことだし……」
シャミ子(表)(よ、よかったー……!これで桃(表)の疑いも晴らせそうです!みんなが話聞いてくれて助かりました……!)
桑田(表)「おいおい?嘘ついてんじゃねーって。オレ、シャミ子(裏)からも話聞いてたけどさー、(裏)の方のダチはともかく、お前や桃(表)達とは遊んでねーっつってたぜ?」
シャミ子(表)「な…………なぁーーーーっ!???な、なんで本当のこと言っちゃうんですか!!せっかく桃(表)の無実をわかってもらえてたのにーー………!」
桑田(表)「いや、議論で嘘ついてどうすんだよ!?それが許されるのは犯人だけだろ!?」
ルディ(裏)「そんな!!今のシャミ子さん(表)の話って嘘なのか!?じゃあ、犯人って本当は、嘘ついたシャミ子さん(表)なのか……?」
エコロ(裏)「いや、それは有り得ないんじゃないかな。さっきヌマオクン(表)が言ってたけど、シャミ子ちゃん(表)にはデイルクン(裏)の感じた強い魔力をまだ発揮できないからね」
鬼灯(裏)「それに、桃さん(表)もシャミ子さん(表)にあの曲の存在を知られないよう、必死に隠し通しています。なのでシャミ子さん(表)に犯人になり得る動機はない……だからこそ……」
雷蔵(裏)「改めて桃さん(表)が一番怪しい……今の時点で桃さん(表)の無実は証明できないんですからね」
桃(表)「………………!」
シャミ子(表)(そ、そんな………私じゃあ、桃(表)が犯人じゃないって、みんなに伝えられないんですか…………?)
鬼灯(表)「いえ、まだ桃さん(表)に投票をするのは早いのではないでしょうか?」
シャミ子(表)「! 鬼灯さん(表)……」
鬼灯(表)「確かに犯行に使われたボイスレコーダーは桃さん(表)の教室に置いてあり、桃さん(表)にまだ犯行ができる線が残っている以上疑わしくは見えますが、かといって議論を終わらせるには語ったことが少なすぎると感じます」
シャミ子(表)「そう……そうですよ!まだ議論は終わっていません!」
文録(裏)「そうか?もう犯人はわかったと思うが……」
ルディ(裏)「ま、待ってくれよ!みんな落ち着けよ!これじゃあ意見が真っ二つに……」
アクアクさん「ほーう、真っ二つ?今真っ二つとな?いよっ!待ってましたー!これより変形裁判場の出番!議論スクラムのお時間でーす!みなさん二方向に分かれて議論してくださーーい!」
シャミ子(表)(今度こそ……桃(表)は犯人じゃないってみんなにわかってもらいたい!だから、この議論スクラムで意見を言わないとですね……!)
【議論スクラム開始!】
議題:千代田桃(表)は犯人か?
【犯人だ!】
雷蔵(裏)、文録(裏)、文録(表)、鬼灯(裏)、花村(表)、烈(裏)、塵(裏)、鯰尾(表)
【犯人じゃない!】
シャミ子(表)、鬼灯(表)、桑田(表)、ヌマオ君(表)、ルディ(裏)、ラティナ(裏)、エコロ(裏)、桃(表)
花村(表)「桃さん(表)が一番怪しいんだよね?犯人として見てもいいと思うけど…」
シャミ子(表)「桑田さん(表)!」
桑田(表)「まだ千代田(表)が犯人って決まってねーじゃねーかよ!」
鬼灯(裏)「ですが、桃さん(表)にも犯人の条件は当てはまりますし、証拠品を用意できる時間もあるんですよ?」
シャミ子(表)「エコロ君(裏)!」
エコロ(裏)「だとしても、シャミ子ちゃん(表)がおじさま(裏)とツノの子(裏)とで話していた時間の桃ちゃん(表)は信じていいんじゃない?」
文録(表)「んなもんうっかりシャミ子(表)のいる前でミスして焦ったで通るじゃねぇか!」
シャミ子(表)「桃(表)!」
桃(表)「私が犯人だとしたら、そもそもシャミ子(表)のいる場所で犯行に使う道具を持ち込みませんよ」
雷蔵(裏)「桃さん(表)の教室に落ちていたボイスレコーダー、あれはどう説明するんです?」
シャミ子(表)「私が!」
シャミ子(表)「それも桃(表)が犯人だったら、デイルさん(裏)から逃げていたにしても学校の教室に置いたりはしないと思います!なんなら自宅の方が見つからないんですから!」
文録(裏)「かといってわざわざ桜ヶ丘高等学校(表)に立ち寄るもんなのか?残りの条件に合うやつはみんな別世界出身だぞ?」
シャミ子(表)「ルディ君(裏)!」
ルディ(裏)「別世界ならクロイツ(裏)の時点でそうだろ!世界の関係性は置いといて犯人を見つけ出すべきだよ!」
「「「これが私(オレ)(ぼく)(ラティナ)(ボク)の答えです!」」」全論破!
