二次創作小説(新・総合)
- Re: 第四回天悪版料理対決 〜発狂物語IV〜 ( No.319 )
- 日時: 2024/06/14 18:32
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: DHvILgv3)
パンダ(裏)「みんな、久しぶりのガイドブック再掲の時間だよ〜。各自確認よろしくね〜」
[ガイドブックルール説明]
・テーマはバレンタインデーに合わせて「チョコレート」。つまりチョコレート料理であればチョコ単体でもチョコをエッセンス程度に使ってもなんでもいい
・準備及び練習期間は2週間。そして与えられた予算は5000円。この予算内でチョコレート料理を作ること(ただし調理器具と料理本などは予算外としいくらでも調達可能)
・審査員達の評価の下、優勝に値する☆5評価の者が好きなプレゼントを一つとサタン(表)とおしりたんてい(裏)の作った(どちらも☆5相当)料理を贈呈される。ただし、☆1以下の者にはオシオキが……
・なお、能力や魔法など特殊スキルの使用は厳禁。その他犯罪行為など不正があれば即オシオキ確定となる
・事前に判明している☆1以下相当の者には☆5相当の者が練習期間限定でコーチに付くこととなっている
[評価一覧]
☆5:プロとも言えそうなほど美味しいです!お店で出ても違和感ないし金を払いたいくらいです!
☆4:確実に良妻と言えるレベルです。アレンジなどもあってとっても美味しいです!
☆3:いわゆる普通レベルです。基本に沿って作ってくれてありがとう!
☆2:普通にまずいorまだまだ駆け出しです💦でも努力すれば必ず美味くなる!
☆1:勘弁してクレメンス😭頼むから料理は控えて😭
☆0:屋上に行こうぜ……久しぶりに………キレちまったよ…………
[役割一覧]
【司会】街雄鳴造(表)、パンダ(裏)、コマさん(表)、カカオ(裏)
【アシスタント】茜(裏)、吹雪(表)
【審査員】天悪、サタン(表)、おしりたんてい(裏)、前田藤四郎(裏)、里見弴(表)(+α審査員1〜3枠)
【挑戦者】下坂部平太(裏)、谷地仁花(裏)、ザクロ(裏)、ジーナ・ボイド(裏)、柊沢エリオル(表)、閻魔大王(表)、ミキ(裏)、鶯丸(表)、へし切長谷部(裏)、赤城(表)、ルイス・キャロル(表)、ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(裏)、ウィスパー(表)、バク(裏)、サクランボ(表)、スターチス(裏)
【医療班】罪木蜜柑(両方)、猪名寺乱太郎(両方)、鶴町伏木蔵(両方)、川西左近(両方)、三反田数馬(両方)、善法寺伊作(両方)、ラティナ(両方)、白澤(両方)、桃太郎(両方)、薬研藤四郎(両方)、斎藤茂吉(両方)、レッドチューリップ(両方)、イエローチューリップ(両方)、パープルチューリップ(両方)、ホワイトチューリップ(両方)、鷲見セリナ(琴葉姫)、シスハ・アルヴィ(琴葉姫)※、八意永琳(葉月)、白山吉光(葉月)、時継優治(音葉)、フィガロ・ガルシア(音葉)、ジン(HAL)、アスクレピオス(柊)、エミリー・ダイアー(柊)、サイモン・ヨーク(夢見草)、宮藤芳佳(夢見草)
【戦闘班】獄原ゴン太(表)、星竜馬(表)、王馬小吉(裏)、田村三木ヱ門(裏)、潮江文次郎(裏)、シェゾ・ウィグィィ(表)、アコール先生(裏)、デイル・レキ(表)、豪炎寺修也(表)、染岡竜吾(表)、千代田桃(裏)、三日月宗近(裏)、髭切(裏)、南泉一文字(裏)、姫鶴一文字(裏)、天龍(裏)、龍田(裏)、龍驤(裏)、山城(裏)、小川未明(裏)、新美南吉(裏)、ロボニャンF型(裏)、からくりベンケイ(裏)、サクラ(表)、ウメ(表)、サザンカ(裏)、チャノキ(裏)、ノール・ファニャ(琴葉姫)、織田作之助(葉月)、山姥切国広(音葉)、信濃藤四郎(音葉)、ディルック(HAL)、ガイア(HAL)、ホマレ(たけジアン)、メイプル(たけジアン)、アルヴァ・ロレンツ(柊)、ビーマ(柊)
※琴葉姫サイドのシスハは医療班・戦闘班両方に対応可能
コマさん(表)『ズラ! 12番さんのチョコレートの審査も終わって、いよいよあと4品になったズラ〜!』
カカオ(裏)「今回の料理対決もクライマックスになってきましたね! 固定審査員のみなさん、準備はできていますか?」
長かった第4回天悪版料理対決も、いよいよ13番から16番のチョコレート料理を試食していくクライマックスを迎え始めた。観客たちや司会&アシスタント達、医療班や戦闘班やここまでの料理対決を見守ってきた者たちに緊張が走るが、天悪達固定審査員は覚悟は決めているのか………
天悪「いや………すまん、覚悟決められる度胸は私にはねぇ………だって、あの方が未だに残っているのだゾ………(震え声)」
サタン(表)「改めて思い出させるな………しかし、奴は本当にクトゥルフ料理で来るわけではないよな……? ラスボス枠で来ることがあったらさすがに私もキレるぞ……???」
おしりたんてい(裏)「フム。まだ彼の料理が来ていない以上、どうとも言えませんが……このパートでスッキリ解決させる必要があるでしょうね」
前田(裏)「ええ。まだ他に残っている挑戦者の皆様の事も、良い料理を作ってくださったことを信じて待ちましょう!」
里見(表)「そうだね! いよいよラストスパートだし、最後まで試食頑張ろうよ!」
コマさん(表)『みんな、色々思うところはあると思うズラ。けど、あと4品、おいしいものが食べられるように楽しみにしてて欲しいズラ〜!』
カカオ(裏)「+α審査員のみなさんも、どうかとんでもないことになること以外では楽しくこの料理対決に挑んでくださいね! それでは、最後の抽選! 行きますよー!」
後半司会のコマさん(表)とカカオ(裏)も覚悟を決めながら、+α審査員を決めるクジを引いていく………そして、このパートで選ばれた住民は………!!
