二次創作小説(新・総合)

Re: 魔法少年エトワール ( No.25 )
日時: 2021/04/11 17:56
名前: 寝切つく (ID: 8R/poQo9)

俺はいつものように、メルトソレイユへ行き、ヒーローギルドへ。

陽日「あっ、千冬!おーい!」

火南「待っていたぞ!」

そう、同じ火の星座…牡羊座と獅子座のエトワールと共に俺は『ブレイブフランメ』というグループで活動することになったのだ。

千冬「火南、ここは他のグループを見ていかないか?」

陽日「そうだな。偵察してモチベーションを上げるのもいいな」

火南「何っ!?偵察だと!?そんな卑怯なことはしない!」

千冬「だが火南、後で舐めプなことになる」

火南「わかった!では手短に頼む!」

ということで、俺たちは他のグループの偵察へ。
まずは、土の星座グループのみで結成された『ガイアロード』からだ。

陽日「こいつらがガイアロードか…」

千冬「ガイアロードは土の星座のエトワールが結成した現実的なグループだ。
努力を決して怠らず、栄養管理やスケジュールにもストイックである」

火南「シリアス過ぎて反吐が出る!」

確か、牡牛座のエトワールプレアデスが常磐地球(テラ)と、乙女座のエトワールバージンが円香ジュンと、山羊座のエトワールモージェが野上山登で結成されているんだったか?

陽日「うわ、完璧…」

千冬「これも努力を続けたからこんなことになってる」

火南「ならば我々もそうしておこう!」

千冬「やめておけ」

火南「何故!?」

千冬「俺たち火の星座のエトワールはあんな堅実なやり方は似合わない」

火南「確かに!シリアス過ぎるのは我々らしくないな!」

陽日「確かにそうだけど…」

千冬「次へ行くぞ」

次は風の星座のエトワールで結成されたグループ、『スカイハイ』を偵察する。
双子座のエトワールツヴァイと天秤座のエトワールライラの2人だが、1人はまだ来ていないらしい。

火南「ほう!これが風のエトワールどもか!」

千冬「グループ名は『スカイハイ』。現在はエトワールツヴァイとエトワールライラの2人のみで結成されている」

陽日「えっと、神水鈴と一文字金汰(かなた)だったか?」

千冬「ああ、2人はSNS中で人気を集めている。2人とも容姿が端麗だからな」

火南「しかし!我々もSNSで有名にならなければならんな!」

陽日「けど、まずは…なにをやるかわからな~い」

千冬「考えろ」

Re: 魔法少年エトワール ( No.26 )
日時: 2021/04/11 18:50
名前: 寝切つく (ID: 8R/poQo9)

一方その頃…

鷹帥「皇帝様に認められるにはどうすれば…!」

象帥「おや、お困りですか?」

鷹帥「別に」

象帥「この頃、貴方の様子がおかしいと思ってね。来たんですが…」

鷹帥「うるさい。あんたは黙ってろ」

象帥「はあ…分かりました。しかし、あまり無茶しすぎない方がいいですよ」

象帥は去っていった。

鷹帥「ふざけやがって…所詮あんなやつクズでしかない。さて…今回のターゲットは、こいつか」

今回のターゲットは、仮面ライダーグリスこと猿渡一海。

Re: 魔法少年エトワール ( No.27 )
日時: 2021/04/12 07:17
名前: 寝切つく (ID: .J6YHpdR)

