二次創作小説(新・総合)

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.217 )
日時: 2023/01/30 21:14
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

天悪「いや〜……ここまで、色んなことが起きましたね〜……」

柊「そうですね……ここまで見届けてくれたり、サポートしてくれた皆さんには頭が上がらない……」

ウィオ「おかげで無事に、結果発表まで行けましたからね…………では、本番に入りましょう!」

天悪・柊・ウィオ「「「会場のみなさん、お待たせいたしました!! 第三回天悪&柊&ウィオ版料理対決、いよいよ結果発表の時間でーす!!」」」

観客一同「「「うぉぉぉーーーーっ!!」」」

21番の料理の試食から数十分後(なおリアルではもう1月末)………ついに第三回目の天悪版コラボ料理対決の結果発表をする時がやってきた。その場では観客達のみでなく、挑戦者や司会やアシスタント、審査員を務めてきた者達や医療班と戦闘班も盛り上がっている。

天悪「えー、まずは皆様にここまで弊サイド料理対決を見届けてくださった事とサポートに回ってくださった事についてのお礼を……今回の料理対決にて無事に運営ができた上で、この結果発表まで行える事ができるのは、挑戦者各位の皆様や支援してくださった住民の皆様や他の作者さんサイドからの救援の皆様、そして応援をして頂いた読者の皆様、何よりコラボに携わっていただいた柊さんとウィオさん、そして御二方のサイドの皆様のおかげです! 誠にありがとうございました!」

天悪のお礼の言葉を受け、主に観客達も歓声を送る。その歓声に一番天悪が照れている………が、今は結果発表の時間だ。天悪は柊さんやウィオさんと共に、ブーディカや小豆、レッドとカレンに、シトロン(表)や鬼灯(裏)の元に、これまでの評価を集計した結果発表用紙を手渡していく。そしてマイクはまず、ブーディカにバトンタッチされた。

ブーディカ(柊)「さぁ! いよいよ優勝チームの発表……の前に! まずはそれぞれの挑戦者達の評価がどうなったのかを発表していくよー! 最初は最優秀評価とされる☆5の人達の発表からね! 今回、☆5評価を勝ち取る事ができたのは………」












ブーディカ(柊)「1番に2番、7番に9番、そして19番に21番の6人だよ! 番号を呼ばれた6人には、試食を担当した+‪α‬審査員が駆けつけるから、まずは評価用紙を受け取ってね!」

金糸雀(ウィオ)「カナが☆5!? やったのかしらー! カナの戦略が甲を制したのかしらー!」

文録(裏)「俺が最優秀評価!? う、嬉しいな……あっ! そうだ、誰が俺のフォカッチャ食べてくれたんだ!??」ソワソワ

まぐろ(ウィオ)「☆5獲っちゃった★ 評価してくれた人達に、お礼を言いたいな★」

紅閻魔(柊)「あちきも選ばれまちたね! あちきの料理を試食し評価して下さった皆さん、ありがとうございまチュ!」

ディーア(ウィオ)「よし、目標は達成できたな……俺の料理で喜んでもらえた上、チームに貢献できてれば……」

穂波(柊)「ええっ!?? わ、私も、☆5評価ですか……!? 信じられないけど、う、嬉しいです……! ありがとうございます……!」

本人たちの力量と愛情によって、審査員達に絶品料理を提供してくれた☆5評価の者たちはこの6名! 皆それぞれでリアクションは異なるものの、☆5と評価されて喜んでいる事は同じであった。そんな6名に、該当する+‪α‬審査員達が評価用紙を持って駆けつける! まずは可愛らしい小鳥の巣のクグロフを作ってくれた金糸雀から。





金糸雀(ウィオ)「あら!? +α審査員が一人足りないのかしら! 残りの人はどこに行ったのかしら!?」

かいとうU(裏)「ああ、それがね……イチエンクンは………」

アンゼリカ(柊)「金糸雀さんへの侮辱罪でとっくに逮捕されましたよー!」

金糸雀(ウィオ)「ああ………なるほど。それはいいとして……カナの作戦はバッチリだったのかしら! ここまで上手くいくとは思わなかったのだけれど………アイツ(一期(表))からのなでなでやだっこは回避できたのもあるし! カナは満足なのかしら!」

アンゼリカ(柊)「金糸雀さん! 評価用紙にも書いてますけど、金糸雀さんの料理の腕も良いようですし、私達で協力すれば、パンで商売繁盛も間違いなしですよ! 私も(金のために)尽力しますので、このコラボが終わった後もひと稼ぎしませんか!?」(´。✪ω✪。 ` )

金糸雀(ウィオ)「あら! あなた見る目あるのかしら! カナにとっての利益があるのなら、協力してあげてもいいのかしら! それなら一緒に、(金のために)パンやクグロフやお菓子を作るのかしら〜!」

アンゼリカ(柊)「はーい! 売り上げ30万超え目指して頑張っちゃいましょうね!」

かいとうU(裏)「ははは……💦 レディー達は元気だね」

イチエンの不在に一瞬疑問を抱くも、恒例行事での逮捕のことを知り、そこはスルーした金糸雀← 金糸雀は想定以上の好評を貰って満足したが、すかさずアンゼリカが金糸雀に金稼ぎの誘いを持ち込み、ここに守銭奴コンビが誕生したのであった……かいとうU(裏)はそんな金糸雀とアンゼリカを見て少し困りながらも笑っていた。次に、本場の本格的な味わいに仕上がったフォカッチャを作った文録(裏)。文録(裏)はマルコ(裏)やシャミ子(裏)、塵(表)やすず(表)の姿を探すが……





雷(裏)「あ、あの……! 文録さん(裏)! その、今日は私たちに、おいしいパンを作ってくれて、ありがとう……!」

文録(裏)「え、あれ!? ………あー…………そっか、雷(裏)とユニコーンと、はなこが食べてくれてたんだな……」

はなこ(ウィオ)「やっぱり、マルコさん(裏)達に食べてもらいたかった?」

文録(裏)「い……いや!! 確かにちょっと願ってたのはあるが……ユニコーン達にも食べてもらって嬉しいよ。評価もすごく良いものばかりだしな」

ユニコーン(柊)「うん……文録くん(裏)の作ってくれたフォカッチャ、とってもおいしかったよ。ユニコーンたちのためにも、おいしいものをがんばって作ってくれてありがとう。あのね、文録くん(裏)。あのフォカッチャ、ナワーブお兄ちゃんの分もプレゼントで作ってくれてもいいかな? 文録くん(裏)のお料理なら、ナワーブお兄ちゃんも喜んでくれるから……」

文録(裏)「え! いいのか? もちろんいいぜ! ナワーブにはこの間悪いことしちまったし……そのお詫びも込めて作っていいなら!」

ユニコーン(柊)「うん! 文録くん(裏)も、ナワーブお兄ちゃんと仲良くなってくれると、嬉しいなぁ」

雷(裏)「私が+α審査員に選ばれた時は、ヒヤヒヤしたけど……文録さん(裏)が喜んでくれてよかったわ!」

はなこ(ウィオ)「うんうん! みんなハッピーなのが一番だよっ!」

文録(裏)は一瞬、マルコ(裏)達に自身の作ったフォカッチャを食べて貰えてなかったことに凹むも、雷(裏)やユニコーンやはなこの表情と評価用紙を見てすぐに笑顔になった。そして、ユニコーンからナワーブ宛のプレゼントをお願いされた文録(裏)は、ユニコーンと共に喜んでキッチンへと向かう……その様子を雷(裏)とはなこも笑顔で眺めていた。次に、実にオサレで実に美味い白身魚のソテーを作ったまぐろ(ウィオ)。





まぐろ(ウィオ)「おやおや★ シャミ子さん(表)と霧島さんとブラックさんが食べてくれたんだね★ 喜んでいただけて光栄だよ★」

ブラック(ウィオ)「カカカ〜ッ! こちらこそ、悪魔的な美味さを誇る料理を提供していただいて感謝しますよ〜! さとし君へのいい自慢話もまた一つできましたからねww」

霧島(柊)「今、貴方の作ってくれたあのソテーの事を思い返してみても、貴方がまだ学生の身であの料理を作り上げられた事が信じられないわ……比叡の料理の指南も、もし良かったらお願いしたいわね」

シャミ子(表)「いや、本当にすごかったです! まぐろ君(ウィオ)! 私達においしいソテーを食べさせてくれてありがとうございました!」

まぐろ(ウィオ)「いやぁ〜★ 評価用紙だけじゃなくて、面と向かって喜んでもらえるのを見ていると、照れるのもあるけど、それ以上にこっちも嬉しいな★ 僕で良かったら、またこういった機会があれば、協力しますよ★」

霧島(柊)「ありがとう! 結果次第では比叡も猛省するはずだから……私達も比叡の料理上達に力を貸したいのよ。それに純粋に、私のデータ以上の美味が出てきて盛り上がったわ!」

ブラック(ウィオ)「まぐろ君、まぐろ君もYouTuberデビューしませんか? まぐろ君の場合は料理の他にも多才だそうなので、バズること間違いなしですよ〜!」

まぐろ(ウィオ)「うーん★ 僕も自分の夢があるから……ね★ ごめんね★」

シャミ子(表)「まぐろ君(ウィオ)らしいですね! 私も、まぐろ君(ウィオ)のやりたいことを優先でいいと思います!」

まぐろ(ウィオ)の場合は、まぐろ(ウィオ)の持ち合わせている能力を駆使して作られた白身魚のソテーが相当美味だったためか、ブラックにYouTuber勧誘をされたり、霧島に比叡に関しての相談をされたりしていた。まぐろもマイペースな姿勢は変えないが、やはり素直に評価用紙での評価や面と向かってのお礼や好意は嬉しい模様……一番まぐろ(ウィオ)の料理に感動していたシャミ子(表)も、微笑ましくまぐろ(ウィオ)の様子を見ていたのであった。次に、どの料理よりも温かみのある刺身定食を作った紅閻魔。





紅閻魔(柊)「チュチュンッ!? ココアにマスター、そして閻魔大王様(表)もあちきの料理を食べてくださったのでちか!? あああ……ありがとうございまチュ……!」

閻魔大王(表)「ううん! 紅閻魔ちゃんの料理、とっても美味しかったよ〜! またこういう機会があれば、是非とも紅閻魔ちゃんの閻魔亭に、こっちの地獄の獄卒や関係者みんな連れて行ってみたいなぁ!」