13番:平滝夜叉丸(裏)、大道寺知世(表)、李小狼(表)
14番:陽夏木ミカン(裏)、不動行光(裏)
15番:シャルル・ボードレール(表)、エドガー・アラン・ポー(裏)、ネムノキ(裏)
16番:フゥミン(裏)
滝夜叉丸(裏)「おやまぁ。ここに来て私が選ばれたか。知世ちゃん(表)と小狼(表)もよろしく頼むぞー」
知世(表)「はいっ! わたしも、13番の方がどのようなチョコレートを用意してくださったか、楽しみにしておりますわ!」
小狼(表)「おれも………けれど。何かあれば、おれも戦うからな」
ミカン(裏)「ここここここここここにきて私と不動(裏)がぁ!??? わっ、わわわわわ私の手にかかればクトゥルフだろうがなんだろうが成敗してみせあばばばばばばばば」
不動(裏)「な、なんであんたと菓子を食わなきゃなんねぇんだよ!? ……てか、震えすぎだっての!!」
ボードレール(表)「(ひょわあああああああポー様(裏)と共に試食に携われるなんてこれは天の思し召しかああああああ!???? とても嬉しい!! しかし、もしポー様(裏)もいる場であいつの料理が来てしまったら……!!)うわあああああああああ」
ポー(裏)「…………ボードレール(表)。落ち着け…………」
ネムノキ(裏)「この面々とで試食に携われる事となりましたか……覚悟を決めましょう」
フゥミン(裏)「うふふ……何かようか〜い? 眠れない夜が欲しいのか〜い?」
最終パートと言える13番から16番までの試食に選ばれたのはこのメンバーとなった! まだ"彼"が残っていることで、ほとんどの者が緊迫しているが……果たして、全員生還できるのか!??
滝夜叉丸(裏)「お邪魔しまーす。固定審査員の皆さん、落ち込んでるんですかー?」
天悪「まぁ、彼の料理がいつどのタイミングで来るのか身構えてないといけないからね()」
サタン(表)「+α審査員だからだろうが、貴様らは呑気そうに見えるな……」
滝夜叉丸(裏)「いやぁ。私だってそんな邪神の料理が来たら怖いですよ」
知世(表)「わたしも、想像は上手くできませんが、とても恐ろしい料理だそうなので、身震いしておりますわ……ですが、どんな料理でも、精一杯試食と評価ができますように、がんばりますわ!」
小狼(表)「……勿論、その時がきたらおれも主に大道寺(表)やさくら(表)を守れるよう、戦うつもりだ。固定審査員のみなさん、よろしくお願いします」
早速13番の料理の試食をしに会場へやって来たのは、忍術学園の大スターと、さくら(表)の最高の親友のお嬢様と、さくら(表)の最高のパートナーの武術家だ。滝夜叉丸(裏)は飄々とした顔で、知世(表)は挑戦者達への期待に満ちた表情で、小狼(表)は凛々しい面持ちで固定審査員達に一礼してから席に着く。
前田(裏)「御三方も、各々今回のご試食を楽しめるといいですね。こちらこそよろしくお願いします!」
おしりたんてい(裏)「フム。特に小狼さん(表)は、さくらさん(表)が無事に試食を終えられた事もあり、後は自らの身を案じることに集中して良いのですが……」
小狼(表)「ああ。………さくら(表)が10番さんのチョコレートの試食をしたことは聞いた。さくら(表)も無事でよかった。………本当によかった」
知世(表)「わたしも、控え室からさくらちゃん(表)の無事をずっと祈っておりました。さくらちゃん(表)もおいしいチョコレートを食べていただけたようで、何よりですわ!」
里見(表)「うん。僕達も安心してるよ……これから13番のチョコレートが来るけれど、13番のチョコレートもおいしいものだといいなぁ」
小狼(表)「そうですね。さくら(表)も今頃、おれたちのことを心配してるはずだ。……だから、おれたちも無事に帰ってこないと」
天悪「まぁ無理もないけど、本来はこの企画、そんなに堅くするものじゃないけどね💦」
サタン(表)「最終パートというのもあるからな……いざとなれば、私もクトゥルフから貴様らを守るとしよう」
今回、13番の+α審査員に小狼(表)と知世(表)と滝夜叉丸(裏)が選ばれたことで、既に10番のチョコレートの試食を終えたさくら(表)も、今頃固唾を呑んで三人の無事を祈っているはずだ。会場の空気がやや重くなっているが、その緊張をほぐすためか、アシスタントの茜(裏)がすぐに13番のチョコレートを持ってきた。
茜(裏)「かいじょうのしんさいんのめんめんよ! ただいま、じゅうさんばんのチョコレートかしをもってきたぞ〜! これはな、バノフィーパイだそうじゃ!」
おしりたんてい(裏)「フム。バノフィーパイ、ですか。それは確か……」
滝夜叉丸(裏)「ん〜? 普通のパイとはまた雰囲気の異なるパイだなぁ。美味しそうな匂いはするがな」
前田(裏)「また僕の知らない洋菓子です! とてもいい匂いがします。これはどのような洋菓子なのでしょうか?」