シャミ子(表)「桃(表)が犯人だとしたらおかしいところがたくさんありますし、まだ議論を終わらせるのは早すぎます…… だからみんな、お願いします……どうか、桃(表)のことは、疑わないでください……!」
桃(表)「………私からも、お願いします。私に投票するのは議論をやり尽くしても結論が変わらなかった時でいいので、今は他に犯人がいる前提で議論してほしいです」
鯰尾(表)「シャミ子さん(表)、桃さん(表)………わかりました。投票は置いといて、別の議論に移りましょう!」
塵(裏)「そこまで泣かれてしまっては仕方がないな……しかし、話題を変えるにしても、何を話すことが最善なんだ?」
鬼灯(表)「……犯人は昨日の夕方で犯行に及んだ際にデイルさん(裏)が追ってきたことで逃げ出し、多魔市(表)を訪れたのですよね?その時の議論を交わせば、犯人の行動の全貌を明らかにできるはずです」
烈(裏)「そういえば桃(表)のことばかりで、犯人の行動について話すのが足りねぇ気がしたからな……まず犯人の動きを話していくか」
シャミ子(表)(なんとかみんなを説得することができました……けれど、きっとここからですよね。鬼灯さん(表)の言う通り、犯人がデイルさん(裏)から逃げた時からの行動を整理して議論しないと……)
シャミ子(表)(きっとその中で犯人がわかるきっかけが生まれるかもしれませんからね!)
【ノンストップ議論開始!】
【桃タロー(裏)の挑戦】>
【多魔市(表)に落ちてた人形】>
【クルーク(表)を怒らせた犯人】>
文録(表)「にしてもよー、犯人もよくデイル(裏)から逃げきれたよな」
雷蔵(裏)「犯人も運が良かったんだと思いますよ。『すぐにデイルさん(裏)の追跡から逃げられた』んですし」
鬼灯(裏)「このままクロイツに居続けると見つかると思ったんでしょうね……だから『多魔市(表)に逃げ込んだ』んですね」
烈(裏)「そして、このまま学級裁判の題材になることを恐れた犯人は、『ボイスレコーダーを置いてった』んだろうな……」
エコロ(裏)「そうなると桃ちゃん(表)は犯人にはめられたことになるね?」
花村(表)「もし桃さん(表)の活動のことも計算に入れてたとしたら、相当な知能犯じゃないのかな……?」
シャミ子(表)(あ、あれ?もしかしてあの言葉は、私の集めてきた証拠とは違うんじゃないでしょうか?)
シャミ子(表)「それは違います!」論破!
『多魔市(表)に逃げ込んだ』←<【クルーク(表)を怒らせた犯人】≡
Break!