六花(柊)「そうだよー! 紅閻魔、今回のためにいっぱい頑張ってたでしょ! 私もすぐにわかったよ〜!」

ココア(ウィオ)「うんうん! 紅閻魔ちゃんの料理、あったまれて素敵な味わいだった〜! ねえ紅閻魔ちゃん! 私の事は『お姉ちゃん』って呼んでもらっていいかな!?」

紅閻魔(柊)「もちろん、誰が当たったとしても、その方々にも喜んで貰いたくて作った料理でちから! けれどココアの事はお姉ちゃんとは呼べまちぇん!」

ココア(ウィオ)「(`0言0́*)<ヴェアアアアアアアア!????」

六花(柊)「まぁ断るよね💦 紅閻魔、今日はよく頑張ったね! 閻魔大王様(表)にも無事に食べて貰えたし、今回優勝できたら、豪華クルーズ船の旅、楽しんできてね!」

閻魔大王(表)「だねぇ! 紅閻魔ちゃんも、たまには羽を伸ばしてね!」

紅閻魔(柊)「マスター、閻魔大王様(表)………はい! あちきも、自身のチームを優勝まで導けたなら、みなちゃんのためにも、ゆっくりリラックスするのでち!」

今回、紅閻魔にとっては別世界でも、自身を養女として迎え入れてくれた存在と言える閻魔大王(表)にも自身の料理を食べてもらって緊張していた紅閻魔だが、ココアのペースや自身のマスターである六花の労い、そして閻魔大王(表)が和やかに紅閻魔にかけたお礼の言葉に、紅閻魔も普段より少し朗らかそうに微笑んだ。紅閻魔も、閻魔大王(表)や六花やココアにも喜んでいただけたことがとても幸せであったのだ……優勝できたら是非とも羽をのばして欲しいところである。次に、固定審査員の小豆の作ったプリンに対抗したプリンアラモードを作ったディーア。





ディーア(ウィオ)「なんだ、キサラギ達が俺の作ったプリン食ってくれてたんだな……んで、どうだった、俺のプリン。ちゃんと全部食ってくれたか?」

キサラギ(ウィオ)「もちろん! すぐに完食したくらいおいしかったよ。あのプリンのおかわりない〜?」

ディーア(ウィオ)「おかわりが欲しいなら、狩り道具の後片付けをきちんとしろよな。また大事な道具を、自分の部屋の中でぐちゃぐちゃにしていて管理しきれてなかったぞ」

キサラギ(ウィオ)「えー? そんなー」

司(柊)「ははは、キサラギは荷物の管理はキチンとしてほしいな💦 ディーアさんのプリンは正に筆舌しがたい程、経験のなかった美味しさでしたよ! また機会があれば、俺達ワンダーランズ×ショウタイムとコラボしてほしいですし、良ければ後で咲希にもあのプリンを食べさせていただいてもよいでしょうか!?」

鹿ノ子(裏)「アタシも! モイモイ(裏)への口直しに、また一つあのプリンを作ってほしいわ★ あと、君の弟さんへの説教もお願いね☆」

ディーア(ウィオ)「あー……あまりきつくは言わないが、言い聞かせとく。この様子だと、みんな喜んでくれたようでよかったぜ……頑張ったかいがあったな」

司(柊)「うむ! 努力を重ね、その成果を追い求めることはいい事ですよ!」

鹿ノ子(裏)「君ならこれからも執事として頑張ってくれるでしょうし、応援するわねっ♪」

キサラギ(ウィオ)「うんうん! 僕も近くでずっと応援するからね!」

ディーアはやはりキサラギには少々説教ぽくなっているが、こう言ってながらも、キサラギにも自分の作ったプリンを食べてもらって嬉しいのはディーアもそうだ。その上で、司や鹿ノ子(裏)からも絶賛されていることで、ディーアもまた執事として、研鑽を積み続けることだろう。ディーアが「あ、ありがとよ」と顔を赤くしてそっぽを向いたのを見て、キサラギと司(柊)と鹿ノ子(裏)はにこにこと穏やかに笑うのであった。最後に、純粋な者達を救った綺麗な茶碗蒸しを作った穂波。





穂波(柊)「あっ! 私の料理、村正さん(表)とウサギゴケちゃん、アイクくんが食べてくれたんだね。えっと……夜ご飯には足りなかったかもしれないけど、おいしかったかな?」

ウサギゴケ(柊)「うん! 穂波さんの茶碗蒸し、とってもおいしかったの! 本当はウーちゃん、おかわりもしたかったの」

村正(表)「まさにlastを飾るに相応しい、最高の一品でした。穂波殿も誇って良いのデスよ」

アイク(ウィオ)「評価用紙にも書いたけど、とってもおいしかったー! またつくってー」( ・ヮ・)

穂波(柊)「よ、よかった〜………キッチンから見てたけど、他の皆さんの料理、とってもおいしそうなものばかりだったから………私もあの域まで作れてたか不安だったの」

村正(表)「? 穂波殿の茶碗蒸しも、今回☆五評価を飾れた方々と互角程の味だと思うのデスが」

アイク(ウィオ)「そうだよー? 穂波お姉ちゃんの料理も穂波お姉ちゃんなりのおいしさがあったよー?」

ウサギゴケ(柊)「団長さん達も、穂波さんの料理もとっても温かくておいしかったって言ってたの。だから、穂波さんも自信持ってほしいの」

穂波(柊)「そ、そうかな……ふふ、皆さんが喜んでもらえたなら、私も喜んでいいよね。ありがとうウサギゴケちゃん達。それなら、おかわりのごはんを作ってみるね!」

ウサギゴケ(柊)「いいの!? わーい、なの!」

アイク(ウィオ)「やったー! どんな晩ごはんかなー? 楽しみだなー」( ・ヮ・)

村正(表)「huhuhuhu……! 穂波殿も人々に笑顔を届ける事が得意のようデスね。では、ワタシも付き合うとしまショウか!」

結果発表で☆5にノミネートされても緊張している穂波。そんな穂波に純粋に激励の言葉をかける村正(表)とアイクとウサギゴケを見て、穂波はその緊張を少しでも解せたようであり、ウサギゴケの声も受けて、二人と一振りに対しての夜ご飯を作ってくれるらしい! これにはウサギゴケもアイクも村正(表)も大喜びであった(村正(表)はその際脱ごうとして蜻蛉切(表)に諌められたが)。





☆5のメンバーも豪華! 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.218 )
日時: 2023/01/30 21:17
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

小豆(柊)「それでは、つぎにわたしから、こんかいのりょうりたいけつで、ほしよんひょうかをいただいたものたちをはっぴょうしよう。こんかいはごにん、このひょうかをもらっているぞ。こんかいのほしよんひょうかしゃは………」












小豆(柊)「さんばんにろくばん、じゅうばんにじゅうよんばんにじゅうごばんだ。いまよばれたものたちは、ぷらすあるふぁしんさいんから、ひょうかようしをもらってほしいな」

ジーグブルート(柊)「フン、こんなもんか」

厚(表)「おーっ! 結構良い評価じゃんか! へへん、どんなもんだい!」

りんご(ウィオ)「えぇっ!? 私も☆4評価って………本当ですか!? やった……!!」

燭台切(柊)「あー……☆四なんだなー……! ☆五評価を取ってみせたかったぜ……じゃなくて! みせたかったな……」

ラグナス(表)「やった! おれも☆4だー! ……わぁ! あつし兄さん(表)も同じ評価だ! とってもうれしいぞ!」

☆5評価には届かなかったものの、それでも絶品料理として相応しい料理を提供した、☆4評価者はこの5人! この評価に満足いかない者、驚きが大きいが喜びも大きい者、自身の仲間と同じ評価なのもあって和気あいあいとしている者とで分かれるが、そんな彼らの元にも+α審査員達が駆け寄る……まずは作るのはアップルパイの予定だったものの、テーマ上アップルリングを作ったジーグブルートから。





ジーグブルート(柊)「んだよ、お前らが俺の作ったアップルリング食ったのかよ。……味の感想は」

スプリングフィールド(柊R)「はい。リンゴの味わいがとても芳ばしくて……とっても美味しかったです。ありがとうございます、ジグさん」

うるおいちゃん(裏)「あたしみたいな女の子には少しカロリー面で厳しいかもしれないけど、同じ貴銃士の皆さんにはとっても喜んで食べてもらえると思うわ! スプリングフィールドさん(R)も喜んでくれてるし!」

トゥイーク(ウィオ)「えっと、その………キャラメルフラペチーノと合わせて食べてもおいしかったよ………」

ジーグブルート(柊)「カロリーが高えのは、アップルリングの性質上そうなりやすいが、そこも考えて作るべきだったか……ん、リンゴよりパンの主張が強めなのも課題か。そこも練習する」

トゥイーク(ウィオ)「アッ!! 僕の評価も目を通してくれてる……!? あわわわわ……!! 嬉しいけど、緊張しちゃうよ!!」

スプリングフィールド(柊R)「ジグさんはとても真面目な人ですから。課題点はしっかり見つめ直しますし、評価されたところは喜んで伸ばしてくれるんですよ」

ジーグブルート(柊)「おい、別に俺はそんな真面目ちゃんじゃねえからな?」

うるおいちゃん(裏)「うふふ、でもあたし達のためにもあのアップルリングを作ってくれて嬉しかったわ! そうだわ! ジーグブルートさん、スプリングフィールドさん(R)の分のアップルパイ、後で作ってあげて? 本当はアップルパイを作ってみたかったのよね?」

ジーグブルート(柊)「はっ!? ………別に構わねえが、アップルパイでもアップルリングでもどっちでもいいんだがな……」

スプリングフィールド(柊R)「ふふふ。ジグさんの作ってくれるアップルパイ、楽しみに待ってますね」

ジーグブルートは素直じゃないながらも、素直に自分に好意を向けてくれるうるおいちゃん(裏)や、自分の事を怖気ながらもしっかり評価しているトゥイーク、そして誰よりも美味しそうにアップルリングを食べてくれたスプリングフィールド(R)に感謝をしているようだ。その証拠に、トゥイークや審査員達の評価に真面目に目を通していたり、うるおいちゃん(裏)の頼みを受け入れている。素直じゃないながらも優しいジーグブルートの姿勢を、特にスプリングフィールド(R)が微笑ましく見ていたのであった……次に、女子力の高いポピュラーな弁当を作った厚(表)。





厚(表)「………あのなー。オレの弁当に最高評価つけてくれるんなら、もう少し素直に褒めろよなー」

漣(裏)「いや、だってあなたがここまでおいしくてかわいいお弁当作るとは思わなかったし! それに、なにクソご主人さまの手を借りてるのよ!!」

厚(表)「ええー!? 別に違反行為じゃねーだろー!? 教わった後は自分であれんじや工夫を入れたし!」

漣(裏)「そういう問題じゃないっての!!」

乱(柊)「あはは……厚(表)に漣ちゃん(裏)ってば( ̄▽ ̄;)」

スタン(ウィオ)「二人も中々ラブラブに見えるんだが?」

厚(表)・漣(裏)「「ラブラブじゃねー(じゃない)!!」」

スタン(ウィオ)「息ぴったりじゃねーか」

漣(裏)「まったくもう! 精々優勝してのんびりしなさいよ!」

厚(表)「わかってるよ! ただし、その時はお前もついてこいよな! オレ達に存分に付き合えよ!」

漣(裏)「は!? は………はっ!???/////」

乱(柊)「おー!? おー! 厚(表)ったらだいた〜ん!」

スタン(ウィオ)「アイツも中々やるじゃんか! こう言うのはなんだけど、本当にクルーズ船旅行に行けるといいな」

評価用紙を渡された後から程なくして、軽い言い合いを始めた厚(表)と漣(裏)。しかし、スタンの言う通り、厚(表)と漣(裏)は言い合っててもどこか恋人のようにも見えるのは気のせいじゃないだろう。更に、厚(表)が無自覚かどうかはともかく、漣(裏)にデートの誘いとも取れるような発言をした! これに漣(裏)は顔を赤くし、天悪と柊さんも大歓喜していた←←← 会場全体からもヒューヒューと歓声が届いたところで、次にりんご(ウィオ)の八百屋の娘としての目利きが存分に活かされたフルーツケーキを作ったりんご(ウィオ)。






