二次創作小説(新・総合)
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.142 )
- 日時: 2021/04/04 22:40
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第41話「再会 前編」
【スマブラ寮】
バタンっ
「いくら体力作りだからって、ストレッチやらされるなんて……」
リンク「ほら子リン、もう一息だよ♪」
子供リンク「絶対楽しんでるよね? 兄ちゃん!」
時オカさんと先輩、あんなに仲がいいなんて……。
雰囲気さえ変わらなかったら、ボクは彼と仲良く出来るのかな。
それを察したのか、1人の仲間が寮から出て行く。
こんな時間に、何処か行くのかなぁ。
【ボルトのお墓】
「…………」
ブレワイリンク「探しましたよ、アイクさん!」
アイク「息吹リンク……」
ブレワイリンク「お参りですか?」
アイク「まあな。あいつの好きなハンバーガーとジュースを備えようと思ってな」
ブレワイリンク「……。ボクは嫌だよ……」
アイク「俺もだ。ゼルダが言ってた、ボルトを復活するには天生牙の力を借りるか御霊を呼び戻すしか方法はないらしい」
ブレワイリンク「……」
アイク「俺たちはそれさえ気づかなかった、まるで全てを察してたかのようにボルトを止める事が出来なかった……」
ブレワイリンク「……。敵をとって、もう一度会いにいきましょう!」
アイク「……。そうだな」
今の僕たちがあるのは、彼が守ってくれたお陰なんだよね。
ルリアさんの身を案じて、君は自ら彼女の盾になった。
みんなが強くなれたのは、君のお陰なんだよ。
ねえボルトくん、また君と旅をすることって出来ないのかなぁ。
42話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.143 )
- 日時: 2021/04/05 08:00
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第42話「再会 中編」
【DFFNTの世界 ラストフロア】
ぎんっ
「バッツよ。本当に辛かったら俺が相手になる、だからお前は……」
バッツ「嫌だ!」
カタクリ「バッツ?」
バッツ「本当は知ってたんだ。ティナが敵になった事、我愛羅と睡骨から……」
カタクリ「……」
バッツ「一緒に幾多の戦いを乗り越えた時から、俺はティナに好いている! 言いたいことは沢山あるけど、今はティナを助ける事が最優先だ!」
蛇骨「!?バッツの兄貴、そろそろ構えた方がいいぜ。この殺気は……ただものじゃねぇからよ……」
鹿目まどか「大丈夫、バッツさんには1番大事な役目をお任せするよ!」
七海やちよ「ええ。それまでの時間稼ぎは、私たちに任せて!」
秋野かえで「何でも1人で背負わず、私たちを頼って下さい!」
バッツ「みんな……」
せつな「カタクリ殿、時間稼ぎは我々に任せて欲しい! その間あなたは彼を守ってくれないか?」
カタクリ「せつなよ、俺の決意はお前に言われるまでもなく分かっているはずだ! だが今は、お前の意思に従おう!」
蛇骨「おっ!? 亜空軍の配下も来たみたいだ、空中戦は俺に任せな!」
ティナに辿り着くにはまず、プリムやザコ敵集団を倒さないと行けない。
そいつらに指揮を取っている人がまさか、俺の大切な人だなんて信じられない。
もしかして蛇骨たちは、俺の為に時間を稼いでくれるんだろうな。
それまで俺は、待っているしかないな。
蛇骨「行くぞ、業火に飲まれやがれ!(地獄の火炎)」
鹿目まどか「悲しみの水泡よ!(フラッド)」
せつな「!?しまった、プリムの1体がバッツ殿の元に!」
秋野かえで「任せて下さい。凍って下さい、お願いします!(ダイヤモンドダスト)」
せつな「私の出る幕はなかったが、恩にきるぞかえで!」
秋野かえで「はい。必ず皆さんで生還し、バッツさんを安心させましょう!」
残るプリムたちの数は、1989体。
魔法少女たちがいるから、大体5分弱で決着が付きそうだな。
それを倒しても、ティナは次の奴らを呼び出す筈だ。
プリム軍団の後はカメックを始めとする雑魚敵、そしてティナだ!
空から襲撃して来ても、カタクリがお得意の能力で俺を守っているから心強いぞ!
43話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.144 )
- 日時: 2021/04/05 12:21
- 名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)
天竜です。
久しぶりにやちよ、かえでちゃんが出ました。蛇骨が炎を使うとは煉骨と炎でバトルすることもあるのでしょうか?
そして敵の数多いですね。2000近くもいるとはその後強敵との戦いもあるとなると厳しい戦いになりそうですね。ボルトみたいにやられる人も多くなりそうですね
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.145 )
- 日時: 2021/04/06 07:41
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
ありがとうございます。
可能性は、あります。
中でも子リンクが、彼らのために自ら犠牲になる場合もありますからね。
何とか生存するか、しないかは今後の展開になります。
それでは。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.146 )
- 日時: 2021/04/06 18:00
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第43話「再会 後編」
【DFFNTの世界 ラストフロア】
しゅうぅぅぅん……
鹿目まどか「よし、こっちは50位倒したよ! 蛇骨さん、そっちはどう?」
蛇骨「ああ。俺の方は1000体を同時に撃破したぜ、もうひといきだ!」
七海やちよ「凄い魔法ね、きっと私たちの助けになろうと必死なんだわ!」
蛇骨「あのさやちよの姉貴、今は俺そのものを高評価してる場合じゃねぇぞ(汗)」
ったく、ただでさえ中々バッツの兄貴に辿り着けねぇんだからよ。
しかし、次は雲や謎の雑魚敵軍団が大量に出現した。
どうやらあの扉から、現れてるみてぇだな。
あの扉そのものを閉じれば、敵が増えることはないかも知れない。
ヒュウゥゥゥン……
「久しぶりだな、蛇骨!」
蛇骨「よう蛮骨の兄貴、あの時以来だな!」
蛮骨「そうだな。既に俺たちの主から「裏切り者を滅せよ」との指令だからな!」
蛇骨「へっ。あの頃の俺は犬夜叉位しか頭になかったけどよ、今は違うんだぜ大兄貴! 俺や凶骨、霧骨 睡骨は今の兄貴たちと出会った事でやりたいことを思い出したんだよ!」
蛮骨「一丁前にほざくな、裏切り者が!」
蛇骨「同じ台詞で返してやるぜ、クソ兄貴!」
奈落って野郎にいいように使われた事なんか、思い出したくもない。
あの頃の俺なら、それが当たり前だと思っていた。
でも、今は違うんだ。
いつかの仲間であっても、蛮骨の兄貴は昔の兄貴じゃない。
一か八かで蛮骨にとどめを刺そうとした時、何処からかすげぇ馬鹿デカい力を感じたんだ。
ゴオォォォォ……
「これ以上勝手な真似は、私が許しません!」
蛮骨「も……申し訳ありません、ティナお嬢様!」
ティナ「蛮骨。私たちの使命はそちらにいる私の恋人を攫う事だった筈よ」
蛮骨「しかし、お嬢様が自ら出陣する事はありません!」
ティナ「いいえ、私がかつての部下の相手をします! その隙に蛮骨、あなたは私の恋人を頼みます!」
蛮骨「はっ、承知しましたティナお嬢様!」
こ、この威力は半端ねぇな。
まさか此処で選手交代とはいえ、俺は女とは戦いたくねぇ。
彼女を傷つけちまったら、返ってバッツの兄貴に叱られてしまう。
とにかく出来るとこまで攻めて行けば、時間を稼ぐ事は可能な筈だな。
44話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.147 )
- 日時: 2021/04/07 08:02
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第44話「新たな犠牲者、少年勇者の意思」
【DFFNTの世界 ラストフロア】
カキィン カキィン
「ほう、いい筋だな子供リンク!」
子供リンク「煉骨さん、あなたほどの人が亜空軍の配下だなんて!」
煉骨「ふっ、今は裏切り者を滅さなければならないのでな!」
子供リンク「へぇっ、それなら僕を倒してから言うんですね!」
リンク「子リン!」
トワイライトリンク「子リンク先輩!」
子供リンク「2人は来ちゃ駄目。スムージーお姉ちゃん、僕が抑えている間、トワプリンクくんたちをお願いします」
C.スムージー「分かった。さあお前たち、彼の意志に従わねば!」
カタクリ「子供リンク!」
ティナ「他所ごとを考えるなんて、余裕ね!」
カタクリ「くっ!」
もう、あの時のティナじゃない。
本当に君は、亜空軍の幹部になっているのか。
君を助けたらまた、幸せの日々に戻れるだろうか。
これ以上は我慢が出来ない、みんなが頑張っているのに俺は!