里見(表)「だねぇ。ただ、僕はどこかで見覚えがあるかも。コマさん(表)とカカオちゃん(裏)からの13番のコメント読み上げから先に聞いてみる?」
天悪「そうするー! コマさん(表)、13番からのコメント朗読、よろしくね!」
コマさん(表)『わかったズラ〜! 13番も、コメントたくさん残してくれてるズラよ〜』
茜(裏)が提供した13番のチョコレート菓子は、バノフィーパイである。どうやらチョコレートを織り交ぜているらしいパイ生地に、マスカルポーネクリームが満遍なく塗られており、コーヒーパウダーらしきものがまぶされている。このバノフィーパイというものが何かを知るべく、まずはコマさん(表)から13番のコメントを聞くことにした。
コマさん(表)『「僕が今回作った菓子は、バノフィーパイという、イギリスのお菓子の一つです。今回はお題がチョコレートとのことでしたので、タルト生地にチョコレートをふんだんに織り込みました。そのバノフィーパイには他にもバナナが入っているのと、材料の一部にバナナスムージーも入れておりますので、バナナが苦手な方でなければ、是非とも食べて欲しいです」だそうズラ!』
おしりたんてい(裏)「フム。このバノフィーパイにはやはりバナナ類がより多く含まれていましたか。バノフィーパイは13番さんの作ってくださったこちらのパイのように、パイ生地の底にトフィを乗せ、更にバナナを敷き詰め、その上にホイップクリームかマスカルポーネクリームを塗って作るものなのですよ」
里見(表)「そっか、やっぱりイギリスのお菓子だったんだ! この間にこっちの図書館(表)の食堂で、ドイルさん(表)と12番くんが一緒に食べてたのをチラ見した記憶があったけど……このバノフィーパイもおいしそうだね!」
サタン(表)「ふむ。13番はイギリス関係者。なおかつこの丁寧な言葉遣いをする挑戦者は、残りの面々の中だと………」
小狼(表)「! あいつか……そうか。それなら安心して食べられるな」
知世(表)「ええ! 13番くんのお料理もおいしいですもの。こちらのバノフィーパイも、食べることが楽しみですわ!」
滝夜叉丸(裏)「おっ、13番はアタリか? では、皆で食べてみようか」
前田(裏)「そうですね! 早速手を合わせて、頂きましょう!」
13番のコメントとこのバノフィーパイの出自国からわかった13番は、現在イギリスに帰省中の、クロウ・リード(表)の転生体の魔術師。クールと陽気が合わさった性格の彼は、料理も得意である。現に13番の作ったバノフィーパイを食べてみれば、マスカルポーネクリームの引き締まった甘さやバナナやトフィの味わい深い美味しさ、チョコレートを織り交ぜたタルト生地のビターな味わいが抜群に美味かった。
天悪「んんんんおいしーーーー!! 本題のタルト生地、サクサクビタ甘でうましですわーーーー!!!」
サタン(表)「いや他にもまだあるだろう!?? コクがよく、コーヒーパウダーもあってか引き締められた甘さのこのマスカルポーネクリームとか! ……奴め。相当上手いテクニックでこのクリームを泡立てたな?」
おしりたんてい(裏)「ええ。バナナやトフィの方も、タルトやマスカルポーネクリームと調和するよう整えられた味で、全体的においしいパイとなっております。お見事な手腕ですね」
知世(表)「ふふっ。甘くて、でも少し苦くて。最後にはスッキリする味わいのパイですわ! さくらちゃん(表)にも食べていただきたいですわね!」
小狼(表)「ああ。……13番も、いっしょに。みんなでこのバノフィーパイを囲んでお茶会をしてみよう」
滝夜叉丸(裏)「そのお茶会、私も入っていいか? 余興も用意するから」
知世(表)「もちろんですわ! 13番くんもきっと、喜んでくださることでしょう」
滝夜叉丸(裏)「ありがとうなー。歌う曲5曲はいるかなー、と」
13番の絶品なバノフィーパイに笑顔をうかべる審査員達。しかし、13番のコメントはまだ終わっていなかった。
コマさん(表)『ズラ? まだ13番のコメント、続いてたズラ〜。「ところで、バレンタインデーでチョコレートを送り合う事となった由来って何か知っていますか? 今とはそう遠くない昔、日本の集落の一部にてチョコレートを禁止されていたその村の女性が、密かに他の村へ出奔していた際に出会った男性に惚れ込み、その男性に『何を贈れば結婚していただけますか』と聞いた際の返答が、チョコレートだったんです。その時の男女を取り巻く環境と物語が浪漫に溢れていたことから、その話が文学作品となり、現在のバレンタインデーの由来にもなったんですよ」って、書いてあるズラ〜』
天悪「えっっっっっ
そうなの!?????(驚愕)」
小狼(表)「そうだったのか! そんな興味深い由来だったんだな。そう思うとよりおいしく感じるかもしれないな」(´。✪ω✪。 ` )