アミティ(ウィオ)「りんごーっ! りんごの作ってくれたフルーツケーキ、おいしかったよー!」

りんご(ウィオ)「わっ! 私のケーキはアミティ達が食べてくれたんだ。友人に手作りのお菓子を食べてもらえて、嬉しいやら恥ずかしいやら……」

神通(裏)「照れることないですよー! りんごちゃん(ウィオ)のケーキはお店で出せそうなほどおいしかったです! そこは誇ってください!」

トレイシー(柊)「それに、りんご(ウィオ)のケーキは、まぐろ(ウィオ)と肩を並べられるように頑張って作ったものなんだよね!」

りんご (ウィオ)「ふぇぇっ!??///// いや、確かにそうですけど……!」

アミティ(ウィオ)「そこ!! そこだよ!! りんごも将来、まぐろにご飯を作ってみたいのもあって頑張ったんだよね!! その話、あたしにももっと聞かせて! アレがアレでコレがコレでソレがソレで………キャーーーー!」

りんご(ウィオ)「もう! アミティ、落ち着いてってば!」

神通(裏)「りんごちゃん(ウィオ)、すっかり照れてますね!」

トレイシー(柊)「うん! りんご(ウィオ)もまぐろ(ウィオ)のことが大好きってことだよね!」

今回、まぐろに追いつくためにも自身の実力を自分なりに発揮したりんご(ウィオ)の元に真っ先にアミティ(ウィオ)が駆け寄った。そして、話題もすぐにまぐろ(ウィオ)の話になり、アミティ(ウィオ)はすごく盛り上がっている。それを耳まで赤くなりながらも諌めるりんご(ウィオ)……そんなりんご(ウィオ)の微笑ましい姿を見て、りんご(ウィオ)やまぐろ(ウィオ)にも豪華クルーズ船旅行に行ってほしいなと思った神通(裏)とトレイシーであった。次に、珍しく☆4評価とされてしまったシチューハンバーグを作った燭台切(柊)。





燭台切(柊)「えぇっ!? 俺の料理、みっちゃ……じゃなくて! 貞ちゃんとさくらちゃん(裏)と千花ちゃんが食べてくれたのかい!??」

千花 (ウィオ)「はいっ! もう………すっごくウマウマでしたよー! あのシチューハンバーグなら、うちの生徒会のメンバーみんなも喜んでくれますよ!!」

大神(裏)「うむ! 我も、燭台切さん(柊)の料理を朝日奈(裏)や 富松(表)にも分け与えたいほどでした! 素晴らしいお味でしたよ!」

太鼓鐘(柊)「ひき肉の空気の抜き方だとか、シチューの味わいの工夫とかはあと一歩だったけど、すっげー温かくて美味いシチューハンバーグだったぜ! これ、みんなで書いた評価用紙」

燭台切(柊)「あ、ありがとう! ……あちゃー……あと一歩だったって意見が多いねぇ……でも、こうして意見を出してくれるのも嬉しいな」

大神(裏)「我はこれ程美味いものは早々ないと思いましたよ! ですが、より腕によりをかけた燭台切さん(柊)の料理を食べたいです!」

千花(ウィオ)「私も! あれよりもっとおいしい料理が予想つきませんけど、光忠さん(柊)がもっと上手く作った料理も食べたいです!」

太鼓鐘(柊)「さくらちゃん(裏)も、千花ちゃんもこう言ってるんだから、これからも頑張ってくれよな、みっちゃん。俺も手伝うからさ」

燭台切(柊)「み………貞ちゃんにさくらちゃん(裏)に千花ちゃん! ありがとうね! 俺……じゃなくて僕! これからも伊達者として、派手にいくよ!」

………どこか所々燭台切(柊)の様子がおかしいが……相棒である太鼓鐘(柊)や、大神(裏)と千花に自分の作ったシチューハンバーグを食べてもらっていたと知って驚きながらも喜んでいた。評価用紙を見てみても、自身の課題点に素直に気づけたようだ。大神(裏)と千花の純真な願いと、太鼓鐘(柊)の後押しも受けて、燭台切(柊)もまた料理へのやる気を出していくのであった……最後に、初めはボヤ騒ぎを起こしかけた程の料理下手であったが、本番にて大きく改善できた点心を作ったラグナス(表)。






ラグナス(表)「あっ! あーっ! おれの点心、お小夜(表)とラフィーお姉さんとカイルが食べてくれたんだな! とってもうれしいぞーーー!」

小夜(表)「わっ………あるじさま…………その、ちょっと苦しいです」

ラフィー(柊)「んん………すぴぃ…………点心、とってもおいしかったよ………」

カイル(ウィオ)「あはは💦 小夜(表)から話聞いたけど、最初はボヤ騒ぎ起こしかけたほど、料理できてなかったのに、あんなにおいしい点心を作れるようになるまで努力して、本当にすごかったよ」

ラグナス(表)「ああ! しゃおらんお兄さん(裏)からも教えてもらってるしな! 本番は上手くいって、本当によかった………おれもみんなもケガしなかったし、お小夜(表)たちも喜んでくれてうれしいな」

ラフィー(柊)「…………小夜(表)、伝えてあげて……………」

ラグナス(表)「? 何をだ?」

小夜(表)「はい…………あるじさま、これが評価用紙……その、今回作ってくれた点心、おいしかったから…………今度は、本丸で、あなたの作った中華料理を食べたい」

ラグナス(表)「え! 本丸でも料理していいのか! お小夜(表)が食べたいなら、今度はラーメンとか作れるようにするぞ!」

小夜(表)「…………初めて作る料理は、慣れるまで、無茶しないで……」

カイル(ウィオ)「だね💦 料理に失敗は付き物だろうけど、派手な失敗には気をつけて💦」

ラグナス(表)は、自分の料理を食べた一振りに小夜(表)もいることを知り、感激の余り、小夜(表)とラフィーとカイルに抱きついた。なんとかラグナス(表)を諌めた小夜(表)は、ラフィーの後押しで、ラグナス(表)に素直に評価用紙と共に、自分の伝えたい気持ちを伝えることに成功した。それを受けて、ラグナス(表)も料理に対してのモチベーションが上がり、また未知の領域にある料理に挑戦しようと決めたのだった……また近いうちにボヤ騒ぎ起きないか心配( ̄▽ ̄;)





☆4も平和 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.219 )
日時: 2023/01/30 21:20
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

レッド(ウィオ)「………次に、普通評価とされる☆3評価を貰った挑戦者を発表するわよ。今回は、2人この評価をされてるわ。☆3をもらった挑戦者は………」











カレン(ウィオ)「えっと! 12番さんと20番さんです! 呼ばれた二人は前に出て、+α審査員の人たちから評価用紙をもらってね!」

クリスマスベゴニア(柊)「はわわ! 普通だったのですか〜……! わたくしももっと、練習が必要だったみたいなのです……!」

白澤(表)「あれ? ☆3なんだ。もう少し上かと思ってたのになぁ」

今回の☆3評価者として選ばれたのはこの二人! クリスマスベゴニアはともかく、白澤(表)に関しては普通とは程遠いが……💦 ひとまず見てみよう! まずは花嫁修業の一環でウエディングケーキを作ったクリスマスベゴニアから。





クリスマスベゴニア(柊)「あっ! 亀甲さまっ! 亀甲さま〜〜〜〜! 亀甲さまにも食べていただけたのですね、とても嬉しいのです!」ムギュッ

亀甲(柊)「クリスマスベゴニアさん! あはは。願い通り、クリスマスベゴニアさんの手料理のウエディングケーキ、食べさせてもらったよ! 僕もとっても嬉しいよ」ギュッ

留三郎(表)「あはは……二人ともとても喜んでいるな! 念願が叶って何よりだ」

真宵(ウィオ)「いやぁ、私達お邪魔かもしれんのう」

留三郎(表)「えええ!? いやいや、ワタシ達もクリスマスベゴニアちゃんの料理を食べた+α審査員なんですから! 評価用紙を渡さないと!」

真宵(ウィオ)「といってもお邪魔なのは事実じゃろう。ほれあそこ……」

クリスマスベゴニア(柊)「わたくしの作ったケーキは、☆3である以上はまだまだなのかもしれませんけど……亀甲さまや皆さまにも、こうしてわたくしのケーキで満足していただいて、とても嬉しいのです……! これからも、わたくしは愛されるために腕を上げますので、亀甲さまもずーっとお傍にいてほしいのです〜!」

亀甲(柊)「ふふふ、もちろんだよ! クリスマスベゴニアさんが、本当に僕の花嫁になってくれて、一緒に結婚式ができて、そうして幸せに暮らしていける時も、待ってるからさ」

真宵(ウィオ)「………二人の邪魔はできんじゃろう?」

留三郎(表)「確かに……( ̄▽ ̄;) 亀甲さん(柊)に評価用紙を渡してもらおうか……」

クリスマスベゴニアは、+α審査員にいる亀甲(柊)の姿を見てすぐに彼の元に駆け出し、抱きついてきた。亀甲(柊)も嬉しそうにクリスマスベゴニアを受け止め、抱き寄せる。そうして二人の世界に入り始めたクリスマスベゴニアと亀甲(柊)を見て、自分たちが野暮なことをできないと悟った留三郎(表)と真宵は空気を読み、亀甲(柊)に評価用紙を手渡し、亀甲(柊)越しにクリスマスベゴニアへの評価用紙を与えた。クリスマスベゴニアはその評価を見て、更に顔を赤くしていたのであった……そして、後にケチャップアートで猫好好と猫美美を描いたことで、まるでスプラッターなことになったオムライスを作った白澤(表)。





白澤(表)「おや? 茄子君(表)にルカちゃん、ファイア君が僕のオムライスを食べてくれたんだね〜。今回のオムライス、結構頑張ったんだよ? 特にケチャップアートを」

茄子(表)「うんうん! 白澤さん(表)も初挑戦のケチャップアートだったけど、今回も良かった〜。固定審査員達は焦ってたけど、俺は良いと思ったよ!」

白澤(表)「ふふ、謝謝♪ ……ありゃ、ほんとだ。天悪ちゃんや鬼灯君(裏)達の評価は少し低いや。鬼灯君(裏)達にはまだ僕の芸術は理解するには早かったかなぁ」

ファイア(ウィオ)「まぁ、芸術は理解できる奴がついていってくれるなら、それもいい芸術だと思うぜ!! 俺も先生(表)の芸術はすげぇって感動してるし、今回のケチャップアートもすっげーかわいかったからさ!! もっと先生(表)の芸術が見たいぜ!!」