シャミ子(表)「いえ!鬼灯さん(裏)、犯人は多魔市(表)の前に、訪れた世界があります!」
鬼灯(裏)「へ、そうなのですか!?となると、犯人はクロイツ(裏)で事件を起こした後に、2つの世界も訪れていたということですか?」
シャミ子(表)「はい!犯人はデイルさん(裏)から逃げ切った後、プリンプタウン(表)を訪れたんです」
シャミ子(表)「その時リデルちゃん(表)も犯人からあの曲を聞かされそうになっていて……その様子を見て怒ったクルーク君(表)にも追いかけられて、多魔市(表)を訪れたんでしょう」
桃(表)「うん。その時のクルーク(表)、かなり殺気立ってたから、アコール先生(表)達も本気で止めるほどだった……だから犯人も命からがらだったと思う」
桑田(表)「マジかよ………犯人の奴、クルーク(表)も敵に回してたのか……喧嘩売りすぎじゃね??」
ヌマオ君(表)「この話聞いてたらサタンさん(表)も怒りそうだよね……」
鯰尾(表)「こうなるとぼいすれこーだーが桃さん(表)の教室に置いてあったのも、犯人のうっかりが信ぴょう性ありますね……犯人もそんなことがあって切羽詰まっていた以上、逃げ込んだ先で頭真っ白になっていたかもしれませんから」
烈(裏)「…………ちょっと待て。犯人はデイルさん(裏)とクルーク(表)、この二人に追われているもんだよな?実際はどっちもすぐに追跡をやめたり止められたりしたけどよ」
烈(裏)「もしすぐに自分のいる世界に帰れば御用になる……そう思ってたからこそ多魔市(表)に逃げ込み、元の世界にも中々帰ってなかったんじゃねぇのか」
花村(表)「そっか!犯人目線だと、自分のことを血眼で探してるかもしれないからね!」
塵(裏)「そうなると犯人はしばらく多魔市(表)に潜伏していた……となるわけだな!?」
鬼灯(表)「………しかし、犯人の魔力のことは、デイルさん(裏)もクルークさん(表)も多くの魔力を感じ取っているはず。ただ潜伏していただけでは、犯人視点では今度こそ自分のことがわかりかねません」
鬼灯(表)「ですから、犯人も頭を使って多魔市(表)に居続けていたはずです。そこを皆さんで考えてみましょうか」
ラティナ(裏)「それがわかれば、犯人が誰かもわかってくるのかな?」
ルディ(裏)「よし……だったら、やるしかねぇよな!」
シャミ子(表)(犯人がどのようにして多魔市(表)に潜伏し続けていたのか……私も少しでも理解できるでしょうか……)
【ノンストップ議論開始!】
【シャミ子(裏)の証言】>
【桃タロー(裏)の挑戦】>
【多魔市(表)に落ちてた人形】>
鬼灯(表)「犯人も追っ手の目に映らないよう潜伏していたはずです。その方法を少しでも考えてみましょう」
ヌマオ君(表)「どこかで【魔力を抑える】手段を取ってたんじゃないかな?」
ヌマオ君(表)「とはいっても、多魔市(表)もある意味魔力がたくさんあふれてるようなものだから、難しいかな……?」
雷蔵(裏)「何か【囮を用意した】とかでしょうかね?」
雷蔵(裏)「あーでも、クルーク(表)はまだしも、デイルさん(裏)に囮が通用するかな?」
エコロ(裏)「あるいは、【バリケードを作ってた】とかかな?」
エコロ(裏)「そうはいっても、バリケードを突破される危険もあるわけだけどね」
ラティナ(裏)「うーん……他にも何か推理はあるのかな?」
シャミ子(表)(あの時あの人からもらった証拠……もしかしたら、ここで役立つのでしょうか?)
シャミ子(表)「それに賛成です!」同意!
【囮を用意した】←<【多魔市(表)に落ちてた人形】≡
同 意
シャミ子(表)「雷蔵君(裏)の言ってた、犯人が囮を用意して自分が見つからないようにした、という意見はあり得ると思います!これを見てください!」
文録(裏)「おいおいシャミ子(表)、リュックから何を……ん?白い簡単な人形?」
シャミ子(表)「これはですね、鬼灯さん(表)が見つけたもので、多魔市(表)内に落ちていたようです。私も桃(表)も知らないものなので、きっと犯人のものと思われます」
シャミ子(表)「犯人はこれを使ってデイルさん(裏)やクルーク君(表)の目から逃れようとしたんですよ!」
エコロ(裏)「ほう、そんな人形が見覚えもないのに実際にあったんなら、犯人が用意したんだろうね。だけど、囮として使えるものなのかな?」
シャミ子(表)「え?囮として使えないんですか?」
エコロ(裏)「いいかい、デイルクン(裏)もメガネクン(表)も血が上っていたとして、人と人形の違いがわからないことはないはずだよ。それもこんなに簡素な作りのものとさ。だからもっと別の意図があるんじゃないかな?というわけで……」
エコロ(裏)「科学的根拠を示してほしいな?」反論!
エコロ(裏)「それは科学的に考えて、囮としての機能を持ってないと思う。だから囮にはならないんじゃないかな?」
シャミ子(表)(この人形が囮とはならない……そうなると、エコロ君(裏)はどんな役割を持っていると言いたいんでしょうか?)
