二次創作小説(新・総合)
- Re: 魔法少年エトワール ( No.33 )
- 日時: 2021/04/14 19:17
- 名前: 寝切つく (ID: 247YvwPY)
俺の過去は酷い。
それは、空腹に耐えれず、盗んだ金で菓子を買ったとき。
過去の千冬「メロンパンにアイスクリーム…」
俺はその時、不良と絡まれてしまった。
「おいおい?なんだそれ?」
過去の千冬「返して!返せ!」
アイスクリームとメロンパンは不良どもに奪われた。
「おっ、美味そうじゃねぇか!」
「このお菓子は俺らが預かってやるよ!一生な!」
過去の千冬「返して…返して!」
「うぜぇんだよ!」
過去の千冬「ひゃっ…」
「お前にこんなもの食う資格なんてねぇんだよ!バーカ!!ははははは!!」
結局、俺はお菓子を食べれず、親にこっぴどく叱られた。
馬帥「皇帝様?」
千冬「ああ、なんでもない。過去のことを思い出してしまった」
馬帥「確か、姉しか愛さなかったですよね?皇帝様の親って…」
千冬「そうだ。もうあんな奴らには会いたくない」
俺の生まれた世界はクソ喰らえだ。
もう二度と戻りたくない。
馬帥「しかしご安心を。貴方の危害たるものは全て我々が始末しましょう」
千冬「頼んだぞ」
- Re: 魔法少年エトワール ( No.34 )
- 日時: 2021/04/14 19:25
- 名前: 寝切つく (ID: 247YvwPY)
俺は白いパーカーを着てジュピターマギウスの外に出た。
相変わらずハンターたちで溢れている。
俺が築き上げた国…この国を壊し、作り変えようとするやつなんでいない。
千冬(今日も平穏で何よりだ…)
「おっ?なんだお前?」
なんだこいつ、コロコロコミックに出そうな熱血キャラか。
千冬「…お前こそ誰だ」
「俺は松山木馬!よろしくな!」
汚ぇ白い歯をニヤッと見せて俺に手を差し出した。
千冬「…千冬」
木馬「千冬…ってえぇ!?あの皇帝千冬か!?」
千冬「声が大きいぞ。それより、ひとつ忠告することがある」
木馬「なんだなんだ?」
千冬「…エトワールにはなるな」
決まった。
俺は木馬というアホを後にし、メルトソレイユへ瞬間移動した。
- Re: 魔法少年エトワール ( No.35 )
- 日時: 2021/04/15 07:42
- 名前: 寝切つく (ID: u/7f8T9m)
メルトソレイユ・ヒーローギルドにて。
ショウ「みんな、揃ったようだね!」
ギルド長のショウ・ロンポーだ。
かつてキュウレンジャーとして戦ってきたらしいな。
ショウ「ブレイブフランメ、ガイアロード、スカイハイ…だっけ?」
地球「そうですよ」
水鈴「てか忘れちゃうんですか?」
ショウ「そ、そんなわけないって!ぼくちんはいつでも記憶力がいいからね!」
ジュン「信頼出来んな…」
金汰「そうかもね」
トリン「無駄話はそこまで!」
キョウリュウジャーで活躍した賢者トリンだ。
キョウリュウシルバーにも変身する。
トリン「えー、諸君。君たちには伝えねばならないことがある」
陽日「なんだ?」
トリン「最近、この頃魔女の数が増えている。だが我々の知ってる魔女とは何か違うようだ」
火南「魔女だと!?」
ショウ「話は本当だ。どうやら鎧甲勇士という謎の種族が、魔女を操っていると目撃情報があったらしい」
急に真面目な顔になったな。
ショウ「魔女は月の力を食べ、力を増していると発表されて以来、鎧甲勇士は魔女を連れてきて月の力を食させるようになった」
トリン「SPDやリベリオンも調査しているが、それだけでは足りなくなってしまった。しかし、光の国からそれに協力したいと…」
ショウ「え?それって、宇宙警備隊のことかい?」
トリン「…かもな」
火南「それは心強い!」
水鈴「でも、協力といっても僕らを助けるとは限らないからね」
山登「うむ…」
光の国…そうか、ついにあいつらが来たのか。
ウルトラマン…!