ルカ(柊)「私も、猫好好ちゃんや猫美美ちゃんたちのことを、もっと知りたいです。よかったらまたこういう機会があれば、また白澤さん(表)の絵を見てみたいわ」

白澤(表)「えっ! いいのかい? 嬉しいな〜! ルカちゃんみたいな綺麗で美人な女の子にも興味を持ってくれるってとっても嬉しいよ♪ 茄子君(表)やファイア君も謝謝♪ また料理対決に挑戦者として呼ばれたら、もっと芸術的な料理を作ろっかな〜♪」

ルカ(柊)「ふふふ、楽しみにしていますね? 白澤さん(表)も腕を上げれば、今度はみんなも喜んでくれると思うわ」

ファイア(ウィオ)「うーん、先生(表)は女好きのようだから口出ししねーけど……ルカみたいな見苦しいのを相手にも口説くんだな? ちょっとそこはわかんねーぜ」

茄子(表)「ファイア……( ̄▽ ̄;) ファイアがB専なのはわかったから、あまり口に出さないであげて( ̄▽ ̄;)」

白澤(表)は少数派である、白澤(表)のケチャップアートも含めて絶賛していた茄子(表)とルカとファイアの激励を受けて、自身の芸術に関しての自信をより持ったようだ……なんで白澤(表)は芸術に関しては反省点を受け入れることをしないんだ………それはともかく、本人たちにとっては、オムライスの味や工夫、ケチャップアートも合わせて絶品料理にできていたため、結束力が高まっていたのであった……やはりファイアの美醜感覚が枷となるが💦






☆3の二人正反対な気が……💦 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.220 )
日時: 2023/01/30 21:23
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

シトロン(表)「次に、☆2評価……ミスや経験不足などで評価がほどほどに下がってしまった人たちの発表をします! この評価で呼ばれても、皆さんどうか気を落とさないでくださいね……! それでは発表します! ☆2に選ばれた方々は………」











シトロン(表)「4番と5番、11番と16番と17番の5名です! 呼ばれた5名は、駆け寄ってきた+α審査員達から評価用紙を受け取ってくださいね!」

フェーリ(ウィオ)「そう………上手く、いかなかったのネ」

比叡(柊)「ひえーーーーっ!?? な、なんで☆2なんですか!? せっかく上手く作れたはずなのに………ま、まさか!? どっかでミスしちゃったーーー!??」

球磨(裏)「クマー………ダメだったみたいクマ………」

茶柱(裏)「きえー……まぁ、この評価が妥当でしょうね……」

イライ(柊)「ああ、やっぱりこの評価かぁ……💦 みなさん、混乱させてしまってすみませんでした……💦」

シトロン(表)から☆2評価者として呼ばれたのはこの5名。5名とも、☆2というあまり喜ばしくない評価だからか、落胆したり、慌てる者が出ているが……みんなして大人しく+α審査員達の元へと向かう。まずはおかずが炭で構成されてしまったのり弁当を作ったフェーリ(ウィオ)から。





フェーリ(ウィオ)「! ……せんぱい(裏)達が、アタシの弁当を食べたのネ……この評価ということは、上手くいかなかったのよネ……」

かおす(ウィオ)「あばば!! フェーリちゃん、落ち込まないでくださ~い! フェーリちゃんがこれからまたお勉強して、上達できればいい話ですから!」

オイゲン(柊)「そうね。今回はおかずが炭まみれだったり、ごはんが固かったりしたけれど、私達の為に頑張って作ってくれて嬉しかったのよ?」

レムレス(裏)「うん……それに、僕のアドバイスを聞いて、お守りを食べ物という形で用意してくれてたでしょ」

フェーリ(ウィオ)「…………だって、アタシの好きなせんぱいのような、美味しい料理を作って、せんぱいに喜んでもらいたいもの………」

レムレス(裏)「君がその夢のために、腕を上達させよう、相手をもてなそうという気持ちを持って料理を作るなら、大丈夫だよ。僕も振り向いてもらいたい後輩がいるからさ………君の事も、応援してあ・げ・る」

かおす(ウィオ)「あばば! わ、私も! フェーリちゃんの恋を、お、応援させていただきたいです!! フェーリちゃんの大好きなせんぱいが、フェーリちゃんの料理を食べて喜んでくれますように……!!」

オイゲン(柊)「私も振り向いてもらいたい好きな人がいるから、親近感湧くわ。この経験を糧に、これからも頑張ってね?」

フェーリ(ウィオ)「せんぱい(裏)達………ふ、フフフフフフフ…………待ってて、せんぱい……アタシ、アナタに振り向いて貰えるような、素敵な後輩になってみせますから………!!」

フェーリ(ウィオ)は☆2評価を受けて落ち込みだすも、かおすとオイゲン、そしてレムレス(裏)の励ましの言葉で改めて自身の愛するレムレス(ウィオ)への愛を再確認する。特にレムレス(裏)に激励されて、またダークなオーラを発するフェーリ(ウィオ)だが、今後もレムレス(ウィオ)に振り向いてもらえるように、自身の料理の腕前も磨くようだ! その様子を見てレムレス(裏)とオイゲンとかおすも安堵したのだった……次に、自身の調節ミスによって、想定と違い辛めのキーマカレー弁当を作ってしまった比叡。





比叡(柊)「ひ、ひえーーーーーーっ!??? 姉様達が私のキーマカレー弁当を試食なされたんですか!?? あああああの、その!! この評価ってことは、どこかミスしちゃったんですよね……すみませんでした!!」

長谷部(表)「お前の作った弁当で、かれぇのすぱいすの調節みすがあったのは確かだな。だが、大きく目立ったみすはそこだけだったぞ」

アルル(ウィオ)「うんうん! 細かいミスもあったけど、比叡のキーマカレー弁当はそこさえ直せればまたみんなでおいしく食べられたんだよねー」

金剛(柊)「比叡ー! 私達の為に、灯のcoachを受けてとっておきのキーマカレー弁当を作ってくれてThanks! 評価を受けて、反省点がわかったここからが正念場デース! Never give upヨ!」

比叡(柊)「姉様、長谷部さん(表)にアルル(ウィオ)……! ありがとうございます……!! さっき霧島が言ってましたけど、私の料理の腕の指南が入るって本当ですか? それなら、喜んで受けます! 姉様や司令達に喜んでもらえる料理を作るために、頑張ります!!」

金剛(柊)「YES!! 私も比叡の料理手伝うからサ、私の事も遠慮なく頼っていいデスヨー! 可愛い妹の為なら、私も一肌ぬぎマース!」

比叡(柊)「ね!! 姉様と共同作業~~~~!?? ひえーーーっ!! 胸の高鳴りが止まらないよーーーーっ!!! ☆2評価なのに、幸せすぎて夢を見てるみたい~……!」

アルル(ウィオ)「あはは……そんなに金剛(柊)のこと大好きなんだ💦 でも安心したよ!」

長谷部(表)「ああ。柊殿の下の俺も安堵していることだろう。俺も勇者としての務めを果たせたようだな」

自身のキーマカレー弁当を食べた+α審査員の一人に愛する姉である金剛(柊)もいる事で興奮するも、焦り出す比叡だが、長谷部(表)とアルル(ウィオ)、そして金剛(柊)のアドバイスを受けて、素直に感謝していた。更に金剛(柊)から比叡の料理の腕の向上を手伝うと言われ、比叡は夢心地になったのだった! この様子を見たアルル(ウィオ)と長谷部(表)も安堵したのであった。次に不安になったことでホットケーキがハチミツ漬けになった球磨(裏)。





一期(表)「球磨ちゃ〜ん(裏)! 今回の料理対決、よく頑張りましたね! 評価は決して高くはありませんが、私達のためにほっとけぇきを作ってくださってありがとうございます!」

球磨(裏)「クマーーーーー…………一期(表)も球磨のホットケーキ食べてたのかクマー……早速なでなでしようとしないでほしいクマ」

榛名(柊)「あはは……一期さん(表)の頭上に、花びらがたくさん舞ってますね💦」

しらせ(ウィオ)「そこまで球磨(裏)のこと気にいってるんだねー(本当に最初の礼儀正しい真面目な態度が見る影もねぇじゃねーか……なでなでは断られてるし……)」

一期 (表)「球磨ちゃん(裏)、今回は大変お疲れ様でした! 可愛くほっとけぇきを作る球磨ちゃん(裏)の姿を見られなかったのは残念ですが……この評価用紙を見て、次に繋げてください!」

球磨(裏)「いや、挑戦者の調理の様子を覗くのはさすがにダメクマ。けれど、球磨のことをしっかり評価してくれてるのは感謝するクマ」

榛名(柊)「球磨さん(裏)、評価用紙にも書いたことですけど……今回は甘さをもっと調節出来ればよかったのと、また機会があれば、貴女のところの提督の方に料理を教わるのも良いと思うんです! 一期さん(表)にこうして期待されているんですし、学んでおいて損は無いと思います!」

しらせ(ウィオ)「うん! しらせも、ハチミツがたっぷりかかってなかったら、おいしいホットケーキだったかなーって思うよ! やる気があるなら、次もおいしいケーキ作ってみてよ!」

一期(表)「応援しています、球磨ちゃん(裏)!」d('∀'*)

球磨(裏)「今回は抽選で選ばれたまでクマ……けど、もしまた選ばれたら……その時はもっと精進するクマ」

早速一期(表)になでなでされようとするのを回避しようとする球磨(裏)。そんな一振りと一人の様子を少し呆れながらも見ている榛名としらせだが、球磨(裏)も一期(表)から評価用紙を貰った時は素直に受け取った。そして榛名やしらせのアドバイスと一期(表)の声援を胸に、少し乗り気じゃないながらも、また静かに燃える球磨(裏)だった。次に、かつての料理対決に恋人と言える風丸(裏)も作ったおにぎりを作ってみたものの、おこげたっぷりな固めごはんとなってしまった茶柱(裏)。





風丸(裏)「茶柱さん(裏)! ☆2評価なのはともかくとして、俺達のためにおにぎりを握ってくれてありがとうございます!! すっごくおいしかったです!!」

茶柱(裏)「きえっ!? か、風丸さん(裏)が本当に食べてくれたんですか!? お、驚いたというか、嬉しいというか………」

花陽(柊)「えへへ、喜んでいいよ! 茶柱さん(裏)の手料理を大好きな人が食べてくれたんだし」

チエル(ウィオ)「チエルもこうして二人のラブラブ具合を見てて、とっても和んでますよ〜! おめでとうございます、転子さん(裏)☆」

茶柱 (裏)「いや、おめでとうございますって何がですか……いえ、この為に頑張ったかいはあったんですけどね。けれど花陽さんはすみませんでした。転子の握ったおにぎり、あんまりおいしくなかったようで……」

