二次創作小説(新・総合)
- Re: そういや今までジュンブラネタやってなかったのでやる ( No.238 )
- 日時: 2023/06/19 21:11
- 名前: 天悪 ◆Q6ZpdcD6Uw (ID: w2QxUPin)
天悪「今の今までこちらのサイドでジュンブラネタやってなかったからやるぞ!」
サタン(表)「本当に突然だな!??」
男女クロスコンビまたはクロスカプメインでジューンブライドネタss! なお、以下が今回書いてきた男女クロスコンビ及びクロスカプです
☆ラグナス・ビシャシ(表)(ぷよぷよシリーズ)×ソニア・ネヴァーマインド(表)(スーパーダンガンロンパ2)
☆へし切長谷部(裏)(刀剣乱舞)→陽夏木ミカン(裏)(まちカドまぞく)
☆しずくちゃん(表)(しずくちゃん)+リデル(表)(ぷよぷよシリーズ)
☆膝丸(裏)(刀剣乱舞)+(×?)第三〇号海防艦(表)(艦隊これくしょん-艦これ-)
※↑では膝丸(裏)が幼児化しています
※+研磨(表)&黒尾(表)鎮守府の裏事情に関わるシリアス要素も含まれます。ご注意ください
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ラグナス(表)「ソニア(表)! ソニア(表)ーっ! 見てくれ! これ見てくれよ! ジューンブライドのスタッフの人たちが着せてくれたんだぜ!!」
ソニア(表)「まぁ! 素晴らしいです、ラグナスさん(表)! とても勇ましくお綺麗な姿になっていますわ!」
現在は大人の姿で子どもの自我の勇者ラグナス(表)は、自身の恋人であり、今回のジューンブライド企画のお相手であるソニア(表)の下に、彼によく似合う純黒で金色のアクセサリーも所々付けられたタキシード姿で駆け寄っていく。今回、メリーディストピアの住民達に持ちかけられたジューンブライド企画は、大手ブライダル会社主催のものであり、それに天悪が乗っかったことが起因である……天悪の狙いはラグナス(表)とソニア(表)のようなカップル達に盛り上がってもらう事だというのは、二人はわかっていない。
ラグナス(表)「えへへ! ありがとな! ソニア(表)もとてもきれーだぞ! ふわっとしてて、白色がとてもにあってて、かわいい!」
ソニア(表)「まぁ……! ありがとうございます! ラグナスさん(表)からそう言って頂けて何よりです!」
一方でソニア(表)が着ているドレスは白……というよりは、シルキーゴールドの美しく整えられたウエディングドレスであり、ソニア(表)の高貴で清楚な容姿によく合い、先程も老若男女問わずこのジューンブライド企画に訪れた人々を惹き付けていた。しかし、ラグナス(表)は先程まではしゃいでいた様子から一変、少し申し訳なさそうな表情でソニア(表)に言う。
ラグナス(表)「でも、ソニア(表)は今日のこのイベントに、おれと参加してくれてよかったのか?」
ソニア(表)「? 何故でしょうか? わたくしは、ラグナスさん(表)とこのジューンブライド企画に参加できる日を楽しみにしていましたけど……」
ラグナス(表)「ああ、おれもなんだけど……これって、全国のテレビで見られるんだろ? ソニア(表)のこきょーのノヴォセリック王国(表)にも広まっちゃうから……その。おれとソニア(表)のこと、ノヴォセリック王国(表)のみんなは、みとめてくれるかなぁって思って……」
ソニア(表)「………ラグナスさん(表)。今回わたくしがこのお仕事を引き受けたのは、ケジメです」
ラグナス(表)「え! けじめ?」
ソニア(表)「ええ。……わたくしも一国の王女としての立場の自覚はあります。……もしわたくしとラグナスさん(表)の交際や結婚が正式に認められたとしても、国民全てに認められるのは難しいことでしょう」
ラグナス(表)「ああ………」
ソニア(表)「ですが。わたくしが認めた伴侶であり、勇者はラグナスさん(表)だけなのです。……それをノヴォセリック王国(表)の国民達や王家に伝えるためにも、この仕事をOK牧場しました」
ラグナス(表)「!」
ソニア(表)「ですから、ラグナスさん(表)。ラグナスさん(表)も普段のように……わたくしとイチャついて下さりませんか?」