知世(表)「あら………💦」
なんと、13番からバレンタインデーにてチョコレートが贈られることとなった由来の解説が語られていたのだ! これには天悪も驚愕し、小狼(表)も目を輝かすが……不意に、国広(音ウヒ)が姫鶴(裏)に確認を取り始めた。
国広(音ウヒ)「? 待ってくれ。主から以前に聞いた話と、違うように思えるのだが……姫鶴(裏)。ばれんたいんでえのちよこを贈り合うこととなった由来は、十三番の説明で合っているのか?」
姫鶴(裏)「えっ!?? ちょ、ちょっと待ってよぉ……? サ、サタンさん(表)一回すまほ貸して!」
サタン(表)「はー? 別に構わんが………」つサタン(表)のスマホ
姫鶴(裏)「えーっとあれだよほら。ばれんたいんでえのちよこの由来は…………
あっ、十三番くんの説明嘘だね。すまほだと『ちよこれえと会社の売上を上げる広告が由来』って書いてあるよ」
滝夜叉丸(裏)「小狼(表)。13番の解説は嘘らしいぞ〜」
小狼(表)「えっっっっっ
そうなのか!??(ガーン!)」
天悪「デマかーい_(:3」∠)_
いや私も騙されちゃったけど←←←」
里見(表)「13番くん、もしかしてかなりの虚言癖でもあるのかな💦」
前田(裏)「十三番様も困った一面があるのですね💦 とはいえ、僕も信じかけましたけども……」
姫鶴(裏)がサタン(表)のスマホを借りて調べてみたところ、13番の解説してくれたのはホラ話であることが判明した。たしかに13番、小学校では同級生だった山崎くん(表)と息ぴったりのホラ話トークしてたからな……💦 いや、急にどこか既視感あるような挙動でスマホで調べ出した姫鶴(裏)も姫鶴(裏)だが。
前田(裏)「あっ、そうですね!? 姫鶴さん(裏)まで異変が………ううん。料理対決開始時からいったい何が起きているのでしょうか?」
知世(表)「よくわからないのですけど……13番くんのパイもおいしかったので、そろそろ評価いたしましょう!」
小狼(表)「………ああ」(´・ω・`)
かくして、ある意味波乱万丈となった13番のバノフィーパイの総合評価は………
果たして13番の総合評価は?
感想まだ
- Re: 第四回天悪版料理対決 〜発狂物語IV〜 ( No.320 )
- 日時: 2024/06/14 18:35
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: DHvILgv3)
13番の総合評価:☆☆☆☆☆
天悪の評価:☆☆☆☆☆
13番くんの教えてくれて作ってくれたバノフィーパイ、絶品でしたゾ〜! マスカルポーネクリームというもの、あんなにコクのある味の生クリームがあるんだ………ってなりましたし、本題のタルトもめっちゃうまかった! キミの腕前も素晴らしいものだよ〜! 今後も陰ながらさくらちゃん(表)達を見守ってくれな!
サタン(表)の評価:☆☆☆☆☆
貴様のバノフィーパイで☆5ほぼ確評価者が6人になったから、天悪に直訴することが確定したな←(やめて♡by天悪)それは置いておくと。タルト生地や中身のトフィやマスカルポーネクリームに関して、貴様も相当なテクニックを用いていたのが伝わってくる。貴様も結果発表の際は胸を張って来るといい! だが、料理の評価には関係ないが、あまりホラ話をし過ぎるのはよしておけ💦 真に受ける奴が続出しているぞ💦
おしりたんてい(裏)の評価:☆☆☆☆☆
フム。マスカルポーネクリームといったホイップに関しての味や質の良さや下地のトフィやタルトのあらの無さも問題なし。むしろ味わいが甘くビターな味わいの中にスッキリとした爽やかさもあると、満点の味ですね。13番さんの経験や他者を大事に思う気持ちからなったスイーツと言えるでしょう。よろしければあなたの話も、二重の意味で聞かせてもらってもよろしいですか?(やめろぉ!?? 貴様も13番のホラ話に乗ろうとするのはやめろぉ!??byサタン(表))
前田(裏)の評価:☆☆☆☆☆
十三番様の、英国からの菓子であるばのふぃいぱいというものも美味でした! てえまから逸脱していないのは当然のこと、どの部位も甘くてこくがあっておいしくて……! 十三番様のことも尊敬いたします! ですが嘘をつくのは程々にしてくださいね💦
里見(表)の評価:☆☆☆☆☆
君のバノフィーパイも文句なしの最高のお菓子だったよ〜! 僕は一度見かけたことしかなかったけど、本場のバノフィーパイってこんなにスッキリしてておいしいんだね! このおいしいお菓子のことを教えてくれてありがとう! 君の作ってくれたお菓子も、武郎兄(表)にも食べてもらいたいよ! 君が虚言癖なのは心配だけど💦 これからも陰ながらでもさくらちゃん(表)達のことを守ってあげてね!