すっ……
「落ち着け、バッツ!」
「まどかさんたちは何のために、時間を稼いでいると言うんですか!」
バッツ「クラウド、サラダ……」
銀骨「ギシシシシ。いかにも大事な役を任されているあんたが動けば、この作戦は失敗に終わるぞ!」
御坂美琴「ええ。それこそ先の戦いで逝ってしまったあいつに、ボルトに顔向け出来ないわ!」
東仙「なら我々も、鹿目たちを援護しよう!」
檜佐木修兵「そうですね、東仙さん!」
蛇骨「!?お、おい檜佐木の兄貴。とわの姉貴はどうしたんだよ?」
檜佐木修兵「大丈夫だ、彼女は美樹たちに任せてあるから心配はねぇ!」
蛇骨「へっ、いい子ぶりやがって!」
ティナ「重力の闇よ!」
蛇骨「待っていたぞその力を、魔封剣!」
ティナ「えっ!?」
子供リンク「蛇骨お兄ちゃん……ッ!?えっ……?」
煉骨「余所見はするな……、先程そう言ったばかりだろ? 少年勇者よ」
子供リンク「……。ごめん……ね……、みん……な……」
檜佐木修兵「……っ!!」
蛇骨「子リンクの兄貴!!」
希望確定の子リンが、やられた!
俺が彼を助けに行こうにも、霧骨やスムージーに抑えられている。
瀕死の重傷を負った子リンを受け止めたのは、海賊狩りの異名を持つ緑髪の剣士。
しかし子リンの傷は深過ぎていて、いくら回復魔法を唱えても彼の意識は消えかけていたんだ……。
45話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.148 )
- 日時: 2021/04/07 08:55
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第45話「仲間の死、再び」
【DFFNTの世界 ビサイド】
しゅんっ
「小さなリンクくん!」
子供リンク「……。最後に……、会えましたね……? 透お姉ちゃん……」
本田 透「な……何を言ってるんですか? そんな事を言うなんて君らしくもないですよ?」
草摩 夾「……いや。真実なんだよ透、こいつは……子リンクはもう……」
本田 透「……。どうしてですか……? どなたか、嘘だと言って下さい!!」
我妻善逸「透ちゃん!」
今の状況そのものを、彼女は知らないんだよなぁ。
これ以上は危険だからと言って、炭治郎の提案で安全な場所に避難したけど。
子リンクの傷は未だに止まらず、徐々に意識も途絶え来ている。
透ちゃんが取り乱すのも、無理はない気がするんだよなぁ。
ザザーン ザザザザーン
子供リンク「はは……。やっぱり僕は……、みんなの足を引っ張ってばかりですね……」
竈門炭治郎「何を言ってるんだよ子リンクくん。君はどんな時だって、諦めずに俺たちを導いてくれたじゃないか!」
胡蝶しのぶ「そうですよ。私たちはいつも、君の勇気ある行動に助けられて来ましたから!」
子供リンク「……鬼殺隊の皆さん……」
煉獄杏寿郎「うむ。それを君は我々の足を引っ張っていると言う、それは違うぞ少年勇者よ!」
富岡義勇「そうだ。たとえお前が敗れたとしても、仇は俺たちが討つよ!」
胡蝶しのぶ「富岡さん、そんな大人気ない事を言ってるから皆さんに嫌われるんですよ?」
宇髄天元「まあ、派手な戦いで此処までよく頑張ったのは実に感心だ!」
子供リンク「……みんな……、ありがと……う……」
バタっ…… しゅうぅぅぅん……
竈門炭治郎「………。君に出来なかった事、俺が……俺たちが引き継ぐよ!」
我妻善逸「……。この戦いが終わったら、彼の大切な仲間たちに俺から事情を話して置きます!」
富岡義勇「そうだな。これで、俺たちのやるべきことは決まったな!」
ゴウ「はい。もう一度ラストフロアに戻って、みんなを加勢しましょう!」
宇髄天元「そうだな。何もしないまま仇を討つなんて、派手に反対だ!」
コハル「よし、彼やボルトくんにもう一度会う為にも……私たちは私たちのするべき事をやり遂げましょう!」
時透無一郎「僕はどちらでもいいけど、その前にあの2人はどうするの?」
胡蝶しのぶ「……。私たちがいたらややこしくなりますし、今はそっとして置いた方がいいかも知れませんね!」
煉獄杏寿郎「うむ。我々がいては、ゆっくり出来ないからな!」
流石煉獄さん、素晴らしい判断だよ。
目の前で大事な仲間を失ったのは、これで2人目だ。
特に女の子の方はショックが大きいから、今はそっとしといた方がいいかも知れない。
俺たちは先に戻っています、2人は後から来て下さい。
46話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.149 )
- 日時: 2021/04/07 10:07
- 名前: 天竜 (ID: 344/XKJR)
天竜です
子リンクまでやられてしまいましたね。これ以上犠牲者が出ないといいですね。まだ戦いが続いてるので他の人達には頑張ってもらいたいですね。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.150 )
- 日時: 2021/04/07 10:28
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
コメントありがとうございます。
そうですね、これ以上仲間を減らさないように各部隊には頑張って貰わないと行けません。
ちなみに今回の4章では、更木隊長と藍染さんや残りの敵たちの出番はありませんのでご了承下さい。
鬼滅の刃キャラをメインに、味方勢の7人隊の5人やコハルたちを筆頭に活躍します。
設定ですが、霧骨は毒系 睡骨は水系 凶骨と蛇骨は炎系と回復系が使えます。
魔封剣は蛇骨のみ使用出来るので、タイミングがあったら睡骨にも回復魔法を使用させますよ。
それでは。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.151 )
- 日時: 2021/04/07 14:03
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第46話「泣き崩れる少女」
【DFFNTの世界 ミッドガル】
しゅたっ
「辺りを見渡して来たよ、今の所は敵の気配がないから安心していいよ夾!」
草摩 夾「そうか……」
草摩槏人「………。僕もいつ理性が張り裂けそうになるか分からない、でも夾。お前には僕の出来ない事をやって欲しいんだ!」
草摩 夾「当たり前だろ、あんたに言われるまでもねぇさ!」
草摩槏人「そうか。じゃあ僕は行くよ、また被害が出るといけないからね!」
草摩 夾「ああ……」
草摩槏人「そうだ夾、君にいい事を教えてあげるよ!」
草摩 夾「何だ?」
草摩槏人「かつての僕なら君を始めとする十二支たちを拘束していたかも知れない。でも……。今は違うんだ、そんな僕を変えてくれたあの2人がいたから今の僕らがあるんだ!」
草摩 夾「………。そうだな……」
魔人・ガノンドロフと互角に戦い、もう少しという所で力尽きたボルト。
そして敵になった七人隊の煉骨との戦いで、この世を去った幼き勇者・子供リンク。
槏人はこいつらがいたから、昔の自分から決別したと語り出している。
まっ、俺は好きな人が……透が俺の傍にいてくれたから自分自身を変える事が出来たけどよ。
ゴォォォォォ…… ボオォォォォン……
草摩 夾「………」
「…………」
草摩 夾「話に聞いてたとはいえ、何てデカさなんだよこれは!」
