二次創作小説(新・総合)
- Re: 超次元スゴロク ヴィエルジュ ( No.7 )
- 日時: 2020/12/31 21:18
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
※今回は"別の時空線に飛ばされるなどといった意味でのメタ描写"、"IF時空"といったものを含みます。その他にも様々なカオス要素が含まれますので、閲覧注意!
鬼灯(裏)「はーーー……この一年、色々なことがありましたねーーー……」
サタン(表)「ああ…激動の一年だったな。そして、課題にぶち当たりながらも、充実した一年だった……」
ここはサタン城(表)。今日で大晦日となるこの日、鬼灯(裏)は仕事をサボ……休憩のために、サタン(表)のところに遊びに来ていた。サタン(表)本人も今日は一人ではなく人と過ごしたかったのか受け入れている。
鬼灯(裏)「様々な作者さんと繋がったりするようになって、メリーディストピアも発展していきましたね……まさかここまで人が来るとは」
サタン(表)「私も、ここまで繋がりが多くできるとは思わなかったな……あとはアルル(表)と結婚できたらなぁ!!」
鬼灯(裏)「あはは……💦多分来年もその泣き言を言いそうな予感が……」
サタン(表)「そ、そんなことはない!!見ていろ、来年はアルル(表)と星空のハネムーン☆まで行ってみせるのだ!!」
大晦日ということで、これまでのことを泣き言も入りながら振り返る二人。ここまで様々なことが起きたが、辛く苦しいこともあれば、楽しいこともたくさんあったのも事実。現にメリーディストピアもここまで繁栄しているのだ……これも天悪を支えて下さる読者の皆様のおかげだと、閻魔大王の補佐官と闇の貴公子は痛感していたが。
バタバタバタ!!
風丸(裏)「おーい!!サタンさん(表)!!鬼灯さん(裏)!!」
烈(表)「天悪からすごろくもらった!!ちょっとやってみようぜ!!」
シャミ子(裏)「大晦日ですし、ちょっと一緒に遊んでもいいですか」
マルコ(表)「あの!ボクにもジパングの娯楽のこと、教えてほしいな!」
サタン(表)「なぁっ!??き、貴様ら!??いきなりここに来るな!?」
鬼灯(裏)「って、天悪さんからもらったすごろくですか!?嫌な予感が……💦」
そんなサタン(表)と鬼灯(裏)の一年の振り返りの最中に現れたのは風丸一郎太(裏)と烈(表)、シャドウミストレス優子(裏)こと吉田優子(裏)とマルコ・ポーロ(表)の4人。どうやら4人はこの物語の作者、天悪が作ったらしいすごろくをもらい、それをサタン(表)と鬼灯(裏)とも一緒にプレイしてみたいらしいが……?
サタン(表)「おい、すごろくをやるなら作者の作ったものでなくても、他にもすごろくがあるだろう?なんなら私が用意するから……」
烈(表)「えー?せっかく天悪がくれたのに、可哀想だろ?」(´・ω・`)
マルコ(表)「人からもらったものは大事にしないと……」(´・ω・`)
鬼灯(裏)「いえ、天悪さんが作ったものとなると、多大な被害が出るんじゃあ……」
そう、これまでの天悪の行いからして、天悪がまともなものを作るとは思えない。そのすごろくの中にどんなイカれた仕様が仕組まれているのかわからない以上は、返品したいところだが……?
シャミ子(裏)「でも、今更返品しに行ったら行ったで、大変なことになるんじゃないかと思います」
風丸(裏)「何かあったら二人とも対処できそうですし、お願いします!天悪の作ったすごろくで遊ぶのに付き合ってください!」
鬼灯(裏)「うっ!それもそうですが……どうしましょうか、恐らく逃げ切れませんよ?」
サタン(表)「ぐぬぬ……仮に私達が断ったとて、大惨事が起きそうだしな……仕方があるまい。今年最後に貴様らの遊びに付き合ってやろう!」
風丸(裏)・烈(表)・マルコ(表)「やったーーーーー!!」(≧∇≦)
シャミ子(裏)「お兄(表)に鬼灯さん(裏)、ありがとうございます」
子どもたちの純粋な願いと、天悪のすごろくの危険性を鑑みて、やはり参加するしかないと覚悟を決めたサタン(表)と鬼灯(裏)。それを受け大喜びする子どもたち4人であった……
感想まだ
- Re: 超次元スゴロク ヴィエルジュ ( No.8 )
- 日時: 2020/12/31 21:24
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
さて、そういった経緯で嫌な予感しかしないすごろくをやることになったのだが、ルールは従来のすごろく同様、30マスあるすごろくの中身に従いながら、ゴールを目指すというシンプルなもので、サイコロも6面。そして順番は無難に名前順(1番が風丸(裏)、2番がサタン(表)、3番が鬼灯(裏)、4番がマルコ(表)、5番がシャミ子(裏)、6番が烈(表))で回すことにした……ゲームのルールもわかったところで、早速ゲーム開始となるが……
風丸(裏)「いいですかマルコさん(表)!このサイコロを振って、この目のある数だけマス目を進むんですよ」
マルコ(表)「うんっ!それで、イチロウタ(裏)の進む目は……」
風丸(裏)「5、ですね!つまり、俺は5個目のマスに止まればいいんです」とんとんとん……
サタン(表)(………天悪の考案したマスの指示が、せめて少しでもマシなものだといいのだが……)
鬼灯(裏)(どうか、風丸さん(裏)が変な目に遭いませんように……!)