滝夜叉丸(裏)の評価:☆☆☆☆☆
今回の13番の出身国発祥のパイ、とてもうまかったぞ〜。全体的にムラもなくスッキリとしている味わいなのはみんな言ってるけど、ここまで味がよく引き出されているかつ後味もよく残るとなると、相当13番の腕前がいいんだなということが伝わってくる。私も脱帽したぞ〜。自分でも作ってみたいから、よかったらこのパイのレシピ、教えてくれないか〜?
知世(表)の評価:☆☆☆☆☆
みなさんも評価なされている通り、わたしも13番くんの作ってくださったバノフィーパイで、幸せな気持ちになれましたわ! 滑らかでも芯のあるマスカルポーネクリームに、新鮮で味わいのよくまとめられたバナナ、バナナスムージーの味わいがかすかに感じ取れるトフィにチョコレートビターなタルト………全てがおいしくいただけましたわ! 後ほど、さくらちゃん(表)へも13番くんのバノフィーパイを味見させてさしあげてはいかがでしょうか? これからもどうか、よろしく頼みますわね!
小狼(表)の評価:☆☆☆☆☆
おまえも料理も上手いことは知っていたが、こうして穏やかな気持ちでおまえの料理やお菓子を食べるのは初めてかもしれないな。味もよく洗練されてて、舌触りもよかったし。バナナの味わいが全体的に調和されていてかつ程よく感じられて、とてもおいしかったよ。その、嘘の話をされたのはショックだったが……評価には関係ないからな……(´・ω・`)
ミカン(裏)「おっ! おおおおおおおお待たせしたわね!! こここ、この、このこのこの魔法少女シトラスレディががががが」
不動(裏)「だからあんたは覚悟決めろっての……」
13番のバノフィーパイの試食が好調に終わり、次に14番のチョコレートを食べに会場に姿を現したのは、魔法少女シトラスレディと織田信長に最も愛された短刀男士。ミカン(裏)はやはりクトゥルフ料理のことが恐ろしいのかずっと震えていて、不動(裏)はそんなミカン(裏)を支えながら会場まで来た。
天悪「おおう、気持ちはわからなくないが………大丈夫なんですか、ミカンさん(裏)💦」
サタン(表)「不動(裏)の言う通り、もう選ばれたものは仕方がないから、腹を括って14番の料理を待っておけ💦」
ミカン(裏)「ひいいいいいいクトゥルフが私や不動(裏)や前田(裏)達の下に来て欲しくない(´;ω;`)」
前田(裏)「主君のその優しいお気持ちは有難いのですが、いざという時は戦闘班の皆様と共に、くとぅるふ料理を鎮圧させましょう💦」
不動(裏)「そうだぜ! まだ料理も来てねぇのに腰を抜かしてんじゃねぇぞ! いざとなれば背中任せるからな」
ミカン(裏)「そ、そう! よね!! 見苦しいところ見せちゃったわ。こっちこそ、頼りにしてるからねー! 二振りとも!」
前田(裏)「はい! 主君のためならば、この前田藤四郎(裏)、皆様を守ってご覧にいれます!」
不動(裏)「ったく、あんたに言われても嬉しくねぇっての!」
おしりたんてい(裏)「フフッ……ミカンさん(裏)、不動さん(裏)や前田さん(裏)のおかげで、やっと落ち着くことのできたようですね」
里見(表)「うん! ここに来てからもずっとガチガチだったから、安心してくれてよかった〜!」
ミカン(裏)は席に座ってから泣き出したが、前田(裏)と不動(裏)から勇気を貰ったことで、ようやく気持ちを切り替えられたようだ。………先程の抽選の際、ミカン(裏)が動揺したことで呪いが発動し、季節外れの←雪が降り注いでいたので、呪いもやんだ意味合いでも助かる………
不動(裏)はこうして顕現された時から現在まで、ミカン(裏)に対してつっけんどんだが、顕現当初からミカン(裏)に世話を根気強く焼かれ続けているからか、ミカン(裏)に対する態度が軟化してきているようだ。更に、むしろ不動(裏)はミカン(裏)に対し……
そうしてそんなに時間がかかってない中、アシスタントの吹雪(表)が14番のチョコレート類を持ってきた。
吹雪(表)「みなさん! お待たせしました。14番の方のチョコレートドリンクです! これは『チョコレートフラペチーノ』というもののようですよ!」
天悪「チョコレートフラペチーノだとぉ!????(ガタタッッッ)」
サタン(表)「うわあまた身を乗り出すなぁ!??」
不動(裏)「あ? 確かに今回のお題がちよこにしても、飲み物で出すのもありなのかよ」
ミカン(裏)「ルールを思い出してみると問題はないし、チョコレートフラペチーノは私も好きよ! みんなで飲んでみましょう!」
前田(裏)「ええ! 今の所くとぅるふになる気配はありませんし……頂きましょうか!」
おしりたんてい(裏)「フム。今回は濃厚な時間を過ごせそうですね」
里見(表)「みんなの分行き渡った? それじゃ、いただきまーす!」
運び出された14番の料理もといチョコレート飲料は、チョコレートフラペチーノ。皆様にとってお馴染みなのはスタバのものだろうか。14番のチョコレートフラペチーノも、やや明るい黄色がかった綺麗な茶色いドリンクの上になめらかそうな生クリームやチョコレートソースがかけられているため、審査員達や観客たちの歓声も多く寄せられる。そして、審査員達がそのチョコレートフラペチーノを実飲してみるが………!!