【反論ショーダウン開始!】
+【ボイスレコーダー】>
+【鬼灯(表)の証言】>
+【昨夜の多魔市(表)の気候】>
エコロ(裏)「シャミ子ちゃん(表)が出してくれた人形は、簡素な作りで何か音を出すとかそういう要素もない……」
エコロ(裏)「だから、囮にするにしては不適切だと思うよ」
ーー発展!ーー
シャミ子(表)「もしそうであれば、いったいどのように使われたというんですか?」
エコロ(裏)「そうだねー、例えばその中に『トラップを仕込んで』罠をしかけるとか……使うならそれぐらいだと思う」
エコロ(裏)「その人形が『囮と結びつく要素がない』からには、別の意図があるとしか思えないんだよね」
シャミ子(表)(エコロ君(裏)の言い分もわかります……普通ならこれを囮にしたと引っかかる人は早々いませんから)
シャミ子(表)(でも、あの特殊な状況なら、成り立つはずです!それって確か………)
シャミ子(表)「その言葉、斬らせてください!」論破!
『囮と結びつく要素がない』←<【昨夜の多魔市(表)の気候】+≡
Break!
シャミ子(表)「いえ、普段の場合なら意味がなくても、昨晩は上手くいく状況だったんです!」
エコロ(裏)「え?そうなの?いったいどんなことが起きてたのさ」
シャミ子(表)「実は昨夜、多魔市(表)で砂嵐が発生していたんです。あまりに突然のことでしたし、砂嵐は昨夜だけだったんですけど……この特殊な天候が、犯人の味方をしたんだと思います」
桃(表)「それって…………もしかして、犯人は砂嵐で視界がよく見えないことを利用して、簡素な人形を囮に使えたってこと?」
シャミ子(表)「はい!あのような砂嵐を前に、犯人の姿を捜索するのも困難を極めてしまうものです。犯人視点で追っ手をかく乱するために、急でも人形を作っていたはずです!」
エコロ(裏)「そっかー、そんなことがあったんだね……それなら囮として機能することができるのか。うん、納得したよ」
鯰尾(表)「けっこう犯人のことがわかってきましたね!この調子で犯人の行動を議論して、特徴を掴んでいこう!」
鬼灯(表)「……………いえ、もう十分だと思います」
ヌマオ君(表)「え?十分って……どうして?まだ犯人について話し合えそうなのに……」
鬼灯(表)「…………今のエコロさん(裏)の反論の下りで、犯人が誰だかわかりました」
シャミ子(表)「えぇっ!?すごいです鬼灯さん(表)!」
塵(裏)「い、いったい誰だというんだ!?今回の事件を起こした奴は!」
鬼灯(表)「そうですね、シャミ子さん(表)。 先程言った通り、昨夜に砂嵐が発生していたと言っていましたよね」
シャミ子(表)「はい!その砂嵐を、犯人は今回逃げるために利用して……」
鬼灯(表)「そこでストップです。確かに昨夜の砂嵐は犯人の味方になりました。しかし……多魔市(表)は本来、砂嵐が起こるような天候ではなかったはず。いったい何故砂嵐が起きたのか……少し考えてみてはいかがですか?」
シャミ子(表)「え………?」
シャミ子(表)(あの砂嵐に、犯人に繋がるヒントがある……ってことなのでしょうか?それじゃあ………もしかして、あの砂嵐は………)
・突然変異
・犯人の魔力で作り出された ←
・クルーク(表)の魔力で作り出された
シャミ子(表)「これです!」解!
シャミ子(表)「もしかして……鬼灯さん(表)は、犯人があの砂嵐を作り出したって言いたいんですか?」
鬼灯(表)「ええ。多魔市(表)の天候にそのような兆しが見られないということは、犯人が人為的に生み出し、自分に有利な状況を作り出したとみていいでしょう」
文録(表)「まぁ突然変異ってのも十分あり得ると思うが……あの人形の囮がある以上はそうとは考えにくいよな……」
花村(表)「自分の力で砂嵐を起こせる人………あっ!?も、もしかして……!?」
鬼灯(表)「シャミ子さん(表)、もうわかるはずです。今回のクロが誰なのか………」
シャミ子(表)(今までの議論を一から振り返って考えると……今回の犯人は…………)
ついに犯人発覚!? 感想まだ
- Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーつー ( No.110 )
- 日時: 2021/08/06 21:21
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
【怪しい人物を指名しろ!】
『塵(裏)』 ←
シャミ子(表)「あなたしかいません!」
シャミ子(表)「塵君(裏)……あなたは、砂のチカラを操ることができますよね?塵君(裏)になら砂嵐を起こすことができます。だから、塵君(裏)が犯人じゃないんですか……?」
塵(裏)「は………!? いやいや!待て!確かに俺は砂使いだ!だけどな!?俺はこんな事件に関わってないぞ!?」
ラティナ(裏)「でもね塵さん(裏)……他に砂嵐を起こせる人はいないんだよ……?」
烈(裏)「………お前がどういうつもりであの曲を多くの場所で流したかは知らねぇが、デイルさん(裏)に謝罪する準備はしておけ。命が惜しければな」
塵(裏)「だからー!!決めつけるな!!まだ俺が犯人だと確定できてないだろうが!?そもそもだ!俺が犯人なら、何かしらクロイツ(裏)にいた証言が残っているはずだぞ!音楽を流すにはまずクロイツ(裏)にいなければならないからな!!」
ヌマオ君(表)「言われてみると、塵さん(裏)のクロイツ(裏)での目撃情報はなかったね……どうしよう、これだと投票はできないかも……」
シャミ子(表)(そうでした、塵君(裏)が今回の事件の犯人だったら、まずクロイツ(裏)にいてないと成り立たないんですけど……今のところ、目撃情報がないみたいです!?犯人を追い詰められるんでしょうか……?)
