二次創作小説(新・総合)
- Re: 第四回天悪版料理対決 〜発狂物語IV〜 ( No.298 )
- 日時: 2024/02/21 20:00
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: WUYVvI61)
里見(表)「料理対決のガイドブック、再掲の時間だよ! みんな、時間が空いている時に読んでみてね!」
[ガイドブックルール説明]
・テーマはバレンタインデーに合わせて「チョコレート」。つまりチョコレート料理であればチョコ単体でもチョコをエッセンス程度に使ってもなんでもいい
・準備及び練習期間は2週間。そして与えられた予算は5000円。この予算内でチョコレート料理を作ること(ただし調理器具と料理本などは予算外としいくらでも調達可能)
・審査員達の評価の下、優勝に値する☆5評価の者が好きなプレゼントを一つとサタン(表)とおしりたんてい(裏)の作った(どちらも☆5相当)料理を贈呈される。ただし、☆1以下の者にはオシオキが……
・なお、能力や魔法など特殊スキルの使用は厳禁。その他犯罪行為など不正があれば即オシオキ確定となる
・事前に判明している☆1以下相当の者には☆5相当の者が練習期間限定でコーチに付くこととなっている
[評価一覧]
☆5:プロとも言えそうなほど美味しいです!お店で出ても違和感ないし金を払いたいくらいです!
☆4:確実に良妻と言えるレベルです。アレンジなどもあってとっても美味しいです!
☆3:いわゆる普通レベルです。基本に沿って作ってくれてありがとう!
☆2:普通にまずいorまだまだ駆け出しです💦でも努力すれば必ず美味くなる!
☆1:勘弁してクレメンス😭頼むから料理は控えて😭
☆0:屋上に行こうぜ……久しぶりに………キレちまったよ…………
[役割一覧]
【司会】街雄鳴造(表)、パンダ(裏)、コマさん(表)、カカオ(裏)
【アシスタント】茜(裏)、吹雪(表)
【審査員】天悪、サタン(表)、おしりたんてい(裏)、前田藤四郎(裏)、里見弴(表)(+α審査員1〜3枠)
【挑戦者】下坂部平太(裏)、谷地仁花(裏)、ザクロ(裏)、ジーナ・ボイド(裏)、柊沢エリオル(表)、閻魔大王(表)、ミキ(裏)、鶯丸(表)、へし切長谷部(裏)、赤城(表)、ルイス・キャロル(表)、ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(裏)、ウィスパー(表)、バク(裏)、サクランボ(表)、スターチス(裏)
【医療班】罪木蜜柑(両方)、猪名寺乱太郎(両方)、鶴町伏木蔵(両方)、川西左近(両方)、三反田数馬(両方)、善法寺伊作(両方)、ラティナ(両方)、白澤(両方)、桃太郎(両方)、薬研藤四郎(両方)、斎藤茂吉(両方)、レッドチューリップ(両方)、イエローチューリップ(両方)、パープルチューリップ(両方)、ホワイトチューリップ(両方)、鷲見セリナ(琴葉姫)、シスハ・アルヴィ(琴葉姫)※、八意永琳(葉月)、白山吉光(葉月)、時継優治(音葉)、フィガロ・ガルシア(音葉)、ジン(HAL)、アスクレピオス(柊)、エミリー・ダイアー(柊)
【戦闘班】獄原ゴン太(表)、星竜馬(表)、王馬小吉(裏)、田村三木ヱ門(裏)、潮江文次郎(裏)、シェゾ・ウィグィィ(表)、アコール先生(裏)、デイル・レキ(表)、豪炎寺修也(表)、染岡竜吾(表)、千代田桃(裏)、三日月宗近(裏)、髭切(裏)、南泉一文字(裏)、姫鶴一文字(裏)、天龍(裏)、龍田(裏)、龍驤(裏)、山城(裏)、小川未明(裏)、新美南吉(裏)、ロボニャンF型(裏)、からくりベンケイ(裏)、サクラ(表)、ウメ(表)、サザンカ(裏)、チャノキ(裏)、ノール・ファニャ(琴葉姫)、織田作之助(葉月)、山姥切国広(音葉)、信濃藤四郎(音葉)、ディルック(HAL)、ガイア(HAL)、ホマレ(たけジアン)、メイプル(たけジアン)、アルヴァ・ロレンツ(柊)、ビーマ(柊)
※琴葉姫サイドのシスハは医療班・戦闘班両方に対応可能