天悪・サタン(表)・里見(表)・不動(裏)「「「「すっっっっっっぱ!??????」」」」
おしりたんてい(裏)「ムムム!?? これは………柑橘類が濃厚に複数個詰まった匂いがします」
前田(裏)「や、やはりそうですよね!? その上で、入っている柑橘類が全て喧嘩しているような味わいになっております……」
ミカン(裏)「えっ、不動(裏)達大丈夫!? 私はこのチョコシトラスフラペチーノの味、好きなんだけど……」
なんと、柑橘類をこよなく愛するミカン(裏)以外にとってはあまりに酸っぱすぎる味となっていた!?? 幸いにも生クリームの方には柑橘類の味はしないものの、生クリームを口に入れても柑橘類の濃厚すぎる味わいが消えることはなかった。口内が酸っぱさで埋め尽くされていることにより悶絶する審査員が大量発生している。
天悪「は、すっぱ…………え、え????
なにこれむり、は???????
おれのしってるちょこれーとふらぺちーのってこんなすっぱすぎるあじじゃないぞ????」
サタン(表)「げっほ、ごほ………な、なんだこのフラペチーノは………確かにチョコと柑橘類の相性はいいぞ!? いいんだが………これは入れすぎではないのか???」
里見(表)「は、吐きそう(震え声)」
前田(裏)「大丈夫ですか!? 里見様(表)!? み、皆様も! これは医療班の皆様に治療をして頂いた方が、いいのでは!?」
おしりたんてい(裏)「フム。医務室送り、という程ではありませんが、メディカルチェックは受けるべきでしょうね。ああ、未だに酸味で感覚が麻痺しています……」
アルヴァ(柊)「……ならば、私が医療班の数名を、今のうちに呼んできておこう。物資も人数分用意するよう頼もう」( ◜௰◝ )
天悪「アルヴァ氏、めちゃくちゃ有難いんですが……そんな顔してましたっけ????」
アルヴァ(柊)「? そうだろうか」( ◜௰◝ )?
サタン(表)「ああ、とうとうアルヴァもおかしく………しかし、医療班数名の招集と物資の配給は頼んだぞ………」
不動(裏)「ふざけんじゃねぇぞ十四番!! 誰だこんな酸っぱいにも程があるふらぺちいの作ったのはよ!!」
ミカン(裏)「み、みんなそこまでこのフラペチーノダメだったの!? 私は平気なんだけど……ともかく! 14番のコメントも聞きたいわ! あったらどうか読んでみて!」
カカオ(裏)「あっ、はいっ! ええとですねー。少し字が震えてるようですけど……」
あまりの事態に医療班を呼び始める事態に発展し始めるが、ここで司会のカカオ(裏)が14番のコメントを読み始める。
カカオ(裏)「『俺が作ったのはぁ、主がこの間も飲んでた、ちよこれえとの入ったふらぺちいのっとぉ。主がもし俺のふらぺちいのを飲んだ時のために! 柑橘類を数種類混ぜて作っておいたぞぉ! どうだぁ、参ったかぁ!』だそうですけど……大丈夫ですか、みなさん!?」
天悪「この様子、さてはやりおったなぁ!??(驚愕)」
サタン(表)「この文面だと、14番は今頃酒を飲んで酔っ払っているな(白目) 奴は緊張した時や人と上手く接したい時は甘酒を飲んで酔っ払うからな……」
里見(表)「ええ〜、飲酒(?)しながら料理しちゃったの〜……? こうして軽く悶絶するくらいに柑橘類入れすぎてるようだし、チョコの味も全然しないし……第一お酒飲みながらの料理は危ないと思うけどな〜……?」
おしりたんてい(裏)「ええ。14番さんには反省をしてほしいところですね」
カカオ(裏)の読み上げたコメントからすぐにわかった14番は、現主のミカン(裏)を尊敬し従う忠犬の打刀のシャイ男士。(表)の自分とは違い、相当の人見知りで、なおかつ甘酒で酔っ払う体質の14番は、大勢のよく話したことのない者たちとの料理が落ち着かなかったのだろう。料理中に甘酒を飲み酔っ払ったのはコメントとこのすっぱすぎるフラペチーノの味わいより明白だった。
ミカン(裏)「でもみんな。14番もこうして最後まで私達の為に、料理頑張ってくれたんだし! 私のためにも柑橘類入りのフラペチーノにしてくれた事も嬉しいし、みんなの言う通りあまりチョコと柑橘類同士が調和できてないけど、おいしいことに変わりないし! 14番のことも労って高評価してあげましょうよ!」
不動(裏)「これに高評価なんざできんのはあんただけだよ(半ギレ)いやふざけんじゃねぇまじでやりやがったな十四番いや食いもん粗末にはできねぇから全部飲むけどもいややっぱきついって後で覚えとけよ十四番(バチギレ)」
前田(裏)「不動(裏)、ご無理はなさらず……僕には主君のようには、このふらぺちいのの魅力がよくわかりませんよ……💦」
かくして、この14番の柑橘類を入れすぎたフラペチーノに対して好感を持っているミカン(裏)以外は悶絶していたこちらのフラペチーノは、評価はもちろんのこと………
14番の総合評価:☆☆
天悪の評価:☆☆
いやごめん。せっかく甘酒の勢いもあって自信満々な中でこの評価なのはごめんなんだけど、ミカンさん(裏)譲りの柑橘類アタックはダメですってまじで………(白目) おしおきとまではいかんと思うけども、今回は猛省するんだ……そうだねぇ、まずキミの場合はもう少しTPOを弁える練習しよっか☆(爆散)
サタン(表)の評価:☆☆
貴様の慕う現主のミカン(裏)の事を考えたチョイスは良かったが、これはさすがに柑橘類の入れすぎだ……そもそも料理中にがっつりした飲酒(?)はするんじゃない!? こうして料理の質に影響が出るし、貴様も大怪我をしかねんのだぞ!? ミカン(裏)を心配させない為にも、これに懲りたら料理をする時も飲酒は控えるのだぞ。