本田 透「……ん……?」
草摩 夾「よっ、気が付いたか透!」
本田 透「……? き、夾くん………っ!!な、何でこの状態なんですか私は!?」
草摩 夾「待てよ透、炭治郎たちは俺たちの事を思って2人になれる場所を作ってくれたんだ!」
本田 透「……じ、じゃあ……小さなリンクくんが逝ったのは……本当だったんですね……?」
草摩 夾「ああ……。事実だ……」
本田 透「……う う う………。うわぁぁぁぁぁーーーーん………」
草摩 夾「…………ッ! 透………」
くそっ、俺だって泣きたいのを必死に堪えているんだよ馬鹿!
そう思っている奴らは、他にも沢山いるんだ!
息吹リンクも何処かで、涙を堪えながら戦っている気がする。
だが今は……今は俺が傍にいるから、思いっきり泣いてもいいぞ透……。
47話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.152 )
- 日時: 2021/04/07 17:13
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第47話「息吹リンクVS格闘少女・ティファ 前編」
【DFFNTの世界 炭鉱都市ナルシェ】
「ふぅ〜。この辺りの弱い敵たちは何とか倒せましたね!」
草摩紅葉「!?い、息吹リンク! 危ない」
ブレワイリンク「……ッ!!」
ガンっ
「まさか、私の拳を1発で受け止める人がいるなんてね!」
ブレワイリンク「まさかあなたまで……、どうしてなんですか? ティファさん!」
ティファ「決まっているでしょ。あなたを倒して、クラウドを取り戻す為よ!」
草摩由希「!?どうやら狙いはあなたのようだ、必ず俺が守って見せます!」
クラウド「………」
本当は、こんな形で戦いたくないんだろうね。
だから、かなり躊躇しているかも知れない。
いくら古い知り合いでも、俺が此処にいるからには守りたい。
また新手の登場か、俺の本気をこの場で見せよう!
ゴォォォォォ……
草摩由希「飛行系の敵には、これが弱点だ! 天翔ける稲妻よ(サンダジャ)」
魚谷ありさ「すげぇ。まるでこいつの意思に術が応じてるみたいだ(汗)」
クラウド「いや、その逆だろありさ(汗)」
確かに由希の言うことにも一理ある、でも俺は……。
あの時の自分から決別し、此処まで強くなれたんだ。
だからこそだ、ティファにもう一度会う為に俺は強くなれた気がする。
済まない由希、じっと待つ事が出来ない無力な俺を許してくれ。
48話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.153 )
- 日時: 2021/04/08 06:30
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第48話「槏人の新たな力、覚醒」
【DFFNTの世界 月の渓谷】
佐倉杏子「くっ……。まだまだ力は健在って所かよ……」
日暮とわ「元七武海の人だから油断してたけど、こんな力は見た事がないよ……」
美樹さやか「ううっ……。このままじゃ……、キリがない……」
「やあ、僕が加勢しようか?」
もろは「……!?な、何て強い威力だよ!」
美樹さやか「違う、これこそが彼女の……草摩家当主の本来の力なんだよ!」
草摩槏人「みんな、よく頑張ってくれたね! 後は僕に任せてくれないか?」
佐倉杏子「本気かい? あたしらでも厳しいのに、あなたにお任せしたら危ないぞ!」
草摩槏人「心配しないで。それに、僕の本気を君たちにも見せてやりたいんだ!」
日暮とわ「槏人さん、透さんたちは?」
草摩槏人「大丈夫。透の事なら心配はいらないよ、今透の側には夾が付いているからね! それにお前たち、かなりダメージを受けているな? 僕が来るまで、よく持ち堪えてくれたね!」
サー・クロコダイル「!?おい貴様、俺が攻撃した箇所を治すとはどう言う事だ?」
草摩槏人「いちいち蚊に触る言い方だね。大体君が悪いんじゃないか、僕の大切な仲間たちを此処まで傷つけておいてさ……」
ジゲン「槏人よ、俺も加勢しよう!」
草摩槏人「ああ。こいつは僕たちの獲物だからね、僕についてこれるかな? ジゲン!」
ジゲン「ふっ! 誰に物を言っているんだ、同じ言葉を返して貰うぞ!」
草摩槏人「ふふふっ。こんな楽しい任務は初めてだよ、これで僕自身の全力を出す事が出来るからねぇ!!」
僕自身がこんなに怒りを覚えた事は、今までなかった。
かつては全宇宙をかけた大会で、あの孫 悟空と互角に戦った奴が僕に助太刀してくれる。
それに美樹たちは気付いていない、このフロアの何処かでリフレクが掛かっている事を。
時には当時の当主としての力を出さないと、由希たちに顔向け出来ないからね。
しゅうぅぅぅぅぅん……
美樹さやか「凄い威力、あれが……草摩家当主の本来の姿なの?」
カリフラ「ああ。あの方にやる気を起こしてくれたのは、あのお方なんだ!」
ケール「あ、姉さん! その先をお話していいんですか?」
カリフラ「………。分かってるよケール、この先は全てが片付いてからだからなぁ、全くあの方の熱意には負けるぜ!」
もろは「なあカリフラ、さっきから聞いてたけどさ。あの方ってもしかして……!?」
カリフラ「!?危ねぇ、もろは!」
もろは「わっ!!」
美樹さやか「もうっ! 今は大事なミッション中なんだから、気を抜いては駄目だよ?」
もろは「め、面目ありません!」
カリフラ「あたしも、深くお詫びします……」
やれやれ、特に手間をかけないといけないのはカリフラだな。
かつての頃の力はなくても、魔法そのものを強化したら強くなりそうだ。
その為の時間稼ぎは知らないが、今はあの人が頑張ってくれている。
あたしたちが動く時は、何かあった時の為そのものかも知れないな。
49話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.154 )
- 日時: 2021/04/08 08:07
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
キャラ紹介
草摩槏人
現在の草摩家当主。
前当主だった母・蓮に男として育てられた。
実は、男勝りが強い女性。
同じくらいに強い霊力を持つ巫女・桔梗の意思に従って、美樹さやかたちの前に現れた。
過去との記憶から決別する為に、親愛なる師匠・桔梗の元で魔法習得の為の訓練を続けている。
師匠である桔梗こそが、1番安心出来る人だと彼女は思っているらしい。
1人称:僕、またはボク 2人称:君、または名前
性別:女性
性格:基本的は頼れる姉気分的な存在だが、尊敬する人や傷つけられる仲間を見たら理性を失って怒り出す場合もある。
好きなもの:仲間、草摩紅野(恋愛) 子供たち ふかふかしたものやスイーツ類
尊敬する人:本田 透、桔梗 魔力の高い女性ファイターたち
嫌いなもの:親
CV:坂本真綾
槏人「……。差別される側が僕ならまだしも……、僕の1番尊敬するあの人を……桔梗様を悪く言うな!!💢」
以上です。
今後の更新は、今回紹介した彼女を筆頭に色んなキャラたちを出して行きますね。
それでは、本編の続きは作者が戻り次第更新します。
時間帯は不定期なので、ご了承下さい。
後、「このキャラの紹介文描いて!」などのリクエストも受け付けています。
作者の知ってるキャラしか無理なので、ご注意下さい。