ラグナス(表)「……ああ! もちろんだぞ! ソニア(表)、大好きだっ!」
ラグナス(表)はソニア(表)の手を握り、二人でイベント会場を回り続けるのだった……
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長谷部(裏)「主………………どこだ? どこへ、行ってしまったのだ…………」
ミカン(裏)本丸に顕現されたへし切長谷部(裏)は、主であり今回のイベントのお相手でもあるミカン(裏)を探していた……なお、ミカン(裏)のお相手になる刀剣男士の選抜は、刀剣男士同士だと三日月(裏)、長谷部(裏)、不動(裏)、南泉(裏)の四振りの中で議論は熾烈を極めていたため、ミカン(裏)の案で四振りの中からじゃんけんで決められたが……その結果長谷部(裏)が当たったのだ。そんな背景がありながら、長谷部(裏)はミカン(裏)と共にイベントに参加することになったのだが……長谷部(裏)は美しくキッチリと決まったタキシードを着せてもらったものの、ミカン(裏)はまだ見かけていない。
長谷部(裏)「…………! 主! こんな所に……………っ!!」
そんな中、ようやくミカン(裏)を……ミカン(裏)らしくオレンジと薄橙を基調とした色合いの軽めのウエディングドレスに身を包んだミカン(裏)を見つけた長谷部(裏)だが……
男性「ようお嬢ちゃーん! かわいいドレス着てんじゃ〜ん! どうよ? このイベント終わったら、俺とカラオケでも行かない?」
ミカン(裏)「ひえええ!?? いやいやその………! 私はそんな予定は……!」
男性「いーじゃんそんな固いこと言わずにさ〜!」
ミカン(裏)「ひぃぃーーーーっ!??? た、助けて長谷部(裏)ーーーー!!」
ミカン(裏)はチャラい男に口説かれていた……!
長谷部(裏)「…………主!!」
長谷部(裏)は急いでその場に駆けつけるも……
ズルッ
長谷部(裏)「!??」バシャン!
ミカン(裏)の「関わった人にささやかな困難が訪れる呪い」が発動してしまったのか、転んでしまい、持っていた甘酒が頭にかかる形になってしまった! それを見たミカン(裏)は青ざめ、チャラ男は長谷部(裏)を笑う。
男性「ぷっ………あっははは! だっせ! いったい何しに来たんだよー!」
長谷部(裏)「………ひっく」
……酔っ払った長谷部(裏)は、チャラ男の方に向かい、ダァン!!!と壁が壊れそうな音を出してチャラ男に壁ドンをした。そして、鋭い眼光でチャラ男に告げる。
長谷部(裏)「おい。お前には俺に圧し斬られるか、主に捧げる大将首になってもらうかのどっちか選ばせてやるよぉ。どっちがいい? さぁ、さぁ!!」
男性「ひ………ひぃぃっ!! すみませんでしたーーーーっ!!!!」
チャラ男は長谷部(裏)に恐れをなし、その場を逃げ出した……
長谷部(裏)「うぃ〜、ひっく……おい、主ぃ。大丈夫かぁ? まったく、こういう事が起きるのだから、この催し物の最中は俺から離れるなよぉ。いいなぁ?」
ミカン(裏)「あ……ありがとう長谷部(裏)……ほぁぁ〜……!」
長谷部(裏)「んん〜? どうした主ぃ? 俺の方をじろじろと見てぇ……」
ミカン(裏)「いやだって、酔っ払った長谷部(裏)を見るのって貴重すぎない!? 普段は私の前で酔っ払ってくれないもの!」
長谷部(裏)「は………あぁっ!! ま、待ってくれ主。い、今酔いを覚ましてくる!! 覚ましてくるから、その、俺の方を見ないでくれ………/////」
ミカン(裏)「え〜! 私はイベントで呼ばれるまでもう少し見ていたいわ!」
長谷部(裏)「は、恥ずかしいからやめてくれぇ………/////」
ミカン(裏)本丸の長谷部(裏)は、主であるミカン(裏)の前で甘酒を飲むことはないように心がけている。長谷部(裏)はだいぶ人見知りな刀であり、甘酒は自信をつけることもあり飲んでいるが、その際には尊大な態度になるため、ミカン(裏)にその様子は見せたくないためであるが……逆にミカン(裏)は、酔っ払った長谷部(裏)を見る機会がほぼ皆無なため、酔った長谷部(裏)と会話してみたかったのだ。
ミカン(裏)「ねえ長谷部(裏)! 何か食べてみたいものとかある? 今なら一口食べさせてあげられるわ!」