- Re: 魔法少年エトワール ( No.36 )
- 日時: 2021/04/17 13:47
- 名前: 寝切つく (ID: aH1sOqbi)
だが、ムーンアクアは象帥が探している。
今回のターゲットは『仮面ライダーサソード』こと神代剣だ。
きっと…いや、必ずムーンアクアを見つけてくれる。
天津「やあ、神代さん」
象帥は天津垓という男に化け、サソードに近づく。
サソード「なんだ?」
天津「いきなりで悪いと思いますが、取引願いますか?」
サソード「いや、俺は今…」
天津「…まあいい」
天津は象帥の姿に変わる。
サソード「なっ!?」
象帥「では、貴方のムーンアクア…頂いてもらいますよ」
サソード「…!?」
象帥「玉突き!」
(カン!)
玉はサソードに直撃すると、胸から月の力が飛び出る。
サソード「あっ…!」
象帥「くっ、ハズレか」
どうやらムーンアクアではなかった。
そしてその頃…
トリン「…これは!ヒーローが襲われている!」
火南「なんだと!?」
ショウ「急いで向かうんだ!」
火南「ならば俺が行く!」
陽日「おい、待て!」
- Re: 魔法少年エトワール ( No.37 )
- 日時: 2021/04/17 14:10
- 名前: 寝切つく (ID: aH1sOqbi)
象帥「さて、まずはこいつの始末だ」
火南「待てい!」
象帥「ん?」
火南「悪党め!俺が相手だ!スターリンカネーション!!」
火南はエトワールアリーズに変身する。
アリーズ「戦いを司る牡羊座のエトワール!エトワールアリーズ!見参!!」
象帥「はあ、本当に呆れますね。まあいいでしょう。こっちには空腹に苦しんでる魔女がいますので。
さあ出てきなさい、カマキリの魔女シャナ!」
カマキリの魔女「▽□▽□▽□!!」
象帥「カマキリの魔女、月の力を食べなさい!遠慮なく!」
カマキリの魔女「□▽□▽□!!」
と、カマキリの魔女は月の力を食べた。
アリーズ「貴様!」
象帥「跡形もなく潰しなさい」
アリーズ「させぬぞ!火星魔法☆ファイアスラッシャー!」
カマキリの魔女「▽□▽□▽□!?」
象帥「ふむ、炎魔法で挑むとは。しかし、舐めてると後悔しますよ!」
カマキリの魔女「□▽□▽□!!」
(ズシャアッ!)
アリーズ「ぐはぁっ!」
アリーズは大きなダメージを受けた。
象帥「とどめをさしなさい」
その時だった。
レオンに変身した陽日がやってきたのだ。
レオン「そこまでだ!」
象帥「?」
レオン「これ以上お前らの好きにさせてたまるか!」
象帥「あら、獅子座のエトワールですか。まあいいでしょう。カマキリの魔女!」
カマキリの魔女「□▽□▽□!!」
レオン「太陽魔法☆プロミネンスバスター!!」
カマキリの魔女「▽□▽□▽□▽□▽!!」
アリーズ「よし、そのままいけ!」
レオン「ああ!太陽魔法☆バーニングボンバー!!」
カマキリの魔女は太陽の炎に包まれ、身を焦がされる。
カマキリの魔女「▽□▽…!!」
カマキリの魔女は消滅した。
象帥「ちっ、覚えておいてくださいよ…!」
- Re: 魔法少年エトワール ( No.38 )
- 日時: 2021/04/17 14:16
- 名前: 寝切つく (ID: aH1sOqbi)
サソードの月の力が取り戻され、意識も戻った。
アリーズ「よし!」
レオン「これでOKだな!」
ジュピターマギウスにて。
象帥「はぁはぁ…」
鷹帥「あれ?もう帰ってきたの?」
象帥「関係ないでしょ…」
鷹帥「情けない。それだから皇帝様に信頼されないんだよ」
象帥「貴方には関係ないことです。私こそが皇帝様に信頼されるべきですので」
鷹帥「あっそ」
象帥は鷹帥の元を去っていった。
鷹帥「あんなやつ、皇帝様が信頼する訳ないだろ。本当に信頼されるのは、この僕だけだ」