※もしキャラ紹介についてのリクエストをするなら、特に作者が1番好きなFFやDQ、スマブラシリーズの中からお選び下さい。
スマブラはSPまで持っていますが、DXは未経験です(汗)
本編49話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.155 )
- 日時: 2021/04/09 06:39
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第49話「無念の敗北」
【DFFNTの世界 ラストフロア】
しゅうぅぅぅん……ボカーーーン
「今回はお互い痛み分けって事にしましょう。そしてバッツ、次に会えた時は必ずあなたを助けて見せるわ!」
バッツ「ああ。俺だって同じさ、俺も君に同じ台詞をお返しておくよティナ!」
ティナ「ふふっ。その時までせいぜいクラウドたちの力になる事ね、さああなたたち。一旦戻るわよ!」
蛮骨「はい、お嬢様!」
煉骨「お前たちとは次こそ決着を付けたい、それまで十分に己の弱さを知ることだな!」
ガノンドロフ「では光の戦士たちよ、また会おう!」
やはり、一筋縄では行かなかったようだな。
今回はこちらの負けで、何とか防げたけど。
今は奴らとの再戦の為にも、子リンク殿やボルトの最後の別れを行うしかないな。
その後各地にいる部隊も引き上げたが、透殿と時リンク殿が落ち込んでいる。
【本拠地バラムガーデン:ロビー】
加賀「以上が、今回の報告です!」
キスティス「……。かつての知り合いの2人までがまさか、向こう側に付いてしまっていたなんてね……」
蛇骨「はい。奴らの力は僕らの強さを遥かに超えていました、それでキスティスの大姉貴! その後透たちはどうしていますか?」
キスティス「大丈夫よ。医療室でしっかり休んでいるわ!」
蛇骨「まずは、一安心ですね!」
草摩由希「………」
加賀「どうかしましたか? 由希さん」
草摩由希「確かティナたちが最後、正気に戻す為のヒントやこちらとの再戦を望んでくれたかのような言い方をしていました!」
蛇骨「そうだな。今は俺たち自身の魔法の強化を含めて、逝ってしまった仲間2人の最後のお別れ会も後日開こうぜ!」
加賀「ええ。とにかく皆さん、今はゆっくり休んで下さい!」
加賀さんの計らいにより、俺たちは各自設けられた部屋で英気を養う事になった。
槏人と道中で過ごしたけど、今はそっとしといた方がいいかも知れない。
尊敬しているあの人に、今回の無力さについて話していたからね。
何よりみんなにとって1番のショックは、子リンクくんの死が大きいかも知れないな。
50話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.156 )
- 日時: 2021/04/10 07:21
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第50話「海賊頭領の気遣い」
【バラムガーデン デッキ】
「………。済まないレェン、僕がもう少し力を覚醒出来ていたら仲間を失うことはなかった……」
レェン「槏人さんのせいじゃないですよ。そもそも本当に悪いのはあの人たちですから!」
草摩槏人「……。君は真っ直ぐな目をしているんだね……」
レェン「………。私も何故か苦手なアレに操られた事がありましたから………」
あの時は、街の人たちを助ける為に克服しようと必死だったからなぁ。
それとは別に今回は、目の前で2人の仲間を失うことになってしまった。
ティナさんを助ける為には少しでも力を付けて、そしてバッツさんを安心させないといけない。
その前に蛇骨さんが言ってた、お別れ会も控えているからなぁ。
しゅっ
「此処にいたか、レェン!」
レェン「あ、スコールさん! 何か変化はありましたか?」
スコール「ああ。特に女性の方がかなり泣き崩れてしまっているが、彼女を知る人物が側にいてくれるそうだ……」
レェン「………。やっぱり、夢じゃなかったんでしょうね……」
草摩槏人「透が泣いてる理由は、ボクにも責任があるから免れないよ……」
「くっだらねぇな。何もそこまで気にする事はねえだろ!」
レェン「!?ふぁ、ファリスさん!」
ファリス「急にデカい声出して済まないお前ら、此処からは俺に任せてくれないか?」
スコール「確かにそうだな。場所を変えようか、レェン!」
レェン「はい!」
少しでも、草摩家当主さんが本来の任務を思い出してくれると嬉しいかな。
逆に私もあの頃に比べて、大分戻って来たからね。
あの頃の冒険があったから、此処にいるみんなと会えた気がします。
槏人さんの事も気になりますが、今はファリスさんに任せましょうか。
草摩槏人「ファリス……、僕は……」
ファリス「いや、謝るのはお前のせいでもない。俺なんだ……」
草摩槏人「えっ!?な、何だよその言い方は?」
ファリス「俺もさ、復讐という負の感情に巻き込まれそうになった事があったからさ……」
草摩槏人「……。僕たち、似ている所があるんだね……」
ファリス「ああ。だからといって槏人、お前が信じている絆は違うぞ!」
草摩槏人「えっ……!?」
ファリス「シンから来たって言う馬鹿が言ってた話なんだが……本当の絆って言うのは大切な仲間の力になってこそを言うんだ!」
草摩槏人「………」
ファリス「要は誰かが背負っている出来事をよ、俺たち2人や他の連中で力を合わせて助けるのも本来の絆に関係するんだ!」
草摩槏人「そうだったのか……。なのにボクはあの時、透の気持ちも知らずに傷つけてしまうなんて……」
ファリス「透に謝りたいのは分かるが今は無理だ、目の前で大事な仲間2人を失っちまったから混乱しているよ……」
草摩槏人「……ふふっ、君には敵わないよファリス! どうして僕は素直に認められなかったんだろうな……」
ファリス「はは、少しは緊張感が解れたみたいだな槏人!」
草摩槏人「ああ。君のお陰だよファリス、君が最後までボクの気持ちを受け入れてくれたからボク自身の心が満たされた気分になれたよ!」
ファリス「!?か……、勘違いすんじゃねぇぞ。お前にはまだまだ頑張って貰わないと、俺たちが困るんだよ馬鹿!」
草摩槏人「あはははは。ああ、全くその通りだよ!」
こんなボクでも、受け入れてくれる仲間たちがいる。
今まで呟いていたあの頃を思い出して見ると、本当に恥ずかしい位だ。
同じ様な出来事を持つ仲間がいると、少しだけ共感している気がする。
確かにファリスの言う通りだ、今は透に合わない方がいいかも知れないな。
51話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.157 )
- 日時: 2021/04/10 10:33
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第51話「一緒にいたい、透への想い<1>」
※きょんるメインのシナリオです、最初はバッツ+夾の友情オンリーで行きますのでご了承下さい。
【学生食堂】
ことっ
「そこ、座ってもいいか?」
「勿論いいぞ、丁度退屈だったからな!」
滅多にない機会だからな、たまには俺も恋の先輩に相談するかな。
何でもこのお昼近い時間帯になると、ガーデン生徒がやたら多い。
しかも俺が此処に中々来ない割には、予約制で通していやがる。
まさかエンヴィーの奴、余計なことしやがったな……?