おしりたんてい(裏)の評価:☆
フム。題材は悪くはありませんでしたが、やはり甘酒に頼ってしまったことによる思考力の低下、それによる味付けの失敗が頂けませんでしたね。私達も医療班の方々によるメディカルチェックを受けることになりましたし。14番さんはこの評価を見て今回のことを反省されたのなら、次回はより良い飲料かスイーツを作れるよう、精進してください。
前田(裏)の評価:☆☆
僕も主君からよく柑橘類を勧められるので、耐性は少しはあるのですが、主君もそうではありますが、柑橘類の入れすぎはいけませんよ……💦 こうして舌を大きく刺激されることとなってしまいます。飲酒中だとしても、次回からはご自身でよく味見して試行錯誤なさることを意識してみてください。
里見(表)の評価:☆
ううん、ごめんね……君が頑張ってこのフラペチーノを作ってくれたのは嬉しいんだけど、ここまでの味付けにされると、舌の健康にも大きな影響を受けかねないから、気をつけた方がいいよ? ミカンちゃん(裏)は平気のようだけど、このフラペチーノはせめてミカンちゃん(裏)用だけにしておいてね?
ミカン(裏)の評価:☆☆☆☆
14番のチョコシトラスフラペチーノ、おいしかったわよ〜! チョコレートの味は控えめだったけど、入れてくれたオレンジやレモン、グレープフルーツの味を引き締められるようにってことが伝わったから、いい判断だったと思うわ! ただ、減点するならこの3つの柑橘類がよく調和できてなかったところだけど……それでも私はおいしく頂けたわよー! ただ、みんなにとっては厳しかったようだから、もう少し柑橘類初心者のみんなのことも考えた方がよかったわね! 今日はお疲れ様! 本丸に戻ったら私の手料理作ってあげるわ!
不動(裏)の評価:☆
十四番お前まじでふざけんじゃねぇぞ!?? は??? お前が人見知り気味なのは知ってたが、調理の最中で甘酒飲むもんなのか??? てかあれちよこ要素味の中でなくなってるしすっぱすぎて飲めたもんじゃねぇんだよ!! この調子だとお前はおしおきを免れられるだろうし、ミカン(裏)も案の定お前のすっぱすぎる柑橘類ふらぺちいのを絶賛してるが、 少 な く と も 俺 と 三 日 月 ( 裏 ) と 南 泉 ( 裏 ) か ら の 仕 置 き は 覚 悟 し と け よ ? ? ?
〜医務室〜
三日月(裏)「はっはっは。これは十四番には俺からも灸を据えなければならんな☆」(# ◜௰◝ )
南泉(裏)「……………」(゚皿゚#)
サイモン(夢見草)「三日月さん(裏)と南泉さん(裏)まで、何かを感じ取って青筋を立てている……」
髭切(裏)「無理もないね(諦観) さてと。会場で十四番くんのふらぺちいのを飲んで悶絶している審査員のみんなには、医療班の罪木さん(裏)や薬研くん(裏)、エミリーさんを派遣させて、物資には夢見草さんさいどからの十三番ちいむのしゅうぷりいずさんどいっちと焼き鮭とはあぶのくりいむすうぷや赤苺と青林檎のかっぷぜりいと生くりいむが掛かっている紫芋のかっぷぷりんのせっと、更に大瑠璃音葉さんさいどからの口直し用のお水と琴葉姫さんさいどからのぽおしょんを提供してもらうよう頼んだけど……」
さて。会場での14番のやらかしを察した戦闘班の三日月(裏)と南泉(裏)も激おこ状態になったが← 医務室からも罪木(裏)と薬研(裏)とエミリーの3人の医療班と、該当物資を持っていくこととなった。ここに来てメディカルチェックとはいえ医療班の本格的な出番が来たため頭を抱える医務室の面々だが……ここで、また新たに嵐が吹くこととなる。
アスクレピオス(柊)「……おい。医療班が一人、アスクレピオス。ただいま戻ったぞ。………急患が現在こちらへ運びこめた数だけで言えば6名出た。直ちに彼らの治療に移りたいところだが、問題ないな?」
優治(音葉)「あっ! アスクレピオスさん! 連絡は聞きましたけど……思っていた以上に、重体に見えますけど!?」
芳佳(夢見草)「もちろんです! 今、私の治癒術で皆さんの体調を回復させるわ!」
???1「う……………」
医療班のアスクレピオスが戻ってきて、運んできた急患というのが、同じく医療班で今は眠っている状態の伊作(裏)と、伊作(裏)と同じく眠っている10番と11番と12番と13番、そして完全に眠っては無いが、今にも意識を失ってしまいそうなとある挑戦者である。そんな彼らの様子を見て、アスクレピオスのみならず優治と芳佳も彼らの診察と治療に入るが………意識が朦朧としている挑戦者が、ぽつりぽつりと、言葉を漏らし始めた。
???1「あ………ま、まだ、スターチス(裏)、が………助かる、ない、です………」
優治(音葉)「ああ! 無理して体を起こさないで! 今は安静に、横になって休んでいてください!」
芳佳(夢見草)「………ダメ。私も診察をしながら該当の治療術を施しているけど、寝ているみんなは意識が戻らないわ……!」
アスクレピオス(柊)「………こうして、お前たちを医務室へ搬送できた今こそ今のうちに教えろ。……お前たちにいったい、何があった?」
三木ヱ門(裏)「それは多分聞いて答えられる内容なのかはわかりませんけど……でも、気になりますよね。伊作先輩(裏)達が昏睡状態になってしまったほどの事件……いったい、何があってこうなったんですか?」
???1「………それ、は……」
挑戦者用控え室で何があったのか?