風丸(裏)「ええと、マスの指示は……え?文字が浮かび上がってきたぞ?」
シャミ子(裏)「ええ、すごいですね……どんな仕組みなんでしょうか」
烈(表)「天悪のチカラか?にしても、指示の内容は………」
『朝日奈葵(表)がメロン(ポケモン)コスをする。朝日奈(表)の反応次第でマスが変動する』
風丸(裏)「………え?朝日奈さん(表)がコスプレするのか?」
サタン(表)「まさかの他者に被害が行くパターンだと!?だが……」
鬼灯(裏)「だいぶマシな効果ですね!しかし、朝日奈さん(表)の反応を見るにしても、どうやって……」
バンッ!!
朝日奈(表)「うわー!!!大変大変!!急に服が変わっちゃったよーーー!??」
サタン(表)「なっ!?お前もここに来るなんて!?」
朝日奈(表)「あれ?いつの間にかサタンさん(表)のお城まで来ちゃった」
烈(表)「おーう!朝日奈(表)、よく来たな!そのメロンさんの衣装、よく似合ってるぞ!」
シャミ子(裏)「はい。朝日奈さん(表)、とても暖かそうです」
朝日奈(表)「ああこれ!?なんだか急にこの服になっちゃってたんだよー……いきなりでびっくりしたけど、うん!シャミ子ちゃん(裏)の言う通り、この服あったかいから気に入ってるんだー!」
今回風丸(裏)の出した効果は、朝日奈(表)がメロン(ポケモン)のコスプレをするというものだった。このすごろくのチカラなのか、朝日奈(表)も自覚してないままにサタン(表)の城に辿り着いたようだが、朝日奈(表)本人はこの格好を気に入ってるようだ。ということは……
ススス……
風丸(裏)「うわ!俺のコマが3マス分進んだ!これで8マス!?やったぞー!!」
マルコ(表)「わぁ!すごいよイチロウタ(裏)!最初から快進撃だね!」
朝日奈(表)「え?なになに?すごろくやってるの?私もやりたい!」
鬼灯(裏)「朝日奈さん(表)!?これは天悪さんの作ったすごろくですし、やめといた方がいいですよ!」
朝日奈(表)「あれ、天悪のものなの?みんな、よくやろうと思ったね……でも、そのおかげで私がこんなにあったかい服を着られたのはいいけどさ」
烈(表)「いやーだって、なんにせよすごろくを久しぶりにやれるんだぜ?」
風丸(裏)「今年最後に大笑いしたいしなー」
風丸(裏)が1ターンでリードしたところで、次はサタン(表)の番だ……
サタン(表)「とはいえ、私の時も一郎太(裏)のような比較的平和なものが来るとは限らんからな……祈って効果が出るかどうかはともかく、慎重に振るぞ!」
鬼灯(裏)「せめて風丸さん(裏)と同じマスが好ましいですね……それで、出た目はどうですか?」
サタン(表)「ふむ、3だな。となると未知数のマスだが……何が出ると言うんだ……」
サタン(表)が辿り着いたマスの指示は……
『擬獣化パニック!』
サタン(表)「擬獣化パニック!?それはどういう………」
ポポポンッ!!
サタン(表)「おいいいいなんの音だああああああ!???」
烈(表)「けほ、けほ……っ!?あーーー!!鬼灯さん(裏)が、ウサギにーーーー!???」
鬼灯(裏)「うぅ、これはいったい……!?え、私兎になってます!?」←ウサギに擬獣化
朝日奈(表)「きゃー!鬼灯さん(裏)、かわいいー!」ぎゅっ
鬼灯(裏)「あ、あのー!?ウサギになったとはいえ、私を抱いていいんですか?」
朝日奈(表)「えー!?だってこんなにかわいいウサギになってるのに、抱くなって言うのが無理な話っすよー!」もふもふ
なんと、これがマスの効果なのか、鬼灯(裏)の姿がウサギに変貌したーーーー!??これを受けて朝日奈(表)の反応は良さそうだが、被害はこれだけに留まってはいなかった……!
シャミ子(裏)「………あの、外にどこか見覚えのある動物たちがたくさんいるような……」
サタン(表)「なに!?………まさかとは思うが、このマスによって奴らも擬獣化したと……そういうことなのか!?」
なんとマスの指示通りパニックであることを体現しているのか、他の住民も数名擬獣化していたのだ……!!しかもこれまた天悪の術が効いているのか、擬獣化した住民を主とした住民がサタン(表)の城に集結している…!
サタン(表)「天悪め……これだからあいつの作った何かに携わりたくないんだよ!!こういうのは私の仕事だと何度言えば……!」
シャミ子(裏)「いえ、お兄(表)の場合はアルルさん(表)にしか変な欲はないんでしょう?天悪とは違うと思います」
マルコ(表)「ええと、どうしよう!?あそこにいる彼らは、城の中に入れる?それとも……」
サタン(表)「ざっと50人以上はいるからには、あまり入れなくはないぞ……!」
鬼灯(裏)「ですよね…では、私の番でどうにかできないでしょうか……」
風丸(裏)「ウサギな鬼灯さん(裏)が振るんですね?ここは3以外を出さないとですね……」
サタン(表)が3のままでいることもあり、次の手番の鬼灯(裏)がサイコロを振るようだ。3に当たってしまったらもっとこの事態が悪化しかねないが……?