【回想:バラムガーデン2階 教室】
『なあ夾、そういう悩みならこのエンヴィーに心当たりがあるぜ!』
草摩 夾『はあ?』
エンヴィー『だから! 要は似たような悩みを抱えてる奴に、心当たりがあるって訳よ!』
草摩 夾『誰なんだよ。勿体ぶらずに早く言えっての!』
エンヴィー『………。おいおい、何なんだよその「めんどくせぇな……」的なオーラはよ……(汗)』
草摩 夾『あのな。此処でお前と話してる時間よりも、俺はあいつの側にずっといてやらなきゃいけねぇんだよ!』
エンヴィー『それさ、槏人本人は知ってんの? あんたと透が好き合ってるって事をさ』
草摩 夾『………。見破られたんだよ、あの野郎より先に東の大国から来たと言うお転婆王子様に……』
エンヴィー『あっ……、それ多分リンだわ……(汗)まっ。ボクが言うと説教に聞こえるかも知れないけどさ、1人で抱え込むより話し相手とかいたら少しは楽じゃないか!?』
草摩 夾『えっ……!?』
エンヴィー『ラストや加賀姉から話は聞いてるよ。背負い込み過ぎてる本当の理由、それは透をあんた自身が助け出せなかった事だ!』
草摩 夾『………』
エンヴィー『夾。君が抱いてるその愛が本物ならさ、いつか槏人にも打ち解けた方がいいかも知れないよ。いつまでも打ち解けないとさ、あいつはお前の前で再び透を傷つける事になるからね?』
草摩 夾『……っ!!』
あの衝撃的な事実を聞いた以上、俺はかなり悩んだんだ。
エンヴィーの言ってることは、悔しいけどすげぇ正しい。
なるべく人目がない場所がいいと提案したら、前もって予約をして置いてくれると言っていた。
それが本当に、実行する事自体が珍しかったよ。
改めて思うと、俺もバッツも互いの好いている奴の事で悩んでいるからな。
52話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.158 )
- 日時: 2021/04/10 18:06
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
女剣士です。
第5章突入記念を祝して、味方キャラと敵キャラを募集します。
名前:
性別:
性格:
1人称:
2人称:
味方キャラor敵キャラ:
好きなもの・人・事:
嫌いなもの・人・事:
趣味:
〜サンプルボイス(常連者さんのみ4つです)〜
「」
「」
「」
〜主な候補作品〜
ドラゴンボールシリーズ(※人造人間系ですが、16号 17号 18号、21号(善)のみ味方です)
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
半妖の夜叉姫
ボルト ナルトネクストジェネレーションズ(※カワキは味方キャラです)
ファイナルファンタジーシリーズ(※作者はDFFでは012とWOFFマキシマ、本家は9までプレイ済みです)
忍たま乱太郎
星のカービィ(アニメ版)
以上です。
皆さんからの応募、お待ちしています。
それでは。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.160 )
- 日時: 2021/04/11 05:33
- 名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)
天竜です。リクエストします。6人とも味方でお願いします
花寺のどか、魔法は白魔法
「私の力でみんなを助けるよ」
「敵が近くにいるから気をつけて」
「そんな……私が弱いからいなくなっちゃうんだ」
平光ひなた、魔法は黒魔法(ひなたは他の人をアダ名で呼びます)
「どんな相手だって倒すよ!」
「危ないよ!」ドン!(体当たりして攻撃をかわさせた)
「私が敵を倒すことしか考えてなかったから……こんなことになったんだ」
沢泉ちゆ、黒魔法
「皆さんと一緒に戦います」
「油断しちゃだめよ!まだ敵はいるのだから」
「……仲間を守ることができなかった」
黄瀬やよい、白魔法
「私、皆の役にたてるように頑張ります」
「……よ、避けてください」
「……私が弱いから皆がいなくなっちゃうんだね」
緑川なお、黒魔法
「よし頑張るよ!」
「敵が後ろにいたんだから気をつけてね!私がいなかったらやられてたよ
「……嘘だよね!いなくならないでよ!」
星空みゆき、白魔法
「私、頑張るよ」
「……危ない!……うっ」庇って敵の攻撃を受けた
「……どうして……私が弱いせいなの?」
これでいいですか?追加があったら教えてください。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.161 )
- 日時: 2021/04/10 21:08
- 名前: ゼット (ID: 0zy7n/lp)
ゼットです。
我愛羅の言い方の件については全然構いませんよ!
あと、言い方がそうでなければコメントするんでよろしくお願いします。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.162 )
- 日時: 2021/04/10 21:49
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
天竜さん
わざわざ済みません、ありがとうございます。
第5章に入りましたら、彼女たちの出番を考えておきますね。
ゼットさん
よかったです、我愛羅はクールな性格があるので正直不安でした。
もっともっと、精進して行きますね。
それでは。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.163 )
- 日時: 2021/04/11 08:49
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第52話「お互いの気持ち 前編」
【コーリンゲンの村 宿屋・酒場】
カランカラーン
エアリス「………」
「珍しいわね、あなたが私を呼び出すなんてさ!」
エアリス「うん。美琴とね、お話したかったから呼んだの! あ、彼女にカルピスお願い出来ますか?」
酒場の店主「了解です、お嬢!」
御坂美琴「お、お嬢って呼ばれているのね……」
エアリス「うん。最初は恥ずかしかったけどね、自然と慣れて来たらそうも言っていられなくなったよ」
御坂美琴「ふ〜ん。あっ! 加賀さんも用事が終わったらこの村に来るって!」
エアリス「大丈夫大丈夫。前もって私たちのみの貸し切り、て言ってあるから!」
御坂美琴「エアリス……。あんたってそういう所とかはしっかりしているわね……」
まるでこの人自身が、この村に嫁ぐ的なオーラを見せているけど。
以前私は彼女の目を盗んで、カタクリに彼女の未来を見せて貰った。
その現象を見る限り、あの戦いが思い浮かんでしまうの。
スカーも経験した事がある、あの悲劇が再び起こらないとは限らない!