火南「よし!まずはトレーニングだ!」

_

陽日「いや、トレーニングと言っても何やるんだよ?」

火南「筋トレだ!」

火南は相変わらず直球だがバカだな…。

千冬「いや、ここはボイストレーニング、またはダンストレーニングをすべきではないのか」

火南「まずはランニングだ!行くぞ!!」

で、結局俺たちは…

陽日「ちょっと、火南ペース速いって!」

火南「何してるノロマ!今のままだと負けてしまうぞ!」

陽日「千冬もなんか言えよ!」

千冬「…」

陽日「言わんのかい!」

ランニングに付き合うことになった。
やはり火南のペースは速く、ついていくのは難しかった。

火南「よし、ランニング終了だ!」

何周も走られたが、火南は平気な顔をしている。
まあ、軍人の血を引いているから仕方ないか。

千冬「次は俺だ」

陽日「おっ、千冬か!」

火南「頼むぞ!」

俺の考えたトレーニング方法は、パフォーマンス活動で重要なボイストレーニング、ダンストレーニング。
そして武器を扱う特訓だ。

陽日「ボイトレってなんか難しいなぁ…」

火南「あーーーーー!!!」

陽日「うるさーい!」

千冬「腹にチカラを入れろ。そうすれば美しい歌声が出る」

火南「分かった!すぅ…あああーーー!!!」

陽日「全然変わってなーい!!」

千冬「はぁ…」

で、次のダンストレーニングでは。

千冬「ワン、ツー、スリー、フォー…」

陽日「えっと、こんな感じか?」

千冬「1テンポ遅れている!火南!」

火南「うぉぉー!!」

千冬「速すぎる!もう一度やり直しだ!」

火南「何ぃ!?俺は正確だったぞ!」

陽日「速すぎるんだよ、火南」

火南「えっ!?」

Re: 魔法少年エトワール ( No.28 )
日時: 2021/04/12 07:31
名前: 寝切つく (ID: .J6YHpdR)

今度は武器を扱う特訓をする。

火南「はっ!」

火南は槍や剣まで上手く扱っている。
それに対し陽日は…

陽日「あ、あれっ?なんかこれ使いにくいなぁ」

全く武器を扱えない。

千冬「貸してみろ。ふんっ!」

陽日「おお!じゃあ俺はお前より使いこなしてみるぞ!
えいっ!ってあわわわ!」

火南「はっはっは!全くダメだな!」

陽日「くっそー!!お前なんかよりは上手く使えるからな!!」

千冬「いや無理だろ」

陽日「無理なわけあるか!!」

火南「ならば俺が特別にトレーニングに付き合ってやろう!」

陽日「1人でやるからいいもーん!!」

火南「なにを~!!」

千冬「2人とも、喧嘩をしている場合か」

火南「しかし!」

千冬「仲間割れしている時間などない」

陽日「そ、そうだな…」


Re: 魔法少年エトワール ( No.29 )
日時: 2021/04/12 17:50
名前: 寝切つく (ID: sRTtUBMM)

陽日「よーし、さっそくヒーロー活動だ!」

火南「お前が仕切るな!仕切るのは俺だ!」

千冬「落ち着け。争ってる場合じゃない」

陽日「おう、そうだな…」

火南「しかしだ!どこに困ってるやつがいる!?」

千冬「適当に探せばなんとかなる」

火南「おお!探せばよいのだな!」

陽日「いや、良くないだろ!!」

千冬「さっそくオトモ妖怪と合流する時間だが…」

「みなさぁーん!」

お、やっとウィスパーとジバニャンが来たか。

陽日「君たちは…?」

火南「ウィスパーとジバニャンだ!」

ウィスパー「わたくし、あなた方エトワールのサポートをするためにオトモ妖怪となりました。ウィスパーと申します。うぃっす!」

ジバニャン「オレっちはジバニャンだニャン!」

千冬「2匹はオトモ妖怪だ」

陽日「オトモ妖怪?」

火南「説明しよう!オトモ妖怪とは我々ヒーローをサポートする妖怪のことだ!」

ジバニャン「みんなオトモ妖怪の登録してるニャン!」

ウィスパー「もし困ったことがあったらわたくしたちにお任せ下さい!」

陽日「頼りにならないなぁ…」

ウィスパー「またまたぁ~。そんなこと言ってぇ~。わたくしを舐めると大変なことが起きますよ~?」

千冬「やめろウィスパー。それ以上煽るな」

ウィスパー「千冬さん!?わたくしは煽ってなんかいませんよ!!」

ジバニャン「どうみてもそうだったニャン」

ウィスパー「ジバニャンまで!?」

火南「ははは!面白いやつだ!よし、困ってる人を助けるべく、いざ行かん!」

陽日「おー!」

Re: 魔法少年エトワール ( No.30 )
日時: 2021/04/12 18:48
名前: 寝切つく (ID: YSv.Ne/k)