【ノンストップ議論開始!】
【デイル(裏)の証言】>
【鬼灯(表)の証言】>
【昨夜の多魔市(表)の気候】>
鬼灯(裏)「あの、どなたか塵さん(裏)をクロイツ(裏)か踊る虎猫亭(裏)で見かけた目撃情報は持っていませんか?」
文録(表)「いや?全然。そもそも俺だってクロイツ(裏)にいなかったし……」
ヌマオ君(表)「ぼくも、『デイルさん(裏)達から証言は貰えなかった』かな……」
花村(表)「『他の住民もそんなこと言ってなかった』しね……」
桃(表)「………誰も塵(裏)がクロイツ(裏)にいたって証明できないみたいだね」
塵(裏)「ほらな?俺がクロイツ(裏)にいたという情報はどこにもない。即ち、俺には犯行は不可能なんだ」
塵(裏)「俺に関しての目撃情報がない以上、俺が犯人という線を追わせるわけにはいかないぞ!」
シャミ子(表)(どうやらみんな、本当に塵君(裏)についての目撃情報を持ってないみたいです……このままじゃあ……… あれ?でも、あの人の証言なら……!)
シャミ子(表)「まぞくの威厳を見るがいい!」論破!
『他の住民もそんなこと言ってなかった』←<【鬼灯(表)の証言】≡
Break!
シャミ子(表)「いえ!目撃情報なら一つあります!クロイツ(裏)に昨日の夕方、鬼灯さん(表)が訪ねていたのですが……その時に自分の他にも、学級裁判に参加しているメンバーだとヌマオ君(表)、鬼灯さん(裏)、塵君(裏)、エコロ君(裏)がクロイツ(裏)に来ていたと言っていました……この言葉が指す意味、わかりますよね」
塵(裏)「は?それで俺を追い詰められたつもりか……………あっ!!」
鬼灯(表)「そう、これまでの議論もあって、犯人が特定できた今こそ、私が貴方を目撃していた証言が貴方を追い詰められる」
鬼灯(表)「私は貴方の事を、捜査の段階で犯人だと確信していました……今シャミ子さん(表)が話題に出した証言を基に、多魔市(表)の天候の事をシャミ子さん(表)と桃さん(表)から聞いたことでわかったのですが……」
桃(表)「もしかして、それで話題を振ってくれたり、シャミ子(表)のことをリードしてくれたりしたんですか? ……塵(裏)、何か申し開きはある?」
塵(裏)「申し開きと言われても……! まだだ!!まだ俺を犯人にするには根拠が薄いぞ!!」
文録(裏)「おい!?まだ認めねぇのかよ…!?デイル(裏)がガチギレするだろうし、もう降参しといた方がいいって!!」
塵(裏)「誰がするか!!そもそも犯人じゃないからな!?鬼灯さん(表)の証言も、所詮一瞬見かけただとか、その程度だろう!?」
鬼灯(表)「………ですね。そこは否定しません」
塵(裏)「だったら、鬼灯さん(表)の見間違いという線もありうる……!! 俺を明確に見かけた者がいない限り、認めてたまるか!!」
【理論武装開始!】
塵(裏)「今回の事件では、犯人はボイスレコーダーを使って、例の曲を流していたんだろう!?」
塵(裏)「だったら犯人は必ず曲が対象の耳に聞こえる範囲にいなければならない……」
塵(裏)「つまり踊る虎猫亭(裏)のあるクロイツ(裏)にいなければならないんだ!!」
塵(裏)「俺がクロイツ(裏)にいたと鬼灯さん(表)以外の誰かが言っていたか?俺がそこで何かしていたとでも言うのか?」
塵(裏)「誰もそんな事は言ってなかっただろう?鬼灯さん(表)すらも俺を一瞬見かけたとしか言ってなかっただろう!?」
塵(裏)「俺がクロイツ(裏)にいたという根拠が不確かな以上、俺は犯人になり得ないんだよ!!」
『トドメをさせ!』
塵(裏)「『俺が犯行を行ったとはっきり言える者などいるものか!!』」
△生徒達
□学校(表)の ○魔導
×プリンプ
→【プリンプ魔導学校(表)の生徒達】
シャミ子(表)「もう、終わりにしましょう…!」解!