酒場の店主「はい、サービスです!」
御坂美琴「そんな。私たち、これを注文した覚えはありませんよ?」
酒場の店主「ロックやお嬢から承っています、あなた方にはいつも彼らを親切にして下さっていますので!」
御坂美琴「……。そこまで言うなら、仕方ないわね……」
酒場の店主「いらっしゃいませ、こちらの席へどうぞ!」
加賀「ありがとうございます!」
御坂美琴「加賀さん。用事は終わりましたか?」
加賀「ええ。後はこちらがやるとデルタさんと麒麟丸さんが申し出てくれたから、お言葉に甘えて来たわ!」
エアリス「デルタってさ、かつて属していた組織の頃から変わってないですよねぇ〜!」
加賀「エアリスさん。あなたならそう言うと思って、赤城と夕立に彼女たちの監視を頼んで来ました!」
エアリス「あ、やっぱ予想通りでしたか?」
加賀「勿論です!」
御坂美琴「積もる話もあるけど。ねえエアリス、肝心の事は分かっているの?」
エアリス「……。帰って来る前に凶骨から釘刺されたわ、ロックを悲しませたら許さないって!」
御坂美琴「いわゆるプレッシャーね、それは……」
加賀「ええ。仲間であり頼もしい新人でありながらも、人の恋愛には厳しい方と言ってもいいわ(汗)」
エアリス自体が、恐怖に怯える事自体滅多になかったわね。
凶骨……、あんたのその迫力が凄いわ。
私と加賀さんでさえも、厳しく言えないのに。
元敵ならぬ殺意、只者じゃないわね。
52話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.164 )
- 日時: 2021/04/11 09:24
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
作者からのお知らせ
続きを楽しみにしている皆さまに、報告します。
52話から第5章では、暫く平和ネタが続きます。
呪われしティナと呪われしティファ戦も、8章か9章に開始しようと考えています。
これから作者が不在になるので、続きは夜以降になりますのでご了承下さい。
それでは。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.165 )
- 日時: 2021/04/11 21:44
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第53話「兄弟同士の手合わせ」
【月の渓谷】
カキィン カキィン
ブレワイリンク「はあーーー!」
「ふっ……!」
ブレワイリンク「えっ!? に、兄さん。何処ですか?」
「こっちだ!」
ブレワイリンク「痛っ!」
不意打ちなんて、酷いよ兄さん。
こうして稽古を付けてくれるのは良いけど、時には手加減してよ。
勝負に待ったはなし! これは、理解出来る。
かなり時間も経過している為、お互いの特訓は終わった。
「時にはロック、あんたがリンクに修行を付けるとはな」
ロック「まあな。まだまだやる事は山積みだけど、今は1つ1つ解決して行かなきゃいけないんだ」
草摩 夾「………」
真波山岳「まるで、空はずっと晴れたままなんですね」
草摩 夾「そうじゃない。時には休息も必要だからな」
ロック「山岳。あんたの目標は何だい?」
真波山岳「そうですねぇ。ボクの目標は我愛羅くんみたいに強くなる事ですね!」
我愛羅「俺か?」
真波山岳「はい。ロードレースとは違った楽しさもあって、常に冷静で対処出来る素質もあるから尊敬します!」
我愛羅「ふっ。生半可な気持ちでは、俺みたいに強くなる事は出来ないぞ!」
これも、目標への一歩かも知れない。
特に今の状況とかを、見破っていないと難しいかも知れない。
俺にもその素質を掴む為に、少しずつ訓練を積まないと行けない気がする。
その前にまずは、魔法習得から習おうかな。
54話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.166 )
- 日時: 2021/04/12 22:27
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第54話「最後の別れ」
【子供リンクのお墓前】
チーン チーン………
「………」
子リンクくん、今まで私たちが無事でいられたのはあなたのお陰だよ。
色んな戦いもだけど、沢山の旅の中で私は色々な事を教えて貰った気がする。
次に会う時は、2人を狙った人たちを倒してからになるよ。
それまで私たちの戦いは、終わらないから。
「………サラダさん………」
うちはサラダ「私は……、少しくらい役に立っているのかな?」
レェン「………」
うちはサラダ「まさかあの時の戦いで、ボルトに続いて子リンクくんまで逝っちゃうなんて……」
「大丈夫だ、サラダ!」
うちはサラダ「パパ……」
うちはサスケ「俺たちはそれ以上の力を強化し、いずれ奴らとはケリを付けなければならない!」
ラスト「要は悲しむ暇はないってことよ? お嬢ちゃん!」
グラトニー「おで、許さない! ボルトたちの仇、討ってやる!」
プライド「しかし、肝心の彼らもまた……我々の邪魔をするのを諦めていません」
うちはサラダ「だからこそだよ。これ以上私たちの為に、誰かが犠牲になるなんて嫌だよ!」
レェン「サラダさん……」
ラスト「気に入ったわ。奴らとのリベンジに備えて、修行出来る場所を加賀って娘に頼んでみるわね!」
プライド「なら私も、お手並み拝見と行きましょう!」
故に私たちの中に、バッツを始めとする戦士たちが残っている。
愛する者を奪い返すことが、奴らの狙いだとしたら対策を練る必要があるわね。
敵軍に堕ちた魔導の娘、ティナ。
彼女と互角に戦えそうな仲間と言えば、やっぱりバッツしかいないわね。
55話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.167 )
- 日時: 2021/04/13 05:41
- 名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)
天竜です
サラダみたいに悲しんでいる人は他にもいるかもしれませんね
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.168 )
- 日時: 2021/04/13 07:15
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
そうですね。
次はリンク編を描きたいと思います。
サラダ編では父親のサスケ、元ホムンクルスのラストたちに励まされましたから。
どんな立ち上がりを見せるのか、頑張って描きますね。
それでは。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.169 )
- 日時: 2021/04/13 08:38
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第55話「初めての乗り物」
【空艦バトシエ 艦内】