料理対決の前半戦が終わってから、約1時間後………休憩が終わった固定審査員達は席に戻り、いよいよ試食・後半戦が始まることとなった。
コマさん(表)『みんな、お待たせズラー! 休憩時間が終わったところで、料理対決の試食の後半戦に移るズラよ!』
カカオ(裏)「後半戦の司会はカカオ(裏)と、コマさん(表)がお送りいたします! ああ、コマさん(表)の事が見えない人たちのためにも、コマさん(表)の発言は会場のモニターにも映されますよ!」
メイプル(たけジアン)「それとですね! 私達戦闘班も、前半戦のホマレさん達と交代する形で、天悪さんの見張りを頑張らせてもらうよ!」
国広(音ウヒ)「ああ。後半戦からの天悪殿の見張りは、陽夏木ミカン殿(裏)本丸の姫鶴一文字(裏)、サザンカ(裏)、医療班も兼ねているシスハ・アルヴィ、ディルック、メイプル、アルヴァ・ロレンツ、そして俺、時継優彼様本丸の山姥切国広が務めさせて頂く。よろしく頼む」
サザンカ(裏)「前半戦の時はうちの団長クンがごめん!! 団長クンは今はチャノキ(裏)を含めたベルガモットバレー(裏)の花騎士のみんなで説教してるところだよ」
サタン(表)「まぁそうなるな(納得)」
天悪「新たに私の見張りをする戦闘班の皆さんもよろしくお願いします〜! 果たして後半戦は死なずに済むのか←←←」
おしりたんてい(裏)「フーム………できるならば、4番さん以上の危険な目には遭いたくないですね」
前田(裏)「ええ。他の観客の皆様も危険な目には遭わせられないです!」
里見(表)「この後はトラブルとかなく進んで欲しいよね〜……緊張するけど、そろそろ9番の人からのチョコレートの試食がしたいな!」
コマさん(表)『わかったズラ! では、次は9番さんから12番さんのチョコの試食を一緒にする+α審査員のみんなを決めるズラ!』
カカオ(裏)「今回もクジで決まるんですけど、どんな料理に当たってもどうか厳しめなクレームは出さないでくださいね……! それでは、いきます!」
果たして、後半戦からの+α審査員達は……こうなった!
9番:シャルル・ボードレール(裏)、アルチュール・ランボー(裏)、セダム(裏)
10番:木之本桜(表)、フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(裏)、レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(裏)
11番:天野景太(表)、ジバニャン(表)
12番:アーサー・コナン・ドイル(表)、ルイス・キャロル(裏)、トケイソウ(裏)
ボードレール(裏)「僕とランボー(裏)も選ばれたか。ランボー(裏)、今回は侵蝕者との戦い以上に気をつけるんだ。セダムさん(裏)も……」
ランボー(裏)「もちろんだよ、兄貴(裏)! もし兄貴(裏)や僕に下手物を食べさせたら許さないからな!」
セダム(裏)「私もですか! この時の為にあえて星の導きには頼りませんでした。皆様方、よろしくお願いします!」
さくら(表)「ほえぇっ! わたしもだぁ……! どんなチョコレートが来るのかな? 楽しみだけど、緊張するよ……!」
ドストエフスキー(裏)「なんだと、木之本(表)もか!? レフ(裏)、ここは木之本(表)の事を守るぞ」
トルストイ(裏)「うん。さくら(表)に被害が及ばないようにしなきゃ……!」
ケータ(表)「嘘だぁオレ達も!?? 嫌だーーーー!!!! 選ばれたくなんてなかったーーーー!!!!」
ジバニャン(表)『ニャーーーーン!!(憤慨) オレっちはチョコボー好きニャンだけど、ここで選ばれたくなかったニャン!!』
ドイル(表)「おや、私もなんだね。では、英国紳士として名に恥じないような試食を見せるとしよう」
ルイス(裏)「ふふっ、そうですね。試食中にも他の紳士達の手本になれるような姿勢を見せないと」
トケイソウ(裏)「別にこれはそこまで厳かに行う行事ではありませんけどね。何でもない日のお茶会のようなものです」
選ばれた今回の+α審査員はこの11名。仲間を案じる者、選ばれてしまって狼狽する者、終始冷静な者と多岐に分かれているが、彼ら彼女らは無事に試食ができるのか!?