花陽(柊)「い! いいよ気にしなくて! ただ花陽の好みじゃなかっただけで、好きな人には喜んでもらえるものだから!」

チエル(ウィオ)「現に一郎太さん(裏)はおにぎり自体の評価はともかくとして、喜んでますからねー!」

茶柱(裏)「きえー………風丸さん(裏)、転子のあまり出来の良くないおにぎり、どうでした?」

風丸(裏)「はい! なんだか俺が前の料理対決で作ったおにぎりと似たような評価がされてて、おそろいだなーって嬉しくなりました!」

茶柱 (裏)「きえー、そこですか………まぁ、そうかもしれないですね。しばらく料理はしませんけど、気が向いたらまた作ってみましょうかね」

風丸(裏)「いいんですか!?? わぁ!!
その時はまた食べさせてくださいね!!」

こちらもすぐさま風丸(裏)に駆け寄られ、風のようなスピードで評価用紙を手渡された茶柱(裏)。残念ながら多くの固定審査員達や花陽とチエルには刺さらなかったおこげの多い茶柱(裏)のおにぎりだが、風丸(裏)はかつて自分の作ったおにぎりと親近感を湧かせているらしい。そんな大喜びしている風丸(裏)の様子を見た茶柱(裏)は、気分が向いたらまた料理を作ってみることを考え始めたのだった。最後に、工夫は良かったものの、調味料がうっかりでシャッフルしてしまう事態を起こしたイライ。





イライ(柊)「ああ! 私の料理を食べてくれたのは、ナワーブさんと初春さん(裏)とおばドルさんだったのかい? そのー……私の調理ミスで、びっくりさせてしまってごめんなさい💦 あと、更にナワーブさんは美味しいものをたくさん食べさせられなくてごめんね……」

ナワーブ(柊)「いや、確かに腹いっぱい食えなかったのは残念だったが、これはまだ仕方ない。工夫は良かったが、お前にとっては初めて手を出す分野だしな」

おばドル(ウィオ)「あのミスは料理としては一大事だったけど、カレンちゃん達はどこも体調は崩さなかったし、かわいいミスだと思うぞ💦」

初春(裏)「わらわも人のことは言えぬかもしれませんから……イライ様も次から改めれば良い事です。この催しはそういった内容でもありますから」

イライ(柊)「あはは、ありがとう……天悪さん達が、アジノモトがしょっぱいと言っていたり、ヨーグルトが味噌汁みたいだと言っていた時は慌てたけど……次からは気をつけるよ」

おばドル(ウィオ)「おう! その意気だぜ! オイラももっと美味しいもの食べたかったからさ! これからは気をつけてくれよ!」

初春(裏)「うむ! 柊様達も、貴様に良くしてくれることでしょう。この体験も胸に学んでくださいまし」

ナワーブ(柊)「だな。まだ大変だとは思うが、料理の勉強も頑張ってくれよ。今度はガッツリ食える肉類が食べたいな」

イライ(柊)「ナワーブさんたら……💦 私には難しいかもしれないけど、頑張ってみるよ!」

イライはまず、調味料のシャッフルのことで素直にナワーブと初春(裏)とおばドルに謝罪するも、イライの今回のミスはまだカキコの料理対決の中ではかわいいものであるため、ナワーブ達も イライの事を許した。……のだが、ナワーブはやはりもっとたくさん食べたかったのが心残りらしい💦 イライはそのナワーブの要望も受けて、改めて評価用紙を手に、自分の料理を食べてくれたナワーブ達にお礼を言うのであった。







☆2も平和な方 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.221 )
日時: 2023/01/30 21:26
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

鬼灯(裏)「最後に、私から、今回の料理対決にて☆1評価と☆0評価を頂いた方々の発表をしますね! ☆1評価の方々は2名、オシオキ評価となってしまう☆0評価の方は1名となっております。特に☆0の方は申し訳ないのですが……では、発表します………」













鬼灯(裏)「☆1評価者は13番と18番の方、そして☆0評価者は8番の方です……今呼ばれた3名の皆さんは、大人しく+α審査員の皆さんから評価用紙を貰ってくださいね……💦」

カンナ(男ウィ)「えぇっ!? 僕の料理が☆1!? そんな、どうして!? 翠星石よりは上手くできてたよね!?」

翠星石(ウィオ)「あー……やっぱそうなりますよね……💦 って! カンナは自分を棚上げすんなですぅ! お前の料理は大方鋼の味だったから☆1になったんですよ!」

カンナ(男ウィ)「えーーーー!?? いや、僕のは翠星石みたく炭にしてないからちゃんと作ったし!!」

翠星石(ウィオ)「翠星石はお前と違ってちゃんと太鼓野郎の教えはきっちり受けてその通りにやったですぅ!!」

桃(裏)「ああほら二人とも! ここでケンカしてないで、+α審査員達から評価用紙を貰おうよ💦 ……そうだよね、ああなっちゃった以上はこうなるよね………天悪達、柊さん達、ウィオさん達に+α審査員の皆さん、本当にごめんなさい〜!」

最後に、鬼灯(裏)から☆1と☆0評価を言い渡された挑戦者はこの3名……カンナと翠星石は、お互いの料理のことでぎゃあぎゃあと言い合いを始めたが、桃(裏)が二人を諌め、落ち込みながら+α審査員の元へ向かい、カンナと翠星石もケンカ後でムスッとしながら自分たちの料理を食べた+α審査員の元へ向かう。まずは鋼の味のステーキを独断で作ったカンナから。





カンナ(男ウィ)「僕のステーキを食べたのって、めでるにモイモイ(裏)に咲希だったの? えー……どうして☆1評価になっちゃったのー……?」

モイモイ(裏)「いや当たり前だよー! 見た目はとってもおいしそうだったのに、中身は鋼を食べてるみたいな味だったんだもん!」

咲希(柊)「カンナくん、一回ほなちゃんの作る茶碗蒸しとかを食べてみよう?💦 そしたら、カンナくんもおいしい料理の味がわかると思うから!」

カンナ(男ウィ)「もう! 鋼の味って、モイモイ(裏)や咲希までそういう事言ってー……」

めでる(ウィオ)「カンナ君! カンナ君の作ってくれた手料理、まずくてクセになってとってもおいしかったよ〜〜〜!!」

カンナ(男ウィ)「うわぁぁぁぁぁっ!???? めでるはどうしたの!? 僕の料理がまずくてクセになる味ってどういうこと!??」

咲希(柊)「ああ、そこが引っかかるんだ……」( ̄▽ ̄;)

めでる(ウィオ)「私、今度は顔面スパーキングでカンナ君の作った手料理を食べてみたい……! またまずくてクセになる料理を作って〜〜〜!」

カンナ(男ウィ)「うわああああ!??? そんな料理作った覚えないんだってばああああ!!!!」(; ・`д・´)

モイモイ(裏)「あー! めでるってばカンナを追いかけ回しててずるーい!!」

咲希(柊)「うーん……めでるちゃんもカンナくんの作る料理を気に入ってるみたいだし、いいかな!」

カンナはどうやら、自分の作る料理が鋼の味であったことに自覚は全然ないようだが……その事をモイモイ(裏)や咲希に注意されたものの、すぐにめでるに追いかけられてしまった!← カンナはたまらず逃げ出すも、しばらくめでると追いかけっこするのは確定だろう……その様子をモイモイ(裏)は羨ましがり、咲希は微笑ましく見ていたのであった。次に炭と化してしまった餅を焼いた翠星石。






翠星石(ウィオ)「はっ!? 灯も翠星石の餅に当たったですか!? あー……翠星石、ちょっとうn」

灯(ウィオ)「翠星石ちゃ〜〜〜ん! 今回の料理対決の挑戦お疲れさまっ! 翠星石ちゃんの作った餅は、防腐して私の部屋で大切に保管してるよ〜〜〜!」むぎゅうっ

翠星石(ウィオ)「ぐええっ!!💦 結局こうなるですか………」

ひびき(表)「灯ってば、色々とアグレッシブなんだよなぁ……」

リシアンサス(柊)「それが灯さんのいい所ですよ! 灯さんが幸せそうでよかったです!」

翠星石(ウィオ)「って! さらっと灯からとんでもない発言を聞きましたよ!? なんで翠星石の失敗作を部屋に飾ってるですか! 恥ずかしすぎるですぅ!!」

灯(ウィオ)「だって翠星石ちゃんの手料理は貴重すぎて、大事に取っておきたくなったんだもん! 今度は私が翠星石ちゃんに料理を教えるから、一緒にお料理しよう❤」

翠星石(ウィオ)「ぐええええわかったですから抱きしめるの一旦やめるですぅぅぅぅ」

ひびき(表)「ああもう灯ったら💦 でも翠星石もよかったじゃんか! 灯が一緒に料理してくれるなんてさ!」

リシアンサス(柊)「お二人ならとっても楽しいお料理の時間を過ごせますね! 本当によかったです!」

翠星石は灯がこちらに駆け寄るのを見た途端、その場を離れようとしたものの、すぐさま灯に抱きしめられた← 更に灯が自分の作った餅を防腐して部屋に飾ってることに驚愕するが、灯の強い押し具合に為す術なし……💦 大人しく翠星石は灯とキッチンに向かうのであった。その様子をひびき(表)とリシアンサスも微笑ましそうに見て、同じくキッチンへと向かう。そして最後に、虹色マグロ丼を作ってしまい、固定審査員達や日向(表)や誠やソレイユの一部記憶を消し飛ばしてしまった桃(裏)。





桃(裏)「ああ! 日向(表)、伊藤、ソレイユさん、ほんっっっとーーーにごめんなさい!!! 私の料理のせいで、医務室送りにしちゃって……!!」

日向(表)「いいよそんなに謝らなくて! おれたちそのことは全然覚えてないのもあって、怒ってないし!」

誠(柊)「俺達の記憶を消し飛ばす料理とか殺意高すぎると思うが、こうして生きてるならまだ大丈夫だからな」

ソレイユ(ウィオ)「うん。そんなに美味しくない料理を作ってしまうのも、あなたの素敵な魅力の一つだからさ。涙を拭いて?」

桃(裏)「うう、ありがとうみんな………私、シャミ子(表)にコーチされてた時は、シャミ子(表)がコーチしてくれて、私と一緒に料理作ってくれるのが嬉しすぎて、上の空状態だった自覚があるからさ……もうちょっとシャミ子(表)の話を聞くべきだったよ……」

誠(柊)「は…………は???????」

ソレイユ(ウィオ)「おお! 桃(裏)はシャミ子(表)と付き合ってるの!? そっかぁ、とても喜ばしいね! 良かったらあたしにシャミ子(表)との思い出の話を詳しく聞かせて!」