Break!!!
シャミ子(表)「………塵君(裏)が言っている通り、クロイツ(裏)での犯行や、塵君(裏)自体を目撃している人は明確にはいません」
桑田(表)「はぁ!?それじゃあどうしようもねーじゃねーか!!」
塵(裏)「ほ、ほらみろ!!だったら俺は無実だ………」
シャミ子(表)「でも、今回の事件はクロイツ(裏)で起きただけじゃないです。塵君(裏)は私や桃(表)やリデルちゃん(裏)とだいにお父さん(裏)の時も、そしてクロイツ(裏)の後でリデルちゃん(表)にもあの曲を聴かせてました……」
シャミ子(表)「リデルちゃん(表)の時は、本人と一緒に聴く形になっていたので、記憶が飛んだクルーク君(表)以外のプリンプ魔導学校(表)の生徒のみんなに塵君(裏)の事はバレています!なので、リデルちゃん(表)達に改めて話を聞けば、塵君(裏)も文句は言えませんよね?」
塵(裏)「ろ………おお…………お………?」
エコロ(裏)「…………その答えね、ボクがもうツノっ子ちゃん(表)から聞いてるよ」
塵(裏)「………!??」
桃(表)「エコロ(裏)も話を聞いてたんだ……それで、誰にあの曲を聞かされたって言ってたの?」
エコロ(裏)「うん、この展開だと言うまでもないかな」
シャミ子(表)「そうですか………塵君(裏)、これで反論は………」
塵(裏)「…………し……………」
鯰尾(表)「し?」
塵(裏)「少し……少しでいい、デイルさん(裏)と戦うための覚悟を決める時間をくれ!投票は準備が整ったらしていいから……!」
烈(裏)「塵(裏)…… デイルさん(裏)に殺されかけたら守ってやるからよ」
塵(裏)「な!?待て!!準備ができてないんだよ!!だからまだ投票するな……!!」
アクアクさん「あー、犯人がもうわかったところで!いよいよ投票タイムですねー!それでは、今回の事件のクロだと思う人物に投票しちゃってくださーい!」
塵(裏)「まだ待てえええええ!!!!」
塵(裏)│塵(裏)│塵(裏)
【Guilty!】
このまま修羅場が起きてしまうのか……!? 感想まだ
- Re: メリディス:カキコ版学級裁判ちゃぷたーつー ( No.111 )
- 日時: 2021/08/06 21:26
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
アクアクさん「えー、オマエラ!今回も正解でーす!今回シャミ子さん(表)やリデルさん(裏)に……正確にはサタンくん(裏)にかな?それと踊る虎猫亭(裏)やリデルさん(表)にやr」
バコォォンッ!!