鬼灯(裏)「………2!危ないところでした……!」
マルコ(表)「ええと、これでこれ以上の人の擬獣化?は免れたんですね?」
朝日奈(表)「そうだね!あの、サタンさん(表)!せめて一人だけでも連れてきていいっすか!?」(´。✪ω✪。 ` )
サタン(表)「だからなるべく人や動物をこの城に入れてほしくないが……!!」
烈(表)「まぁまぁ!そんなこと言ったらもう紅鴉(表)もここに連れてきてんだし、何人連れてきても一緒だろ!」
サタン(表)「………すごろくをやる前に場所替えとけばよかったーーーー!!!!」。・゚・(ノД`)・゚・。
風丸(裏)「鬼灯さん(裏)!マスの効果何出ました?」
鬼灯(裏)「ええとですね……」
気になる鬼灯(裏)の止まったマスの指示は……
『幼児化パニック!』
鬼灯(裏)「」
マルコ(表)「え、えええっ!??幼児化ってなんだい!??」
風丸(裏)「天悪のやつ、大晦日なのに欲望に正直だな!」
ポポポンッ!!
は い 。天悪がこのすごろくに欲望を詰め込んでしまったのか、今度は幼児化パニックとやらが発生するようだ。そのパニックの犠牲となってしまったのは……
さたん(表)「…………大晦日で何をしてくれるのだ………」ちょこーん
朝日奈(表)「あぁーっ!!サタンさん(表)が、ち、縮んだーーーー!??」
シャミ子(裏)「お兄(表)!??大丈夫ですか……」
このすごろくで保護者として付き添いになったサタン(表)がショタとなった……なんでこのすごろくでは、保護者達の方に真っ先に被害が行くんだ……そして外はというと……
「「「うわーーーーん!!!!うわーーーーーん!!!!!」」」
マルコ(表)「あ!(恐らくすごろくの効果で縮んだ)子どもたちが泣いてる!」
烈(表)「大変だ!あそこにいる(被害を免れた)大人達じゃあ世話が追いつかないよな!?」
風丸(裏)「仕方ない、もう城に上げて一緒に遊ぶしか……!いいですか、サタンさん(表)!?」
さたん(表)「泣きたいのはこっちの方だ!うわーーーん!!」びええええ
シャミ子(裏)「お兄(表)、泣かないでください。こうなったのは仕方がありませんし、すごろくを遊び切れば元に戻してもらえますから」ぎゅう
鬼灯(裏)「サタンさん(表)も参ってますか……恐らくメリーディストピアの住民のほとんどが集まっていますし、城に上げてあげましょう」
2020年最後に欲望に走りまくるってなに????まだ続く
- Re: 超次元スゴロク ヴィエルジュ ( No.9 )
- 日時: 2020/12/31 21:47
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
ツキガラス(表)「ぴぴ……(城のソファでくつろいでいる)」
リュウジ【猫】(裏)「なかなか暖かいなぁ(階段の手すりの上でくつろいでいる)」
さたん(表)「本当に何故こうなったのだ……」クラクラ
るるー(表)「サタン様(表)も被害に遭われていたなんて……せめて出番が来るまでこのルルー(表)と遊びましょう!」
ぶんろく(裏)「体格が小さいのって、結構不思議なもんだなー」とことこ
朝日奈(表)「しょうがないけどかなりカオスなことになっちゃったねー」
苗木(表)「朝日奈さん(表)達……いったいそのすごろくなんなのさ、なんで遊んじゃったの……💦」
烈(表)「いやぁ、遊ばないなら遊ばないで、天悪が勝手にやりそうだしよー」
風丸(裏)「今年最後は全員で迎えられると考えれば楽しいものだと思いますよ!」
円堂(裏)「こんな形で迎えるのもなんだけどな……💦」
さて、サタン(表)の魔力で急遽城は拡大され、恐らくメリーディストピアの住民全員が城で過ごすこととなったが……まだ1ターン過ぎてすらないのに、どうしてここまでの規模になってしまったのか……
鬼灯(裏)「ええと、今のところ1番は8マスの風丸さん(裏)、2番は3マスのサタンさん(表)、ビリは2マスの私ですね。それで、次の番は……」
マルコ(表)「あ!ボクだよ!ボクまで変な効果を出しちゃったらどうしよう……」
シャミ子(裏)「これ以上の騒動は、余程のことがない限りないと思います。安心して振ってください」
マルコ(表)「わかったよ!えい!………あっ!ボク、6を出したよ!6でいいんだよね?」
文録(表)「ああ!それは6だな!すげぇじゃねぇかマルコ(表)!初めてでその数出すなんて!」
マルコ(表)「やっぱりすごいことなんだ!………あとは効果が変なのじゃないといいんだけど……!」
こへいた(裏)「………………ただでさえ、今でもすごいからな」
滝夜叉丸(裏)「ねー」←猫の姿
その通り、まだ振ってない者もいるのに周囲が動物と幼児で溢れるとは、どういうすごろくだよこれ(呆れ) ということは置いといて、肝心のマルコ(表)の出した結果は……
『NG行動に【食べ物を口にする】を与える。NG行動をしたターンにて1回休み』
マルコ(表)「NG行動?ってなんだい?」
文録(表)「ああ、それはだな……」
滝夜叉丸(裏)「マルコさん(表)、私今猫になっててショコラ(チョコレート)を食べられないので、食べます?」つチョコレート
文録(表)「あぁっ!?おい!?このマスの指示見てなかったのか!?マルコ(表)に食いもん与えんなよ!?」
マルコ(表)「わぁ!いいのかい!?これは確か、お菓子…なんだよね。いただきます!」ぱくっ
文録(表)「うわあああああマルコおおおおおお!!!!」
ピンポーン
苗木(表)「ピンポン!?どこから効果音出てるの!?」
アナウンス「マルコ・ポーロ(表)、NG行動を取ったことにより1回休み。次のターンではサイコロを振らないでください」
マルコ(表)「ええ!?どうしてだい!?……はっ!!NG行動って、やっちゃいけないこと、だったのかい!?」
滝夜叉丸(裏)「そうですねぇ」
文録(表)「おま……だからチョコやるなっつってただろうが!つか、二番目に進んだ数の多いマルコ(表)に1回休みなんてさせるなよ!?ゲームが終わらねぇだろ!!」
滝夜叉丸(裏)「それもそうですね?でも過ぎたことは戻せないのでー」
文録(表)「くっ………」(#^ω^)
マルコ(表)「抑えて抑えて……それにしても、1回休みで済んでよかったよ。緩急の差が……」
シャミ子(裏)「確かに、効果の差が激しすぎますね。……私も、覚悟を決めましょう」
桃(裏)「しゃ、シャミ子(裏)!………それ、私が代わりに振れない?」
アナウンス「第三者がサイコロを振るケースは認められません」
桃(裏)「キミには聞いてない」
さたん(表)「桃(裏)がガチギレしているな……というか、このアナウンス作者か?今年最後に変なイベント起こすなよ……」
シャミ子(裏)「どうやら私が振るしかなさそうです……では、いきます」
桃(裏)「ああ、シャミ子(裏)……!」
シャミ子(裏)「………!5ですか。風丸君(裏)と同じマスです」
さて、シャミ子(裏)の出番になったが、ここで風丸(裏)と同じ数が出た。風丸(裏)の出した効果は朝日奈(表)にメロンの格好をさせるというものだったが……?