「………。凄く大きい……」
草摩由希「ようこそグラン ビィたち、空艦バトシエへ!」
ラカム「おっ!?あそこは会議室っぽい空間だな、ちょっと拝見して来るよ!」
カタリナ「!?待てラカム、その前にジュリエッタ殿に許可を貰わなければならんぞ!」
ビィ「……。あの姉ちゃんなら心配はねぇ見てぇだな、グラン!」
グラン「そうだね……」
今まで僕らが乗って来た飛空艇とは違い、この船には武器とか必要な物がある。
それ自体を制作した人・ジュリエッタさんの技術は、本当に素晴らしいな。
色々な所を見渡すと、王国兵の人が立っている。
こりゃあラカムさんが興味津々なのも、納得出来るかな。
がちゃっ
「おかしい……、何処に行ったんだよゼルダの奴!」
ルリア「アイクさん、どうかしましたか?」
アイク「グランたちか。ゼルダを見てないか?」
ビィ「紫のドレスを来た姉ちゃんか? オイラたちは見てねぇけど」
「仕方ないわ。アイク、もう少しだけ探して見ましょうか?」
アイク「そうだなアウィン。それとグラン……だったな? 此処を自分の家だと思ってゆっくりして行ってくれ!」
アウィン「……ってあなたは、何処に行くつもりなの?」
アイク「決まっているだろ。ゼルダが行きそうな所を隅々まで探すんだよ!」
赤城「いやいやいやアイクさん、新人さんたちを案内しなくていいんですか?」
アイク「済まない。ゼルダの事しか頭にぬいから、後は頼むぞアウィン!」
アウィン「!?ちょっと待ちなさいよアイク、………ったくもう! 落ち着きのない所は誰に似たのかしら?」
赤城「……仕方ありませんね。此処からは私が彼に同席しましょう、ですのでアウィンさんはグランさんたちを案内して下さい!」
アウィン「ありがとう。じゃあ……、お言葉に甘えようかしら!」
赤城「はい。では、後程!」
アウィン「ええ!」
ルリア「済みません、えっと……」
アウィン「私はアウィン、宜しくね!」
ルリア「は、はい! 宜しくお願いします」
こんな綺麗な人が、強い人だなんて。
私にもこの人のように、沢山訓練すれば強くなれるんでしょうか。
先程からお見かけする青い髪の男性は、未だに誰かを探しています。
今この船に乗っているのはきっと、彼ら位でしょうか。
カタリナはカタリナでラカムさんを止めているから、何も心配はないけど……。
56話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.170 )
- 日時: 2021/04/14 07:55
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第56話「失踪したゼルダ」
【空艦バトシエ ルイーダの酒場】
「あわわわわわ……。ど、どうしたらいいでしょう……」
「これは、由々しき事態ですね透さん!」
本田 透「ですが、あの方に気付かれたら……」
安藤りんご「!?ど、どどどどどどうしましょう〜」
花島 咲「ええ。彼なら血相を変えながらも探しに行きそうだわ!」
深月フェリシア「よし、本部にいるみんなにも報告しようぜ?」
魚谷ありさ「ああ!」
あたしは、何か勘違いしていたみたいだ。
あんなにお淑やかなお姫さんなら、このバトシエ内にいると信じ過ぎていた。
それを察して、今艦内は大慌てになっている。
すると加賀さんが到着し、あたしは今の状況を簡単に纏めるかのような事情を話したんだ。
加賀「……。まさか、ゼルダさんが……」
魚谷ありさ「はい、多分彼女を慕っているあいつはその事を察していないかも知れません」
七海やちよ「ゼルダさんの行きそうな場所、つまり安全な場所そのものかも知れないわ!」
「失礼しま〜す! その姫さんの件ですが、居場所が見つけたと槏人が……」
本田 透「夾くん。それは本当ですか?」
草摩 夾「ああ。響って艦娘から聞いた情報だから、間違いはないぜ!」
加賀「ではゼルダさん捜索班に、透さんとまどかさん 美琴さん やちよにお願いするわ!」
魚谷ありさ「残ったあたしらは、この船の見張りって事ッスね?」
加賀「ええ。その件についてならディルク様には既に許可は出ているから、大丈夫よ!」
ま、やりたかった配置でもあるからな。
元ヤンキーでもあるあたしに、何処までやれるか知らねぇけど。
とにかくこれ以上、あたしらの目の前で仲間を失うのはごめんだ!
大好きな透はやちよたちに任せて置けばいいから、何も心配はいらねぇよ。
57話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.171 )
- 日時: 2021/04/14 13:32
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第57話「仲間の行方」
【シドの小屋】
御坂美琴「あっ。久しぶり、セリス!」
「美琴たちが私に用があるなんて珍しいわね、何か用?」
本田 透「はい。私たち、人を探しているんです!」
鹿目まどか「この女性に、心当たりはないかな?」
セリス「……。残念だけど、ゼルダ姫はこちらには来ていないわ!」
七海やちよ「あの、彼女の行きそうな場所に心当たりはないかしら?」
セリス「……。カミュに聞いてみたんだけど、何でも幻獣たちが存在する場所に紛れ込んでいるって話があったそうよ!」
七海やちよ「それって、あの戦以降に現れたという!?」
セリス「まあ、かなり前の事件だから私も詳しいことは分からないけど。これだけで証拠になるかは不十分よ!」
鹿目まどか「お手上げだね……」
セリス「でも大丈夫、きっとあの人ならそれを察して血相を描いている筈だから!」
七海やちよ「!?つまり、アイクさんが動き出しているって事?」
セリス「そうよ!」
つまり、1000年前に起こったという魔大戦。
それなりの力がありながら、ケフカは彼らの力を我が物にしようと企んでいた。
どうして? どうしてそんな事を平気でやるのよ。
今は今で幸せな日々が過ごせるのに、こんなのってないわよ!
【飛空艇ファルコン号】
がちゃっ………
七海やちよ「美琴さん、透さんは?」
御坂美琴「……。そっとして欲しい、て!」
鹿目まどか「戻ったら加賀さんに、勇気を出して伝えるしかないね!」
御坂美琴「違うわ!」
鹿目まどか「美琴ちゃん?」
御坂美琴「私たちは……。私たちは何の為に加賀さんの命に従ったのよ?」
七海やちよ「それは、ゼルダさんの行方を突き止める事……」
御坂美琴「全然違う。それはあくまで全うする任務の1つであるけれど、私たちにとって最優先なのは透を守る事なのよ!」
鹿目まどか「!?じゃあ、加賀さんが私たちに指令を出したのって!?」
御坂美琴「そう。訳あって動けないアイツの代わりに、私たち3人があの子を守らなきゃ行けないって事よ!」
万が一この任務が成功しなければ、私たちには二度とチャンスが来ない。
つまり、新しいの任務からも外される事になるって事よ!
それでも……、それでも私には耐えられない。
この任務を失敗して終えてしまっただなんて、彼女を大切に思うあいつの……夾の前ではっきり告げる事なんて出来ないわよ!