ボードレール(裏)「………お邪魔するよ。皆も覚悟は決めているのかい」
天悪「やっほっほです! せやね………4番の試食を経験した身としては、もう何も怖くない気がする←」
サタン(表)「あのさぁ……() 確かに4番は吐き気でや嘔吐で済んだ(?)ものの、恐ろしい代物だとしてもなぁ……」
セダム(裏)「私は普段は星読みに夢中になりすぎて部屋にこもりがちなので、こういった催し物にお呼びさせて頂いて嬉しいです! 美味しいものもたくさん食べられますし……よろしくお願いします!」
おしりたんてい(裏)「フム、活発的なレディーですね。こちらこそレディー達と試食に携われること、誠に光栄です。今回のご試食では、よろしくお願いします」
前田(裏)「現時点ではたまに失敗といえる作品はあれど、基本的には美味なちよこばかりですよ! 僕もよろしくお願いします!」
ランボー(裏)「兄貴(裏)だけは、僕が守らなきゃ……! それを踏まえてもここで変なのが出てきたら………わかっているよね?(ニッコリ)」
里見(表)「わかったからランボーくん(裏)も落ち着いて()」
カカオ(裏)「ランボーさん(裏)、本当にお兄さん思いなんですね💦」
そうして始まった試食・後半戦の始めである9番のチョコレートの試食に入るのは、悪の華を咲かせる"ソレイユ"と、言葉の錬金術を紡ぐ放浪の詩人と、花言葉に「星の輝き」があるロータスレイク(裏)出身の花騎士だ。
ランボー(裏)「フン! 兄貴(裏)に危機が迫っているかもしれないんだ。いても立ってもいられないに決まってるよ!」
ボードレール(裏)「ランボー(裏)、僕を心配してくれるのは嬉しいけれど、セタンデリス(絶品)なものが来るかもしれないんだ。そちらの方を楽しみにしていよう」
ランボー(裏)「そうだね兄貴(裏)!! 僕も楽しみにしているね!!」
サタン(表)「こーの面倒なチョロみよ()」
セダム(裏)「なんというか……これからこの個性的で面白い方々と食卓をこれから囲むんですよね? とても貴重です」
おしりたんてい(裏)「フフッ、レディーもお気に召して頂けたのなら何よりです」
コマさん(表)『既にカオスになってきてるズラね〜。ああ、アシスタントの茜さ〜ん(裏)! 9番さんの作ったチョコを持ってきてほしいズラ〜!』
茜(裏)「お〜う! いまゆくぞ〜!」
ランボー(裏)が兄貴分のボードレール(裏)の安否を心配しすぎているが……💦 アシスタントの茜(裏)に9番のチョコレート類を持ってきてもらうと……それは、オシャレに青紫色のソースがかけられ、とてもいい匂いで芳醇な香りもするクレープであった!!
里見(表)「おおおーーーーーっ!!! お洒落でいい匂いのするクレープだーーーーー!! 食べるのが楽しみだね!!」
セダム(裏)「はい!! こういう高級感ありそうなお菓子……あんまり見たことないかも!」
ランボー(裏)「ふぅん? 見た目や匂いは美しいけど……中身はどうなんだろうね………」
ボードレール(裏)「………いや。恐らく、このクレープは問題なく食べられるよ。まずは食してみよう」
天悪「えっ、本当に大丈夫です? クトゥルフ系に変化しない?」
おしりたんてい(裏)「ええ。問題は無いでしょう。それでは皆さんとで手を合わせましょうか」
前田(裏)「ですね! では、そろそろ試食に移りましょう! いただきます!」
サタン(表)「不安は少々あるが……いただきます」
9番の見た目と香りは美しいクレープの試食を始める審査員達。そのお味は………
天悪「美味しい!!!!! なんだこれめちゃくちゃ美味しい!! これ中身はチョコクレープみたいだけど、中身にチョコクッキーも散りばめられているよね!????」
サタン(表)「ああ、そのようだな! なおかつかけられていたベリーソースも相まって甘酸っぱい味わいでとても美味だ……」
ランボー(裏)「は!?? 何これ、は、は!?? こんなに美味しいものが存在して、は!??? えっ誰がこれを作ったんだよ!!!!」
ボードレール(裏)「ランボー(裏)も喜んでいるようだね。確かにこのショコラクレープは、テンパリングも生地の焼き具合も完璧で、無駄が一切ない。中身のショコラクッキーも見事な味わいに仕上げられているね」