さたん(表)「おお!!ということは……比較的まともな効果が出る!!んだな!!」
シャミ子(裏)「はい。よかったです、いくら既にクライマックスな絵面だとしても、これ以上にカオスが来ると……あれ、効果が違いますね」
一同「「「え???」」」
『鬼灯(裏)と天悪版逃走中3の世界に飛ばされ、逃走者と先に2分間行動できた方が2マス進む。もちろんタイムパラドックスはなしで』
シャミ子(裏)「………え。なんでしょうかこれは」パァァ
鬼灯(裏)「わ、私もですか!?って、ええええええ!???」パァァ
シュパアアアアア!!!!!
ちびひびき(表)「うわあああああ!???今度はなんだよおおおおおお!???」
桃(裏)「うっ!!……光が消え……うわああああああ!???シャミ子(裏)!?シャミ子(裏)どこ行ったの!??」
芥子(裏)「鬼灯様(裏)もいませんよ……!」
なんと、今度はマスのせいか否か、シャミ子(裏)とほおうさぎ(裏)が消えたあああああああ!???………まさかとは思うが、本当に天悪版逃走中3の世界に行ってしまったのか!?などと思っていると……
スクリーン「」ウィーン
烈(表)「うぉっ!?いつの間にスクリーンが出てきたんだけど!?」
MZD「サタン(表)、お前これ用意してたのか?」
さたん(表)「いやしてるか!?……もしや、このスクリーンにシャミ子(裏)と鬼灯(裏)の様子が映し出されるんじゃあ……!」
その場にいる全員がスクリーンを凝視していると……舞台は本当に天悪版逃走中3の遊園地であり、その2分割された画面に、それぞれシャミ子(裏)と鬼灯(裏)がいた!
すごろくとは(哲学) まだ続く……逃走中3の本筋とは一切関係ないところでお送りしますよーーー!??とはいえ、時間逆行みたいなことしてすみません(謝罪)こういう描写好まない方に申し訳ないことしてます……
- Re: 超次元スゴロク ヴィエルジュ ( No.10 )
- 日時: 2020/12/31 21:58
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
シャミ子(裏)「う………ここは………もしかして、逃走中3の舞台ですか?」
鬼灯(裏)「え、えええ!?なんですかこれ、本当に……過去に行ったんですか!?………いいんですかこれ💦」
一方、逃走中3の世界に飛ばされたシャミ子(裏)と鬼灯(裏)は、それぞれ困惑していたが……マスの指示の内容を思い出したのか、逃走者を探しに行くことに決めたようだ。
シャミ子(裏)「ええと、この時点でまだ捕まってない逃走者はいますか……?」
鬼灯(裏)「今の私は、鬼灯(裏)だと思われることがないと思うのでまだ………希望はあります!」
逃走者を探す二人の近くには……
???「………」
逃走者がいる!この逃走者と2分間共にいれば、元の時空線に戻れるが…!?