桃(裏)「ええっ!? い、伊藤が少し怖い……💦 それとソレイユさん! 別に私とシャミ子(表)は付き合ってませんし、その話なら桃(表)の方がずっとありますから!!」

日向(表)「い! 伊藤もソレイユさんも落ち着いて! それなら、桃さん(裏)はシャミ子さん(表)のコーチに集中しないとダメだったな……次からは気をつけよう! あと、今度は桃さん(裏)が得意な分野のイベントに参加できるといいね!」

誠(柊)「まぁ、うん……また別のイベントで桃(裏)が活躍する時は、俺も応援(意味深)するからな!」

ソレイユ(ウィオ)「よーし誠は後で覚悟してなよ(#^ω^) 桃(裏)の活躍をもっと見たいのは同意だけどね!」

桃(裏)「うん……今度はバトルとか、そういう所で活躍したいな。その時は頑張るからね!」

桃(裏)は開口一番に日向(表)と誠とソレイユに向けて謝罪し、日向(表)達も試食の時の記憶が消し飛んでるのもあり、桃(裏)のことを許した。が、桃(裏)の失敗の原因のひとつにシャミ子(表)がコーチをしてくれたことで浮かれてしまった事があると本人が白状し、誠は思わず絶句し、ソレイユは桃(裏)とシャミ子(表)の仲に食いついたが……💦 日向(表)が宥めて、桃(裏)がまた別のイベントで上手く活躍出来ることを祈った。日向(表)達のその声援を受けて、桃(裏)も心から安堵したのだった……





天悪「というところで! これで全員の個人評価を発表し終えましたね!」

柊「はい! では次にいよいよ、私達固定審査員とで話し合った、これまでの個人評価を集計して出した、『優勝チーム』の発表をします!」

ウィオ「挑戦者の皆さんにはこちらの宣言通り、好きな書物または本が与えられるんですけど、優勝チームはそれに加えて二人分の豪華クルーズ船のチケットを差し上げます!」

観客一同「「「うぉぉーーーーーっ!!!!」」」

これにて個人の結果発表は終わり、最後にいよいよ豪華特典を与えられる優勝チームが発表されることとなる! これに観客達も大いに盛り上がるが、優勝チームはどのチームなのか!?

天悪「それでは発表します! 今回の料理対決、優勝チームは!!」
















小豆(柊)「………ゆうしょうちーむのはっぴょうのまえに。みんな、すこしわたしのはなしをきいてほしい。……こんかい、ひとつだけ『たべていてそのちょうせんしゃがつくったものとはいえない』とかんじたりょうりがあったんだ」

観客一同「「「!???」」」ザワザワ……

桃(裏)「えっ………えっ!? その挑戦者が作ったものとは言えない料理……って、もしかして?」

ディーア(ウィオ)「…………まさか、『替え玉してた奴』がいた……ってことか?」

ラグナス(表)「えぇっ!? そんなやつがいるのか!? ……おれ、そんなことやってないぞ!」

天悪が優勝チームの発表をしようとした……その時だった。小豆が手を挙げて、天悪を制止させ「替え玉をしていたとされる挑戦者の存在」を会場中に伝えた。それにどよめく観客達と挑戦者一同……柊さんとブーディカは強い心当たりがあるのか、小豆に向き合った。

ブーディカ(柊)「うん。小豆が言ってるのって、あの子の料理の事だよね……」

柊「私達も、天悪さん達やウィオさん達とその事を話して考えてきたからな……心は痛むけど……不正に当たることなんだから、該当者に話を聞かないと」

ブーディカや柊さんも覚悟を決めた表情をしたのを見た小豆は、改めてその「該当者の挑戦者」に問いかける。

小豆(柊)「ああ……きみも、なにかじじょうがあって、こんかいのようなことをしたのだろう? それならば、わたしたちにもしょうじきに、どうしてこのような、かえだまのようなことをしたのか、おしえてほしいな……」









小豆(柊)「光忠……きみに、いったいなにがあったんだい?」

燭台切(柊)「…………へっ? ………僕かい?」





柊さんサイドのみっちゃんに何があった!?? 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.222 )
日時: 2023/01/30 21:29
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

小豆が固定審査員達と話し合って、今回の料理対決で替え玉をしたのではと勘づいている相手は、柊さん本丸の伊達者の太刀の刀剣男士、燭台切光忠(柊)であった。小豆の発言を聞いて、その場にいる住民達やゲスト達が、燭台切(柊)の方を見ている。一方の燭台切(柊)は、何故自分が疑われているのかわからないというような表情で、小豆を見ていた。

燭台切(柊)「いやいや………そんな、僕は替え玉なんて、伊達男の名が廃るようなことはしないよ! それに、僕には替え玉をやる動機もないはずだよ? 僕だって、料理でも常に気を配ってて腕を磨いてるつもりだしさ!」

小豆(柊)「ああ……光忠もいつも、りょうりでもあるじやわたしたちをささえてくれているのは、わたしもわかっているさ。……だからこそ、こんかいの光忠がだしてくれた、あのしちゅーはんばーぐのあじが、いつもの光忠のうでとはちがうあじだったのが、きになっていたんだ」

燭台切(柊)「!」

柊「ああ。私の知る光忠なら、あのシチューハンバーグよりは、申し訳ないけどもう少し工夫や味にこだわったものを出せるはずなんだ」

ブーディカ(柊)「あたし達も、+α審査員の太鼓鐘達が、キミに渡した評価用紙に書いた通り、普段のキミとはまた違う味付けや作り方であのシチューハンバーグが作られてるのに気づいてたんだ……それが、キミが替え玉をしてるんじゃないかって感じた、最も大きい要因だよ」

燭台切(柊)も替え玉について認めてないものの、小豆や柊さん、ブーディカは燭台切(柊)の出した料理を食べてわかった感想を改めて燭台切(柊)に述べた。あのシチューハンバーグはまるで、燭台切(柊)が作ったとは思えない味付けや出来栄えだった。それを聞いた燭台切(柊)も、慌てて反論する。

燭台切(柊)「そんなこと言われても……! 僕はちゃんときっちんで料理をしていたよ!? みんなも、それはわかってるし、僕がシチューハンバーグを作る姿を見てたよね!?」

文録(裏)「ええ!? あ、ああ………俺も燭台切(柊)自身が料理を自分で作ってる姿を見てたぜ」

クリスマスベゴニア(柊)「わたくしも……ウエディングケーキを作るのが大変でしたけど、光忠さんもシチューハンバーグを頑張って作ってたのは見てたのです!」

桃(裏)「私も、燭台切さん(柊)が替え玉をしてたとは思えないかな……ちゃんとキッチンにいて自分の手であのシチューハンバーグを作ってたし……」

燭台切(柊)「ほら、桃ちゃん(裏)達も言ってる通り……僕も自分で料理を作ってたんだよ! だから替え玉なんてしてないよ!」

燭台切(柊)の主張通り、燭台切(柊)は自らの手で確かにシチューハンバーグを作っていたと証言する挑戦者達……これなら燭台切(柊)が不正をしていたとは言えないが……

小豆(柊)「そうか………なら、かれにもはなしをきいて、もうすこしくわしくじじょうをしるとしよう」

燭台切(柊)「………え?」









小豆(柊)「太鼓鐘……きみも、光忠のりょうりをしんさした、ぷらすあるふぁしんさいんだよな。光忠のりょうりのことで……なにか、こころあたりはないかな」

柊「小豆達が14番の料理を作った挑戦者が誰か迷ってた時に、真っ先に光忠のだって伝えてくれたのは、太鼓鐘だよな?」

ブーディカ(柊)「柊達でもわからなかった、料理を作った人をいち早く知れたのは、太鼓鐘も何か知ってるからじゃないかな? ……良かったら、光忠の為にも、教えてくれない?」

太鼓鐘(柊)「………それは」

それを受けて、小豆と柊さんとブーディカは、次に燭台切(柊)の料理を試食した+α審査員の一振りである、太鼓鐘(柊)に話を聞き始めた。……燭台切(柊)の主の柊さんや、燭台切(柊)と共に柊本丸のメシウマ担当として活躍している小豆でもわからなかった14番の正体を、例え燭台切(柊)の相棒であろうと、太鼓鐘(柊)がいち早く気づけるのは引っかかる。もしかしたら、太鼓鐘(柊)も何か、燭台切(柊)が替え玉をしたとされる事件の事で、何か知っているんじゃないかとして太鼓鐘(柊)に聞き込みをしようとするが、また燭台切(柊)が慌てて小豆と柊さんとブーディカに声をかける。

燭台切(柊)「ま! ま、待ってよ! 何も "みっちゃん" にまで話聞くことないだろ!?」

カレン(ウィオ)「………えっ? 『みっちゃん』って………燭台切お兄ちゃん(柊)、太鼓鐘お兄ちゃん(柊)のことをそう呼んでたっけ?」

レッド(ウィオ)「………今の発言、どういうことかしら?」

燭台切(柊)「はっ!! いや、それは………」

翠星石(ウィオ)「オラ太鼓野郎! 黙ってないで、さっさと吐くですぅ!」

燭台切(柊)「だーから俺は! 太鼓野郎じゃなくて、『太鼓鐘貞宗』だってば!」

シトロン(表)「…………え? しょ、燭台切さん(柊)? その、今なんと言いましたか?」

鬼灯(裏)「今……太鼓鐘さんの名前で名乗ってませんでしたか……?」

翠星石(ウィオ)「あぁん? 翠星石、別にお前の事を太鼓野郎って呼んでるわけじゃねーですよ? それになんですかぁ? 今の発言は?」

燭台切(柊)「あっ……!! ………いや、その! これは、これはー………!!」

すると、燭台切(柊)は太鼓鐘(柊)のことを「みっちゃん」と呼び、翠星石の煽りから、自らのことを「太鼓鐘貞宗」と名乗り出した……!! この燭台切(柊)の言動に観客達も視線を奪われる中、柊さんが改めて口を開いた。

柊「やっぱり………君は『みっちゃんじゃない』んだな……」

ウィオ「え? 柊さん……私や天悪さん達も話は粗方聞きましたけど……それって、どういうことですか?」

柊「ええ……皆さんも結果発表での光忠の様子を見てましたよね? 時々『太鼓鐘のような言動を取ってた』のを。それは試食の時の太鼓鐘もそうなんです。時々、太鼓鐘は光忠みたいな話し方や一人称になっていて……これって、つまり……」

天悪「みっちゃん(柊)と貞ちゃん(柊)は入れ替わって替え玉やった……ってコト!?」

シトロン(表)「天悪!? ここで喜ぶのはやめましょうか!!」

柊さんと小豆とブーディカが勘づいた真相……それは、「燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)が体を入れ替えて、替え玉を行った」ということであった。シチューハンバーグの味だけでなく、燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)の言動にも違和感を感じていたため、この真相にたどり着いた柊さん達だが……