アクアクさん「あの!?また乱入者ですか!?今回はまだ喋ってる途中なんですが!!てか貸し切ってる学級裁判場の扉を破壊して入ってこないで!!」
デイル(裏)「お前か………ラティナ(裏)のいる場でクソみたいな曲を流しやがったのは………」
塵(裏)「…………っ!」
花村(表)「あわ、あわわ、あばばばばばばば………!」
ルディ(裏)「デイルさん(裏)、本気で怒ってる…… このままじゃあ、塵さん(裏)の身が!」
デイル(裏)「しかも前後にシャミ子(表)やリデル達にもあの曲聞かせてたみたいじゃねぇか…… 覚悟はもうできてるんだろ?」チャキッ
ラティナ(裏)「デ、デイル(裏)!待って………」
烈(裏)「………!」
シャミ子(表)「ま! 待ってください!まずは、まず塵君(裏)の言い分を聞きましょう!」バッ
塵(裏)「! お前……」
デイル(裏)「!」ピタッ
シャミ子(表)「塵君(裏)も、なんの理由もなしにこんなことしてるわけじゃないはずです……ですから、まずは話を聞いてあげて……納得できたら、攻撃をやめてくれませんか?塵君(裏)も、デイルさん(裏)やみんなに説明したくて、覚悟を決めたいと言ってたんですよね」
デイル(裏)「…………わかった。塵(裏)、なんでこんな事をしたんだ……言い分を正直に話してみろ」
塵(裏)「あ……あぁ、話す……今から話してみる。 捜査中や学級裁判の時から思っていたんだが……何故みんなしてやらないかをいかがわしいだの聞かせるなだの言うんだ?あれは一人の男に恋する男が相手への恋情をアピールしながら求婚する曲だろう?」
デイル(裏)「……………へっ? いや、その解釈は間違ってないけどさ。 ………もしかして、塵(裏)はあの曲の危険性をわかってない……上に誤解してるのか?」
鬼灯(裏)「あの曲はいわゆるネタの替え歌曲ですよ……?それも下ネタ系の」
塵(裏)「な!?なんでだ、以前に花村(表)からこの曲を熱烈に勧められたが、この曲を歌う男の愛は本物だと感じたぞ?特にずっと相手に婚式の契りを求めているだろうが!それのどこが下ネタだ!」
文録(裏)「あー………確かにセリフ部分や掛け合いとかに目をそむければ、そう聞こえないこともないけどよ……」
ヌマオ君(表)「というか、話を聞くに元凶は輝々さん(表)……ってことになるよね?」チラッ
花村(表)「あっ、あ〜〜〜……確かにぼくが勧めたような……勧めなかったような……どっちかというと『くるみ☆ぽんちお』の方を勧めてたっていうか〜………」
ルディ(裏)「どっちにしろまずいだろ!?なに塵さん(裏)に下ネタ曲勧めてんだよ!!」
塵(裏)「くるみ☆ぽんちおについては意味がわからなかったが……やらないかについてはいいラブソングだと思ったから、花村(表)の『いい雰囲気にしたい時は、BGMとして流すといい』というアドバイスもあって、サタンさん(裏)のアルル(裏)への恋を応援しようと流してみたり、踊る虎猫亭(裏)の客の一人が『女房が欲しい』なんて言っていたから、応援しようと思って流してみたんだが……桃(表)もデイル(裏)も殺気立って襲いかかってくる意味がわからなかった……」
花村(表)「あ〜、それも言ったというか…それは言わないでいてほしかったというか〜……!」
雷蔵(裏)「なるほど……実質花村さん(表)も共犯してた、ってことですね」
鬼灯(表)「そして、デイルさん(裏)から逃げた先で、どうしてリデルさん(表)にもあの曲を?」
塵(裏)「ああ、簡単に説明するとだな……」
━━━━━━━━━━━━━━━
塵(裏)「はぁ……せっかく婚活とやらの応援をしていたのに、何故店の奴ら全員慌てだした上に、デイルさん(裏)は俺を追いかけ回してきたんだ……?」
リデル(表)「あ、あれ……?塵さん(裏)……どうしたんですか?そんなに落ち込んで……」
塵(裏)「お前は……リデル(表)か…… 実は、人の恋愛の応援をしたいのだが……上手くいかないんだ……ピッタリなラブソングのBGMを流しているのに、怒る奴が出てきてだな……」
リデル(表)「え、恋愛の応援、ですか?とても意外ですね……で、でも……塵さん(裏)が流しているラブソングって、どんな曲なんですか?内容次第で、怒られても仕方ないんじゃあ……」
塵(裏)「ああ、お前にも聞いてもらいたい…… この曲なんだがな……」カチッ
♪やらないか
リデル(表)「えっ!?えぇぇっ!??/////」
塵(裏)「せっかくの熱烈なラブソングなのだから、誰かが愛を伝えるのに積極的になってくれたらいいと思うんだが……難しいものなのか……?」
クルーク(表)「(###▼皿▼)」
塵(裏)・リデル(表)「「Σ(゚Д゚;)」」
クルーク(表)「うちの同級生に何してるのかな?」