セダム(裏)「はい! とてつもない美味で、いくらでも食べたいものです」
非常に絶品であり、審査員達も大喜びで食べ続けていた。あまりの美味しさに叫び出す審査員も出る中、司会のコマさん(表)が9番のコメントを読み始めた。
コマさん(表)『それじゃあ、オラが9番さんのコメントを読み上げるズラ〜! 会場のモニターにもオラの読む9番さんのコメントが映るズラよ〜。「私は今回、オシャレにブルーベリーソースをかけたチョコクレープを作ってみたよ〜! お題がチョコということで、チョコクレープかつ中身にチョコクッキーも散りばめてみたんだけど、驚いた? 驚いたよね? 団長さんは今回競い合うライバルみたいなものだから団長さんが食べられないのが残念だけど、私のチョコクレープ、気に入ったよね? 気に入るよね〜♪」らしいズラ!』
里見(表)「このコメントを残してくれた9番の人……だいぶ自信満々だね💦」
おしりたんてい(裏)「フーム、コメント内で度々驚きを求める上で騎士団長の方を『団長さん』と呼ぶ、そして挑戦者にその9番さんの仕える騎士団長の方がいる……となると、9番の方は恐らく………」
セダム(裏)「ああ! もしやあの方でしょうか? 私と同じくして、ロータスレイク(裏)の花騎士かつ、私とも交流のあるあの方……」
前田(裏)「え? セダム様(裏)は九番様のご友人なのですか?」
セダム(裏)「はい。9番殿はですね。こしょこしょこしょこしょ………」
ランボー(裏)「は????? この美しくて美味しいクレープをアイツに仕える花騎士の人が??? 嘘でしょ!????」
サタン(表)「何故そこまで不満を露わにしている?」
里見(表)「そこは別に関係ないと思うけどな?」
ランボー(裏)「関係あるよ!! 仮に9番はそんな事ないとしても、アイツは兄貴(裏)と友好な関係を築こうとしないし………」
そう、この見た目も味も香りも美しい、高級感溢れるチョコクレープを作ったのは、花言葉が「いたずら心」の、+α審査員のセダム(裏)と同じく星読みが可能でロータスレイク(裏)出身の花騎士。彼女は父親がシェフである恩恵か料理も得意であるのだが、9番の仕える騎士団長は、挑戦者の中にいるクトゥルフの伝道師。だが、その騎士団長はボードレール(裏)に嫉妬の念を向け続けている為、ランボー(裏)はその騎士団長の事をよく思っていないことから、9番に対しても懐疑的な疑念を抱いている……
ボードレール(裏)「でも、彼女の作ったショコラクレープ、本当に美味しいし、見た目も香りも美しいよ。ランボー(裏)もそう感じたのだろう。僕も9番さんに感謝しているから、正直に評価に書こう」
ランボー(裏)「うう、兄貴(裏)が気にしないならいいんだけど……」
ディルック(HAL)「それにしてもブルーベリーソースか。天悪さんに菓子を食べさせている身としても、いい香りが漂っていると思えばそのソースが由来なのだろうな。どれ、僕も後ほど9番のような美しい菓子を作るとしようか」
サザンカ(裏)「そうだね………ボクも、団長クンが落ち込みすぎているようなら、美味しいおやつを振舞ってあげようかな……」
天悪「お料理も上手なディルックさんはともかくとして、サザンカちゃん(裏)大丈夫なんか???」
サザンカ(裏)「し、失礼だな! ボクだって、必要とあらば料理も………って、あれ? ボク、料理なんてあまりやった事ないのに、どうして咄嗟に団長クンにおやつを作ってあげようと思って……」
サタン(表)「あれだろう、花騎士達も基本的にバレンタインだと団長の為にチョコを作ろうと張り切るからだろう(現実逃避)」
おしりたんてい(裏)「サタンさま(表)、取り乱さないでください。9番さんのクレープも美味でしたし、評価に移りましょうか」
前田(裏)「そ、そうですね! この高ぶる気持ちを九番様に伝えましょう!」
里見(表)「やっぱり前半戦みたいな異変が起きてそうだけど……今は評価に集中しようか!」
セダム(裏)「はい! チョコクレープ、ごちそうさまでした!」
……やはり後半戦でも異常が起きてそうだが、審査員達は9番のチョコクレープへの評価に移る……
感想まだ