シャミ子(裏)「うーん……シャミ子(表)の演技した方がいいです?」
鬼灯(裏)「誰かと話せれば、帰れるはずです……!」
???「…………」
留三郎(表)「どうやって天悪を止めるか……おお!?シャミ子さん(表)じゃないですか!!」
サタン(裏)「え?ああ!シャミ子(表)!こんな所で会えたね」
シャミ子(裏)「あ………」
シャミ子(裏)が遭遇した逃走者は、共に(逃走中3時空の方の)天悪を止めようとしている留三郎(表)とサタン(裏)!幸いにもここにいるシャミ子がシャミ子(裏)だとは思ってない模様……
シャミ子(裏)「(ここから2分間、お兄(裏)と留三郎君(表)と一緒に行動するんですよね。シャミ子の演技……)………………」
サタン(裏)「………?シャミ子(表)?」
留三郎(表)「どういたしました?」
シャミ子(裏)「……………今タイマー何分ですか?」
サタン(裏)・留三郎(表)「だああああああっ!!(忍たま式ずっこけ)」
シャミ子(裏)、焦りからか一番やるべきじゃない質問をしてしまったーー!!しかし、このミスも無理ないかもしれない。だってこのシャミ子(裏)は逃走中用モバイル持ってないし。
留三郎(表)「いやいや………クライマックスでもないのにそれはないでしょう!?」
サタン(裏)「今は148分だよ、シャミ子(表)💦」
シャミ子(裏)「そうでしたかー(……148分って、MISSION.1中ではあるんですよね?)」
その上聞いた本人のシャミ子(裏)はどの時空線に飛ばされたのかわかってない模様……この時間の間に何が起こっているか知りたい人は
逃走中3【狂気と遊園地とデート・ア・ライブと】
を見てみよう!(挙句の果てに自創作の宣伝をするクソ)
シャミ子(裏)「それで、おn……だいにお父さん(裏)と留三郎君(表)は何をしているんですか?」
留三郎(表)「ああ、ワタシ達は天悪の暴走を止めようと作戦を練っているんです。スロットで何か戦力をつけたいところですが、生憎ワタシに運がないもので……」
サタン(裏)「僕も留三郎(表)といる以上は、やめといた方がいいかなって。シャミ子(表)はどうかな、スロットはやってきた?」
シャミ子(裏)「……………ええと、スロットはやってないですね。他の人に任せてます(目泳ぎ)」
留三郎(表)「……………?……サタンさん(裏)、ちょっと……」
サタン(裏)「え?どうしたの留三郎(表)……?」
シャミ子(裏)「!?(まずいです、留三郎君(表)に怪しまれています!)」
逃走者のシャミ子(表)のフリをするシャミ子(裏)だが、さすがに演技力がついてなかったのか、留三郎(表)に違和感を持たれてしまった!このままではマスの指示通りにいかないが……!?
シャミ子(裏)「ま、待ってください!置いてかないでください。いいものあげますから」
留三郎(表)「!?いいものとはなんだ……俺達に何を寄越す気だ!?」
サタン(裏)「留三郎(表)!このシャミ子(表)が偽物だってハッキリした訳じゃないのに……というか、偽物とは思えないよ……」
シャミ子(裏)「え、ええと……お二人に癒しのカーバンクルちゃん人形をあげます」つややボロボロのカーバンクルぬい×2
留三郎(表)「え………ま、まさか……これは………!」
サタン(裏)「も、もしかして!!お返しに作ってくれたの!??嬉しい………!嬉しいよシャミ子(表)!!ありがとう………大切にするよ………!!」˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚
留三郎(表)「本物のシャミ子さん(表)の作ったぬいぐるみで間違いなさそうだ……疑ってすみませんでした!!」
シャミ子(裏)「いえ、大丈夫ですよ(本当ならお兄(表)に渡すつもりでしたけど……また練習しましょうか……でも、騙してるのに変わりはないので申し訳ないです)。その作戦会議、少しだけ混ぜてくれませんか?」
留三郎(表)「はい!とはいっても現時点ではMISSION.1の経過を見るしか……」
残り時間を無事に留三郎(表)やサタン(裏)と過ごすことに成功したシャミ子(裏)……
鬼灯(裏)「ええ……💦こんな時に限って誰にも会えないことってあr……」シュンッ!
シャミ子(裏)「なるほど、二人は天悪のその性しt……」シュンッ!
サタン(裏)「………え!??シャミ子(表)っ!??どこ行ったの!??」
留三郎(表)「しゃ、シャミ子さん(表)が消えたああああああああ!????」
マスの指示を遂行したため、元の時空線に戻された!
シュンッ!!
シャミ子(裏)「あ……戻ってきたようですね」
鬼灯(裏)「び、びっくりしましたよ〜……あれ?ということは?」
しずくちゃん(表)「あ!二人が戻ってきたよ〜!」
うるおいちゃん(裏)「二人とも無事みたいね!怪我がなくてよかったわ!」←猫化している
2分間の時空旅行に行っていたシャミ子(裏)と鬼灯(裏)に、人と動物と子どもたちが駆け寄って来る。その絵面を見てシャミ子(裏)と鬼灯(裏)はこれが天悪の作ったすごろくの最中であることを改めて思い知らされる。さて、シャミ子(裏)が先に過去の逃走者と行動したことで、シャミ子(裏)のいるマスは、2マス進むことになる!
スス……
シャミ子(裏)「あ、そういえばそうでした。これで私は7マス目にいることになりましたね」
烈(表)「まさかタイムジャンプみたいなのも起きるなんてな〜。俺はどうかな?うりゃっ!」
ミミ(表)「烈くん(表)、変な効果を期待しちゃダメだよ?」
烈(表)「してねぇって!そんな効果が来ても、他の奴らには来てほしくないって思ってるし!……俺も5かー!!」
グリズリー(裏)「またマスが進むみてぇな指示か?」
しろくま(裏)「どうだろうね……何にしてもまたパニックが起きてほしくないけど」
烈(表)「頼む!穏便なものかつみんなで盛り上げられそうなやつ頼むぞ!!」
烈(表)の祈りは届くのか……?
『ブラウン(表)が擬人化する』
烈(表)「うわ…」(´・△・`)
ブラウン(表)「なんでぼく〜〜〜!??」
朝日奈(表)「原点回帰というかなんと言うか💦」
ボフンッ!