塵(裏)「へ!?いや……ただラブソングを聞かせていただけだ!それで悩みも聞いてもらっていたところで……」
クルーク(表)「それのどこが!!ラブソングだああああああ!????頼むからカキコで悪い意味で猛攻を奮ってる替え歌曲をこれ以上広めるなよ!?またあいつらがやってきたらどうすんだあああああああ!!!!」
塵(裏)「はぁ!?何言って………待て待て待て落ち着けえええええ!???」
リデル(表)「あぁっ!?二人とも〜……!ど、どうしよう……!!」
━━━━━━━━━━━━━━━
塵(裏)「そこから先は議論で出た通りだ。クルーク(表)にも鬼の形相で追われた俺は、さすがに命の危機を感じて姿を眩ませるため、逃げた先の多魔市(表)で砂嵐を起こし、囮の人形も設置しておき、しばらく多魔市(表)で過ごしたんだ。その途中でボイスレコーダーをなくしてしまったがな……」
桃(表)「そっか、本当に悪気は全くなかったんだ……ただ、選曲がよりによってのものだったばっかりに……」
烈(裏)「……こいつはこの通り、さすらうことばかりしてたからか、価値観も俺達とはかなり違うところが多いんだ……こうしたネタも通じにくい。だからこそこいつにはまた改めて、カキコや日本のネタを教えておかないといけねぇ。だから今回は初犯として見逃しておいてくれよ」
デイル(裏)「そう……だな。塵(裏)もある意味、ラティナ(裏)達と近い部分があったってことだし……そういうことなら許すし、俺も責任もってカキコであったことを教えていくよ。 ただ輝々(表)は話し合いな」(#^ω^)
花村(表)「あべばべば!!」(´;ω;`)
ラティナ(裏)「よくわからないけど……輝々さん(表)は反省してね? 塵さん(裏)が許してもらえてよかったー……!」
シャミ子(表)「はい!デイルさん(裏)との仲が悪くならなくてよかったですし……後はクルーク君(表)にも事情を説明するだけですね!」
塵(裏)「そうだな……あいつが一番気が動転していたし、あいつもトラウマがあるようだし……後で謝りに行かないとだな」
アクアクさん「うぷぷ……本当にそれで一件落着になると思った?残念!おしおきも控えていたのでした!それでは張り切って参りましょう!おしおきタ〜〜〜イム!」
『ピコンッ☆』
【ジンくんカッコウラがクロにきまりました。おしおきをかいしします。】
━━━━━━━━━━━━━━━
今回の学級裁判での塵君(裏)のおしおきは、すぐその場で敢行されることになりましたが……
「というわけで!今回塵くん(裏)にはおしおきとして、鬼灯くん(裏)による全力ハグを受けてもらいます!やらないかの雰囲気に少しだけ寄せてみたおしおきだよ!」
「あ!なんだ、鬼灯さん(裏)に抱きしめられるだけでいいんだな?どうなることかと思ったら……心配しなくていいようだな!」
「わかりました!ぎゅっと抱きしめたらいいんですよね?では!いきますよー!塵さん(裏)!」
「ああ!しっかり受け止めるからな!」
ギュゥゥッ!!!!
「ぐわああああああああっ!!!!!」
「えっ!?うわーーー!??塵くーーーーん!????」
「塵さーーーーーん!???どうしたんですかーーーーー!???」
「まさかの無自覚!?アンタが塵(裏)を強く抱きしめすぎて、体がメキメキ言ってんだよ!!」
鬼灯さん(裏)の全力があまりに強すぎて(さすがに加減してるところはあったようですが……)、塵君(裏)はそのまま気絶してしまいました……その後はすぐに踊る虎猫亭(裏)へ担ぎ込まれ、少しの間デイルさん(裏)の下宿部屋で安静になっていました…… ちなみに、私は塵君(裏)が犯人であることを当てた負い目から、毎日お見舞いに行っていました!
「シャミ子(表)……お前、友人が待ってるだろうに、俺と過ごしてていいのか?」
「いいんです!桃(表)やミカンさん(表)にも伝えているので……それに、けが人となると放っておけませんから!」
「そうか……おっ!?お前の料理、とても美味いじゃないか………!」
「そうですか?私はまだまだなんですけど……喜んでもらえて嬉しいです!リクエストあれば、今度はそれを作ってみますよ!」
「いや、お前の作りたいものでいい……毎日お見舞いに来てくれて、ありがとな」
「…………シャミ子(表)。吉田優子(表)。あいつは、デイル(裏)に誤って斬られることを全く恐れず、目の前にいる俺を助けてくれた」
「そして、今も毎日お見舞いに来てくれている……これが、"愛"……だろうな。俺が"あの時"を境になくしてしまったあの温もり。この温もりを取り戻すために、強くなろうとさすらい続けてきたところもあったが………」
「こうしてずっと、シャミ子(表)のそばにいれば、愛を取り戻せる……………ふふ」
【朗報?】塵(裏)→シャミ子(表)が確立しました。 感想OK!