- Re: 第四回天悪版料理対決 〜発狂物語IV〜 ( No.299 )
- 日時: 2024/02/21 20:03
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: WUYVvI61)
9番の総合評価:☆☆☆☆☆
天悪の評価:☆☆☆☆☆
文 句 な し の 最 優 秀 作 品 確 定 (天悪さん、まだ7名分の料理が残っていますよbyおしりたんてい(裏))いや本当にご馳走様でした………見た目も高級レストランで出てきそうな代物で、香りも味もいいとか何これファンになるしかないじゃない……← 今回は料理にイタズラを仕込んでないようで何より! そうしてくれてめちゃくちゃ安心した←←←
サタン(表)の評価:☆☆☆☆☆
くっ、2番以来の文句や批評のつけ所のない料理が出てきたな。悔しい……! ……私情を抜きにすれば、貴様のイメージカラーであろうブルーベリーのソースを用いてフレーバーを甘酸っぱいものに演出したことや、チョコクリームやチョコクッキーの出来、更にはクレープ生地の焼き加減や柔らかさも満点の出来だ。貴様も中々やるようだな……後ほど貴様の団長にも食わせてみるといい。もしかしなくとも歓喜するぞ。ただ、イタズラは程々にしておけ💦
おしりたんてい(裏)の評価:☆☆☆☆☆
「美味しい」、「美しい」、「芳醇な匂い」の3点が見事に揃ったチョコクレープでしたね。素晴らしい腕前に味わいでした……レディーの作り上げたチョコクレープのみで料理としては完璧に仕上げられていましたが、レディーのさじ加減で、様々な組み合わせやフレーバーのクレープにもできそうですね。その際は今度はレディーがどのようなクレープを作ってくださるのか楽しみです。脱帽いたしましたよ、レディー。
前田(裏)の評価:☆☆☆☆☆
僕は洋菓子に関しては、特にちよこれいとは初めて知ったものですが、九番様のくれえぷは美味しいのみならず、見た目と香りも素晴らしいものでしたね! その上、どこか温かみも感じて、九番様の温かな愛情も感じられた気がしました。九番様が僕達に今回のくれえぷのような温かな美味しい洋菓子を振舞ってくださって嬉しいです! ありがとうございます!
里見(表)の評価:☆☆☆☆☆
ほんっっっとうにおいしかったーーーー!! おいしすぎて上手く言葉が出てこないし、批判もしようがないよ!! ただ、こんなにおいしいチョコレートクレープを作れるのなら、君はとても心優しくて、君の団長さんや仲間たちをこれからも守ることが出来るって事は言えるよ! ねえねえ、よかったら後で武郎兄(表)の分のお菓子も作ってもらえるかな! 君のおいしいお菓子の味を、武郎兄(表)にも伝えてあげたいから!
ボードレール(裏)の評価:☆☆☆☆☆
美しく可憐かつ、耽美ながらも艶美な魅力も感じられるショコラクレープだということは、皆も言っているかな。ただ、僕ですらも批判の余地が見られないほど魅力的なショコラクレープだと言えるよ。うちの弟分のランボー(裏)も喜んでいたからね。君は悪戯を好んでいるようだけど、今後も君の団長である彼の事を、程よい悪戯で和ませつつ、支えてあげて欲しい。
ランボー(裏)の評価:☆☆☆☆☆
僕は兄貴(裏)に威嚇するアイツの事は好きじゃないし、君の品のないコメントから、君があれを本当に作り出した本人なのか信じられないけれど……クレープ生地は太陽からの寵愛を受けた卵のようにふわふわに仕上がっていたし、ショコラも滑らかかつほろやかで、僕にとっても皆にとってもセタンデリスだった……こ、これで調子に乗ってアイツと共に茶化しに来るなよな!!!(カワイイーーー!!by天悪)(ああ、うちの弟分(裏)は可愛いだろう?byボードレール(裏))
セダム(裏)の評価:☆☆☆☆☆
貴女が料理についても大の得意である事は存じておりましたが、こうして貴女の料理を頂けるとは……星々も祝福して頂いているところでしょうか? 星の輝きのままに美しく、煌びやかで切ないながらも温かみも感じられる、おかわりが欲しくなるチョコクレープでした。今度、よろしければまたこうしておやつを恵んでは頂けませんか? もちろん、私も貴女の恩に報いるためのお礼を返しますので!