風丸(裏)「けほけほ……!煙も慣れそうだ💦」
ちびおしりたんてい(表)「ブラウン(表)!!大丈夫ですか!?」
ブラウン(表)「は、はい!なんとか……ぼくどう見えます?」←小学1、2年生ほどの少年に擬人化
ツキガラス(表)「うん、人間の子どもになってるよ。天悪がとびつきそうなレベルの子どもに」
ブラウン(表)「えぇ〜!?そんな、なんだか嫌な表現です〜!!」
マルコ(表)「………ジパングのスゴロクって、こんなに人に影響を与えるものなのかい?」
烈(表)「そんなすごろくはうちで間に合ってるよ……ん?指示の内容が……」
『ブラウン(表)に何か貢ぎますか?貢ぐよね??』
烈(表)「貢がねぇよ!?お前が貢げよ!?」
さたん(表)「何をキレている?1ターン目の結果をまとめるぞー」
これ作った天悪はさておき💦1ターンのリザードは……
1位:風丸(裏)【8マス】
2位:シャミ子(裏)【7マス】
3位:マルコ(表)【6マス・1回休み】
4位:烈(表)【5マス】
5位:サタン(表)【3マス】
6位:鬼灯(裏)【2マス】
風丸(裏)「この結果だけ見ればシンプルなんだけどなー……」
鬼灯(裏)「私とサタンさん(表)とでパニック起こしちゃいましたからね……申し訳ないです……💦」
サタン(表)「終わったらこのすごろくは封印するとして……2ターン目行くか……一郎太(裏)、いっそのことこのままゴールしていいんだぞ」
風丸(裏)「まぁ、そうしないとみんな戻りませんからね💦いいですよ!」
まだまだ続くという地獄(?)
- Re: 超次元スゴロク ヴィエルジュ ( No.11 )
- 日時: 2020/12/31 22:51
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
1ターン目から一部が動物に、また一部が子どもになるといった大規模なカオスが引き起こされながらも、2ターン目に突入し、風丸(裏)がサイコロを振った。結果は……
風丸(裏)「5!なんだか5に好かれてるな〜」
シャミ子(裏)「ダイスの女神様のブームなんでしょうね」
マルコ(表)「となると、このターンも5で埋まるのかな?」
ゴン太(裏)「和やかに話してるけど、この城、子どもと動物さんまみれになってるんだよね!」←犬化
烈(表)「いやぁ、思い出させないでくれよ……」
何はともあれ、マスの指示次第でまた混沌に陥りそうなものだが、果たして……
『マルコ(表)とじゃんけんとあっち向いてホイで負けた方が、斬新なあだ名の表記になる』
風丸(裏)「う……うわー!!ある意味でキツそうなやつが!!」
マルコ(表)「ええと、じゃんけんとあっち向いてホイって……なんとなくわかるけど、まずやってみよう!」
風丸(裏)「そうですね……でも、俺とマルコさんのあだ名ってなんだろう……いきまーす!」
風丸(裏)・マルコ(表)「「じゃんけんぽん!!」」
風丸(裏)→✌
マルコ(表)→✊
マルコ(表)「あっち向いてホイ!!」上方向
風丸(裏)「………っ!!」下向き
動物一同「「おおおおーーー……」」
風丸(裏)「待ってくれ、動物一同ってなに💦」
クロ猫(裏)(黒尾(裏))「そこ気にしてても仕方ねぇから、もう一戦」
マルコ(表)「そうだね、次こそ決めるよ!」
風丸(裏)・マルコ(表)「「じゃんけんぽん!!」」
風丸(裏)→✌
マルコ(表)→✊
マルコ(表)「あっち向いて……ほいっ!!」上方向
風丸(裏)「!……あーーーーっ!!やられた!!!」上向き
乱太郎(裏)「マルコさん(表)の勝ち〜!」
三郎(表)「9割コピペじゃないの?」
らいぞう(表)「三郎(表)、多分そこ気にしちゃダメなとこだ💦」
意外と白熱したじゃんけんとあっち向いてホイの結果、勝者はマルコ(表)となった!ということは……風丸(裏)の表記が、これからあだ名となる!
茶柱(裏)「それにしても風丸さん(裏)のあだ名って何を使うんですか」
風神の戦闘狂「そうですねぇ、俺のあだ名っていったい……うわ!これがあだ名か!意外とかっこいい!」
ちびおしりたんてい(表)「どうやらそこまで変なものではなさそうですね。よかったです……」
マルコ(表)「いいなぁイチロウタ(裏)……ボクもかっこいいあだ名つけられたかったよ」
風神の戦闘狂「うーん、確かにこれ、デメリットとは言えませんね💦」
さたん(表)「変な効果が発生するよりはマシだろう?さて、今度は私だな。元のカッコイイ姿に戻れるといいんだが」
るるー(表)「サタン様(表)っ!出目はどうなりましたか?」
さたん(表)「ふむ、私も5を出したな。ダイスの女神は本当に5がブームらしい」
シャミ子(裏)「5ばかりでも大きく進んでるので、いいと思います。それで結果は……」
『参加者全員でロシアンおにぎり。アタリを引いた者は3マス進み、ハズレを引いた者は3マス戻る』
さたん(表)「ろっ!?ロシアンだと!?しかもおにぎりで……」
鬼灯(裏)「メンバーの大半が子どもなのに……💦変なもの入れてほしくありませんが……」
今回サタン(表)が引き当てた指示は、なんとロシアンだった!← 天悪サイドで一度だけそういったことが行われたが、その時のハズレはそれなりにやばかったため、サタン(表)と鬼灯(裏)の間に緊張が走る……!
ルルー(裏)「おにぎり私も食べたかったわ」(´・ω・`)
終里(表)「なー」(´・ω・`)
ひびき(裏)「天悪のケチー」(´・ω・`)
朝日奈(表)「まぁまぁ、ひとまずここの城にカレーあるみたいだから、それ食べようよ!」
さたん(表)「勝手に食べるな????」
シュンッ!