ウサギゴケ(柊)「そういえば……朝から控え室で過ごしていた時なんだけど、その時から太鼓鐘さんがおかしかったの」

おばドル(ウィオ)「そういやそうだ! 料理対決開始前に話した時と違って、だいぶ落ち着いてたぜ!」

シャミ子(表)「一人称がたまに『僕』になってましたし……まるで別の人と話してるみたいでした!」

カイル(ウィオ)「そういや、僕がアイクのことで暴れてた時、モロに口調から別人だったような……💦」

燭台切(柊)「み………じゃなくて! 貞ちゃんもそんな時があるんじゃないかな!? うん、きっとそうだよ! そうだと……僕は………!」

それを聞いて他の+α審査員達も、太鼓鐘(柊)に関する証言を述べ始める。これに大いに弁解しようとする燭台切(柊)なのだが……燭台切(柊)の内番服の裾を、太鼓鐘(柊)が引っ張った。

太鼓鐘(柊)「貞ちゃん……もういいよ。もう、いいんだ………これ以上やったことを否定し続けるのも格好悪いし、貞ちゃんに負担をかけ続けてるからね……」

燭台切(柊)「!! ………みっちゃん…………」

紅閻魔(柊)「認めるんでちね……替え玉を」

太鼓鐘(柊)……いや。燭台切(柊)は、自分と太鼓鐘(柊)とで行った替え玉を認めた。そして、太鼓鐘(柊)の体になっている燭台切(柊)は、改めて全体に向けて告げる。

太鼓鐘(柊)「うん……僕は、自分が貞ちゃんと体を交代する形で、貞ちゃんにあのシチューハンバーグを作ってもらう替え玉を行ったことを認めるよ。けれど、初めは故意でやろうと思ったわけじゃないんだ。僕も替え玉をやるつもりは毛頭なかったんだけど、とあるきっかけがあってこうなったんだよ」

柊「!? とあるきっかけって……どういうことなんだ?」

鬼灯(裏)「燭台切さん(柊)、どうか教えていただけませんか?」

太鼓鐘(柊)「うん……あれは、料理対決の開始前の時間帯に、貞ちゃんとこの料理対決の会場の廊下で談笑していた時のことだった……」



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太鼓鐘(柊)「みっちゃん! いよいよ料理対決が始まるんだよな……! 俺、みっちゃんの作る料理を食べるのが楽しみだぜ! みっちゃんの料理はとても美味いもんな!」

燭台切(柊)「あはは。ありがとうね貞ちゃん。僕も緊張してるけど……貞ちゃんもそう言ってくれて嬉しいな。貞ちゃんが上手く僕の料理を食べられるかはわからないけど、楽しみにしてて」

太鼓鐘(柊)「もちろん! 今から待ちきれねえぐらい、とっても楽しみだぜ!」

この時、貞ちゃんと廊下でばったり鉢合わせて、貞ちゃんが僕の緊張をほぐしてくれたんだ。貞ちゃんがこの辺り……挑戦者が出入りする廊下になんで来てるのかは、この時はわからなかったけど……今思うと、貞ちゃんは翠星石ちゃんのこーちを頑張ってくれてたから、先に翠星石ちゃんにえーるやあどばいすをしていたんだろうね……

だけど、それはいきなり起きた。貞ちゃんの一歩踏み出した先の地面から、「かちっ」なんて音が聞こえたんだ。

太鼓鐘(柊)「ん? なんだ今の?」

燭台切(柊)「……!! 危ない!! 貞ちゃん!!」

太鼓鐘(柊)「えっ!? うぉわぁっ!??」

僕はその地面に埋まっていただろう武器の事はよくわからないけど、嫌な予感は感じ取っていた。僕がすぐに貞ちゃんに駆け寄った途端……地面から何かが……何かピンク色の煙みたいなものが吹き出してきたんだ…………



太鼓鐘(柊)「…………けほっ、けほっ…………大丈夫、貞ちゃん…………」

燭台切(柊)「うええ……なんだったんだ今の………はっ! みっちゃん! 大丈夫か!?」

太鼓鐘(柊)「貞ちゃん、無事かい? 僕は無事だけど…………ん? あ、あれ???」

燭台切(柊)「あれ、こんな所に他本丸の俺がいる………にしては、口調とかがおかしい? ………え? は、あれ???? いや、これって………ま、まさか?」

太鼓鐘(柊)「………もしかしたらこれ、入れ替わってるみたいだね……僕達………」

燭台切(柊)「………えぇっ!? えぇぇ〜〜〜〜〜!????」

煙が晴れてきた頃には………その時にはもう、僕と貞ちゃんの体は入れ替わってしまっていて……貞ちゃんが僕の声で出した大声を聞いて、さくらちゃん(表)が駆けつけてくれたんだけど……

大神(表)「どうされましたか…………燭台切さん(柊)に、太鼓鐘(柊)」

燭台切(柊)「あ! ああ! さ、さくらちゃん(表)! 実はね!? 今さっきさあ………」

太鼓鐘(柊)「………」



太鼓鐘(柊)「それがさあ、さっき俺が変な煙が出た地面を踏んじまって、それを見たみっちゃんが驚いちまったんだよなあ」

燭台切(柊)「!??」

大神(表)「変な煙の出る地面、か………どういうものかは知らぬが、太鼓鐘(柊)も燭台切さん(柊)も大丈夫でしょうか……」

太鼓鐘(柊)「俺は大丈夫なんだけど、みっちゃんはこれから料理をする身だから心配なんだ。さくらちゃん(表)! みっちゃんをきっちんまで送って行ってくれねえかな?」

大神(表)「うむ。心得た。では、燭台切さん(柊)。行きましょうか」

燭台切(柊)「え? いや、みっちゃ………」

太鼓鐘(柊)「貞ちゃん。これ、僕が今回の料理対決で作るつもりだった、シチューハンバーグのれしぴだから」

燭台切(柊)「ええ!? えっ………えええええ〜〜〜〜〜!!!!」

僕は、さくらちゃん(表)の前で貞ちゃんの演技をして、貞ちゃんに自分のれしぴを手渡した後、さくらちゃん(表)にきっちんまで送られる貞ちゃんを見送っていったんだ……

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太鼓鐘(柊)「ということがあったんだ」

榛名(柊)「そんなことが起きていたんですね……その、廊下の地面に埋まっていたという、謎の地雷型の武器によって、二振りは入れ替わって、咄嗟に替え玉をすることになったと……」

カンナ(男ウィ)「いやごめん、踏むとピンク色の煙が出て、お互いが入れ替わる武器ってなに??? そんな武器前代未聞なんだけど……」

天悪「………待って待ってちょっと待ってよぉ!?? それって………もしかしたら、シトロン(表)の発明品から借りて、私が料理対決開始日の三日前ぐらいに仕掛けたトラップかもしれない……!!」

ウィオ「えぇっ!?? それ、天悪さんが仕掛けたものなんですか!??」

シトロン(表)「あ………あぁーーー!! 僕も思い出しました!! 確か三日前に天悪が『りすくませんぱい(表)や千尋(裏)達がまた奇跡料理を料理対決の会場前で展示したり販売しようとしてるみたいだから、取り締まるために「踏むとランダムでとんでもな効果が出るマシーン」をいくつか貸してほしい』って言ってましたから、僕も3つ貸したんですよ!」

茶柱(裏)「きえー……マシーンの名前まんますぎますし、そんなものを防犯?で貸しちゃうんですか……」

天悪「………シトロン(表)が言っていた通りの理由で、奇跡料理などを売ったり配布しようとする住民達を取り締まるために、そのシトロン(表)から借りた地雷型マシーンを設置したんだけど………それにみっちゃん(柊)や貞ちゃん(柊)がかかっちゃったんだなぁー……! いや今回は本当にすみませんでした!! トラップを仕掛けたのをすっかり忘れてて回収し忘れてしまったから起きたことなんですし……!!」

シトロン(表)「僕も早くにこの事を思い出すべきでした……! 二振りとも、本当にすみませんでした!!」

太鼓鐘(柊)「いやいや、二人も防犯のために設置してたのなら、偉いことだから謝らなくていいんだよ」

燭台切(柊)「そうだぜ! 俺もすぐに気づいて避けれなかったしなぁー」

燭台切(柊)が話した事情を聞いた天悪は……真っ青な顔になり、シトロン(表)と共に燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)に謝罪した。何故なら、そのトラップ……シトロン(表)の作った「踏むとランダムでとんでもな効果が出るマシーン」を奇跡料理の販売・配布防止のために設置したのは天悪だったからだ……! 天悪の設置したトラップを踏んで、今回の替え玉が起きてしまったことを知った天悪とシトロン(表)は後悔するも、燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)は二人を許している。しかし、ここでまた新たな疑問が………

長谷部(表)「いや待て。燭台切(柊)、貴様は今の話で自分と太鼓鐘(柊)が『替え玉をせざるをえなくなった状況になった』と説明したいようだが……お前が太鼓鐘(柊)の真似をして、太鼓鐘(柊)を送り出したから太鼓鐘(柊)も替え玉をせざるをえなくなったのだろう? 貴様もその時大神(表)に事情を説明すれば良かったじゃないか」

しらせ(ウィオ)「あー! それしらせも思ったー。太鼓鐘くん(柊)はすぐに入れ替わりのこと知らせようとしてたのに、なんでそれを遮って替え玉に踏み込んだのー? そうする意味ってあったの?」

燭台切(柊)「あ……! そうだ、俺もみっちゃんからなんで俺に代わりに挑戦者として料理を作らせたのか聞けてねーじゃん! なんでなんだ、みっちゃん?」

太鼓鐘(柊)「それは、ね…………」

長谷部(表)やしらせが疑問に思った通り、燭台切(柊)も太鼓鐘(柊)と同様、大神(表)に事情を話して、すぐに元に戻してもらうことは可能だったはずである。なのに、燭台切(柊)は太鼓鐘(柊)の真似をし、太鼓鐘(柊)に挑戦者として料理を作らせた……聞かれた燭台切(柊)は言葉を詰まらせるが……そこに、亀甲(柊)が声をかけた。




みっちゃん(柊)は何故替え玉をすることにしたのか……? 感想まだ

Re: 第三回天悪版料理対決 〜発狂物語Ⅲ〜 ( No.223 )
日時: 2023/01/30 21:32
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: RshqcS9m)

亀甲(柊)「光忠くんは……太くんに優勝特典を譲りたかったんだよね」

太鼓鐘(柊)「! 亀甲くん……」

天悪「えっ!? 光忠さん(柊)が太鼓鐘くん(柊)に優勝特典を譲りたかったって……も、もしかして………」

亀甲(柊)「うん。太くんにも愛してる女性ひとがいる。そして、太くんはまだ、その人に思いを伝えきれてない……それを光忠くんも知っていたからこそ、偶然入れ替わってしまったことを利用して、太くん自身の力で豪華くるぅず船のちけっとを掴み取ってほしくなったんじゃないかな? 君も、太くんのことを大事に思ってくれているから……」