さくら(表)「ほえぇ〜……セダムさん(裏)たち、嬉しそうに控え室へ戻っていってたな〜……! おいしいものを食べられたんだね!」
ドストエフスキー(裏)「ああ、そのようだな! 俺達も美味いものが食えるといいな」
トルストイ(裏)「ただ、連続で当たりが来てるなら、ハズレが来る可能性も高まっているかな……と。みんな、お邪魔するよ。10番の試食の時はよろしく」
後半戦のいいスタートダッシュを決めた9番の後に、10番の+α審査員としてやって来たのはカードキャプターと、賭博狂いの朗らかな小説家と、博愛主義者の無愛想な小説家だ。今回は純粋な少女であるさくら(表)もいる為、トルストイ(裏)やドストエフスキー(裏)のみでなく、固定審査員達にも緊張が走る。
天悪「頼むぅ!!! さくらちゃん(表)にとんでもないモンが来ないでくれぇ!!!!! ぶっちゃけ普通に彼の料理が当たった可能性が有り得るぞ!!!!!(クズ)」
サタン(表)「ヤメロォ!!!!!(ヤメロォ!!!!!!)さくら(表)に何かあれば、さくら(表)の家族や親友の知世(表)や恋人の小狼(表)をはじめとした友人たち、そしてさくら(表)の騎士団の花騎士(表)達に贖罪する事になるぞ!!!!!」
おしりたんてい(裏)「フーム。レディーの為にも、今回も美味しいチョコレートが来て欲しいですね……」
前田(裏)「何かあれば僕が守りますが、やはり美味しいちよこが来て欲しいですね……!」
里見(表)「うん、さくらちゃん(表)にはおいしいチョコレートを食べて癒されて欲しいなぁ……! 少なくとも酷いものは来ないで!!!!!」
ドストエフスキー(裏)「ははは……固定審査員の奴らも心配してる💦」
トルストイ(裏)「みんなもさくら(表)のことを心配してるようだね……もちろん、何かあったら僕達もさくら(表)を守るよ」
さくら(表)「ほえぇ〜……みなさん、ありがとうございます💦」
コマさん(表)『ズラ〜……みんな、さくら(表)のことを心配して祈ってるズラね〜。オラも心配ズラ〜……』
カカオ(裏)「こうなれば早めに持っていってあげましょうか! 吹雪さん(表)! 10番さんのチョコレートを持ってきてください!」
吹雪(表)「はーい! 10番さんが作ったのは、『ボンボンショコラ』だそうです!」
里見(表)「ボンボンショコラかぁ〜……ボンボンショコラも作る過程は難しいんだよね〜」
サタン(表)「といってもそもそもチョコ全般自体が作るのは料理の玄人向けなのだがな」
前田(裏)「ぼんぼんしょこら、ですか。五番様のあそぉとちよこれいとと同じようなちよこでしょうか?」
おしりたんてい(裏)「ですが、アソートチョコレートとは分類も作り方も多少異なりますね。今回は10番さんのコメントを聞かせていただいてから、試食に入りましょうか」
天悪「せやね← カカオちゃん(裏)! 読んでくれませんかい?」
カカオ(裏)「はい! では、10番さんからのコメントも預かっていますので、読みますね!」
アシスタントの吹雪(表)が運んできた10番のチョコレートはボンボンショコラ。一人3個ずつの小さめなボンボンショコラは見たところ綺麗な形で溶けたりもしてないし、何やら上方に棒にも見えるものがついているが……カカオ(裏)が読み上げた10番のコメントで、会場中が興奮でざわめき始めた。
カカオ(裏)「『私が今回作らせて頂いたのは、ボンボンショコラ……正確に言えばチェリーボンボンです。あっ、このチェリーボンボンにはアルコールやその類は入ってませんよ! その名の通り、私の名前の果実でもあるチェリーとキャラメリゼを中に詰めたボンボンショコラです。パパとママも喜んでくれるような、おいしいお菓子にできていたらいいなぁ』と残されています!」