その頃…

戦兎「いやー、今日もいい天気だねー!」

万丈「おう、そうだな!」

仮面ライダービルドこと桐生戦兎と仮面ライダークローズこと万丈龍我が散歩していた。
ちなみにこの姿は人間に化けているだけである。

戦兎「なによりも平和でよし!」

万丈「けどよ、俺らライダー族が遊んでいいのか?」

戦兎「分かってるって。なんとしてもジュピターマギウスの陰謀を止めないとね」

万丈「だな!」

すると…

鷹帥「…」

戦兎「なんだ?」

鷹帥「お前ら、ライダー族だな?」

万丈「そうだけど…ってなんで知ってんだよ!」

鷹帥「血の匂いで分かるよ。さて、仮面ライダーグリスはどこにいる?」

万丈「カズミンのことか!?」

鷹帥「教えないなら…力ずくでも!」

戦兎「なんか知らないけど、やる気か!
変身!」

万丈「変身!」

戦兎と万丈は仮面ライダーに変身した。

鷹帥「なんだよ、グリスじゃないのかよ。じゃあ、これにて失礼」

と、鷹帥はジャンプしながら去っていった。




だが、鷹帥はすぐグリスを見つけてしまう。

グリス「はぁっ!ぜんっぜんつまんねぇな!!」

それは、いつものように地獄から這い上がったショッカー戦闘員たちを倒していた時だった。

鷹帥「あんたがグリスだよね?」

グリス「なんだお前は!?」

鷹帥「ちょっと見せたいものがあってね」

グリス「…!?」

鷹帥「玉突き!」

カンっ!

グリス「なんだ、外してんじゃねぇか」

ビルド「カズミン!」

クローズ「カズミン!」

その時、ビルドとクローズが駆けつけたが…

グリス「あっ、お前ら、危ない!
うわあああっ!!」

その時、玉がグリスに直撃し、グリスの胸から月の形をした何かかが浮かび上がった。

クローズ「カズミン!おいなんだあれ!?」

鷹帥「なんでだよ!なんでムーンアクアじゃないんだよ!ったくあのトールギスのジジイめ!!」

Re: 魔法少年エトワール ( No.31 )
日時: 2021/04/12 20:23
名前: 寝切つく (ID: YSv.Ne/k)

千冬side

一方で俺たちは困ってるやつを探していた。
ん…?