燭台切(柊)「そ、そうなのかい? みっちゃん! みっちゃんは俺の為に、こんな事を……」

亀甲(柊)が燭台切(柊)が替え玉をした動機で真っ先に思い出したのは、太鼓鐘(柊)がシオンに片思いをしていること。そして今回の料理対決の優勝特典の一つである「二人分の豪華クルーズ船のチケット」のことだ。燭台切(柊)も太鼓鐘(柊)のことを相棒としてとても大事に思っている。そのため、相棒の恋を成就させたいと、偶然入れ替わったことを好機と見なし、太鼓鐘(柊)を挑戦者として参加させたのだろう……その推測を聞いた燭台切(柊)は、少し力無く笑った。

太鼓鐘(柊)「あはは……人の愛に関しては、亀甲くんには敵わないなぁ。……うん。貞ちゃんがシオンちゃんに好きな気持ちを伝えたがっていたのは、僕も知ってたから……貞ちゃんにも豪華くるぅず船のちけっとも貰って欲しくなっちゃったんだ。貞ちゃんなら、みんなと協力して優勝に漕ぎ着けることもできるって信じてたから替え玉をしたんだけど……ごめんね、貞ちゃん……いきなり何も言わないで、君まで替え玉騒動に巻き込んじゃってさ……」

燭台切(柊)「みっちゃん………!! いや、いいんだ! みっちゃんが謝ることないぜ!! だって、俺のことそんなに考えてくれてたんだろ!? それに、みっちゃんになりきって料理をするのも大変だったけど、みっちゃんやさくらちゃん(裏)や千花ちゃんや主達に喜んでもらえて嬉しかったからさ! 俺……そんなみっちゃんのことを、格好いいって思ってるから!」

天悪「そうですよ!! みっちゃん(柊)はとても格好いいです!! 今回の替え玉は天悪の不注意のせいとはいえ、トラップのこと忘れててよかったって思いましたもん!」←

ウィオ「天悪さん、そういう事を言うのはやめましょう!(;´Д`) 燭台切(柊)、替え玉による不正はよくありませんし、自分の相棒の太鼓鐘(柊)に何も伝えずに参戦させたのも頂けませんが……太鼓鐘(柊)のことをそこまで考えて、応援していたのなら、私も許します。オシオキは受けるのは確定になりますが、そんなに重いものではないので安心してください!」

柊「うん………みっちゃん、太鼓鐘くんのことを大事に思ってくれて、ありがとうな。私も、太鼓鐘くんにはもっと幸せになってほしいって思ってるけど……みっちゃんにも、もっと幸せになってほしいんだ。次からは気をつけて、今度またおいしいみっちゃんの料理を食べさせてくれよな」

太鼓鐘(柊)「天悪さん、ウィオさん、主………みんな、ありがとう。次からは気をつけるし、またこういう機会があれば、今度こそみんなに美味しい料理を振る舞ってみせるからね!」

燭台切(柊)の思いを知った太鼓鐘(柊)は、燭台切(柊)のことをしっかり激励し、天悪とウィオさんと柊さん、そして会場の一同も燭台切(柊)のことを許した。それを受けて、燭台切(柊)も気を改めて全体に向けて微笑んだのであった……





天悪「さてと! みっちゃん(柊)の問題も解決したところで! 他に不正したと思われる人はいませんね!」

小豆(柊)「ああ、もうだいじょうぶだぞ。光忠もみんなも、じかんをとってしまって、すまなかったな」

燭台切(柊)の替え玉事件も終結したところで、他に不正者はいないため、いよいよ優勝チームの発表がなされる! 天悪は咳払いをし、改めてマイクに声を当て始めた。

天悪「では、発表いたします! 第三回天悪&柊さん&ウィオさん版料理対決、優勝チームは…………!」













天悪「ジーグブルートさん、望月穂波ちゃん、柊さん本丸の燭台切光忠さん及び太鼓鐘貞宗くん、イライ・クラークくん、紅閻魔ちゃん、柊さんの鎮守府の比叡さん、クリスマスベゴニアちゃんの柊さんサイドチームの皆さんでーーーーす!!! 全チーム互角レベルの高評価でしたが、一番のポイントは、『いかに料理を振る舞う相手側の方を考えているか』が良くできていたことで優勝を勝ち取ったわけですね! おめでとうございまーーーーーす!!!!」

ジーグブルート(柊)「! マジかよ、本当に優勝しちまった……! 実感が湧かねえ……けど、この事は良い経験として噛み締めておくか」

穂波(柊)「えっ!! ゆ、優勝までさせていただいてよかったんですか……!? よ、よかったです………! チームメイトの皆さんもありがとうございます………!」

イライ(柊)「わぁ! 私達のチームが優勝なんだね! 私は足を引っ張ってしまってたけど……嬉しいなぁ。ありがとうございます!」

紅閻魔(柊)「やりまちたね! 優勝まで頑張ってくれたチームメイトのみなちゃんも、あちき達の料理を評価し喜んでいただけたみなちゃんも、ありがとうございまちた! 優勝できて嬉しいのでち!」

比叡(柊)「ひえーーーーーーーっ!??? 私は☆2評価で申し訳ないのと姉様と料理の共同作業ができるって時点で幸せだったのに、優勝までさせてもらってよかったのーーーーー!??? あ、ありがとうございます……! 優勝賞品は、みんなで大事に使わせていただきます!!」

クリスマスベゴニア(柊)「はわわわ! う、嬉しすぎて、言葉が上手く出てこないのです〜! 皆様、ありがとうございます〜〜〜! ……あ! 太鼓鐘さん、光忠さんの願いがこれで叶うのです! 太鼓鐘さんも豪華クルーズ船のチケットを貰えるのですよ!」

燭台切(柊)「え!? でも、本当に俺が貰っちゃっていいのかい? 俺とみっちゃんは不正をしちまったんだけど……」

天悪「おっけです!( ˇωˇ ) もちろん、みっちゃん(柊)にも優勝特典の好きな書物と豪華クルーズ船のチケットを貰う権利はあるのですよ!」

太鼓鐘(柊)「えっ? 僕まで貰ってもいいのかい?」

天悪「いいですよー! ただし、みっちゃん(柊)と貞ちゃん(柊)の二振りとももオシオキに参加することが条件です!」

燭台切(柊)「そっかぁ………みっちゃん! 二振りでおしおき受けようぜ! 二振りで替え玉しちゃったのを反省しないとだし、みっちゃんにも一緒についてってほしいぜ!」

太鼓鐘(柊)「貞ちゃん……わかったよ。僕が引き起こしたことだしね。貞ちゃんの事を間近で見守らせてもらうよ?」

今回の料理対決の優勝チームに選ばれたのは、柊さんサイドチームのこの7名! 全員、各々のリアクションで大喜びしており、今回の料理対決で関わってきた全員に感謝している。それを受けて、主催者の天悪と柊さんとウィオさんも笑顔で見守っていた。

桃 (裏)「うんうん! ジーグブルートさん達が喜んでくれたようでよかった! ……でも、私もこれからオシオキを受けないとだね」

太鼓鐘(柊)「そうだ、僕と貞ちゃんと桃ちゃん(裏)がこれから受けるおしおきはどんなものなのかな?」

燭台切(柊)「教えてくれ、天悪さん!」

天悪「うん! これは柊さんやウィオさんと話し合って決めたことなんだけどね……まず、桃(裏)とみっちゃん(柊)と貞ちゃん(柊)には『反省文』か『異性装でのダンス(ニコ動での掲載も込)』のどっちにするか選んでもらいます」

桃(裏)・太鼓鐘(柊)「「いっ!! 異性装!????」」

燭台切(柊)「反省文書くか女装して踊るかのどっちかかー! ちなみに、どんなだんすをする予定になってるんだ?」

柊「えっとなー、今回の場合だと、光忠と太鼓鐘くんは『原宿いやほい』を踊って、服装はきゃりーぱみゅぱみゅさんのそのPVで着てたものを着ることになって……」

ウィオ「桃(裏)はSnowManの『ブラザービート』を松パーカーを着てキレキレに踊らないといけないみたいです。指導も両方ともしっかり入れるつもりですよ!」

翠星石(ウィオ)「へ〜〜〜……これは恥ずかしいオシオキを受けることになりましたねぇ、太鼓野郎ども?」ニヨニヨ

カンナ(男ウィ)「ただ踊るだけならまだしも、動画うpも込だからねぇ」

燭台切(柊)「いや、いやいやいや!! 俺もみっちゃんも桃ちゃん(裏)も自分からだんすの方を選ぶつもりはねーから!/////」

太鼓鐘(柊)「でも、大方反省文をしっかり書けないと、だんすをすることに決まるんだよね? ……それは格好悪いなぁ」( ̄▽ ̄;)

ウィオ「燭台切(柊)も勘づいている通り、反省文を書いても反省が見られなければそうなりますが……先程のこともあって、みんな反省文はクリアできるって信じてますから!」

柊「一人と二振りとも、心配せずにオシオキを受けるんだぞ!」

桃(裏)「ありがとうございます、柊さん達……よーし、松パーカーはまだしも、動画での公開処刑は恥ずかしいし、反省文を書きます!」

太鼓鐘(柊)「僕も、反省文をきっちり書いてくるよ」

燭台切(柊)「俺も反省文にするぜ! あと、天悪さんは俺とみっちゃんの体を元に戻してくれよな!」

天悪「あい← ……というわけで! 色々とありましたが………第三回天悪&柊さん&ウィオさん版料理対決、これにて閉幕となりま〜す!! 皆さん、また別の機会で会いましょ〜〜〜〜!」

こうして、天悪の締めくくりの言葉と、観客達の歓声によって、今回の料理対決も無事に終わったのであった…………

なお、後日桃(裏)と元に戻った燭台切(柊)と太鼓鐘(柊)の反省文は無事クリア、異性装でのダンスは無事免れられたという………








以下、後書き↓

えー、読者の皆様……薄々感じていたでしょうが………


コラボのくせに何ヶ月もかけてしまってすみませんでしたああああああああ!!!!!!!
あやうく一年かかるところだったという衝撃のペース………! これはいけませんね……読者の皆様、そしてコラボさせていただいた柊さんとウィオさん、大変申し訳ありませんでした!! そして柊さんとウィオさんはコラボ承諾誠にありがとうございました! お二方のサイドのみんなのこともしっかり書けていると幸いです。
柊さんは一部展開でこちらが勝手なことをして申し訳なく思っていますが、当時は許容して頂いてありがとうございます! 今回の話も許されるかどうか……!((((;゚Д゚))))
ウィオさんも温かく天悪とのコラボ料理対決を見守っていただいてありがとうございました! 色々とあったと思いますが、喜んでいただけると幸いです!
更に柊さんのサイドのチームが優勝となりましたが、その後どうなったのかは柊さんの判断におまかせしますね!←

改めまして、応援していただいたり物資や救援を提供してくださった読者の皆さま並びにコラボを受け入れてくださった柊さんとウィオさん、誠にありがとうございました! 次回のニチジョウクンポケットもよろしくお願いします!

感想OK!