長谷部(裏)「い、いやいい! 今は甘酒で濡れてしまったから衣装直ししなければならないし……い、今の俺に世話を焼かないでくれぇーーー!」
そう長谷部(裏)が必死に説得するも、ミカン(裏)がキラキラした目で長谷部(裏)を見るのは変わらなかったのだった……
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うるおいちゃん(表)「しずくちゃ〜ん(表)! どう? あたしのこのウエディングドレス! とっても素敵じゃない!?」
しずくちゃん(表)「うんっ! うるおいちゃん(表)、とってもきれいだよ!」
うるおいちゃん(表)「うふふ、ありがと〜! しずくちゃん(表)も素敵よ!」
現在、しずくちゃん(表)はお相手でありガールフレンドのうるおいちゃん(表)のウエディングドレス姿に見惚れていた。うるおいちゃん(表)は薄桃色の華々しいドレスに身を包んでおり、しずくちゃん(表)自身も水色のタキシードに身を包んでいる。うるおいちゃん(表)が嬉しそうに身を翻す度、しずくちゃん(表)は微笑ましくなっていた。
うるおいちゃん(表)「あたし、もう少し着飾ってくるわね〜! 待っててね、しずくちゃん(表)!」
しずくちゃん(表)「え? うるおいちゃん(表)、まだ着飾るの〜!?」
うるおいちゃん(表)はしずくちゃん(表)がつっこむのを他所に試着室へとまた飛んで行った……
しずくちゃん(表)「あはは……うるおいちゃん(表)もたくさんおしゃれしたいんだね💦 これで今日で何回試着室に飛んでったんだろう?」
しずくちゃん(表)が微笑ましく考えていると……
リデル (表)「あっ! しずくさん(表)! こんな所で一人で、どうしたんですか?」
しずくちゃん(表)「あっ! リデルちゃん(表)! それがね、うるおいちゃん(表)がもう少しおしゃれしていきたいんだって! それでまた試着室に行っちゃって」
そこに、淡い緑色の、まるで妖精を思わせるふんわりとしたドレスに身を包んだリデル(表)が声をかけてきた。
しずくちゃん(表)「リデルちゃん(表)はどうしたの? リデルちゃん(表)のお相手って……」
リデル(表)「ああ、お兄様(表)です! お兄様(表)、はじめはアルルさん(表)をお相手にしたかったみたいですけど、アルルさん(表)は不参加で……それで私を誘ってくださったんです」
しずくちゃん(表)「そっかー、サタンさん(表)は残念だっただろうけど……サタンさん(表)がお相手に選んでくれてよかったね!」
リデル(表)「は、はい! ルルーさん(表)からの視線は怖いんですけど……このイベント限定でも、お兄様(表)のお傍にいられて、とても嬉しいです。でもお兄様(表)も天悪さんと一緒にこのイベントの主催の人とお話しに行ってて……それで待ってるんです」
しずくちゃん(表)「そっか! じゃあリデルちゃん(表)も暇だよね〜……んじゃ! ちょっと一芸やってみるよ!」
リデル(表)「えっ? 一芸って、もしかして?」
しずくちゃん(表)「ぴちぴちぷるるん、ぷるるんぱっ!」
しずくちゃん(表)が呪文を唱えると……外で降っていた雨粒の一部がこちら側に集まり……雨粒が綺麗にまとまる形で、キラキラと会場中を彩り始める。
リデル(表)「うわぁ〜〜〜………! とっても綺麗です〜……!」
リデル(表)はしずくちゃん(表)の魔法に見とれ、感嘆の声を漏らす。それは他の観客も同じだった。
しずくちゃん(表)「あはっ! 喜んでもらえてよかった〜! 次はどんな芸をやろうかな?」
\しずくちゃ〜ん(表)! またスタッフさんに衣装綺麗にしてもらったわよ〜!/
リデル(表)「あっ! うるおいさん(表)の声です! しずくさん(表)、私はそろそろ……」
しずくちゃん(表)「え? ……ああそうか、うるおいちゃん(表)が来たら大変なことになるかも……」
リデル(表)「はい。多分うるおいさん(表)が大きく妬いてしまいます……しずくさん(表)、今の魔法で盛り上げてくださって、ありがとうございました! おかげで癒されました!」
しずくちゃん(表)「ううん! リデルちゃん(表)も、サタンさん(表)とのイベント頑張ってね〜!」
天悪「カプでは決してないけど、しず+リデもいいよね!( ˇωˇ )b」