千冬「鷹帥…!」

陽日「なんだ!?また変なやつかよ!」

火南「何やつ!」

鷹帥「(あれは…皇帝様?まあいい、ここは絶好のチャンスだ。今度こそ認めてやる…!)はっ、遅いよもう。こいつはもう虫の息だ」

陽日「もうダメなのか…!」

火南「諦めるな!まだ希望はある!ここは俺たちで奴を倒そう!俺に続け!陽日君!」

陽日「火南…おう!」

陽日と火南は変身する構えを取った。

「スターリンカネーション!!」

陽日のレオダイヤモンド、火南のアリエスルビーが心と共鳴するとき、エトワールに変身する…らしいな。

レオン「希望を司る獅子座のエトワール!エトワールレオン!!」

アリーズ「情熱を司る牡羊座のエトワール!エトワールアリーズ!!」

レオンは男性アイドルのようなヒーロースーツ、アリーズは王道ヒーローアーマーを付けた王道ヒーロースーツとなっている。

鷹帥「だからなんだよ。姿が変わっただけで意味が無いくせに。ジュモッキー!!」

ジュモッキー「ジュモッキー!!」

ジュピターマギウスの雑魚兵士、ジュモッキーの軍団が現れた。
ジュモッキーは魔女の力によって強くなったが未熟である戦闘員ってことだな。

レオン「戦闘員まであるのかよ!」

アリーズ「行くぞ!」

2人は簡単にジュモッキーどもを倒していった。
戦闘能力は高いからそうなるだろうな。

アリーズ「あとは貴様だけだ!!」

レオン「覚悟しろ!!」

鷹帥「それはどうかな?こっちだって魔女は用意してるんだからね。
さあ出てこい、飛行機の魔女・ジェシー!」

俺が生産したグリーフシードから魔女が現れた。

飛行機の魔女「byubyuびyぅnnnー!!」

アリーズ「また魔女か!?」

鷹帥「さあ、やっちゃって。けど、その前に…!」

と、鷹帥はグリスの月の力に指を指した。

鷹帥「そいつの月の力を食べときなよ」

飛行機の魔女「bゅuーん!!」

飛行機の魔女は月の力を食べた。

ビルド「カズミン!!」

クローズ「てめぇぇ!!」

クローズが手を出そうとしたが、飛行機の魔女の圧倒的なスピードに体勢を崩される。

クローズ「ぐあっ!!」

ビルド「大丈夫か万丈!!」

アリーズ「ならば我々が!火星魔法☆ファイヤースプレッド!!」

飛行機の魔女「bゅうびyuんー!?」

レオン「俺だって!太陽魔法☆サマーフラッシュ!!」

飛行機の魔女「びyuーnん!!」

鷹帥「何やってんだよ!早くやっつけて!!」

と、飛行機の魔女は目にも止まらぬスピードで2人のエトワールに襲いかかった。

レオン「うわぁ!!」

アリーズ「危ないヤツめ!!」

飛行機の魔女「びゅnびyuーん!!」

アリーズ「ふん!!」

アリーズが飛行機の魔女の後ろ部分を掴んだ。
何やらそこから炎を通すようだな。

アリーズ「火星魔法☆パッションファイヤー!!」

やはり両手から火を起こし、飛行機の魔女を燃やした。

飛行機の魔女「byuびゅびゅ!?」

アリーズ「今だ!
ブラッドランス!!」

血を吸収するたび強くなる槍型ステッキ、ブラッドランスを召喚したアリーズは、魔力をステッキに込める。

アリーズ「火星魔法☆スカーレットルージュ!!」

炎をまとった槍型ステッキが飛行機の魔女を突き刺す。

飛行機の魔女「bゅびyuうぅぅぅぅ!!」

魔女は焼き尽くされ、灰になり、その灰は風に吹き飛ばされた。

鷹帥「チッ、最悪だよ…!」

と、鷹帥は言い捨てて去っていった。

Re: 魔法少年エトワール ( No.32 )
日時: 2021/04/12 20:28
名前: 寝切つく (ID: YSv.Ne/k)

食われた月の力はグリスの元へ行き、グリスは意識を取り戻した。

グリス「俺は一体…?」

ビルド「大丈夫か?カズミン!」

グリス「ああ、まあな…って、そのカズミンって呼び方やめろ」

クローズ「まあいいじゃねぇか!」

アリーズ「これで一件落着だな!」

レオン「ああ!って、あれ?千冬は?」





一方で俺はというと。

鷹帥「またしてもムーンアクアではありませんでした。皇帝様」

千冬「まあいい。次こそ手に入れ、破壊するのだ」

鷹帥「はっ…」

鷹帥は俺の元から去っていった。

千冬「ふぅ…」

何やらここ、アルトリアに良からぬ者が来ているようだな。
そうか、これは…

千冬「ウルトラマンめ、ムーンアクアを手にするため、嗅ぎつけてきたか」