58話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.172 )
- 日時: 2021/04/15 08:00
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第58話「手がかりと行方」
【ダークエリア 古代図書館】
「………。残念だけどアイクさん、此処には君の彼女は来ていないよ!」
アイク「そうか……」
孫 悟空「なあクロノ、他にあの姫さんが行きそうな場所ってないんか?」
クロノ「……。少し前から僕もその件の事で街の人に聞いて回っていた時に、気になる名前を見つけました!」
ベジータ「気になる名前だと?」
クロノ「はい。ティナ姉さんの世界で未だに終止符が打てない戦争なら、あなた方が詳しいかと!」
孫 悟飯「!?もしかすると、魔大戦ではないでしょうか?」
ベジータ「ビルスから話は聞いている。選ばれた者だけが魔法を得られる戦いがあったらしいな!」
アイク「その大戦後のあの場所はきっと、酷い有様だと言うことは……ッ!ちょっと待て、じゃあゼルダがいるのはまさか!?」
クロノ「はい。生き残っている幻獣たちが暮らす世界で、アイクさんたちが来るのを待っていると思います!」
ベジータ「こいつは大きな証拠だぞ。クロノ、お前も共に行かないか?」
クロノ「本当はそうしたいんですが……、実は………」
「ぽぎゃあああああ、ぽぎゃあああああ!」
クロノ「……っ!!ふんっ!!!」
どかんっ しゅうぅぅぅぅぅ………
全員『………(汗)』
クロノ「このようにね。いつ「彼」が暴走するか分からないので、僕はこの古代図書エリアを離れる事は出来ません!」
ベジータ「止めるって……、壊れてないか?(汗)」
孫 悟空「いや。セリスから聞いたけんどよ、あれくらいじゃ壊れないらしいぞ!」
ベジータ「……。随分頑丈そうなロボットだな、こいつは!」
アイク「仕方ない。またこのエリアに来ようか!」
孫 悟飯「そうですね……」
しかし、先程の衝撃は凄かったですね。
クロノさんの強いパンチを与えても、復活出来るとは。
ピブロマニアと言うのも、何か引っ掛かりますね。
また分からない時はこちらに来る事にしましょうか、アイクさん。
59話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.173 )
- 日時: 2021/04/16 07:52
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
〜58話の雑談と59話のみどころ編〜
しゅたっ
竈門炭治郎「あのパンチ、かなり強めだったけどシドさんピンピンしてましたね!」
ナチュレ「セリスの時も壊れなかったようじゃからのう、無駄に頑丈な奴じゃ!」
竈門炭治郎「そうですよね。特にクロノさんのあの威力は、間違いないですね!」
ナチュレ「うむ。セリスの意志を受け継ぐ者と見ても良いぞ!」
スコール「ふっ、ようやく俺にも出番が回って来たな!」
竈門炭治郎「いよいよ、リノアさんとのデート会ですね!」
スコール「ああ。やっと彼女とゆっくり過ごせるシナリオが回って来たからな、たまにはのんびりするのも悪くないぞ!」
ナチュレ「相変わらずスコール、そなたは自分恋人推しじゃのう(汗)」
竈門炭治郎「あははは。それだけリノアさんを大切にしていると、俺には感じられますけどね!」
ナチュレ「はぁ……。後は敵軍に落ちたあの3人を何とかせんとのう」
竈門炭治郎「そうですね。次回「久々の休息」リノアさんと言ったら、ベロニカさんに負けてないアレ巡りをするんじゃないかな?」
スコール「それなら、彼女の期待に応えてやるまでさ!」
ナチュレ「……。そこは嬉しそうに言ってもいいじゃろう(汗)」
以上が、シナリオの見どころです。
それでは。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.174 )
- 日時: 2021/04/16 18:19
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第59話「久々の休息」
【ダーハルーネの街】
「うわあ……。色んなスイーツがあるね」
「さて……。何処から回るんだ? リノア」
リノア「ふふっ。まずはショートケーキからかな♪」
まだまだ、戦いは続くけど。
せっかく設けて貰った休息で、今は思いっきり羽を伸ばしたいと思う。
いい魔女になる為にも、常に平常心でいなきゃ行けない。
それを察した上で私たちは、休みを取る事にしたの。
わいわい がやがや……
「あら? スコールさん達じゃありませんの!」
リノア「黒子先輩。ご無沙汰しています!」
白井黒子「せ、先輩だなんてリノアさんったら〜❤️」
女ルフレ「中でもあの舞台が、人気そうですね!」
スコール「……? 海の男コンテストか……」
ぐいっ
「おたくのお嬢さん、我々が預かりましょう!」
リノア「……!?」
スコール「リノア!?」
リノア「た、助けてスコール!」
ムサシ「大人しくしなさいよ、あんた!」
白井黒子「この黒子から逃れる事は出来なくてよ、あう!」
ムサシ「コジロウ、今のうちに!」
コジロウ「ああ!」
つまり、この先は行かせないって事ですわね。
万が一お姉様に気づかれたら、黒子自身が最悪ですわ。
それだけは、何とかして阻止しなければなりませんわ。
何処からか現れた方が男性の方に向かって行ったのは、言うまでもありませんわね。
60話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.175 )
- 日時: 2021/04/17 11:18
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
第60話「コスモス軍護衛隊長・ホメロス、登場」
【ダーハルーネの町】
「何よあんた、そこをどきなさいよ!」
「我が名はホメロス、悪魔の手先め! このホメロスが直々にお前たちの相手をしてやろう!」
スコール「ホメロス!」
ホメロス「事情は後ですレオンハート様、此処は私めにお任せ願えないだろうか?」
スコール「……。分かった、リノアの事頼む!」
以前はカミュたちの敵だったらしいが、俺たちの味方になるなんてどう言う事だ。
あの長き戦いによって、ボルトと小さなリンクを失ってしまったのは未だに痛い。
リンクから凄い視線を感じてるような気がするが、気のせい……であって欲しい。
とにかくこの町に現れたプリムたちを、片っ端から倒していくしかないな。
カキィン カキィン……
ムサシ「な、何て強さなのよあんた!」
リノア「助けて、ホメロス!」
コジロウ「くぉら! 余計なことするな、女!」
ホメロス「ふっ。どうやら囚われの姫君は私に助けを求めているように感じるが、まだ立ち向かうつもりか?」
ムサシ「べ〜っだ! あたしたちの本気見たらあんた、腰抜かすわよ!」
コジロウ「頼むぞ、リザード!」
ホメロス「そんなものでは私の相手にもなるまい。ゴローニャ、地震だ!」
相手のコジロウは炎タイプの、リザード。
しかしホメロスのは地面タイプのゴローニャ、つまりホメロスの方が有利だな。
ボムキングは水や氷に弱いと聞いてはいるが、ゴローニャの地震攻撃は命中だぞ。
俺の所まで被害が来ると覚悟を決めていたが、ずっと手元にあったリザードンが俺を助けてくれた。
あいつの騎士道、俺も少しは見習うべきだな。
61話に続きます。
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.176 )
- 日時: 2021/04/17 11:52
- 名前: 天竜 (ID: 51us8LMs)
天竜です
ホメロスって人のゴローニャでコジロウのリザードにダメージを与えましたね。リザードはまだたたかえるのか、そしてムサシはどんなポケモンを使うのでしょうか?
- Re: 少女とファイター達の新たな冒険の旅立ち ( No.177 )
- 日時: 2021/04/17 12:05
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: M8lfW802)
コメントありがとうございます。
コジロウは炎タイプだったので、ムサシは地面タイプが弱い草で対抗するかも知れませんね。
その間リノアは、護衛の兵士たちに守って貰っていますからね。
ホメロスの手持ちポケモンですが、こんな感じです。
ゴローニャ、ギャロップ ライチュウ。
コジロウはこうですね。
リザード、フシギバナ ギャラドス。
ムサシの手持ちポケモン。
ベイリーフ レアコイル バシャーモ。
こんな感じになります。
それでは。