サタン(表)「貴様という奴はぁ……()って、私もリデル(表)の下に戻らなければな」
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ひざまる(裏)「ふむふむ。このすがたでこのばをまわると、とてもひろいものだなあ」
現在、4〜5歳ほどの幼児姿でイベント会場を回っている膝丸(裏)。今の膝丸(裏)は子ども用のタキシードを着ていた。しかし、何故幼児化して参加しているのか。それは………
第三〇号海防艦(表)「あっ! 膝丸くん(裏)! おーい! こっちですよ!」
ひざまる(裏)「おー! みと(表)、とてもうつくしいな」
第三〇号海防艦(みと)(表)「えっ! あ、ありがとうございます……とても、恐縮です」
今駆け寄ってきた第三〇号海防艦(表)……通称みと(表)は、研磨(表)と黒尾(表)の鎮守府に所属する艦娘の一人である。そして、弊サイド学園パロにて幼児化した膝丸(裏)とみと(表)はクラスメイトである。
みと(表)「膝丸くん(裏)も、タキシード決まっていますよ」
ひざまる(裏)「ふふふ、ありがとう。キミのそのどれすすがたは、ぷりんねこ(表)やくろとさか(表)にはみせてきたのか?」
みと(表)「え? ……ああ、研磨さん(表)と黒尾さん(表)のことですね? お二人にも見せてみましたし、褒めていただきました!」
みと(表)の着ているドレスは、みと(表)のふんわりと柔らかな髪と同じように、柔らかさを重視した、愛らしいドレスである。お互い談笑をして朗らかに過ごす膝丸(裏)とみと(表)であるが……そこに、膝丸(裏)の兄であり、膝丸(裏)とみと(表)が彼のお相手を務める扶桑(裏)にベールボーイとベールガールをすることとなっているため、そういった意味でも共に過ごすこととなっている髭切(裏)が駆けつけてきた。
髭切(裏)「膝丸(裏)ーーー! それにみとちゃん(表)! 僕達のイベントがもうすぐだよ!」
ひざまる(裏)「おお、そろそろであったか。では、われらもゆこうか…… ? みと(表)……だいじょうぶか?」
みと(表)「う………」
髭切(裏)「あ………ごめんねみとちゃん(表)! みとちゃん(表)は膝丸(裏)の傍にずっといていいし、僕達も何もしないからね」
みと(表)「わかってます。……わかってますから………」
……膝丸(裏)が幼児の姿で参加している要因のもう一つに、みと(表)が「大人を恐れるようになっている」のもある。みと(表)の所属する鎮守府の"元の提督"は、関係者の提督達の裏切りにより、はめられ深海棲艦により殉職した。その事を知ってしまったみと(表)は、艦隊と研磨(表)や黒尾(表)などを除く大人を信じられなくなり……艦娘として戦うことすらできなくなってしまったのだ……
ひざまる(裏)「……みと(表)。いべんとのときは、おれもみと(表)からめをはなさぬようにするからな。だから、みと(表)はすこし、むこうにいるちゃいろ(表)たちとはなすといい。おれはすこしあにじゃ(裏)とうちあわせをしておくから」
みと(表)「は……はい! ありがとうございます。では、少し席を外します!」
膝丸(裏)がみと(表)に向こうでブラウン(表)達と話してくるよう促し、みと(表)がそちらに向かうのを見送った膝丸(裏)は、髭切(裏)に話す。
ひざまる(裏)「あにじゃ(裏)、おれはあのこを……みと(表)を、そんなつもりはなかったが、あざむいてしまっている。そんなおれが……みと(表)をまもって、よいのだろうか」
髭切(裏)「膝丸(裏)……形はかなり歪かもしれないけれど、膝丸(裏)はあの子に信頼を寄せられている。お前があの子を守りたいのなら……例えいずれ正体を明かすことになっても、お前があの子を守るんだ」
ひざまる(裏)「…………だな。おれは……みと(表)をほうってはおけん。だからこそ、ぷりんねこ(表)やくろとさか(表)がてのとどかぬところでは、おれがかのじょをまもるさ」
ひざまる(裏)(……例えいずれ、彼女に正体を知られ、拒まれたとしても……それは変わらぬ)
膝丸(裏)は、小さな体で、改めてみと(表)の事を守ると決めたのであった……
お粗末さまでした! 感想OK!