さたん(表)「あっ!?おにぎり1個が手元に……」
シャミ子(裏)「これを食べればいいんですね」
マルコ(表)「ボクはこれで初めておにぎりを食べるけど……緊張するよ………!」
すごろくの方もロシアンおにぎりを6人に配布し、実食する時が来た……!果たして、結果は……!?
参加者6人「「「いただきます!」」」パクッ
風神の戦闘狂「あっ!これエビマヨか?おいしいじゃないか!」
シャミ子(裏)「私は紅鮭です。おいしいおにぎりですね」
さたん(表)「ふむ、私はツナマヨだぞ。誰が作ったのか知らんが、中々に美味だな」
鬼灯(裏)「私は……普通の塩むすびです!ですがそれでもおいしいですね……マルコさん(表)と烈さん(表)はどうですか?」
マルコ(表)「お………おいしいっ!!こんなに美味しいものなのかい!?口の中でツナが……生のツナがハーモニーを奏でてるよ!!」
烈(表)「おにぎりにチョコとか合わねぇよ!??おうううう……」(‐д`‐ll)
さたん(表)「あぁ、アタリとハズレが一目瞭然だな💦」
この様子だとどうやら、マルコ(表)がアタリのマグロの刺し身を当て、烈(表)がハズレのチョコレートを引き当てたらしい。確かに米にチョコは合わないわな……ということはつまり……
烈(表)「はー……はーー……俺が2マスに戻って、マルコ(表)が9マスに進むんだな?」←セレナ(表)の用意したドリンクで回復した
マルコ(表)「そうみたいだね!レツ(表)は大変な思いをしたみたいだけど……おにぎりがこんなにおいしいものなんて初めて知ったなぁ」
ブラウン(表)「マルコさん(表)のためにも、もっと和食が欲しいですね!」
鬼灯(裏)「今後そんな機会があるといいですね!さて、私の番ですが……2マス目にいるので、期待値が低いと思いますが……!」
花村(裏)「進むマスもわりとあるみたいだし、希望を持って!……それで、出た目は……」←豚化
鬼灯(裏)「あ………6です!ここでこの数字は嬉しいですね!」
烈(表)「ただでさえこのすごろく、カオスが過ぎんだし早めに終わるのがいいよな!それか変な効果なしでワイワイするとかよー」
鬼灯(裏)「その通りですね…これ以上変化とかいいので、皆さんでまったりできるような効果が出るといいんですが……!」
『次の出番が来るまで、骨眼鏡さんサイドの第501統合戦闘航空団の元で過ごす』
鬼灯(裏)「……………………えっ??」パァァ
風神の戦闘狂「えっ?骨眼鏡さんとこの………え!?第501統合戦闘航空団って、ええ!?ええええええ!????」
なすび(裏)「ま、また鬼灯様(裏)がああああああああ!????」
なんと、今度は骨眼鏡さんサイドのストライクウィッチーズの第501統合戦闘航空団の面々のところに飛ばされるというのだーーー!??無論、鬼灯(裏)は眩い光とともに消えてしまった……!
モイモイ(表)「第501統合戦闘航空団……芳佳の入ってるところだよねー?」
烈(表)「鬼灯さん(裏)、今はウサギの姿なのに大丈夫なのかよ!?」
さたん(表)「ひとまず……芳佳達を信じる他ない……!」
コラボする作者さんの一人は骨眼鏡さんです!ご承諾ありがとうございます!続く!
- Re: 超次元スゴロク ヴィエルジュ ( No.12 )
- 日時: 2020/12/31 23:06
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
ここは第501統合戦闘航空団の基地本部……その基地のとある場所で第501統合戦闘航空団に所属するウィッチ、宮藤芳佳が日課の洗濯を干す作業に入っていた。今日も爽やかな面持ちで日課をこなす宮藤。今日も比較的平和なはずだった……………突然、謎のウサギが空から降ってくるまでは。
鬼灯(裏)「なああああああああああっ!????」ひゅるるるるる
芳佳(骨)「えっ!?えええええええ!????わっとっと!??」ガシッ
宮藤自身、自分が空を行く立場であるからか、すぐに空から落ちてきたウサギを受け止めることに成功した。受け止めたウサギはどこか人間らしい声を挙げながら、宮藤を見る。
鬼灯(裏)「こ、今度はいったい……ああっ!?芳佳さん!!本当にここは、骨眼鏡さんサイドの……!?」
芳佳(骨)「え?なんであなたは私の名前を知ってるの?……それに、人の言葉を喋れるの!?」
鬼灯(裏)「あ………そうでした、私は今、兎の姿でしたね💦ええと、どこから話せばいいのやら………」
しかし、当然ながら宮藤に瞬時にこのウサギが天悪サイドから来た鬼灯(裏)であることはわからない。鬼灯(裏)も説明しようとするも、どのようにして説明すればいいのかわからないでいると。
ハルトマン(骨)「ミヤフジー!どうしたのさ、大声なんて挙げちゃってー……え?何そのウサギ?アンタどこから来たのー?」
新たに同じく第501統合戦闘航空団の一員であるエーリカ・ハルトマンもやってきた。彼女も宮藤の持つウサギに興味津々なようで、わりと好意的に接している。
鬼灯(裏)「あっ!ええとー……わ、私は鬼灯(裏)です!天悪さん……という作者さんの世界から来た、閻魔大王(裏)の補佐官です」
芳佳(骨)「えっ?鬼灯(裏)……って!?もしかして、鬼灯さん……ですか!?でも、なんでウサギの姿に!?」
ハルトマン(骨)「えー!面白い冗談言うなー!」