天悪「えっ、チェリーボンボンかこれ!! それに、チェリーが『私の名前』って!」
さくら(表)「あっ! ……その上で、途中で『パパ』や『ママ』って残してきたなら……もしかしたら、10番さんはあの人かもしれません!」
ドストエフスキー(裏)「おおお!? そうか、アイツの作ったもんが当たったのかぁ………嬉しいと言えば嬉しいが、まさかこうしてアイツの手料理……菓子を食えるなんてな………」
トルストイ(裏)・天悪・里見(表)「「「ヒューヒューヒュー!!」」」( *¯ノ³¯*)
ドストエフスキー(裏)「ああこらレフ(裏)達! 冷やかしやめろ!/////」
さくら(表)「まあまあ💦 みんなで10番さんのチェリーボンボンを食べましょうよ! お酒は入ってないみたいですし、10番さん、前に『一通りの家事はできますよ』って言ってたので、このチェリーボンボンもおいしいと思います!」
トルストイ(裏)「そっか、そういう意味でも安泰なんだね。じゃあ、そろそろいただきますしようか」
そのコメントから察するに、今回チェリーボンボンを作った10番は、ブロッサムヒル(表)所属で花言葉が「上品」、「小さな恋人」の花騎士。10番は幼い頃に両親を失ってから親の愛に飢えており、それによってか彼女の騎士団長であるさくら(表)のことを「ママ」、そして初めて会った時に助けられてから惚れたドストエフスキー(裏)のことを「パパ」と呼ぶことがある。それによってすぐに10番のことに気づいて微笑むさくら(表)とドストエフスキー(裏)。さて、10番の丹精込めて作ったチェリーボンボンのお味は……
天悪「お、おいしーーーーーっ!!!! これもチェリーとキャラメリゼの味がお互い引き合っててうまし!!!!!」
サタン(表)「だな。また批評する箇所が見当たらない菓子が出てくるとは………今回の料理対決はどうなっているのだ←」
おしりたんてい(裏)「フム。確かに10番さんのチェリーボンボンも見事な味わいですね……ショコラ部分もキャラメリゼやチェリーも、妥協点が一切なく仕上げられていると見られます」
前田(裏)「ただ甘い訳でなく、ややほろ苦い中に甘酸っぱさもあって、新鮮な味です!」
里見(表)「うん! 10番ちゃんのチェリーボンボンもすごくおいしいね!」
トルストイ(裏)「まぁね。それに、こうしてフェージャ(裏)やさくら(表)にも食べて貰えたことも、10番さんにとっては幸運だと思う」
ドストエフスキー(裏)「いやだからよぉ……けど、アイツもコメントでも俺やさくら(表)にも食べて欲しかったように聞こえたし、アイツも喜ぶか?」
さくら(表)「とっても喜んでくれますよ! だって、10番さんはドストエフスキーさん(裏)のことがいちばんだいすきなんですから!」
ドストエフスキー(裏)「さくら(表)まで……///// だとしたら嬉しい、けどよ」
なめらかな甘さにほろ苦さ、そして甘酸っぱい味わいと、チェリーボンボンの長所が上手く引き出されていた味であった。10番のチェリーボンボンが十分以上に満足できる味なのもそうだが、10番が今回の+α審査員にさくら(表)やトルストイ(裏)、そしてドストエフスキー(裏)が当たったことを知れば、顔を真っ赤にして照れながら歓喜する事は間違いないだろう。審査員達は心も甘酸っぱい気分になりながら、評価用紙に筆を走らせたのであった……
10番の総合評価:☆☆☆☆☆
天悪の評価:☆☆☆☆☆
花騎士が連続で☆5レベルのチョコレート作ってくるの強すぎませんかね?????(いやそれ関係ないbyサタン(表))というのは置いといて……ショコラもチェリーもキャラメリゼもしっかり作り込まれてたチェリーボンボンおいしかったですぞ〜! 私は禁酒主義ぎみですし、さくらちゃん(表)もいますし……酒はやめてくれてよかったよ〜! パパやママとお幸せに!