感想まだ
- Re: 第四回天悪版料理対決 〜発狂物語IV〜 ( No.321 )
- 日時: 2024/06/14 18:38
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: DHvILgv3)
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〜料理対決調理終了直後の回想〜
私は、私達は、あなた達へ振る舞うための料理を作り終えた後、挑戦者専用の控え室にて待機していました。
9番「楽しみだなー! 楽しみだよー♪ みんな、どんな風に驚いてくれるかな! 団長さんも、楽しみだよねー!」
???1「はい! 私も、自信、あります! 成果、見せる、時、です!」
11番『お二方とても自信満々でウィスね〜。もちろん! わたくしも今から皆様の反応が楽しみな程には自信があるのでウィス!』
14番「俺も俺もぉ! 星五を獲れる自信あるぞぉ! ひっく」
12番「み、みなさんすごいな………僕は、ちょっと、自信ないです……」
4番「私も、やっちゃった気しかしないニャーン!!(壊れたような笑顔と笑い声を出す)」
5番「お、落ち着いて!(汗) いや無理もないかもしれないけど……!! 私だって、緊張しちゃうわよ……! ラブライブの力もあるとはいえ、受け入れられるかしら………」
6番「あとは結果発表までワクワクしながら待っていましょう。頑張った成果が実りますように……」
私達は、結果発表が来るまでは、挑戦者同士で大人しく談笑しながら待機することとなっていました。
………しかし。その平穏な時間は、料理対決調理前から様子のおかしかった彼によってすぐに終わりを迎えました。
???1「ふふん! 私は、☆5、当然! です! あなたも、そう、思う、です………」
9番「…………」どさっ
???1「え…………?」
どさどさっ、どさっ
11番『ガララララ………ピィ〜………』
???1「はっ!??」
???2『ハ〜…………』モワァァァ………
なんと、彼の妖術によって、私と彼以外の挑戦者達が眠りについてしまったのです! 私が何度他の挑戦者達を起こしても、皆起きることはありませんでした。………これが指すことは、彼を止めるしか、彼女達を起こすことは不可能だということ……!!
???1「あなた! 我が、臣下達に、何をする、です!!」
???2『なんじゃ、お主には耐性があるのか? お主も気にせず眠ると良い………』バフゥッ!
???1「にゃああっ!?? ………私は! 眠る、しません! 彼女達、解放、しなさい!」
???2『今のワシとやり合うつもりか? ワシに易々と勝てると思うでないぞ!!』
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〜回想終了〜
ラティナ(表)「そ……んな。挑戦者のみんな、そんなに大変なことになってたんだ……」
ガイア(HAL)「…………」
まだ起きれている挑戦者から話を聞いた医務室の者たちは、愕然としてしまった。起因は未だ不明なものの、とある挑戦者の暴走、と言える状態から、このような挑戦者の大体が眠りにつく事態に陥っているからだ……
しかし。ここで今も起きられている挑戦者に異変が……
???1「う………ねむ…………い…………」
ぱたっ
優治(音葉)「!? (???1の名前)さん! しっかりしてください!!」
芳佳(夢見草)「(???1の名前)さんまで昏睡状態に……! 目を開けてください! (???1の名前)さん!!」
……果たして。この料理対決はいったい、どうなってしまうのか!?? 無事に終了させることは、できるのか!??
さー大変なことになってきましたよー!(鬼) 以下ヒント
13番:バナナの味わいとバナナスムージーのほのかな香り、そしてチョコタルトのおいしさもあり引き締まった甘さのバノフィーパイ。製作者はクロウ・リード(表)の転生体のクールで陽気な少年
14番:人見知りでシャイな打刀の男士だけど酔っ払ってやらかしてしまいました💦 試食の際にはすっぱいものが苦手な方が間違えて食べないよう注意が必要なチョコシトラスフラペチーノ
感想OK!