鬼灯(裏)「ああ、信じられる人と信じられない人に分かれますか……せめて天悪さんも来てくれたらよかったのに……」
ひとまず正直に自己紹介する鬼灯(裏)だが、前に共演した芳佳は信じても、ハルトマンには信じてもらえてないようだ。やはり動物にしたのが完全にアウトだったんじゃ、と思った鬼灯(裏)だが。
ペリーヌ(骨)「ハルトマン中尉!!宮藤さん!!大変ですわ!!異常事態が……あら?そのウサギはどこから来たんですの?」
芳佳(骨)「あ!ペリーヌさん!ええと、このウサギは鬼灯さん(裏)なんです!!」
ペリーヌ(骨)「はぁ……?訳のわからないことを仰らないでくださいませ!今基地内で謎の魔法が展開されているんですの!どうか宮藤さんとハルトマン中尉も確認してくださいませ!」
ハルトマン(骨)「えー?謎の魔法って、どんな?」
鬼灯(裏)「あの、よければ私も連れて見せて下さりませんか!?心当たりがあるんです!」
ペリーヌ(骨)「う!?ウサギが喋りましたわ!??ど、ど、どうなって……」
芳佳(骨)「ああ…💦ペリーヌさん、今は置いといて💦今から向かいますよ!」
どうやら501JFWに謎の魔法が展開されているらしい。まさか、と感じた鬼灯(裏)は、宮藤に連れられハルトマンとペリーヌと共に基地内へと向かうのだった………そして、基地内では鬼灯(裏)の見立て通り……
烈(表)『鬼灯さーーん(裏)!!大丈夫か!?そっちにいるか!?』
朝日奈(表)『というか、この子達が501JFWのウィッチのみんななの?』
エイラ(骨)「なんだお前らは?サーニャはやらんゾ!」
サーニャ(骨)「いや、こんな時まで何言ってるの💦」
芳佳(骨)「うわー!!何人か天悪さんサイドで見覚えのある人達がいる!!もしかして!?」
鬼灯(裏)「はい!実は、私達天悪さんの作ったすごろくで遊んでいたのですが、私はそれによってこの場所へ飛ばされて……」
ハルトマン(骨)「えー?ちょっと待ってよ、ちゃんとした説明ちょうだいよ?天悪サイドの面々だってことはわかったけど、すごろくでウサギ化?ここに飛ばされた?どういうことなのさ」
ペリーヌ(骨)「?????」( ゚д゚)
なんと一定の空間にモニターのように魔力か何かで作られた水鏡が作られており、そこから天悪サイドの面々が鬼灯(裏)を心配していた!それを察したのか宮藤が困惑する残りの501JFWのメンバーにわかっている限りのことを説明するも……天悪サイド側に新たに乱入者が!?
天悪『いきなりそちらにウサギと化した鬼神様を送り込んで申し訳ないと思ってます』
鬼灯(裏)「天悪さん!!結局出てくるんですか……💦天悪さんが変なすごろくを作るせいで、他のサイドにまで来てしまったじゃないですか💦」
芳佳(骨)「天悪さん!ですね?ええと、そっちのすごろくでいったい何が起きたんですか💦」
天悪『今までこちらで擬獣化パニックや幼児化パニックが起きたり、ロシアンおにぎりやったり、擬人化もコスプレも起きてますね。天悪なりのすごろくゲームのやり方ですよ』
美緒(骨)「………天悪殿、何をどうしたらすごろくで擬獣化やら幼児化やら盛り込めるんだ……(困惑)」
天悪『なんだろなぁ、大晦日やお正月だからこそ、天悪なりのカオスをお送りしたいと申しますか……人によってアウトかもしれません!!ごめんなさい!!……ただね、こういった時こそ笑いや交流、ファンタジーといった体験が必要だと思うんです。心のトキメキを、誰もが忘れないように、常に掲げてたいものだと思うんです………』
鬼灯(裏)「もっとやり方があると思いますが……うん?お正月?………まさか、今日はここで過ごして、明日改めてすごろくの続きやるとか……」
天悪『時間的にそうしないとなんだよなぁ』
鬼灯(裏)「うわああああああああ!!!!私完全に異物じゃないですかああああああ!!!!!第501統合戦闘航空団の皆さんにどう接すればあああああああ!!!!!」
バルクホルン(骨)「落ち着いてください!?我々が面倒見ますから………天悪さん、そちらがどういう心境でここまで混沌としたすごろくを作ったのかはわかりませんが、終わったらそちらの住民全員を元に戻してくださいよ?」
天悪『………はい』(´;ω;`)
ペリーヌ(骨)「では………本日はこの鬼灯さん(裏)と衣食住を共にするんですのね……そういったことなら、わたくしも面倒を見ますわ」
ルッキーニ(骨)「あたしも!ちょっと違うけど、ふかふかな鬼灯(裏)の面倒見るーーーー!!」
天悪『お正月特番までゆっくりしてってください』( ◜௰◝ )b
ルッキーニ(骨)「やったーーーー!!!」むぎゅう
鬼灯(裏)「る!ルッキーニさん!!力がやや強いです!?」
さてさて、大晦日に始まったクソすごろくは、鬼灯(裏)が骨眼鏡サイドのストウィの世界に飛ばされ一日ほど過ごす形で一旦止まったが……お正月に始めるすごろくは、いったいどうなる……!?そして、もう一人のコラボする作者さんとは!?←
すごろくはまだまだ続くが、ここで休憩として感想OK!…………解釈違いや違和感あれば、速やかにお申し付けください(´;ω;`) 骨眼鏡さん、改めましてコラボを受け入れて下さりありがとうございます……!501JFWのみんながカオスなことにはなりませんが、問題ありましたら言ってね