サタン(表)の評価:☆☆☆☆☆
まーーーーーーた批判点皆無の絶品チョコレートを食べて五体投地したのだが?????(サタンさま(表)も私情ダダ漏れじゃないすか()by天悪)このチェリーボンボンを構成する全ての箇所にムラや無駄がなく、美味しく頂けた菓子であった……こ、これで勝ったと思うなよ!!!(唐突にシャミ子さん(表)あるいは桃さん(裏)になりましたねbyおしりたんてい(裏))
おしりたんてい(裏)の評価:☆☆☆☆☆
フム、未成年の方やお酒を好まない方のことも配慮してアルコール類を使わないチェリーボンボンを作り上げて見事でしたね。お酒抜きでも美味しく頂くことができました……ただ、私としてはアルコール類無しでも非常に美味しい以上、10番さんが良ければ、後ほど酒類を入れてみたチェリーボンボンも頂いてみたいですね。無理にとは言いませんが、フョードルさん(裏)との晩酌としても良いと思われます。
前田(裏)の評価:☆☆☆☆☆
十番様の作られたちぇりいぼんぼんも、お洒落で甘酸っぱくて美味しかったです! 貴女の名前でもあるこの果実も、こうして洋菓子にして食べても絶品ですね! 十番様も家事が得意と仰られていましたが、今後も桜様(表)と騎士団の花騎士(表)達を支え続けてください! ただ、甘えられる時は存分に桜様(表)やドストエフスキー様(裏)に甘えていいですからね。
里見(表)の評価:☆☆☆☆☆
10番ちゃんのチェリーボンボンもおいしいね〜! お酒は入ってないけど、十分以上においしい! なんならお酒のつまみとして食べたら抜群においしいかもしれないよ! 僕もお酒はいけるからさ。10番ちゃんがよかったら飲みに行こー! あっでも、ドストエフスキーさん(裏)との時間は邪魔しないからね!
さくら(表)の評価:☆☆☆☆☆
10番さんも前に騎士団(表)でおいしいごはんを作ってくれてたけど、このチェリーボンボンもおいしかったよ〜! お酒はわたしといった子どもや天悪さんみたいにお酒は飲まない人のために入れないでくれたんだよね? その気遣いとお酒がなくてもこんなにおいしく作れたのもよかったよ! これなら知世ちゃん(表)や小狼くん(表)やケロちゃん(表)たちも気に入ってくれるかも! トルストイさん(裏)もドストエフスキーさん(裏)もおいしく食べてたよ!
トルストイ(裏)の評価:☆☆☆☆☆
サタンさん(表)もなんか悔しがってたけど、本当にすぐに批評するべきところが見つからないほどおいしくて、甘酸っぱいチェリーボンボンだった。里見くん(表)も言う通り、ワインやウォッカとか、お酒と一緒につまむとまたおいしいかもしれないね。さくら(表)も大喜びしてたけど、フェージャ(裏)も顔を真っ赤にして喜んでたから、安心してよ(だーっ! ったく、レフ(裏)達は何言ってんだよ!byドストエフスキー(裏))
ドストエフスキー(裏)の評価:☆☆☆☆☆
ああー、その………。言葉に表しきれねぇほど美味かったぜ。お前の手料理っていうか、手作りチョコはこれが初めてか。初めてお前に振舞って貰えたチョコがこのチェリーボンボンで、本当に良かったぜ。その……お返しは、いいもん仕入れてくるからよ! 楽しみにしててくれよな!(ヒュウウウウウウウウ!!!!!!by天悪・里見(表)・トルストイ(裏))(貴様らァ……()byサタン(表))
〜医務室〜
桃(裏)「えぇっ!?? 『マインドコントロール』……って、本当なんですか!??」
南吉(裏)「ど、どうして!?? おかしくなっちゃったみんな、なんでマインドコントロールされちゃったの!??」
茂吉(裏)「ああ、あくまで異変が起きている患者の皆の診断結果で、一番近い状態が『マインドコントロール及び何らかの暗示に掛けられたもの』と称せるという話なのだけども………悲しいことに、片割れも先程から、何らかの暗示にかかってしまったようだし……」
南吉(裏)「え!?」
茂吉(表)「うぃ〜……ひっく! 酒だ! 誰か酒を持ってくるんだ!」
ラティナ(表)「そ、そんな。茂吉先生(表)まで、なんで酔っ払ったみたいに……」
茂吉(裏)「片割れが酔ってしまったようになったのは、つい先刻なのだけども……この集団マインドコントロール現象は、やはり誰かしらが何らかの手段を用いて起きているのかもしれないな……」
永琳(葉月)「………集団洗脳現象、ね………誰がどうやって、引き起こしたんだか…………」
今回はここまで! 以下ヒント
9番:見た目も高級レストラン並で香りも味もいいチョコクレープ! 作った花騎士はイタズラ好きの星読みの少女
10番:酒なしだけど甘酸っぱくてほろ苦くも甘いチェリーボンボン! 作った花騎士は両親の愛に飢えがちな上品な小さな恋人
感想OK!